JP7154975B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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Description

本発明は、電気接続箱に関する。
自動車等の車両に搭載され、ヒューズやリレー等の電子部品を集約して収容する電気接続箱が知られている。電気接続箱において、電子部品は、例えば、ブロックに保持された導電性金具と電気的に接続される。特許文献1には、複数の端子と、端子のそれぞれの間に絶縁距離を長くするための隔壁を有し端子圧着端子により電線と端子とを結線できる圧着端子締め付け構造をもつ多極一体型の組端子台において、隣り合う端子との絶縁距離を隔壁の絶縁距離より更に長くする為の補助隔壁を備え、補助隔壁は端子台の各端子に対応する導電体と導電体に隣接する隔壁の間の隙間に挟んで少なくとも一部が多極一体型の組端子台のより側方に飛び出して取付けられている端子台、に関する技術が開示されている。特許文献1の端子台によれば、多極一体型の組端子台を用いた場合であっても、補助隔壁の取付けを行なえ、その管理工数等経済的に効果がある、とされている。
特開平8-017496号公報
ところで、電気接続箱においては、ブロックを小型化できることが望まれている。
本発明の目的は、ブロックを小型化できる電気接続箱を提供することである。
本発明の電気接続箱は、キャビティを有するブロックと、前記キャビティ内に収容されて係止されている被収容部分、および前記キャビティから突出している突出部分を有する導電性金具と、前記突出部分を覆う絶縁シートと、を含むことを特徴とする。
本発明に係る電気接続箱は、突出部分を覆う絶縁シートを含む。本発明に係る電気接続箱によれば、突出部分をキャビティに収容することなく絶縁シートで覆うことにより、ブロックを小型化できるという効果を奏する。
図1は、第一実施形態に係る電気接続箱を示す斜視図である。 図2は、第一実施形態に係る電気接続箱を示す分解斜視図である。 図3は、第一実施形態に係る電気接続箱を示す分解斜視図である。 図4は、第一実施形態に係る電気接続箱を示す平面図である。 図5は、第一実施形態に係る電気接続箱を示す断面図である。 図6は、第二実施形態に係る電気接続箱を示す斜視図である。 図7は、第二実施形態に係る電気接続箱を示す分解斜視図である。 図8は、第二実施形態に係る電気接続箱を示す平面図である。 図9は、第二実施形態に係る電気接続箱を示す断面図である。
以下に、本発明の実施形態に係る電気接続箱につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
[第一実施形態]
図1から図5を参照して、第一実施形態について説明する。本実施形態は、電気接続箱に関する。図1は、第一実施形態に係る電気接続箱を示す斜視図である。図2は、第一実施形態に係る電気接続箱を示す分解斜視図である。図3は、第一実施形態に係る電気接続箱を示す分解斜視図である。図4は、第一実施形態に係る電気接続箱を示す平面図である。図5は、第一実施形態に係る電気接続箱を示す断面図である。なお、図4は、第一実施形態のブロックを下側から見た平面図であり、図5は、図4に示すV-V断面である。また、図2から図5においては、筐体の図示を省略している。
本実施形態に係る電気接続箱1は、自動車等の車両に搭載され、ワイヤハーネスに組み込まれ、電線等の接続処理用部品を構成するコネクタ、ヒューズ、リレー、コンデンサ、分岐部、電子制御ユニット等の電子部品を集約して内部に収容するものである。電気接続箱1は、例えば、車両のエンジンルーム、車体の下方部分、車室内等に設置され、バッテリ等の電源と、車両内に搭載される各種電子機器との間に接続されている。電気接続箱1はジャンクションボックス、ヒューズボックス、リレーボックス等とも呼ばれる場合があるが、実施形態ではこれらを総称して電気接続箱と呼ぶ。
