JP5985046B2 - モータ固定子 - Google Patents
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Description
この発明は、モータ固定子に係り、特に車両用モータの固定子巻線に接続され、この固定子巻線に電流を供給する結線部材を備えたモータ固定子に関するものである。
一般に、モータ固定子に装備されてモータの固定子巻線に電流を供給する結線部材を構成するにあたり、モータ固定子に対する振動が問題となる。特に車両用モータではモータ固定子に外部から強力な振動が加わるため、モータ固定子に巻装された固定子巻線に接続されて電流を供給する結線部材に高い耐振性能が要求され、結線部材の剛性を高くする必要がある。
また、他の問題として絶縁が挙げられる。この絶縁の問題についても、製造時に混入するか、あるいはモータの使用時にモータ内部へ浸入する金属異物などによって、結線部材を構成するバスバー同士の短絡がたびたび生じるためその対策が必要である。
また、他の問題として絶縁が挙げられる。この絶縁の問題についても、製造時に混入するか、あるいはモータの使用時にモータ内部へ浸入する金属異物などによって、結線部材を構成するバスバー同士の短絡がたびたび生じるためその対策が必要である。
上記問題に対し従来においては、例えば特開2003−134728号公報(特許文献1)に開示されているように、結線部材をインサートモールドにより一体成形して樹脂部材で絶縁し、固定する手法が用いられている。
しかし、近年、モータ容量が増大して出力密度も高まっているため、より大電流、高耐熱に対応した結線部材が必要とされている。そのために上記従来技術のように、結線部材をインサートモールドにより一体成形して樹脂部材で絶縁し、固定するのみでは、結線部材を構成するバスバーが大型化し、モータサイズが大きくなる問題がある。この問題を解決するため、より小型で薄型な結線部材のニーズは高く、モータの固定子巻線との接続部も含めて結線部材を小型化する工夫が必要となっている。
この発明は、上記問題を解決するためになされたもので、より高出力密度化に対応し、固定子巻線との接続部も含めて高い信頼性を有しつつ小型化した結線部材を備えたモータ固定子を提供するものである。
この発明に係るモータ固定子は、薄板を積層して形成すると共に、径方向に突出する突極を複数有する固定子鉄心と、上記固定子鉄心の各突極に巻装される固定子巻線と、上記固定子巻線に接続され、該固定子巻線に電流を供給する結線部材と、を備えたモータ固定子であって、
上記結線部材は、帯状導体を該帯状導体の厚み方向に円弧状に形成したバスバーの一つあるいは複数を絶縁性樹脂で被覆すると共に、少なくとも上記固定子巻線のコイルエンド対向部を覆うように構成されており、
上記バスバーには溶接部を設け、上記溶接部を、幅方向に突出する突出部と、該突出部から厚み方向に折曲した第1の曲げ部と、さらに先端部を幅方向の戻る方向に折曲した第2の曲げ部から構成し、上記固定子巻線の端末と上記第2の曲げ部の先端部が溶接されているモータ固定子において、
上記固定子巻線の端末は、上記第2の曲げ部に隣接して上記帯状導体の幅方向に折曲されていると共に、上記第2の曲げ部の先端の高さは、上記円弧状の領域よりも低くなっており、上記端末と上記第2の曲げ部の先端部の長さが揃うように構成されていることを特徴とするものである。
上記結線部材は、帯状導体を該帯状導体の厚み方向に円弧状に形成したバスバーの一つあるいは複数を絶縁性樹脂で被覆すると共に、少なくとも上記固定子巻線のコイルエンド対向部を覆うように構成されており、
上記バスバーには溶接部を設け、上記溶接部を、幅方向に突出する突出部と、該突出部から厚み方向に折曲した第1の曲げ部と、さらに先端部を幅方向の戻る方向に折曲した第2の曲げ部から構成し、上記固定子巻線の端末と上記第2の曲げ部の先端部が溶接されているモータ固定子において、
上記固定子巻線の端末は、上記第2の曲げ部に隣接して上記帯状導体の幅方向に折曲されていると共に、上記第2の曲げ部の先端の高さは、上記円弧状の領域よりも低くなっており、上記端末と上記第2の曲げ部の先端部の長さが揃うように構成されていることを特徴とするものである。
この発明に係るモータ固定子によれば、固定子巻線に接続され、該固定子巻線に電流を供給する結線部材は、一つあるいは複数の帯状導体を該帯状導体の厚み方向に円弧状に形成したバスバーを、少なくとも上記固定子巻線のコイルエンド対向部を覆うように絶縁性樹脂で被覆して構成されると共に、上記バスバーは溶接部を有し、上記溶接部には幅方向
