JP2002370520A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

Info

Publication number
JP2002370520A
JP2002370520A JP2001181290A JP2001181290A JP2002370520A JP 2002370520 A JP2002370520 A JP 2002370520A JP 2001181290 A JP2001181290 A JP 2001181290A JP 2001181290 A JP2001181290 A JP 2001181290A JP 2002370520 A JP2002370520 A JP 2002370520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
mode
passage
side vent
foot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001181290A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Araki
大助 荒木
Hideki Nagano
秀樹 長野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Valeo Thermal Systems Japan Corp
Original Assignee
Zexel Valeo Climate Control Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zexel Valeo Climate Control Corp filed Critical Zexel Valeo Climate Control Corp
Priority to JP2001181290A priority Critical patent/JP2002370520A/ja
Publication of JP2002370520A publication Critical patent/JP2002370520A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Flow Control Members (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フットモード時にサイドベント吹出口から温
風が吹き出すことに起因する不都合を解消し、フットモ
ード時においても、違和感のない快適な空調状態を得る
ことができる車両用空調装置を提供する。 【解決手段】 フット吹出口8に対して温調部を通過し
た空気を導くフット吹出通路13と、デフロスト吹出口
9に対して温調部を通過した空気を導くデフロスト吹出
通路14と、センタベント吹出口10に対して温調部を
通過した空気を導くセンタベント吹出通路15と、サイ
ドベント吹出口に対して温調部を通過した空気を導くサ
イドベント吹出通路16とを備え、これら吹出通路へ供
給する空気量をモードドア21,22によって調節する
ようにしている構成において、サイドベント吹出口11
へ導かれる空気量を、フットモード時においてのみ無く
す手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、サイドベント吹
出口から吹き出す空気量を調節する機能を備えた車両用
空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の国内向けに生産されている車両用
空調装置は、車室上方へ空調空気を吹き出すベント吹出
口と、足元へ空調空気を吹き出すフット吹出口と、フロ
ントガラスに向かって空調空気を供給するデフロスト吹
出口とを備えており、それぞれの吹出口から吹き出す空
調空気を吹出モードに応じて図11に示されるように制
御しているものが多い。ここで、○印は、その吹出口か
ら空調空気が吹き出ることを、×印は、その吹出口から
空調空気が吹き出ないことをそれぞれ示しており、○印
の大きさは、対応する吹出口から吹き出す空気量の多さ
を示している。
【0003】このような空調装置に対して、近年におい
ては、車室上方へ空調空気を吹き出す吹出口を、センタ
ベント吹出口とサイドベント吹出口とを分け、吹出モー
ドに拘わらず、図12に示されるように、サイドベント
吹出口から空調空気を常時吹き出すようにした構成が考
えられている(特開平9−263120号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、センタ
ベント吹出口とサイドベント吹出口とが区分けされてい
ない前者の空調装置から、吹出モードに拘わらず、サイ
ドベント吹出口から空調空気が常時吹き出される後者の
空調装置が用いられるようになると、フットモード時に
おいてもサイドベント吹出口から温風が供給されること
となるので、この温風によって顔が火照ることとなり、
違和感や不快感を感じることがある。この場合に、サイ
ドベント吹出口のグリル部についているシャットバルブ
を閉じることで対応することも可能であるが、このよう
なシャットバルブをフットモードが設定される度に操作
することは煩わしいものである。また、サイドベント吹
出口へ供給される空調空気を格別なモードドアを用いて
調節するようにすれば、上述した不都合を簡単に解消す
ることができるが、モードドアの数を増やすことは、空
調装置の大型化やコストアップを招くという不都合があ
る。
【0005】そこで、この発明においては、フットモー
