JPH0993872A - 電動機 - Google Patents

電動機

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JPH0993872A
JPH0993872A JP7242233A JP24223395A JPH0993872A JP H0993872 A JPH0993872 A JP H0993872A JP 7242233 A JP7242233 A JP 7242233A JP 24223395 A JP24223395 A JP 24223395A JP H0993872 A JPH0993872 A JP H0993872A
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JP
Japan
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partition wall
winding
groove
shaped tooth
rib
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JP7242233A
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English (en)
Inventor
Takashi Suzuki
孝史 鈴木
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動機の温度過昇防止装置の固定構造に関
し、作業効率や信頼性を向上させた電動機を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 固定子鉄心の継鉄部から略I字型の歯部
を等間隔に設け、略I字型の歯部の一つ置きの基端より
両側に対称な略コ字型の歯部を設け、同歯部の各々内側
と外側に夫々内溝、外溝を形成し、少なくとも回転子と
相対向する前記歯部の先端を除き、樹脂によりプレモー
ルド7して前記固定子鉄心を覆い、外隔壁7a、中間隔
壁7c、内隔壁7b、支柱7d3、7d1、7d2を形
成し、前記略I字型の歯部の中心線上で、前記外隔壁と
中間隔壁の各々の中央に相対向する一対のリブ7f1、
7f2によりその間に保持部を形成し、前記温度過昇防
止装置12を外側巻線の側面との間に前記リブの片側を
挟み当接し、前記保持部に保持してなることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動機に係り、詳しくは
温度過昇防止装置の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電動機における温度過昇防止装置
の固定構造は、図8に示すように温度過昇防止装置12
を固定子鉄心1の溝部に巻装した巻線8の表面に当接
し、バインダ13などにより該巻線と固定している。こ
の場合、温度過昇防止装置のバインダなどによる固定作
業の際に巻線を傷つけるおそれがある。このため、作業
効率や信頼性の低下などの問題が生じている。一方、実
開昭63ー40155 電動機の固定子 に開示され、
図6、7に示されるように、固定子鉄心1に絶縁材7を
介して巻線8を巻装し、この固定子に近接して、固定子
巻線の異常温度上昇を検知して作動する温度過昇防止装
置12を設けてなる固定子において、前記絶縁材のコイ
ルエンドに対向した位置に温度過昇防止装置を収納する
ための収納部14を設け、この収納部に温度過昇防止装
置を収納固定している。この場合、前記温度過昇防止装
置が前記収納部の内側で密着しない場合があり、検出温
度と実際の温度との誤差が大きくなることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みなされたもので、電動機の温度過昇防止装
置の取付作業効率と検出温度の信頼性を向上した電動機
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、固定子鉄心の継鉄部から略I字型の歯部を等間隔に
設け、この略I字型の歯部の一つ置きの基端より両側に
対称な略コ字型の歯部を設け、同略コ字型の歯部の内側
と外側に、夫々内溝と外溝を形成し、少なくとも回転子
と相対向する前記歯部の先端を除き、樹脂によってプレ
