JP5345911B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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本発明は、移動体としての自動車等に搭載される電気接続箱に関する。
移動体としての自動車には、一般に、ヘッドランプ及びテールランプ等のランプ類、スタータモータ及びエアコンディショナ用のモータ等のモータ類、等の多種多様な電子機器が搭載されている。
前述した多種多様な電子機器に電力を供給するために、前記自動車は、ジャンクションブロックを適宜適所に配置してきた。前記ジャンクションブロックは、多数のヒューズやリレー等の各種の電気回路ユニットを集約して構成されている。
なお、ジャンクションブロックは、ヒューズ、リレー、バスバ等を有することもあることから、ヒューズブロック、リレーボックス、または総称して電気接続箱(例えば、特許文献1参照)とも呼ばれる。本明細書では、前述したヒューズブロック、リレーボックス、ジャンクションブロックを、総称して以下電気接続箱と呼ぶ。
前述した特許文献1等に記載された従来の電気接続箱は、箱本体と、バスバと、アッパカバーと、ロアカバーとを備えている。箱本体は、例えば、外郭を形成する本体部と、本体部に収容されるカセットブロックとを備えている。
本体部は、絶縁性の合成樹脂で構成されている。本体部は、互いに連なる複数の外壁によって筒状に形成されているとともに、内側が複数の隔壁によって複数の空間に区画されている。
カセットブロックは、前記空間内に収容されて本体部に取り付けられる。カセットブロックは、上面側にヒューズ、リレー等の電気部品が取り付けられ、下面側にワイヤハーネスの電線の端末が取り付けられる。ワイヤハーネスの電線は、本体部に設けられた電線引出口を通して外部に引き出される。
バスバは、導電性の板金等にプレス加工を施して得られる。バスバは、例えば、カセットブロック内に収容されている。バスバは、電源としてのバッテリや発電機と接続する電源接続部と、ヒューズやリレー等の電気部品やワイヤハーネスの電線と接続する端子部とを備えている。バスバは、前記バッテリや発電機等から電力が供給され、当該電力を前記電気部品や電線に分配する。
アッパカバーは、箱本体に取り付けられて、当該箱本体の上面を覆う。ロアカバーは、箱本体に取り付けられて、当該箱本体の下面を覆う。箱本体のロアカバー側のスペースには、カセットブロックに接続された電線が収容される。
前述した電気接続箱は、電源と電気部品とワイヤハーネスの各電線とを予め定められたパターンにしたがって互いに電気的に接続して、前記電源と電気部品とワイヤハーネスの各電線に接続した各電子機器とを予め定められたパターンにしたがって互いに電気的に接続する。そして、電気接続箱は、電源から供給された電力を分配してワイヤハーネスを介して各電子機器に供給する。
特開2008−104255号公報
前述した電気接続箱においては、電線引出口と当該電線引出口から引き出される電線との間に隙間がある。このため、電気接続箱が自動車に搭載された際に水等の液体が前記隙間から内部に浸入して、電線に取り付けられた端子金具、バスバや電気部品に付着する虞があった。
本発明は、このような問題を解決することを目的としている。即ち、本発明は、電線引出口から浸入した水等の液体が端子金具、バスバや電気部品に付着することを防止できる電気接続箱を提供することを目的としている。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の発明は、電気部品と当該電気部品に接続された電線とを収容する箱本体を備えた電気接続箱において、前記箱本体が、前記電線の端末が取り付けられる電線取付部と、前記電線を内側に通して外部に引き出す電線引出口と、前記電線取付部からの前記電線の余長部分を収容する余長収容部と、を備え、前記電線取付部は、前記余長収容部よりも前記電線引出口から離れた前記箱本体の奥側に設けられ、前記余長収容部は、前記電線取付部と重ならない位置に設けられ、前記電線引出口から前記箱本体内に浸入した液体が、前記余長収容部内に収容された前記電線の余長部分に付着して、前記液体が前記余長収容部よりも奥側に浸入することを防止することを特徴とした電気接続箱である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された電気接続箱において、前記電線引出口からは、前記電線の一部が引き出され、前記電線の残部は、その両端が前記電線取付部に取り付けられ、前記余長収容部には、全ての前記電線の余長部分が収容されていることを特徴とした電気接続箱である。
