JP6258738B2 - 電気接続箱及び電気接続箱接続方法 - Google Patents

電気接続箱及び電気接続箱接続方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両に搭載される電気接続箱、及び、ワイヤハーネス(電線束)にそのような電気接続箱を接続する電気接続箱接続方法に関するものである。
移動体としての車両には、多種多様な電子機器が搭載されている。これらの電子機器は、互いの間で電力や制御信号などを伝えるためにワイヤハーネスによって接続されている。ワイヤハーネスは、複数の電線が束ねられた電線束と、この電線束の端末に取り付けられるコネクタ等とを備えている。また、車両の多くには、リレーやヒューズ、ヒュージブルリンク等の電気部品を内蔵する電気接続箱が搭載されている。このような電気接続箱は、内蔵する電気部品と外部機器とを上記のワイヤハーネスを介して電気的に接続する接続端子を備えたものが一般的である。
電気接続箱の中には、ワイヤハーネスが内部を通過する構造となっているものがある(例えば、特許文献1参照)。電気接続箱の内部には上記の接続端子が設けられ、ワイヤハーネスから引き出された引出し線がこの接続端子に接続される。
ここで、多くの場合、車両へのワイヤハーネスの取付けは、ワイヤハーネスを予め車両内での配線形態に配索しておき、その配索済みのワイヤハーネスを車両に取り付けることで行われる。そして、このような配線形態のワイヤハーネスの製造に、例えば以下に一例を説明するような布線治具が用いられ、その配索時に、上記のような電気接続箱の接続も併せて行われることがある。
図5は、ワイヤハーネスが内部を通った電気接続箱の一例を示す図であり、図6は、このようなワイヤハーネスの製造に用いられる布線治具の一例を示す図である。図5に示されているワイヤハーネス5は、幹線51から複数の枝線52が枝分かれした形態に束ねられて配索された電線束となっている。そして、ワイヤハーネス5の幹線51が、電気接続箱6の内部を通っている。尚、ここでは特定しないが、このような電気接続箱としては、例えば、複数のヒューズを内蔵し、それらのヒューズをワイヤハーネスの引出し線に接続するヒューズボックス等が挙げられる。
電気接続箱6は、図6に示されているように、開口部611を有する箱本体61を備えている。箱本体61には、ヒューズ等の電気部品が内蔵されており、この電気部品に電気的に接続されるとともに開口部611から露出した複数の接続端子63が設けられている。これら複数の接続端子63には、ワイヤハーネス5の幹線51から引き出された複数の引出し線53の端部が接続される。そして、電気接続箱6は、その接続後に箱本体61の開口部611に設置された幹線51を複数の引出し線53とともに覆うカバー62が被せられた構造となっている。
図6に示されている布線治具7は、布線板71と、布線板71上に所定の布線経路に沿って配置されてワイヤハーネス5をその布線経路に沿った形状に支持する複数の電線支持部72と、を備えている。そして、布線治具7は、上記の箱本体61を保持する、布線板71上に布線経路に隣接して設けられた保持部73を備えている。ワイヤハーネス5の製造に当たって、作業者は、布線板71の脇に立ち、ワイヤハーネス5を電線支持部72に支持させて布線を行い、さらに、幹線51から引き出した引出し線53を接続端子63に接続する。その後、布線の終わったワイヤハーネス5における幹線51の全体または一部を電線支持部72から外し、開口部611に幹線51を設置し、箱本体61にカバー62を被せる。
図7は、引出し線の接続後、箱本体にカバーが被せられる様子を示す図である。図7に示されているように、ワイヤハーネス5の幹線51は開口部611を横切る形に設置される。そして、カバー62が、この幹線51を複数の引出し線53とともに覆って箱本体61に被せられる。
特開2012−44802号公報
ところで、接続端子63への引出し線53の接続が、図6に示されているように、箱本体61が布線経路に隣接して置かれた状態で行われることから次のような問題が生じることがある。
