JP2010018160A - 内外気切替装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第2の内気導入口から車室内に漏れ出す侵入音の低減が図れる内外気切替装置を実現する。
【解決手段】第1の内気導入口11と外気導入口12とを切り替え開閉する内外気切替ドア13と、各導入口11、12、17から導入された吸入空気を濾過するエアフィルタ30と、第2の内気導入口17を開閉する内気補助ドア18とを備える内外気切替装置において、外気導入口12を開口する外気導入モードのときに、内気補助ドア18が第2の内気導入口17を開口するように構成されており、内気補助ドア18の動作範囲内の外側近傍には、外気導入口12から第2の内気導入口17に向けて侵入するエンジンルーム内の音を遮る遮蔽部材19が設けられた。これにより、車室内に漏れ出す侵入音の低減が図れる。
【選択図】図1

Description

本発明は、外気導入口がエンジンルーム側に開口する内外気切替装置に関するものであり、特に、第2の内気導入口からのエンジンルーム側の透過音の遮音に関する。
従来、この種の内外気切替装置として、例えば、特許文献1に示すものが知られている。すなわち、この装置では、第1の内気導入口と外気導入口とを切り替え開閉する内外気切替ドアとエアフィルタとの間に、第2の内気導入口を形成して、その第2の内気導入口を開閉する内気補助ドアが配設されている。
そして、内気補助ドアは、内外気切替ドアが外気導入口から吸込む外気導入モードのときに、第2の内気導入口を開口するように構成されている。これにより、外気導入口から外気を導入するとともに、第2の内気導入口から内気の一部を導入することができる。
特開2002−137621号公報
しかしながら、上記特許文献1の構成によれば、外気導入口を開口する外気導入モードのときに、第2の内気導入口が開口されるため、エンジンの音が外気導入口に侵入して、第2の内気導入口から車室内に漏れ出すという問題がある。
そこで、本発明の目的は、第2の内気導入口から車室内に漏れ出す侵入音の低減が図れる内外気切替装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、車室内側に開口する第1の内気導入口(11)および第2の内気導入口(17)とエンジンルーム側に開口する外気導入口(12)とを有する内外気切替箱(10)と、内外気切替箱(10)内に配置され、第1の内気導入口(11)と外気導入口(12)とを切り替え開閉する内外気切替ドア(13)と、この内外気切替ドア(13)の空気流れ下流側に配設され、内外気切替ドア(13)が前記外気導入口(12)を開口する外気導入モードのときに、第2の内気導入口(17)を内外気切替箱(10)内の圧力変化に応じて開閉する内気補助ドア(18)と、この内気補助ドア(18)の空気流れ下流側に配設され、各導入口(11、12、17)から導入された吸入空気を吸込む送風手段(22、23)とを備える内外気切替装置において、
第2の内気導入口(17)は、外気導入口(12)の下方側において、内外気切替箱(10)の側壁に形成され、内気補助ドア(18)は、第2の内気導入口(17)の内側を開閉可能に配置されており、内気補助ドア(18)の動作範囲内の外側近傍には、外気導入モードのときに、外気導入口(12)から第2の内気導入口(17)に向けて侵入するエンジンルーム内の音を遮る遮蔽部材(19)が設けられたことを特徴としている。
この発明によれば、遮蔽部材(19)によって、外気導入口(12)から侵入するエンジンルーム内の音を遮断することができる。これにより、第2の内気導入口(17)が開口していても、車室内に漏れ出す侵入音の低減が図れる。
請求項2に記載の発明では、内気補助ドア(18)と送風手段(22、23)との間には、各導入口(11、12、17)から導入された吸入空気を濾過するエアフィルタ(30)が配設され、遮蔽部材(19)は、内気補助ドア(18)を覆うように断面略L字状に形成され、かつ一方の側部(19a)の先端内側が内気補助ドア(18)の上方端に当接して配置され、他方の側部(19b)の下方端が、エアフィルタ(30)の上面との間に微小の隙間(S1)を有して配置され、更に側部(19a、19b)の両端が、内外気切替箱(10)の内壁との間に微小の隙間(S1)を有して配置されることを特徴としている。