以下の説明では、互いに交差する第一方向、第二方向、及び、第三方向のうち、第一方向を「第一幅方向X」といい、第二方向を「第二幅方向Y」といい、第三方向を「高さ方向Z」という。ここでは、第一幅方向Xと第二幅方向Yと高さ方向Zとは、相互に直交する。以下の説明では、高さ方向Zにおいて、後述のアッパカバーが設けられる側を上側、後述のロアカバーが設けられる側を下側という場合がある。以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、各部が相互に組み付けられ、電気接続箱1が車両に搭載された状態での方向として説明する。
図1および図2に示すように、本実施形態に係る電気接続箱1は、筐体100、ブロック10、導電性金具20、および絶縁シート30を含んで構成されている。図1に示すように、筐体100は、ボディ101、ロアカバー102、およびアッパカバー103、を有する。ボディ101は、高さ方向Zにおける両端に二つの開口(下側開口101aおよび上側開口101b)を有する筒状の部材である。ロアカバー102は、ボディ101の下側開口101aを塞ぐ、蓋状の部材である。また、アッパカバー103は、ボディ101の上側開口101bを塞ぐ、蓋状の部材である。筐体100は、ボディ101に対して、ロアカバー102およびアッパカバー103が取り付けられることで、略直方体箱状に組み立てられる。筐体100は、合成樹脂等の絶縁性材料で形成される。
ブロック10は、筐体100内に配置されている。ブロック10は、ボディ101の内側に、ボディ101に対して着脱可能に組み付けられる部材である。図2に示すように、ブロック10は、第一幅方向Xに沿った方向が短辺、第二幅方向Yに沿った方向が長辺の略直方体形状を有している。ブロック10には、複数のキャビティ40が形成されている。キャビティ40は、ブロック10を高さ方向Zに貫通している(図5参照)。ブロック10を下側から見たとき、キャビティ40の形状は、矩形状である。本実施形態のキャビティ40は、高さ方向Zに延在している。ブロック10は、例えば、樹脂材料を用いて、成形機によって成形される。
キャビティ40は、高さ方向Zにおける両端に二つの挿入口(第一挿入口40aおよび第二挿入口40b)を有する。第一挿入口40aは、キャビティ40における下側の端部に形成された開口である。第二挿入口40bは、第一挿入口40a側とは反対側の開口であり、キャビティ40における上側の端部に形成されている。
図2に示すように、本実施形態の導電性金具20は、端子金具21である。端子金具21は、被覆電線23の先端部分23aに取り付けられている。端子金具21は、金属等の導電性を有する材料によって形成されている。端子金具21は、被覆接続部21a、導体接続部21b、および端子接続部21cを有する。被覆接続部21aは、先端部分23aにおいて電線被覆に対して接続されている部分である。被覆接続部21aは、電線被覆に対して圧着されている。導体接続部21bは、先端部分23aにおいて電線被覆から露出した芯線に対して接続されている部分である。導体接続部21bは、芯線に対して圧着されている。端子接続部21cは、導体接続部21bから被覆接続部21a側とは反対側に向かって延出している部分である。本実施形態において、端子接続部21cは、高さ方向Zおよび第二幅方向Yに実質的に平行な矩形板状に形成されている。
図2および図3に示すように、端子金具21のうち、導体接続部21bおよび端子接続部21cは、ブロック10の下側から第一挿入口40aに挿入されてキャビティ40内に収容される。キャビティ40は、第二幅方向Yに沿って並んでおり、端子金具21は、各キャビティ40に挿入される。図4に示すように、本実施形態においては、第二幅方向Yに沿って並ぶ3つのキャビティ40のうち、隣接する2つのキャビティ40のそれぞれに端子金具21が挿入されている。
図5に示すように、キャビティ40には、係止部41が設けられている。また、端子接続部21cには、係止部41と係合する被係止部21dが形成されている。係止部41と被係止部21dとが係合することによって、端子金具21は、ブロック10に係止される。本実施形態において、係止部41は、ブロック10におけるキャビティ40を囲む内壁面に形成されている。
