JP3480068B2 - 空調装置 - Google Patents
空調装置Info
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- JP3480068B2 JP3480068B2 JP24275794A JP24275794A JP3480068B2 JP 3480068 B2 JP3480068 B2 JP 3480068B2 JP 24275794 A JP24275794 A JP 24275794A JP 24275794 A JP24275794 A JP 24275794A JP 3480068 B2 JP3480068 B2 JP 3480068B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00664—Construction or arrangement of damper doors
- B60H1/00692—Damper doors moved by translation, e.g. curtain doors
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00664—Construction or arrangement of damper doors
- B60H2001/00728—Film doors
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気を通過させる開口
部を有する可撓性の膜状部材を空調ケースの各取出口と
対向させて移動させることによって、吹出モードを切り
換える空調装置に関する。
部を有する可撓性の膜状部材を空調ケースの各取出口と
対向させて移動させることによって、吹出モードを切り
換える空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平4−257720号公報に開示さ
れる車両用空調装置は、図6に示すように、空調ケース
101内の空気上流側から送風機102、蒸発器10
3、ヒータコア104が設けられ、この空調ケース10
1の空気下流端には、車室内に形成された図示しないフ
ェイス吹出口、フット吹出口、およびデフロスタ吹出口
とそれぞれ導通するフェイス取出口105、フット取出
口106、およびデフロスタ取出口107が形成されて
いる。そして、前記各取出口105〜107と対向する
ようにして可撓性の膜状部材で構成された吹出モード切
換ドア108が張設されている。
れる車両用空調装置は、図6に示すように、空調ケース
101内の空気上流側から送風機102、蒸発器10
3、ヒータコア104が設けられ、この空調ケース10
1の空気下流端には、車室内に形成された図示しないフ
ェイス吹出口、フット吹出口、およびデフロスタ吹出口
とそれぞれ導通するフェイス取出口105、フット取出
口106、およびデフロスタ取出口107が形成されて
いる。そして、前記各取出口105〜107と対向する
ようにして可撓性の膜状部材で構成された吹出モード切
換ドア108が張設されている。
【0003】前記ドア108には空気を通過させるため
の開口部が形成されるとともに、前記ドア108の両端
には駆動軸109および従動軸110が固定されてい
る。そして駆動軸109および従動軸110を正逆両方
向に回転駆動することによって、ドア108が空調ケー
ス101内で移動するように構成されている。ドア10
8の開口部と各取出口との位置関係は図7に示す通りで
あり、デフロスタモードのときには図7(a)、フット
デフモードのときには図7(b)、フットモードのとき
には図7(c)、バイレベルモードのときには図7
(d)、およびフェイスモードのときには図7(e)と
なる。
の開口部が形成されるとともに、前記ドア108の両端
には駆動軸109および従動軸110が固定されてい
る。そして駆動軸109および従動軸110を正逆両方
向に回転駆動することによって、ドア108が空調ケー
ス101内で移動するように構成されている。ドア10
8の開口部と各取出口との位置関係は図7に示す通りで
あり、デフロスタモードのときには図7(a)、フット
デフモードのときには図7(b)、フットモードのとき
には図7(c)、バイレベルモードのときには図7
(d)、およびフェイスモードのときには図7(e)と
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車種によっ
てはフットモード時にサイドフェイス吹出口から少量の
風をもらすようにしたものがあるが、図7に示されたド
ア108を用いてフットモード時にサイドフェイス吹出
口から少量の風を漏らすようにするためには、図8に示
すように、フェイス取出口105のうち右端から図中破
線までのところをサイドフェイス吹出口と導通する取出
口とし、さらにドア108が図8に示される位置となる
ようにすることが考えられる。
てはフットモード時にサイドフェイス吹出口から少量の
風をもらすようにしたものがあるが、図7に示されたド
ア108を用いてフットモード時にサイドフェイス吹出
口から少量の風を漏らすようにするためには、図8に示
すように、フェイス取出口105のうち右端から図中破
線までのところをサイドフェイス吹出口と導通する取出
口とし、さらにドア108が図8に示される位置となる
ようにすることが考えられる。
【0005】この場合、サイドフェイス吹出口からもら
す風量は、ドア108の開口部111(以下、この開口
部111を第1開口部という)が上記サイドフェイス用
取出口を開口する面積、つまり図8の幅t1 と幅t2 と
の積によって決定されるわけだが、図8に示されるよう
に、上記幅t2 が、フット取出口106を開口する開口
部112(以下、この開口部112を第2開口部とい
う)の図中上下方向の幅t3 と同じ(t2 =t3 )であ
るので、幅t2 が長くなってしまい、t1 ×t2の値を
小さくするためにはt1 を小さくしなければならない。
す風量は、ドア108の開口部111(以下、この開口
部111を第1開口部という)が上記サイドフェイス用
取出口を開口する面積、つまり図8の幅t1 と幅t2 と
の積によって決定されるわけだが、図8に示されるよう
に、上記幅t2 が、フット取出口106を開口する開口
部112(以下、この開口部112を第2開口部とい
う)の図中上下方向の幅t3 と同じ(t2 =t3 )であ
るので、幅t2 が長くなってしまい、t1 ×t2の値を
小さくするためにはt1 を小さくしなければならない。
【0006】このように上記幅t1 が短くて幅t2 が長
いと、例えばドア108の目標停止位置(図8の位置)
と実際のドア108の停止位置とが何からの原因によっ