モールドして前記固定子鉄心を覆い、結線側の外周部に
外隔壁と、前記外溝と内溝の間に中間隔壁と、内周部に
内隔壁と、前記外隔壁と前記中間隔壁との間に、前記略
コ字型の歯部に沿って、巻線の接続用の端子をその先端
に備えた右、中央、左の支柱を一体に形成し、外側巻線
を、前記外溝から次の外溝の間に巻装し、次いで、内側
巻線を、前記内溝から次の内溝の間に巻装し、それらの
巻線の端末を前記端子に接続し、温度過昇防止装置を接
続したプリント基板を、前記端子により前記固定子鉄心
の端部に固着してなる電動機において、前記略I字型の
歯部の中心線上で、前記外隔壁と前記中間隔壁の各々の
略中央に形成された相対向する一対のリブ、あるいは前
記内隔壁の略中央に形成されたリブと中間隔壁とにより
その間に保持部を形成し、この保持部に、少なくとも一
方の巻線の側面との間に前記リブの片側を挟み当接され
た前記温度過昇防止装置を保持してなることを特徴とす
る。
【0005】あるいは、固定子鉄心の継鉄部から略I字
型の歯部を等間隔に設け、この略I字型の歯部の一つ置
きの基端より両側に対称な略コ字型の歯部を設け、同略
コ字型の歯部の内側と外側に、夫々内溝と外溝を形成
し、これらの溝に、結線側の外周部に外隔壁と、前記外
溝と内溝の間に中間隔壁と、内周部に内隔壁と、前記外
隔壁と前記中間隔壁との間に、前記略コ字型の歯部に沿
って、巻線の接続用の端子をその先端に備えた右、中
央、左の支柱を形成して巻線の案内路を構成したインシ
ュレータを装着し、外側巻線を、前記外溝から次の外溝
の間に巻装し、次いで、内側巻線を、前記内溝から次の
内溝の間に巻装し、それらの巻線の端末を前記端子に接
続し、温度過昇防止装置を接続したプリント基板を、前
記端子により前記インシュレータの端部に固着してなる
電動機において、前記インシュレータに、前記略I字型
の歯部の中心線上で、前記外隔壁と前記中間隔壁の各々
の略中央に形成された相対向する一対のリブ、あるいは
前記内隔壁の略中央に形成されたリブと中間隔壁とによ
りその間に保持部を形成し、この保持部に、少なくとも
一方の巻線の側面との間に前記リブの片側を挟み当接さ
れた前記温度過昇防止装置を保持してなることを特徴と
する。
【0006】また、前記巻線と接しないリブに、前記保
持部の縦断面形状を先端に向かい徐々に拡大し開口する
略コ字形とするテーパを付けてなることを特徴とする。
【0007】そして、前記温度過昇防止装置のケースの
前記巻線と接しないリブに当接する外側面にテーパを付
け、縦断面をリード線側から先端に向かい縮小するよう
に形成してなることを特徴とする。さらに、前記保持部
の開口部の横幅を、前記前記温度過昇防止装置のケース
のリード線側の横幅よりも小さく形成してなることを特
徴とする。そして、前記保持部の開口部の横幅を、前記
温度過昇防止装置のケースのリード線側の横幅よりも小
さく形成してなることを特徴とする。しかる後、前記温
度過昇防止装置のリード線を、前記保持部の略中央上部
で前記プリント基板に接続してなることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、固定子鉄心の継鉄部から
略I字型の歯部を等間隔に設け、この略I字型の歯部の
一つ置きの基端より両側に対称な略コ字型の歯部を設
け、同略コ字型の歯部の内側と外側に、夫々内溝と外溝
を形成し、少なくとも回転子と相対向する前記歯部の先
端を除き、樹脂によってプレモールドして前記固定子鉄
心を覆い、結線側の外周部に外隔壁と、前記外溝と内溝
の間に中間隔壁と、内周部に内隔壁と、前記外隔壁と前
記中間隔壁との間に、前記略コ字型の歯部に沿って、巻
線の接続用の端子をその先端に備えた右、中央、左の支
柱を一体に形成し、外側巻線を、前記外溝から次の外溝
の間に巻装し、次いで、内側巻線を、前記内溝から次の
内溝の間に巻装し、それらの巻線の端末を前記端子に接
続し、温度過昇防止装置を接続したプリント基板を、前
記端子により前記固定子鉄心の端部に固着してなる電動
機において、前記略I字型の歯部の中心線上で、前記外
隔壁と前記中間隔壁の各々の略中央に形成された相対向
する一対のリブ、あるいは前記内隔壁の略中央に形成さ
れたリブと中間隔壁とによりその間に保持部を形成し、
この保持部に、少なくとも一方の巻線の側面との間に前
記リブの片側を挟み当接された前記温度過昇防止装置を
保持する。