図8は、引出し線の接続後に箱本体にカバーが被せられる際に生じる問題について示す模式図である。図8(a)には、幹線51が箱本体61の開口部611に設置される前の状態が示されており、図8(b)には、幹線51が開口部611に設置された状態が示されている。上述したように接続端子63への引出し線53の接続は、箱本体61が布線経路に隣接して置かれた状態、即ち、幹線51が、接続端子63から離れた状態で行われる。引出し線53は、このように離れた位置にある接続端子63に届くように、その長さに余裕を持たされる。その結果、幹線51が開口部611に設置されたときには、引出し線53に余長部分53aが生じる。この余長部分53aは、ワイヤハーネス5のコスト高に繋がるとともに、カバー62を箱本体61に被せる作業の邪魔となり作業性を低下させてしまう。また、カバー62や箱本体61のサイズを余長部分53aを収納できるサイズとする必要があり、電気接続箱6の大型化を招くという問題もある。
本発明の目的は、余長部分を抑えて引出し線を接続端子に接続することができる電気接続箱、及び、電線束にそのような電気接続箱を接続する電気接続箱接続方法を提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に記載の発明は、電気部品を内蔵する箱本体を有し、複数の電線が束ねられた電線束に接続される電気接続箱において、前記箱本体は、前記電線束から引き出された複数の引出し線が電気的に接続されるとともに前記電気部品にも電気的に接続される複数の接続端子を有し、当該複数の接続端子が前記箱本体の開口部に向かって露出して設けられており、前記箱本体には、前記電線束を通過させる第1領域が設けられるとともに、前記開口部から前記箱本体を見て該第1領域に隣り合う位置に、前記複数の接続端子のうち前記第1領域に前記電線束を通過させて設置した後に前記引出し線が接続される接続端子が少なくとも配置される第2領域が設けられ、前記第2領域は、前記第1領域を間に挟んで複数設けられていることを特徴とする電気接続箱である。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の電気接続箱において、前記複数の接続端子のうち前記第1領域に前記電線束を通過させて設置する前に前記引出し線が接続される接続端子が、前記第1領域と前記第2領域とのいずれか一方、あるいは、前記第1領域と前記第2領域との双方に配置されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の電気接続箱において、前記箱本体は、前記開口部からの深さ方向について、前記複数の接続端子よりも深い位置に設けられて前記電気部品が電気的に接続される複数の部品接続端子、及び、当該複数の部品接続端子と前記複数の接続端子とを繋ぐ繋ぎ部材、を有しており、前記第1領域は、前記開口部から前記箱本体を見て前記複数の部品接続端子のうちの少なくとも一部と重なるように設けられていることを特徴とする。
また、上記目的を達成する請求項4に記載の発明は、電線束に、請求項1から3のうちいずれか1項に記載の電気接続箱を電気的に接続する電気接続箱接続方法において、前記箱本体の前記第1領域に前記電線束を通過させて設置した後に、前記引出し線を前記第2領域の前記接続端子に接続することを特徴とする電気接箱接続方法である。
請求項1に記載の発明では、箱本体には、電線束を通過させる第1領域が設けられるとともに、この第1領域に隣り合う位置に、複数の接続端子のうち前記第1領域に前記電線束を通過させて設置した後に前記引出し線が接続される接続端子が少なくとも配置される第2領域が設けられている。このため、請求項1に記載の発明によれば、第2領域内の接続端子への引出し線の接続を、電線束が開口部に設置された状態で行うことができる。従って、電線束と接続端子との距離が縮まり、その分、引出し線の余長部分が抑えられる。その結果、余長部分に起因するコスト高が抑えられるとともに、箱本体にカバーを被せる場合には、作業性の低下が抑えられる。さらには、余長部分が抑えられる分、電気接続箱の小型化を図ることができる。