係止部41は、可撓部41aおよび突起部41bを有する。ブロック10において、可撓部41aは、第一挿入口40a付近の内壁面から上側に向けて延出している。可撓部41aは、ブロック10におけるキャビティ40を囲む内壁面に対して、延出方向と直交する方向において離間している。突起部41bは、可撓部41aにおける上側の端部に形成されている。突起部41bは、キャビティ40の内側に向けて突出している。突起部41bは、上側の端面を係止面41cとする爪状に形成されている。被係止部21dは、端子接続部21cの中心付近に貫通孔として形成されている。端子金具21は、突起部41bと被係止部21dとが係合する位置である係合完了位置までキャビティ40に挿入されることで、ブロック10に取り付けられる。このとき、突起部41bは、端子接続部21cにおける被係止部21dよりも上側の部分を乗り越え、被係止部21dに入り込む。この結果、係止部41と被係止部21dとが係合する。
係止部41と被係止部21dとが係合した状態において、端子金具21がブロック10に対して下側に相対移動しようとするとき、係止面41cが端子接続部21cに当接することで、端子金具21の下側への相対移動を規制する。また、キャビティ40内には、仕切り部41dが設けられている。
仕切り部41dは、高さ方向Zにおいて、キャビティ40を金具収容空間SPaと電子部品収容空間SPbとに区画している。金具収容空間SPaは、端子金具21が収容される空間であり、電子部品収容空間SPbは、後述する電子部品EPが収容される空間である。仕切り部41dには、金具収容空間SPaと電子部品収容空間SPbとを連通する貫通孔HLが設けられている。
貫通孔HLは、端子接続部21cの通過を許容し、導体接続部21bの通過を規制する形状および大きさで形成されている。本実施形態の貫通孔HLは、第二幅方向Yに沿って延在するスリット状に形成されている。端子接続部21cにおける被係止部21dよりも上側の部分は、貫通孔HLを介して、電子部品収容空間SPbに到達する。ここで、仕切り部41dは、金具収容空間SPaが下側から上側にかけて次第に狭くなるように傾斜しており、端子接続部21cを貫通孔HLに導くガイド部としても機能する。
端子金具21が係合完了位置まで挿入されて、導体接続部21bおよび端子接続部21cのキャビティ40内への収容が完了したとき、被覆接続部21aは、第一挿入口40aから突出した状態となる。つまり、端子金具21のうち、導体接続部21bおよび端子接続部21cは、キャビティ40内に収容される被収容部分22aとなり、被覆接続部21aは、キャビティ40から突出している突出部分22bとなる。ブロック10が筐体100内に収容された状態において、突出部分22bは、ブロック10に対してロアカバー102側に配置される(図1および図3参照)。
キャビティ40は、高さ方向Zの下側において端子金具21を囲む部分がなるべく少なくなるように形成される。例えば、高さ方向Zにおいて、キャビティ40における端子金具21を収容する部分の長さは、少なくとも端子金具21をキャビティ40に係止させて保持できる長さに設定される。
絶縁シート30は、電気絶縁性を有するシート状の部材である。絶縁シート30は、突出部分22bを覆う。本実施形態の絶縁シート30は、絶縁紙である。絶縁シート30は、被収容部分22aがキャビティ40に収容された状態で、突出部分22bに貼り付けられる。図4に示すように、絶縁シート30は、突出部分22bを筒状に覆っている。ここで、絶縁シート30は、高さ方向Zに対して直交する方向において突出部分22bを囲むように覆っており、高さ方向Zにおいては、突出部分22bを覆っていない。
図3に示すように、絶縁シート30は、2枚のシート状の絶縁部材(第一絶縁シート31および第二絶縁シート32)から構成されている。第一絶縁シート31および第二絶縁シート32は、第一幅方向Xにおいて、突出部分22bを挟み込むように貼り付けられる。また、第二絶縁シート32は、第二幅方向Yにおいて突出部分22bを挟み込むように貼り付けられる。また、本実施形態において、第一絶縁シート31および第二絶縁シート32は、互いに貼り合わせられた貼合せ部分31a,32aを有している。貼合せ部分31a,32aは、第一絶縁シート31および第二絶縁シート32が突出部分22bに貼り付けられた箇所を第二幅方向Yにおいて挟むように設けられている(図4参照)。