【0009】あるいは、固定子鉄心の継鉄部から略I字
型の歯部を等間隔に設け、この略I字型の歯部の一つ置
きの基端より両側に対称な略コ字型の歯部を設け、同略
コ字型の歯部の内側と外側に、夫々内溝と外溝を形成
し、これらの溝に、結線側の外周部に外隔壁と、前記外
溝と内溝の間に中間隔壁と、内周部に内隔壁と、前記外
隔壁と前記中間隔壁との間に、前記略コ字型の歯部に沿
って、巻線の接続用の端子をその先端に備えた右、中
央、左の支柱を形成して巻線の案内路を構成したインシ
ュレータを装着し、外側巻線を、前記外溝から次の外溝
の間に巻装し、次いで、内側巻線を、前記内溝から次の
内溝の間に巻装し、それらの巻線の端末を前記端子に接
続し、温度過昇防止装置を接続したプリント基板を、前
記端子により前記インシュレータの端部に固着してなる
電動機において、前記インシュレータに、前記略I字型
の歯部の中心線上で、前記外隔壁と前記中間隔壁の各々
の略中央に形成された相対向する一対のリブ、あるいは
前記内隔壁の略中央に形成されたリブと中間隔壁とによ
りその間に保持部を形成し、この保持部に、少なくとも
一方の巻線の側面との間に前記リブの片側を挟み当接さ
れた前記温度過昇防止装置を保持する。
【0010】また、前記巻線と接しないリブに、前記保
持部の縦断面形状を先端に向かい徐々に拡大し開口する
略コ字形とするテーパを付けてなるようにし、そして、
前記温度過昇防止装置のケースの前記巻線と接しないリ
ブに当接する外側面にテーパを付け、縦断面をリード線
側から先端に向かい縮小するように形成し、さらに、前
記保持部の開口部の横幅を、前記前記温度過昇防止装置
のケースのリード線側の横幅よりも小さく形成し、そし
て、前記保持部の開口部の横幅を、前記温度過昇防止装
置のケースのリード線側の横幅よりも小さく形成し、し
かる後、前記温度過昇防止装置のリード線を、前記保持
部の略中央上部で前記プリント基板に接続してなるの
で、温度過昇防止装置とプリント基板の固定が同時に出
来、巻線を傷つけることもなく組立作業ができる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を24スロット6極の電動機
について添付図面を参照して詳細に説明する。
【0012】図1は、固定子鉄心の平面図である。な
お、従来例と同じ部分の符号は同一とする。固定子鉄心
1の継鉄部2から略I字型3の歯部を等間隔に設ける。
この略I字型の歯部の一つ置きの基端より両側に対称な
略コ字型4、略逆コ字型5の歯部を設け、同略コ字型、
略逆コ字型の歯部の各々内側と外側に夫々内溝6a、外
溝6b、内溝6c、外溝6dを形成し、前記24スロッ
トの固定子鉄心1を形成する。
【0013】図2は、前記固定子の一側を結線側とする
とき、本発明による電動機の温度過昇防止装置の取付構
造の一実施例を示す平面図である。ここで、少なくとも
回転子と相対向する前記歯部の先端を除き、樹脂によっ
てプレモールド7して前記固定子鉄心を覆い、結線側の
外周部に外隔壁7aと、前記外溝と内溝の間に中間隔壁
7cと、内周部に内隔壁7bと、前記外隔壁と前記中間
隔壁との間に、前記略逆コ字型、略コ字型の歯部に沿っ
て、巻線の接続用の端子10をその先端に備えた右、中
央、左の支柱7d3、7d1、7d2を形成し、図3に
示すように前記略I字型の歯部の中心線上で、前記外隔
壁と前記中間隔壁の各々の略中央に形成された相対向す
る一対のリブ7f1、7f2、あるいは、図5に示すよ
うに前記内隔壁の略中央に形成されたリブ7f3と中間
隔壁7cとによりその間に保持部7fを形成する。そし
て、この保持部7fに、少なくとも一方の巻線の側面と
の間に前記リブの片側を挟み当接された前記温度過昇防
止装置12を保持する。図3に示す実施例では、内側巻
線9の温度を検出している。一方、図5に示す実施例で
は、外側巻線8の温度を検出している。なお、この実施
例では、前記支柱を連結する支持壁7dを、補強のため
形成しているが、これは必ずしも必要としない。
【0014】あるいは、前記結線側の外周部に外隔壁7
aと、前記外溝と内溝の間に中間隔壁7cと、内周部に
内隔壁7bと、前記外隔壁と前記中間隔壁との間に、前
記略逆コ字型、略コ字型の歯部に沿って、巻線の接続用
の端子をその先端に備えた右、中央、左の支柱7d3、
7d1、7d2を形成し、前記略I字型の歯部の中心線
