JPH1154217A - 回路基板用電気コネクタ - Google Patents

回路基板用電気コネクタ

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JPH1154217A
JPH1154217A JP9219776A JP21977697A JPH1154217A JP H1154217 A JPH1154217 A JP H1154217A JP 9219776 A JP9219776 A JP 9219776A JP 21977697 A JP21977697 A JP 21977697A JP H1154217 A JPH1154217 A JP H1154217A
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connector
circuit board
contact
fixed
detachable
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JP9219776A
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Inventor
Hirokatsu Yaegashi
博勝 八重樫
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Hirose Electric Co Ltd
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Hirose Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄型の回路基板用電気コネクタを提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 回路基板上に固定される固定コネクタ
と、該固定コネクタに対し着脱自在に装着される着脱コ
ネクタとを組としている。着脱コネクタは複数のケーブ
ルを収容するための配列溝30が形成されたハウジング
22と、複数の接触子23が植設された蓋部材24とを
有し、上記配列溝30は、配列面内でクランク状に屈曲
された溝路30Bを形成し、接触子23の結線部27
は、蓋部材24をハウジング22に組んだ際に接触子の
板状の結線部27の側縁刃部27Bが配列溝30内で屈
曲されたケーブルに対して軸線方向に対して直角な方向
に被覆に喰い込んでケーブルの芯線と圧接結線される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回路基板用電気コネ
クタであって、特に接触子が刃状部を有していてこれが
ケーブルの被覆に喰い込んで芯線と圧接結線される形式
の電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】回路基板上に配される電気コネクタに
は、多くの場合フラットケーブルが結線される。該フラ
ットケーブルは複数のケーブルを一つの薄い帯状に形成
したものであり、薄型であることを要求される回路基板
用の電気コネクタには好適である。かかるフラットケー
ブルは、コネクタに圧接結線される。圧接結線は、コネ
クタの接触子の結線部が刃部を側縁にもつ板状をなして
いて、該刃部が各ケーブルの被覆に喰い込んで芯線に接
触あるいは被覆が所定長剥離されて露呈する芯線に接触
することにより成される結線である。
【0003】このようなコネクタとしては、実開昭52
−18992に開示されているものが知られている。添
付図面の図10に示されるように、このコネクタ50は
絶縁材から成るハウジング本体51内に、金属板を打ち
抜いて作られた板状の接触子52が紙面に平行に複数植
設されている。該接触子52は一端(図にて上端)側に
接触溝53が形成された雌型の接触部54と、他端側に
略U字状の結線部55とを有している。該結線部55に
は、ハウジング本体51に下方から装着される部材56
の突出せるケーブル保持部56Aが進入するようになっ
ている。上記ケーブル保持部56Aの周囲には、所定だ
け露呈するケーブルCの芯線C1の部分が巻回されてい
て、上記ケーブル保持部56Aが結線部55のU字状部
に進入することにより、上記芯線C1が結線部55を接
触するようになり圧接結線が成される。
【0004】かかるコネクタに対し、上方から相手コネ
クタ60が結合され、その雄型の接触子61が、コネク
タ50の雌型の接触部54と接続される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開昭
52−18992に開示されている図10のコネクタに
あっては、薄型に形成することに問題がある。図10の
