JPH1116612A - 電線の接続構造 - Google Patents
電線の接続構造Info
- Publication number
- JPH1116612A JPH1116612A JP9164283A JP16428397A JPH1116612A JP H1116612 A JPH1116612 A JP H1116612A JP 9164283 A JP9164283 A JP 9164283A JP 16428397 A JP16428397 A JP 16428397A JP H1116612 A JPH1116612 A JP H1116612A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- press
- electric wire
- contact
- wire
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 8
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 8
- 239000004020 conductor Substances 0.000 abstract description 10
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 6
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 6
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 4
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 3
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/24—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands
- H01R4/2416—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type
- H01R4/2445—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type the contact members having additional means acting on the insulation or the wire, e.g. additional insulation penetrating means, strain relief means or wire cutting knives
- H01R4/2466—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type the contact members having additional means acting on the insulation or the wire, e.g. additional insulation penetrating means, strain relief means or wire cutting knives the contact members having a channel-shaped part, the opposite sidewalls of which comprise insulation-cutting means
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/58—Means for relieving strain on wire connection, e.g. cord grip, for avoiding loosening of connections between wires and terminals within a coupling device terminating a cable
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S439/00—Electrical connectors
- Y10S439/942—Comblike retainer for conductor
Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧接端子の圧接刃と電線の圧接接続状態の信
頼性の向上を図ることができる電線の接続構造を提供す
る。 【解決手段】 電線30を圧接端子1の圧接刃2に圧接
