JP2661289B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は大風量化及び低騒音化を図るようにした車両
用空調装置に関するものである。
(従来の技術) 近年においては種々のオートエアコン装置が開発され
ており、前席側のみならず後席の乗員に対しても温度調
整した空気を独立して供給できるようにしている。
このようなオートエアコン装置ではヒータユニットを
上下2分割すると共に、このヒータユニットに組込まれ
るヒータコアをいわゆる縦置きにレイアウトして後席側
に対しても独立して温度調整ができるようになってい
る。
このような従来のオートエアコン装置としては第7図
及び第8図に示すようなものが知られている(昭和62年
6月日産自動車発行サービス周報第578号E−93頁)。
まず第7図を参照するに、ヒータユニット101の流入
口103の近傍には前席用のエアミックスドア105が設けら
れている。同様に流入口107の近傍には後席用のエアミ
ックスドア109が設けられている。これらのエアミック
スドア105及び109の下流側にはヒータコア111が設けら
れている。
前席用のエアミックスドア105が第7図に示す上側に
位置しているときには流入口103から流入した空気がヒ
ータコア111を介して前席用の通路113へ導かれる。また
同様に後席用のエアミックスドア109が第7図に示す下
側に位置しているときには流入口107から流入した空気
がヒータコア111を介して後席用の通路115へ導かれる。
この前席用の通風路113と後席用の通風路115とは中仕切
板117によって仕切られている。中仕切板117の上流側に
はセパレートドア119が設けられており、このセパレー
トドア119が下側に位置しているときには流入口107を介
して流入した空気がすべて前席用の通風路113へ導かれ
る。これによって前席側に設けられるベント吹出口12
1、デフロスタ吹出口125等の吹出口から吹出される空気
の風量が増大する。
ベント吹出口121にはベントドア123が設けられ、また
デフロスタ吹出口125にはデフロスタドア127が設けら
れ、またフット吹出口129にはフットドア131が設けられ
ている。またセパレートドア133には、例えば多数の孔
が形成されており、このセパレートドア133が第7図に
示す下側に位置しているときには後席側から吹出される
空気の風量を制限する。またドア135は後席側のベント
吹出口137と後席側のフット吹出口139から吹出される空
気量の比を制御する。
(発明が解決しようとする課題) ところで第7図に示す従来例では、縦置きにレイアウ
トしたヒータコア111を上下2分割として上側を前席用
として使用すると共に、下側を後席用として使用してい
る。そのため、流入口103と流入口107から流入した空気
を前席側の吹出口から吹出す際にはセパレートドア119
を下側に位置して通風路113側へ空気を導く必要があ
る。しかしながら、流入口107から流入した空気を通風
路113を介して前席側の吹出口から吹出すことは通気抵
抗が大きくなってしまい改善の余地が残されていた。
一方、第8図に示すようにヒータユニット101の外部
にダクト145を設けてフットドア131からの空気を前席側
の足元へ導くようにすることが考えられる。
しかしながら、ダクト145を別個独立して追加する必
要があり、ヒータユニット101の共用化を図れないばか
りでなく、コストが上昇するという欠点を有していた。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、コストの
上昇を招来することなく、またベントモードもしくはデ
フロスタモードにおける通気抵抗を増大させることなく
前席側の足元への通風路を確保するようにした車両用空
調装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本願第1の発明は、上側のコ
ータコアを介して流入する空気を導く上部通風路と、下
側のヒータコアを介して流入する空気を導く下部通風路
と、前記ヒータコアの下流側にあって、上部通風路と下
部通風路との間を連通する2本の連通路と、前記2本の
連通路の内の一側の連通路にあって下部通風路の空気を
上部吹出口へ導くときには下部吹出口への吹出しを制限