コネクタが回路基板上に配されたときに厚みとなるの
は、図10にて幅(横)方向の寸法である。ケーブルの
芯線C1はケーブル保持部56Aの周囲に巻回され、該
ケーブル保持部56Aの両側に接触子52の結線部55
が位置しているため、その分、当然のことながら幅寸法
が大きくなり、したがってコネクタの全体の厚みも増大
してしまう。本発明は、かかる問題を解決し、薄型化を
可能とする回路基板用電気コネクタを提供することを目
的とする。又、このコネクタに簡易な構成でシールド機
能をもたせることも、他の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る回路基板用
電気コネクタは、回路基板上に固定される固定コネクタ
と、該固定コネクタに対し着脱自在に装着される着脱コ
ネクタとを組としている。
【0007】かかるコネクタにおいて本発明では、固定
コネクタは回路基板の面に沿ってひろがる平型の絶縁ケ
ースと、該絶縁ケースに植設された複数の端子とを有し
ている。各端子は一端に形成された接触部が絶縁ケース
に列をなして設けられた開口溝内に植設され他端に形成
された結線部が絶縁ケースから突出して回路基板の面上
に位置している。
【0008】一方、着脱コネクタは複数のケーブルをそ
れぞれ箇別に収容するための複数の配列溝が形成された
ハウジングと、複数の接触子が植設された蓋部材とを有
している。上記複数の配列溝は、配列面内でそれぞれク
ランク状に屈曲された溝路を形成している。蓋部材の接
触子のそれぞれは一端が接触部として該蓋部材からの側
面から突出しており、他端が結線部として板状をなして
蓋部材の下面から突出し、蓋部材をハウジングに組んだ
際に接触子の板状の結線部の側縁刃部が配列溝内で屈曲
されたケーブルに対して軸線方向に対して直角な方向に
被覆に喰い込んでケーブルの芯線と圧接結線される。
又、着脱コネクタを固定コネクタを装着した際に端子と
接触子の互の接触部が弾圧接触するようになっている。
【0009】かかる構成の本発明のコネクタにあって
は、圧接結線のためのケーブルはケーブルの配列面、す
なわち回路基板の面と平行な面内で屈曲されるので、コ
ネクタの厚み方向に寸法の増大を伴わない。又、圧接の
ための接触子の側縁刃部は、屈曲されたケーブルに対し
軸線方向すなわち芯線の長手方向に対して直角な方向に
ケーブル被覆に喰い込むので、該側縁刃部は芯線から外
れずに確実に圧接される。
【0010】上述の構成の本発明において、着脱コネク
タは、蓋部材の一端から突出せる接触子の接触部を固定
コネクタの開口溝と回路基板との間の開放空間に斜めに
進入せしめた後に、該着脱コネクタを回路基板に面する
ように回動して固定コネクタにクランプされるようにな
っていることとすることができる。こうすることにより
着脱コネクタは簡単に行われ、かつ周辺に大きな空間を
要しない。
【0011】さらに、着脱コネクタはハウジングの表面
にシールド板を有し、該シールド板は着脱コネクタの側
縁に形成された係止部にまで及んでおり、固定コネクタ
は回路基板に接地される接地金具を有し、上記着脱コネ
クタの固定コネクタへの回動装着の際に、上記接地金具
の一部が上記係止部をロック保持するロック部を有して
いることとすることができる。着脱コネクタを固定コネ
クタに対して回動装着する際に、上記シールド板が接地
金具に接続されるのみならず、互にロックし合うように
なる。
【0012】又、本発明は、回路基板上に固定される固
定コネクタと、該固定コネクタに対し着脱自在に装着さ
れる着脱コネクタとを組とする回路基板用電気コネクタ
において、固定コネクタは回路基板の面に沿ってひろが
る平型の絶縁ケースと、該絶縁ケースに植設された複数
の端子とを有し、各端子は一端に形成された接触部が絶
縁ケースに列をなして設けられた開口溝内に植設され他
端に形成された結線部が絶縁ケースから突出して回路基
板の面上に位置し、着脱コネクタは、蓋部材の一端から
突出せる接触子の接触部を固定コネクタの接触部と回路
基板との間の開放空間に斜めに進入せしめた後に、該着
脱コネクタを回路基板に面するように回動して固定コネ
クタにクランプされるようになっていることによっても
構成することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面の図1ないし図9
にもとづいて本発明の実施の形態を説明する。図1は本
実施形態のコネクタ全体の外観を示す斜視図、図2は固
定コネクタへ着脱コネクタを装着するときの断面図で装
着開始時のもの、図3は装着終了時のものをそれぞれ示
す。
【0014】図において、回路基板用電気コネクタ1は
固定コネクタ10と着脱コネクタ20とから成ってい
る。
【0015】図2及び図3に示されるごとく、固定コネ