接続する電線の接続構造において、圧接端子1の圧接刃
2に圧接接続された電線30を圧接刃2を境にコネクタ
ハウジング等の被取付体5側に折り曲げ形成した。この
圧接端子1を取り付けた被取付体5には、折り曲げられ
た電線30を保持する電線保持手段6,7を設けてあ
る。これにより、電線30の電線導体31は圧接端子1
の圧接刃2に常にテンションがかかった押圧状態で接触
される。
頼性の向上を図ることができる電線の接続構造を提供す
る。 【解決手段】 電線30を圧接端子1の圧接刃2に圧接
接続する電線の接続構造において、圧接端子1の圧接刃
2に圧接接続された電線30を圧接刃2を境にコネクタ
ハウジング等の被取付体5側に折り曲げ形成した。この
圧接端子1を取り付けた被取付体5には、折り曲げられ
た電線30を保持する電線保持手段6,7を設けてあ
る。これにより、電線30の電線導体31は圧接端子1
の圧接刃2に常にテンションがかかった押圧状態で接触
される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線を圧接端子の
圧接刃に圧接接続する場合に好適な電線の接続構造に関
する。
圧接刃に圧接接続する場合に好適な電線の接続構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の電線の接続構造として、図5
(a),(b)に示すものが知られている。図5(a)
に示すように、被覆電線30を圧接接続する圧接端子1
は側面凵字状に形成してあり、両側にスロット状の圧接
刃2をそれぞれ有している。この圧接端子1の各圧接刃
2には、図5(a),(b)に示すように、圧接治具4
0を介して被覆電線30を圧接接続してある。即ち、図
5(a)に示すように、圧接治具40により、圧接端子
1の各圧接刃2,2間に被覆電線30の絶縁被覆32を
圧入し、各圧接刃2によって被覆電線30の絶縁被覆3
2を切り裂くことによって、各圧接刃2に被覆電線30
の電線導体31が圧接接続され、圧接端子1と被覆電線
30とが電気的に接続されるようになっている。
(a),(b)に示すものが知られている。図5(a)
に示すように、被覆電線30を圧接接続する圧接端子1
は側面凵字状に形成してあり、両側にスロット状の圧接
刃2をそれぞれ有している。この圧接端子1の各圧接刃
2には、図5(a),(b)に示すように、圧接治具4
0を介して被覆電線30を圧接接続してある。即ち、図
5(a)に示すように、圧接治具40により、圧接端子
1の各圧接刃2,2間に被覆電線30の絶縁被覆32を
圧入し、各圧接刃2によって被覆電線30の絶縁被覆3
2を切り裂くことによって、各圧接刃2に被覆電線30
の電線導体31が圧接接続され、圧接端子1と被覆電線
30とが電気的に接続されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電線の接続構造では、圧接端子1の各圧接刃2,2
間に被覆電線30の絶縁被覆32を圧入し、その圧入力
により各圧接刃2と被覆電線30の電線導体31との電
気的接続状態が保持されているため、圧接端子1に振動
等の外的負荷がかかった場合には、圧接端子1の圧接刃
2と被覆電線30の圧入状態が緩んで圧接刃2と被覆電
線30の電線導体31の接触状態が劣化する虞があっ
た。
来の電線の接続構造では、圧接端子1の各圧接刃2,2
間に被覆電線30の絶縁被覆32を圧入し、その圧入力
により各圧接刃2と被覆電線30の電線導体31との電
気的接続状態が保持されているため、圧接端子1に振動
等の外的負荷がかかった場合には、圧接端子1の圧接刃
2と被覆電線30の圧入状態が緩んで圧接刃2と被覆電
線30の電線導体31の接触状態が劣化する虞があっ
た。
【0004】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、圧接端子の圧接刃と電線の圧
接接続状態の信頼性の向上を図ることができる電線の接
続構造を提供することを目的とする。
べくなされたものであり、圧接端子の圧接刃と電線の圧
接接続状態の信頼性の向上を図ることができる電線の接
続構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電線
を圧接端子の圧接刃に圧接接続する電線の接続構造にお
いて、前記圧接端子の圧接刃に圧接接続された前記電線
を該圧接刃を境に電線圧接方向側に折り曲げ形成したこ
とを特徴とする。
を圧接端子の圧接刃に圧接接続する電線の接続構造にお
いて、前記圧接端子の圧接刃に圧接接続された前記電線
を該圧接刃を境に電線圧接方向側に折り曲げ形成したこ
とを特徴とする。
【0006】この電線の接続構造では、電線が圧接端子