てずれたとき、すなわち上記幅t1 が変わったときに、
t1 ×t2 の値が大きくずれてしまう。つまり、サイド
フェイス吹出口からのもれ量が所望の量に対して大きく
ずれてしまう。
いと、例えばドア108の目標停止位置(図8の位置)
と実際のドア108の停止位置とが何からの原因によっ
てずれたとき、すなわち上記幅t1 が変わったときに、
t1 ×t2 の値が大きくずれてしまう。つまり、サイド
フェイス吹出口からのもれ量が所望の量に対して大きく
ずれてしまう。
【0007】また上記では、フットモード時にサイドフ
ェイス吹出口から少量の風をもらす場合について説明し
たが、上記のような問題は、所定の吹出モードのときに
所定の吹出口から少量の風をもらすような場合にはすべ
て発生する。そこで本発明は上記問題に鑑み、空気を通
過させる開口部を有する可撓性の膜状部材を空調ケース
の各取出口と対向させて移動させることによって吹出モ
ードを切り換え、かつ所定の吹出モードのときに所定の
吹出口から少量の風をもらすようにした空調装置におい
て、膜状部材の位置が所望の位置から多少ずれても、前
記所定の吹出口からのもれ量が大きく変わらないように
することを目的とする。
ェイス吹出口から少量の風をもらす場合について説明し
たが、上記のような問題は、所定の吹出モードのときに
所定の吹出口から少量の風をもらすような場合にはすべ
て発生する。そこで本発明は上記問題に鑑み、空気を通
過させる開口部を有する可撓性の膜状部材を空調ケース
の各取出口と対向させて移動させることによって吹出モ
ードを切り換え、かつ所定の吹出モードのときに所定の
吹出口から少量の風をもらすようにした空調装置におい
て、膜状部材の位置が所望の位置から多少ずれても、前
記所定の吹出口からのもれ量が大きく変わらないように
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、空気を室内に導く空調ケ
ース(1)と、前記空調ケース(1)の空気下流端に形
成された第1取出口(23)、第2取出口(24)、第
3取出口(25)および第4取出口(26)と、前記第
1ないし第4取出口(23〜26)に対向するようにし
て前記空調ケース(1)内に設けられ、空気を通過させ
る第1開口部(20a)、第2開口部(20b)および
第3開口部(20c)が形成された可撓性の膜状部材
(20)とを備え、前記膜状部材(20)を前記第1な
いし第4取出口(23〜26)に対向させながら移動さ
せることによって、室内へ吹き出される空気の吹出モー
ドを切り換えるように構成されており、前記第3取出口
(25)は、前記膜状部材(20)の移動方向に垂直な
方向において前記第1取出口(23)と隣接して形成さ
れ、前記第4取出口(26)は、前記第1取出口(2
3)および前記第3取出口(24)に対して前記第2取
出口(24)とは反対側に形成され、前記第3開口部
(20c)は、前記膜状部材(20)において、前記第
1開口部(20a)に対して前記第2開口部(20b)
とは反対側部位に形成されて、前記第4取出口(26)
を開口するようになっており、前記垂直方向における前
記第1開口部(20a)の幅が、前記垂直方向における
前記第2開口部(20b)の幅よりも短く、前記移動方
向における前記第1開口部(20a)の幅が所定の長さ
以上であり、前記第1開口部(20a)が前記第1取出
口(23)を開口し前記第2開口部(20b)が前記第
2取出口(24)を開口することによって、前記第2取
出口(24)から空気を吹き出すとともに、前記第1取
出口(23)から少量の風を吹き出すように構成され、
また、前記第2開口部(20b)は、前記膜状部材(2
0)が移動したときに前記第1取出口(23)および前
記第3取出口(25)を開口するように構成され、前記
第2開口部(20b)が前記第1取出口(23)および
前記第3取出口(25)を全開する第1の状態のとき
に、前記第1開口部(20a)が前記第4取出口(2
6)よりも前記移動方向における外側に位置し、前記第
2開口部(20b)が前記第2取出口(24)よりも前
記移動方向における外側となる第2の状態のときに、前
記第3開口部(20c)が前記第4取出口(26)を開
口し、前記第4取出口(26)が、前記膜状部材(2
0)が前記第1の状態と第2の状態との間で移動したと
きにおける前記第1開口部(20a)の軌跡上を避ける
位置に形成されたことを特徴とする。
め、請求項1記載の発明では、空気を室内に導く空調ケ
ース(1)と、前記空調ケース(1)の空気下流端に形
成された第1取出口(23)、第2取出口(24)、第
3取出口(25)および第4取出口(26)と、前記第
1ないし第4取出口(23〜26)に対向するようにし
て前記空調ケース(1)内に設けられ、空気を通過させ
る第1開口部(20a)、第2開口部(20b)および
第3開口部(20c)が形成された可撓性の膜状部材
(20)とを備え、前記膜状部材(20)を前記第1な
いし第4取出口(23〜26)に対向させながら移動さ
せることによって、室内へ吹き出される空気の吹出モー
ドを切り換えるように構成されており、前記第3取出口
(25)は、前記膜状部材(20)の移動方向に垂直な
方向において前記第1取出口(23)と隣接して形成さ
れ、前記第4取出口(26)は、前記第1取出口(2
3)および前記第3取出口(24)に対して前記第2取
出口(24)とは反対側に形成され、前記第3開口部
(20c)は、前記膜状部材(20)において、前記第
1開口部(20a)に対して前記第2開口部(20b)
とは反対側部位に形成されて、前記第4取出口(26)
を開口するようになっており、前記垂直方向における前
記第1開口部(20a)の幅が、前記垂直方向における
前記第2開口部(20b)の幅よりも短く、前記移動方
向における前記第1開口部(20a)の幅が所定の長さ
以上であり、前記第1開口部(20a)が前記第1取出
口(23)を開口し前記第2開口部(20b)が前記第
2取出口(24)を開口することによって、前記第2取
出口(24)から空気を吹き出すとともに、前記第1取
出口(23)から少量の風を吹き出すように構成され、
また、前記第2開口部(20b)は、前記膜状部材(2
0)が移動したときに前記第1取出口(23)および前
記第3取出口(25)を開口するように構成され、前記
第2開口部(20b)が前記第1取出口(23)および
前記第3取出口(25)を全開する第1の状態のとき
に、前記第1開口部(20a)が前記第4取出口(2
6)よりも前記移動方向における外側に位置し、前記第
2開口部(20b)が前記第2取出口(24)よりも前
記移動方向における外側となる第2の状態のときに、前
記第3開口部(20c)が前記第4取出口(26)を開
口し、前記第4取出口(26)が、前記膜状部材(2