この発明によれば、外気導入口(12)から侵入したエンジンルーム内の音は、隙間(S1)を介して第2の内気導入口(17)に侵入されるが、この隙間(S1)が微小であるため迷路構造となっている。これにより、第2の内気導入口(17)から車室内に漏れ出す侵入音の低減が図れる。
請求項3に記載の発明では、内気補助ドア(18)と送風手段(22、23)との間には、各導入口(11、12、17)から導入された吸入空気を濾過するエアフィルタ(30)に相当する通風抵抗を有する風量調整板(40)が配設され、遮蔽部材(19)は、内気補助ドア(18)を覆うように断面略L字状に形成され、かつ一方の側部(19a)の先端内側が内気補助ドア(18)の上方端に当接して配置され、他方の側部(19b)の下方端が、風量調整板(40)の上面との間に微小の隙間(S1)を有して配置され、更に側部(19a、19b)の両端が、内外気切替箱(10)の内壁との間に微小の隙間(S1)を有して配置されることを特徴としている。
この発明によれば、外気導入口(12)から侵入したエンジンルーム内の音は、隙間(S1)を介して第2の内気導入口(17)に侵入されるが、この隙間(S1)が微小であるため迷路構造となっている。これにより、第2の内気導入口(17)から車室内に漏れ出す侵入音の低減が図れる。
請求項4に記載の発明では、遮蔽部材(19)は、内気補助ドア(18)を覆うように断面略L字状に形成され、かつ一方の側部(19a)の先端内側が内気補助ドア(18)の上方端に当接して配置され、他方の側部(19b)の下方端が、送風手段(22、23)の上面板(24a)との間に第2の内気導入口(17)から導入された吸入空気が流れる隙間(S2)を有して配置されることを特徴としている。
この発明によれば、外気導入口(12)から侵入したエンジンルーム内の音は、断面略L字状の遮蔽部材(19)によって遮蔽されるため、第2の内気導入口(17)から車室内に漏れ出す侵入音の低減が図れる。
請求項5に記載の発明では、遮蔽部材(19)は、長手方向の両端に、一方の側部(19a)と他方の側部(19b)とを繋ぐ側板部(19c)が形成されていることを特徴としている。この発明によれば、隙間(S1)の奥行方向の長さが長くなるため、より車室内に漏れ出す侵入音の低減が図れる。
請求項6に記載の発明では、外気導入モードのときに、内外気切替箱(10)内の圧力は、外気導入口(12)から導入される外気の圧力と送風手段(22、23)の吸入負圧とにより決定され、内外気切替箱(10)内の圧力が内気圧力より低くなると、内気補助ドア(18)が内外気切替箱(10)の内側に吸引されて第2の内気導入口(17)を開口し、一方、内外気切替箱(10)内の圧力が内気圧力より高いときは、内気補助ドア(18)が内外気切替箱(10)の内壁面に押し付けられて第2の内気導入口(17)を閉塞することを特徴としている。この発明によれば、内気補助ドア(18)を省動力で駆動することができるとともに、第2の内気導入口(17)から内気の一部を導入することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態における内外気切替装置を図1乃至図5に基づいて説明する。図1は、内外気切替装置の全体構成を示す模式図である。図2は、遮蔽部材の外観形状を示す斜視図である。図3は、内外気切替装置の一部破断斜視図である。図4は、内気補助ドアの取り付け状態を示す正面図である。
本実施形態の内外気切替装置は、図1及び図3に示すように、内外気切替箱10と送風ユニット20とから構成されている。内外気切替装置は、自動車の車室内前部の計器盤下方で、助手席側の部位に配置される。内外気切替箱10は、合成樹脂製の筐体で形成され、その下方に、送風ユニット20が接続されている。内外気切替箱10の内部は、送風ユニット20のベルマウス状の吸入口21に連通している。
内外気切替箱10は、車室内空気を導入する第1の内気導入口11及び第2の内気導入口17(後述する)と、車室外空気を導入する外気導入口12とを備えている。第1の内気導入口11及び第2の内気導入口17は、車室内側が開口するように設けられ、外気導入口12は、エンジンルーム内側が開口するように設けられている。符号Dは、車両側のダッシュパネルであり、このダッシュパネルDにより、車室内とエンジンルームとが区画される。
