JP3170173B2 - 電線とフラットケーブルの接続コネクタ及びその製造方法 - Google Patents

電線とフラットケーブルの接続コネクタ及びその製造方法

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    • H01R12/61Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connecting to flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
    • HELECTRICITY
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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    • H01R35/02Flexible line connectors without frictional contact members
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/20Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for assembling or disassembling contact members with insulating base, case or sleeve
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車両のステアリ
ング機構におけるステアリングホイールに連結する回転
体と、ステアリングコラムに連結する固定体との間で電
気信号の受渡しを行なう、回転体と固定体との電気的接
続装置に用いられる、電線とフラットケーブルの接続コ
ネクタ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の接続コネクタを適用した電気的
接続装置として特開平7−69219号公報に開示され
たものがある。
【0003】この電気的接続装置は、図4に示すよう
に、ステアリングイホイールの軸(図示せず)が挿入さ
れる筒状の回転体1と、この回転体1を回転可能に支持
して図示しないステアリング・コラム側に固定されるハ
ウジング2を構成するアッパカバー3Aおよびアンダカ
バー3Bとを有し、回転体1とハウジング2との間にあ
る環状の空間4には、回転体1とハウジング2とに両端
が固定され、環状の空間4の中で折り返される可撓性の
フラットケーブル6、および、ガイドローラ7が設けら
れている。
【0004】そして、フラットケーブル6は、反転部6
aを境にして内側が回転体1の外周面に巻付けられ、外
側がアンダカバー3Bの内周面に内側とは逆向きに巻付
けられ、かつその両端に設けたコネクタ8及び9をそれ
ぞれ回転体1及びハウジング2に固定して収容されてい
る。
【0005】この、フラットケーブル6の両端は、コネ
クタ8及び9内でそれぞれ電線5及び10と接続してお
り、例えばフラットケーブル6の内端が電線5を介して
ステアリングホイール側の各種スイッチ(図示せず)に
接続し、その外端が電線10を介してステアリングコラ
ム側の制御回路(図示せず)に接続するように構成され
ている。
【0006】このときの電線とフラットケーブルの接続
コネクタ8(9)は、図5及び図6に示すように、取付
板11の一側面に形成した溝部12内に圧入して電線5
を仮止めすると共に、取付板11の他側面に形成したブ
リッジ13内を透過させてフラットケーブル6を仮止め
し(図5(a)参照)、かつ取付板11から同一方向に
食み出した電線5及びフラットケーブル6の露出した導
線5A及び6A同士をを超音波接合し(図5(b)参
照)、その後取付板11を導線5A,6A同士の接合部
分を含めて合成樹脂材14で覆うように(図6参照)イ
ンサート成形して構成されている。
【0007】このように構成されたコネクタ8(9)
は、インサート成形により被覆された合成樹脂材14に
より、導線5A,6A同士の接合部分が保護されると共
に、電線5及びフラットケーブル6の引張り強度を共に
確保することができるようになっている。
【0008】このコネクタ8(9)に関する類似技術
は、実開平4−76257号公報及び特開平5−627