0)が前記第1の状態と第2の状態との間で移動したと
きにおける前記第1開口部(20a)の軌跡上を避ける
位置に形成されたことを特徴とする。
【0009】 また、請求項2記載の発明では、請求項
1記載の空調装置が車両に搭載され、前記第1取出口
(23)からの空気が、車両サイドガラス側における車
室内乗員上半身に向かって吹き出すサイドフェイス吹出
口から吹き出され、前記第2取出口(24)からの空気
が、車室内乗員の足元に向かって吹き出すフット吹出口
から吹き出され、前記第3取出口(25)からの空気
が、車室内乗員上半身の中央に向かって吹き出すセンタ
ーフェイス吹出口から吹き出され、前記第4取出口(2
6)からの空気が、車両フロントガラスの内面から吹き
出すデフロスタ吹出口から吹き出されるように構成され
たことを特徴とする。
1記載の空調装置が車両に搭載され、前記第1取出口
(23)からの空気が、車両サイドガラス側における車
室内乗員上半身に向かって吹き出すサイドフェイス吹出
口から吹き出され、前記第2取出口(24)からの空気
が、車室内乗員の足元に向かって吹き出すフット吹出口
から吹き出され、前記第3取出口(25)からの空気
が、車室内乗員上半身の中央に向かって吹き出すセンタ
ーフェイス吹出口から吹き出され、前記第4取出口(2
6)からの空気が、車両フロントガラスの内面から吹き
出すデフロスタ吹出口から吹き出されるように構成され
たことを特徴とする。
【0010】 また、請求項3記載の発明では、車両に
搭載される空調装置であって、空気を車室内に導く空調
ケース(1)と、前記空調ケースの空気下流端に形成さ
れた第1取出口(23)および第2取出口(24)と、
前記両取出口(23、24)に対向するようにして前記
空調ケース(1)内に設けられ、空気を通過させる第1
開口部(20a)および第2開口部(20b)が形成さ
れた可撓性の膜状部材(20)とを備え、前記膜状部材
(20)を前記両取出口(23、24)に対向させなが
ら移動させることによって、車室内へ吹き出される空気
の吹出モードを切り換えるように構成され、前記移動方
向に垂直な方向における前記第1開口部(20a)の幅
が、前記垂直方向における前記第2開口部(20b)の
幅よりも短く、前記移動方向における前記第1開口部
(20a)の幅が所定の長さ以上であり、前記第1開口
部(20a)が前記第1取出口(23)を開口し前記第
2開口部(20b)が前記第2取出口(24)を開口す
ることによって、前記第2取出口(24)から空気を吹
き出すとともに、前記第1取出口(23)から少量の風
を吹き出すように構成され、前記第1取出口(23)か
らの空気が、車両サイドガラス側における車室内乗員上
半身に向かって吹き出すサイドフェイス吹出口から吹き
出され、前記第2取出口(24)からの空気が、車室内
乗員の足元に向かって吹き出すフット吹出口から吹き出
されるように構成されたことを特徴とする。
搭載される空調装置であって、空気を車室内に導く空調
ケース(1)と、前記空調ケースの空気下流端に形成さ
れた第1取出口(23)および第2取出口(24)と、
前記両取出口(23、24)に対向するようにして前記
空調ケース(1)内に設けられ、空気を通過させる第1
開口部(20a)および第2開口部(20b)が形成さ
れた可撓性の膜状部材(20)とを備え、前記膜状部材
(20)を前記両取出口(23、24)に対向させなが
ら移動させることによって、車室内へ吹き出される空気
の吹出モードを切り換えるように構成され、前記移動方
向に垂直な方向における前記第1開口部(20a)の幅
が、前記垂直方向における前記第2開口部(20b)の
幅よりも短く、前記移動方向における前記第1開口部
(20a)の幅が所定の長さ以上であり、前記第1開口
部(20a)が前記第1取出口(23)を開口し前記第
2開口部(20b)が前記第2取出口(24)を開口す
ることによって、前記第2取出口(24)から空気を吹
き出すとともに、前記第1取出口(23)から少量の風
を吹き出すように構成され、前記第1取出口(23)か
らの空気が、車両サイドガラス側における車室内乗員上
半身に向かって吹き出すサイドフェイス吹出口から吹き
出され、前記第2取出口(24)からの空気が、車室内
乗員の足元に向かって吹き出すフット吹出口から吹き出
されるように構成されたことを特徴とする。
【0011】 また、請求項4記載の発明では、車両に
搭載される空調装置であって、空気を車室内に導く空調
ケース(1)と、前記空調ケース(1)の空気下流端に
形成された第1取出口(23)、第2取出口(24)お
よび第3取出口(25)と、前記第1ないし第3取出口
(23〜25)に対向するようにして前記空調ケース
(1)内に設けられ、空気を通過させる第1開口部(2
0a)および第2開口部(20b)が形成された可撓性
の膜状部材(20)とを備え、前記膜状部材(20)を
前記第1ないし第3取出口(23〜25)に対向させな
がら移動させることによって、車室内へ吹き出される空
気の吹出モードを切り換えるように構成されており、前
記第3取出口(25)は、前記膜状部材(20)の移動
方向に垂直な方向において前記第1取出口(23)と隣
接して形成され、前記垂直方向における前記第1開口部
(20a)の幅が、前記垂直方向における前記第2開口
部(20b)の幅よりも短く、前記移動方向における前
記第1開口部(20a)の幅が所定の長さ以上であり、
前記第1開口部(20a)が前記第1取出口(23)を
開口し前記第2開口部(20b)が前記第2取出口(2
4)を開口することによって、前記第2取出口(24)
から空気を吹き出すとともに、前記第1取出口(23)
から少量の風を吹き出すように構成され、また、前記第
2開口部(20b)は、前記膜状部材(20)が移動し
たときに前記第1取出口(23)および前記第3取出口
(25)を開口するように構成され、前記第1取出口
(23)からの空気が、車両サイドガラス側における車
室内乗員上半身に向かって吹き出すサイドフェイス吹出
口から吹き出され、前記第2取出口(24)からの空気
が、車室内乗員の足元に向かって吹き出すフット吹出口
から吹き出され、前記第3取出口(25)からの空気
が、車室内乗員上半身の中央に向かって吹き出すセンタ
ーフェイス吹出口から吹き出されるように構成されたこ
とを特徴とする。
搭載される空調装置であって、空気を車室内に導く空調
ケース(1)と、前記空調ケース(1)の空気下流端に
形成された第1取出口(23)、第2取出口(24)お
よび第3取出口(25)と、前記第1ないし第3取出口
(23〜25)に対向するようにして前記空調ケース
(1)内に設けられ、空気を通過させる第1開口部(2
0a)および第2開口部(20b)が形成された可撓性
の膜状部材(20)とを備え、前記膜状部材(20)を