また、請求項に記載の発明では、第2領域は、第1領域を間に挟んで複数設けられている。このため、請求項に記載の発明によれば、接続端子の設置場所が電線束の周囲に複数設けられることとなる。これにより、例えば、第2領域が電線束の片側等の1か所にしか形成されていない場合と比較して、複数の接続端子を電線束になるべく近い位置に設けることが可能となり、余長部分が一層抑えられることとなる。
請求項に記載の発明では、第1領域に電線束を通過させて設置する前に引出し線が接続される接続端子が、第1領域と第2領域とのいずれか一方、あるいは、第1領域と第2領域との双方に配置されている。この接続端子に接続される引出し線については、電線束の設置前に布線を行いつつ接続することができるので、このような引出し線についても余長部分が抑えられる。請求項に記載の発明によれば、このように第1領域と第2領域とのいずれか一方、あるいは、第1領域と第2領域との双方に配置される接続端子を設けることで、布線の自由度が増すこととなっている。
請求項4に記載の発明によれば、第1領域に電線束を通過させて設置した後に、引出し線を第2領域の接続端子に接続することとなる。このため、請求項4に記載の発明によれば、接続端子への引出し線の接続を、電線束が開口部に設置された状態で行うことができる。従って、電線束と接続端子との距離が縮まり、その分、引出し線の余長部分が抑えられる。その結果、余長部分に起因するコスト高が抑えられるとともに、箱本体にカバーを被せる場合には、作業性の低下が抑えられる。さらには、余長部分が抑えられる分、電気接続箱の小型化を図ることができる。
本発明の一実施形態におけるワイヤハーネス(電線束)と電気接続箱とを示す図である。 図1に示されているワイヤハーネス(電線束)の製造に用いられる布線治具を示す図である。 箱本体において接続端子が配置されている領域を模式的に示す図である。 箱本体における、電気部品と引出し線との接続端子を介した電気的な接続を模式的に示す図である。 電気接続箱の内部を通るワイヤハーネスの一例を示す図を示す図である。 図5に示されているワイヤハーネスの製造に用いられる布線治具の一例を示す図である。 引出し線の接続後、箱本体にカバーが被せられる様子を示す図である。 引出し線の接続後に箱本体にカバーが被せられる際に生じる問題について示す模式図である。
本発明の実施形態にかかる電気接続箱及び電気接続箱接続方法を、図1〜図4を参照して説明する。本実施形態のワイヤハーネス1(電線束)は、図1に示されているように、幹線11から複数の枝線12が枝分かれした形態に束ねられて配索されている。そして、ワイヤハーネス1の幹線11が、電気接続箱2の内部を通っている。ここで、本実施形態では、電気接続箱2は、複数のヒューズを内蔵し、それらのヒューズをワイヤハーネスの引出し線に接続するヒューズボックスである。
電気接続箱2は、図2に示されているように、開口部211を有する箱本体21を備えている。箱本体21には、ヒューズ等の電気部品が内蔵されており、この電気部品に電気的に接続されるとともに開口部211から露出した複数の接続端子が設けられている。この箱本体21には、開口部211を覆うカバー22が被せられる。
ここで、本実施形態の電気接続箱2では、図2及び図3に示されているように、箱本体21には、ワイヤハーネス1の幹線11を通過させる第1領域212が設けられている。そして、開口部211から箱本体21を見て第1領域212に隣り合う位置に第2領域213が設けられている。本実施形態では、第1領域212は、カバー22側から見たときの箱本体21のほぼ中央を横切る領域となっており、第2領域213は、この第1領域212を間に挟む2つの領域となっている。
幹線11からは複数の引出し線が引き出されている。図2及び図3に示されているように、ワイヤハーネス1の配索は、幹線11が箱本体21の開口部211に設置された状態で行われる。そして、複数の引出し線のうちの一部は、配索に当たって、幹線11が束ねられて箱本体21の開口部211に設置される前の段階で箱本体21に接続される先嵌め用引出し線16となっている。そして、その他の引出し線が、幹線11が開口部211に設置された後の段階で箱本体21に接続される後嵌め用引出し線13となっている。後嵌め用引出し線13は、電気接続箱2とは反対側の端部に接続される補器(電気機器やコネクタ等を含む)との関係上、上記のように後嵌めされる引出し線である。後嵌め用引出し線13が、本発明にいう引出し線の一例に相当する。
