JP2001076789A - フラット回路体のヒューズ接続構造 - Google Patents

フラット回路体のヒューズ接続構造

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JP2001076789A
JP2001076789A JP25142299A JP25142299A JP2001076789A JP 2001076789 A JP2001076789 A JP 2001076789A JP 25142299 A JP25142299 A JP 25142299A JP 25142299 A JP25142299 A JP 25142299A JP 2001076789 A JP2001076789 A JP 2001076789A
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JP25142299A
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Takahiro Saito
貴裕 斉藤
Mitsuji Kubota
満治 久保田
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラット回路体にヒューズを確実に接続させ
る。 【解決手段】 複数の電線2を並列に有するフラット回
路体1の一端部から電線の端末部を突出させ、隣接する
二本の電線のうちの一方に真直な第一の端子4を接続
し、他方に、フラット回路体厚さ方向の立上げ部12
と、電線並び方向のオフセット部11とを有する第二の
端子5を接続し、ヒューズ3の一対の端子18に対する
各端子の電気接触部8,9を対向して位置させた。端子
4,5は電線2に抵抗溶接で接続した。端子4,5の電
気接触部をヒューズブロック本体25に収容し、ヒュー
ズブロック本体の底部側の突出壁36に、第二の端子5
の立上げ部12に対するガイド溝37を形成した。突出
壁36の側面に電気接触部8の基部側とオフセット部1
1を接触させた。ヒューズブロック本体25に覆設する
カバーに、端子の電線接続部13,21を並列に収容す
るガイド溝を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に自動車に組み
付けられるフラット回路体に小電流ないし中電流用のヒ
ューズを接続可能としたフラット回路体のヒューズ接続
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の回路体のヒューズ接続構造
を示すものである。この構造は、回路体であるワイヤハ
ーネスを構成する各一対の電線60に雌型の端子61を
圧着し、電線付きの端子61を合成樹脂製のヒューズブ
ロック本体(ハウジング)62内に収容して、外部から
端子61にヒューズ63を接続可能としたものである。
【0003】端子61はヒューズ63のタブ端子64を
挿入可能な電気接触部65を一方に有し、電線60の導
体部と被覆部を圧着させる圧着片66を他方に有してい
る。一対の端子61がヒューズブロック62の端子収容
室内に背中合わせに対称に挿着され、ヒューズ63の一
対のタブ端子64が各電気接触部65内に挿入される。
端子61は可撓性の係止ランス67で一次係止され、合
成樹脂製のスペーサ68で二次係止される。
【0004】ヒューズ63は小電流用ないし中電流用の
ものであり、5A〜30A(アンペヤ)程度のものが使
用される。ヒューズ63の内側には、一対のタブ端子6
4に接続した溶断部(図示せず)が設けられている。
【0005】図7ではヒューズブロック本体62内に一
対の電線付きの端子61と一つのヒューズ63しか示さ
れていないが、ヒューズ63は複数が二列に配置され、
電線付きの端子61も各ヒューズ63に対応して各一対
が挿着される。ヒューズブロック本体62と複数の電線
付きの端子61とヒューズ63とでヒューズブロック7
0が構成される。
【0006】各電線60は例えばビニルテープで巻かれ
て束ねられ、各電線60の端末(ヒューズ63とは反対
側の部分)には例えばコネクタ(図示せず)が配設さ
れ、コネクタでワイヤハーネスが電線側と補機側とに接
続される。すなわち、一方の電線60は電源側に接続さ
れ、他方の電線60は電装品等の補機側に接続される。
補機側のショート等で異常な電流が流れた場合にヒュー
