JPH0837046A - フラットケーブルの導電体に対する端子の接続構造 - Google Patents

フラットケーブルの導電体に対する端子の接続構造

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JPH0837046A
JPH0837046A JP6170731A JP17073194A JPH0837046A JP H0837046 A JPH0837046 A JP H0837046A JP 6170731 A JP6170731 A JP 6170731A JP 17073194 A JP17073194 A JP 17073194A JP H0837046 A JPH0837046 A JP H0837046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat cable
layer
terminals
conductors
conductor
Prior art date
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Pending
Application number
JP6170731A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Tada
幹夫 多田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 導電体2a,2bが多層構造になったフラッ
トケーブル1において、各層の導電体2a,2b同士も
しくは導電体2a,2bに接続される端子6,7同士の
接触を防止する。 【構成】 フラットケーブル1の端部を、各層の導電体
2a,2b間に絶縁層3を挟んだ状態で各層の導電体2
a,2bが露出するように構成する。端子6,7を、導
電体に対応して多層構造とし、かつ導電体2a,2bに
接続される導電体接続部6a,7aと、外部配線が接続
される外部配線接続部6b,7bとから構成し、外部配
線接続部6b,7bを、各層の端子6,7間で間隔をあ
けて配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラットケーブルの導
電体に対する端子の接続構造に関し、詳しくは、導電体
を多層に積層した構造のフラットケーブルにおける導電
体と外部配線接続用端子との接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、フラットケーブルは、図4に断
面図を示すように、横に並べて配置した数本の細い帯状
の銅箔などの導電体12の表裏両面にプラスチックフィ
ルム13を接着剤14で貼着した構造となっている。こ
のフラットケーブル11は、例えば、自動車のステアリ
ングコラム(固定部材)とステアリングホイール(可動
部材)のように相対回転する二部材間に装着されるロー
ルコネクタ(回転継電装置)において使用されている。
ロールコネクタは、相対回転可能なロータとステータと
からなるケーシング内にフラットケーブルが渦巻き状に
巻かれた状態で収納され、かつ、フラットケーブル11
の一端がステータに固定されるとともに固定部材側の外
部配線と接続され、他端がロータに固定されるとともに
可動部材側の外部配線と接続されるものであって、ステ
ータを固定部材に固定するとともにロータを可動部材と
一体回転するように連結することにより、可動部材の回
転にフラットケーブル11が渦巻き状態を変化させて追
随し、両部材間の電気的接続状態が維持されるようにな
っている。
【0003】なお、フラットケーブル11は、ロールコ
ネクタのケーシング内に組み込まれる前に、予め、両端
部のプラスチックフィルム13を除去することにより露
出した銅箔12のそれぞれにバスバーが外部配線接続用
の端子としてはんだなどで接合される。そして、このフ
ラットケーブル11を組み込んだロールコネクタをステ
アリング機構などへ組み付けた後に、外部配線をバスバ
ーに接続するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ステアリン
グコラムとステアリングホイールのような二部材間で接
続すべき回路の数が増える(多チャンネル化する)と、
銅箔の本数を多くする必要がある。一方、銅箔12は上
述したように横に並べられているので、本数を増やすと
必然的にフラットケーブル11の幅が広くなる。そうす
るとロールコネクタのケーシングの高さを大きくする必
要が生じるが、その高さ寸法は固定部材と可動部材間の
寸法によって制限され、任意に定めることはできない。
そこで、幅が広くなるのを抑えるために銅箔を二層以上
に重ねたフラットケーブルを使用することが考えられる
が、その場合、端子の接続部において、多層になった銅
箔同士または各層の銅箔に接続したバスバー同士が接触
してしまうおそれがある。一方、銅箔が重ならないよう
に各層で位置をずらしたフラットケーブルが実開平1−
148687号公報で開示されているが、このフラット
ケーブルでは多チャンネル化のためにはやはり幅を広く
する必要がある。
【0005】したがって、本発明の解決すべき技術的課
題は、導電体を多層に重ねたフラットケーブルにおいて
導電体と端子との接続構造を改良することにより、重な
った導電体同士もしくは端子同士の接触を防止し、ひい
ては幅を広げずに多チャンネル化に対応することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の技術的課題を解決
するため、本発明に係る接続構造は、並列配置された複
数の導電体が絶縁層を介在して多層に積層されたフラッ
トケーブルにおける、各導電体に対する外部配線接続用
端子の接続構造であって、以下のように構成されたこと
を特徴としている。
【0007】すなわち、フラットケーブルの端部が、各
層の導電体間に絶縁層を挟んだ状態で各層の導電体が露
出するように構成され、端子は、各層の導電体に対応し
て多層に配置されるとともに、その各層の端子が、それ
ぞれ、導電体に接続される導電体接続部と、外部配線が
接続される外部配線接続部とを有し、外部配線接続部
が、各層の端子間に間隔をあけて配置されている。
【0008】
【作用・効果】上記構成においては、端子の接続部にお
いて、フラットケーブルの各層の導電体の間に絶縁層が
介在し、しかも外部配線の接続部を各層毎に分離してい
るので、導電体が重なった多層構造であるにもかかわら
ず、導電体同士または端子同士の接触を防止できる。し
たがって、このフラットケーブルによれば、例えばロー