そして、第2領域213に、複数の後嵌め用接続端子23が配置されている。後嵌め用接続端子23に後嵌め用引出し線13が接続される。一方、先嵌め用引出し線16が接続される先嵌め用接続端子28は、第1領域212と第2領域213との双方に配置されている。後嵌め用接続端子23が、本発明にいう接続端子の一例に相当する。
複数の先嵌め用接続端子28及び複数の後嵌め用接続端子23それぞれは、図4に模式的に示されているように、箱本体21に内蔵されているヒューズ24に、電気的に接続されている。箱本体21の内部では、ヒューズ24の端子24aが、部品接続端子25に嵌め込まれている。そして、箱本体21の内部には、この部品接続端子25と、先嵌め用接続端子28及び後嵌め用接続端子23と、を繋ぐバスバ26が設けられている。
本実施形態では、先嵌め用接続端子28及び後嵌め用接続端子23はいずれも雄端子となっている。幹線11からの先嵌め用引出し線16の先端には先嵌め用雌端子17が設けられており、後嵌め用引出し線13の先端には後嵌め用雌端子15が設けられている。先嵌め用引出し線16の先嵌め用接続端子28への接続、及び、後嵌め用引出し線13の後嵌め用接続端子23への接続は、いずれも各雌端子15,17の各接続端子23,28への嵌込みにより行われる。ただし、先嵌め用雌端子17の先嵌め用接続端子28への嵌込みは、幹線11が箱本体21の開口部211に設置される前に行われる。他方、後嵌め用雌端子15の後嵌め用接続端子23への嵌込みは、幹線11の設置後に行われる。
以上に説明したように、本実施形態の電気接続箱2では、第1領域212に隣り合う位置に形成された第2領域213に、後嵌め用接続端子23が設けられている。このため、この電気接続箱2によれば、幹線11が箱本体21の開口部211に設置された状態での、後嵌め用引出し線13の後嵌め用接続端子23への接続が可能となっている。つまり、この電気接続箱2によれば、幹線11が箱本体21の開口部211に設置された状態でのワイヤハーネス1の配索が可能となっている。
このワイヤハーネス1の製造は、図2に示されている布線治具3を用いて行われる。この布線治具3は、布線板31と、布線板31上に所定の布線経路に沿って配置されてワイヤハーネス1をその布線経路に沿った形状に支持する複数の電線支持部32と、を備えている。そして、布線治具3は、上記の箱本体21を保持する、布線板31における布線経路上に設けられた保持部33を備えている。
ワイヤハーネス1の製造は、箱本体21を保持部33によって布線経路において幹線11が通る経路上に保持させ、その後、ワイヤハーネス1を電線支持部32に支持させて布線経路に沿って布線することで行われる。これにより、ワイヤハーネス1は、幹線11が箱本体21の開口部211に設置された状態で布線されることとなる。先嵌め用雌端子17の先嵌め用接続端子28への嵌込みは、この布線時に行われる。そして、布線後に上記の第2領域213に配置された後嵌め用接続端子23に後嵌め用引出し線13が接続される。その接続の後に、カバー22が箱本体21に被せられる。
このような手順で製造されるワイヤハーネス1では、上述したように後嵌め用接続端子23への後嵌め用引出し線13の接続が、開口部211に幹線11が設置された状態で行われる。従って、幹線11と後嵌め用接続端子23との距離が縮まり、その分、後嵌め用引出し線13の余長部分が抑えられる。また、先嵌め用引出し線17については、幹線11の設置前に布線を行いつつ接続されるので、先嵌め用引出し線17についても余長部分が抑えられる。その結果、余長部分に起因するコスト高が抑えられるとともに、箱本体21にカバー22を被せる際の作業性の低下も抑えられる。さらには、余長部分が抑えられる分、電気接続箱2の小型化を図ることができる。また、本実施形態では、先嵌め用接続端子28を設けることで、布線の自由度が増すこととなっている。
また、本実施形態では、第2領域213が、第1領域212を挟んで複数設けられている。本実施形態によれば、後嵌め用接続端子23の設置場所が幹線11の周囲に複数設けられることとなる。このため、本実施形態によれば、例えば、第2領域が電線束の片側等の1か所にしか形成されていない場合と比較して、複数の接続端子を電線束になるべく近い位置に設けることが可能となり、余長部分が一層抑えられることとなる。