ズ63が溶断し、電気の供給が遮断される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構造にあっては、回路体として太いワイヤハーネス
を用いるために、車両側の取付スペースが多く必要であ
り、車両へのワイヤハーネスの配索作業も大変であっ
た。また、端子61に電線60を圧着するにも多くの工
数を必要とした。
【0008】そこで、フラット回路体(図示せず)を用
いて取付側の省スペース化を図ることが提案されている
が、その場合にはヒューズブロック70をフラット回路
体に簡単且つ確実に組み付ける技術が必要であった。ま
た、端子61の圧着作業に代わる効率的な端子と電線と
の接続手段も必要であった。
【0009】本発明は、上記した点に鑑み、フラット回
路体にヒューズを簡単且つ確実にしかも少ない工数で効
率的に接続させることができるフラット回路体のヒュー
ズ接続構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数本の電線を並列に有するフラット回
路体の一端部から該電線の端末部が突出され、隣接する
二本の電線のうちの一方に真直な第一の端子が接続さ
れ、二本の電線のうちの他方に、フラット回路体厚さ方
向の立上げ部と、電線並び方向のオフセット部とを有す
る第二の端子が接続され、ヒューズの一対の端子に対す
る第一及び第二の端子の各電気接触部が対向して位置す
るフラット回路体のヒューズ接続構造を採用する(請求
項1)。前記第一及び第二の端子が前記各電線に抵抗溶
接で接続されることも有効である(請求項2)。また、
前記第一及び第二の端子の各電気接触部がヒューズブロ
ック本体に収容され、該ヒューズブロック本体の底部側
の突出壁に、前記第二の端子の立上げ部に対するガイド
溝が形成されたことも有効である(請求項3)。また、
前記突出壁の各側面に前記第一の端子の電気接触部の基
部側と前記第二の端子のオフセット部とが接することも
有効である(請求項4)。また、前記ヒューズブロック
本体に覆設されるカバーに、前記第一及び第二の端子の
各電線接続部を並列に収容する各ガイド溝が形成された
ことも有効である(請求項5)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。図1〜図6は、本発
明に係るフラット回路体のヒューズ接続構造の一実施形
態を示すものである。
【0012】この構造は、図1,図2(図1のA部拡大
図)の如く、フラット回路体1の一端部に電線2を突出
させ、電線2の端末部に、ヒューズ3(図5)に対する
接続用の端子4,5を上下二段に対向させて接続(溶
接)したことを特徴とするものである。ここで上下方向
とはフラット回路体1の板厚方向を言う。
【0013】フラット回路体1は、合成ゴム製の弾性の
絶縁基板6に電線2をインサート成形により埋設したも
のであり、電線2は絶縁被覆のない導体の状態で複数本
が並列に且つ等ピッチで配列されている。絶縁基板6に
は複数の接続孔7が設けられ、接続孔7内の電線2から
分岐接続等が可能となっている。
【0014】隣接する二本の電線2のうちの一本に下側
の端子(第一の端子)4が溶接され、他の一本に上側の
端子(第二の端子)5が溶接されている。両端子4,5
の音叉状の電気接触部8,9(図2)が上下に対向して
位置している。各端子4,5と電線2との溶接は端子
4,5の下側面において行われている。図2に溶接部を
符号10で示す。溶接方法としては、端子4,5と各電
線2を上下の溶接電極(図示せず)で加圧しつつ通電さ
せる抵抗溶接が最適である。
【0015】図3(a) に上側の端子5、図3(b) に下側
の端子4を示す如く、上側の端子5(図3(a) )は音叉
状の電気接触部9と、電気接触部9の基端(後端)側か
ら横方向に略クランク状に屈折延長された水平なオフセ
ット部11と、オフセット部11の基端側から下向きに
垂直に折曲された立上げ部12と、立上げ部12の基端
から水平に延びる溶接用の基板部(電線接続部)13と
で構成されている。
【0016】電気接触部9は一対の弾性挟持片4と、一
対の弾性挟持片4の間のスロット15を有し、弾性挟持
片4は先端側に内向きに対向する接触用の突部16を有
している。電気接触部9は図2の如く電線長手方向に延
びている。オフセット部11は電気接触部9と同一平面
上に位置し、弾性挟持片14の基端側に続く基板部9a
から電気接触部9の幅方向に直角(略L字状に)折曲
し、さらに後方に短く突出した突出部15を経て前記立
上げ部12に続いている。