第1の内気導入口11と外気導入口12の空気流れ下流側には、内外気切替ドアであるロータリドア13が回動可能に配置されている。このロータリドア13には、円弧状に形成された円周壁13aと、その円周壁13aの両側面部に、扇状に形成された側板部13bとから構成されている。
円周壁13aの曲率半径の中心位置には、回転軸13cが設けられ、その回転軸13cの両端部は、左右の両側板部13bから軸方向外向きに突出するように形成されている。左右の回転軸13cは、内外気切替箱10に形成された軸受穴10a(図3参照)に回動自在に支持されている。ここで、回転軸13cは、略70°の回動角を有している。
更に、円周壁13a及び左右の両側板部13bの端部には、その全周にわたって鍔状の突出壁部13d、13eが設けてある。この突出壁部13d、13eのうち、突出壁部13dは、円周壁13aの円周方向の端部に位置し、この端部から半径方向の外方へ突出するように形成されている。また、突出壁部13eは、左右の両側板部13bの両側端部から軸方向の外方へ突出するように形成されている。
ロータリドア13は、ポリプロピレンのような樹脂により、上記各部13a〜13eを一体成形により簡単に製造できる。そして、上記鍔状の突出壁部13d、13eの表裏両面には、全周にわたって薄板状のパッキン材14、15を接着等の手段にて固着している。このパッキン材14、15は、ロータリドア13によって第1の内気導入口11もしくは外気導入口12を閉塞する際に、空気洩れを防ぐシール作用を果たすものである。
ここで、パッキン材14、15の具体的材質としては、熱可塑性エラストマーが好適である。この熱可塑性エラストマーは、常温ではゴム弾性を示し、かつ高温では軟化して流動性(熱可塑性)を示す弾性体である。そのため、熱可塑性エラストマーは、通常の熱可塑性樹脂と同様に成形できる。従って、パッキン材14、15は、内外気切替ドアであるロータリドア13に対して一体成形で設けることができる。
第1の内気導入口11は、ロータリドア13の円周壁13aに対向する円周部開口11aと、この円周部開口11aから回転軸13cに向かって延びる側面部開口11bとからなる形状に形成されている。即ちロータリドア13の円周側のみならず、側面側も開口する形状になっている。これに対し、外気導入口12は、ロータリドア13の円周壁13aに対向する円周部開口のみから構成されている。
図1及び図3中に示す上下、左右方向は、車両搭載時における内外気切替装置の搭載状態を示しており、ロータリドア13の回転軸13cは、内外気切替箱10内で上記両導入口11、12の下方側の略中心部に配置されている。また、この回転軸13cの左右両側には、回転軸13cに向けて下側に傾斜するようにシール面10b、10c及びシール面10d、10eが設けられている。また、回転軸13cの上方部位には、シール面10f、10gが設けられている。
これらシール面10b〜10gは、ロータリドア13の内気導入時の回動位置(図1の2点鎖線位置)、及び外気導入時の回動位置(図1の実線位置)に鍔状の突出壁部13d、13eが当接(面接触)するように配置されている。
以上の構成による内外気切替箱10は、ロータリドア13の長手方向、即ち車両の左右方向に対し、少なくとも左右に分割された分割ケース10j、10kに分割して成形されたのち一体に結合されている。そして、上述のシール面10b〜10gは、内外気切替箱10に一体成形されている。
ロータリドア13の回転軸13cの一端には、図3に示す樹脂製の切替リンク部材16が一体に連結されている。ロータリドア13を回動操作する機構としては、空調操作パネル(図示せず)に設けられた内外気切替操作部材(例えば、手動操作レバー)の手動操作力を、ケーブル等を介して切替リンク部材16から回転軸13cに伝達して、ロータリドア13を回動操作させる。
あるいは、空調操作パネルの内外気切替スイッチにより、電動的にアクチュエータ(モータ等)を作動させ、このアクチュエータにより切替リンク部材16を、回転軸13cを介してロータリドア13を回動操作させるようにしてもよい。
また、符号30は、エアフィルタであり、コルゲート(波形)状の和紙または多孔質のウレタンフォーム等からなるフィルタ材を樹脂製の枠体で支持するようにした構成となっている。ここで、エアフィルタ30の全体形状は図1に示すような平板状のものであって、空気中の塵埃を取り除く。また、必要に応じて上記フィルタ材に活性炭のような悪臭成分を吸着する吸着材を付加して脱臭機能をも発揮できるようにしてもよい。
