JP2006321343A - 車両用空気導入装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 空気ダクト16に、車室外の空気を導入する外気導入口18、車室内の空気を導入する内気導入口17、これらの外気導入口18と内気導入口17とを選択的に塞ぐ切り替えドア19、外気導入口18又は内気導入口17から導入した空気を浄化するフィルタ15及び導入する空気を吸引するファン31を備えてなる車両用空気導入装置10において、空気ダクト16に、フィルタ15を迂回して車室内の空気を流す連通路36を設け、この連通路36に、空気の逆流を防止する一方向弁41を設けた。
【選択図】 図2
Description
図11は従来の技術の基本構成を説明する図であり、空気導入装置100は、上方部に車室内空気と車室外空気を切り替え導入する内外気切り替え箱101を備え、下方部に送風機102を備え、内外気切り替え箱101と送風機102の間にフィルタ103を備える。送風機102は、回転翼104と、この回転翼104を駆動するモータ105と、送風機ケース106とから構成し、内外気切り替え箱101で車室内空気又は車室外空気を選択・導入し、導入した空気をフィルタ103で濾過し清浄な空気にして、送風機102で吐出する。
フィルタの性能を上げるため、フィルタを変更し、フィルタの目をきめ細かくしたフィルタを使用すると、通気抵抗は高くなり、最大風量を確保することが難しくなる。
連通路を通じて直接車室内の空気をフィルタ下流側に取り入れ可能となるため、フィルタの性能を上げた場合においても、最大風量を確保することができる。
車室外の空気が連通路を通じて車室内に侵入することはないため、車室内に清浄化されていない空気の侵入を阻止することができる。
図1は本発明に係る車両用空気導入装置の平面図であり、車両用空気導入装置10は、上部に車室内空気(以下、内気とも云う。)と車室外空気(以下、外気とも云う。)を切り替える内外気切り替え箱11を備え、下部にこの内外気切り替え箱11にて取り入れた空気を吸引・吐出するための送風箱12を備え、内外気切り替え箱11と送風箱12を締結部材13で結合してなる。
なお、14は送風箱12に備え空気を吐出する吐出口である。
26はフィルタ15の枠体となるフィルタリッドである。
ファン31は、駆動源としてのファンモータ34と、このファンモータ34の出力軸に取付けた回転翼35を備える。
さらに、空気ダクト16内において、開口部33の上流に且つフィルタ15の下流に車室内とフィルタの下流42側とを直接連通する連通路36を設け、この連通路36に、空気の逆流を防止する一方向弁41を設けた。
空気は矢印39の向きに流れると共に、一方向弁41は閉じる。
空気ダクト16に、車室内とフィルタの下流42側とを直接連通する連通路36を設け、この連通路36に車室内とフィルタの下流42側の差圧が一定値を超えると開いて、フィルタの下流42側へ直接導入すると共に、差圧が一定値以下であれば閉じる一方向弁41を設けたので、フィルタ15の性能を上げた場合、差圧により一方向弁41が開き、連通路36を通して直接車室内の空気をフィルタの下流42側に取り入れることができる。
連通路を通じて直接車室内の空気をフィルタの下流42側に取り入れ可能となるため、フィルタ15の性能を上げた場合においても、最大風量を確保することができる。
(a)において、外気導入口18を開け外気を取り入れ可能にすると共に、空気を吸引するファン31を回転させると、外気は矢印45の向きに流れる。
(b)において、最大風量で空気を吸引するファン31を回転させたまま、切り替えドア19を切り替え、内気を取り入れ可能にすると、内気は矢印46の向きに流れる。
車室外の空気が連通路36を通じて車室内に侵入することはないため、車室内に清浄化されていない空気の侵入を阻止することができる。
次図で、詳細な構造を説明する。
内外気切り替え箱11に連通路用の開口51を形成し、この開口51を塞ぐようにフィルタリッド26Bを形成する。
なお、57はフィルタリッド26Bのシール用支持枠である。
すなわち、連通路36Bは、空気の流れる向きに、開口孔56と、リッド通路62と、内通路61Bとからなる。
一方向弁41Bの作用は、第1実施例と同じであり説明を省略する。
一方向弁41Cを介在させる構造について、以下に説明する。
一方向弁41Cを備える枠体71について次図で説明する。
枠体71は、左右の縦枠72、72と、縦枠72、72に一方向弁41Cを止める貼付代として延設する左右の延設枠73、73と、左右の縦枠72、72を連結する横枠74とからなる。そして、延設枠73、73に一方向弁41Cとなるリップシール75を貼り付けた。
フィルタリッド26Cに、枠体71の一部である延設枠73、73が係合する左右の切欠部76、76を形成する。
すなわち、連通路36Cは、隙間部81と、内通路61Cとからなる。
(a)は、一方向弁41Cが閉じていることを示す。
(b)は、一方向弁41Cが開いていることを示し、フィルタ15の下流42の圧力が小さくなり、これらの差圧が一定値を超えると、一方向弁41が開き空気は隙間部81を通過し、内通路61Cを通過して矢印82の向きに流れる。
その他、一方向弁41Cの作用は第1の実施例と同じであり説明を省略する。
Claims (1)
- 空気ダクトに、車室外の空気を導入する外気導入口、車室内の空気を導入する内気導入口、これらの外気導入口と内気導入口とを選択的に塞ぐ切り替えドア、前記外気導入口又は内気導入口から導入した空気を浄化するフィルタ及び導入する空気を吸引するファンを備えてなる車両用空気導入装置において、
前記空気ダクトに、車室内と前記フィルタの下流側とを直接連通する連通路を設け、
車室内とフィルタ下流側の差圧が一定値を超えると開いて、前記フィルタの下流側へ直接導入すると共に、前記差圧が一定値以下であれば閉じる一方向弁を設けたことを特徴とする車両用空気導入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005145736A JP2006321343A (ja) | 2005-05-18 | 2005-05-18 | 車両用空気導入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005145736A JP2006321343A (ja) | 2005-05-18 | 2005-05-18 | 車両用空気導入装置 |
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JP2006321343A true JP2006321343A (ja) | 2006-11-30 |
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Family Applications (1)
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JP2005145736A Pending JP2006321343A (ja) | 2005-05-18 | 2005-05-18 | 車両用空気導入装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2006321343A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106232399A (zh) * | 2013-12-04 | 2016-12-14 | 法雷奥热系统公司 | 具有低反压的用于供暖、通风和/或空调系统的空气进气机匣 |
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- 2005-05-18 JP JP2005145736A patent/JP2006321343A/ja active Pending
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