JPH08222337A - 回転コネクタ - Google Patents

回転コネクタ

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JPH08222337A
JPH08222337A JP7022915A JP2291595A JPH08222337A JP H08222337 A JPH08222337 A JP H08222337A JP 7022915 A JP7022915 A JP 7022915A JP 2291595 A JP2291595 A JP 2291595A JP H08222337 A JPH08222337 A JP H08222337A
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
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    • H01R12/50Fixed connections
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フラットケーブルの導体とジョイントバーと
の接続作業が簡単な回転コネクタを提供する。 【構成】 リードブロック12の樹脂体18の内部に押
え板19aを有するジョイントバー19を支持すると共
に、この押え板19aを樹脂体18の側面からほぼ直角
方向に突出させる。このリードブロック12にフラット
ケーブル14を接続する際に、押え板19aを内側に折
り曲げてフラットケーブル14の切欠き15bに係止さ
せることにより、予めフラットケーブル14の端部を両
押え板19aによってリードブロック12上に固定し、
この状態で、フラットケーブル14の各導体16とジョ
イントバー19の重なり部分をスポット溶接あるいは超
音波溶接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のステアリング装
置に組み込まれ、ロータ側のハンドルとステータ側との
間を電気的に接続する回転コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の回転コネクタは、同心状にかつ
相対的に回動自在に連結された一対のハウジングと、こ
れら両ハウジング間の空間内に収納巻回されたフラット
ケーブルとで概略構成されており、前記フラットケーブ
ルの両端は両ハウジングにそれぞれ固定された後、外部
へ電気的に導出されている。一方のハウジングは可動
体、他方のハウジングは固定体として用いられ、可動体
側のハウジングを時計あるいは反時計方向に回転する
と、フラットケーブルが空間内で巻き締めあるいは巻き
戻されるようになっている。
【0003】このように概略構成された回転コネクタ
は、固定体側のハウジングをステアリング装置のステア
リング・コラムに、可動体側のハウジングをハンドルに
固定すると共に、フラットケーブルの両端をステアリン
グ・コラムやハンドル側の電気部品に接続することによ
り、エアーバッグシステムやホーン回路等の電気的接続
手段として使用される。その際、フラットケーブルの端
部にリード線を接続し、このリード線を介してフラット
ケーブルをステアリング・コラムやハンドル側の電気部
品に接続することがあり、かかる接続構造の一例とし
て、実公平4−24611号公報に記載されたものが提
案されている。
【0004】同公報に記載された回転コネクタは、予め
複数のジョイントバーをフラットケーブルの各導体のピ
ッチに合わせて絶縁支持体により連結し、各ジョイント
バーの両端にフラットケーブルの導体とリード線とを接
続した後、これらの接続部分を含むフラットケーブルの
端部と絶縁支持体およびリード線の絶縁層を樹脂成形保
護体で被覆し、しかる後、この樹脂成形保護体をハウジ
ングに固定するように構成されている。このように、フ
ラットケーブルの導体とリード線とをジョイントバーを
介して導通すると、フラットケーブルの導体をジョイン
トバーの平坦面に重ねて接続できるため、薄くて弱いフ
ラットケーブルの導体を切断せずに超音波溶接等で接続
することができる。また、ジョイントバーによる導体と
リード線との相互の接続部分が樹脂成形保護体で保護さ
れているため、フラットケーブルやリード線に引張り力
が作用した際の導体の破断を防止することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如く構成された従来の回転コネクタにあっては、フラッ
トケーブルの各導体と各ジョイントバーとを溶接する際
に、フラットケーブルと絶縁支持体とを位置決め・保持
するための特殊な治具が必要となり、接続作業が煩雑に
なるという問題があった。また、フラットケーブルの各
導体と各ジョイントバーとの接続部分は引張り力に対し
て弱いため、ジョイントバーの両端にフラットケーブル
の導体とリード線とを接続した後、これらの接続部分を
樹脂成形保護体で被覆する成形工程が必要となり、この
点からも作業性が悪いという問題があった。
【0006】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その目的は、フラットケーブルの
導体とジョイントバーとの接続作業が簡単な回転コネク