また、このエアフィルタ30は、内外気切替箱10内において、ロータリドア13の回転軸13cより、空気流れ下流側の部位に配置されて、ロータリドア13の回動を妨げないように配置されている。送風ユニット20は、遠心式多翼型のブロワからなる送風用ファン22、駆動用モータ23及びケーシング24から構成されている。ケーシング24は、樹脂材からなり、スクロール状に形成されている。
送風用ファン22は、駆動用モータ23によって駆動されて、吸入口21から吸入された吸入空気が矢印Aのように送風用ファン22の径方向外方へ流れるようになっている。ケーシング24の空気出口側25は、図示しない空調ダクトに接続されている。ここで、送風用ファン22と駆動用モータ23とを請求項では、送風手段と称する。
空調ダクト内には、冷却用熱交換器、加熱用熱交換器等が収容されている。送風ユニット20から空調ダクトに送風された送風空気は、空調ダクト内を通過することにより、冷却、除湿、再加熱されて温度調整後に車室内へ吹き出すようになっている。
第2の内気導入口17は、外気導入口12よりも下方側において、内外気切替箱10の車両前方側の側壁に形成されている。即ち、第2の内気導入口17は、ロータリドア13とエアフィルタ30との間に設けられている。そして、第2の内気導入口17を開閉する内気補助ドア18を、第2の内気導入口17の内側、即ち車両後方側に配置している。この内気補助ドア18は、ロータリドア13の回動を妨げないように配置されている。
内気補助ドア18は、図1及び図4に示すように、矩形からなる薄肉の板状で形成されたドア部材18aと回転軸18cとが一体に形成させて、第2の内気導入口17に面する側にパッキン材18bを貼付してある。パッキン材18bは、内気補助ドア18によって第2の内気導入口17のシール面17a(図1参照)を閉塞する際に、空気洩れを防ぐシール作用を果たすものである。そのため、パッキン材18bの材質としては、ウレタンフォーム等の多孔質弾性材もしくは前述した熱可塑性エラストマー等から形成している。
そして、回転軸18cは、その両端が第2の内気導入口17の上方に形成された内外気切替箱10の軸受穴10hに回動自在に支持されている。本実施形態の内気補助ドア18は、送風用ファン22が停止しているときにおいて、図1の実線で示す天地方向(重力方向)に配置されて第2の内気導入口17を閉塞している。
内気補助ドア18は、内外気切替箱10内の圧力変化に応じて第2の内気導入口17を開閉するように形成されている。ここで、内外気切替箱10内の圧力は、ロータリドア13により、外気導入口12が開口し、第1の内気導入口11が閉塞する外気モードのときに、外気導入口12から導入される外気の圧力、即ち車両走行動圧による外気圧力と、送風用ファン22の駆動による吸入負圧とにより決定される。
具体的には、送風用ファン22が高速回転すれば、吸入負圧が増加して内外気切替箱10内の圧力が低下し、車両が高速走行すれば、走行動圧が増加して内外気切替箱10内の圧力が上昇する。例えば、冬季の暖房始動時のように、車室内を急速に暖房する際には、最大暖房能力を発揮するために、駆動用モータ23への供給電圧を最大にして送風用ファン22の回転数(送風量)を最大にする。これにより、内外気切替箱10内の圧力が低下して、車室内の圧力よりも低くなる。
つまり、内気補助ドア18の近傍が吸入負圧となり、外部の車室内圧力との差圧、即ち圧力変化を生ずるものである。この差圧を利用することにより、図1の2点鎖線で示すように、内気補助ドア18が内外気切替箱10内に回動操作されて、第2の内気導入口17が開口される。
言い換えると、内外気切替箱10内の圧力が内気圧力より低い場合には、内気補助ドア18が第2の内気導入口17の内側に吸引されて第2の内気導入口17を開口する。これにより、第2の内気導入口17から内気の一部が吸込まれる。この内気は、冬季の低温外気よりも温度が高いので、外気中に内気を一部混入することにより、空調ダクト内の加熱用熱交換器の入口空気温度が上昇する。これにより、加熱用熱交換器を通過して加熱された温風の温度を、外気導入のみの場合と比べて上昇でき、暖房能力を向上できる。
一方、内外気切替箱10内の圧力が内気圧力より高い場合には、内気補助ドア18が内外気切替箱10の内壁面、即ち第2の内気導入口17の開口縁部の内壁面に押し付けられて、第2の内気導入口17を閉塞する。これにより、外気モードによる暖房時に低温外気が、第2の内気導入口17を通過して、車室内へ直接流入するという不具合を防止できる。