請求項3に記載された発明は、請求項1または請求項2に記載された電気接続箱において、前記電線取付部と前記余長収容部とを区切る区切り壁と、前記区切り壁を切り欠いて形成され、前記電線を内側に通す電線通し部と、を備えたことを特徴とする電気接続箱である。請求項4に記載された発明は、請求項1乃至請求項3のうちいずれか一項に記載された電気接続箱において、前記電線を前記電線取付部から前記余長収容部に向かって直線状に配索するように保持する電線保持部を備えたことを特徴とする電気接続箱である。
請求項1に記載された発明によれば、電線の余長部分は余長収容部内に集められて収容される。このため、電線引出口と電線の隙間から浸入した水等の液体は、余長収容部内に収容された電線に付着する。したがって、水等の液体が余長収容部より奥側に浸入することを防止でき、端子金具、バスバや電気部品に付着することを防止できる。
請求項に記載された発明によれば、電線取付部と余長収容部とが区切り壁によって区切られているので、余長収容部内の電線の余長部分が電線取付部側に移動しにくくなる。したがって、電線の余長部分をより確実に余長収容部内に位置付けることができる。
請求項に記載された発明によれば、電線保持部が電線取付部から余長収容部に向かう電線を保持するので、余長収容部内の電線が電線取付部側に移動しにくくなる。したがって、電線の余長部分をより確実に余長収容部内に位置付けることができる。また、電線保持部が電線を直線状に配索するように保持するので、電線の余長部分を余長収容部へ確実に配索できる。
本発明の第1の実施形態にかかる電気接続箱の一部を分解して示す、車載時における下方からの分解斜視図である。 図1に示された箱本体の別方向(車載時で上方)からの斜視図である。 図2に示された箱本体の別方向(車載時で下方)からの斜視図である。 図3に示された箱本体に電線の接続されたカセットブロックが取り付けられた状態を示す下面図である。 本発明の第2の実施形態にかかる電気接続箱の箱本体を示す、車載時における下方からの斜視図である。
以下、本発明の第1の実施形態にかかる電気接続箱1Aを図1ないし図4を参照して説明する。本発明の第1の実施形態にかかる電気接続箱1Aは、移動体としての自動車に搭載される。
電気接続箱1Aは、図1に示すように、箱本体2と、アッパカバー(図示せず)と、ロアカバー3と、バスバ(図示せず)とを備えている。なお、図1の電気接続箱1Aは、実際に自動車に搭載される電気接続箱1Aの向きと上下反対向きになっている。
箱本体2は、絶縁性の合成樹脂で構成され、周知の射出成形によって成形される。箱本体2は、図1等に示すように、互いに連なる複数の外壁21a、21b、21c、21dによって筒状に形成されているとともに、内側が複数の隔壁22によって複数の空間に区画されている。箱本体2は、本体部23と、電線取付部としてのカセットブロック4と、余長収容部24と、電線引出口25と、電線保持部26とを備えている。
本体部23は、前述した外壁21a、21b、21cと、複数の隔壁22のうち最も外壁21d寄りの一つの隔壁22(以下、隔壁22aという)に囲まれた部分である。本体部23は、図1ないし図3中の上方側及び下方側に開口した枠状に形成されている。本体部23内は、前述した隔壁22によって複数の空間に区画されている。本体部23は、前記空間内にカセットブロック4を収容する。
カセットブロック4は、絶縁性の合成樹脂で構成され、周知の射出成形によって成形される。カセットブロック4は、複数設けられている。カセットブロック4は、各々、本体部23内の前記空間内に収容可能な大きさの箱状に形成されている。これらカセットブロック4は、本体部23の図1中で上方側の開口23aを通して本体部23内に挿入され、本体部23内に収容される(取り付けられる)。また、カセットブロック4の図1中で下方側の表面4aには、ヒューズ、ヒュージブルリンクやリレー等の電気部品(図示せず)が取り付けられる。