の圧接刃側に常に付勢されるので、振動等によっても電
線が圧接端子の圧接刃から外れることがなく、圧接端子
の圧接刃と電線の圧接接続の接触状態の信頼性が向上す
る。
の圧接刃側に常に付勢されるので、振動等によっても電
線が圧接端子の圧接刃から外れることがなく、圧接端子
の圧接刃と電線の圧接接続の接触状態の信頼性が向上す
る。
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載の電線の
接続構造であって、前記圧接端子をコネクタハウジング
の端子収容室に収容し、該端子収容室に前記電線を折り
曲げた方向に保持する電線保持手段を設けたことを特徴
とする。
接続構造であって、前記圧接端子をコネクタハウジング
の端子収容室に収容し、該端子収容室に前記電線を折り
曲げた方向に保持する電線保持手段を設けたことを特徴
とする。
【0008】この電線の接続構造では、電線が折り曲げ
られた方向に電線保持手段により保持されるので、圧接
端子の圧接刃への圧接方向に電線が常に付勢された状態
となり、圧接端子の圧接刃と電線の圧接接続状態が常に
良好な状態に維持される。
られた方向に電線保持手段により保持されるので、圧接
端子の圧接刃への圧接方向に電線が常に付勢された状態
となり、圧接端子の圧接刃と電線の圧接接続状態が常に
良好な状態に維持される。
【0009】請求項3の発明は、請求項2記載の電線の
接続構造であって、前記電線保持手段を前記端子収容室
の底面に形成した凹部で構成したことを特徴とする。
接続構造であって、前記電線保持手段を前記端子収容室
の底面に形成した凹部で構成したことを特徴とする。
【0010】この電線の接続構造では、電線の折り曲げ
られた側の端部が凹部により確実に保持され、圧接端子
の圧接方向に電線が常に付勢された状態となる。
られた側の端部が凹部により確実に保持され、圧接端子
の圧接方向に電線が常に付勢された状態となる。
【0011】請求項4の発明は、請求項2記載の電線の
接続構造であって、前記電線保持手段を、前記端子収容
室の側壁に形成した電線挿入口と、該端子収容室の底面
に形成した凸部とで構成したことを特徴とする。
接続構造であって、前記電線保持手段を、前記端子収容
室の側壁に形成した電線挿入口と、該端子収容室の底面
に形成した凸部とで構成したことを特徴とする。
【0012】この電線の接続構造では、電線の折り曲げ
られた側の中途部が電線挿入口と凸部間により確実に保
持され、圧接端子の圧接方向に電線が常に付勢された状
態となる。
られた側の中途部が電線挿入口と凸部間により確実に保
持され、圧接端子の圧接方向に電線が常に付勢された状
態となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0014】図1(a)は本発明の実施形態の電線の接
続構造が適用された電線の圧接接続状態を示す説明図、
図1(b)は同電線を圧接端子の圧接刃を境に下方(矢
印C方向)に折り曲げた状態を示す部分斜視図、図4は
同電線を折り曲げた場合と折り曲げない場合の比較測定
値を示す説明図である。
続構造が適用された電線の圧接接続状態を示す説明図、
図1(b)は同電線を圧接端子の圧接刃を境に下方(矢
印C方向)に折り曲げた状態を示す部分斜視図、図4は
同電線を折り曲げた場合と折り曲げない場合の比較測定
値を示す説明図である。
【0015】図1(a)に示すように、被覆電線(電
線)30を圧接接続する圧接端子1は側面凵字状に形成
してあり、その両側にスロット状の圧接刃2をそれぞれ
有している。また、圧接端子1の各圧接刃2,2間の底
板部3の一端側は下方に直角に折り曲げられて雄タブ部
(固定部)4になっている。この雄タブ部4は基板やコ
ネクタ等から成る被取付体5に取り付けられている。
線)30を圧接接続する圧接端子1は側面凵字状に形成
してあり、その両側にスロット状の圧接刃2をそれぞれ
有している。また、圧接端子1の各圧接刃2,2間の底
板部3の一端側は下方に直角に折り曲げられて雄タブ部
(固定部)4になっている。この雄タブ部4は基板やコ
ネクタ等から成る被取付体5に取り付けられている。
【0016】図1(a),(b)に示すように、圧接端
子1の各圧接刃2には、図5(a)に示す圧接治具40
を介して被覆電線30を圧接接続してある。詳述する
と、圧接治具40により、圧接端子1の各圧接刃2,2
間に被覆電線30の絶縁被覆32を圧入し、各圧接刃2
によって被覆電線30の絶縁被覆32を切り裂くことに
よって、各圧接刃2に被覆電線30の電線導体31が圧
接接続され、圧接端子1と被覆電線30とが電気的に接
続されている。この状態より、圧接端子1の各圧接刃2
に圧接接続された被覆電線30は該各圧接刃2を境にそ