54号公報に開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電線とフラットケーブルの接続コネクタ8(9)は、イ
ンサート成形時に合成樹脂材がフラットケーブル6の露
出した導線6Aに直接当って、そのときのインサート成
形機の射出圧及び合成樹脂材の流入方向によっては導線
6Aに過大なストレスが加わる場合があり、この場合導
線6Aが薄く形成されて脆いため断線する事態が生じる
虞れがあり、ひいては信頼性の低下を招くという課題を
有している。
【0010】すなわち、従来のコネクタ8(9)は、図
7に示すように、取付板11及び導線5A,6Aの接合
部分を含めてキャビティC内にセットしてインサート成
形して得ることができる。このインサート成形時のゲー
トGからキャビティC内に流入した合成樹脂材は大略取
付板11のフラットケーブル6の保持面側の流れR
1と、取付板11の電線5の保持面側の流れR2 とに分
かれてキャビティC内に充填される。このとき合成樹脂
材の流れR1 ,及びR2 の内、特に流れR1 に沿って流
れる合成樹脂材がフラットケーブル6の露出した導線6
Aに直接当り、導線6Aの無支持部分である根元部Aに
過大なストレスを加え、この結果導線6Aが根元部Aか
ら断線する虞れがある。
【0011】本発明は、前記した課題を解決すべくなさ
れたものであり、その目的は信頼性の向上した製品を安
定的に得ることのできる、電線とフラットケーブルの接
続コネクタ及びその製造方法を提供するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ため、請求項1記載の発明は、先端に露出した導線を有
する電線及びフラットケーブルを、取付板の両側面にそ
れぞれ保持すると共に、前記取付板から同一方向に食み
出した前記露出した導線同士を接合し、かつ前記取付板
を前記導線同士の接合部を含めて合成樹脂材で覆うよう
にインサート成形した、電線とフラットケーブルの接続
コネクタにおいて、前記フラットケーブルの露出した導
線を覆う被覆板を、前記取付板のフラットケーブルの保
持面側に取付け、前記被覆板を含めて前記インサート成
形したことを特徴としている。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の電
線とフラットケーブルの接続コネクタであって、前記被
覆板が、少なくとも前記フラットケーブルの露出した導
線の根元部を被覆する被覆面積を有して形成されている
ことを特徴としている。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の電線とフラットケーブルの接続コネクタであって、
前記被覆板が、前記取付板への取付面に、前記フラット
ケーブルの露出した導線に当接する突条を設けて形成さ
れていることを特徴としている。
【0015】また、請求項4記載の発明は、請求項1乃
至3のいずれか1項記載の電線とフラットケーブルの接
続コネクタであって、前記取付板の両側縁部に形成した
突起部に弾性変形して係合する係合爪を有して形成され
ていることを特徴としている。
【0016】さらに、請求項5記載の発明は、先端に露
出した導線を有する電線及びフラットケーブルを、前記
導線を取付板から同一方向に食み出させて前記取付板の
両側面にそれぞれ保持した後、前記電線及びフラットケ
ーブルの両導線同士を接合し、その後前記フラットケー
ブルの露出した導線を覆う被覆板を前記取付板のフラッ
トケーブルの保持面側に取付けた後、前記取付板、前記
導線の接合部、及び前記被覆板を含めて合成樹脂材で覆
うようにインサート成形したことを特徴としている。
【0017】
【作用】請求項1乃至5記載の発明は、前記した構成に
なっているので次の作用を奏する。
【0018】すなわち、請求項1記載の発明は、フラッ
トケーブルの露出した導線を覆う被覆板を、取付板のフ
ラットケーブルの保持面側に取付けてインサート成形し
たものであるから、インサート成形時の合成樹脂材の流
れのうち、取付板の一側面であるフラットケーブルの保
持面側に流入した合成樹脂材がフラットケーブルの露出
した導線に直接当るのを防ぐことができ、かつ取付板の
他側面である電線の保持面側に流入した合成樹脂材が電
線及びフラットケーブルの導線同士の接合部位に流入し
たときにはフラットケーブルの露出した導線が前記合成
樹脂材の流れによって被覆板に押し付けられて支持さ