タを提供することにあり、他の目的は、接続後の引張り
強度を簡単な構成で高めることのできる回転コネクタを
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した本発明の目的
は、同心状にかつ相対的に回動自在に連結された一対の
ハウジングと、これら両ハウジング間の空間内に収納巻
回され、互いに平行な複数の導体を有するフラットケー
ブルと、該フラットケーブルの各導体の少なくとも一方
の端部に接続されたジョイントバーを有し、該ジョイン
トバーを支持する絶縁性の樹脂体が前記ハウジングに固
定されたリードブロックと、該リードブロックの各ジョ
イントバーに接続され、前記ハウジングの外部へ導出す
るリード線とを備えた回転コネクタにおいて、前記リー
ドブロックに前記樹脂体の側面から突出する金属製の押
え板を設け、該押え板によって前記フラットケーブルの
端部を前記リードブロックに抱持することによって達成
される。また、上記した本発明の目的は、上記構成にお
いて、前記フラットケーブルの側面に前記押え板と係止
する切欠きを形成することによって達成される。
【0008】
【作用】フラットケーブルの各導体をジョイントバーに
接続する際、樹脂体の側面から突出する押え板を折り曲
げ、予め押え板によってリードブロック上にフラットケ
ーブルの端部を抱持しておくと、特別な治具を用いるこ
となく、フラットケーブルの各導体とジョイントバーと
を簡単に溶接できる。その際、ジョイントバーの一部を
樹脂体の側面から突出させ、これを押え板として利用す
ると、極めて簡単にリードブロックを成形することがで
きる。また、フラットケーブルの側面に切欠きを形成
し、この切欠きに押え板を係止させた場合、フラットケ
ーブルとリードブロックに作用する引張りが、これら切
欠きと押え板との係止部分で吸収されるため、成形が面
倒な樹脂成形保護体を用いることなく、フラットケーブ
ルの各導体とジョイントバーとの接続部分の破断を防止
することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明の一実施例に係る回転コネクタの平面
図、図2は該回転コネクタの底面図、図3は図1のA−
A線に沿う断面図、図4は該回転コネクタに備えられる
フラットケーブルとリードブロックおよびリード線との
接続部を示す斜視図、図5は図4の接続部の分解斜視
図、図6は図4に示すフラットケーブルとリードブロッ
クとの接続部の断面図である。
【0010】図1〜3において、符号1は第1のハウジ
ング、符号2は第2のハウジングを示し、本実施例の場
合、第1のハウジング1を可動体として用い、第2のハ
ウジング2を固定体として用いている。第1のハウジン
グ1は、中央にセンタ孔3を有する円板状の天板4と、
センタ孔3の周縁から垂下する内筒体5とで構成されて
おり、内筒体5の下部にはセンタ孔3の軸線方向に延び
る複数のスリット5aが形成されると共に、内筒体5の
下端にはスナップ爪5bが形成されている。また、天板
4には突出部4aが一体成形されると共に、この突出部
4aの一側面にカバー6が被着されており、これら突出
部4aとカバー6の内部にリードブロック7が収納・固
定されている。このリードブロック7には複数のリード
線8が接続されており、各リード線8は第1のハウジン
グ1から外部に導出し、その先端に図示せぬ外部コネク
タが取付けられている。一方、第2のハウジング2は、
中央にガイド孔9を有する底板10と、この底板10の
外周縁から起立する外筒体11とで構成されており、こ
れら底板10と外筒体11とは熱がしめ等の手段で接合
・一体化されている。また、底板10と外筒体11の一
部には突出部10a,11aが一体形成されており、こ
れら突出部10a,11aの内部にリードブロック12
が収納・固定されている。このリードブロック12には
複数のリード線13が接続されており、各リード線13
は第2のハウジング2から外部に導出し、その先端に図
示せぬ外部コネクタが取付けられている。
【0011】前記内筒体5のスナップ爪5bは底板10
のガイド孔9にスナップインされており、天板4の外周
縁が外筒体11の上端を摺動すると共に、内筒体5の下
端がガイド孔9内を摺動することにより、第1のハウジ
ング1と第2のハウジング2とは同心状にかつ相対的に
回動自在に連結されている。これら両ハウジング1,2
間にはリング状の空間が画成されており、この空間内に
はフラットケーブル14が例えば渦巻き状に巻回されて
いる。後述するように、このフラットケーブル14の両
端はそれぞれ、前記突出部4aとカバー7の内部および
両突出部10a,11aの内部でリードブロック7,1
2に接続されている。
【0012】このように構成された回転コネクタは、図
示せぬ車両のステアリング装置に組み込まれて使用され
るが、その際、第2のハウジング2はステアリングコラ
ム等のステータ部材に取付けられ、第2のハウジング2
から外部に導出されたリード線13は、図示せぬ外部コ
ネクタを介して車体側に配設されたエアーバッグ回路等
に接続される。また、第1のハウジング1はハンドルに
取付けられ、第1のハウジング1から外部に導出された
リード線8は、図示せぬ外部コネクタを介してハンドル
側に装着されたエアーバッグ用インフレータ等に接続さ