絶縁シート30は、例えば、接着剤等を用いて突出部分22bに貼り付けられる。絶縁シート30は、突出部分22bとの間に隙間ができないように突出部分22bに対して密着させて貼り付けられる。突出部分22bは、絶縁シート30によって、周囲の配索材等から隔てられる。実施形態において、絶縁シート30は、被覆電線23の先端部分23aにおける電線被覆も覆うように貼り付けられている。高さ方向Zにおける絶縁シート30の長さは、突出部分22bに対する周囲の配索材の接触を遮ることができる程度の長さに設定される。例えば、高さ方向Zにおける絶縁シート30は、第一幅方向Xおよび第二幅方向Yから見て、突出部分22bの上側の端部から突出部分22bの下側の端部までを覆うように突出部分22bに貼り付けられる。また、突出部分22bに対して筒状に貼り付けられた絶縁シート30における開口30aの大きさは、周囲の配索材が開口30aを介して突出部分22bに接触しない程度の大きさに設定される。
絶縁シート30は、先端部分23aが屈曲したときに、先端部分23aの屈曲に伴って容易に変形できる程度の可撓性を有している。本実施形態においては、一組の絶縁シート30(第一絶縁シート31および第二絶縁シート32)は、キャビティ40に挿入され第二幅方向Yに沿って並ぶ各端子金具21を覆っている。
図5に示すように、電子部品EPは、第二挿入口40bから挿入されてキャビティ40内(電子部品収容空間SPb)に収容される。端子金具21は、キャビティ40内において電子部品EPと電気的に接続される。キャビティ40内への電子部品EPの挿入が完了したとき、端子接続部21cと電子部品EPの端子部(図示せず)とが接触することで、端子金具21と電子部品EPとが電気的に接続される。
以上説明したように、本実施形態に係る電気接続箱1は、キャビティ40を有するブロック10と、キャビティ40内に収容されて係止されている被収容部分22a、およびキャビティ40から突出している突出部分22bを有する導電性金具20と、突出部分22bを覆う絶縁シート30と、を含む。
本実施形態に係る電気接続箱1は、突出部分22bをキャビティ40に収容することなく絶縁シート30で覆うことにより、ブロック10を小型化できるという効果を奏する。ブロック10を小型化することで、例えば、ブロック10を成形する際の樹脂材料の使用量を低減でき、製造コストを削減することができる。
絶縁シート30が設けられていない場合、突出部分22bに周囲の配索材(例えば、突出部分22b(第一突出部分22bf)に隣接する他の突出部分22b(第二突出部分22bs)から延出する被覆電線23(隣接被覆電線23s)等)が接触することがある。例えば、第一突出部分22bfによって、隣接被覆電線23sの電線被覆が傷つけられる虞がある。特に、被覆電線23として、線径の太い被覆電線を用いると、隣接被覆電線23sの先端部分23aが第一突出部分22fと接触しやすくなる。ここで、第一参考例に係るブロックの構成として、ブロックにおけるキャビティを囲む壁部を下側に延長することで、キャビティによって被収容部分と共に突出部分を収容する構成を考える。この場合、ブロックにおける突出部分を囲む壁部が周囲の部分から突出した形状となる。
本実施形態においては、突出部分22bをキャビティ40に収容することなく、絶縁シート30で覆う。したがって、ブロックにおける突出部分を囲む壁部が削減されることで、成形機(例えば、成形機の金型等)を小型化できる。また、本実施形態のブロック10は、第一参考例のブロックと比較して、高さ方向Zにおける長さを短くできる。つまり、本実施形態に係る電気接続箱1においては、ブロックを低背化することができる。また、ブロック10を小型化することで、成形機によるブロックの生産効率を向上させることができる。例えば、ブロック10が小型化されることで、成形時における樹脂材料の冷却時間が短縮される。
