JP2014017109A - フレキシブルフラットケーブルの端子保持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】フレキシブルフラットケーブルと丸状ケーブルを接続する部分において、端子カバーの空きキャビティを有効利用して、接続部分の省スペース化・小型化を可能にする。
【解決手段】同一平面上に並設された複数のキャビティ22を有する端子カバー21を備え、端子カバー21のキャビティ22に、フレキシブルフラットケーブル31に接続されたWF端子42を個別に収納保持するフレキシブルフラットケーブルの端子保持構造11において、複数の前記キャビティ22が同一平面上に並設された一群のキャビティ23に対して、互いに重ね合わされる2本のフレキシブルフラットケーブル31に接続された前記WF端子42が保持して、空きキャビティを極力なくす。積層される前記2本のフレキシブルフラットケーブル31間には、絶縁のための絶縁部35を形成する。
【選択図】図4

Description

この発明は、フレキシブルフラットケーブル(Flexible Flat Cable)に接続した端子を保持する端子保持構造に関し、より詳しくは、前記端子を保持する接続部分の省スペース化を図れるようなフレキシブルフラットケーブルの端子保持構造に関する。
フレキシブルフラットケーブルは、その屈曲特性のため、車両のスライドドア部分等の電気接続において好適に用いられている。
このようなフレキシブルフラットケーブルには、接続のための端子として、断面円形の丸状ケーブルを接続するためのWF(Wire to Flexible−Flat−Cable)端子や、コネクタに接続するためのピアス端子が接続される。
これらの端子は、端子カバーのキャビティに収納保持されるが、下記特許文献1の段落[0036]や同文献の図3、図4に開示されたように、複数のギャビティが同一平面上に並設された一群のキャビティを有する1個の端子カバーに対しては、1本のフレキシブルフラットケーブルの端子が保持される。換言すれば、1本のフレキシブルフラットケーブルに対して1個の端子カバーが用いられる。
このため、複数本のフレキシブルフラットケーブルが必要な接続部分では、フレキシブルフラットケーブルの本数と同数の端子カバーが必要で、これらの端子カバーは、積み重ねた状態で保持される。しかも端子カバーは、下記特許文献1の図4に開示され、また図14(a)に示したように、本体ケース101と、この上面の開口を塞ぐ蓋体102とからなるものである。
しかし、車両では、その車種やグレードに応じて平角導体の本数と幅が異なるフレキシブルフラットケーブルが用いられ、その組み合わせは多様である。
図14(b)に示したように、4個のキャビティ103を有する端子カバー104の本体ケース101に、そのキャビティ103のピッチと同じピッチの4本の平角導体105を有するフレキシブルフラットケーブル106の端子107を保持する場合には、平角導体105と端子107のピッチが同一であるため、すべてのキャビティ103が使用される。しかし、図15に示したように、回路上の必要性から平角導体105の幅を広くして、例えば2本の平角導体105を有するフレキシブルフラットケーブル106を接続する場合には、接続すべき端子107が2個ですむため、端子107のピッチがキャビティ103のピッチよりも広くなって、2つのキャビティ103が空く。これらのキャビティ103は使用されることはない。
車種やグレードに応じて複数種類の端子カバーを備えれば、空きキャビティをなくすことは不可能ではないが、多様なパターンに合わせた端子カバーを備えるのには多大なコストがかかるため、一定ピッチのキャビティを有する端子カバーが用いられているのが現状である。このため、フレキシブルフラットケーブルの端子保持構造において空きキャビティが存在することが多々ある。
しかも、1本のフレキシブルフラットケーブル106では足りない数の回路が必要な場合には、前述のように複数の端子カバー104を積み重ねることが必要で、この積み重ねは空きキャビティ103を有したまま行うことになる。
空きキャビティは何らの機能も果たさず、単に空間を占有するだけであるため、フレキシブルフラットケーブルの本数が多い接続部分ほど多くのデッドスペースが生まれ、全体として大きな空間が必要となるという問題点があった。
特開2009−87853号公報