れ、総じてインサート成形時にフラットケーブルの露出
した導線に過大なストレスが加わるのを回避することが
できて、前記導線のインサート成形時の断線を防止する
ことができる。
【0019】その上、被覆板は、フラットケーブルの露
出した導線を覆った状態で、合成樹脂材中に存在してい
るので、外部からの熱伝導を前記被覆板で遮断して前記
導線を、使用状態における熱ストレスからも保護するこ
とができる。
【0020】請求項2記載の発明は、被覆板が少なくと
もフラットケーブルの露出した導線の根元部を被覆する
被覆面積を有して形成されているので、何れにも支持さ
れないために低強度となっている前記導線の根元部が少
なくとも前記被覆板によって被覆され、これによってイ
ンサート成形時に前記導線の根元部に過大なストレスの
加わるのを回避することができて前記導線の根元部のイ
ンサート成形時の断線を防止することができる。
【0021】請求項3記載の発明は、被覆板がフラット
ケーブルの露出した導線に当接する突条を設けて形成さ
れているので、前記導線が前記突条に当接した状態で前
記被覆板により被覆されており、このためインサート成
形時に取付板の電線保持面側から流入する合成樹脂材に
より被覆板へ押し付けられる前記導線の変形度合を極力
少なくすることができ、インサート成形時に前記導線へ
加わるストレスを極力少なくすることができる。
【0022】また、請求項4記載の発明は、被覆板が取
付板の突起部に弾性変形して係合する係合爪を有して形
成されているので、被覆板を取付板に当接するように押
し込むことによって、前記係合爪が前記突起部に突き当
って弾性変形した後係合し、これによって被覆板を取付
板に容易に組付けることができる。
【0023】さらに、請求項5記載の発明は、フラット
ケーブルの露出した導線を、フラットケーブルの保持面
側から被覆板で被覆した状態で、インサート成形するよ
うにしたので、インサート成形時の射出圧及び合成樹脂
材のキャビティ内への流入方向の如何によらず、インサ
ート成形時に前記導線に加わる過大なストレスを回避し
て前記導線の断線を防止することができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明を図示した実施例に基づいて具
体的に説明する。
【0025】図1及び図2は、一実施例としての、電線
とフラットケーブルの接続コネクタを示す。
【0026】この接続コネクタは、電線及びフラットケ
ーブルの露出した導線同士の接合部分を被覆板で覆った
状態でインサート成形した点が相違し、他の構成は従来
の接続コネクタと大略同一構成となっている。このため
従来と同一の構成要素は同一符号を付してその説明を簡
略化する。
【0027】すなわち、本実施例の接続コネクタは、従
来と同様に、先端に露出した導線5A及び6Aを有する
電線5及びフラットケーブル6を、取付板20の両側面
にそれぞれ保持すると共に、取付板20から同一方向に
食み出した導線5A,6A同士を接合し、かつ取付板2
0を導線5A,6A同士の接合部を含めて合成樹脂材1
4で覆うようにインサート成形して得られるのである
が、このインサート成形が導線5A,6A同士の接合部
を被覆板30で被覆した状態で行われる点が相違してい
る。
【0028】取付板20は、平板体からなり、その一側
面が複数の平行な溝部12を形成した電線保持面20a
となっており、その他側面が平坦面に形成したフラット
ケーブル保持面20bとなっており、その端部に複数の
仕切板22で仕切られた窓部23が穿設されて全体が構
成されている(図1及び図2(a)参照)。なお、図2
(a)は仕切板22を省略してある。
【0029】電線5は、その露出した導線5Aを窓部2
3に、食み出した状態で溝部12に圧入されて取付板2
0の電線保持面20aに保持され、一方フラットケーブ
ル6はフラットケーブル保持面20b側に設けたブリッ
ジ13を透過させると共にその露出した導線6Aを窓部
23に食み出した状態でフラットケーブル保持面20b
に保持されている(図2(a)参照)。このように電線
5及びフラットケーブル6は取付板20の両側面にそれ
ぞれ保持される。この状態で窓部23に食み出した導線
5A,6A同士を接合する。このとき複数の導線5A及
び6Bが窓部23に設けた仕切板22で個々に仕切られ
対応する導線5A,6A同士が隣接する他の導線5A,