ド時にサイドベント吹出口から温風が吹き出すことに起
因する上述した不都合を解消し、フットモード時におい
ても、違和感のない快適な空調状態を得ることができる
車両用空調装置を提供することを課題としている。ま
た、フットモード時にサイドベント吹出口のグリル部に
ついているシャットバルブの操作を不要にすると共に、
少ない数のモードドアでフットモード時の上述した不都
合に対応することができる車両用空調装置を提供するこ
とをも課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、この発明にかかる車両用空調装置は、空気流路が形
成された空調ケースと、この空調ケース内に収納され、
前記空気流路を流れる空気の温度を調節する温調部と、
車室下方へ空気を吹き出すフット吹出口に対して前記温
調部を通過した空気を導くフット吹出通路と、フロント
ガラスへ向けて空気を吹き出すデフロスト吹出口に対し
て前記温調部を通過した空気を導くデフロスト吹出通路
と、車室上方へ空気を吹き出すセンタベント吹出口に対
して前記温調部を通過した空気を導くセンタベント吹出
通路と、前記センタベント吹出口よりも車両の側部にず
らして設けられたサイドベント吹出口に対して前記温調
部を通過した空気を導くサイドベント吹出通路とを備
え、これら吹出通路へ供給する空気量をモード切替手段
によって調節するようにしている構成において、前記サ
イドベント吹出口へ導かれる空気量を、フットモードの
設定時においてのみ無くすように設定するサイドベント
空気量調整手段を設けるようにしたことを特徴としてい
る(請求項1)。
【0007】したがって、フットモードの設定時には、
サイドベント空気量調整手段によってサイドベント吹出
口へ導かれる空気量が無くなるので、温調部を通過した
空気がサイドベント吹出口から吹き出ることはなくな
り、そのため、上記課題を達成することが可能となる。
【0008】ここで、サイドベント空気量調整手段とし
ては、サイドベント吹出通路を迂回してサイドベント吹
出口に温調部を通過した空気を導くバイパス通路を設
け、モード切替手段を、デフロスト吹出通路、センタベ
ント吹出通路、及びサイドベント吹出通路の開度を調節
する第1のモードドアと、フット吹出通路及びバイパス
通路の開度を調節する第2のモードドアとによって構成
し、フットモードの設定時においては、第1のモードド
アを、デフロスト吹出口を開放し、かつセンタベント吹
出通路及びサイドベント吹出通路を閉塞する位置に設定
すると共に、第2のモードドアを、フット吹出通路を開
放し、かつバイパス通路を閉塞する位置に設定し、フッ
トモード以外の設定時においては、第1のモードドアの
位置に拘わらず、第2のモードドアをバイパス通路を開
放する位置に設定することで構成するようにしてもよい
(請求項2)。
【0009】このような構成とすれば、吹出モードの切
り替えを第1のモードドアと第2のモードドアによって
構成すると共に、フットモード時においても、サイドベ
ント吹出口へ供給する空気を無くすことが可能となる。
ここで、第2のモードドアは、第1のモードドアの上流
側に設けられ、第1のモードドア側へ供給される空気量
を調節するようにしてもよい(請求項3)。
【0010】また、サイドベント空気量調整手段として
は、モード切替手段を前記温調部を通過した空気が内部
に導かれるロータリードアによって構成し、このロータ
リードアの周面に、フット吹出通路とセンタベント吹出
通路およびサイドベント吹出通路とに連通可能な第1の
開口部と、デフロスト吹出通路と連通可能な第2の開口
部と、サイドベント吹出通路に連通可能な第3の開口部
とを設け、第1の開口部を、ベントモードの設定時及び
バイレベルモードの設定時においてのみサイドベント吹
出通路と連通するように形成し、第3の開口部を、デフ
フットモードの設定時及びデフロストモードの設定時に
おいてのみサイドベント吹出通路と連通するように形成
することによって構成するようにしてもよい(請求項
4)。
【0011】このような構成によれば、サイドベント吹
出通路に連通可能な第1の開口部と第3の開口部とが、
フットモードの設定時において、サイドベント吹出通路
に連通されないこととなるので、サイドベント吹出口へ
供給する空気を無くすことが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面により説明する。図1において、車両のセンターコン
ソール部に搭載されるタイプの空調ユニット1が示され
ている。この空調ユニット1は、空調ケース2に、エバ
ポレータ3、温水ヒータ4が収納されており、図示しな
い送風機から供給される空気が空調ケース2の最上流側
に設けられた空気導入口5を介して導入されるようにな
っている。
【0013】温水ヒータ4はエバポレータ3よりも下流
側に位置する車室側に配置され、温水ヒータ4をバイパ
スする空気と、温水ヒータ4を通過する空気との割合が
該温水ヒータ4の上方に設けられたエアミックスドア6
によって調節されるようになっており、エアミックスド
ア6の下流側には、温水ヒータ4をバイパスした空気と
温水ヒータ4を通過した空気とをエアミックスさせる温
調空間7が温水ヒータ4の上方に形成されている。そし
て、この温調空間7に臨むように吹出モードを切り替え
るモード切替機構が配置され、このモード切替機構を介
して、車室下方へ空気を吹き出すフット吹出口8、フロ
ントガラスへ向けて空気を吹き出すデフロスト吹出口
9、車両の前方中程から車室上方へ空気を吹き出すセン
タベント吹出口10、及びセンタベント吹出口10より
も車両の側部にずらした部位から車室上方へ空気を吹き
出すサイドベント吹出口11に対して、エアミックスド