前記第1ないし第3取出口(23〜25)に対向させな
がら移動させることによって、車室内へ吹き出される空
気の吹出モードを切り換えるように構成されており、前
記第3取出口(25)は、前記膜状部材(20)の移動
方向に垂直な方向において前記第1取出口(23)と隣
接して形成され、前記垂直方向における前記第1開口部
(20a)の幅が、前記垂直方向における前記第2開口
部(20b)の幅よりも短く、前記移動方向における前
記第1開口部(20a)の幅が所定の長さ以上であり、
前記第1開口部(20a)が前記第1取出口(23)を
開口し前記第2開口部(20b)が前記第2取出口(2
4)を開口することによって、前記第2取出口(24)
から空気を吹き出すとともに、前記第1取出口(23)
から少量の風を吹き出すように構成され、また、前記第
2開口部(20b)は、前記膜状部材(20)が移動し
たときに前記第1取出口(23)および前記第3取出口
(25)を開口するように構成され、前記第1取出口
(23)からの空気が、車両サイドガラス側における車
室内乗員上半身に向かって吹き出すサイドフェイス吹出
口から吹き出され、前記第2取出口(24)からの空気
が、車室内乗員の足元に向かって吹き出すフット吹出口
から吹き出され、前記第3取出口(25)からの空気
が、車室内乗員上半身の中央に向かって吹き出すセンタ
ーフェイス吹出口から吹き出されるように構成されたこ
とを特徴とする。
【0012】
【0013】
【0014】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施例の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
する実施例の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
【0015】
【発明の作用効果】請求項1ないし4記載の発明によれ
ば、第1開口部は、膜状部材の移動方向に垂直な方向に
おける幅が、この垂直方向における第2開口部の幅より
も短いが、その分、前記移動方向における幅が所定の長
さ以上であるので、この大きさの第1開口部が第1取出
口を開口することによって、第1取出口から所定の少量
風が吹き出される。
ば、第1開口部は、膜状部材の移動方向に垂直な方向に
おける幅が、この垂直方向における第2開口部の幅より
も短いが、その分、前記移動方向における幅が所定の長
さ以上であるので、この大きさの第1開口部が第1取出
口を開口することによって、第1取出口から所定の少量
風が吹き出される。
【0016】また、上記のように第1開口部の前記垂直
方向における幅が短く前記移動方向における幅が所定の
長さ以上であるので、例えば第1取出口から前記所定の
少量風を吹き出すための膜状部材の目標停止位置と実際
の膜状部材の停止位置とが何からの原因によってずれて
も、第1開口部が第1取出口を開口する面積はそれ程大
きく変わらない。従って、第1取出口からもらす少量風
の量は大きく変わらない。
方向における幅が短く前記移動方向における幅が所定の
長さ以上であるので、例えば第1取出口から前記所定の
少量風を吹き出すための膜状部材の目標停止位置と実際
の膜状部材の停止位置とが何からの原因によってずれて
も、第1開口部が第1取出口を開口する面積はそれ程大
きく変わらない。従って、第1取出口からもらす少量風
の量は大きく変わらない。
【0017】 特に、請求項1記載の発明では、膜状部
材を前記第1の状態から第2の状態まで移動させたとき
に第1開口部が第4取出口を開口しないので、前記移動
の途中でのモード、例えば第2開口部が第1および第3
取出口を開口するとともに第2取出口も開口するモード
のときに、第1開口部が第4取出口を開口しない。従っ
て、上記のような移動途中でのモードのときに第4取出
口から空気が吹き出されることを無くすことができる。
材を前記第1の状態から第2の状態まで移動させたとき
に第1開口部が第4取出口を開口しないので、前記移動
の途中でのモード、例えば第2開口部が第1および第3
取出口を開口するとともに第2取出口も開口するモード
のときに、第1開口部が第4取出口を開口しない。従っ
て、上記のような移動途中でのモードのときに第4取出
口から空気が吹き出されることを無くすことができる。
【0018】
【実施例】次に、本発明を自動車用空調装置として適用
した一実施例を図に基づいて説明する。図1は本実施例
の通風系の全体構成図である。空調ケース1には開口部
2が形成されており、この開口部2には送風機を収納し
た送風ユニット(図示しない)が紙面手前側に設けら
れ、前記送風機が駆動することによって、空調ケース1
内に空気流が発生する。
した一実施例を図に基づいて説明する。図1は本実施例
の通風系の全体構成図である。空調ケース1には開口部
2が形成されており、この開口部2には送風機を収納し
た送風ユニット(図示しない)が紙面手前側に設けら
れ、前記送風機が駆動することによって、空調ケース1
内に空気流が発生する。
【0019】空調ケース1内には、その空気上流側から
順に蒸発器3、ヒータコア4が設けられている。この蒸
発器3は、図示しない圧縮機、凝縮器、減圧手段ととも
に周知の冷凍サイクルを構成する熱交換器であり、空調
ケース1内の空気を冷却する。またヒータコア4は、内
部をエンジン冷却水が流れる熱交換器であり、空調ケー
ス1内の空気を加熱する。
順に蒸発器3、ヒータコア4が設けられている。この蒸
発器3は、図示しない圧縮機、凝縮器、減圧手段ととも
に周知の冷凍サイクルを構成する熱交換器であり、空調
ケース1内の空気を冷却する。またヒータコア4は、内
部をエンジン冷却水が流れる熱交換器であり、空調ケー
ス1内の空気を加熱する。
【0020】空調ケース1の空気下流端には後述する複
数の取出口(図2(a)参照)が形成され、この各取出
口の下流側に、空調空気を車室内の各場所に向けて吹き
出されるための各ダクト5〜10が設けられている。こ
のうちダクト5の先端部には、空調空気を車室内フロン
トガラス内面に向けて吹き出すための図示しないデフロ
スタ吹出口が形成され、ダクト6の先端部には、空調空
気を前席乗員の中央上半身に向けて吹き出すための図示
しないセンターフェイス吹出口が形成され、ダクト7の
先端部には、空調空気を前席乗員のサイドガラス側上半
身に向けて吹き出すための図示しないサイドフェイス吹
出口が形成されている。
数の取出口(図2(a)参照)が形成され、この各取出
口の下流側に、空調空気を車室内の各場所に向けて吹き
出されるための各ダクト5〜10が設けられている。こ
のうちダクト5の先端部には、空調空気を車室内フロン
トガラス内面に向けて吹き出すための図示しないデフロ
スタ吹出口が形成され、ダクト6の先端部には、空調空