する第1のドアと、前記2本の連通路の内の他側の連通
路にあって下部通風路の空気を上部吹出口へ導くときに
は下部吹出口への空気の吹出しを制限する第2のドアと
を有して構成した。
さらに本願第2の発明は上側のヒータコアを介して流
入する空気を導く上部通風路と、下側のヒータコアを介
して流入する空気を導く下部通風路と、前記ヒータコア
の下流側にあって、上部通風路と下部通風路との間を連
通する2本の連通路と、前記2本の連通路の内の一側の
連通路にあって下部通風路の空気を上部吹出口へ導くと
きには下部吹出口への吹出しを制限すると共に、下部通
風路の空気を下部吹出口へ導くときには当該連通路への
吹出しを制限する第1のドアと、前記2本の連通路の内
の他側の連通路にあって下部通風路の空気を下部吹出口
へのみ導き、上部通風路の空気を上部吹出口へのみ導く
ときには当該連通路を塞ぐ第3のドアとを有して構成し
た。
(作用) 本発明は上部吹出口すなわちベント吹出口及びデフロ
スタ吹出口に連通される上部通風路を設けると共に、後
席用の吹出口等に連通される下部通風路を設けている。
さらに本願第1の発明である車両用空調装置において
は、上部吹出口から上部通風路と下部通風路との空気を
吹き出すようにするときには、第1のドア及び第2のド
アからの下部通風路への吹出しを制限するるようにし
て、下部通風路からの空気を両方の連通路で上部吹出口
へ導き、通気抵抗を低減するようにしたものである。
また、本願第2の発明である車両用空調装置において
は、上部通風路で導かれる空気は上部吹出口からのみ、
下部通風路で導かれる空気は下部吹出口からのみ、それ
ぞれ分離して吹き出すときには、第1のドア及び第3の
ドアでそれぞれの連通路を塞ぐようにして、上部吹出口
から吹出される空気の温度調整は上側のヒータコアによ
って行ない、下部吹出口から吹出される空気の温度調整
は下側のヒータコアを用いてそれぞれ独立して行なう。
(実施例) 以下図面を参照して本発明に係る一実施例を詳細に説
明する。
まず第1図の本発明に係るヒータユニット1の斜視
図、第2図の第1図に示したヒータユニットの上部パネ
ル3を取除いた場合の平面図、第3図の第2図に示した
A−Aから切断した場合の断面図、第4図の第2図に示
したB−Bから切断した場合の断面図を参照して、本実
施例の構成を説明する。尚、図中、密閉性を高めるため
のシール等の細部の記載は省略してある。
ヒータユニット1は上下方向に2分割されており、本
実施例の空調装置をセパレートモードで使用するときに
上側に位置するヒータユニット部1aが前席側のヒータユ
ニットとして使用され、下側に位置するヒータユニット
部1bが後席側のヒータユニットとして使用される。この
とき、ヒータユニット部1a側の通風路を上部通風路13、
ヒータユニット部1b側の通風路を下側通風路33とする。
またヒータコア5はいわゆる縦置きにレイアウトされ
ており、上側のヒータコア部5aの近傍に前席用のエアミ
ックスドア7が設けられると共に、下側のヒータコア部
5bの近傍に後席用のエアミックスドア9が設けられてい
る。
これらのエアミックスドア7及び9のうちエアミック
スドア7を代表して説明すると、第2図に示すようにエ
アミックスドア7は回動軸Pkを中心にして左右両方向に
自由に回転し得る、いわゆる回動自在に形成されてお
り、このエアミックスドア7がポジションPoに回動した
ときには流入口11から空気がヒータコア5を通って上部
通風路13へ導かれる。またエアミックスドア7がポジシ
ョンPcへ回動したときは流入口11から流入した空気がヒ
ータコア5を通過することなくそのまま上部通風路13へ
導かれる。
また、上部通風路13と下部通風路33とは、第2図に示
すように、通風路によって連通され、この連通路は仕切
板35によってそれぞれ四角柱状に形成される、一側の連
通路35Aと他側の連通路35Bによって構成さる。
次に、第3図を参照するに、デフロスタドア15は回動
軸Pkを中心に回動自在に構成されており、デフロスタド
ア15がポジションPoに存在するときには上部通風路13を
通ってきた空気が吹出口17から吹出される。またデフロ
スタドア15がポジションPcに存在するときには吹出口17
からの空気の吹出しを制限する。またベントドア19は回
動軸Pkを中心に回動自在に構成されており、このベント