そこで、この発明は、端子カバーの空きキャビティを有効利用して、接続部分の省スペース化・小型化を可能にすることを主な目的とする。
そのための手段は、同一平面上に並設された複数のキャビティを有する端子カバーを備え、該端子カバーの前記キャビティに、フレキシブルフラットケーブルに接続された端子を個別に収納保持するフレキシブルフラットケーブルの端子保持構造であって、複数の前記キャビティが同一平面上に並設された一群のキャビティに対して、互いに重ね合わされる複数本のフレキシブルフラットケーブルに接続された前記端子が保持され、積層される前記複数本のフレキシブルフラットケーブル間に、絶縁のための絶縁部が形成されたフレキシブルフラットケーブルの端子保持構造である。
この構成では、一群のキャビティを有する端子カバーに複数本のフレキシブルフラットケーブルに接続された端子が保持される。つまり、1本のフレキシブルフラットケーブルの端子を端子カバーの一群のキャビティに保持して空きキャビティができる場合に、別のフレキシブルフラットケーブルの端子をその空きキャビティに収納保持して空きキャビティを有効に利用する。
しかも複数本のフレキシブルフラットケーブルは元々厚みが薄いうえに、厚み方向に重なり合うので、省スペース化に貢献する。そのうえ、フレキシブルフラットケーブルが重ね合わされても絶縁部が電気的に絶縁をするので、信頼性も得られる。
この発明の態様として、前記絶縁部が、前記フレキシブルフラットケーブルにおける少なくとも前記端子を接続する部分の端面に対する絶縁テープの巻きつけで形成されたフレキシブルフラットケーブルの端子保持構造とすることができる。
この構成では、絶縁部を薄く形成し、コストも抑えることを可能にする。
この発明の態様として、前記絶縁部が、前記フレキシブルフラットケーブルの一部を該フレキシブルフラットケーブルに折り重ねた折り重ね部で形成されたフレキシブルフラットケーブルの端子保持構造とすることもできる。
この構成でも絶縁部を薄く形成し、コストも抑えることを可能にする。
この発明の態様として、前記端子カバーが、前記一群のキャビティを上面に有し、互いに重ねられる複数の本体カバー担体と、該本体カバー担体のうちのもっとも上の本体カバー担体の上面を塞ぐ蓋体カバー担体で構成されたフレキシブルフラットケーブルの端子保持構造とすることもできる。
この構成では、回路数に応じて本体カバー担体を積み重ねて、最上段の本体カバーに対してのみ蓋体カバー担体で塞ぐ。このため、回路数に応じた柔軟な対応ができるうえに、最上段の本体カバー担体以外の本体カバー担体では蓋体カバーに相当する部分を省略できるので、端子カバー全体の厚み(高さ)を抑えることも可能である。
この発明によれば、端子カバーの一群のキャビティに対して、複数本のフレキシブルフラットケーブルの端子を保持するので、端子カバーの空きキャビティを有効利用して、接続部分の省スペース化・小型化を実現できる。
フレキシブルフラットケーブルの端子保持構造の外観を示す斜視図。 絶縁部を省略したフレキシブルフラットケーブルの端子保持構造の内部を示す分解斜視図。 絶縁部を有するフレキシブルフラットケーブルの斜視図と平面図。 フレキシブルフラットケーブルの端子保持構造の内部を示す分解斜視図。 絶縁部の他の例を示す斜視図。 図5の絶縁部を有するフレキシブルフラットケーブルの端子保持構造の内部を示す分解斜視図。 絶縁部の他の例を示す斜視図。 他の例に係るフレキシブルフラットケーブルの端子保持構造の外観を示す斜視図。 フレキシブルフラットケーブルの端子保持構造の内部を示す平面図。 フレキシブルフラットケーブルの端子保持構造を示す分解状態の平面図。 絶縁部の他の例を示す平面図。 他の例に係る端子カバーを示す分解斜視図。 従来技術に対する本発明の優位点を示す側面図。 従来技術の斜視図。 従来の問題点を示す斜視図。
この発明を実施するための一形態を、以下図面を用いて説明する。
図1は、フレキシブルフラットケーブルの端子保持構造11(以下、「端子保持構造」という)の外観を示す斜視図であり、この端子保持構造11は図2に示したように、端子カバー21を備え、この端子カバー21に形成され同一平面上に並ぶ複数のキャビティ22に対して、フレキシブルフラットケーブル31に接続された端子41を個別に収納保持する構造である。同一平面上に並設された一群のキャビティ23に対して複数本のフレキシブルフラットケーブル31の端子41を保持している。