上で、前記外隔壁と前記中間隔壁の各々の略中央に形成
された相対向する一対のリブ7f1、7f2、あるいは
前記内隔壁の略中央に形成されたリブ7f3と中間隔壁
7cとによりその間に保持部7fを形成し、巻線の案内
路を構成したインシュレータ(図では、前記プレモール
ド部7と同じ形状のために図示せず)を設け、同インシ
ュレータを前記溝に装着してもよい。
【0015】ここで、外側巻線8aを、前記外溝6dか
ら次の外溝6bの間に巻装する。更に、それに隣接した
前記外溝から次の外溝の間に巻装する。同様に、他のノ
ズルを用いて各々の溝に付いて巻装し、各々の外側巻線
8b、8cを形成する。そして、前記外側巻線の端末A
A’、BB’、CC’を結線側から前記プレモールド部
の案内路に沿って導出し、それらの巻線の端末を前記端
子に接続して固定する。
【0016】次いで、内側巻線9dを、前記内溝6aか
ら次の内溝6cの間に巻装する。同様に、他のノズルを
用いて各々の溝に付いて巻装し、各々の内側巻線9e、
9fを形成する。そして、前記内側巻線の端末DD’、
EE’、FF’を結線側から前記プレモールド部の案内
路に沿って導出し、それらの巻線の端末を前記端子に接
続して固定する。
【0017】しかる後、温度過昇防止装置を接続したプ
リント基板11を、前記端子によりプレモールド部7の
端部に固着して電動機を構成する。
【0018】また、図4に示すように前記巻線と接しな
いリブに、前記保持部の縦断面形状を先端に向かい徐々
に拡大し開口する略コ字形とするテーパを付けてなるよ
うにする。そのため、図4に示すように、保持部の底の
横幅L0を保持部の開口部の横幅Lよりも小さくしてい
る。そして、前記温度過昇防止装置12のケースの前記
巻線と接しないリブに当接する外側面にテーパを付け、
縦断面をリード線側から先端に向かい縮小するように形
成する。そのため、図4に示すように、温度過昇防止装
置の先端部の横幅Wをリード線側の横幅W0よりも小さ
くしている。
【0019】さらに、図4に示すように前記保持部の開
口部の横幅Lを、前記前記温度過昇防止装置のケースの
リード線側の横幅W0よりも小さく形成する。ここで、
前記保持部の底の横幅L0は、温度過昇防止装置の先端
部の横幅Wとほぼ等しくする。しかる後、図3または図
5に示すように、前記温度過昇防止装置のリード線12
aを、前記保持部の略中央上部で前記プリント基板11
に接続している。これは、前記テーパにより前記温度過
昇防止装置が、上方に浮き上がることを防止する。な
お、本発明は24スロット6極の電動機に限定されるも
のではない。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明においては、固定子
鉄心の継鉄部から略I字型の歯部を等間隔に設け、この
略I字型の歯部の一つ置きの基端より両側に対称な略コ
字型の歯部を設け、同略コ字型の歯部の内側と外側に、
夫々内溝と外溝を形成し、少なくとも回転子と相対向す
る前記歯部の先端を除き、樹脂によってプレモールドし
て前記固定子鉄心を覆い、結線側の外周部に外隔壁と、
前記外溝と内溝の間に中間隔壁と、内周部に内隔壁と、
前記外隔壁と前記中間隔壁との間に、前記略コ字型の歯
部に沿って、巻線の接続用の端子をその先端に備えた
右、中央、左の支柱を一体に形成し、外側巻線を、前記
外溝から次の外溝の間に巻装し、次いで、内側巻線を、
前記内溝から次の内溝の間に巻装し、それらの巻線の端
末を前記端子に接続し、温度過昇防止装置を接続したプ
リント基板を、前記端子により前記固定子鉄心の端部に
固着してなる電動機において、前記略I字型の歯部の中
心線上で、前記外隔壁と前記中間隔壁の各々の略中央に
形成された相対向する一対のリブ、あるいは前記内隔壁
の略中央に形成されたリブと中間隔壁とによりその間に
保持部を形成し、この保持部に、少なくとも一方の巻線
の側面との間に前記リブの片側を挟み当接された前記温
度過昇防止装置を保持する。
【0021】あるいは、固定子鉄心の継鉄部から略I字
型の歯部を等間隔に設け、この略I字型の歯部の一つ置
きの基端より両側に対称な略コ字型の歯部を設け、同略
コ字型の歯部の内側と外側に、夫々内溝と外溝を形成
し、これらの溝に、結線側の外周部に外隔壁と、前記外
溝と内溝の間に中間隔壁と、内周部に内隔壁と、前記外
隔壁と前記中間隔壁との間に、前記略コ字型の歯部に沿