ア6の下流側の空調空気を導くようになっている。
【0014】空調ケース2の温水ヒータ4よりも車室側
の部分には、車室側に向けられる側面に沿って空調ケー
ス2の中程から下部にかけて設けられた隔壁12によっ
てフット吹出通路13が形成されている。このフット吹
出通路13は、空調ユニット1の左右のほぼ全幅にかけ
て設けられているもので、上端部が温調空間7に開口さ
れている。前記フット吹出口8は、このフット吹出通路
13の下端部に位置する空調ケース2の左右両側面に形
成され、エアミックスドア6の下流側空気がフット吹出
通路13を介して導かれるようになっている。
【0015】また、フット吹出通路13が開口している
温調空間7の部分よりも下流側の部位(温調空間の上
方)は、エンジンルーム側へ向けられて形成されたデフ
ロスト吹出通路14と、車室側に向けられた形成された
センタベント吹出通路15及びサイドベント吹出通路1
6とに分岐されている。
【0016】デフロスト吹出通路14は、空調ユニット
1の左右のほぼ全幅にかけて設けられているもので、こ
の通路の空調ケース2の開口部分に接続されるデフロス
トノズル17を介してデフロスト吹出口9へ空調空気を
供給するようになっている。これに対し、センタベント
吹出通路15は、空調ケース2の車室側に向けられる側
面の中央上部に形成され、サイドベント吹出通路16
は、同じ側面のセンタベント吹出通路15の両脇に形成
されているもので、センタベント吹出通路15の空調ケ
ース2の開口部分には、センタベントダクト18が接続
され、このセンタベントダクト18を介してセンタベン
ト吹出口10に対して空調空気を供給するようになって
いる。また、サイドベント吹出通路16の空調ケース2
の開口部分には、サイドベントダクト19が接続され、
このサイドベントダクト19を介してサイドベント吹出
口11に対して空調空気を供給するようになっている。
尚、センタベント吹出口10及びサイドベント吹出口1
1には、空調空気の吹き出しをオンオフするシャットバ
ルブを備えた周知のグリル機構が設けられている。
【0017】また、この構成において特徴的であるの
は、サイドベント吹出通路16を迂回して前記サイドベ
ントダクト19に接続され、サイドベント吹出口11に
対してエアミックスドア6の下流側の空調空気を導くバ
イパス通路20が形成されている点にある。このバイパ
ス通路20は、例えば、それぞれのサイドベント吹出通
路16の下方に併設されているもので、その通路断面
は、サイトベント吹出通路16の通路断面よりも小さく
なっている。また、この例においては、サイドベントダ
クト19が、バイパス通路20の空調ケース2の開口部
分をサイドベント吹出通路16の開口部分と共に覆うよ
うに取り付けられている。
【0018】前記モード切替機構は、デフロスト吹出通
路14、センタベント吹出通路15、及びサイドベント
吹出通路16の開度を調節する第1のモードドア21
と、フット吹出通路13及びバイパス通路20の開度を
調節する第2のモードドア22とによって構成されてい
る。
【0019】第1のモードドア21は、デフロスト吹出
通路14とサンタベント吹出通路15及びサイドベント
吹出通路16とが分かれる空調ケース2の分岐部分に回
転軸を有する回動可能な板ドアによって構成され、第2
のモードドア22は、フット吹出通路13とバイパス通
路20とが分かれる空調ケース2の分岐部分に回転軸を
有する回動可能な板ドアによって構成されている。これ
ら第1及び第2のモードドア21,22は、空調ユニッ
ト内部の左右のほぼ全幅にかけて設けられており、第1
のモードドア21は、第2のモードドア22よりも下流
側(上方)に設けられている。そして、第1のモードド
ア21は、デフロスト吹出通路14を閉塞する位置から
センタベント吹出通路15及びサイドベント吹出通路1
6を閉塞する位置にかけて回動可能となっており、第2
のモードドア22は、フット吹出通路13を閉塞する位
置から、バイパス通路20を閉塞すると共に温調空間7
の上部を僅かに開いた状態となる位置にかけて回動可能
になっている。このため、バイパス通路20は、第2の
モードドア22によって閉塞されない限り、第1のモー
ドドア21の位置に拘わらず開放された状態にあり、フ
ット吹出通路13が最大量開くときにのみ閉塞されるよ
うになっている。また、第1のモードドア側へ供給され
る空気量は、第2のモードドア22によって調節される
ようになっている。
【0020】したがって、空調ケース2の上流側から送
られる空気は、エバポレータ3を通過する際に冷却さ
れ、エアミックスドア6の開度に応じて、温水ヒータ4
を通過して流れる空気とバイパスして流れる空気との割
合が調節され、エアミックスドア6の下流側で適宜混合
された後に吹出モードに応じて設定される第1及び第2
のモードドア21,22の位置に応じて開放された吹出
通路から吹出口へ送られるようになっている。
【0021】即ち、吹出モードがベントモードに設定さ
れる場合には、図2に示されるように、第1のモードド
ア21をデフロスト吹出通路14を閉塞する位置に設定
し、第2のモードドア22をフット吹出通路13を閉塞
する位置に設定する。すると、温調空間7から供給され
る空調空気は、第1及び第2のモードドア21,22に
案内されて、センタベント吹出通路15、サイドベント
吹出通路16、及びバイパス通路20に分かれて供給さ
れることとなり、センタベント吹出口15とサイドベン
ト吹出口16のみから吹き出されることとなる。
【0022】また、吹出モードがバイレベルモードに設
定される場合には、図3に示されるように、第1のモー
ドドア21をデフロスト吹出通路14を閉塞する位置に