気を前席乗員の中央上半身に向けて吹き出すための図示
しないセンターフェイス吹出口が形成され、ダクト7の
先端部には、空調空気を前席乗員のサイドガラス側上半
身に向けて吹き出すための図示しないサイドフェイス吹
出口が形成されている。
【0021】また上記ダクト8の先端部には、空調空気
を後席乗員の上半身に向けて吹き出すための図示しない
リアフェイス吹出口が形成され、ダクト9の先端部に
は、空調空気を前席乗員足元に向けて吹き出すための図
示しないフロントフット吹出口が形成され、ダクト10
の先端部には、空調空気を後席乗員足元に向けて吹き出
すための図示しないリアフット吹出口が形成されてい
る。
を後席乗員の上半身に向けて吹き出すための図示しない
リアフェイス吹出口が形成され、ダクト9の先端部に
は、空調空気を前席乗員足元に向けて吹き出すための図
示しないフロントフット吹出口が形成され、ダクト10
の先端部には、空調空気を後席乗員足元に向けて吹き出
すための図示しないリアフット吹出口が形成されてい
る。
【0022】空調ケース1内には、回転軸としての第1
駆動シャフト11と、同じく回転軸としての第1従動シ
ャフト12とが、空調ケース1に対して回転可能に支持
されている。この第1駆動シャフト11および第1従動
シャフト12には、可撓性の膜状部材で構成されたエア
ミックスドア13の両端が固定および巻回されている。
そしてエアミックスドア13は、この第1駆動シャフト
11とヒータコア4と第1従動シャフト12とによっ
て、空気がヒータコア4を通る温風通路14と、ヒータ
コア4をバイパスするバイパス通路15、16とをそれ
ぞれ横切るようにして張設されている。
駆動シャフト11と、同じく回転軸としての第1従動シ
ャフト12とが、空調ケース1に対して回転可能に支持
されている。この第1駆動シャフト11および第1従動
シャフト12には、可撓性の膜状部材で構成されたエア
ミックスドア13の両端が固定および巻回されている。
そしてエアミックスドア13は、この第1駆動シャフト
11とヒータコア4と第1従動シャフト12とによっ
て、空気がヒータコア4を通る温風通路14と、ヒータ
コア4をバイパスするバイパス通路15、16とをそれ
ぞれ横切るようにして張設されている。
【0023】上記第1駆動シャフト11はその駆動手段
(具体的にはステップモータ)によって駆動され、この
第1駆動シャフト11の回転は図示しない回転伝達手段
(具体的にはワイヤ)によって第1従動シャフト12に
伝達される。また、エアミックスドア13には空気を通
過させるための図示しない開口部が形成されており、上
記ステップモータで第1駆動シャフト11を正逆両方向
に回転させて上記開口部を任意の位置で停止させること
によって、上記各通路14〜16を通る空気量が調節さ
れる。なお、エアミックスドア13の停止位置制御方法
は、図示しない制御装置からステップモータに対して出
力される駆動信号の数によって制御される。
(具体的にはステップモータ)によって駆動され、この
第1駆動シャフト11の回転は図示しない回転伝達手段
(具体的にはワイヤ)によって第1従動シャフト12に
伝達される。また、エアミックスドア13には空気を通
過させるための図示しない開口部が形成されており、上
記ステップモータで第1駆動シャフト11を正逆両方向
に回転させて上記開口部を任意の位置で停止させること
によって、上記各通路14〜16を通る空気量が調節さ
れる。なお、エアミックスドア13の停止位置制御方法
は、図示しない制御装置からステップモータに対して出
力される駆動信号の数によって制御される。
【0024】また空調ケース1内には、回転軸としての
第2駆動シャフト17と、同じく回転軸としての第2従
動シャフト18と、同じく回転軸としての中間シャフト
19とが、空調ケース1に対して回転可能に支持されて
いる。この第2駆動シャフト17および第2従動シャフ
ト18には、可撓性の膜状部材で構成された吹出モード
切換ドア20の両端が固定および巻回されている。そし
て吹出モード切換ドア20は、第2駆動シャフト17と
中間シャフト19と第2従動シャフト18とによって、
前記各取出口(図2(a)参照)の空気上流側壁面と対
向するようにして張設されている。
第2駆動シャフト17と、同じく回転軸としての第2従
動シャフト18と、同じく回転軸としての中間シャフト
19とが、空調ケース1に対して回転可能に支持されて
いる。この第2駆動シャフト17および第2従動シャフ
ト18には、可撓性の膜状部材で構成された吹出モード
切換ドア20の両端が固定および巻回されている。そし
て吹出モード切換ドア20は、第2駆動シャフト17と
中間シャフト19と第2従動シャフト18とによって、
前記各取出口(図2(a)参照)の空気上流側壁面と対
向するようにして張設されている。
【0025】上記第2駆動シャフト17はその駆動手段
(具体的にはステップモータ)によって駆動され、この
第2駆動シャフト17の回転は図示しない回転伝達手段
(具体的にはワイヤ)によって第2従動シャフト18に
伝達される。また、吹出モード切換ドア20には空気を
通過させるための開口部(図2(b)参照)が形成され
ており、上記ステップモータで第2駆動シャフト17を
正逆両方向に回転させて上記開口部を任意の位置で停止
させることによって、吹出モードが切り換えられる。な
お、吹出モード切換ドア20の停止位置制御方法は、図
示しない制御装置からステップモータに対して出力され
る駆動信号の数によって制御される。
(具体的にはステップモータ)によって駆動され、この
第2駆動シャフト17の回転は図示しない回転伝達手段
(具体的にはワイヤ)によって第2従動シャフト18に
伝達される。また、吹出モード切換ドア20には空気を
通過させるための開口部(図2(b)参照)が形成され
ており、上記ステップモータで第2駆動シャフト17を
正逆両方向に回転させて上記開口部を任意の位置で停止
させることによって、吹出モードが切り換えられる。な
お、吹出モード切換ドア20の停止位置制御方法は、図
示しない制御装置からステップモータに対して出力され
る駆動信号の数によって制御される。
【0026】さらに空調ケース1内には、冷風を直接ダ
クト6,7側に導く冷風バイパス通路21が形成される
とともに、この冷風バイパス通路21を開閉する冷風バ
イパスドア22が設けられている。この冷風バイパスド
ア22は、エアミックスドアの上記開口部が温風通路1
4を全閉してバイパス通路15,16を全開するマック
スクール時に冷風バイパス通路21を開く。
クト6,7側に導く冷風バイパス通路21が形成される
とともに、この冷風バイパス通路21を開閉する冷風バ
イパスドア22が設けられている。この冷風バイパスド
ア22は、エアミックスドアの上記開口部が温風通路1
4を全閉してバイパス通路15,16を全開するマック