の両側を下方(電線圧接方向側であり、図1(b)中矢
印Cに示す方向)にそれぞれ折り曲げ形成してある。こ
の各折曲部30a,30bを有した被覆電線30は被取
付体5側で折り曲げられて該被取付体5の一対の電線保
持手段6,7にそれぞれ保持されている。
子1の各圧接刃2には、図5(a)に示す圧接治具40
を介して被覆電線30を圧接接続してある。詳述する
と、圧接治具40により、圧接端子1の各圧接刃2,2
間に被覆電線30の絶縁被覆32を圧入し、各圧接刃2
によって被覆電線30の絶縁被覆32を切り裂くことに
よって、各圧接刃2に被覆電線30の電線導体31が圧
接接続され、圧接端子1と被覆電線30とが電気的に接
続されている。この状態より、圧接端子1の各圧接刃2
に圧接接続された被覆電線30は該各圧接刃2を境にそ
の両側を下方(電線圧接方向側であり、図1(b)中矢
印Cに示す方向)にそれぞれ折り曲げ形成してある。こ
の各折曲部30a,30bを有した被覆電線30は被取
付体5側で折り曲げられて該被取付体5の一対の電線保
持手段6,7にそれぞれ保持されている。
【0017】このように、被覆電線30を圧接端子1の
各圧接刃2,2間で圧接接続した後で、圧接刃2を境に
被覆電線30を下方に折り曲げ形成して、被覆電線30
を圧接端子1の圧接刃2の方向に常にテンションをかけ
るようにしたので、圧接端子1の圧接刃2と被覆電線3
0の圧接接続状態を常に良好な状態に維持することがで
き、圧接端子1と被覆電線30間の電気的接続状態の信
頼性の向上を図ることができる。このことは、図4に示
すように、被覆電線30を圧接端子1の圧接刃2を境に
下方に折り曲げた場合Aと折り曲げない場合Bの比較測
定値からも明らかである。即ち、被覆電線30を圧接端
子1の圧接刃2を境に下方に折り曲げた場合(図4に示
すA)の接触抵抗値は、折り曲げない場合(図4に示す
B)の接触抵抗値に比べて小さくなり、良好な電気的接
続状態であることが判る。
各圧接刃2,2間で圧接接続した後で、圧接刃2を境に
被覆電線30を下方に折り曲げ形成して、被覆電線30
を圧接端子1の圧接刃2の方向に常にテンションをかけ
るようにしたので、圧接端子1の圧接刃2と被覆電線3
0の圧接接続状態を常に良好な状態に維持することがで
き、圧接端子1と被覆電線30間の電気的接続状態の信
頼性の向上を図ることができる。このことは、図4に示
すように、被覆電線30を圧接端子1の圧接刃2を境に
下方に折り曲げた場合Aと折り曲げない場合Bの比較測
定値からも明らかである。即ち、被覆電線30を圧接端
子1の圧接刃2を境に下方に折り曲げた場合(図4に示
すA)の接触抵抗値は、折り曲げない場合(図4に示す
B)の接触抵抗値に比べて小さくなり、良好な電気的接
続状態であることが判る。
【0018】図2(a)は前記電線の接続構造をコネク
タに適用した他の実施形態を示す斜視図、図2(b)は
同接続構造の要部の断面図、図3は同コネクタと圧接端
子とを分離した状態を示す部分斜視図である。
タに適用した他の実施形態を示す斜視図、図2(b)は
同接続構造の要部の断面図、図3は同コネクタと圧接端
子とを分離した状態を示す部分斜視図である。
【0019】図2(a),(b)、図3に示すように、
被取付体としての圧接コネクタ(コネクタ)10のコネ
クタハウジング11は合成樹脂製の箱状になっていて、
その上面側に端子収容室12を仕切壁12aにより仕切
って複数設けてある。また、コネクタハウジング11の
前側壁(側壁)11aの各端子収容室12に対向する位
置には、電線挿入口13をそれぞれ形成してある。この
各電線挿入口13の上部13aは逆ハ字状に切り欠かれ
て、被覆電線(電線)30が各端子収容室12内に押圧
挿入し易くなっている。さらに、コネクタハウジング1
1の各端子収容室12の底面の後述する圧接端子20の
雄タブ部24側には、折り曲げられた被覆電線30の一
方の折曲部30a側の端部30cを保持する凹部(一方
の電線保持手段)14を形成してある。また、コネクタ
ハウジング11の各端子収容室12の底面の圧接端子2
0の各圧接刃23の前方には凸部15aを一体突出形成
してある。この凸部15aと電線挿入口13の上部13
aとで被覆電線30の他方の折曲部30b側を折曲げ方
向に保持する他方の電線保持手段15を構成してある。
尚、コネクタハウジング11の各端子収容室12の相対
向する仕切壁12aの中央上部には、三角柱状の端子係
止用突起16をそれぞれ一体突出形成してある。
被取付体としての圧接コネクタ(コネクタ)10のコネ
クタハウジング11は合成樹脂製の箱状になっていて、
その上面側に端子収容室12を仕切壁12aにより仕切
って複数設けてある。また、コネクタハウジング11の
前側壁(側壁)11aの各端子収容室12に対向する位