ドア19がポジションPoに存在するときには上部通風路13
を通ってきた空気が吹出口21から吹出される。またベン
トドア19がポジションPcに存在するときには吹出口21か
らの空気の吹出しを制限する。
第1のドアとしての第1のセパレートドア23は連通路
35Aにあって、回動軸Pkを中心に回動自在に構成されて
おり、この第1のセパレートドア23がポジションPoに存
在するときには下側のヒータコア部5bを通過した空気を
上部通風路13へ導く。また第1のセパレートドア23がポ
ジションPcへ存在するときには下側のヒータコア部5bを
通過した空気が後席用吹出口25へ導かれる。この後席吹
出口25にはリア風量制御ドア27が回動軸Pkを中心に回動
可能に設けられている。このリア風量制御ドア27には、
多数の孔が形成されており、ポジションPcに存在すると
きには後席吹出口25からの空気の吹出しを制限しポジシ
ョンPoに存在するときには後席用吹出口25からの空気が
吹出される。
第3のドアとしてのフットドア29は連通路35B内にあ
って、回動軸Pkを中心に回動自在に構成されており、下
部通風路33の空気を下部吹出口である後席吹出口25と前
席足元用吹出口31へのみ導き、上部通風路13の空気を上
部吹出口へのみ導くときには当該連通路35Bを塞ぐよう
に制御されている。このフットドア29の下側には、第2
のドアとしての第2のセパレートドア37が形成されてお
り、この第2のセパレートドア37の下流側に下部吹出口
である前席足元用吹出口31が形成されている。
また、第2のセパレートドア37がポジションPcに位置
するときには下部通風路33からの空気の吹出しを制限す
る。また第2のセパレートドア37がポジションPoに位置
するときには、連通路35Bを介して、下部通風路33が上
部通風路13と連通される。すなわち、第3図に示すよう
に第1のセパレートドア23がポジションPoに位置し、第
4図に示すように第2のセパレートドア37がポジション
Poに、フットドア29がポジションPoに位置するときに
は、下側のヒータコア部5bを通過した空気を連通路35A,
35Bを介して上部通風路側へ導くことができ空気抵抗を
低減することができる。
次に第5図を参照して各種モードにおけるそれぞれの
ドアの回動位置を説明する。
まずベントドア19について説明する。シングルモード
でかつベントモードもしくはバイレベルモードである場
合にはポジションPoへ回動する。またシングルモードで
かつデフフットモードもしくはデフロスタモードである
場合にはポジションPcへ回動する。またセパレートモー
ドでかつベントモードもしくはバイレベルモードである
場合にはポジションPoへ回動する。またセパレートモー
ドでかつデフフットモードもしくはデフロスタモードで
ある場合にはポジションPcへ回動する。
次にデフロスタドア15の回動位置を説明すると、シン
グルモードでベントモードもしくはバイレベルモードで
ある場合にはポジションPcへ回動する。またシングルモ
ードでかつデフフットモードもしくはデフロスタモード
の場合にはポジションPoへ回動する。またセパレートモ
ードでかつベントモードもしくはバイレベルモードであ
る場合にはポジションPcへ回動する。また更にセパレー
トモードでかつデフフットモードもしくはデフロスタモ
ードである場合にはポジションPoへ回動する。
フットドア29はセパレートモードでかつベントモード
のときだけポジションPcへ回動し、これ以外のモードで
ある場合にはポジションPoへ回動する。
次に第1のセパレートドア23の回動位置を説明する。
この第1のセパレードドア23はシングルモードでかつベ
ントモードである場合にはポジションPoへ回動する。ま
たシングルモードでかつバイレベルモードもしくはデフ
フットモードである場合にはポジションPcへ回動する。
またシングルモードでかつデフロスタモードである場合
にはポジションPoへ回動する。またセパレートモードで
かつベントモードまたはバイレベルモードもしくはデフ
フットモードである場合にはポジションPcへ回動する。
またセパレートモードでかつデフロスタモードである場
合にはポジションPoへ回動する。
次に第2のセパレートドア37の回動位置について説明
する。この第2のセパレートドア37はシングルモードで
かつベントモードである場合にはポジションPoへ回動す