スクール時に冷風バイパス通路21を開く。
【0027】次に上記取出口について図2(a)を用い
て説明する。図2(a)に示すように、空調ケース1の
下流端部位に複数の取出口23〜26が形成されてい
る。このうち取出口23を通過した空気は前記ダクト7
を介して前記サイドフェイス吹出口から吹き出され、取
出口24を通過した空気は前記ダクト9、10を介して
前記フロントフット吹出口および前記リアフット吹出口
から吹き出される。また、取出口25を通過した空気は
前記ダクト6、8を介して前記センターフェイス吹出口
および前記リアフェイス吹出口から吹き出され、取出口
26を通過した空気はダクト5を介して前記デフロスタ
吹出口から吹き出される。
て説明する。図2(a)に示すように、空調ケース1の
下流端部位に複数の取出口23〜26が形成されてい
る。このうち取出口23を通過した空気は前記ダクト7
を介して前記サイドフェイス吹出口から吹き出され、取
出口24を通過した空気は前記ダクト9、10を介して
前記フロントフット吹出口および前記リアフット吹出口
から吹き出される。また、取出口25を通過した空気は
前記ダクト6、8を介して前記センターフェイス吹出口
および前記リアフェイス吹出口から吹き出され、取出口
26を通過した空気はダクト5を介して前記デフロスタ
吹出口から吹き出される。
【0028】また、図2(b)に示すように吹出モード
切換ドア20には、空気を通過させる複数の開口部20
a〜20cが形成されている。図2(b)において20
dに示す部分が第2従動シャフト18に固定され、20
eに示す部分が第2駆動シャフト17に固定される。つ
まり図2(b)の左右方向に吹出モード切換ドア20が
移動する。
切換ドア20には、空気を通過させる複数の開口部20
a〜20cが形成されている。図2(b)において20
dに示す部分が第2従動シャフト18に固定され、20
eに示す部分が第2駆動シャフト17に固定される。つ
まり図2(b)の左右方向に吹出モード切換ドア20が
移動する。
【0029】ここで上記開口部20aの図中上下方向に
おける幅、すなわち前記移動方向に垂直な方向における
幅が、この垂直方向における開口部20bの幅に対して
短くなっている。また、開口部20cの上記垂直方向に
おける幅もこの垂直方向における開口部20bの幅より
も短くなっている。次に、各吹出モードのときに、吹出
モード切換ドア20と各取出口23〜26とがどのよう
な位置関係となるかについて図3〜図5を用いて説明す
る。
おける幅、すなわち前記移動方向に垂直な方向における
幅が、この垂直方向における開口部20bの幅に対して
短くなっている。また、開口部20cの上記垂直方向に
おける幅もこの垂直方向における開口部20bの幅より
も短くなっている。次に、各吹出モードのときに、吹出
モード切換ドア20と各取出口23〜26とがどのよう
な位置関係となるかについて図3〜図5を用いて説明す
る。
【0030】図3(a)はフェイスモードを示す。フェ
イスモード時は開口部20bにて取出口23および25
を全開する。これによって、取出口23を通過した風が
サイドフェイス吹出口に吹き出されるとともに、取出口
25を通過した風がセンターフェイス吹出口およびリア
フェイス吹出口から吹き出される。またこのとき、開口
部20aが取出口26よりも移動方向における外側、つ
まり取出口26よりも図中左側に位置している。
イスモード時は開口部20bにて取出口23および25
を全開する。これによって、取出口23を通過した風が
サイドフェイス吹出口に吹き出されるとともに、取出口
25を通過した風がセンターフェイス吹出口およびリア
フェイス吹出口から吹き出される。またこのとき、開口
部20aが取出口26よりも移動方向における外側、つ
まり取出口26よりも図中左側に位置している。
【0031】図3(b)は第1のバイレベルモードを示
す。この第1のバイレベルモード時は、後述する第2の
バイレベルモードに比べて上記各フェイス吹出口からの
吹出風量が少ない。この第1バイレベルモード時は、開
口部20bにて取出口23、25をそれぞれ約半分開口
するとともに取出口24を全開する。これによって、上
記各フェイス吹出口から吹き出されるとともに、取出口
24を通過した風がフロントフット吹出口およびリアフ
ット吹出口から吹き出される。
す。この第1のバイレベルモード時は、後述する第2の
バイレベルモードに比べて上記各フェイス吹出口からの
吹出風量が少ない。この第1バイレベルモード時は、開
口部20bにて取出口23、25をそれぞれ約半分開口
するとともに取出口24を全開する。これによって、上
記各フェイス吹出口から吹き出されるとともに、取出口
24を通過した風がフロントフット吹出口およびリアフ
ット吹出口から吹き出される。
【0032】図4(a)は上記第2のバイレベルモード
を示す。このときには開口部20bが取出口23、25
を開口する面積が図3(b)のときに比べて小さくな
る。またこのとき、開口部20bが若干取出口23を開
口する。図4(b)はフットモードを示す。このフット
モード時には開口部20bにて取出口24を全開すると
ともに、開口部20bにて取出口23を開口する。これ
によって、主に上記各フット吹出口から風が吹き出され
ながら、サイドフェイス吹出口から少量の風が吹き出さ
れる。
を示す。このときには開口部20bが取出口23、25
を開口する面積が図3(b)のときに比べて小さくな
る。またこのとき、開口部20bが若干取出口23を開
口する。図4(b)はフットモードを示す。このフット
モード時には開口部20bにて取出口24を全開すると
ともに、開口部20bにて取出口23を開口する。これ
によって、主に上記各フット吹出口から風が吹き出され
ながら、サイドフェイス吹出口から少量の風が吹き出さ
れる。
【0033】図5(a)はフットデフモードを示す。こ
のフットデフモード時には、開口部20bにて取出口2
4を約半分開口するとともに、開口部20cにて取出口
26を約半分開口する。またこのとき、開口部20aに
て取出口23を開口する。これによって、主に上記各フ
ット吹出口およびデフロスタ吹出口から風吹き出されな
がら、サイドフェイス吹出口から少量の風が吹き出され
る。
のフットデフモード時には、開口部20bにて取出口2
4を約半分開口するとともに、開口部20cにて取出口
26を約半分開口する。またこのとき、開口部20aに
て取出口23を開口する。これによって、主に上記各フ
ット吹出口およびデフロスタ吹出口から風吹き出されな
がら、サイドフェイス吹出口から少量の風が吹き出され
る。
【0034】図5(b)はデフロスタモードを示す。こ
のデフロスタモード時には、開口部20cにて取出口2
6を全開するとともに、開口部20aにて取出口23を