置には、電線挿入口13をそれぞれ形成してある。この
各電線挿入口13の上部13aは逆ハ字状に切り欠かれ
て、被覆電線(電線)30が各端子収容室12内に押圧
挿入し易くなっている。さらに、コネクタハウジング1
1の各端子収容室12の底面の後述する圧接端子20の
雄タブ部24側には、折り曲げられた被覆電線30の一
方の折曲部30a側の端部30cを保持する凹部(一方
の電線保持手段)14を形成してある。また、コネクタ
ハウジング11の各端子収容室12の底面の圧接端子2
0の各圧接刃23の前方には凸部15aを一体突出形成
してある。この凸部15aと電線挿入口13の上部13
aとで被覆電線30の他方の折曲部30b側を折曲げ方
向に保持する他方の電線保持手段15を構成してある。
尚、コネクタハウジング11の各端子収容室12の相対
向する仕切壁12aの中央上部には、三角柱状の端子係
止用突起16をそれぞれ一体突出形成してある。
【0020】図2(a),(b)、図3に示すように、
コネクタハウジング11の各端子収容室12内に収容さ
れている圧接端子(端子)20は、底板部21の両側よ
り起立した一対の側壁22,22の前後側に各一対の圧
接刃23,23をそれぞれ折り曲げ形成してある。さら
に、各圧接端子20の底板部21の後端側は下方に直角
に折り曲げられて雄タブ部(固定部)24になってい
る。そして、この各圧接端子20はコネクタハウジング
11にインサート成形等により一体成形されていて、図
2(b)に示すように、該各圧接端子20の雄タブ部2
4はコネクタハウジング11の各端子収容室12の底部
に貫通して該コネクタハウジング11の底面より外に突
出している。
コネクタハウジング11の各端子収容室12内に収容さ
れている圧接端子(端子)20は、底板部21の両側よ
り起立した一対の側壁22,22の前後側に各一対の圧
接刃23,23をそれぞれ折り曲げ形成してある。さら
に、各圧接端子20の底板部21の後端側は下方に直角
に折り曲げられて雄タブ部(固定部)24になってい
る。そして、この各圧接端子20はコネクタハウジング
11にインサート成形等により一体成形されていて、図
2(b)に示すように、該各圧接端子20の雄タブ部2
4はコネクタハウジング11の各端子収容室12の底部
に貫通して該コネクタハウジング11の底面より外に突
出している。
【0021】図2(a)に示すように、被覆電線30
は、電線導体31と、この電線導体31を覆う絶縁被覆
32とで構成されている。この被覆電線30は、圧接端
子20の各一対の圧接刃23,23に圧接接続された後
で、該各圧接刃23を境にその両側を下方(電線圧接方
向)に所定手段を介してそれぞれ折り曲げ形成されるよ
うになっている。そして、各折曲部30a,30bを有
した被覆電線30はコネクタハウジング11の各端子収
容室12に設けられた各電線保持手段14,15にそれ
ぞれ保持されるようになっている。
は、電線導体31と、この電線導体31を覆う絶縁被覆
32とで構成されている。この被覆電線30は、圧接端
子20の各一対の圧接刃23,23に圧接接続された後
で、該各圧接刃23を境にその両側を下方(電線圧接方
向)に所定手段を介してそれぞれ折り曲げ形成されるよ
うになっている。そして、各折曲部30a,30bを有
した被覆電線30はコネクタハウジング11の各端子収
容室12に設けられた各電線保持手段14,15にそれ
ぞれ保持されるようになっている。
【0022】以上実施形態の電線の接続構造によれば、
図2(b)に示すように、コネクタハウジング11の各
端子収容室12に収容された圧接端子20の前後各一対
の圧接刃23,23間に被覆電線30を圧接接続する際
に、各圧接刃23を境に被覆電線30の両側を下方(電
線圧接方向)に折り曲げて端子収容室12の底面側に湾
曲させる。この時、折り曲げられた被覆電線30の一方
の折曲部30a側の端部30cは凹部14内に挿入され
てその状態が確実に保持され、また、折り曲げられた被
覆電線30の他方の折曲部30b側の中途部は端子収容
室12の底面の凸部15aと電線挿入口13の上部13
aとの間で確実に保持されてその状態が維持される。
図2(b)に示すように、コネクタハウジング11の各
端子収容室12に収容された圧接端子20の前後各一対
の圧接刃23,23間に被覆電線30を圧接接続する際
に、各圧接刃23を境に被覆電線30の両側を下方(電
線圧接方向)に折り曲げて端子収容室12の底面側に湾
曲させる。この時、折り曲げられた被覆電線30の一方
の折曲部30a側の端部30cは凹部14内に挿入され
てその状態が確実に保持され、また、折り曲げられた被
覆電線30の他方の折曲部30b側の中途部は端子収容
