JP2638376B2 - 導線の接続方法 - Google Patents

導線の接続方法

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JP2638376B2
JP2638376B2 JP4033140A JP3314092A JP2638376B2 JP 2638376 B2 JP2638376 B2 JP 2638376B2 JP 4033140 A JP4033140 A JP 4033140A JP 3314092 A JP3314092 A JP 3314092A JP 2638376 B2 JP2638376 B2 JP 2638376B2
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flat cable
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terminal
terminals
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浩靖 伊藤
幹夫 多田
一久 久保田
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/20Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for assembling or disassembling contact members with insulating base, case or sleeve
    • H01R43/24Assembling by moulding on contact members

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラットケーブルとリ
ード線とをバスバーを用いて相互に接続する導線の接続
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば自動車のステアリング
装置では、回転するステアリングホイールをステアリン
グコラムと常時電気的に接続しておくために、渦巻き状
に巻いたフラットケーブルをケースの内部に収納したロ
ールコネクタを用い、フラットケーブルの両端に、ステ
アリングコラム側及びステアリングホイール側それぞれ
のリード線を接続している。フラットケーブルは極めて
薄い数本の銅箔の両面を可撓性のある薄い樹脂フィルム
で覆ったものであって外力に対して非常に弱いため、外
部のリード線と直接に接続するのは困難であるので、そ
の接続は、一般にバスバーを介して行なわれている。
【0003】この接続方法の1例を図4に示している。
従来の方法では、まず数本のバスバー10を並べて樹脂
でインサート成型し、1次成型体11によって各バスバ
ー10を相互に位置決めする。次に、各バスバー10の
一端にフラットケーブル12の銅箔12aを、他端にリ
ード線13の芯線13aをそれぞれはんだ付け等の方法
によって接続した後に、1次成型体11で固定された各
バスバー10を含めてこの接続部全体を再度インサート
成型して、仮想線で示した2次成型体14により接合部
を保護している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにフラッ
トケーブル12とリード線13とを直接に接続するのが
困難であるためにこのような方法で接続が行なわれてい
るのであるが、この方法ではフラットケーブル12とバ
スバー10の間、及びバスバー10とリード線13の間
の2箇所で接合を行なう必要があるために、接合工数の
増加と、接合の信頼性の低下が避けられなかった。ま
た、成型を2回行なっていることについても、直接に接
続する場合に比較して工数が増加することによるコスト
アップが問題であった。
【0005】したがって、本発明の解決すべき技術的課
題は、フラットケーブルとリード線との直接接続を可能
にするとともに成型が1回だけで済むような接続方法を
提供して、接続の信頼性を向上させるとともに工数及び
コストの低減を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上述の技
術的課題を解決するため、本発明に係る導線の接続方法
は、複数本のターミナルがその中間位置で相互に連結さ
れたバスバーの各ターミナル上でフラットケーブルとリ
ード線それぞれの導線を直接に接続する工程と、この接
続部をバスバーも含めてインサート成型する工程と、バ
スバーにおけるターミナルの相互連結部をプレス等の方
法によりインサート成型体を通してトリミングする工程
とから構成されている。
【0007】この方法では、数本のターミナルが一体に
形成されたバスバー上でフラットケーブルとリード線と
のはんだ付け等による接合が直接に行なわれるので、接
合箇所及び工数が増加せず、信頼性の低下も防止でき
る。また、インサート成型も1回行なうだけで良いた
め、その工数増加によるコストアップが防止できる。
【0008】また、本発明によれば、複数本のターミナ
ルがその中間位置で相互に連結されたバスバーに対し、
該ターミナルの任意の複数本に1本の割合でフラットケ
ーブルとリード線の各導線をそのターミナル上で直接に
接続するとともに、その残りのターミナルにフラットケ
ーブルの導線のみを接続する工程と、その接続部をバス
バーも含めてインサート成型する工程と、バスバーにお
けるターミナルの連結部を、1本のリード線にフラット
ケーブルの導線が複数で対応するように、そのインサー
ト成形体を通してトリミングする工程とから構成された
導線の接続方法が提供される。
【0009】この方法により導線を接続すると、1本の
リード線にフラットケーブルの芯線の複数本が対応する
ので、リード線とフラットケーブルの導線とを1本ずつ
接続する場合と比較して、導線全体としての抵抗値が実
質的に小さくなる。そのため、比較的大きな電流を流す
回路におけるフラットケーブルとリード線とを、高い信
頼性で、しかもコストを抑えて接続することができる。
なお、導線全体としての抵抗値を小さくすることだけを
目的とするのであれば、リード線と、これに対応したフ
ラットケーブルの導線とを重ねずに、バスバーの両端に
別々に接続することも可能である。
【0010】
【実施例】以下に、本発明の第1実施例に係る導線の接
続方法を、平面図である図1及び側面図である図2を用
いて詳細に説明する。図において、1はバスバー、2は