開口する。これによって、主にデフロスタ吹出口から風
が吹き出されながらサイドフェイス吹出口から少量の風
が吹き出される。またこのとき、開口部20bが取出口
24よりも前記移動方向における外側、つまり図中右側
となる。
のデフロスタモード時には、開口部20cにて取出口2
6を全開するとともに、開口部20aにて取出口23を
開口する。これによって、主にデフロスタ吹出口から風
が吹き出されながらサイドフェイス吹出口から少量の風
が吹き出される。またこのとき、開口部20bが取出口
24よりも前記移動方向における外側、つまり図中右側
となる。
【0035】以上のように本実施例では、図4(b)に
示すように、フットモード時にはフット吹出口から風を
吹き出すとともにサイドフェイス吹出口から少量の風を
吹き出すようにしている。そしてサイドフェイス吹出口
から少量の風を吹き出すために、開口部20aにて取出
口23を開口するようにしている。つまり本実施例で
は、開口部20aの開口面積が上記少量風を吹き出すだ
けの小さな開口面積となっている。
示すように、フットモード時にはフット吹出口から風を
吹き出すとともにサイドフェイス吹出口から少量の風を
吹き出すようにしている。そしてサイドフェイス吹出口
から少量の風を吹き出すために、開口部20aにて取出
口23を開口するようにしている。つまり本実施例で
は、開口部20aの開口面積が上記少量風を吹き出すだ
けの小さな開口面積となっている。
【0036】このように開口部20aの開口面積は小さ
いが、吹出モード切換ドア20の移動方向に垂直な方向
(図4上下方向)における開口部20aの幅が、開口部
20bおよび20cの前記垂直方向における幅よりも短
いので、その分、前記移動方向(図4左右方向)におけ
る開口部20aの幅が所定の長さ以上とされている。従
って、何らかの原因によって、上記図示しない制御装置
が認識している吹出モード切換ドア20の位置と実際の
吹出モード切換ドア20の位置とがずれ、フットモード
のときの吹出モード切換ドア20の位置が図4(b)の
位置から多少ずれても、開口部20aが取出口23を開
口する面積は大きく変わらない。従ってサイドフェイス
吹出口からの風の量が大きく変わることはない。
いが、吹出モード切換ドア20の移動方向に垂直な方向
(図4上下方向)における開口部20aの幅が、開口部
20bおよび20cの前記垂直方向における幅よりも短
いので、その分、前記移動方向(図4左右方向)におけ
る開口部20aの幅が所定の長さ以上とされている。従
って、何らかの原因によって、上記図示しない制御装置
が認識している吹出モード切換ドア20の位置と実際の
吹出モード切換ドア20の位置とがずれ、フットモード
のときの吹出モード切換ドア20の位置が図4(b)の
位置から多少ずれても、開口部20aが取出口23を開
口する面積は大きく変わらない。従ってサイドフェイス
吹出口からの風の量が大きく変わることはない。
【0037】また本実施例では、吹出モード切換ドア2
0が、図3(a)に示す状態と図5(b)に示す状態と
の間で移動するときに、開口部20aが取出口26を開
口しないようにするために、取出口26の図2上下方向
における幅が、他の取出口(23と25、および24)
の前記上下方向における幅に対して短くなっており、こ
れによって取出口26が前記の移動によってできる開口
部20aの軌跡上を避けている。
0が、図3(a)に示す状態と図5(b)に示す状態と
の間で移動するときに、開口部20aが取出口26を開
口しないようにするために、取出口26の図2上下方向
における幅が、他の取出口(23と25、および24)
の前記上下方向における幅に対して短くなっており、こ
れによって取出口26が前記の移動によってできる開口
部20aの軌跡上を避けている。
【0038】従って、図3(b)に示す第1のバイレベ
ルモード時にデフロスタ吹出口から空調風がもれてしま
うことがなく、所望の通りのモード(第2のバイレベル
モード)を実現することができる。
ルモード時にデフロスタ吹出口から空調風がもれてしま
うことがなく、所望の通りのモード(第2のバイレベル
モード)を実現することができる。
【図1】本発明一実施例の通風系の全体構成図である。
【図2】(a)は各取出口の形状を示す展開図、(b)
は吹出モード切換ドア20の展開図である。
は吹出モード切換ドア20の展開図である。
【図3】(a)はフェイスモード時の各取出口と吹出モ
ード切換ドアとの位置関係を示す展開図、(b)は第1
のバイレベルモード時の各取出口と吹出モード切換ドア
との位置関係を示す展開図である。
ード切換ドアとの位置関係を示す展開図、(b)は第1
のバイレベルモード時の各取出口と吹出モード切換ドア
との位置関係を示す展開図である。
【図4】(a)は第2のバイレベルモード時の各取出口
と吹出モード切換ドアとの位置関係を示す展開図、
(b)はフットモード時の各取出口と吹出モード切換ド
アとの位置関係を示す展開図である。
と吹出モード切換ドアとの位置関係を示す展開図、
(b)はフットモード時の各取出口と吹出モード切換ド
アとの位置関係を示す展開図である。
【図5】(a)はフットデフモード時の各取出口と吹出
モード切換ドアとの位置関係を示す展開図、(b)はデ
フロスタモード時の各取出口と吹出モード切換ドアとの
位置関係を示す展開図である。
モード切換ドアとの位置関係を示す展開図、(b)はデ
フロスタモード時の各取出口と吹出モード切換ドアとの
位置関係を示す展開図である。
【図6】従来の空調装置の通風系の全体構成図である。
【図7】上記従来装置の吹出モード切換ドアの開口部と
各取出口との位置関係を示す展開図である。
各取出口との位置関係を示す展開図である。
【図8】図7のドアにてフットモード時にサイドフェイ
ス吹出口から少量風をもらす場合の前記ドアと各取出口
との位置関係を示す展開図である。
ス吹出口から少量風をもらす場合の前記ドアと各取出口
との位置関係を示す展開図である。
1…空調ケース、20…吹出モード切換ドア(膜状部
材)、20a…開口部(第1開口部)、20b…開口部
(第2開口部)、20c…開口部(第3開口部)、23
…取出口(第1取出口)、24…取出口(第2取出
口)、25…取出口(第3取出口)、26…取出口(第
4取出口)
材)、20a…開口部(第1開口部)、20b…開口部
(第2開口部)、20c…開口部(第3開口部)、23
…取出口(第1取出口)、24…取出口(第2取出
口)、25…取出口(第3取出口)、26…取出口(第
4取出口)
Claims (4)
- 【請求項1】 空気を室内に導く空調ケース(1)と、 前記空調ケース(1)の空気下流端に形成された第1取
出口(23)、第2取出口(24)、第3取出口(2
5)および第4取出口(26)と、 前記第1ないし第4取出口(23〜26)に対向するよ