また、カセットブロック4には、複数の端子収容室41が設けられている。端子収容室41は、カセットブロック4内に設けられた直線状の空間である。端子収容室41の長手方向は、互いに平行に設けられ、カセットブロック4が本体部23内に挿入される方向と平行である。端子収容室41の図1中で上下に位置する両端は、開口している。端子収容室41は、カセットブロック4の図1中で上方側の表面4b側の開口から、ワイヤハーネスの電線8の端末に取り付けられて前記電気部品やバスバと接続する端子金具(図示せず)が挿入され、この端子金具を収容する。端子金具は、端子収容室41内に突出した係止ランス(図示せず)に係止して、端子収容室41内に係止する。こうして、電線8は、その端末がカセットブロック4の表面4bに取り付けられる。
また、カセットブロック4の表面4bには、棒状の電線保持部42が突出している。電線保持部42の当該電線保持部42の突出する方向に直交(公差)する方向の断面形状は、略L字状に形成され、強度が高くなるように形成されている。また、電線保持部42は、カセットブロック4が本体部23内に収容された際に全長に亘って本体部23内に位置付けられるような長さに形成されている。
さらに、電線保持部42の先端には、表面4bと平行な方向(かつカセットブロック4から余長収容部24に向かう方向に直交する方向)に突出し、かつ先端が表面4bに向かって湾曲したJ字状の電線保持片42aが設けられている。電線保持部42は、電線保持片42aと表面4bとの間に電線8を位置付けて、カセットブロック4から余長収容部24に向かって直線状に配索された電線8をその状態で保持する。
余長収容部24は、前述した外壁21a、21c、21dと隔壁22aに囲まれた部分である。余長収容部24は、図1中で上方側にのみ開口した箱状に形成されている。余長収容部24は、本体部23(即ち本体部23に取り付けられるカセットブロック4)と電線引出口25との間に設けられ、カセットブロック4に取り付けられた後述する電線8の余長部分81を収容する。
また、余長収容部24は、本体部23(カセットブロック4)と重ならない位置に設けられている。本明細書における「重ならない位置に設けられている」とは、箱本体2を平面視した際に、余長収容部24が本体部23(カセットブロック4)と重ならない位置に設けられていることを意味している。本実施形態では、箱本体2の図1中上方からの平面視において、余長収容部24は箱本体2の電線引出口25寄りの一方側に配置され、本体部23(カセットブロック4)は箱本体2の電線引出口25から離れた他方側に配置されている。
電線引出口25は、互いに相対する外壁21a、21cに設けられ、これら外壁21a、21cの余長収容部24を構成する部分に設けられている。電線引出口25は、前記外壁21a、21cの端部を半円状に切り欠いた電線通し孔25aと、電線通し孔25aの外縁から箱本体2の外方向に立設した樋状の電線支持片25bとを備えている。電線引出口25は、カセットブロック4に接続された電線8を内側に通して箱本体2外(外部)に引き出す。
電線保持部26は、棒状に形成され、複数の隔壁22の互いに交差する部分(隔壁22の前記空間のコーナー部分を形成する部分)から本体部23の図1中で上方側の開口23aに向かって突出している。電線保持部26の当該電線保持部26の突出する方向に直交(公差)する方向の断面形状は(略)L字状に形成され、強度が高くなるように形成されている。また、電線保持部26は、全長に亘って本体部23内に位置付けられるような長さに形成されている。電線保持部26は、後述するように束ねられた複数の電線8を串刺し状に支持して、カセットブロック4から余長収容部24に向かって直線状に配索された電線8をその状態で保持する。
アッパカバーは、絶縁性の合成樹脂で構成され、周知の射出成形によって成形される。アッパカバーは、箱本体2の図1中で下方側の開口、即ち本体部23の開口を覆うように、箱本体2に取り付けられる。
ロアカバー3は、絶縁性の合成樹脂で構成され、周知の射出成形によって成形される。ロアカバー3は、図1に示すように、底壁31と、底壁31の外縁から立設した複数の周壁32とを備え、浅い蓋状に形成されている。ロアカバー3は、箱本体2の図1中で上方側の開口、即ち本体部23と余長収容部24の双方の開口を覆うように、箱本体2に取り付けられる。ロアカバー3には、電線支持片33と、排水孔34a、34bとが設けられている。