尚、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、本実施形態では、本発明にいう電気接続箱の一例として、ヒューズボックスとしての電気接続箱2が例示されているが、本発明にいう電気接続箱はこれに限るものではなく、例えば、リレーやヒュージブルリンク等の電気部品を内蔵するものであってもよい。また、その形状も本実施形態で例示されているような矩形状の箱に限るものではなく、任意の形状であってよい。
また、本実施形態では、本発明にいう電気接続箱の一例として、部品接続端子25が先嵌め用接続端子28及び後嵌め用接続端子23にバスバ26で繋がれた形態が例示されている。しかしながら、部品接続端子25を先嵌め用接続端子28及び後嵌め用接続端子23に繋ぐものはバスバに限るものではなく、例えば電線等であってもよい。
また、本実施形態では、本発明にいう電気接続箱の一例として、箱本体21に1つのカバー22が被せられてなる電気接続箱2が例示されている。しかしながら、本発明にいう電気接続箱はこれに限るものではなく、箱本体を挟むアッパーカバーとロアカバーとの2つのカバーが設けられたものであってもよい。
また、本実施形態では、本発明にいう電気接続箱の一例として、先嵌め用接続端子28が、第1領域212と第2領域213との双方に配置された電気接続箱2が例示されている。しかしながら、本発明にいう電気接続箱はこれに限るものではなく、先嵌め用接続端子28が第1領域212と第2領域213とのいずれか一方に配置されたものであってもよい。
1 ワイヤハーネス(電線束)
2 電気接続箱
3 布線治具
11 幹線
13 後嵌め用引出し線
21 箱本体
23 後嵌め用接続端子
211 開口部
212 第1領域
213 第2領域

Claims (4)

  1. 電気部品を内蔵する箱本体を有し、複数の電線が束ねられた電線束に接続される電気接続箱において、
    前記箱本体は、前記電線束から引き出された複数の引出し線が電気的に接続されるとともに前記電気部品にも電気的に接続される複数の接続端子を有し、当該複数の接続端子が前記箱本体の開口部に向かって露出して設けられており、
    前記箱本体には、前記電線束を通過させる第1領域が設けられるとともに、前記開口部から前記箱本体を見て該第1領域に隣り合う位置に、前記複数の接続端子のうち前記第1領域に前記電線束を通過させて設置した後に前記引出し線が接続される接続端子が少なくとも配置される第2領域が設けられ
    前記第2領域は、前記第1領域を間に挟んで複数設けられていることを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記複数の接続端子のうち前記第1領域に前記電線束を通過させて設置する前に前記引出し線が接続される接続端子が、前記第1領域と前記第2領域とのいずれか一方、あるいは、前記第1領域と前記第2領域との双方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記箱本体は、前記開口部からの深さ方向について、前記複数の接続端子よりも深い位置に設けられて前記電気部品が電気的に接続される複数の部品接続端子、及び、当該複数の部品接続端子と前記複数の接続端子とを繋ぐ繋ぎ部材、を有しており、
    前記第1領域は、前記開口部から前記箱本体を見て前記複数の部品接続端子のうちの少なくとも一部と重なるように設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気接続箱。
  4. 電線束に、請求項1から3のうちいずれか1項に記載の電気接続箱を電気的に接続する電気接続箱接続方法において、
    前記箱本体の前記第1領域に前記電線束を通過させて設置した後に、前記引出し線を前記第2領域の前記接続端子に接続することを特徴とする電気接箱接続方法。
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