本実施形態に係る電気接続箱1において、絶縁シート30は、絶縁紙である。絶縁シート30として絶縁紙を用いることで、例えば、上述の第一参考例と比較して突出部分を覆う絶縁部分を薄くすることができる。したがって、ブロックにおける突出部分を囲む壁部を絶縁紙に置き換えることで、上述の第一参考例の構成と比較して、ブロック10を軽量化できる。
本実施形態に係る電気接続箱1において、絶縁シート30は、突出部分22bに対して貼り付けられている。
また、本実施形態に係る電気接続箱1において、導電性金具20は、被覆電線23の先端部分23aに取り付けられた端子金具21であり、被覆電線23は、突出部分22bにおける被収容部分22a側の端とは反対側の端から延出している。
上述の第一参考例の構成(突出部分をキャビティに収容する構成)の場合、被覆電線23の先端部分23aを屈曲させる際に被覆電線23がキャビティ40に接触することがある。したがって、先端部分23aを屈曲させる際の自由度が損なわれる場合がある。本実施形態に係る電気接続箱1においては、突出部分22bを絶縁シート30で覆うことにより、被覆電線23の先端部分23aを屈曲させる際の自由度を向上させることができる。
また、本実施形態に係る電気接続箱1において、被収容部分22aは、被覆電線23の先端部分23aにおいて電線被覆から突出した芯線に対して電気的に接続された導体接続部21bを含み、絶縁シート30で覆われた突出部分22bは、電線被覆に対して接続された被覆接続部21aを含み、絶縁シート30によって周囲の配索材から隔てられている。
絶縁シート30によって、周囲の配索材と突出部分22bとが隔てられることで、周囲の配索材が突出部分22bと接触することを抑制できる。例えば、突出部分22bの周囲に配索された配索材に突出部分22bの角部等が接触し、配索材の被覆等を傷つけることを抑制することができる。
また、本実施形態に係る電気接続箱1は、更に、ブロック10を収容する筐体100を含み、筐体100は、ブロック10の高さ方向Zにおける両端に二つの開口101a,102bを有する筒状のボディ101と、ボディ101の一方の開口(下側開口101a)を塞ぐロアカバー102と、ボディ101の他方の開口(上側開口101b)を塞ぐアッパカバー103と、を含み、ブロック10は、ボディ101の内側に組み付けられており、突出部分22bは、ブロック10に対してロアカバー102側に配置されている。
本実施形態に係る電気接続箱1においては、突出部分22bを絶縁シート30で覆うことにより、先端部分23aを屈曲させる際の自由度を向上できる。例えば、先端部分23aをより上側で屈曲させることができるため、ロアカバー102のボディ101への取り付けが容易となる。また、筐体100内における被覆電線23の取り回しが容易となる。また、突出部分22bを絶縁シート30で覆うことにより、ブロック10を小型化でき、ブロック10が筐体100内において占めるスペースを削減できる。また、ブロック10を小型化することにより、筐体100を小型化できる。
なお、上述の実施形態において、絶縁シート30が絶縁紙である例を用いて説明したが、絶縁シート30は、この例に限られない。例えば、絶縁シート30としては、ガラスクロスやグラスファイバーが用いられてもよい、また、絶縁シート30として、例えば、炭素繊維を熱硬化性樹脂によって被覆した所謂プリプレグが用いられてもよい。
また、上述の実施形態においては、端子接続部21cに被係止部21dが形成されている例を用いて説明したが、被係止部21dの位置は、この例に限られない。例えば、被係止部21dは、導体接続部21bに形成されていてもよい。
なお、上述の実施形態においては、絶縁シート30が、高さ方向Zに対して直交する方向においては、突出部分22bを囲むように覆い、高さ方向Zにおいては、突出部分22bを覆っていない構成を例に用いて説明した。しかし、絶縁シート30の構成は、この構成に限られない。例えば、絶縁シート30は、突出部分22bを高さ方向Zにおいて覆っていてもよい。例えば、開口30aに挿通された先端部分23aを囲むように、絶縁シート30が先端部分23aの電線被覆に対して貼り付けられていてもよい。また、例えば、絶縁シート30は、少なくとも突出部分22bの角部(例えば、突出部分22bの下側端部の角部)を覆うように貼り付けられてもよい。絶縁シート30によって突出部分22bの角部を覆うことで、突出部分22bの角部によって周囲の配索材が傷つけられることを抑制できる。