【0017】立上げ部12は図2の如くフラット回路体
1の前端17に対向して位置する。オフセット部11の
横方向長さ(オフセット量)はフラット回路体1の隣接
する二本の電線2の間隔(ピッチ)に等しい。立上げ部
12の長さはヒューズ3(図5)の一対のタブ端子(端
子)18の間隔に等しい。溶接用の基板部13は電線長
手方向に延びている。
【0018】図3(b) の如く、下側の端子(第一の端
子)4は真直に形成され、上側の端子(第二の端子)5
と同様の電気接触部8と、電気接触部8の基端側から同
一平面上に延びる溶接用の基板部(電線接続部)21と
で構成されている。電気接触部8と基板部21との境に
は当接用の段部22が両側に形成されている。電気接触
部8の大きさ・形状は上側の端子5の電気接触部9と同
一であり、一対の弾性挟持片23を有している。電気接
触部8の長さは上側の端子5の電気接触部9の先端から
立上げ部12までの長さに等しい。上下の端子4,5の
基板部13,21の長さは同一である。
【0019】各端子として従来のような雌型の端子を用
いずに、音叉状の電気接触部8,9を有する板状の端子
4,5を用いたことで、端子4,5の成形が容易化し、
部品コストが低減される。また、従来の圧着に代えて抵
抗溶接で端子4,5と電線2とを接続させることで、接
続工数が低減される。
【0020】図2の如くフラット回路体1の電線2に両
端子4,5を溶接した状態で、上側の端子5と下側の端
子4の各溶接用の基板部13,21は並列に隣接して同
一平面に位置し、上側の端子5の立上げ部12が下側の
端子4よりも高く突出し、オフセット部11が下側の端
子4の横断方向に延び、両端子4,5の電気接触部8,
9が上下に対向して平行に位置する。これにより、両端
子4,5にヒューズ3(図5)の一対のタブ端子18を
接続可能となる。なお、フラット回路体1の車両側への
組付時の向きによって上側と下側が反転したり、上側が
前側あるいは後側になったりすることがあるのは言うま
でもない。
【0021】図4〜図5(図4を反転した状態)に示す
如く、各端子4,5(図5)は合成樹脂製のヒューズブ
ロック本体(ハウジング)25に挿入される。ヒューズ
ブロック本体25は、複数の並列なヒューズ挿着部26
と、ヒューズ挿着部26に続く端子収容部27とで構成
されている。ヒューズ挿着部26はヒューズ3(図5)
の形状に応じた略長方形の収容空間28(図4)を有
し、収容空間28は端子収容部27の空間(端子収容
室)29(図5)に連通している。収容空間28は中央
の長手方向の隔壁30で二分され、且つ幅方向の隔壁3
1で並列に区画されている。
【0022】長手方向の隔壁30の前端面30aにヒュ
ーズ3(図5)の絶縁性のハウジング32の底面32a
が当接し、隔壁30(図4)で二分された一方の空間2
9にヒューズ3の一方のタブ端子18が進入し、他方の
空間29に他方のタブ端子18が進入する。
【0023】一方の空間29には、タブ端子18の進入
方向とは対向する方向から、第一の端子4の電気接触部
8が挿入され、他方の空間29には第二の端子5の電気
接触部9が挿入される。ヒューズブロック本体25の底
部の両側に、各端子4,5を挿入するための長方形の開
口33が形成され、開口33は端子収容室29に真直に
続いている。ヒューズブロック本体25の両側の壁部3
4には、端子収容室29に続くスリット35が形成さ
れ、各スリット35から端子4,5とヒューズ3のタブ
端子18との接続状態を目視確認可能である。
【0024】ヒューズブロック本体25の底部の中央に
は幅狭な突出壁36が長手方向に設けられ、突出壁36
には横断方向に、第二の端子5の立上げ部12(図5)
に対するガイド溝37が形成されている。突出壁36の
幅は両端子4,5の間隔に等しく設定されている。第二
の端子5の電気接触部9が一方の開口33から端子挿入
室29に挿入され、立上げ部12がガイド溝37に係合
して、端子5が幅方向にガタつきなく位置決めされると
共に、立上げ部12がガイド溝37の底面に当接して、
端子5が挿入方向に位置決めされる。オフセット部11
は突出壁36の一方の側面36aに接して位置する。溶
接用の基板部13はガイド溝37の一端側から直角に突
出して位置する。
【0025】第一の端子4の電気接触部8は他方の開口
33から端子収容室29内に挿入され、電気接触部8の
基部側が突出壁36の他方の側面に接し、溶接用の基板
部21が突出して他方の端子5の基板部13と並列に位