6Aと干渉することなく正確に接合する。この接合は、
従来と同様に超音波接合により行われる。
【0030】また、被覆板30は、フラットケーブル6
の露出した導線6Aを覆うもので、フラットケーブルに
保持面20b側から取付板20に取付けられる。この被
覆板30は少なくともフラットケーブル6の露出した導
線6Aの根元部6B(図1に斜線部分として示す)を被
覆するに足る被覆面積を有する板状体で形成される。被
覆板30は、本実施例の場合、窓部23を大略覆う大き
さに形成されており、かつ、好ましくは本実施例のよう
に取付け板20への取付面に、フラットケーブル6の導
線6Aに当接する突条31を設けて形成される。この突
条31は、被覆板30を取付板20に取付けたときに導
線6Aをフラットケーブル保持面20b側から支えて、
特に導線6Aの根元部6Bの補強を図ることができる。
【0031】さらに好ましくは被覆板30は、本実施例
のように取付板20の両側縁部に設けた突起部21に、
弾性変形して係合する係合爪32を有して形成される。
この係合爪32を有する被覆板30によれば、被覆板3
0を取付板20に当接するように押し込むことによっ
て、係合爪32が突起部21に突き当って弾性変形した
後係合し、これによって被覆板材30を取付板20に容
易に組付けることができる。
【0032】なお、図1において符号21aは、突起部
21に形成されたテーパ面で、このテーパ面21aは係
合爪32を係合方向へ誘導する機能を有している。
【0033】このようにフラットケーブル6の導線6A
を被覆板30でフラットケーブル保持面20b側から被
覆した後、インサート成形して、本実施例の接続コネク
タを得ることができる。
【0034】このときのインサート成形は、図2(b)
に示すように取付板20、導線5A,6A同士の接合
部、及び被覆板30を合成樹脂材14で覆うようにして
行われる。
【0035】すなわち、本実施例の接続コネクタは、図
3(a)に示すように、被覆板30を取付けた状態の取
付板20の全体を、キャビティC内にセットしてインサ
ート成形して得ることができる。このインサート成形時
のゲートGからキャビティC内に流入した合成樹脂材
は、大略取付板20の一側面である電線保持面20a側
の流れR2 と、取付板20の他側面であるフラットケー
ブル保持面20b側の流れR1 とに分かれてキャビティ
C内に充填される。このとき流れR1 となって流入する
合成樹脂材は、被覆板30により取付板20の窓部23
に流入することが阻止され、導線6Aに直接当ることな
く、被覆板30の導線6Aと反対側の側面上を流入する
ことになり、一方流れR2 となって流入する合成樹脂材
は取付板20の電線保持面20a側から窓部23内に流
入する。
【0036】このようにインサート成形時の合成樹脂材
の流れは、被覆板30によって取付板20の窓部23内
への流入方向が規制される。これによりフラットケーブ
ル6の導線6Aは、流れR1 となって流入する合成樹脂
材に直接当ることが無く、かつ流れR2 となって流入す
る合成樹脂材が窓部23内へ流入したときはその流れR
2 によって被覆板30に押し付けられて支持される(図
3(b)参照)。このためフラットケーブル6の導線6
Aは、薄く脆く形成されているが前述したように被覆板
30により保護されて、導線6Aに過大なストレスが加
わるのを回避することができ、特に何れにも支持されて
いないため最も弱くなっている導線6Aの根元部6B
(斜線で示した部分)の断線を防止することができる。
【0037】また、本実施例のように突条31を設けた
被覆板30を用いたときは、図3(c)に示すように、
突条31がフラットケーブル6の導線6Aにフラットケ
ーブル保持面20b側から当接した状態で被覆板30が
取付けられるので、流れR2となって流入する合成樹脂
材によって被覆板30側に押し付けられる導線6Aの変
形度合を極力少なくすることができ、インサート成形時
に導線6Aへ加わるストレスを極力少なくすることがで
き、この結果導線6Aの根元部6B(斜線で示す)の断
線を一層確実に防止することができる。
【0038】このように本実施例の、電線とフラットケ
ーブルの接続コネクタは、インサート成形時のフラット
ケーブル6の導線6Aの断線を防止して信頼性の向上し
たものとなっている。
【0039】その上、本実施例の接続コネクタは、被覆
板30が、フラットケーブル6の露出し導線6Aを覆っ