また、上述の実施形態においては、第一絶縁シート31および第二絶縁シート32によって突出部分22bを覆う例について説明した。しかし、突出部分22bを覆う絶縁シート30の構成はこの例に限られない。例えば、突出部分22bは、1枚の絶縁シート30または3枚以上の絶縁シート30によって覆われてもよい。
また、上述の実施形態においては、被収容部分22aがキャビティ40に収容された状態で、絶縁シート30が突出部分22bに貼り付けられる例を用いて説明した。しかし、予め絶縁シート30が突出部分22bに貼り付けられた状態で、被収容部分22aがキャビティ40に収容されてもよい。また、絶縁シート30は、突出部分22bに貼り付けられていなくてもよい。例えば、絶縁シート30は、先端部分23aの電線被覆に対して貼り付けられ、突出部分22bを囲むように設けられていてもよい。
[第二実施形態]
図6から図9を参照して、第二実施形態について説明する。第二実施形態については、上述の第一実施形態で説明したものと同様の機能を有する構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。図6は、第二実施形態に係る電気接続箱を示す斜視図である。図7は、第二実施形態に係る電気接続箱を示す分解斜視図である。図8は、第二実施形態に係る電気接続箱を示す平面図である。図9は、第二実施形態に係る電気接続箱を示す断面図である。なお、図8は、第二実施形態のブロックを上側から見た平面図であり、図9は、図8に示すIX-IX断面である。また、図7から図9においては、筐体の図示を省略している。
第二実施形態の導電性金具20は、バスバー24である。バスバー24は、電気接続箱1において回路を形成する回路体であり、キャビティ40内において、電子部品EPと電気的に接続されるものである。バスバー24は、金属等の導電性を有する材料によって形成されている。図6および図7に示すように、バスバー24は、ブロック10に取り付けられる。
図7に示すように、バスバー24は、板状の連結部24aと、第一幅方向Xにおける連結部24aの両端から上側に向けて延出した一対の延出部(第一延出部24bおよび第二延出部24c)とを有する。連結部24aは、第一幅方向Xを短辺とし、第二幅方向Yを長辺とする長方形状に形成されている。第一延出部24bは、第一板状部24baおよび複数の第一接続部24bbを含む。第一板状部24baは、第一幅方向Xにおける連結部24aの一端から上側に向けて延出している。各第一接続部24bbは、第一板状部24baにおける上側の端部から延出しており、第二幅方向Yにおいて互いに離間して並んでいる。また、第二延出部24cは、第二板状部24caおよび複数の第二接続部24cbを含む。第二板状部24caは、第一幅方向Xにおける連結部24aの他端から上側に向けて延出している。各第二接続部24cbは、第二板状部24caにおける上側の端部から延出しており、第二幅方向Yにおいて互いに離間して並んでいる。
キャビティ40は、バスバー24の一部が収容される金具収容空間SPaと電子部品EPが収容される電子部品収容空間SPbを含んで構成されている(図9参照)。高さ方向Zにおいて、金具収容空間SPaは電子部品収容空間SPbの下側に位置している。
本実施形態の金具収容空間SPaは、第一延出部24bを収容する第一スリット42aと第二延出部24cを収容する第二スリット42bとから構成されている。第一スリット42aおよび第二スリット42bは、それぞれブロック10の下側部分に形成されたスリット状の開口として形成されている。第一スリット42aと第二スリット42bとは、第一幅方向Xにおいて隣接しており、それぞれ第二幅方向Yに沿って延在している。図8に示すように、キャビティ40において、電子部品収容空間SPbは、複数設けられており、それぞれがブロック10の上側部分に形成された矩形状の開口として形成されている。電子部品収容空間SPbは、第一幅方向Xを「行」とし、第二幅方向Yを「列」とした場合、2行3列のマトリクス状に配置されている。