まず、フレキシブルフラットケーブル31とその用途について簡単に説明すると、フレキシブルフラットケーブル31は、それ自体が有する厚み方向での屈曲特性のため、例えば車両のスライドドア部分の配線に利用されている。図示を省略するが具体的には、フレキシブルフラットケーブル31は、車体側のフロアハーネスと、ドア側のドアハーネスとの間に介装されるスライドドアハーネスに用いられる。
図1、図2に示した端子保持構造11は、前記スライドドアハーネスの途中の2箇所、すなわちスライドドアハーネスの中間部分よりも長手方向の両側に設けられる例で、前記端子41として、フレキシブルフラットケーブル31と丸状ケーブル51を固定的に接続するWF端子42を収納保持する。
つぎに、前記端子41の一例としてのWF端子42が用いられる端子保持構造11について説明する。
図2に示したように端子保持構造11は、フレキシブルフラットケーブル31と、丸状ケーブル51と、これらを接続するWF端子42と、このWF端子42を収納保持するキャビティ22を有した端子カバー21で構成される。
前記フレキシブルフラットケーブル31は、適宜本数の平角導体32をラミネートで被覆した構造で、全体として所定の幅に設定されている。前記丸状ケーブル51は、1本の心線52を絶縁被覆53で覆った構造である。
前記WF端子42は、前記フレキシブルフラットケーブル31の平角導体32部分に対してその厚み方向から重ねるように接続するフレキシブルフラットケーブル接続部を長手方向の一端部に有し、他端部には、挿し込んだ前記丸状ケーブル51の心線52と絶縁被覆53を接続する丸状ケーブル接続部44を有する。フレキシブルフラットケーブル接続部43には、針状をなす複数本のピアス刃43aが形成されている。丸状ケーブル接続部44には、心線52と絶縁被覆53にそれぞれ圧着するかしめ部44a,44bが形成されている。
前記端子カバー21は、前述のように同一平面上に同一ピッチで並設された複数のキャビティ22を有し、これらのキャビティ22は、前記フレキシブルフラットケーブル31及び丸状ケーブル51に接続された前記WF端子42を個別に収納保持する部分である。キャビティ22間には空間を仕切る隔壁22aが形成されている。
キャビティ22の下側部分は端子カバー21の本体24に形成され、キャビティ22の上側部分は端子カバー21の蓋体25に形成されている。これら本体24と蓋体25は、図1に示したようにヒンジ26で一体化されており、ヒンジ26の反対側には蓋体を閉じた状態を保持する係止構造部27が形成されている。
この端子カバー21では、複数の前記キャビティ22が同一平面上に並設された一群のキャビティ23に対して、互いに重ね合わされる複数本のフレキシブルフラットケーブル31に接続された前記WF端子42を保持する。すなわち、図1、図2に示したように、端子カバー21が一群のキャビティ23を1つ有する場合に、2本のフレキシブルフラットケーブル31に接続されたWF端子42が保持される。
より詳しくは、図示例の端子カバー21は、4個のキャビティ22かなる一群のキャビティ23を有し、それぞれ2本の平角導体32を備えた2本のフレキシブルフラットケーブル31に接続された4個のWF端子42を保持する。これにより、2本のフレキシブルフラットケーブル31と4本の丸状ケーブル51がWF端子42で接続されて一体となり、この接続部分を1個の前記端子カバー21で保持することになる。
前記端子カバー21の本体は、前記フレキシブルフラットケーブル31の幅よりも若干幅広に形成され、接続方向の一端部には、一直線上に切断されたフレキシブルフラットケーブル31の端末部を収容する収容部28を有する。この収容部28の他端側に、接続方向と直交する方向に平行に並ぶ4個の前記キャビティ22が形成されている。すなわち、これら一群のキャビティ23に対して個別に収納保持される前記WF端子42が平行に4個並ぶことになる。
このため、互いに重ね合わされる前記2本のフレキシブルフラットケーブル31の端末部には、前記4個のキャビティ22に1個ずつ収まるようにWF端子42が接続される。例えば、下側に位置するフレキシブルフラットケーブル31には、2本の平角導体32の一方側の端に固定し、上側に位置するフレキシブルフラットケーブ31には、2本の平角導体32の他方側の端に固定する。
