JP2002042924A - 電気接続構造 - Google Patents

電気接続構造

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JP2002042924A
JP2002042924A JP2000228670A JP2000228670A JP2002042924A JP 2002042924 A JP2002042924 A JP 2002042924A JP 2000228670 A JP2000228670 A JP 2000228670A JP 2000228670 A JP2000228670 A JP 2000228670A JP 2002042924 A JP2002042924 A JP 2002042924A
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flat cable
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Akito Maekawa
昭人 前川
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/627Snap or like fastening
    • H01R13/6271Latching means integral with the housing
    • H01R13/6273Latching means integral with the housing comprising two latching arms
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/50Fixed connections
    • H01R12/59Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
    • H01R12/61Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connecting to flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フラットケーブルの導体と外部電線との接続
構造を改良する。 【構成】 バスバー9を取り付けたケース部材10A,
10Bを2個配設するので、回路数を十分増加させられ
る。各ケース部材10A,10Bのバスバー取付面Sを
他のケースにより蓋して、各バスバー取付面を蓋するカ
バーを無くす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のステアリング
装置に配設されるケーブルリールに好適に用いられる電
気接続構造に関し、詳しくは、ステータとロータ内等に
収容されているフラットケーブルを、バスバーを介して
外部電線と接続するものにおいて、電線数が増加しても
簡単な構造とするものである。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように、自動車のステアリン
グ装置に配設されるケーブルリール1は、ステアリング
コラム側に固定されるステータ(外筒部材)2とステア
リングホイール(ハンドル)側に固定されてホイールと
連動して回転するロータ(内筒部材)3とが相対回転可
能に連結されていると共に、ステータ2とロータ3の間
の円環状中空部4にフレキシブルなフラットケーブル5
が渦巻き状に収容されており、ホイールの回転操作に連
動するロータ3の正逆回転に応じてフラットケーブル5
が巻き締め及び巻き戻しされる構成となっている。
【0003】上記フラットケーブル5は、銅箔等からな
る導体を平行配線して両面を絶縁樹脂フィルムで挟持し
て構成され、その導体を接続用のケース内にインサート
モールドしているバスバーを継ぎ手として、外部電線と
電気接続された構造が採られている。即ち、図8に示す
ように、フラットケーブル5の導体6の長さ方向の一端
6aが、ステータ2に取り付けられるケース51内のバ
スバー52を介して車体側の外部電線53と電気的に接
続されている一方、上記導体6の長さ方向の他端6bが
ロータ3に取り付けられるケース54内のバスバー55
を介してステアリングホイール側の電線56と電気的に
接続された構成となっている。より具体的には、図9及
び図10に示すように、各ケース51,54の内側面に
バスバー52,55がモールト固定されていて、バスバ
ー52,55の一端にフラットケーブル5の導体6の露
出された各端末6a,6bを溶接接続し、バスバー5
2,55の他端に電線53,56の露出させた芯線端末
を溶接接続している。これら導体と芯線とを溶接した