図8および図9に示すように、第二幅方向Yに沿って並ぶ一方の電子部品収容空間SPbは、高さ方向Zにおいて第一スリット42aと連通しており、第二幅方向Yに沿って並ぶ他方の電子部品収容空間SPbは、高さ方向Zにおいて第二スリット42bと連通している。高さ方向Zにおいて、金具収容空間SPaと各電子部品収容空間SPbとの間には、それぞれ、板状の仕切り部41dが設けられている。各仕切り部41dには、金具収容空間SPaと各電子部品収容空間SPbとを連通する連通孔HLが形成されている。
第一延出部24bおよび第二延出部24cは、キャビティ40(スリット42a,42b)の下側の開口である第一挿入口40aから挿入される。第一接続部24bbおよび第二接続部24cbは、それぞれ連通孔HLを介して電子部品収容空間SPbに到達する。また、キャビティ40(各電子部品収容空間SPb)の上側の開口である第二挿入口40bからは、それぞれ電子部品EPが挿入される。第一接続部24bbおよび第二接続部24cbが電子部品EPの端子部(図示せず)と接触することで、バスバー24と各電子部品EPとが、電気的に接続される。
本実施形態において、係止部41は、ブロック10における第一スリット42aを囲む内壁面に形成されている。係止部41は、可撓部41aおよび突起部41bを有する。可撓部41aは、第一スリット42aにおける第一挿入口40a付近の内壁面から高さ方向Zの上側に向けて延出している。突起部41bは、可撓部41aにおける高さ方向Zの上側の端部に形成されている。突起部41bは、第一スリット42aの内側に向けて突出している。突起部41bは、上側の端面を係止面41cとする爪状に形成されている。被係止部21dは、第一接続部24bbのうちの少なくとも一つに貫通孔として形成されている。突起部41bが被係止部21dに入り込むことで、係止部41と被係止部21dとが係合する。バスバー24がブロック10に対して高さ方向Zの下側に相対移動しようとするとき、被係止部21dの係止面41cが第一接続部24bbに当接することで、バスバー24の下側への相対移動を規制する。この機構によって、バスバー24はキャビティ40に係止される。
バスバー24における延出部24b,24cの一部(接続部24bb,24cbおよび板状部24ba,24caの上側部分)は、キャビティ40に収容された被収容部分22aとなる。また、バスバー24の連結部24aと延出部24b,24cの他部(板状部24ba,24caの下側部分)とは、キャビティ40の第一挿入口40aから下側に向けて突出した突出部分22bとなる。第一延出部24bおよび第二延出部24cは、それぞれ第一挿入口40aから第一板状部24baおよび第二板状部24caが仕切り部41dに当接する位置まで挿入される。
本実施形態の絶縁シート30は、一枚のシート状に形成されている。絶縁シート30は、突出部分22bを覆い、周囲の配索材と突出部分22bとを隔てる。絶縁シート30は、突出部分22bの表面を下側から覆うように貼り付けられる。第二幅方向Yから見て、絶縁シート30は、U字状に折り曲げられ、突出部分22bの下面および側面に対して貼り付けられる。
キャビティ40は、高さ方向Zの下側においてバスバー24を収容する部分がなるべく少なくなるように形成される。例えば、高さ方向Zにおいて、キャビティ40におけるバスバー24を収容する部分の長さは、少なくともバスバー24をキャビティ40に係止させて保持できる長さに設定される。