フレキシブルフラットケーブル31に対するWF端子42の接続は、WF端子42のフレキシブルフラットケーブル接続部43を平角導体32に対応する位置に下から当てて、前記ピアス刃43aをフレキシブルフラットケーブル31に突き刺し、ピアス刃43aの突き出た部分をかしめて行う。
2本のフレキシブルフラットケーブル31は互いに重ね合わされるので、フレキシブルフラットケーブル31間で電気的な絶縁をするため、積層される前記フレキシブルフラットケーブル31間に、図3に示したように絶縁のための絶縁部35が形成される。なお、図2では絶縁部35を省略して図示している。
この絶縁部35は、フレキシブルフラットケーブル31の端子接続部分の絶縁が必要な部分に絶縁材料を塗布したり、重ね合わされるフレキシブルフラットケーブル31間に絶縁シートを挟んだりしても得られるが、図3(a)に示したように、フレキシブルフラットケーブル31のWF端子42を接続した端末部に、片面に粘着剤層を有する絶縁テープ36を巻きつけて形成するとよい。絶縁テープ36は、図3(b)に示したように、平角導体32が露出する端面31aを閉じるように巻きつけるとともに、ピアス刃43a部分を覆うように巻きつける。
図4は、絶縁テープ36で絶縁部35を形成した場合の、端子保持構造11の分解斜視図であり、この図に示すように、絶縁部35は下側のフレキシブルフラットケーブル31に対して形成すれば足りる。上下双方のフレキシブルフラットケーブル31に絶縁部35を形成することも、絶縁部35を上側のフレキシブルフラットケーブル31のみに形成することも可能である。
このような各部材からなる端子保持構造11では、まず、2本のフレキシブルフラットケーブル31と4本の丸状ケーブル51を4個のWF端子42で接続して、このWF端子42とその近傍の部分を1個の端子カバー21の本体24に所定の順序で収納し、蓋体25を閉じれば、WF端子42はキャビティ22内に保持され、WF端子42の保持が完了する。
このような構成の端子保持構造11では、一群のキャビティ23を有する1個の端子カバー21に2本のフレキシブルフラットケーブル31に接続された4個のWF端子42が保持される。つまり、1本のフレキシブルフラットケーブル31の2個のWF端子42を端子カバー21の一群のキャビティ23に保持した場合に生じる2個の空きキャビティ22に、別のフレキシブルフラットケーブル31の2個のWF端子42を収納保持して、端子カバー21のすべてのキャビティ22を利用する。
一群のキャビティ23に対して2本のフレキシブルフラットケーブル31のWF端子42を収納保持する例を示したが、一群のキャビティに対して3本以上のフレキシブルフラットケーブル31のWF端子を収納保持することも可能である。また、必ずしもすべてのキャビティ22を利用しなければならないわけではなく、回路数によってはいくつかのキャビティ22に空きが生じることもあり得る。
以上のように、キャビティ22に空きが生じることを防いだり抑制したりすることができ、キャビティ22の有効利用を図って、接続部分の省スペース化・小型化を実現できる。
この省スペース化は、厚みの薄いフレキシブルフラットケーブル31をフレキシブルフラットケーブル31の幅方向に並べるのではなく、厚み方向に重ね合わせることによって、より実効あるものとなる。
また、重ね合わされるフレキシブルフラットケーブル31間には絶縁部35が形成されているので、沿面距離を確保できる。このため、不測にショートが発生したりすることを防止でき、信頼性も得られる。具体的には、絶縁部35が端末部の端面31aに平角導体32が露出することを防止するので、端子カバー21の本体24の前記収容部28におけるフレキシブルフラットケーブル31間での絶縁が行える。しかも、絶縁部35がピアス刃43aも覆うので、突き出ているピアス刃43aがフレキシブルフラットケーブル31のラミネート33を損傷することを防止する。このため、ピアス刃43aを介しての万が一の絶縁不良も防げる。
絶縁部35についてさらに言えば、絶縁部35はフレキシブルフラットケーブル31に対して絶縁テープを巻きつけで形成するので、絶縁部35を薄く形成できて省スペース化に貢献するうえに、絶縁部35がフレキシブルフラットケーブル31上で不測に移動することがないので、端子カバー21に保持する作業が容易で、絶縁性も確実に得られる。そのうえ、コストも抑えられるのでWF端子42を用いる部分の接続に好適である。
以下、他の例について説明する。この説明において、前述の構成と同一または同等の部位については同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。