後、ケース51,54のバスバー取付面をカバー57,
58で蓋してから、ケース51をステータ2へ、ケース
54をロータ3へ組み付けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電気接続構造の場合、フラットケーブル5の導体6及び
外部電線53,54の本数(回路数)の増加に対し適切
に対処することが難しい。即ち、近年、自動車のステア
リング・ホイール側に取り付ける電装品はエアバッグ以
外にも増加し、回路数は増加傾向にある。バスバーをも
う1組増設して2組に増やすと回路数を倍増させること
ができる。しかし、上記した従来の構造では、各組毎に
ケースとカバーが必要であるので、ケース及びカバーの
数が倍になり、部品点数及び組立工程が略倍増し大幅な
コストアップとなる上に、所要スペースが倍増し、元々
狭い組み付けスペースに増加分をとることは困難とな
る。
【0005】同様な問題はケーブルリールのフラットケ
ーブルと電線とを接続する場合に限らず、フラットケー
ブルが複数本あるいは1本のフラットケーブルの導体数
が増加し、接続する電線本数が増加する場合において発
生する。
【0006】本発明は、上記した問題に鑑みなされたも
ので、フラットケーブルの導体と外部電線の接続回路の
増加に対し、スペースを取らず、かつ、部品点数を削減
することができるようにすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、フラットケーブルの導体をバスバーを介
して電線の芯線と接続する電気接続構造であって、複数
個のケース部材を備え、各ケース部材に細帯状のバスバ
ーを平行に固定しており、該バスバーの一端にフラット
ケーブルの導体が溶接されると共に、バスバーの他端に
電線の芯線が溶接され、上記ケース部材はバスバー取付
面が他のケース部材により蓋されるようにして上記ケー
ス部材を順に重ね合わせると共に、ケース部材同士を係
合させる係合機構をケース部材に付設し、該係合機構に
よりケース部材を一体化していることを特徴とする電気
接続構造を提供している。
【0008】上記電気接続構造は、ステアリング装置に
取り付けられるケーブルリールに好適に適用できる。即
ち、ケーブルリールでは、そのステータとロータとで形
成される環状中空部にフラットケーブルが収容されてい
ると共に、上記ステータ及びロータに嵌合される接続用
のケース内にバスバーが固定され、この各バスバーの両
端に上記ケーブルリールの導体と外部電線の芯線とを接
続されている。上記ステータあるいは/およびロータに
嵌合する上記接続用のケースは、複数個のケース部材を
備え、各ケース部材のバスバー取付面が他のケース部材
により蓋されるようにして上記ケース部材を順に重ね合
わせると共に、ケース部材同士を係合させる係合機構を
ケース部材に付設し、該係合機構によりケース部材を一
体化させている。
【0009】上記構造とすると、バスバーをモールド固
定したケース部材が複数個配設されるので、回路数を十
分増加させられる。そして、各ケース部材のバスバー取
付面を他のケース部材により蓋するので、バスバー取付
面を蓋するカバーが必要でなくなり、その分、部品点数
及び組立工程の増加を抑えられ、少しのコストアップで
済む。さらに、バスバー取付面を蓋するカバーが必要で
ない分、組み付けに必要なスペースの増大を抑えられる
と同時に、ケースに付設した係合機構により全ケースを
重ね合わせて一体化しコンパクトにまめられることもあ
って設置も容易である。
【0010】具体的には、下層のケース部材ではバスバ
ー取付面を上向きとする一方、上層のケース部材はバス
バー取付面を下向きとした状態で重ね合せている。か
つ、上記各ケース部材の一側面に電線挿通溝、他側面に
フラットケーブル挿通溝を備え、上記電線挿通溝はケー
ス部材を重ねた状態で上下ケース部材の電線挿通溝が連
通して上下に2本の電線を重ね合わせて挿通させ、ある
いは、千鳥配置として各1本の電線を挿通させる状態と
している。
【0011】また、上記ケース部材を、バスバー取付面
を上向きとして順次重ね、最上層のケース部材の上面を
カバーを被せる構成としてもよい。この場合、ケース部
材が2つ、あるいは3つであってもカバー(蓋部材)は
1個で良くなり、部品点数の削減及び所要スペースの抑
制を図ることができる。
【0012】上記複数のケース部材からなるケースは、
フラットケーブルの導体と車体側の電線との接続側、フ
ラットケーブルの導体とホイール(ハンドル)側の電線
との接続側の両方であってもよいし、いずれか一方だけ
であってもよい。
【0013】また、上記バスバーとフラットケーブルの
導体の接続、及び、バスバーと電線の芯線との接続