室12の底面の凸部15aと電線挿入口13の上部13
aとの間で確実に保持されてその状態が維持される。
【0023】このように、被覆電線30の電線導体31
は圧接端子20の前後各一対の圧接刃23,23に常に
テンションがかかった押圧状態で接触されるので、圧接
端子20に振動等の外的負荷がかかっても圧接端子20
の各圧接刃23から被覆電線30の電線導体31が外れ
ることはなく、圧接端子20の各圧接刃23と被覆電線
30の電線導体31との電気的接続状態を常に良好な状
態に維持することができる。
は圧接端子20の前後各一対の圧接刃23,23に常に
テンションがかかった押圧状態で接触されるので、圧接
端子20に振動等の外的負荷がかかっても圧接端子20
の各圧接刃23から被覆電線30の電線導体31が外れ
ることはなく、圧接端子20の各圧接刃23と被覆電線
30の電線導体31との電気的接続状態を常に良好な状
態に維持することができる。
【0024】尚、前記各実施形態によれば、圧接端子の
圧接刃を境に折り曲げられた被覆電線をコネクタハウジ
ング側に設けられた電線保持手段により保持するように
したが、電線保持手段はコネクタハウジング側に限られ
ず、圧接端子側に設けてもよい。
圧接刃を境に折り曲げられた被覆電線をコネクタハウジ
ング側に設けられた電線保持手段により保持するように
したが、電線保持手段はコネクタハウジング側に限られ
ず、圧接端子側に設けてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、電線が圧接端子の圧接刃側に常に付勢されるの
で、振動等によっても電線が圧接端子の圧接刃から外れ
ることがなく、圧接端子の圧接刃と電線の電気的接続状
態の信頼性をより一段と向上させることができる。
よれば、電線が圧接端子の圧接刃側に常に付勢されるの
で、振動等によっても電線が圧接端子の圧接刃から外れ
ることがなく、圧接端子の圧接刃と電線の電気的接続状
態の信頼性をより一段と向上させることができる。
【0026】請求項2の発明によれば、電線が折り曲げ
られた方向に電線保持手段により保持されるので、圧接
端子の圧接刃への圧接方向に電線を常に付勢されておく
ことができ、圧接端子の圧接刃と電線の圧接接続状態を
常に良好な状態に維持しておくことができる。
られた方向に電線保持手段により保持されるので、圧接
端子の圧接刃への圧接方向に電線を常に付勢されておく
ことができ、圧接端子の圧接刃と電線の圧接接続状態を
常に良好な状態に維持しておくことができる。
【0027】請求項3の発明によれば、電線の折り曲げ
られた側の端部が凹部により確実に保持されるので、圧
接端子の圧接刃への圧接方向に電線を常に付勢させてお
くことができる。
られた側の端部が凹部により確実に保持されるので、圧
接端子の圧接刃への圧接方向に電線を常に付勢させてお
くことができる。
【0028】請求項4の発明によれば、電線の折り曲げ
られた側の中途部が電線挿入口と凸部間により確実に保
持されるので、圧接端子の圧接刃への圧接方向に電線を
常に付勢されておくことができる。
られた側の中途部が電線挿入口と凸部間により確実に保
持されるので、圧接端子の圧接刃への圧接方向に電線を
常に付勢されておくことができる。
【図1】(a)は本発明の実施形態の電線の接続構造が
適用された電線の圧接接続状態を示す説明図、(b)は
同電線を圧接端子の圧接刃を境に下方に折り曲げた状態
を示す部分斜視図である。
適用された電線の圧接接続状態を示す説明図、(b)は
同電線を圧接端子の圧接刃を境に下方に折り曲げた状態
を示す部分斜視図である。
【図2】(a)は本発明の他の実施形態であり、上記電
線の接続構造をコネクタに適用した場合を示す斜視図、
(b)は同接続構造の要部の断面図である。
線の接続構造をコネクタに適用した場合を示す斜視図、
(b)は同接続構造の要部の断面図である。
【図3】上記コネクタと圧接端子とを分離した状態を示
す部分斜視図である。
す部分斜視図である。
【図4】上記電線を折り曲げた場合と折り曲げない場合
の比較測定値を示す説明図である。
の比較測定値を示す説明図である。
【図5】(a)は従来例の電線を圧接治具により圧接端
子に圧接接続する前の状態を示す斜視図、(b)は同圧
接状態を示す斜視図である。
子に圧接接続する前の状態を示す斜視図、(b)は同圧
接状態を示す斜視図である。
1,20 圧接端子 2,23 圧接刃 11 コネクタハウジング 11a 側壁 12 端子収容室 13 電線挿入口 14,15 電線保持手段 30 電線
Claims (4)
- 【請求項1】 電線を圧接端子の圧接刃に圧接接続する
電線の接続構造において、 前記圧接端子の圧接刃に圧接接続された前記電線を該圧
接刃を境に電線圧接方向側に折り曲げ形成したことを特