なお、内気補助ドア18の部材の重量(重力)と、送風用ファン22の風圧との関係で、内気補助ドア18の開度、即ち第2の内気導入口17からの内気送風量を調整できる。従って、要求される内気送風量を確保するためには、内気補助ドア18の重量を可変することで対応が可能となる。
ところで、この内気補助ドア18の動作範囲内の外側近傍には、遮蔽部材19が設けられている。この遮蔽部材19は、外気導入口12が開口したときに、外気導入口12から第2の内気導入口17に向けて侵入するエンジンルーム内の音を遮蔽する遮音部材である。
遮蔽部材19は、図1、図2及び図4に示すように、断面が略L字状に形成されている。遮蔽部材19は、一方の側部19aと他方の側部19bとから略L字状に形成されている。一方の側部19aの先端内側が、内気補助ドア18の回転軸18cの上方近傍、即ち上方端当接して配置され、他方の側部19aの下方端が、エアフィルタ30の上面との間に微小の隙間S1(図1参照)を有して配置されている。
ここで、エアフィルタ30の上面と遮蔽部材19との間に設ける隙間S1は、エアフィルタ30の着脱時に妨げとならない隙間が確保されている。更に、遮蔽部材19、即ち側部19a、19bの両端は、内外気切替箱10の内壁との間に微小の隙間S1(図4参照)を有して配置されている。つまり、遮蔽部材19は、内気補助ドア18を覆うように形成されている。ここで、内外気切替箱10の内壁と遮蔽部材19との間に設ける隙間S1は、上述した隙間よりも狭めても良い。
これにより、外気導入口12から侵入したエンジンルーム内の音が遮蔽部材19によって遮音される。また、微小の隙間S1を介して第2の内気導入口17側にエンジンルーム内の音が漏れ出すが、この微小の隙間S1により迷路(ラビリンス)構造が形成されることで侵入音の低減が図れる。
次に、以上の構成による内外気切替装置の作動について説明する。内気導入と外気導入との切替は、回転軸13cを中心とするロータリドア13の回転により行うことができる。外気導入モードを選択するときは、ロータリドア13を図1の実線位置に回動させる(図3もロータリドア13の外気導入位置を示す)。
これにより、ロータリドア13の円周壁13aが第1の内気導入口11の円周部開口11aを閉塞するとともに、ロータリドア13の両側板部13bが第1の内気導入口11の両側面部開口11bを閉塞する。一方、外気導入口12側の空気流路からロータリドア13の円周壁13aが離れるので外気導入口12が全開状態となる。
このとき、ロータリドア13の突出壁部13d、13eに固着されたパッキン材14、15が内外気切替箱10のシール面10b、10c、10f、10gにそれぞれ圧着(面接触)するので、ロータリドア13の全周の端部が内外気切替箱10に対して面シールされることになる。
また、ロータリドア13の内部の円弧状空間は、外気導入口12及びエアフィルタ30の空気流れ上流に全面的に連通しているので、送風用ファン22の駆動により外気導入口12から導入される外気は、ロータリドア13の内部を通って、エアフィルタ30に均一に流入できる。
次いで、この導入された外気は、エアフィルタ30を通過して、微細なダスト、悪臭成分等がエアフィルタ30にて除去、吸着される。しかる後、導入された外気は、吸入口21から送風ユニット20内に吸入され、空調ダクト側へ圧送される。
また、送風用ファン22の駆動によりエアフィルタ30及び内気補助ドア18の近傍が吸入負圧となって、外部の車室内側と差圧が生ずる。この差圧により、内気補助ドア18が第2の内気導入口17を開口する。つまり、内気補助ドア18が図1の2点鎖線で示す部位に動作する。これにより、外気導入口12から外気を導入するとともに、第2の内気導入口17から内気の一部を取り入れることができる。
次に、内気導入モードを選択するときは、ロータリドア13を、図1の実線位置から時計方向に略70°回動させて、図1の破線位置に移動させる。これにより、ロータリドア13の突出壁部13d、13eに固着されたパッキン材14、15が内外気切替箱10のシール面10d、10e、10f、10gにそれぞれ圧着(面接触)するので、ロータリドア13の全周の端部が面シールされることになる。
このため、外気導入口12が閉塞されて第1の内気導入口11が全開状態となって、送風用ファン22の駆動により第1の内気導入口11から導入される内気は、ロータリドア13の内部を通って、エアフィルタ30に均一に流入できる。