は、、超音波溶接や抵抗(スポット)溶接などの溶接に
より行っている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明をケーブルリールに
適用した実施形態を図面を参照して説明する。
【0015】本発明の電気接続構造を適用するケーブル
リールの全体的構成は前記図7に示す従来の構成と同様
であり、ステアリングコラム側に固定されるステータ
(外筒部材)とステアリングホイール(ハンドル)側に
固定されてホイールと連動して回転するロータ(内筒部
材)とが相対回転可能に連結されていると共に、ステー
タとロータの間の円環状中空部にフレキシブルなフラッ
トケーブルが渦巻き状に収容されていて、ホイールの回
転操作に連動するロータの正逆回転に応じてフラットケ
ーブルが巻き締め及び巻き戻しされる構成となってい
る。
【0016】本発明の電気接続構造の第1実施形態は、
図1乃至図3に示す構成よりなり、フラットケーブル5
の導体6と車体側の電線7を接続する側と、フラットケ
ーブル5の導体6とホイール(ハンドル)側の電線8を
接続する側の両方に、図1及び図2に示すように、金属
製導電板からなる細帯状のバスバー9を内面側に平行配
置してモールドした絶縁樹脂製のケース部材10A、1
0Bを設けている。図中、各ケース部材10A,10B
にはそれぞれ3本のバスバー9が取り付けているが、ケ
ース1個当たりのバスバーの取り付け数は、実際上は3
本以上の多数である。
【0017】ホイール側では、各ケース10部材A,1
0Bの各バスバー9の一端側にフラットケーブル5の導
体6の長さ方向の一端6aが溶接接続され、各バスバー
9の他端側に電線7の芯線7aを溶接接続される。シャ
フト側では、各ケース部材10A,10Bの各バスバー
9の一端側にフラットケーブル5の導体6の長さ方向の
他端6bが溶接接続され、各バスバー9の他端側に電線
8の芯線8aが溶接接続される。
【0018】上記フラットケーブル5は、その長さ方向
に沿って平行な複数の帯状の導体6の両面に絶縁樹脂製
フィルムをラミネートした構成で、バスバーとの溶接前
にケーブル5の両端のフィルムを剥離して導体6の長さ
方向の端末6a,6bを露出させ、露出箇所をバスバー
9に超音波溶接あるいは抵抗溶接している。各電線7,
8も端末の絶縁樹脂を皮剥ぎして芯線7a,8aを露出
させ、該芯線をバスバー9に超音波溶接あるいは抵抗溶
接している。
【0019】上記ケース10を構成するケース部材10
A,10Bにはそれぞれ矩形状で、その一面をバスバー
取付面Sとし、上記のようにバスバー9を、表面を露出
させた状態でモールド固定している。
【0020】上記ケース部材10A,10B同士を、バ
スバー取付面Sを対向させた状態で重ね合わせ、この状
態で一体化するための係合機構として、係止片11A,
11B及び係止凹部12A,12Bを一体成形してい
る。即ち、ケース部材10Aの各側面には取付面Sに対
して垂直に突出すると共に先端が直角に屈折した係止片
11Aを互い違いの位置に設けている。かつ、ケース部
材10Aの各側面から外表面にかけて各係止片11Aと
向き合う位置に係止片11Bの先側半分程が嵌まり込む
係止凹部12Aを設けている。同様に、ケース部材10
Bに、係止片11Bと係止凹部12Bを設けている。
【0021】また、上記係止片および係止凹部を設けた
対向側面と直交する対向側面の一方には、フラットケー
ブル挿通溝20を端面より凹設する一方、他方側には円
弧形状の電線挿通溝21を間隔をあけて端面より凹設し
ている。これら電線挿通溝21は、ケース部材10Aと
10Bとを上下に重ねた状態で、図3に示すように千鳥
配置となるように設定している。
【0022】上記ケース部材10A、10B内のバスバ
ー9の両端にそれぞれ電線の芯線とフラットケーブルの
導体を溶接した後に、これらケース部材10Aと10B
とを図1に示すように、上下に重ねて一体化したケース
10としている。
【0023】即ち、各ケース部材10A,10Bのバス
バー取付面Sが相手のケース部材で蓋されるようバスバ
ー取付面を対面させた状態で押し付けながら重ね合わせ
る。この組み合わせで、係止片11Aが係止凹部12B
に嵌まり込むと同時に、係止片11Bが係止凹部12A
に嵌まり込み、ケース部材10A,10Bが一体化され
てケース10を構成する。
【0024】さらに、フラットケーブル5の長さ方向の
抜け止めの為に、各ケース部材10A,10Bのバスバ
ー取付面にピン(図示せず)を立設する一方、フラット
ケーブル5の絶縁樹脂フイルムに穴を設け、ピンに穴を
嵌め込む構成としている。一方、図3に示すように電線
挿通溝21が千鳥配置であるため、蓋となるケース部材
10A,10Bの方の端面で電線7,8が押さえ付けら