徴とする電線の接続構造。 - 【請求項2】 請求項1記載の電線の接続構造であっ
て、 前記圧接端子をコネクタハウジングの端子収容室に収容
し、該端子収容室に前記電線を折り曲げた方向に保持す
る電線保持手段を設けたことを特徴とする電線の接続構
造。 - 【請求項3】 請求項2記載の電線の接続構造であっ
て、 前記電線保持手段を前記端子収容室の底面に形成した凹
部で構成したことを特徴とする電線の接続構造。 - 【請求項4】 請求項2記載の電線の接続構造であっ
て、 前記電線保持手段を、前記端子収容室の側壁に形成した
電線挿入口と、該端子収容室の底面に形成した凸部とで
構成したことを特徴とする電線の接続構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9164283A JPH1116612A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 電線の接続構造 |
US09/099,424 US5997337A (en) | 1997-06-20 | 1998-06-18 | Electric-wire connecting structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9164283A JPH1116612A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 電線の接続構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1116612A true JPH1116612A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15790165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9164283A Pending JPH1116612A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 電線の接続構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5997337A (ja) |
JP (1) | JPH1116612A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018063785A (ja) * | 2016-10-11 | 2018-04-19 | 京セラ株式会社 | 分岐コネクタ |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2810165B1 (fr) * | 2000-06-09 | 2006-10-06 | Entrelec Sa | Dispositif de connexion autodenudante pour un conducteur electrique gaine |
TW478662U (en) * | 2000-07-07 | 2002-03-01 | Guann Tau Internat Corp | Improved structure of flat bus line connector |
DE102007014755A1 (de) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Mc Technology Gmbh | Vorrichtung zum Halten wenigstens zweier Anschlussleitungen |
US7833045B2 (en) * | 2008-03-24 | 2010-11-16 | Avx Corporation | Insulation displacement connector (IDC) |
TWI376853B (en) * | 2009-08-21 | 2012-11-11 | Ks Terminals Inc | Terminal pressing mold assembly |
US7976334B2 (en) | 2009-09-10 | 2011-07-12 | Avx Corporation | Capped insulation displacement connector (IDC) |
US8109783B2 (en) | 2010-06-30 | 2012-02-07 | Avx Corporation | Insulation displacement connector (IDC) |