置する。ヒューズブロック本体25の一方の側壁側に全
ての端子4,5の溶接用の基板部13,21が並列に位
置する。
【0026】各端子4,5の溶接用の基板部13,21
は、図6の如く合成樹脂製のカバー40の各ガイド溝4
1,42に係合して位置決めされる。図6のカバー40
はヒューズブロック本体25の側壁面(図5の符号34
とは反対側の面)に接合される。カバー40の中間の段
部43がヒューズブロック本体25の底側の段部44に
当接し、段部44に続く一方の厚肉部45の面45aが
突出壁36の側面に接し、他方の薄肉部46の面46a
がヒューズブロック本体25の側壁面に接する。ガイド
溝41,42は厚肉部45に設けられている。
【0027】第一の端子4に対するガイド溝41は、中
間部に電気接触部8の基端側の段部22を当接させる段
部47を有して、電気接触部8の基部側と溶接用の基板
部21(図2)とを収容可能である。第二の端子5に対
するガイド溝42は厚肉部45の途中に形成され、溶接
用の基板部13(図2)に対する当接端部48を前後に
有し、基板部13を位置ずれなく収容可能である。各ガ
イド溝41,42の中央には、電線2に対する逃がし溝
50が形成されている。
【0028】ヒューズブロック本体25側のガイド溝3
7(図5)とカバー40の各ガイド溝41,42によっ
て各端子4,5の位置決めと保持が行われ、端子4,5
の位置精度が向上すると共に、ヒューズブロック本体2
5に対する端子4,5の係止が不要となり、構造が簡素
化・低コスト化される。
【0029】図5のヒューズブロック本体25の他方の
側壁(符号34で示す)には図示しないカバーが装着さ
れる。このカバーは側壁34を覆う薄板の部分と、突出
壁36の側面36aを覆う薄板の部分とを有している。
各カバー40…は図示しない係止手段でヒューズブロッ
ク本体25に係止される。係止手段としてはヒューズブ
ロック本体側の係止突起と、係止突起に対する各カバー
側の係合枠片とが一例として挙げられる。ヒューズブロ
ック本体25と各端子4,5とカバー40…とヒューズ
3とでヒューズブロック51が構成される。
【0030】フラット回路体1(図1)の一端側に上記
ヒューズブロック25が配設され、フラット回路体1の
他端側にコネクタ(図示せず)が配設される。コネクタ
は車両側の電気接続箱等に接続される。フラット回路体
1の隣接する各二本の電線2が各ヒューズ3(図5)を
介して接続される。
【0031】なお、上記フラット回路体1を二枚重ねに
して使用することも可能であり、その場合は図6のカバ
ー40の薄肉部46の両側に厚肉部45を配設し、厚肉
部45の両側にガイド溝41,42を設け、カバー40
を両フラット回路体側の二つのヒューズブロック本体2
5の中央で共通使用する。
【0032】また、電線2に端子4,5を溶接ではなく
圧接等の手段で接続することも可能である。圧接は、端
子4,5の接続用の基板部13,21に圧接端子(図示
せず)を一体に立上げ形成することで行うことができ
る。また、フラット回路体1は、弾性を有するセミリジ
ッドなものに限らず、可撓性のビニル絶縁シート(図示
せず)で電線2を被覆したものや、リジッドな合成樹脂
製の絶縁基板(図示せず)を有するものであってもよ
い。
【0033】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、フラット回路体の並列な各電線に各端子を接続した
際に、各端子の電気接触部が対向して位置するから、各
端子とヒューズの一対の端子との位置が整合して、ヒュ
ーズが確実に接続される。このように、電線を並列に有
するフラット回路体にヒューズ接続用の端子を介してヒ
ューズを確実に接続させることができる。
【0034】また、請求項2記載の発明によれば、端子
を抵抗溶接でフラット回路体の電線に接続することで、
従来の圧着に較べて少ない工数で簡単に効率良く且つ低
コストで接続できる。しかも接続部の電気抵抗が減少し
て電気的接続の信頼性が向上する。
【0035】また、請求項3記載の発明によれば、ヒュ
ーズブロック本体のガイド溝に第二の端子の立上げ部が
係合し、且つ当接して、端子が幅方向及び長手方向に位
置決めされるから、第二の端子の位置精度が向上し、ヒ
ューズに対する端子の接続が確実化すると共に、ヒュー
ズブロック本体への第二の端子の挿入作業が容易化・確
実化する。
【0036】また、請求項4記載の発明によれば、第一
及び第二の端子がヒューズブロック本体の突出壁に接す