れ、抜け止めを図ることができる。上記のように組みつ
けたケース10はステータ2とロータ3の取付凹部にそ
れぞれに嵌合される。
【0025】なお、図4に示すように、ケース部材10
Aと10Bに設ける電線挿通溝21はケース部材10A
と10Bとを重ね合わせた時に上下に連通する位置に設
けてもよい。この場合には、電線挿通溝21に上下2本
の電線7、8が挿通し、互いに押し付け合うことにより
抜け止めを図ってもよい。該構成とすると、ケース部材
10Aと10Bとは同一形状であるため、一つのケース
部材で共用することができる。
【0026】また、上記第1実施形態では、フラットケ
ーブル5の長さ方向の各端に、それぞれ2個のケース部
材10A,10Bがあるので、フラットケーブル5が2
本ある場合は、例えば1本をケース部材10Aに接続
し、もう1本をケース部材10Bに接続する構成として
いる。フラットケーブル5が1本の場合は、例えば、フ
ラットケーブル5の各端を長さ方向に沿って一定長さだ
け二つに割き、一方の分割端をケース部材10Aに接続
し、他方の分割端をケース部材10Bに接続する構成と
している。
【0027】上記構成の第1実施形態の電気接続構造で
は、バスバー9を取り付けたケース部材10A,10B
が2個あるので、回路数を十分増加させられる。また、
各ケース部材10A,10Bのバスバー取付面Sを他の
ケース部材により蓋するので、バスバー取付面Sを蓋す
るカバーが全く必要なくなり、その分、部品点数及び組
立工程の増加を抑えられる結果、少しのコストアップで
済む。さらに、バスバー取付面Sを蓋するカバーが必要
でない分、組み付けスペースの増加を抑えられると同時
に、ケース部材10A,10Bに付設した係合機構によ
り両ケース部材10A,10Bを重ね合わせて一体化し
コンパクトにまとめられるので設置し易い。
【0028】なお、第1実施形態においては、バスバー
を固定したケース部材の配設個数は2個であったが、ケ
ースの配設個数は2個に限らず、3個,4個・・・と必
要な個数とすることが出来る。また、ケース部材に付設
する係合機構も、上記以外に公知の適当な係合機構を用
いることが出来る。
【0029】図5、図6は第2実施形態を示す。第2実
施形態の場合、バスバー9を内側面にモールド固定した
ケース部材13A及びケース部材13Bは共にバスバー
取付面Sを上向きとし、上層のケース部材13Bにカバ
ー(蓋部材)14を被せて、ケース部材13Bのバスバ
ー取付面Sをカバーしている。該第2実施形態は、第1
実施形態と比較して、カバー14を1個だけ余分に用い
ている。
【0030】ケース部材13A,13B及びカバー14
には、これらを一体に組みつけるための係合機構として
の係止片15A,15B及び係止凹部16A,16Bを
一体的に成形している。他の点は、実質的に第1実施形
態と同一であるので、第1実施形態の場合と共通する点
の説明は省略し、相違する点のみを説明する。
【0031】ケース部材13Bの各側面の一側寄りには
取付面Sに対して垂直に前方へ突出すると共に先端が直
角に内側へ屈折した係止片15Aを対面位置に設けてお
り、カバー14の各側面の他側寄りには取付面Sに対し
て垂直に前方へ突出すると共に先端が直角に内側へ屈折
した係止片15Bを対面位置に設けている。又、ケース
部材13Aの各側面から外表面にかけて各係止片15
A,15Bに対応する位置に各係止片15A,15Bの
先側半分程が嵌まり込む係止凹部16Aを4箇所設けて
おり、ケース部材13Bの各側面に係止片15Bに対応
する位置に係止片15Bの先側半分程が嵌まり込む係止
凹部16Bを2箇所設けている。係止片15Aは直ぐ下
に来るケース部材13Aに係合するだけであるが、係止
片15Bは両ケース部材13A,13Bの両方に係合す
るので、その分、係止片15Bの方が係止片15Aより
も長くなっている。
【0032】ケース部材13A、13Bのバスバーに夫
々フラットケーブルの導体と外部電線の芯線を溶接した
後、ケース部材13A、13Bのバスバー取付面を上面
として重ね合わせ、上層のケース部材13Bの上面にカ
バー14を被せる。即ち、図5に示すように、ケース部
材13Aのバスバー取付面Sがケース部材13Bの外表
面で蓋されるようにして押し付けながら重ね合わせる
と、係止片15Aが対応する2箇所の係止凹部16Aに
嵌まり込んで、ケース部材13A,13Bが一体化す
る。さらに、カバー14をケース部材13Bのバスバー
取付面がカバー14の内側面で蓋されるようにして押し
付けながら重ね合わせると、係止片15Bが対応する各
2箇所の係止凹部16A,16Bに嵌まり込んで、ケー
ス部材13A,13B及びカバー14の全てが係合して
一体化される。こうして一体化させた両ケース部材13