れる。そして、使用に際し、ハンドルに連動して第1の
ハウジング1が例えば時計方向に回転すると、フラット
ケーブル14が内筒体5の外周面に巻き締められ、これ
とは逆に、ハンドルに連動して第1のハウジング1が反
時計方向に回転すると、フラットケーブル14が外筒体
11の内周面に巻き戻される。
【0013】次に、フラットケーブル14の両端とリー
ドブロック7,12およびリード線8,13の接続構造
を、フラットケーブル14の外端側について説明する。
図5に示すように、前記フラットケーブル14は、互い
に平行な複数本の導体15を一対の絶縁フィルム16で
ラミネートした帯状体からなり、本実施例の場合は3本
の導体15を埋設した3回路用のフラットケーブルが使
用されている。このフラットケーブル14の外端部にお
いて、各導体15は絶縁フィルム16を除去することに
より露出しているが、その先端は絶縁フィルム16によ
って繋がれており、当該個所が連結部17となってい
る。この連結部17における絶縁フィルム16には一対
の位置決め孔15aが形成されており、また、連結部1
7の近傍に位置する絶縁フィルム16両側面には切欠き
15bが形成されている。なお、前記リード線13は丸
線ケーブルとも称ばれるもので、円筒状の絶縁チューブ
13aによって撚り線13bが被覆されている。
【0014】また、前記リードブロック12は、絶縁性
の樹脂体18と、この樹脂体18の内部に支持された複
数のジョイントバー19とで構成されており、本実施例
の場合は、フラットケーブル14の導体16の数に対応
して3本のジョイントバー19が使用されている。各ジ
ョイントバー19は導電性に優れた銅材等からなり、そ
の断面形状は長方形で、表裏両面は平坦に形成されてい
る。前記樹脂体18には第1の窓孔20と第2の窓孔2
1が開設されると共に、これら窓孔20,21間に位置
する突起18aが立設されており、各ジョイントバー1
9は第1および第2の窓孔20,21から露出してい
る。第1の窓孔20は連続する1つの孔であるが、第2
の窓孔21は樹脂体18によって互いに隔離されてお
り、各第2の窓孔21から樹脂体18の一端面にかけて
凹溝18bが形成されている。各ジョイントバー19の
間隔はフラットケーブル14の導体16とほぼ同ピッチ
に設定されており、これらのうち中央を除く両端のジョ
イントバー19にはそれぞれ押え板19aが一体形成さ
れており、これら押え板19aは樹脂体18の側面から
ほぼ直角方向に突出している。
【0015】前記リードブロック12に対してフラット
ケーブル14とリード線13を接続する場合、まず、フ
ラットケーブル14をリードブロック12上に重ね、連
結部17の位置決め孔15aを樹脂体18の突起18a
に挿入する。これにより、フラットケーブル14はリー
ドブロック12に対して位置決めされ、各導体16が第
1の窓孔20内で各ジョイントバー19の平坦面上に重
ね合わされると共に、両切欠き15bが両押え板19a
の真上に重ね合わされる。しかる後、両押え板19aを
内側に折り曲げ、その根元を切欠き15bに係止させる
と、図6に示すように、フラットケーブル14の端部が
両押え板19aによってリードブロック12に抱持さ
れ、以後フラットケーブル14とリードブロック12と
は一体物として取り扱われる。次いで、各リード線13
の絶縁チューブ13aをリードブロック12の凹溝18
bに嵌め込み、撚り線13bの先端を第2の窓孔21内
で各ジョイントバー19の平坦面上に重ね合わせた後、
この状態で、第1の窓孔20を利用して図示せぬ溶接用
治具を各導体16とジョイントバー19の重なり部分に
当接させ、これら導体16とジョイントバー19とをス
ポット溶接あるいは超音波溶接する。この時、フラット
ケーブル14とリードブロック12は押え板19aによ
って一体化されているため、特別な位置決め用治具を用
いることなく、導体16とジョイントバー19とを簡単
に溶接することができる。また、これに前後して、第2
の窓孔21を利用して図示せぬ溶接用治具を各リード線
13の撚り線13bとジョイントバー19の重なり部分
に当接させ、これら撚り線13bとジョイントバー19
とをスポット溶接あるいは超音波溶接する。
【0016】このようにリードブロック12に対してフ
ラットケーブル14とリード線13とを接続した後、図
4に示すように、リードブロック12を外筒体11の突
出部11aに設けた収納凹部22内に挿入する。その
際、収納凹部22の内壁にはガイド突起22aが延設さ
れており、前記樹脂体18の裏面に延設した溝18cを
このガイド突起22aに沿って押し込むことにより、リ
ードブロック12を収納凹部22内の所定位置に確実に
位置決めすることができる。最後に、外筒体11の下面
に底板10を被せ、底板10からリード線13を導出さ
せた状態で、前述したように底板10と外筒体11とを
熱がしめ等で接合・一体化すると、リードブロック12
は第2のハウジング2の突出部10a,11a内に収納
・固定される。なお、フラットケーブル14の内端側に
ついては詳細な説明を省略してあるが、リードブロック
7の収納位置が突出部4aとカバー6間であるという点
を除くと、外端側の接続構造と同様に構成されている。
【0017】上記実施例にあっては、フラットケーブル