設定し、第2のモードドア22をフット吹出通路13が
所定量開く中間位置に設定する。すると、温調空間7か
ら供給される空調空気は、その一部が第2のモードドア
22に案内されてフット吹出通路13を介してフット吹
出口8へ導かれ、ここから車室下方へ向けて吹き出され
る。また、残りの一部がセンタベント吹出通路15、サ
イドベント吹出通路16、及びバイパス通路20へ分か
れて供給され、センタベント吹出口10とサイドベント
吹出口11から車室上方へ吹き出されることとなる。
【0023】吹出モードがフットモードに設定される場
合には、図4に示されるように、第1のモードドア21
をセンタベント吹出口15とサイドベント吹出口16と
を閉塞する位置に設定し、第2のモードドア22をバイ
パス通路20を閉塞する位置に設定する。すると、温調
空間7から供給される空調空気は、その大半が第2のモ
ードドア22に案内されてフット吹出通路13へ導か
れ、ここを通ってフット吹出口8から車室下方へ吹き出
されると共に、残りの一部が第2のモードドア21の脇
に形成された僅かに開かれた部分から上方へ送られ、第
1のモードドア21に案内されてデフロスト吹出通路1
4に入り、ここを通ってデフロスト吹出口9からフロン
トガラスに向かって吹き出されることとなる。
【0024】吹出モードがデフフットモードに設定され
る場合には、図5に示されるように、第1のモードドア
21をセンタベント吹出口15とサイドベント吹出口1
6とを閉塞する位置に設定し、第2のモードドア22を
フット吹出通路13が所定量開く中間位置に設定する。
すると、温調空間7から供給される空調空気は、その一
部がフット吹出通路13を介してフット吹出口8へ導か
れ、ここから車室下方へ向けて吹き出される。また、残
りの一部が第1のモードドア21に案内されてデフロス
ト吹出通路14へ供給されることとなり、デフロスト吹
出口9からフロントガラスに向かって吹き出されること
となる。
【0025】吹出モードがデフロストモードに設定され
る場合には、図6に示されるように、第1のモードドア
21をセンタベント吹出口15とサイドベント吹出口1
6とを閉塞する位置に設定し、第2のモードドア22を
フット吹出通路13を閉塞する位置に設定する。する
と、温調空間7から供給される空調空気は、その大半が
第1のモードドア21に案内されて、デフロスト吹出通
路14へ供給されることとなり、デフロスト吹出口9か
らフロントガラスに向かって吹き出されることとなる。
また、少量の空調空気がバイパス通路20を介してサイ
ドベント吹出口11へ導かれ、ここから車室上方へ吹き
出されることとなる。
【0026】以上をまとめると、図7に示されるような
吹き出し風の状態が得られることとなり、図12で示す
従来の構成に対し、フットモード時において、サイドベ
ント吹出口11からの吹き出す空気量を無くすことがで
きる構成となっている。尚、図中において、○印は、そ
の吹出口から空調空気が吹き出ることを、×印は、その
吹出口から空調空気が吹き出ないことをそれぞれ示し、
○印の大きさは、対応する吹出口から吹き出す空気量の
多さを示している。
【0027】したがって、上述の構成によれば、フット
モードの設定時において、サイドベント吹出口11へ供
給される空調空気がなくなるので、フットモード時であ
るにも拘わらずサイドベント吹出口11から温風が吹き
出してしまうことを避けることができ、顔が火照ること
等に起因する違和感や不快感を抑えることができるよう
になる。
【0028】また、吹出モードの切り替えとサイドベン
ト吹出口11から吹き出す空気量の調節を2枚のモード
ドア21,22によって実現するようにしたので、モー
ドドアの枚数を増加させなくても済み、空調装置の小型
化やコストダウンを図ることが可能となる。さらに、フ
ットモード時において、サイドベント吹出口21から吹
き出す空気を無くすようにしたので、フットモード時に
サイドベント吹出口21のグリル部についているシャッ
トバルブの操作が不要となる。
【0029】図8に本発明に係る他の構成例が示され、
この例においては、前記モード切替機構が、ロータリー
ドア30によって構成され、このロータリードア30を
介して、エアミックスドア6の下流側の空調空気を、車
室下方へ空気を吹き出すフット吹出口8、フロントガラ
スへ向けて空気を吹き出すデフロスト吹出口9、車両の
前方中程から車室上方へ空気を吹き出すセンタベント吹
出口10、及びセンタベント吹出口10よりも車両の側
部にずらした部位から車室上方へ空気を吹き出すサイド
ベント吹出口11に対して導くようになっている。
【0030】この例においても、車室側に向けられる側
面に沿って空調ケース2の中程から下部にかけてフット
吹出通路13が形成され、フット吹出通路13よりも下
流側の部位(温調空間7の上方)が、エンジンルーム側
へ向けられるように形成されたデフロスト吹出通路14
と、車室側に向けられるように形成されたセンタベント
吹出通路15及びサイドベント吹出通路16とに分岐さ
れている。尚、この例においては、前述したバイパス通
路は設けられていない。
【0031】フット吹出通路13は、空調ユニット1の
左右のほぼ全幅にかけて設けられ、デフロスト吹出通路
14は、空調ケース2の上部中央に所定の巾で設けられ
ている。また、センタベント吹出通路15は、空調ケー
ス2の車室側に向けられる側面の中央上部に設けられ、
サイドベント吹出通路16は、同じ側面のセンタベント
吹出通路15の両脇に設けらている。そして、これらフ
ット吹出通路13、デフロスト吹出通路14、センタベ
ント吹出通路15、サイドベント吹出通路16は、ロー
タリードア30の周面に対峙するように形成され、デフ