US8568157B2 (en) | 2012-02-29 | 2013-10-29 | Avx Corporation | Cap body insulation displacement connector (IDC) |
US9004937B2 (en) * | 2012-08-30 | 2015-04-14 | Zierick Manufacturing Corporation | Surface mount/through-hole crimp piercing zipcord connector |
TWI504087B (zh) * | 2012-12-27 | 2015-10-11 | Giga Byte Tech Co Ltd | 整線器 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4494813A (en) * | 1983-03-17 | 1985-01-22 | Carrier Corporation | Electric connector assembly |
JPH0524131Y2 (ja) * | 1986-11-07 | 1993-06-18 | ||
CA2114814C (en) * | 1993-02-09 | 2004-06-22 | Arkady Geselis | Turn knob lampholder |
-
1997
- 1997-06-20 JP JP9164283A patent/JPH1116612A/ja active Pending
-
1998
- 1998-06-18 US US09/099,424 patent/US5997337A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018063785A (ja) * | 2016-10-11 | 2018-04-19 | 京セラ株式会社 | 分岐コネクタ |
WO2018070291A1 (ja) * | 2016-10-11 | 2018-04-19 | 京セラ株式会社 | 分岐コネクタ |
US10741935B2 (en) | 2016-10-11 | 2020-08-11 | Kyocera Corporation | Branch connector |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5997337A (en) | 1999-12-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0614475B2 (ja) | 電気接続箱におけるブスバーと分岐用圧接端子の接続構造 | |
JP3561125B2 (ja) | 基板と圧接コネクタとの組付方法及び該方法に用いる圧接コネクタ | |
JPH0722079A (ja) | 防水型圧接コネクタ | |
KR20060135054A (ko) | 커넥터 및 그 결선 방법 | |
JPH1116612A (ja) | 電線の接続構造 | |
JP3286177B2 (ja) | 圧接コネクタ | |
JP7311309B2 (ja) | コネクタ | |
US6033255A (en) | Press-connecting terminal | |
US7207827B2 (en) | Automotive electrical connector box | |
JPH10255890A (ja) | 圧接コネクタの端子係止構造 | |
JPH0638338A (ja) | ブスバーと電線の圧接構造 | |
JPH0412616Y2 (ja) | ||
JP2529838Y2 (ja) | 圧接端子用コネクタハウジング | |
JPH11121108A (ja) | 回路基板用電気コネクタ | |
JP2001357912A (ja) | コネクタ | |
JP2001155792A (ja) | 圧接ジョイント端子及びコネクタ | |
JPH1154217A (ja) | 回路基板用電気コネクタ | |
JPH1116619A (ja) | コネクタの取付構造 | |
JP3236501B2 (ja) | ウェッジベースランプ用コネクタ | |
JPH10284146A (ja) | 圧接コネクタ | |
JPH10223268A (ja) | 圧接端子 | |
JPH025485Y2 (ja) | ||
US6283784B1 (en) | Press-contact terminal fitting | |
JP2002313446A (ja) | 圧接端子の支持構造と支持方法及び圧接ジョイントボックス | |
JP2552495Y2 (ja) | 圧接式電線接続器 |