ルコネクタに使用する場合に、その厚さ寸法を大きくせ
ずに多チャンネル化することができる。
【0009】
【実施例】以下に、図1から図3に示した本発明の一実
施例に係るフラットケーブルの導電体に対する端子の接
続構造について詳細に説明する。図1は、本実施例のフ
ラットケーブル1の断面図である。図示するように、こ
のフラットケーブル1は、横に並べて配置された複数の
細い帯状の導電体2a,2bが絶縁層3を挟んで二層に
重ねられ、さらにその表裏両面に、接着剤4でポリエス
テルなどのプラスチックフィルム5a,5bを貼着した
構成である。
【0010】図2は、このフラットケーブル1に対する
端子6,7の接続構造を示す分解斜視図である。図示す
るように、このフラットケーブル1の端部は、図の下側
のプラスチックフィルム5a、絶縁層3、上側のプラス
チックフィルム5bの順に長さが短くなっており、各層
の導電体2a,2b間に絶縁層3を残した状態で、各層
の導電体2a,2bが段階的に露出している。
【0011】端子6,7は、導電体に対応して二層構造
となっており、それぞれ、導電体2a,2bに接続され
る導電体接続部6a,7aと、外部配線(図示せず)が
接続される外部配線接続部6b,7bとを有している。
下層の導電体2aに接続される端子6は、幅の細い真っ
すぐな板のような形状であり、基端側が導電体接続部6
a、先端側が外部配線接続部6bになっている。また、
上層の導電体2bに接続される端子7は、外部配線接続
部7bが、下層の導電体2aに接続される端子6の外部
配線接続部6bに対して所定の間隔をあけて位置するよ
うに階段状に形成されている。なお、各端子6,7の導
電体接続部6a,7aは、導電体2a,2bに対して、
溶接、はんだ付け、超音波溶着、あるいはレーザー溶接
などの方法で接合される。
【0012】また、本実施例では、このようにして導電
体2a,2bに接続された端子6,7は、外部配線接続
部6b,7bの間隔を保持する構成となっている。この
部分を図3に示しており、図3(a)はフラットケーブ
ル1を先端側から見た図、図3(b)は図3(a)のB
−B線断面図である。図において、符号8はプラスチッ
ク成形体を示しており、このプラスチック成形体8で端
子6,7が固められている。
【0013】本実施例のフラットケーブル1は導電体2
a,2bが二層構造になっているので、例えばロールコ
ネクタに使用する場合に、その厚さ寸法を大きくせずに
多チャンネル化することができる。また、各層の導電体
2a,2bの間に絶縁層3を残し、しかも外部配線の接
続部6b,7bを各層毎に分離しているので、導電体2
a,2b同士または端子6,7同士の接触を防止でき
る。
【0014】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その他種々の態様で実施可能である。例え
ば、上記実施例では、導電体2a,2bを二層構造にし
ているが、三層以上にしてもよい。また、上記実施例で
は導電体2a,2bを各層毎に段階的に露出する構成に
しているが、二層構造の場合には、絶縁層3を挟んで両
面に導電体2a,2bが露出するように構成してもよ
い。また、プラスチック成形体8は、端子6,7の先端
部を残して、端子6,7と導電体2a,2bの接続部ま
でを覆うものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る端子の接続構造に用
いる二層構造のフラットケーブルの断面図である。
【図2】 図1のフラットケーブルの導電体に対する端
子の接続構造を示す分解斜視図である。
【図3】 図1のフラットケーブルの導電体に接続した
端子をプラスチック成形体で固めた状態を示す図であ
る。
【図4】 従来のフラットケーブルの断面図である。
【符号の説明】
1 フラットケーブル 2a,2b 導電体 3 絶縁層 4 接着剤 5a,5b プラスチックフィルム 6,7 端子 6a,7a 導電体接続部 6b,7b 外部配線接続部 8 プラスチック成形体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列配置された複数の導電体(2a,2b)が
    絶縁層(3)を介在して多層に積層されたフラットケーブ
    ル(1)における、各導電体(2a,2b)に対する外部配線接続
    用端子(6,7)の接続構造であって、 上記フラットケーブル(1)の端部は、上記各層の導電体
    (2a,2b)間に絶縁層(3)を挟んだ状態で該各層の導電体(2
    a,2b)が露出するように構成され、 上記端子(6,7)は、上記各層の導電体(2a,2b)に対応して
    多層に配置されるとともに、該各層の端子(6,7)が、そ
    れぞれ、上記導電体(2a,2b)に接続される導電体接続部
    (6a,7a)と、外部配線が接続される外部配線接続部(6b,7
    b)とを有し、該外部配線接続部(6b,7b)が、上記各層の
    端子(6,7)間に間隔をあけて配置されたことを特徴とす
    るフラットケーブルの導電体に対する端子の接続構造。
JP6170731A 1994-07-22 1994-07-22 フラットケーブルの導電体に対する端子の接続構造 Pending JPH0837046A (ja)

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JPH0837046A true JPH0837046A (ja) 1996-02-06

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JP (1) JPH0837046A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1169579A (ja) * 1997-08-22 1999-03-09 Furukawa Electric Co Ltd:The バスバー基材及び電線組立体の製造方法
JP2009212018A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Sumitomo Wiring Syst Ltd 多層ffcの接続構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1169579A (ja) * 1997-08-22 1999-03-09 Furukawa Electric Co Ltd:The バスバー基材及び電線組立体の製造方法
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