クタ10は回路基板P上に配され固定される。該回路基
板Pは内部にシールド層P1が形成され、該シールド層
P1は、適宜部位にて回路基板Pの面の接地回路部に連
なっている。
【0016】上記固定コネクタ10は回路基板Pの面に
沿ってひろがっていて、図1の実施形態では略H型平面
形状をなしている。該固定コネクタ10は絶縁ケース1
1の上面ほぼ全体を覆うようにシールド板12が設けら
れている。絶縁ケース11は両端側に腕状に延びる延出
部11Aを有し、上記シールド板12と接続されている
接地金具13が上記延出部11Aから突出し、その一部
が屈曲されて接地部14とロック部15とをなしてい
る。該接地部14は外側に拡がるように屈曲されて下面
が回路基板Pの接地回路部に接面する位置にある。接地
回路部とシールド層P1は、連なっているため、絶縁ケ
ース11の下面ほぼ全体を覆うようになる。又、ロック
部は内側に張り出し内端がV字をなすチャンネル状に形
成され、その屈曲基部に対して弾性変形可能となってい
る。
【0017】上記固定コネクタ10の絶縁ケース11
は、図2に見られるように下面に紙面と平行なスリット
状で下方及び左方に開口せる開口溝16が複数形成され
ている。端子17は各開口溝16へ下方から挿入されて
いる。該端子17はその係止突起17Aで絶縁ケース1
1に係止固定されている。上記端子17は右端部に結線
部17Bが絶縁ケース11外に突出して有しており、回
路基板Pの面上の対応回路部と接面し半田結線されるよ
うになっている。上記端子17の左部は開口溝16の底
部に沿うように上方に屈曲されていて左方へ腕状に延び
その左端に接触部17Cが形成されている。この腕状の
部分は弾性を有し、上記接触部17Cは上方に圧せられ
たとき上方へ弾性撓み可能である。該接触部17Cは開
口溝16内でその溝底の方へ奥まって位置しているた
め、接触部17Cと回路基板Pとの間には空間が形成さ
れている。
【0018】上記固定コネクタ10の絶縁ケース11上
に設けられたシールド板12は、図2に見られるよう
に、右端側に下方へ延びる接地脚部12Aが設けられて
いて回路基板上の既述の接地回路部と接面し半田結線さ
れるようになっている。
【0019】一方、着脱コネクタ20は、図4に示され
るごとく、シールド板21が上面のほぼ全体を覆うよう
に取りつけられた絶縁材から成るハウジング22と、接
触子23が植設された絶縁材の蓋部材24とを有してい
る。図5は上記ハウジング22と蓋部材24とが分離し
た状態で、上下反転させて示している。
【0020】ハウジング22は既述の固定コネクタ10
の延出部11Aの間に収まるような平面形状をした略板
状に形成されており、図5に見られるように、内面(回
路基板Pに向う側の面を内面ということとする。)に両
側縁部25間で凹部26を有し、該凹部26の範囲にケ
ーブルを収容し、又蓋部材24をも受け入れるようにな
っている。
【0021】図4において接触子23は金属板を打抜き
等により平板状を保った形で作られ、結線部27、係止
突起28A,28Bそして接触部29が設けられてい
る。結線部27は図4にて略四角形をなしているが外縁
27Aが緩るい右下りをなし、又右方に向けその厚みが
次第に薄くなっていて右側縁では刃状になっていて側縁
刃部27Bを形成している。さらに、側縁刃部27Bの
端部では切欠部27Cが形成されている。上記接触部2
9はハウジング22から右方に突出しているがその端部
内側には傾斜部29Aが形成されている。かかる接触子
23は、図5に見られるように蓋部材24に、上記固定
コネクタ10の端子17の配列ピッチと同じピッチで植
設されていて、上記結線部27、係止突起28A,28
Bが蓋部材24の面から、そして接触部29が該蓋部材
24の端部から突出している。かかる蓋部材24はハウ
ジング22に取りつけられる際の係止突起24Aをも有
している。
【0022】ハウジング22の凹部26には、複数のケ
ーブルCを配列状態で収めるための配列溝30が形成さ
れている。該配列溝30は始部30A、中間部30B、
そして終部30Cの三つの領域を有している。これら
は、図6に見られるように溝幅方向に互にずれて位置し
ている。すなわち、図6にて中間部30Bは、始部30
Aに対して右側へ、そして終部30Cは始部30Aに対
して左側にずれて位置している。かかる三つの領域をも
つ配列溝30は所定ピッチで複数形成されているが、本
実施形態では、中間部30B同士が互に連通している。
【0023】さらに、上記ハウジングの凹部26には、
始部30Aの延長上で終部30Cの先方に係止スリット
31が形成されている。そして、上記始部30Aの手前
位置にケーブル保持バー32のための収容溝33が形成
されている。又上記ハウジングの両側縁部25の内側に