る。またシングルモードでかつバイレベルモードもしく
はデフフットモードである場合にはポジションPcへ回動
する。またシングルモードでかつデフロスタモードであ
る場合にはポジションPoへ回動する。またセパレートモ
ードでかつベントモードもしまはバイレベルモードもし
くはデフフットモードである場合にはポジションPcへ回
動する。またセパレートモードでかつデフロスタモード
である場合にはポジションPoへ回動する。
第6図は後席側の温度調整を独立して行なうためのコ
ントロールパネルである。
第6図に示すようにコントロールパネルは後席エアコ
ン操作部41と前席エアコン操作部42から構成される。後
席エアコン操作部41は後席を優先的に暖房するための後
席優先暖房スイッチ43と、後席のベンチレーションを行
なうための後席ベントスイッチ44と、空気清浄器及び加
湿器を駆動するためのスイッチ45を備えている。またフ
ァンスイッチ51はヒータユニット1へ強制的に空気を送
り出すためのブロアファンを駆動するためのスイッチで
ある。また吹出口選択スイッチ52は種々のモードを順次
切換設定するためのスイッチである。デフスイッチ53は
強制的にデフロスタモードに設定するためのスイッチで
ある。54a及び54bは温度設定スイッチであり、温度設定
スイッチ54aを操作することにより設定温度が順次下降
する。また逆に温度設定スイッチ54bを操作することに
より設定温度が上昇する。この温度設定スイッチ54aま
たは54bの操作により設定された設定温度の値は表示部5
6で表示される。スイッチ55aは外気を車内へ取込むため
のスイッチである。またスイッチ55bは車室内の空気を
循環させるためのスイッチである。
次に作用を説明する。
まずバイレベルモードについて説明する。
バイレベルモードに設定されると、シングルモードで
あるかセパレートモードであるかに拘らずデフロスタド
ア15がポジションPcへ回動すると共にベントドア19がポ
ジションPoへ回動するので、ヒータコア部5aを通過した
空気が吹出口21から吹出される。またフットドア29がポ
ジションPoへ回動すると共に第2のセパレートドア37が
ポジションPcへ回動するので、ヒータコア部5aを通過し
た空気が前席足元用吹出口31から吹出される。また第1
のセパレートドア23がポジションPcへ回動しているの
で、ヒータコア部5bを通過した空気が後席用吹出口25を
介して後席側へ導かれる。
次にデフフットモードについて説明する。
デフフットモードに設定されると、シングルモードで
あるかセパレートモードであるかに拘らずベントドア19
がポジションPcへ回動すると共に、デフロスタドア15が
ポジションPoへ回動するので、ヒータコア部5aを通過し
た空気が吹出口17から吹出される。またデフフットモー
ドではフットドア29がポジションPoへ回動されると共
に、第2のセパレートドア37がポジションPcへ回動する
ので、ヒータコア部5aを通過した空気が前席足元用吹出
口31から吹出される。また第1のセパレートドア23がポ
ジションPcへ回動するので、ヒータコア部5bを通過した
空気が後席用吹出口25を介して後席側へ導かれる。
以上の如くバイレベルモードまたはデフフットモード
に設定された場合には、シングルモード及びセパレート
モードに係わらず常に第1のセパレートドア23がポジシ
ョンPcへ回動するので、ヒータコア5を通過した空気が
前席側のみならず後席側へも導かれる。従って車室内の
温度が低い場合にバイレベルモードもしくはデフフット
モードに設定されると、シングルモードまたはセパレー
トモードに係わらず後席側へも強制的にヒータコアを通
過した空気が送られるので、車室内を全体的に温度調整
することができる。
次にシングルモードでかつベントモードに設定された
場合の作用を説明する。
シングルモードでかつベントモードではベントドア19
がポジションPoへ回動すると共に、デフロスタドア15が
ポジションPcへ回動し、また第1のセパレートドア23が
ポジションPoへ回動する。従って前席用の空気と後席用
の空気との全ての空気が吹出口21から吹出される。また
このときフットドア29がポジションPoへ回動すると共に
セパレートドア37がポジションPoへ回動するので、吹出
口21と下部通風路33とを連通する連通路が拡大され、こ