た状態で、合成樹脂材14内に存在している(図2
(b)参照)ので、外部からの熱伝導を被覆板30で遮
断して導線Aを、使用状態における熱ストレスからも保
護することができ、この結果耐久性の向上したものとな
っている。
【0040】また、本実施例の、電線とフラットケーブ
ルの接続コネクタの製造方法は、インサート成形時の、
電線5及びフラットケーブル6の導線5A及び6A同士
の接合部位に流入する合成樹脂材の流れ方向を被覆板3
0によって規制することによってフラットケーブル6の
導線6Aに過大なストレスの加わるのを回避するもので
あるから、インサート成形時の射出圧及び合成樹脂材の
キャビティC内への流入方向の如何によらず、信頼性の
向上した製品を安定的に提供することができる。
【0041】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば次の効果を奏する。
【0042】すなわち、請求項1記載の発明によれば、
フラットケーブルの露出した導線を覆う被覆板を、取付
板のフラットケーブルの保持面側に取付けてインサート
成形したものであるが、インサート成形時にフラットケ
ーブルの露出した導線に過大なストレスが加わるのを回
避して、前記導線のインサート成形時の断線を防止する
ことができ、この結果信頼性の向上した製品を安定的に
得ることのできる、電線とフラットケーブルの接続コネ
クタを提供することができる。
【0043】その上請求項1記載の接続コネクタは、被
覆板が、フラットケーブルの露出した導線を覆った状態
で、合成樹脂材中に存在しているので、外部からの熱伝
導を前記被覆板で遮断して前記導線を、使用状態におけ
る熱ストレスからも保護することができ、耐久性の向上
したものとなっている。
【0044】請求項2記載の発明は、被覆板が少なくと
もフラットケーブルの露出した導線の根元部を被覆する
被覆面積を有して形成されているので、何れにも支持さ
れないために低強度となっている前記導線の根元部が少
なくとも前記被覆板によって被覆され、これによってイ
ンサート成形時に前記導線の根元部に過大なストレスの
加わるのを回避することができ、この結果請求項1記載
の発明と同等の効果を奏する電線とフラットケーブルの
接続コネクタを提供することができる。
【0045】請求項3記載の発明によれば、被覆板がフ
ラットケーブルの露出した導線に当接する突条を設けて
形成されているので、前記導線が前記突条に当接した状
態で前記被覆板により被覆されており、このためインサ
ート成形時に取付板の電線保持面側から流入する合成樹
脂材により被覆板へ押し付けられる前記導線の変形度合
を極力少なくすることができると共に、インサート成形
時に前記導線へ加わるストレスを極力少なくすることが
でき、この結果請求項1又は2記載の発明の効果に加え
て信頼性の一層向上した、電線とフラットケーブルの接
続コネクタを提供することができる。
【0046】また、請求項4記載の発明によれば、被覆
板が取付板の突起部に弾性変形して係合する係合爪を有
して形成されているので、被覆板を取付板に当接するよ
うに押し込むことによって、前記係合爪が前記突起部に
突き当って弾性変形した後係合し、これによって、被覆
板を取付板に容易に組付けることができ、この結果請求
項1乃至3のいずか1項記載の発明の効果に加えて組付
け作業性の良好な、電線とフラットケーブルの接続コネ
クタを提供することができる。
【0047】さらに、請求項5記載の発明によれば、フ
ラットケーブルの露出した導線を、フラットケーブルの
保持面側から被覆板で被覆した状態で、インサート成形
するようにしたので、インサート成形時の射出圧及び合
成樹脂材の流入方向の如何によらず、インサート成形時
に前記導線に加わる過大なストレスを回避して前記導線
の断線を防止することができ、この結果請求項1記載の
接続コネクタを安定して得ることのできる、電線とフラ
ットケーブルの接続コネクタの製造方法を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての、電線とフラットケ
ーブルの接続コネクタの骨格部分の分解斜視図である。
【図2】(a)は図1の骨格部分の被覆板を除いた組付
状態斜視図(但し仕切板を省略してある)であり、
(b)は図1の骨格部分を組込んだ、電線とフラットケ
ーブルの接続コネクタの斜視図である。
【図3】図2(b)の接続コネクタのインサート成形時