はテーパ部34が、そして外側には段部35が形成され
ている。
【0024】本実施形態では、図1に見られるように、
上記ハウジング22の表面に既述のシールド板21が取
りつけられている。該シールド板21はハウジング22
の上面を覆うと共に側端部でハウジング22の段部35
に沿って屈曲成形を受け段状の係止部21Aを形成して
いる。
【0025】かかる構成の本実施形態のコネクタは次の
要領で使用される。 先ず、フラットケーブルにあっては、先端から所定
長の範囲で各ケーブルCを切り離し、シールド線C1そ
して誘電体層C2を露呈する。各ケーブルがもともと単
独の場合には上記切り離し作業は不要なことは言うまで
もない。 かかる複数のケーブルCを所定ピッチで帯状のケー
ブル保持バー32上に配し、シールド線C1の部分にて
該ケーブル保持バー32へ半田結線する。かくして、複
数のケーブルCは一括して扱われるようになる。そし
て、図5に見られるようにケーブル保持バー32を、着
脱コネクタのハウジング22に形成された収容溝33内
に配し、ケーブル保持バーは、その端部にて適宜シール
ド板21と接続されている。そして、ケーブルCの誘電
体層C2が露呈せる部分を配列溝30内に収める。 配列溝30はその始部30A、中間部30Bそして
終部30Cが同一直線上に位置していないので、図7の
ごとくケーブルCは傾斜して曲げられた状態で収められ
る。 しかる後、櫛刃状の工具Tを中間部30Bにてケー
ブルC同士間に挿入し(図7参照)、該工具Tを図8の
ごとく右方に移動する。これによって、ケーブルCは始
部30A、中間部30Bそして終部30Cに沿ってクラ
ンク状に屈曲される。ケーブルCは工具Tの除去後も、
若干の弾性復帰すを見せるが、殆んど上記クランク状の
形を留めた塑性変形を生ずる。 しかる後、蓋部材24をハウジング22へ図5のご
とく組み込む。蓋部材24に植設された接触子23の結
線部27はハウジング22のガイド孔38に案内され、
結線部27は、図9に見られるように、切欠部27Cが
屈曲された結線Cの芯線の長手方向に対して直角方向に
切り込むように進入し、側縁刃部27Bにて芯線に当接
する。一方、係止突起24Aはハウジング22に対して
抜け防止を図るように係止する。かくして、ハウジング
22と蓋部材24を一体化して接触子23にケーブルC
を結線した着脱コネクタ20が完成する。 次に、かかる着脱コネクタ20を傾斜状態で、図2
に見られるごとく、接触子23の接触部29に形成され
た傾斜部29Aを回路基板Pの面上で摺動するようにし
て、固定コネクタ10の接触部17Cと回路基板Pとの
間に形成された空間内に入り込ませる。 着脱コネクタ20を次第に下方に回動し、回路基板
Pの面に位置せしめる。すると、該着脱コネクタ20の
接触子23の接触部29は固定コネクタ10の端子17
の接触部17Cをもち上げるようにし、互に弾性接触す
る。又、着脱コネクタ20のハウジング22の側縁に形
成されたテーパ部34は固定コネクタ10の接地金具1
3のロック部15を側方に弾性変形させながら、これを
乗り越え、該ロック部15はシールド板21の段状の係
止部21Aへ入り込み、ここでロックする。これと共に
着脱コネクタ20のシールド板21が固定コネクタ10
の接地金具13と接続されることとなる。よって両コネ
クタの嵌合時においては、固定コネクタ10は、シール
ド板12及びシールド層P1により、上面、下面のほぼ
全体を覆うようにされ、着脱コネクタ20もシールド板
21及びシールド層P1により、上面、下面ほぼ全体を
覆うようになる。このため、シールド特性は、良好とな
り高速伝送が可能となる。尚、着脱コネクタ20のシー
ルド板21に弾性を有する金具を設け、固定コネクタ1
0のシールド板12に係止部を設けても良い。このと
き、固定コネクタのシールド板には、直接又は接地金具
により接地回路部P1に接続されるため、前述の通り、
嵌合時において、両コネクタはシールド板及びシールド
層により、上面、下面ほぼ全体を覆うようになる。
【0026】
【発明の効果】本発明は、圧接結線されるケーブルはそ
の配列面、すなわち回路基板に平行な面で屈曲されるの
で、コネクタは厚み方向に増大せず、薄型化が可能とな
る。しかも、横方向には大きくならない。又、圧接結線
の際、接触子の接触部は屈曲されたケーブルの芯線に対
し直角方向に被覆に喰い込むので、芯線から外れること
なく確実に当接する。着脱コネクタを回動して固定コネ
クタに結合させるようにするならば、周辺に大きな空間
を要しない。さらに、着脱コネクタのシールド板を係止
部まで延ばし、固定コネクタの接地金具にロック部を設
け、係止部とロック部を係止し合うようにすれば、簡単