次いで、この導入された内気は、エアフィルタ30を通過して、微細なダスト、悪臭成分等がエアフィルタ30にて除去、吸着される。しかる後、導入された内気は、吸入口21から送風ユニット20内に吸入され、空調ダクト側へ圧送される。
この内気導入モードにおいても、送風用ファン22の駆動により、エアフィルタ30及び内気補助ドア18の近傍が吸入負圧となって外部の車室内側と差圧が生ずるため、内気補助ドア18が回動して第2の内気導入口17を開口させる。これにより、第1の内気導入口11から内気を導入するとともに、第2の内気導入口17から内気の一部を取り入れることができる。
次に、遮蔽部材19の遮音効果について説明する。図5は、遮蔽部材の有無における騒音の比較グラフである。具体的には、内外気切替装置を車両に搭載したときにおいて、外気導入モードにおける助手席側の耳元近傍での騒音レベルを比較したグラフである。図5に示す実線で示す特性は、内気補助ドア18の動作範囲の外側近傍に遮蔽部材19を設けたとき(遮蔽部材有)の騒音レベルの特性である。
破線で示す特性は、遮蔽部材19を設けないとき(遮蔽部材無)の騒音レベルの特性である。従って、遮蔽部材19を配設することにより、約1200〜2500Hz周波数帯域において、騒音レベルの低減が図れる。
以上の構成による内外気切替装置によれば、外気導入モードにおいて、外気導入口12からの外気と、第2の内気導入口17から内気の一部とを導入できることにより、外気導入口12から侵入したエンジンルーム内の音が第2の内気導入口17に向けて侵入してくるが、遮蔽部材19によって、外気導入口12から侵入するエンジンルーム内の音を遮断することができる。
また、微小の隙間S1を介して第2の内気導入口17側にエンジンルーム内の音が漏れ出すが、この微小の隙間S1により迷路(ラビリンス)構造が形成されることで侵入音の低減が図れる。これにより、第2の内気導入口17が開口していても、車室内に漏れ出す侵入音の低減が図れる。
更に、内気補助ドア18の開閉操作を送風用ファン22の運転によって生ずる吸入負圧によって駆動させることにより、外気導入モードのみならず内気導入モードのときにおいても、第2の内気導入口17から内気の一部を取り入れることができる。また、内気補助ドア18を開閉操作させるためのリンク部材などの部品が不要となり部品コストの低減が図れる。
(第2実施形態)
図6は、本実施形態における遮蔽部材の外観形状を示す斜視図である。本実施形態の遮蔽部材19は、図6に示すように、遮蔽部材19の両端に一方の側部19aと他方の側部19cとを繋ぐ側板部19cを形成している。つまり、遮蔽部材19の両側面に側板部19cからなる壁面を設けている。
これによれば、エアフィルタ30の上面と遮蔽部材19との間の隙間S1及び遮蔽部材19と内外気切替箱10の内壁との間の隙間S1において、奥行方向の長さを長くすることができるため、外気導入口12から侵入したエンジンルーム内の音を低減することができる。これにより、第2の内気導入口17から車室内に漏れ出す侵入音の低減が図れる。
(第3実施形態)
以上の実施形態では、内気補助ドア18と送風ユニット20との間に、エアフィルタ30を配設させたが、このエアフィルタ30の代わりに風量調整板40を配設しても良い。図7は、本実施形態における内外気切替装置の全体構成を示す模式図である。本実施形態の内外気切替箱10内には、図7に示すように、内気補助ドア18の空気流れの下流側に風量調整板40を配置している。
風量調整板40は、内外気切替箱10内からエアフィルタ30を取り外した後に、エアフィルタ30の代わりに用いられている。この風量調整板40は、各導入口11、12、17から導入される吸入空気の風量を調節するための圧力損失調整板であり、本実施形態では、エアフィルタ30に相当する通風抵抗を備えている。つまり、風量調整板40は、エアフィルタ30の通風抵抗と略同等となるように形成されている。
そのため、風量調整板40は、エアフィルタ30と同じように、着脱容易に形成され、かつ多数の通風孔42を穿孔した多孔板41により形成されている。従って、エアフィルタ30を取り外した後に、エアフィルタ30の代わりに上記構成の風量調整板40を配置することにより、風量調整板40を通過する風量を、エアフィルタ30を配置したときと略同等にできる。