って、巻線の接続用の端子をその先端に備えた右、中
央、左の支柱を形成して巻線の案内路を構成したインシ
ュレータを装着し、外側巻線を、前記外溝から次の外溝
の間に巻装し、次いで、内側巻線を、前記内溝から次の
内溝の間に巻装し、それらの巻線の端末を前記端子に接
続し、温度過昇防止装置を接続したプリント基板を、前
記端子により前記インシュレータの端部に固着してなる
電動機において、前記インシュレータに、前記略I字型
の歯部の中心線上で、前記外隔壁と前記中間隔壁の各々
の略中央に形成された相対向する一対のリブ、あるいは
前記内隔壁の略中央に形成されたリブと中間隔壁とによ
りその間に保持部を形成し、この保持部に、少なくとも
一方の巻線の側面との間に前記リブの片側を挟み当接さ
れた前記温度過昇防止装置を保持する。
【0022】また、前記巻線と接しないリブに、前記保
持部の縦断面形状を先端に向かい徐々に拡大し開口する
略コ字形とするテーパを付けてなるようにし、そして、
前記温度過昇防止装置のケースの前記巻線と接しないリ
ブに当接する外側面にテーパを付け、縦断面をリード線
側から先端に向かい縮小するように形成し、さらに、前
記保持部の開口部の横幅を、前記前記温度過昇防止装置
のケースのリード線側の横幅よりも小さく形成し、そし
て、前記保持部の開口部の横幅を、前記温度過昇防止装
置のケースのリード線側の横幅よりも小さく形成し、し
かる後、前記温度過昇防止装置のリード線を、前記保持
部の略中央上部で前記プリント基板に接続してなるの
で、温度過昇防止装置とプリント基板の固定が同時に出
来、巻線を傷つけることもなく組立作業ができる。この
結果、前記作業効率や信頼性を向上した電動機を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電動機の固定子鉄心の平面図である。
【図2】本発明による電動機の温度過昇防止装置の取付
構造の一実施例を示す平面図である。
【図3】図2のPP’及びQQ’における要部断面図で
ある。
【図4】本発明の電動機の温度過昇防止装置の取付構造
を示す要部拡大断面図である。
【図5】本発明の電動機の温度過昇防止装置の取付構造
を示す他の実施例の要部断面図である。
【図6】従来の電動機の温度過昇防止装置の取付構造の
一例を示す平面図である。
【図7】従来の電動機の温度過昇防止装置の取付構造を
示す要部断面図である。
【図8】従来の電動機の温度過昇防止装置の取付構造の
他の例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 固定子鉄心 2 継鉄部 3 略I字型 4 略コ字型 5 略逆コ字型 6a 内溝 6b 外溝 6c 内溝 6d 外溝 7 プレモールド部 7a 外隔壁 7b 内隔壁 7c 中間隔壁 7d 支持壁 7d1 中央の支柱 7d2 左の支柱 7d3 右の支柱 7f 保持部 7f1 リブ 7f2 リブ 7f3 リブ 8 外側巻線 8a 外側巻線A 8b 外側巻線B 8c 外側巻線C 9 内側巻線 9d 内側巻線D 9e 内側巻線E 9f 内側巻線F 10 端子 11 プリント基板 12 温度過昇防止装置 12a リード線 L0 保持部の底の横幅 L 保持部の開口部の横幅 W0 温度過昇防止装置のリード線側の横幅 W 温度過昇防止装置の先端部の横幅 AA’外側巻線Aの端末 BB’外側巻線Bの端末 CC’外側巻線Cの端末 DD’内側巻線Dの端末 EE’内側巻線Dの端末 FF’内側巻線Fの端末

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子鉄心の継鉄部から略I字型の歯部
    を等間隔に設け、 この略I字型の歯部の一つ置きの基端より両側に対称な
    略コ字型の歯部を設け、同略コ字型の歯部の内側と外側
    に、夫々内溝と外溝を形成し、 少なくとも回転子と相対向する前記歯部の先端を除き、
    樹脂によってプレモールドして前記固定子鉄心を覆い、
    結線側の外周部に外隔壁と、前記外溝と内溝の間に中間
    隔壁と、内周部に内隔壁と、前記外隔壁と前記中間隔壁
    との間に、前記略コ字型の歯部に沿って、巻線の接続用
    の端子をその先端に備えた右、中央、左の支柱を一体に
    形成し、 外側巻線を、前記外溝から次の外溝の間に巻装し、次い
    で、内側巻線を、前記内溝から次の内溝の間に巻装し、