ロスト吹出通路14にあっては、この通路の空調ケース
2の開口部分に接続されるデフロストノズル17を介し
てデフロスト吹出口9に通じ、センタベント吹出通路1
5にあっては、この通路の空調ケース2の開口部分に接
続されるセンタベントダクト18を介してセンタベント
吹出口10に通じ、サイドベント吹出通路16にあって
は、この通路の空調ケース2の開口部分に接続されるサ
イドベントダクト19を介してサイドベント吹出口11
に通じている。
【0032】図9に、ロータリードア30の概略外観図
と、その周面を展開した展開図が示されている。この、
ロータリードア30は、温調空間7の空気が内部に導か
れるように構成されているもので、空調ユニット内部の
左右のほぼ全幅にかけて設けられており、その周面に内
部と連通する第1乃至第3の開口部31〜33が形成さ
れている。
【0033】第1の開口部31は、フット吹出通路1
3、センタベント吹出通路15、及びサイドベント吹出
通路16に連通可能に形成されているもので、ロータリ
ードア30の軸方向のほぼ全幅に亘って形成されてお
り、周方向の長さをフット吹出通路13やセンタベント
吹出通路15、サイドベント吹出通路16のロータリー
ドア30の周方向に沿った長さと同程度に設定してい
る。第2の開口部32は、デフロスト吹出通路14と連
通可能にロータリードア30の周面の中央部分に形成さ
れているもので、軸方向の幅をデフロスト吹出通路14
のロータリードア30の軸方向に沿った長さと同程度に
すると共に、周方向の長さをデフロスト吹出通路の14
ロータリードア30の周方向に沿った長さと同程度にし
ている。第3の開口部33は、サイドベント吹出通路1
6に連通可能にロータリードアの周面の第2の開口部3
2が形成された両脇に形成されているもので、周方向に
第1の開口部31に向かって第2の開口部32よりも長
く形成されている。尚、その他の構成は、図1で示す構
成と同様であるので、同一箇所に同一番号を付して説明
を省略する。
【0034】よって、空調ケースの上流側から送られる
空気は、エバポレータ3を通過する際に冷却され、エア
ミックスドア6の開度に応じて、温水ヒータ4を通過し
て流れる空気とバイパスして流れる空気との割合が調節
され、エアミックスドア6の下流側において適宜混合さ
れた後にロータリドア30の内部に入り、このロータリ
ードア30の開口部と連通している吹出通路へ供給され
るようになっている。
【0035】即ち、吹出モードがベントモードに設定さ
れる場合には、ロータリードアを回動させて、図10
(a)に示されるように、第1の開口部31をセンタベ
ント吹出通路15とサイドベント吹出通路16とに連通
させ、他の開口部をいずれの吹出通路にも連通させない
ように設定する。すると、温調空間7から供給される空
調空気は、ロータリードア30によって、センタベント
吹出通路15とサイドベント吹出通路16に分かれて供
給されることとなり、センタベント吹出口10とサイド
ベント吹出口11から吹き出されることとなる。
【0036】また、吹出モードがバイレベルモードに設
定される場合には、ロータリードア30を回動させて、
図10(b)に示されるように、第1の開口部31をセ
ンタベント吹出通路15とサイドベント吹出通路16と
に連通させると共に、フット吹出通路13にも連通させ
るようにし、他の開口部をいずれの吹出通路にも連通さ
せないように設定する。すると、温調空間7から供給さ
れる空調空気は、ロータリードア30によって、フット
吹出通路13、センタベント吹出通路15、及びサイド
ベント吹出通路16に分かれて供給されることとなり、
フット吹出口8、センタベント吹出口10、及びサイド
ベント吹出口11から吹き出されることとなる。
【0037】吹出モードがフットモードに設定される場
合には、ロータリードア30を回動させて、図10
(c)に示されるように、第1の開口部31をフット吹
出通路13に連通させ、他の開口部をいずれの吹出通路
にも連通させないように設定する。すると、温調空間7
から供給される空調空気は、ロータリードア30によっ
て、フット吹出通路13にのみ供給されることとなり、
フット吹出口8から車室下方へ吹き出されることとな
る。
【0038】吹出モードがデフフットモードに設定され
る場合には、ロータリードア30を回動させて、図10
(d)に示されるように、第1の開口部31の一部をフ
ット吹出通路13に連通させ、第2の開口部32をデフ
ロスト吹出通路14に連通させ、第3の開口部33をサ
イドベント吹出通路16に連通させる。すると、温調空
間7から供給される空調空気は、ロータリードア30に
よって、フット吹出通路13、サイドベント吹出通路1
6、デフロスト吹出通路14に分かれて供給されること
となり、フット吹出口8、サイドベント吹出口11、及
びデフロスト吹出口9から吹き出されることとなる。
【0039】吹出モードがデフロストモードに設定され
る場合には、ロータリードア30を回動させて、図10
(e)に示されるように、第2の開口部32をデフロス
ト吹出通路14に連通させ、第3の開口部33をサイド
ベント吹出通路16に連通させ、第1の開口部31はい
ずれの吹出通路にも連通させないようにする。すると、
温調空間7から供給される空調空気は、ロータリードア
30によって、サイドベント吹出通路16とデフロスト
吹出通路14とに分かれて供給されることとなり、サイ
ドベント吹出口11とデフロスト吹出口9から吹き出さ
れることとなる。
【0040】したがって、このような構成においては、
サイドベント吹出通路と連通可能となる第1及び第3の
開口部31,33のうち、第1の開口部31が、ベント