遮蔽部材19は、以上の実施形態と同じように、一方の側部19aの先端内側が、内気補助ドア18の回転軸18cの上方近傍、即ち上方端当接して配置され、他方の側部19aの下方端が、風量調整板40の上面との間に微小の隙間S1(図7参照)を有して配置されている。
ここで、風量調整板40の上面と遮蔽部材19との間に設ける隙間S1は、風量調整板40の着脱時に妨げとならない隙間が確保されている。これにより、外気導入口12から侵入したエンジンルーム内の音が遮蔽部材19によって遮音される。なお、遮蔽部材19、即ち側部19a、19bの両端は、以上の実施形態と同じように、内外気切替箱10の内壁との間に微小の隙間S1(図4参照)を有して配置されている。
(第4実施形態)
以上の実施形態では、内気補助ドア18と送風ユニット20との間に、エアフィルタ30もしくは風量調整板40を配設させたが、これらエアフィルタ30もしくは風量調整板40を配置しない内外気切替箱10を構成しても良い。図8は、本実施形態における内外気切替装置の全体構成を示す模式図である。
本実施形態の内外気切替箱10内には、図8に示すように、内気補助ドア18の空気流れの下流側に直接送風ユニット20を配置している。例えば、送風ユニット20の空気流れの下流側に接続される空調ダクト(図示しない)内にエアフィルタ30を配置したときに、本実施形態の内外気切替箱10が配置される。
従って、本実施形態の遮蔽部材19の一方の側部19bの下方端は、送風ユニット20のケーシング24の上面板24aとの間に、隙間S2を介して配置されている。この隙間S2は、前述した微小の隙間S1に対し大きくしている。
つまり、本実施形態の隙間S2は、第2の内気導入口17から導入された吸入空気がケーシング24の吸入口21に向けて流れるように設定している。従って、内外気切替箱10内の圧力変化に応じて第2の内気導入口17が開口したときに、第2の内気導入口17から導入される吸入空気を送風用ファン22で吸込むことができる。
以上のような構成の内外気切替装置によれば、外気導入口12から侵入したエンジンルーム内の音は、断面略L字状の遮蔽部材19によって遮蔽されるため、第2の内気導入口17から車室内に漏れ出す侵入音の低減が図れる。
(他の実施形態)
以上の実施形態では、内気補助ドア18の外郭よりも遮蔽部材19の外郭を大きく形成したが、これに限らず、遮蔽部材19を内気補助ドア18の外郭と同一もしくは小さく形成しても良い。
また、以上の実施形態では、内気補助ドア18をドア部材18aと回転軸18cとを一体に形成して、ドア部材18aにパッキン材18bを貼付する構成としたが、これに限らず、内気補助ドア18を熱可塑性エラストマー等の材質を用いて、弾性変形可能なシート状の板ドア形状に形成しても良い。
より具体的には、一枚のシートで板ドアを形成し、そのシートの上方側片面のみを、第2の内気導入口17の内側の開口縁部の上方部に固着して配置している。これによれば、内外気切替箱10内の圧力変化に応じて、第2の内気導入口17を開閉することができる。
また、以上の実施形態では、内気補助ドア18の開閉操作を送風用ファン22の運転によって生ずる吸入負圧によって駆動させるように構成したが、これに限らず、サーボモータ等のアクチュエータにより、内気補助ドア18を開閉操作させるように構成しても良い。
第1実施形態における内外気切替装置の全体構成を示す模式図である。 第1実施形態における遮蔽部材の外観形状を示す斜視図である。 第1実施形態における内外気切替装置の一部破断斜視図である。 第1実施形態における内気補助ドアの取り付け状態を示す正面図である。 第1実施形態における遮蔽部材の有無における騒音の比較グラフである。 第2実施形態における遮蔽部材の外観形状を示す斜視図である。 第3実施形態における内外気切替装置の全体構成を示す模式図である。 第4実施形態における内外気切替装置の全体構成を示す模式図である。
符号の説明
10…内外気切替箱
11…第1の内気導入口、導入口
12…外気導入口、導入口
13…ロータリドア(内外気切替ドア)
17…第2の内気導入口、導入口
18…内気補助ドア
18c…回転軸
19…遮蔽部材
19a…側部
19b…側部
19c…側板部
21a…上面板
22…送風用ファン(送風手段)
23…駆動用モータ(送風手段)
30…エアフィルタ
40…風量調節板
S1…微小の隙間
S2…隙間

Claims (6)

  1. 車室内側に開口する第1の内気導入口(11)および第2の内気導入口(17)とエンジンルーム側に開口する外気導入口(12)とを有する内外気切替箱(10)と、