フラットケーブル、3はリード線である。バスバー1
は、図示するように、4本の細いターミナル1aとその
中間に位置する連結部1bとが一体的に形成され、ター
ミナル1aがそれぞれ一定の間隔で平行に固定されたも
のである。
【0011】本実施例の方法では、まず、このバスバー
1の各ターミナル1a上にフラットケーブル2の銅箔2a
及びリード線3の芯線3aが重ねられ、これらがはんだ
付け等により一度に接合される。そして、フラットケー
ブル2の樹脂フィルム2bの端部からリード線3の被覆
3bの端部までが、バスバー1を含めて、仮想線で示す
ように樹脂によるインサート成型体4で覆われる。な
お、このインサート成型体4は、図示していないが、バ
スバー1の連結部1bを露出させるため、この連結部1b
に対応した部分に窓が形成されている。このようにして
接合部を保護した後、バスバー1におけるターミナル1
aの連結部1bが、インサート成型体4の窓を通してプレ
ス等の方法により抜き取られる。したがって、フラット
ケーブル2の銅箔2aとリード線3が一本ずつ導通する
ので、任意の数の電気回路に対応することができる。
【0012】以上説明したように、本実施例の方法で
は、4本のターミナルが予め一体に形成されたバスバー
1上でフラットケーブル2の銅箔2aとリード線3の芯
線3aとのはんだ付け等による接合が直接に行なわれる
ので、接合箇所及び工数が、バスバーの両端でフラット
ケーブルとリード線を別々に接合するものに比べて少な
くて済み、接合部の信頼性の低下も防止できる。また、
インサート成型も1回行なうだけで良いため、その工数
増加によるコストアップが防止できる。
【0013】次に、本発明の第2実施例に係る導線の接
続方法を、平面図である図3を用いて説明する。なお、
この図において、第1実施例と同一の部分には図1と同
一の符号を付している。
【0014】本実施例は、1本のリード線3に対してフ
ラットケーブル2の銅箔2aを2本接続していることを
除いては第1実施例と同様の構成である。具体的には、
4本の細いターミナル1aとその中間に位置する連結部
1bとが一体的に形成されたバスバー1の各ターミナル
1a上にフラットケーブル2の銅箔2aが重ねられ、さら
にバスバー1における図の上から1本目と3本目のター
ミナル1aにはリード線3の芯線3aが重ねられて、それ
ぞれ、はんだ付け等で接合が行われる。そして、フラッ
トケーブル2の樹脂フィルム2bの端部からリード線3
の被覆3bの端部までが第1実施例と同様にインサート
成型体4で覆われ、バスバー1におけるターミナル1a
の連結部1bが、1カ所だけプレス等の方法により抜き
取られる。
【0015】本実施例によれば、1本のリード線3に対
してフラットケーブル2の銅箔2aが2本ずつ導通する
ので、リード線3の芯線3aとフラットケーブル2の銅
箔2aとをバスバー1のターミナル1a上で1本ずつ接続
する場合と比較して、導線全体としての電気抵抗値を小
さく抑えることができる。なお、抵抗値を抑えるために
は、フラットケーブル2やリード線3の長さを短くした
り、リード線3の芯線3aを太くすることも可能である
が、これらの方法はスペース的な制限が大きく実現が困
難である。また、フラットケーブル2の銅箔2aの断面
積を大きくすることも可能であるが、その方法はフラッ
トケーブル2のコストアップにつながる。したがって、
本実施例は、比較的大きな電流を流す回路でのフラット
ケーブル2とリード線3との接続を、信頼性の低下とコ
ストアップを防止しつつ行うのに極めて有効である。な
お、本実施例においては、1本のリード線3に対してフ
ラットケーブル2の銅箔2aを2本接続しているが、リ
ード線1本に対応するフラットケーブル2の銅箔2aの
数を適宜設定することにより、抵抗値を任意に変えるこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る導線の接続方法を
示す平面図である。
【図2】 この方法を示す側面図である。
【図3】 本発明の第2実施例に係る導線の接続方法を
示す平面図である。
【図4】 従来例に係る導線の接続方法を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1 バスバー 1a ターミナル 1b 連結部 2 フラットケーブル 2a 銅箔 2b 樹脂フィルム 3 リード線 3a 芯線 3b 被覆 4 インサート成型体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−12186(JP,U) 実開 平4−76257(JP,U) 実開 昭57−147524(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラットケーブル(2)とリード線(3)とを
    バスバー(1)を用いて接続する導線の接続方法におい
    て、 複数本のターミナル(1a)がその中間位置で相互に連結さ
    れたバスバー(1)の各ターミナル(1a)上でフラットケー
    ブル(2)とリード線(3)の各導線(2a,3a)を直接に接続す
    る工程と、 この接続部を上記バスバー(1)も含めてインサート成型
    する工程と、 上記バスバー(1)におけるターミナル(1a)の連結部(1b)
    を、そのインサート成型体(4)を通してトリミングする
    工程と、からなることを特徴とする導線の接続方法。
  2. 【請求項2】 フラットケーブル(2)とリード線(3)とを
    バスバー(1)を用いて接続する導線の接続方法におい
    て、 複数本のターミナル(1a)がその中間位置で相互に連結さ
    れたバスバー(1)に対し、該ターミナル(1a)の任意の複
    数本に1本の割合でフラットケーブル(2)とリード線(3)
    の各導線(2a,3a)をそのターミナル(1a)上で直接に接続
    するとともに、その残りのターミナル(1a)にフラットケ
    ーブル(2)の導線(2a)のみを接続する工程と、 この接続部を上記バスバー(1)も含めてインサート成型
    する工程と、 上記バスバー(1)におけるターミナル(1a)の連結部を、
    1本のリード線(3)にフラットケーブル(2)の複数の導線
    (2a)が対応するように、そのインサート成形体(4)を通
    してトリミングする工程と、からなることを特徴とする
    導線の接続方法。
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