の合成樹脂材の流れの説明図で、(a)及び(b)は突
条の無い被覆板を用いたとき、(c)は突条の有る被覆
板を用いたとき、をそれぞれ示す。
【図4】従来の、電線とフラットケーブルの接続コネク
タを適用した電気的接続装置の一部切欠いた斜視図であ
る。
【図5】図4の接続コネクタの骨格部分を示し、(a)
はその分解斜視図であり、(b)はその組付け状態の斜
視図である。
【図6】図5の骨格部分を組込んだ従来の、電線とフラ
ットケーブルの接続コネクタの斜視図である。
【図7】図6の接続コネクタのインサート成形時の合成
樹脂材の流れの説明図である。
【符号の説明】
5 電線 5A 導線(電線の) 6 フラットケーブル 6A 導線(フラットケーブルの) 6B 根元部(導線の) 14 合成樹脂材 20 取付板 20b フラットケーブル保持面 30 被覆板 31 突条(被覆板の) 32 係合爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芦屋 弘之 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢 崎部品株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−62754(JP,A) 特開 平7−69219(JP,A) 実開 平4−76257(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 16/02 675 H01R 4/02 H01R 4/70 H01R 12/08 H01R 35/04 H01R 43/00 H01R 43/02 H01R 43/24

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に露出した導線を有する電線及びフ
    ラットケーブルを、取付板の両側面にそれぞれ保持する
    と共に、前記取付け板から同一方向に食み出した前記露
    出した導線同士を接合し、かつ前記取付板を前記導線同
    士の接合部を含めて合成樹脂材で覆うようにインサート
    成形した、電線とフラットケーブルの接続コネクタにお
    いて、 前記フラットケーブルの露出した導線を覆う被覆板を、
    前記取付板のフラットケーブルの保持面側に取付け、前
    記被覆板を含めて前記インサート成形したことを特徴と
    する、電線とフラットケーブルの接続コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電線とフラットケーブル
    の接続コネクタであって、 前記被覆板が、少なくとも前記フラットケーブルの露出
    した導線の根元部を被覆する被覆面積を有して形成され
    ていることを特徴とする、電線とフラットケーブルの接
    続コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の電線とフラットケ
    ーブルの接続コネクタであって、 前記被覆板が、前記取付板への取付面に、前記フラット
    ケーブルの露出した導線に当接する突条を設けて形成さ
    れていることを特徴する、電線とフラットケーブルの接
    続コネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項記載の電
    線とフラットケーブルの接続コネクタであって、 前記取付板の両側縁部に形成した突起部に弾性変形して
    係合する係合爪を有して形成されていることを特徴とす
    る、電線とフラットケーブルの接続コネクタ。
  5. 【請求項5】 先端に露出した導線を有する電線及びフ
    ラットケーブルを、前記導線を取付板から同一方向に食
    み出させて取付板の両側面にそれぞれ保持した後、前記
    電線及びフラットケーブルの両導線同士を接合し、その
    後前記フラットケーブルの露出した導線を覆う被覆板を
    前記取付板のフラットケーブルの保持面側に取付けた
    後、前記取付板、前記導線の接合部、及び前記被覆板を
    含めて合成樹脂材で覆うようにインサート成形したこと
    を特徴とする、電線とフラットケーブルの接続コネクタ
    の製造方法。
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