うにして前記空調ケース(1)内に設けられ、空気を通
過させる第1開口部(20a)、第2開口部(20b)
および第3開口部(20c)が形成された可撓性の膜状
部材(20)とを備え、 前記膜状部材(20)を前記第1ないし第4取出口(2
3〜26)に対向させながら移動させることによって、
室内へ吹き出される空気の吹出モードを切り換えるよう
に構成されており、 前記第3取出口(25)は、前記膜状部材(20)の移
動方向に垂直な方向において前記第1取出口(23)と
隣接して形成され、 前記第4取出口(26)は、前記第1取出口(23)お
よび前記第3取出口(24)に対して前記第2取出口
(24)とは反対側に形成され、 前記第3開口部(20c)は、前記膜状部材(20)に
おいて、前記第1開口部(20a)に対して前記第2開
口部(20b)とは反対側部位に形成されて、前記第4
取出口(26)を開口するようになっており、 前記垂直方向における前記第1開口部(20a)の幅
が、前記垂直方向における前記第2開口部(20b)の
幅よりも短く、前記移動方向における前記第1開口部
(20a)の幅が所定の長さ以上であり、 前記第1開口部(20a)が前記第1取出口(23)を
開口し前記第2開口部(20b)が前記第2取出口(2
4)を開口することによって、前記第2取出口(24)
から空気を吹き出すとともに、前記第1取出口(23)
から少量の風を吹き出すように構成され、 また、前記第2開口部(20b)は、前記膜状部材(2
0)が移動したときに前記第1取出口(23)および前
記第3取出口(25)を開口するように構成され、 前記第2開口部(20b)が前記第1取出口(23)お
よび前記第3取出口(25)を全開する第1の状態のと
きに、前記第1開口部(20a)が前記第4取出口(2
6)よりも前記移動方向における外側に位置し、 前記第2開口部(20b)が前記第2取出口(24)よ
りも前記移動方向における外側となる第2の状態のとき
に、前記第3開口部(20c)が前記第4取出口(2
6)を開口し、 前記第4取出口(26)が、前記膜状部材(20)が前
記第1の状態と第2の状態との間で移動したときにおけ
る前記第1開口部(20a)の軌跡上を避ける位置に形
成された ことを特徴とする空調装置。 - 【請求項2】前記空調装置が車両に搭載され、前記第1
取出口(23)からの空気が、車両サイドガラス側にお
ける車室内乗員上半身に向かって吹き出すサイドフェイ
ス吹出口から吹き出され、 前記第2取出口(24)からの空気が、車室内乗員の足
元に向かって吹き出すフット吹出口から吹き出され、 前記第3取出口(25)からの空気が、車室内乗員上半
身の中央に向かって吹き出すセンターフェイス吹出口か
ら吹き出され、 前記第4取出口(26)からの空気が、車両フロントガ
ラスの内面から吹き出すデフロスタ吹出口から吹き出さ
れるように構成された ことを特徴とする請求項1記載の
空調装置。 - 【請求項3】車両に搭載される空調装置であって、 空気を車室内に導く空調ケース(1)と、 前記空調ケースの空気下流端に形成された第1取出口
(23)および第2取出口(24)と、 前記両取出口(23、24)に対向するようにして前記
空調ケース(1)内に設けられ、空気を通過させる第1
開口部(20a)および第2開口部(20b)が形成さ
れた可撓 性の膜状部材(20)とを備え、 前記膜状部材(20)を前記両取出口(23、24)に
対向させながら移動させることによって、車室内へ吹き
出される空気の吹出モードを切り換えるように構成さ
れ、 前記移動方向に垂直な方向における前記第1開口部(2
0a)の幅が、前記垂直方向における前記第2開口部
(20b)の幅よりも短く、前記移動方向における前記
第1開口部(20a)の幅が所定の長さ以上であり、 前記第1開口部(20a)が前記第1取出口(23)を
開口し前記第2開口部(20b)が前記第2取出口(2
4)を開口することによって、前記第2取出口(24)
から空気を吹き出すとともに、前記第1取出口(23)
から少量の風を吹き出すように構成され、 前記第1取出口(23)からの空気が、車両サイドガラ
ス側における車室内乗員上半身に向かって吹き出すサイ
ドフェイス吹出口から吹き出され、 前記第2取出口(24)からの空気が、車室内乗員の足
元に向かって吹き出すフット吹出口から吹き出されるよ
うに構成されたことを特徴とする 空調装置。 - 【請求項4】車両に搭載される空調装置であって、 空気を車室内に導く空調ケース(1)と、 前記空調ケース(1)の空気下流端に形成された第1取
出口(23)、第2取出口(24)および第3取出口
(25)と、 前記第1ないし第3取出口(23〜25)に対向するよ
うにして前記空調ケース(1)内に設けられ、空気を通
過させる第1開口部(20a)および第2開口部(20
b)が形成された可撓性の膜状部材(20)とを備え、 前記膜状部材(20)を前記第1ないし第3取出口(2
3〜25)に対向させながら移動させることによって、
車室内へ吹き出される空気の吹出モードを切り換えるよ
うに構成されており、 前記第3取出口(25)は、前記膜状部材(20)の移
動方向に垂直な方向において前記第1取出口(23)と
隣接して形成され、 前記垂直方向における前記第1開口部(20a)の幅
が、前記垂直方向における前記第2開口部(20b)の
幅よりも短く、前記移動方向における前記第1開口部
(20a)の幅が所定の長さ以上であり、 前記第1開口部(20a)が前記第1取出口(23)を
開口し前記第2開口部(20b)が前記第2取出口(2
4)を開口することによって、前記第2取出口(24)
から空気を吹き出すとともに、前記第1取出口(23)
から少量の風を吹き出すように構成され、 また、前記第2開口部(20b)は、前記膜状部材(2
0)が移動したときに前記第1取出口(23)および前
記第3取出口(25)を開口するように構成され、 前記第1取出口(23)からの空気が、車両サイドガラ
ス側における車室内乗員上半身に向かって吹き出すサイ
ドフェイス吹出口から吹き出され、 前記第2取出口(24)からの空気が、車室内乗員の足
元に向かって吹き出すフット吹出口から吹き出され、 前記第3取出口(25)からの空気が、車室内乗員上半
身の中央に向かって吹き出すセンターフェイス吹出口か
ら吹き出されるように構成されたことを特徴とする 空調
装置。
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- 1995-10-06 US US08/539,526 patent/US5632672A/en not_active Expired - Lifetime
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