電線支持片33は、周壁32の電線引出口25と相対する部分から突出して、一対設けられている。電線支持片33は、樋状に形成され、電線支持片25bとの間に電線8を位置付ける。
排水孔34aは、底壁31の中央に設けられ、底壁31を貫通している。排水孔34aは、底壁31の開口23aを覆う部分に形成され、本体部23内に浸入した水等の液体を外部に排出する。排水孔34bは、一対の電線支持片33の間に設けられ、底壁31を貫通している。排水孔34bは、底壁31の余長収容部24の開口を覆う部分に形成され、余長収容部24内に浸入した水等の液体を外部に排出する。
電線8は、周知の被覆電線であり、複数設けられている。これら電線8は、結束バンド82(または粘着テープ)等を用いて適宜束ねられている。複数の電線8のうち一部の電線8は、一端部が前記電気部品やバスバに接続されて箱本体2内に収容され、他端部が電線引出口25を通して箱本体2外に引き出される。また、複数の電線8のうち残りの電線8は、両端部が前記電気部品やバスバに接続され、全長に亘って箱本体2内に収容される。
本実施形態においては、例えばワイヤハーネス布線板上等で、予め電線8の取り付けられたカセットブロック4が、前記ワイヤハーネス布線板上に固定された箱本体2に取り付けられる。このカセットブロック4の取付作業を行うために、電線8の最終的に箱本体2内に収容される部分の長さは、箱本体2に取り付けられたカセットブロック4と電線引出口25との間の距離よりも長く設定されている。このように、電線8は、余長部分81を有している。
バスバは、導電性の板金にプレス加工を施して得られる。バスバは、カセットブロック4に取り付けられている。バスバは、電源としてのバッテリや発電機と接続する電源接続部と、前述した電気部品や電線8と接続する端子部とを備えている。バスバは、前記バッテリや発電機等から電力が供給され、当該電力を前記電気部品や電線8に分岐する。
前述した電気接続箱1Aは、電源と電気部品と各電線8とを予め定められたパターンにしたがって互いに電気的に接続して、前記電源と電気部品と各電線8に接続した各電子機器とを予め定められたパターンにしたがって互いに電気的に接続する。そして、電気接続箱1Aは、電源から供給された電力をワイヤハーネスを介して各電子機器に供給する。
前述した電気接続箱1Aを組み立てる際には、まず、予め電線8の取り付けられたカセットブロック4を箱本体2の本体部23に取り付ける。そして、電線8を電線保持部26、42で保持して、カセットブロック4から隔壁22aを越えて余長収容部24に向かって直線状に配索する。
そして、複数の電線8のうち前記一部の電線8の他端部を、電線引出口25を通して箱本体2外に引き出す。また、複数の電線8のうち前記残りの電線8は、全長に亘って箱本体2内に位置付けておく。その後、図4に示すように、電線8の余長部分81をまとめてU字状に折り返し、集めて余長収容部24内に収容する。その結果、電線引出口25と箱本体2外に引き出された電線8との隙間にも余長部分81が位置付けられ、前記隙間から水等の液体が浸入しにくくなる。その後、箱本体2にロアカバー3とアッパカバーとを取り付けて箱本体2を組み立てて、電気接続箱1Aが組み立てられる。
本実施形態によれば、電線8の余長部分81は余長収容部24内に集められて収容される。このため、電線引出口25と電線8の隙間から浸入した水等の液体は、余長収容部24内に収容された電線8に付着する。したがって、水等の液体が余長収容部24より奥側に浸入することを防止でき、端子金具、バスバや電気部品に付着することを防止できる。
また、電線保持部26、42がカセットブロック4から余長収容部24に向かう電線8を保持するので、余長収容部24内の電線8がカセットブロック4側に移動しにくくなる。したがって、電線8の余長部分81をより確実に余長収容部24内に位置付けることができる。また、電線保持部26、42が電線8を直線状に配索するように保持するので、電線8の余長部分を余長収容部24へ確実に配索できる。
前述した実施形態においては、電線保持部26が箱本体2に設けられ、電線保持部42がカセットブロック4に設けられていた。しかしながら本発明では、電線保持部26、42は必ずしも設けられていなくてもよいし、いずれか一方の電線保持部26(または電線保持部42)のみが設けられていてもよい。また、前述した実施形態においては、本体部23とカセットブロック4とが別体で設けられていたが、本体部23とカセットブロック4とを一体に成形してもよい。