れによりシングルモードでかつベントモードにおける通
気抵抗を低減することができ、大風量化及び低騒音化を
実現することができる。
次に、セパレートモードでかつベントモードに設定さ
れた場合の作用を説明する。
セパレートモードでかつベントモードでは、まず他の
モードではポジションPoに位置するフットドア29がポジ
ションPcへ回動すると共に第1のセパレートドア23と第
2のセパレートドア37がそれぞれのポジションPcへ位置
しているので、上部通風路13と下部通風路33が完全に分
離される。従って、上側のヒータコア部5aを通過した空
気は上部通風路13から上部吹出口へのみ、また下側のヒ
ータコア部5bを通過した空気は下部通風路33から後席吹
出口25へのみそれぞれ導かれるので、前席側と後席側と
で完全に独立した温度調整を行なうことができる。
次にシングルモードでかつデフロスタモードにおける
作用を説明する。
ベントドア19がポジションPcへ回動し、デフロスタド
ア15がポジションPoへ回動し、また第1のセパレートド
ア23がポジションPoへ回動するので、前席用の空気と後
席用の空気との全ての空気が上部通風路13を通じて吹出
口17から吹出される。またこの時、フットドア29及びセ
パレートドア37が共にポジションPoへ回動するので、前
述のシングルモードでかつベントモードのときと同様に
連通路が拡大する。従ってシングルモードでかつデフロ
スモードにおいては、通気抵抗の低減を図ることがで
き、大風量化及び低騒音化を実現することができる。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、開閉自在に
設けたドアによって下部通風路と上部通風路を連通する
連通路を通風路として設定することにより、上部通風路
を実質的に拡大するように構成したので、通気抵抗の低
減を図ることができまた大風量化及び低騒音化を実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例の斜視図、第2図は第1
図の上部パネルを取外した場合の平面図、第3図は第2
図のA−Aから切断した場合の断面図、第4図は第2図
のB−Bから切断した場合の断面図、第5図は種々のモ
ードにおける各ドアの回動位置を示した説明図、第6図
はコントロールパネルの説明図、第7図は従来例の説明
図、第8図は他の従来例の斜視図である。 13……上部通風路 23……第1のセパレートドア 33……下部通風路 37……第2のセパレートドア

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上側のヒータコアを介して流入する空気を
    導く上部通風路と、 下側のヒータコアを介して流入する空気を導く下部通風
    路と、 前記ヒータコアの下流側にあって、上部通風路と下部通
    風路との間を連通する2本の連通路と、 前記2本の連通路の内の一側の連通路にあって下部通風
    路の空気を上部吹出口へ導くときには下部吹出口への吹
    出しを制限する第1のドアと、 前記2本の連通路の内の他側の連通路にあって下部通風
    路の空気を上部吹出口へ導くときには下部吹出口への空
    気の吹出しを制限する第2のドアと、 を有することを特徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】上側のヒータコアを介して流入する空気を
    導く上部通風路と、 下側のヒータコアを介して流入する空気を導く下部通風
    路と、 前記ヒータコアの下流側にあって、上部通風路と下部通
    風路との間を連通する2本の連通路と、 前記2本の連通路の内の一側の連通路にあって下部通風
    路の空気を上部吹出口へ導くときには下部吹出口への吹
    出しを制限すると共に、下部通風路の空気を下部吹出口
    へ導くときには当該連通路への吹出しを制限する第1の
    ドアと、 前記2本の連通路の内の他側の連通路にあって下部通風
    路の空気を下部吹出口へのみ導き、上部通風路の空気を
    上部吹出口へのみ導くときには当該連通路を塞ぐ第3の
    ドアと、 を有することを特徴とする車両用空調装置。
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