前記絶縁部35は、フレキシブルフラットケーブル31の一部をこのフレキシブルフラットケーブル31に折り重ねた折り重ね部37で形成してもよい。
図5は折り重ね部37からなる絶縁部35の一例で、WF端子42を接続する部位を端末部よりも内側に設定して、図5に仮想線で示したように端末部に折り返しができる部分(折り重ね部37)を残してWF端子42の接続を行う。WF端子42の接続後、図5に実線で示したように前記折り重ね部37をピアス刃43a側に折り返して重ね、折り重ね部37の端面31aにおける平角導体32の露出部分をショートの発生に関係ない反対側の位置に移動して、端末部に平角導体32が露出する面をなくして沿面距離を確保するとともに、ピアス刃43aを隠ぺいする。
このような絶縁部35は、少なくとも下側のフレキシブルフラットケーブル31に形成すれば足りる。
図6に示したように、下側のフレキシブルフラットケーブル31のほかに上側のフレキシブルフラットケーブル31に対しても絶縁部35を形成して、これらを重ね合わせることもできる。この場合には、上側のフレキシブルフラットケーブル31の折り重ね部37で形成された絶縁部35がピアス刃43aを隠ぺいすることによって、ピアス刃43a部の露出をより積極的になくせるので、絶縁性をより一層高めることができる。
このほか、絶縁部35を上側のフレキシブルフラットケーブル31のみに形成することも可能である。
折り重ね部37からなる絶縁部35は図7に示したように構成することもできる。すなわち、WF端子42を接続する部位は端末部であるが、その端末部よりも内側の部分(折り重ね部37)を図7に仮想線で示したように、ピアス刃43aの突出方向が上となる山形に折り曲げて、この折り重ね部37を端末部側に倒して端末部に重ねる。このとき折り重ね部37の山部の頂部を、端末部の端面31aよりも前に突出させるとよい。絶縁部35は2重に重なり合ったフレキシブルフラットケーブル31の一部で構成されることになる。
これにより、重ね合わされるフレキシブルフラットケーブル31の端末部における平角導体32の露出端面同士の間の沿面距離を確保することができ、絶縁が行える。
より確実に絶縁性を得るためには、端末部の端面31aを絶縁テープ等で被覆するとよい。
図8に示した端子保持構造11は、車体側のフロアハーネスとドア側のドアハーネスとの間に介装されるスライドドアハーネスの両端に設けられる例で、端子保持構造11は、着脱自在に接続される雌コネクタ61と雄コネクタ62からなるコネクタ63の雌コネクタ61に構成されている。
雌コネクタ61は端子41として、フレキシブルフラットケーブル31に接続するピアス端子45を収納保持する。雄コネクタ62は、丸状ケーブル51で構成されたフロアハーネス又はドアハーネスを接続し、前記ピアス端子45に挿脱される複数の雄端子(図示せず)を保持する。
雌コネクタ61におけるピアス端子45を保持する筐体部分全体が、同一平面上に並設された複数のキャビティ22を有する前記端子カバー21である。図8の端子保持構造11における端子カバー21は、図9に示したような複数のキャビティ22が同一平面上に並設された一群のキャビティ23を、上下方向に複数段有する。
そして、前述の図2等で示した端子保持構造11の場合と同様に、一群のキャビティ23には図9に示したように2本以上のフレキシブルフラットケーブル31の端子、すなわち前記ピアス端子45を収納保持している。このため、一群のキャビティに1本のフレキシブルフラットケーブルの端子を収納保持して空きキャビティがある従来の構造と比較すると、回路数が同じ場合には、図8に実線で示したように、雌コネクタ61と雄コネクタ62の高さh1,h2を、図8に仮想線で示した従来の高さH1,H2よりも低く形成できる。
端子保持構造11における一群のキャビティ23に対して複数本のフレキシブルフラットケーブル31のピアス端子45を保持するための基本的な構造は前述の図2等で示した端子保持構造11と同様である。つまり、図10に示したように、端子カバー21のキャビティ22に収納保持されるピアス端子45は、一端部にはフレキシブルフラットケーブル接続部43を有し、他端部には雄端子(図示せず)を挿脱する雄端子接続部46を有する。このピアス端子45は、フレキシブルフラットケーブル31に接続した状態でキャビティ22に対して挿入して保持される。