かつ確実にシールド板の接地が行なわれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の回路基板用電気コネクタ
の全体外観を示す斜視図である。
【図2】図1の電気コネクタの断面図であり、固定コネ
クタへ着脱コネクタを結合させる前における状態を示
す。
【図3】図1の固定コネクタの断面図である。
【図4】図1の着脱コネクタの断面図である。
【図5】図4の着脱コネクタであって、ハウジングと蓋
部材が分離状態で上下反転して示す部分破断斜視図であ
る。
【図6】図5のハウジングの配列溝の形態を示す平面図
である。
【図7】図6の配列溝にケーブルと工具を配置したとき
の平面図である。
【図8】図7の工具を移動したときの平面図である。
【図9】図8の工具を除去しケーブルに接触子の結線部
を圧接結線したときの平面図である。
【図10】従来のコネクタの断面図である。
【符号の説明】
1 回路基板用電気コネクタ 10 固定コネクタ 11 絶縁ケース 13 接地金具 15 ロック部 16 開口溝 17 端子 17B 結線部 17C 接触部 20 着脱コネクタ 21 シールド板 21A 係止部 22 ハウジング 23 接触子 24 蓋部材 27 結線部 27B 側縁刃部 29 接触部 30 配列溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板上に固定される固定コネクタ
    と、該固定コネクタに対し着脱自在に装着される着脱コ
    ネクタとを組とする回路基板用電気コネクタにおいて、
    固定コネクタは回路基板の面に沿ってひろがる平型の絶
    縁ケースと、該絶縁ケースに植設された複数の端子とを
    有し、各端子は一端に形成された接触部が絶縁ケースに
    列をなして設けられた開口溝内に植設され他端に形成さ
    れた結線部が絶縁ケースから突出して回路基板の面上に
    位置し、着脱コネクタは複数のケーブルをそれぞれ箇別
    に収容するための複数の配列溝が形成されたハウジング
    と、複数の接触子が植設された蓋部材とを有し、上記複
    数の配列溝は、配列面内でそれぞれクランク状に屈曲さ
    れた溝路を形成し、蓋部材の接触子のそれぞれは一端が
    接触部として該蓋部材からの側面から突出し、他端が結
    線部として板状をなして蓋部材の下面から突出し、蓋部
    材をハウジングに組んだ際に接触子の板状の結線部の側
    縁刃部が配列溝内で屈曲されたケーブルに対して軸線方
    向に対して直角な方向に被覆に喰い込んでケーブルの芯
    線と圧接結線され、着脱コネクタを固定コネクタを装着
    した際に端子と接触子の互の接触部が弾圧接触するよう
    になっていることを特徴とする回路基板用電気コネク
    タ。
  2. 【請求項2】 着脱コネクタは、蓋部材の一端から突出
    せる接触子の接触部を固定コネクタの接触部と回路基板
    との間の開放空間に斜めに進入せしめた後に、該着脱コ
    ネクタを回路基板に面するように回動して固定コネクタ
    にクランプされるようになっていることとする請求項1
    に記載の回路基板用電気コネクタ。
  3. 【請求項3】 着脱コネクタ又は固定コネクタはハウジ
    ングの表面にシールド板を有し、該シールド板は着脱コ
    ネクタ又は固定コネクタに形成された係止部にまで及ん
    でおり、固定コネクタ又は着脱コネクタは回路基板に接
    地される接地金具を有し、上記着脱コネクタの固定コネ
    クタへの装着の際に、上記接地金具の一部が上記係止部
    をロック保持するロック部を有していることとする請求
    項2に記載の回路基板用電気コネクタ。
  4. 【請求項4】 回路基板上に固定される固定コネクタ
    と、該固定コネクタに対し着脱自在に装着される着脱コ
    ネクタとを組とする回路基板用電気コネクタにおいて、
    固定コネクタは回路基板の面に沿ってひろがる平型の絶
    縁ケースと、該絶縁ケースに植設された複数の端子とを
    有し、各端子は一端に形成された接触部が絶縁ケースに
    列をなして設けられた開口溝内に植設され他端に形成さ
    れた結線部が絶縁ケースから突出して回路基板の面上に
    位置し、着脱コネクタは、蓋部材の一端から突出せる接
    触子の接触部を固定コネクタの接触部と回路基板との間
    の開放空間に斜めに進入せしめた後に、該着脱コネクタ
    を回路基板に面するように回動して固定コネクタにクラ
    ンプされるようになっていることを特徴とする回路基板
    用電気コネクタ。
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