電気自動車等の電動車両に配索されるワイヤハーネスを流れる直流電力は、バッテリの急速充電等による充電直流電力の大出力化の要求に伴い、高電圧化、大電流化する傾向にある。ワイヤハーネスに大電流を流す場合、電気接続箱に設けられたバスバーを大型化することで発熱を抑えることができる。しかしながら、大型化したバスバーが他の配索材に接触し、例えば、配索材の被覆を傷つけてしまう虞がある。ここで、第二参考例として、高さ方向Zにおいて、キャビティの長さを下側に延長して、バスバーの突出部分を覆う構成を考える。この場合、キャビティを突出部分まで収容するように形成すると、キャビティのうち突出部分を囲む部分がブロックにおける周囲の部分から突出した形状となる。また、このような構成の場合、バスバーの突出部分の形状を変更すると、バスバーの形状に合わせてブロックの形状を変更しなければならない。
本実施形態においては、キャビティ40に突出部分22bを収容することなく、絶縁シート30で覆うため、ブロック10を小型化できる。また、キャビティのうち突出部分を囲む部分が削減されることで、成形機(例えば、成形機の金型等)を小型化できる。また、本実施形態のブロック10は、第二参考例のブロックと比較して、高さ方向Zにおける長さを短くできる。また、キャビティのうち突出部分を囲む部分を絶縁シート30に置き換えることで、ブロック10を軽量化できる。また、ブロック10が小型化することで、成形機によるブロックの生産効率を向上させることができる。例えば、突出部分22bの形状が変更されたとしても、ブロック10をそのまま用いることができる。したがって、バスバーに合わせてブロックを新設するために要するコストを削減できる。例えば、ブロックに設けられる回路を変更する場合でも、ブロック10を変更することなく、バスバー24の設計を変更することで対応することができる。
上記の各実施形態に開示された内容は、適宜組み合わせて実行することができる。
1 電気接続箱
10 ブロック
20 導電性金具
21 端子金具
21a 被覆接続部
21b 導体接続部
21c 端子接続部
21d 被係止部
22a 被収容部分
22b 突出部分
23 被覆電線
23a 先端部分
24 バスバー
24a 連結部
24b 第一延出部
24c 第二延出部
24ba 第一板状部
24bb 第一接続部
24ca 第二板状部
24cb 第二接続部
30 絶縁シート
31 第一絶縁シート
32 第二絶縁シート
40 キャビティ
40a 第一挿入口
40b 第二挿入口
100 筐体
101 ボディ
102 ロアカバー
103 アッパカバー

Claims (6)

  1. キャビティを有するブロックと、
    前記キャビティ内に収容されて係止されている被収容部分と、前記キャビティから突出している突出部分とを有する導電性金具と、
    前記突出部分を覆う絶縁シートと、
    を備えることを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記絶縁シートは、絶縁紙である
    請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記絶縁シートは、前記突出部分に対して貼り付けられている
    請求項1または2に記載の電気接続箱。
  4. 前記導電性金具は、被覆電線の先端部分に取り付けられた端子金具であり、
    前記被覆電線は、前記突出部分における前記被収容部分側の端とは反対側の端から延出している
    請求項1から3の何れか1項に記載の電気接続箱。
  5. 前記被収容部分は、前記被覆電線の先端部分において電線被覆から突出した芯線に対して電気的に接続された導体接続部を含み、
    前記絶縁シートで覆われた前記突出部分は、前記電線被覆に対して接続された被覆接続部を含み、前記絶縁シートによって周囲の配索材から隔てられている
    請求項4に記載の電気接続箱。
  6. 更に、前記ブロックを収容する筐体を備え、
    前記筐体は、前記ブロックの高さ方向における両端に二つの開口を有する筒状のボディと、前記ボディの一方の前記開口を塞ぐロアカバーと、前記ボディの他方の前記開口を塞ぐアッパカバーと、を含み、
    前記ブロックは、前記ボディの内側に組み付けられており、
    前記突出部分は、前記ブロックに対して前記ロアカバー側に配置されている
    請求項1から5の何れか1項に記載の電気接続箱。
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