前記キャビティ22は、ピアス端子45の全長に等しいくらいに長く形成されており、前記WF端子42の端子カバー21のキャビティ22(図2参照)の場合のように大きな収容部28はなく、フレキシブルフラットケーブル31の端末は、前記キャビティ22に収まる突出部分を有した櫛刃状に形成されている。つまり、突出している部分にピアス端子45が接続される端子接続部38である。
この例においては、前述の図2に示した構成と同様に、前記キャビティ22は4個で、ピアス端子45を接続する2本の平角導体32を備えるフレキシブルフラットケーブル31は2本であるので、下側のフレキシブルフラットケーブル31には、2本の平角導体32の一方側の端に前記端子接続部38を形成して、ピアス端子45を固定し、上側に位置するフレキシブルフラットケーブル31には、2本の平角導体32の他方側の端に前記端子接続部38を形成して、ピアス端子45を固定する。
絶縁部35は、図10に示したように、少なくとも下側のフレキシブルフラットケーブル31に形成する。この絶縁部35は、絶縁テープ36の巻きつけで形成されている。
図11に示したように、絶縁部35はフレキシブルフラットケーブル31の一部を折り重ねて形成することもできる。すなわち、フレキシブルフラットケーブル31の幅方向の全体に折り重ね部37を形成するのではなく、図11(a)に示したように、端末部における前記端子接続部38の側部位置に、端子接続部38を形成する長手方向に沿った切り込み39を形成し、この切り込み39の奥の端の位置で、端子接続部38間の部分(折り重ね部37)を折り返して、端子接続部38間における端末部の端面31aの露出をなくす。
下側のフレキシブルフラットケーブル31は、図11(a)に示したように折り返しによる絶縁部35を上面側に形成し、上側のフレキシブルフラットケーブル31は、図11(b)に示したように、折り返しによる絶縁部35を下面側に形成すると、上下のフレキシブルフラットケーブル31間の端末部の距離を長くとることができるので、より一層の絶縁性の向上を図れる。
図12は、前述の図1に示した構造の端子保持構造11について、一群のキャビティ23を上下方向に複数形成した例である。すなわち、前記端子カバーが、前記一群のキャビティを上面に有し、互いに重ねられる複数の本体カバー担体と、該本体カバー担体のうちのもっとも上の本体カバー担体の上面を塞ぐ蓋体カバー担体で構成されている。
キャビティが、本体側の部分のみに形成されるのではなく、蓋体側の部分にも分担させて形成され、本体側と蓋体側が合わさってはじめて端子を収容保持する形状となる場合には、図12に示したように、前記端子カバー21は、積み重ねられる複数のカバー担体21a,21b,21c(前記本体カバー担体、蓋体カバー担体に相当)で構成され、これらのカバー担体21a,21b,21cが、前記一群のキャビティ23の下側部分を上面に有する下段カバー21a(前記本体カバー担体に相当)と、前記一群のキャビティ23の下側部分を上面に有する一方、下面には前記一群のキャビティ23の上側部分を有する中段カバー21b(前記本体カバー担体に相当)と、前記一群のキャビティ23の上側部分を下面に有する上段カバー21c(前記蓋体カバー担体に相当)であるフレキシブルフラットケーブルの端子保持構造11とすることができる。
より具体的には、一群のキャビティ23を複数段有する前記端子カバー21は、互いに積み重ねられる複数のカバー担体21a,21b,21cで構成されている。これらのカバー担体21a,21b,21cは、下段カバー21aと、中段カバー21bと、上段カバー21cの三種類である。
前記下段カバー21aは、前記一群のキャビティ23の下側部分を上面に有する。また、左右両側部分の上部には、上に重ねられる中段カバーとの係合を行う係合凹部29aが形成されている。
前記中段カバー21bは、前記一群のキャビティ23の下側部分を上面に有する一方、下面には前記一群のキャビティ23の上側部分を有する。また、左右両側部分の下部には、下に重ねられる中段カバー21b又は前記下段カバー21aの係合凹部29aに係合する係合凸部29bが形成されている。左右両側部分の上部には、上に重ねられる中段カバー21b又は上段カバー21cの係合凸部29bに係合する係合凹部29aが形成されている。この中段カバー21bは、一群のキャビティ23の数に応じて、必要な個数設けられる。