モードの設定時及びバイレベルモードの設定時において
のみサイドベント吹出通路16と連通し、また、第3の
開口部33が、デフフットモードの設定時及びデフロス
トモードの設定時においてのみ前記サイドベント吹出通
路16に連通するように形成されているので、フットモ
ード時においては、いずれの開口部もサイドベント吹出
通路16と連通しなくなり、サイドベント吹出口11へ
空調空気が供給されることがなくなる。よって、フット
モード時であるにも拘わらずサイドベント吹出口11か
ら温風が吹き出してしまうことを避けることができ、顔
が火照ることなどに起因する違和感や不快感を抑えるこ
とができるようになる。
【0041】また、吹出モードの切り替えとサイドベン
ト吹出口11から吹き出す空気量の調節を1つのロータ
リードアによって実現するようにしたので、モードドア
の枚数を増加させなくても済み、空調装置の小型化やコ
ストダウンを図ることが可能となる。さらに、フットモ
ード時において、サイドベント吹出口から吹き出す空気
を無くすようにしたので、フットモード時にサイドベン
ト吹出口のグリル部についているシャットバルブの操作
を不要にすることが可能となる。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
空調ケース内に収納された温調部を通過した空気をフッ
ト吹出口へ導くフット吹出通路と、デフロスト吹出口へ
導くデフロスト吹出通路と、センタベント吹出口へ導く
センタベント吹出通路と、サイドベント吹出口へ導くサ
イドベント吹出通路とを備え、これら吹出通路へ供給す
る空気量をモード切替手段によって調節するようにして
いる構成において、サイドベント吹出口へ導かれる空気
量を、フットモードの設定時においてのみ無くすサイド
ベント空気量調整手段を設けるようにしたので、フット
モードの設定時に、サイドベント吹出口から温風が吹き
出ることがなくなり、この温風によって顔が火照ること
などによって、違和感や不快感を与えることがなくな
り、快適な空調状態を提供することが可能となる。
【0043】また、フットモード時にサイドベント吹出
口から温風が吹き出ることがなくなるので、サイドベン
ト吹出口のグリル部についているシャットバルブの操作
が不要となる。
【0044】ここで、サイドベント空気量調整手段とし
て、サイドベント吹出通路を迂回して前記サイドベント
吹出口に温調部を通過した空気を導くバイパス通路を設
け、モード切替手段を、デフロスト吹出通路、センタベ
ント吹出通路、及びサイドベント吹出通路の開度を調節
する第1のモードドアと、フット吹出通路及びバイパス
通路の開度を調節する第2のモードドアとによって構成
し、フットモードの設定時において、第1のモードドア
を、デフロスト吹出口を開放し、かつセンタベント吹出
通路及びサイドベント吹出通路を閉塞する位置に設定す
ると共に、第2のモードドアを、フット吹出通路を開放
し、かつバイパス通路を閉塞する位置に設定し、フット
モード以外の設定時において、第1のモードドアの位置
に拘わらず、第2のモードドアをバイパス通路を開放す
る位置に設定するような構成とすれば、吹出モードの切
り替えを第1及び第2の2枚のモードドアで行うことが
できる上、フットモード時において、サイドベント吹出
口から温風が吹き出ることがなくなるので、上述の効果
に加えて、少ない数のモードドアで対応することが可能
となり、空調装置の大型化、コストアップを避けること
が可能となる。
【0045】特に、このような構成において、第2のモ
ードドアを第1のモードドアの上流側に設け、第1のモ
ードドア側へ供給される空気量を調節する構成とすれ
ば、第1及び第2のモードドアと相俟って各吹出通路へ
供給する空気量を微調整することが可能となる。
【0046】また、サイドベント空気量調整手段とし
て、モード切替手段を温調部を通過した空気が内部に導
かれるロータリードアによって構成し、このロータリー
ドアの周面に、フット吹出通路とセンタベント吹出通路
およびサイドベント吹出通路とに連通可能な第1の開口
部と、デフロスト吹出通路と連通可能な第2の開口部
と、サイドベント吹出通路に連通可能な第3の開口部と
を設け、第1の開口部を、ベントモードの設定時及びバ
イレベルモードの設定時においてのみサイドベント吹出
通路と連通するように形成し、第3の開口部を、デフフ
ットモードの設定時及びデフロストモードの設定時にお
いてのみサイドベント吹出通路と連通するように形成す
るような構成とすれば、吹出モードの切り替えをロータ
リードアのみによって行うことができると共に、フット
モード時において、サイドベント吹出口から温風が吹き
出ることがなくなるので、上述した効果に加えて、ロー
タリードアの開口部を調節することによって対応するこ
とが可能となり、新たなモードドアの設ける必要がなく
なることから空調装置の大型化、コストアップを避ける
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明にかかる車両用空調装置の構成
例を示す図であり、図1(a)は、図1(b)のA−A
線で切断した断面図、図1(b)は、正面図である。
【図2】図2は、本発明にかかる車両用空調装置のモー
ド切替機構の部分を示す断面図であり、ベントモードに
設定された状態を示す。
【図3】図3は、本発明にかかる車両用空調装置のモー
ド切替機構の部分を示す断面図であり、バイレベルモー
ドに設定された状態を示す。
【図4】図4は、本発明にかかる車両用空調装置のモー
ド切替機構の部分を示す断面図であり、フットモードに
設定された状態を示す。
【図5】図5は、本発明にかかる車両用空調装置のモー
ド切替機構の部分を示す断面図であり、デフフットモー