次に、本発明の第2の実施形態にかかる電気接続箱1Bを、図5を参照して説明する。なお、前述した第1の実施形態と同一構成部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本発明の第2の実施形態にかかる電気接続箱1Bは、第1の実施形態の電気接続箱1Aにおける箱本体2の隔壁22aが、区切り壁27に変更されたものである。電気接続箱1Bは、区切り壁27と、区切り壁27に設けられた電線通し部28とを備えている。
区切り壁27は、箱本体2の外壁21a、21cの内面同士を連結している。区切り壁27は、第1の実施形態の隔壁22aよりも高く形成され、外壁21a、21b、21c、21dの開口23a側の端部と略同じ高さに形成されている。区切り壁27は、本体部23(即ち本体部23に取り付けられるカセットブロック4)と余長収容部24とをより明確に区切っている。
電線通し部28は、区切り壁27の開口23a側の端部中央から当該区切り壁27を切り欠いて形成されている。電線通し部28は、平面形状が矩形状に形成されている。電線通し部28は、カセットブロック4からの電線8を内側に通して余長収容部24に導く。また、電線通し部28の区切り壁27の前記端部側の両端には、電線通し部28に近づくにしたがって徐々に電線通し部28の奥側に近づく方向に傾斜するように区切り壁27を切り欠いた電線導入部28aが設けられている。
本実施形態においては、本体部23内のカセットブロック4に接続された電線8は、電線通し部28を通って区切り壁27を越え、カセットブロック4から余長収容部24に向かって配索される。
本実施形態によれば、前述した第1の実施形態の効果に加え、カセットブロック4と余長収容部24とが区切り壁27によって区切られているので、余長収容部24内の電線8の余長部分81がカセットブロック4側に移動しにくくなる。したがって、電線8の余長部分81をより確実に余長収容部24内に位置付けることができる。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1A、1B 電気接続箱
2 箱本体
4 カセットブロック(電線取付部)
8 電線
24 余長収容部
25 電線引出口
26 電線保持部
27 区切り壁
28 電線通し部
42 電線保持部
81 余長部分

Claims (4)

  1. 電気部品と当該電気部品に接続された電線とを収容する箱本体を備えた電気接続箱において、
    前記箱本体が、
    前記電線の端末が取り付けられる電線取付部と、
    前記電線を内側に通して外部に引き出す電線引出口と、
    前記電線取付部からの前記電線の余長部分を収容する余長収容部と、を備え、
    前記電線取付部は、前記余長収容部よりも前記電線引出口から離れた前記箱本体の奥側に設けられ、
    前記余長収容部は、前記電線取付部と重ならない位置に設けられ、
    前記電線引出口から前記箱本体内に浸入した液体が、前記余長収容部内に収容された前記電線の余長部分に付着して、前記液体が前記余長収容部よりも奥側に浸入することを防止することを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記電線引出口からは、前記電線の一部が引き出され、
    前記電線の残部は、その両端が前記電線取付部に取り付けられ、
    前記余長収容部には、全ての前記電線の余長部分が収容されていることを特徴とする請求項1記載の電気接続箱。
  3. 前記電線取付部と前記余長収容部とを区切る区切り壁と、
    前記区切り壁を切り欠いて形成され、前記電線を内側に通す電線通し部と、を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電気接続箱。
  4. 前記電線を前記電線取付部から前記余長収容部に向かって直線状に配索するように保持する電線保持部を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか一項に記載の電気接続箱。
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