前記上段カバー21cは、前記一群のキャビティ23の上側部分を下面に有する。また左右両側部分の下部には、下に重ねられる中段カバー21bの係合凹部29aに係合する係合凸部29bが形成されている。
端子カバー21をこのように構成すると、一群のキャビティ23を必要に応じて上下方向に複数ならべることができて、回路数の増大に容易に対応できる。そのうえ、中段カバー21bには一群のキャビティ23の下側部分と上側部分を備えて端子カバー21の本体ケースと蓋体の機能を兼用させている。このため、図13(b)に示したように1個の端子カバー104が本体ケース101と蓋体102とからなる従来の構造と比較して、図13(a)に示したように、端子カバー21の厚みを薄くできる。図13(b)中、106はフレキシブルフラットケーブルで、108は丸状ケーブルである。
しかも、前述のように空きキャビティを有効利用できるので、その効果と相まって、より一層、端子カバー21全体の厚みを抑えることが可能であり、省スペース化に貢献する。
また、中段カバー21bの数は適宜選定できるので、車種やグレードに応じた細かな対応が容易に行える。一群のキャビティ23の必要数が1個である場合には、中段カバー21bを省略して、下段カバー21aに上段カバー21cを取り付ければよく、一群のキャビティ23が1個の場合にも対応できる。
最上段に用いる中段カバー21bには、上端カバー21cを一体化してもよい。
また、下段カバー21aを省略して中段カバー21bを最下段に用いることもでき、この場合には、中段カバー21bの係合凸部29bを、端子カバー21の取り付け位置に対する固定に流用してもよい。
前記係合凸部29bと係合凹部29aの係合のみではカバー担体21a,21b,21cの積層状態を保持できない場合、あるいは保持しにくい場合には、例えば帯状の結束部材等で積層状態を確保するとよい。
この発明の構成と、前述の一形態の構成との対応において、
この発明の端子は、前記WF端子42、ピアス端子45に対応し、
以下同様に、
本体カバー担体は、前記下段カバー21a、中段カバー21bに対応し、
蓋体カバー担体は、前記上段カバー21cに対応するも、
この発明は前述の構成のみに限定されるものではなく、その他の構成を採用することもできる。
例えば、前記端子には、前述のような構成のWF端子やピアス端子以外の端子を使用することができる。
また絶縁部は、絶縁テープの巻きつけと折り重ね部の形成を併用して形成してもよい。
11…フレキシブルフラットケーブルの端子保持構造
21…端子カバー
21a…下段カバー
21b…中段カバー
21c…上段カバー
22…キャビティ
23…一群のキャビティ
31…フレキシブルフラットケーブル
35…絶縁部
36…絶縁テープ
37…折り重ね部
41…端子
42…WF端子
45…ピアス端子

Claims (4)

  1. 同一平面上に並設された複数のキャビティを有する端子カバーを備え、該端子カバーの前記キャビティに、フレキシブルフラットケーブルに接続された端子を個別に収納保持するフレキシブルフラットケーブルの端子保持構造であって、
    複数の前記キャビティが同一平面上に並設された一群のキャビティに対して、互いに重ね合わされる複数本のフレキシブルフラットケーブルに接続された前記端子が保持され、
    積層される前記複数本のフレキシブルフラットケーブル間に、絶縁のための絶縁部が形成された
    フレキシブルフラットケーブルの端子保持構造。
  2. 前記絶縁部が、前記フレキシブルフラットケーブルにおける少なくとも前記端子を接続する部分の端面に対する絶縁テープの巻きつけで形成された
    請求項1に記載のフレキシブルフラットケーブルの端子保持構造。
  3. 前記絶縁部が、前記フレキシブルフラットケーブルの一部を該フレキシブルフラットケーブルに折り重ねた折り重ね部で形成された
    請求項1または請求項2に記載のフレキシブルフラットケーブルの端子保持構造。
  4. 前記端子カバーが、前記一群のキャビティを上面に有し、互いに重ねられる複数の本体カバー担体と、該本体カバー担体のうちのもっとも上の本体カバー担体の上面を塞ぐ蓋体カバー担体で構成された
    請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載のフレキシブルフラットケーブルの端子保持構造。
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