A,13B及びカバー14からなるケース10’を、ス
テータ2とロータ3のそれぞれに組み付けている。
【0033】第2実施形態の電気接続構造でも、バスバ
ー9を取り付けたケース部材13A,13Bが2個ある
ので、回路数を十分増加することができる。かつ、ケー
ス部材13Aのバスバー取付面は上層のケース部材13
Bにより蓋するので、ケース部材13Aにはカバーが必
要なくなる。即ち、各ケース部材にカバーを被せる従来
の構成と比較して、ケース部材を多数重ねてもカバー1
4は1つで良くなる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の電気接続構造によれば、ケーブルリール等において、
バスバーを固定したケース部材を複数個組み合わせてい
るので、回路数を十分増加させることができる。かつ、
ケース部材のバスバー取付面を他のケース部材により蓋
する分、バスバー取付面を蓋するカバーが必要でなくな
るので、部品点数及び組立工程の増加を抑えられ、その
結果、少しのコストアップで済む。さらに、バスバー取
付面をそれぞれ蓋するカバーが必要でない分、組み付け
に必要なスペースの増大を抑えられると同時にケース或
いはカバーに付設した係合機構により全てを重ね合わせ
て一体化してコンパクトに纏められるので、設置も容易
である。したがって、フラットケーブルの導体及び外部
電線の本数(回路数)の増加に対し適切に対処すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の電気接続構造の要部を示す組
立斜視図である。
【図2】 第1実施形態の電気接続構造の要部を示す分
解斜視図である。
【図3】 第1実施形態の電気接続構造におけるワイヤ
ーハーネスの電線の抜け止めの為の構成例を示す側面図
である。
【図4】 第1実施形態の電気接続構造におけるワイヤ
ーハーネスの電線の抜け止めの為の他の構成例を示す側
面図である。
【図5】 第2実施形態の電気接続構造の要部を示す組
立斜視図である。
【図6】 第2実施形態の電気接続構造の要部を示す分
解斜視図である。
【図7】 本発明に係るケーブルリールの構成例を示す
断面図である。
【図8】 従来の電気接続構造におけるバスバーとフラ
ットケーブル及びワイヤーハーネスの電気的接続状況を
示す斜視図である。
【図9】 従来の電気接続構造の要部を示す組立斜視図
である。
【図10】 従来の電気接続構造の要部を示す分解斜視
図である。 1 ケーブルリール 2 ステータ 3 ロータ 4 円環状中空部 5 フラットケーブル 6 導体 6a,6b 露出された導体端末 7,8 外部電線 9 バスバー 10 ケース 10A,10B ケース部材 11A,11B 係止片 12A,12B係止凹部 13A,13B ケース 14 カバー 15A,15B 係止片 16A,16B 係止凹部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラットケーブルの導体をバスバーを介
    して電線の芯線と接続する電気接続構造であって、 複数個のケース部材を備え、各ケース部材に細帯状のバ
    スバーを平行に固定しており、該バスバーの一端にフラ
    ットケーブルの導体が溶接されると共に、バスバーの他
    端に電線の芯線が溶接され、 上記ケース部材はバスバー取付面が他のケース部材によ
    り蓋されるようにして上記ケース部材を順に重ね合わせ
    ると共に、ケース部材同士を係合させる係合機構をケー
    ス部材に付設し、該係合機構によりケース部材を一体化
    していることを特徴とする電気接続構造。
  2. 【請求項2】 上記各ケース部材の一側面に電線挿通
    溝、他側面にフラットケーブル挿通溝を備え、上記電線
    挿通溝はケース部材を重ねた状態で上下ケース部材の電
    線挿通溝が連通して上下に2本の電線を重ね合わせて挿
    通させ、あるいは、千鳥配置として各1本の電線を挿通
    させる状態としている請求項1に記載の電気接続構造。
  3. 【請求項3】 上記重ね合わせるケース部材の最上層の
    ケース部材にはカバーを被せる構成としている請求項1
    または請求項2に記載の電気接続構造。
  4. 【請求項4】 上記ケース部材が一体化された接続用の
    ケースが、ステアリング装置に取り付けられるケーブル
    リールのステータおよびロータに設けられた嵌合部に嵌
    合され、ケーブルリール内のフラットケーブルと外部電
    線とをバスバーを介して接続している請求項1乃至請求
    項3のいずれか1項に記載の電気接続構造。
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