ドに設定された状態を示す。
【図6】図6は、本発明にかかる車両用空調装置のモー
ド切替機構の部分を示す断面図であり、デフロストモー
ドに設定された状態を示す。
【図7】図7は、図1で示す車両用空調装置の吹出モー
ドの切り替えに伴う各吹出口からの空気の吹き出し状態
を示す表である。
【図8】図8は、本発明にかかる車両用空調装置の他の
構成例を示す図であり、図8(a)は、図8(b)のB
−B線で切断した断面図、図8(b)は、正面図であ
る。
【図9】図9は、図8にかかる車両用空調装置に用いら
れるロータリードアを示す図であり、図9(a)はその
斜視図、図9(b)は、ロータリードアの周面を展開し
た状態を示す図である。
【図10】図10は、ロータリードアに形成される各開
口部と各吹出通路との位置関係を平面に展開して示した
図であり、図10(a)はベントモードの設定時におけ
る状態、図10(b)はバイレベルモードの設定時にお
ける状態、図10(c)はフットモードの設定時におけ
る状態、図10(d)はデフフットモードの設定時にお
ける状態、図10(e)はデフロストモードの設定時に
おける状態を示す。
【図11】図11は、従来の車両用空調装置の吹出モー
ドの切り替えに伴う各吹出口からの空気の吹き出し状態
を示す表である。
【図12】図12は、従来の他の車両用空調装置の吹出
モードの切り替えに伴う各吹出口からの空気の吹き出し
状態を示す表である。
【符号の説明】
2 空調ケース 3 エバポレータ 4 温水ヒータ 8 フット吹出口 9 デフロスト吹出口 10 センタベント吹出口 11 サイドベント吹出口 13 フット吹出通路 14 デフロスト吹出通路 15 センタベント吹出通路 16 サイドベント吹出通路 20 バイパス通路 21 第1のモードドア 22 第2のモードドア 30 ロータリードア 31 第1の開口部 32 第2の開口部 33 第3の開口部
フロントページの続き (72)発明者 長野 秀樹 埼玉県大里郡江南町大字千代字東原39番地 株式会社ゼクセルヴァレオクライメート コントロール内 Fターム(参考) 3L011 CP03 3L081 AA03 AA06 AB02 DA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気流路が形成された空調ケースと、 この空調ケース内に収納され、前記空気流路を流れる空
    気の温度を調節する温調部と、 車室下方へ空気を吹き出すフット吹出口に対して前記温
    調部を通過した空気を導くフット吹出通路と、 フロントガラスへ向けて空気を吹き出すデフロスト吹出
    口に対して前記温調部を通過した空気を導くデフロスト
    吹出通路と、 車室上方へ空気を吹き出すセンタベント吹出口に対して
    前記温調部を通過した空気を導くセンタベント吹出通路
    と、 前記センタベント吹出口よりも車両の側部にずらして設
    けられたサイドベント吹出口に対して前記温調部を通過
    した空気を導くサイドベント吹出通路とを備え、 これら吹出通路へ供給する空気量をモード切替手段によ
    って調節するようにしている車両用空調装置において、 前記サイドベント吹出口へ導かれる空気量を、フットモ
    ードの設定時においてのみ無くすように設定するサイド
    ベント空気量調整手段を設けたことを特徴とする車両用
    空調装置。
  2. 【請求項2】 前記サイドベント空気量調整手段は、 前記サイドベント吹出通路を迂回して前記サイドベント
    吹出口に前記温調部を通過した空気を導くバイパス通路
    を設け、前記モード切替手段を、前記デフロスト吹出通
    路、前記センタベント吹出通路、及び前記サイドベント
    吹出通路の開度を調節する第1のモードドアと、前記フ
    ット吹出通路及び前記バイパス通路の開度を調節する第
    2のモードドアとによって構成し、前記フットモードの
    設定時においては、前記第1のモードドアを、前記デフ
    ロスト吹出口を開放し、かつ前記センタベント吹出通路
    及び前記サイドベント吹出通路を閉塞する位置に設定す
    ると共に、前記第2のモードドアを、前記フット吹出通
    路を開放し、かつ前記バイパス通路を閉塞する位置に設
    定し、前記フットモード以外の設定時においては、前記
    第1のモードドアの位置に拘わらず、前記第2のモード
    ドアを前記バイパス通路を開放する位置に設定するもの
    であることを特徴とする請求項1記載の車両用空調装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第2のモードドアは、前記第1のモ
    ードドアの上流側に設けられ、前記第1のモードドア側
    へ供給される空気量を調節するものである請求項1記載
    の車両用空調装置。
  4. 【請求項4】 前記サイドベント空気量調整手段は、 前記モード切替手段を前記温調部を通過した空気が内部
    に導かれるロータリードアによって構成し、このロータ
    リードアの周面に、前記フット吹出通路と前記センタベ
    ント吹出通路および前記サイドベント吹出通路とに連通
    可能な第1の開口部と、前記デフロスト吹出通路と連通
    可能な第2の開口部と、前記サイドベント吹出通路に連
    通可能な第3の開口部とを設け、前記第1の開口部を、
    ベントモードの設定時及びバイレベルモードの設定時に
    おいてのみ前記サイドベント吹出通路と連通するように
    形成し、前記第3の開口部を、デフフットモードの設定
    時及びデフロストモードの設定時においてのみ前記サイ