ることで端子板厚方向に位置決めされ、両端子の位置精
度が向上し、ヒューズに対する端子の接続が一層確実化
すると共に、ヒューズブロック本体への第一,第二の端
子の挿入作業が容易化・確実化する。
【0037】また、請求項5記載の発明によれば、カバ
ーのガイド溝によって各端子が幅方向及び長手方向に位
置決めされ、各端子の位置精度が向上する。これによ
り、ヒューズに対する端子の接続が一層確実化する。ま
た、ガイド溝で各端子が係止され、ヒューズブロック本
体からの端子の抜け出しが防止され、端子の係止手段が
不要となり、構造が簡素化・低コスト化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフラット回路体のヒューズ接続構
造の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1のA部拡大図である。
【図3】(a) は段付き状の第二の端子、(b) は真直な第
一の端子を示す斜視図である。
【図4】ヒューズブロック本体を示す斜視図である。
【図5】図4を反転させた状態のヒューズブロック本体
とヒューズを示す分解斜視図である。
【図6】カバーを示す斜視図である。
【図7】従来の回路体のヒューズ接続構造を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 フラット回路体 2 電線 3 ヒューズ 4 第一の端子 5 第二の端子 8,9 電気接触部 11 オフセット部 12 立上げ部 13,21 基板部(電線接続部) 18 タブ端子(端子) 25 ヒューズブロック本体 36 突出壁 37 ガイド溝 40 カバー 41,42 ガイド溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E077 BB05 BB11 BB28 DD03 DD11 EE02 EE03 GG07 HH07 JJ30 5G309 FA06 LA24 LA26 LA27 5G311 CA05 CB01 CC01 CD10 CF02 CF06 5G361 BA07 BB01 BC02 BC03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の電線を並列に有するフラット回
    路体の一端部から該電線の端末部が突出され、隣接する
    二本の電線のうちの一方に真直な第一の端子が接続さ
    れ、二本の電線のうちの他方に、フラット回路体厚さ方
    向の立上げ部と、電線並び方向のオフセット部とを有す
    る第二の端子が接続され、ヒューズの一対の端子に対す
    る第一及び第二の端子の各電気接触部が対向して位置す
    ることを特徴とするフラット回路体のヒューズ接続構
    造。
  2. 【請求項2】 前記第一及び第二の端子が前記各電線に
    抵抗溶接で接続されることを特徴とする請求項1記載の
    フラット回路体のヒューズ接続構造。
  3. 【請求項3】 前記第一及び第二の端子の各電気接触部
    がヒューズブロック本体に収容され、該ヒューズブロッ
    ク本体の底部側の突出壁に、前記第二の端子の立上げ部
    に対するガイド溝が形成されたことを特徴とする請求項
    1又は2記載のフラット回路体のヒューズ接続構造。
  4. 【請求項4】 前記突出壁の各側面に前記第一の端子の
    電気接触部の基部側と前記第二の端子のオフセット部と
    が接することを特徴とする請求項3記載のフラット回路
    体のヒューズ接続構造。
  5. 【請求項5】 前記ヒューズブロック本体に覆設される
    カバーに、前記第一及び第二の端子の各電線接続部を並
    列に収容する各ガイド溝が形成されたことを特徴とする
    請求項1〜4の何れかに記載のフラット回路体のヒュー
    ズ接続構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020089155A (ja) * 2018-11-29 2020-06-04 矢崎総業株式会社 電気接続箱

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020089155A (ja) * 2018-11-29 2020-06-04 矢崎総業株式会社 電気接続箱

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