14とリードブロック12とが樹脂体18の両側面から
突出する一対の押え板19aによって一体化されている
ため、フラットケーブル14の各導体16をリードブロ
ック12のジョイントバー19に溶接する際、特別な位
置決め治具を用いることなく簡単にかつ確実に溶接する
ことができる。また、押え板19aはジョイントバー1
9の一部を利用したものであるため、樹脂体18を成形
する際に、押え板19aをジョイントバー19の位置決
め部として機能させることができ、極めて簡単にリード
ブロック12を成形することができる。さらに、フラッ
トケーブル14の絶縁フィルム16の両側面に切欠き1
5bを形成し、これら切欠き15bに各押え板19aを
係止させたため、フラットケーブル14とリードブロッ
ク12に作用する引張りを、これら切欠き15bと押え
板19aとの係止部分で吸収することができる。したが
って、成形が面倒な樹脂成形保護体を用いることなく、
フラットケーブル14の各導体16とジョイントバー1
9との接続部分の破断を防止することができる。
【0018】なお、上記実施例では、フラットケーブル
の両端にリードブロックを介してリード線が接続された
回転コネクタについて説明したが、本発明はフラットケ
ーブルの少なくとも一方の端部がリードブロックを介し
てリード線に接続されていれば良く、例えば、いずれか
一方のハウジングにコネクタハウジングを一体成形し、
このコネクタハウジング内に設けたコネクタ端子にフラ
ットケーブルの一端を接続した、片側をダイレクトコネ
クとした回転コネクタにも適用可能である。
【0019】また、上記実施例では、押え板をジョイン
トバーに一体形成した場合について説明したが、押え板
とジョイントバーとは別体であっても良く、例えば、ジ
ョイントバーと同種または異種の金属材を各ジョイント
バーと共に樹脂体に支持し、この金属材の一部を樹脂体
の側面から突出させて押え板とすることも可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フラットケーブルの各導体をジョイントバーに接続する
際に、リードブロックに設けられた押え板によって該リ
ードブロック上にフラットケーブルの端部を位置決めで
きるため、特別な位置決め用治具を用いることなく、フ
ラットケーブルの各導体とジョイントバーとを簡単に溶
接できる。また、フラットケーブルの側面に切欠きを形
成し、この切欠きに押え板を係止させると、フラットケ
ーブルとリードブロックに作用する引張りが、これら切
欠きと押え板との係止部分で吸収されるため、成形が面
倒な樹脂成形保護体を用いることなく、フラットケーブ
ルの各導体とジョイントバーとの接続部分の破断を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る回転コネクタの平面図
である。
【図2】該回転コネクタの底面図である。
【図3】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】該回転コネクタに備えられるフラットケーブル
とリードブロックおよびリード線との接続部を示す斜視
図である。
【図5】図4の接続部を分解して示す平面図である。
【図6】図4に示すフラットケーブルとリードブロック
との接続部の断面図である。
【符号の説明】
1 第1のハウジング 2 第2のハウジング 4 天板 4a 突出部 5 内筒体 6 カバー 7,12 リードブロック 8,13 リード線 10 底板 10a,11a 突出部 11 外筒体 14 フラットケーブル 15 導体 15b 切欠き 16 絶縁フィルム 18 樹脂体 18c 溝 19 ジョイントバー 19a 押え板 20 第1の窓孔 21 第2の窓孔 22 収納凹部 22a ガイド突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同心状にかつ相対的に回動自在に連結さ
    れた一対のハウジングと、これら両ハウジング間の空間
    内に収納巻回され、互いに平行な複数の導体を有するフ
    ラットケーブルと、該フラットケーブルの各導体の少な
    くとも一方の端部に接続されたジョイントバーを有し、
    該ジョイントバーを支持する絶縁性の樹脂体が前記ハウ
    ジングに固定されたリードブロックと、該リードブロッ
    クの各ジョイントバーに接続され、前記ハウジングの外
    部へ導出するリード線とを備え、前記リードブロックに
    前記樹脂体の側面から突出する金属製の押え板を設け、
    該押え板によって前記フラットケーブルの端部が前記リ
    ードブロックに抱持されていることを特徴とする回転コ
    ネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記押え板が
    前記ジョイントバーの一部であることを特徴とする回転
    コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、前記フラット
    ケーブルの側面に前記押え板と係止する切欠きを形成し
    たことを特徴とする回転コネクタ。
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