    ドベント吹出通路と連通するように形成することによっ
    て構成されるものであることを特徴とする請求項1記載
    の車両用空調装置。
JP2001181290A 2001-06-15 2001-06-15 車両用空調装置 Pending JP2002370520A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001181290A JP2002370520A (ja) 2001-06-15 2001-06-15 車両用空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001181290A JP2002370520A (ja) 2001-06-15 2001-06-15 車両用空調装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002370520A true JP2002370520A (ja) 2002-12-24

Family

ID=19021578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001181290A Pending JP2002370520A (ja) 2001-06-15 2001-06-15 車両用空調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002370520A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010047118A (ja) * 2008-08-21 2010-03-04 Denso Corp 車両用空調装置
US7857041B2 (en) 2006-03-01 2010-12-28 Denso Corporation Vehicle air conditioner with rotary door
US7950444B2 (en) 2005-10-07 2011-05-31 Denso Corporation Automotive air conditioning system
CN103574766A (zh) * 2012-08-03 2014-02-12 珠海格力电器股份有限公司 立式空调器
CN103807942A (zh) * 2012-11-12 2014-05-21 现代自动车株式会社 用于车辆的空调设备
CN109177687A (zh) * 2014-01-20 2019-01-11 翰昂系统株式会社 用于车辆的空气调节设备

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7950444B2 (en) 2005-10-07 2011-05-31 Denso Corporation Automotive air conditioning system
US7857041B2 (en) 2006-03-01 2010-12-28 Denso Corporation Vehicle air conditioner with rotary door
JP2010047118A (ja) * 2008-08-21 2010-03-04 Denso Corp 車両用空調装置
CN103574766A (zh) * 2012-08-03 2014-02-12 珠海格力电器股份有限公司 立式空调器
CN103574766B (zh) * 2012-08-03 2016-05-04 珠海格力电器股份有限公司 立式空调器
CN103807942A (zh) * 2012-11-12 2014-05-21 现代自动车株式会社 用于车辆的空调设备
CN109177687A (zh) * 2014-01-20 2019-01-11 翰昂系统株式会社 用于车辆的空气调节设备
CN109177687B (zh) * 2014-01-20 2022-03-15 翰昂汽车零部件有限公司 用于车辆的空气调节设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4196492B2 (ja) 車両用空調装置
KR20010059279A (ko) 자동차용 공기조화장치
JP2000219026A (ja) 車両用空調装置
JP4085769B2 (ja) 車両用空調装置
WO2014087587A1 (ja) 車両用空調装置
JP3582219B2 (ja) 自動車用空調装置
JP4356440B2 (ja) 車両用空調装置
JP3690021B2 (ja) 車両用空気調和装置
JPS6312005B2 (ja)
JP3846283B2 (ja) 車両用空調装置
JP2002370520A (ja) 車両用空調装置
JP4178866B2 (ja) 車両用空調装置
JP2003089314A (ja) 自動車用空調装置
JPH08132852A (ja) 車両用エアコンユニット
JP4098485B2 (ja) 車両用空調装置
JPH1035251A (ja) 車両用空調装置
JPH1016539A (ja) 車両用空気調和装置
JP4075206B2 (ja) 車両用空調装置
JPH11222021A (ja) 車両用空調装置
JP2661289B2 (ja) 車両用空調装置
KR100759794B1 (ko) 좌,우 독립 제어 방식의 자동차용 공기 조화 장치
JPS62155115A (ja) 車両用空気調和装置
JPH09263120A (ja) 自動車用空調装置
JP4512467B2 (ja) 車両用空調装置
JP2002362132A (ja) 車両用空調装置