    前記内外気切替箱(10)内に配置され、前記第1の内気導入口(11)と前記外気導入口(12)とを切り替え開閉する内外気切替ドア(13)と、
    前記内外気切替ドア(13)の空気流れ下流側に配設され、前記内外気切替ドア(13)が前記外気導入口(12)を開口する外気導入モードのときに、前記第2の内気導入口(17)を前記内外気切替箱(10)内の圧力変化に応じて開閉する内気補助ドア(18)と、
    前記内気補助ドア(18)の空気流れ下流側に配設され、前記各導入口(11、12、17)から導入された吸入空気を吸込む送風手段(22、23)とを備える内外気切替装置において、
    前記第2の内気導入口(17)は、前記外気導入口(12)の下方側において、前記内外気切替箱(10)の側壁に形成され、
    前記内気補助ドア(18)は、前記第2の内気導入口(17)の内側を開閉可能に配置されており、
    前記内気補助ドア(18)の動作範囲内の外側近傍には、前記外気導入モードのときに、前記外気導入口(12)から前記第2の内気導入口(17)に向けて侵入するエンジンルーム内の音を遮る遮蔽部材(19)が設けられたことを特徴とする内外気切替装置。
  2. 前記内気補助ドア(18)と前記送風手段(22、23)との間には、前記各導入口(11、12、17)から導入された吸入空気を濾過するエアフィルタ(30)が配設され、
    前記遮蔽部材(19)は、前記内気補助ドア(18)を覆うように断面略L字状に形成され、かつ一方の側部(19a)の先端内側が前記内気補助ドア(18)の上方端に当接して配置され、他方の側部(19b)の下方端が、前記エアフィルタ(30)の上面との間に微小の隙間(S1)を有して配置され、更に側部(19a、19b)の両端が、前記内外気切替箱(10)の内壁との間に微小の隙間(S1)を有して配置されることを特徴とする請求項1に記載される内外気切替装置。
  3. 前記内気補助ドア(18)と前記送風手段(22、23)との間には、前記各導入口(11、12、17)から導入された吸入空気を濾過するエアフィルタ(30)に相当する通風抵抗を有する風量調整板(40)が配設され、
    前記遮蔽部材(19)は、前記内気補助ドア(18)を覆うように断面略L字状に形成され、かつ一方の側部(19a)の先端内側が前記内気補助ドア(18)の上方端に当接して配置され、他方の側部(19b)の下方端が、前記風量調整板(40)の上面との間に微小の隙間(S1)を有して配置され、更に側部(19a、19b)の両端が、前記内外気切替箱(10)の内壁との間に微小の隙間(S1)を有して配置されることを特徴とする請求項1に記載される内外気切替装置。
  4. 前記遮蔽部材(19)は、前記内気補助ドア(18)を覆うように断面略L字状に形成され、かつ一方の側部(19a)の先端内側が前記内気補助ドア(18)の上方端に当接して配置され、他方の側部(19b)の下方端が、前記送風手段(22、23)の上面板(24a)との間に前記第2の内気導入口(17)から導入された吸入空気が流れる隙間(S2)を有して配置されることを特徴とする請求項1に記載される内外気切替装置。
  5. 前記遮蔽部材(19)は、長手方向の両端に、一方の側部(19a)と他方の側部(19b)とを繋ぐ側板部(19c)が形成されていることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか一項に記載される内外気切替装置。
  6. 前記外気導入モードのときに、前記内外気切替箱(10)内の圧力は、前記外気導入口(12)から導入される外気の圧力と前記送風手段(22、23)の吸入負圧とにより決定され、前記内外気切替箱(10)内の圧力が内気圧力より低くなると、前記内気補助ドア(18)が前記内外気切替箱(10)の内側に吸引されて前記第2の内気導入口(17)を開口し、一方、前記内外気切替箱(10)内の圧力が内気圧力より高いときは、前記内気補助ドア(18)が前記内外気切替箱(10)の内壁面に押し付けられて前記第2の内気導入口(17)を閉塞することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載される内外気切替装置。
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