    それらの巻線の端末を前記端子に接続し、 温度過昇防止装置を接続したプリント基板を、前記端子
    により前記固定子鉄心の端部に固着してなる電動機にお
    いて、 前記略I字型の歯部の中心線上で、前記外隔壁と前記中
    間隔壁の各々の略中央に形成された相対向する一対のリ
    ブ、あるいは前記内隔壁の略中央に形成されたリブと中
    間隔壁とによりその間に保持部を形成し、 この保持部に、少なくとも一方の巻線の側面との間に前
    記リブの片側を挟み当接された前記温度過昇防止装置を
    保持してなることを特徴とする電動機。
  2. 【請求項2】 固定子鉄心の継鉄部から略I字型の歯部
    を等間隔に設け、 この略I字型の歯部の一つ置きの基端より両側に対称な
    略コ字型の歯部を設け、同略コ字型の歯部の内側と外側
    に、夫々内溝と外溝を形成し、 これらの溝に、 結線側の外周部に外隔壁と、前記外溝と内溝の間に中間
    隔壁と、内周部に内隔壁と、前記外隔壁と前記中間隔壁
    との間に、前記略コ字型の歯部に沿って、巻線の接続用
    の端子をその先端に備えた右、中央、左の支柱を形成し
    て巻線の案内路を構成したインシュレータを装着し、 外側巻線を、前記外溝から次の外溝の間に巻装し、次い
    で、内側巻線を、前記内溝から次の内溝の間に巻装し、
    それらの巻線の端末を前記端子に接続し、 温度過昇防止装置を接続したプリント基板を、前記端子
    により前記インシュレータの端部に固着してなる電動機
    において、 前記インシュレータに、前記略I字型の歯部の中心線上
    で、前記外隔壁と前記中間隔壁の各々の略中央に形成さ
    れた相対向する一対のリブ、あるいは前記内隔壁の略中
    央に形成されたリブと中間隔壁とによりその間に保持部
    を形成し、 この保持部に、少なくとも一方の巻線の側面との間に前
    記リブの片側を挟み当接された前記温度過昇防止装置を
    保持してなることを特徴とする電動機。
  3. 【請求項3】 前記巻線と接しないリブに、前記保持部
    の縦断面形状を先端に向かい徐々に拡大し開口する略コ
    字形とするテーパを付けてなることを特徴とする請求項
    1、または請求項2記載の電動機。
  4. 【請求項4】 前記温度過昇防止装置のケースの前記巻
    線と接しないリブに当接する外側面にテーパを付け、縦
    断面をリード線側から先端に向かい縮小するように形成
    してなることを特徴とする請求項3記載の電動機。
  5. 【請求項5】 前記保持部の底の横幅を、温度過昇防止
    装置の先端部の横幅とほぼ等く形成してなることを特徴
    とする請求項3、または請求項4記載の電動機。
  6. 【請求項6】 前記保持部の開口部の横幅を、前記温度
    過昇防止装置のケースのリード線側の横幅よりも小さく
    形成してなることを特徴とする請求項4記載の電動機。
  7. 【請求項7】 前記温度過昇防止装置のリード線を、前
    記保持部の略中央上部で前記プリント基板に接続してな
    ることを特徴とする請求項6記載の電動機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008136324A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Toyota Motor Corp 回転電機のステータおよびこのステータを備えた回転電機
JP2008306886A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Sanyo Electric Co Ltd モータ及びモータの製造方法
JP2012249438A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Yaskawa Electric Corp 回転電機、回転電機の製造方法および回転電機を備えた装置
WO2021260789A1 (ja) * 2020-06-23 2021-12-30 三菱電機株式会社 電動機のインシュレータ及び電動機の電機子

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