に突出する突出部と、該突出部から厚み方向に円弧の外向きに折曲された第1の曲げ部と、さらに先端部が幅方向の戻る方向に折曲された第2の曲げ部が形成され、上記固定子巻線の端末と上記第2の曲げ部の先端部を溶接するので、高出力密度化に対応し、固定子巻線との接続部も含めて高い信頼性を有しつつ小型化した結線部材を備えたモータ固定子を得ることができる。
に突出する突出部と、該突出部から厚み方向に円弧の外向きに折曲された第1の曲げ部と、さらに先端部が幅方向の戻る方向に折曲された第2の曲げ部が形成され、上記固定子巻線の端末と上記第2の曲げ部の先端部を溶接するので、高出力密度化に対応し、固定子巻線との接続部も含めて高い信頼性を有しつつ小型化した結線部材を備えたモータ固定子を得ることができる。
この発明の上記以外の目的、特徴、観点及び効果は、図面を参照する以下のこの発明の詳細な説明から、さらに明らかになるであろう。
以下、この発明に係るモータ固定子の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るモータ固定子の分解斜視図である。図1において、モータ固定子10は、けい素鋼板などの薄板を例えばプレスで打ち抜いて多数枚積層すると共に、径方向に突出する突極を複数有する分割固定子鉄心(以下、固定子鉄心という。)1と、分割された複数の固定子鉄心1を例えば焼きバメによって保持するフレーム2と、固定子鉄心1の各突極に絶縁のためのエナメル被覆を介して巻装される固定子巻線3と、固定子巻線3と固定子鉄心1の間を絶縁するインシュレータ4と、固定子巻線3の端末3aに接続され、固定子巻線3に3相電力を供給する結線部材5を備えている。なお、結線部材5は後述するように、複数のバスバーで構成されており、このバスバーを絶縁性樹脂6で一体的に被覆して形成されている。
図1は、この発明の実施の形態1に係るモータ固定子の分解斜視図である。図1において、モータ固定子10は、けい素鋼板などの薄板を例えばプレスで打ち抜いて多数枚積層すると共に、径方向に突出する突極を複数有する分割固定子鉄心(以下、固定子鉄心という。)1と、分割された複数の固定子鉄心1を例えば焼きバメによって保持するフレーム2と、固定子鉄心1の各突極に絶縁のためのエナメル被覆を介して巻装される固定子巻線3と、固定子巻線3と固定子鉄心1の間を絶縁するインシュレータ4と、固定子巻線3の端末3aに接続され、固定子巻線3に3相電力を供給する結線部材5を備えている。なお、結線部材5は後述するように、複数のバスバーで構成されており、このバスバーを絶縁性樹脂6で一体的に被覆して形成されている。
図2は、結線部材5を構成するバスバーの斜視図である。バスバー7は、打ち抜き成形で加工された帯状導体からなり、この帯状導体を厚み方向に円弧状に丸めて形成されている。バスバー7は、固定子巻線3とTIG(Tungsten Inert Gas)溶接により接続される複数の溶接部8(図2では4個)を備えている。この溶接部8は、バスバー7の幅方向に突出した突出部8aと、突出部8aから厚み方向に円弧の外向きに折曲された第1の曲げ部8bと、さらに先端部が幅方向の戻る方向に折曲された第2の曲げ部8cを有する形状、即ち、図2において底部を上面にした箱型形状に形成されている。
結線部材5は、上記のように形成されたバスバー7を、例えば3相の電力を固定子巻線3に供給する相用のバスバー7を3本と、中性点を接続する中性点用のバスバー7を1本の合計4本用意し、この4本のバスバー7を図3の組立図のように、円弧状のバスバー7の厚さ方向に所定間隙を介して重ねて配設することにより形成されている。なお、各バスバー7の溶接部8は、固定子巻線3の端末3aと対向する位置に形成される。また、各バスバー7の溶接部8に形成された第1の曲げ部8bは、それぞれのバスバー7の溶接部8に形成された第2の曲げ部8cが同一円弧上に位置するように、当該バスバー7の配設位置により異なる長さに形成されている。なお、本実施の形態では、3相の電力を固定子巻線3に供給する相用のバスバー7を3本、中性点を接続する中性点用のバスバー7を1本
の合計4本のバスバー7を用意したが、バスバー7の本数は、固定子巻線3の回路構成により異なる。
の合計4本のバスバー7を用意したが、バスバー7の本数は、固定子巻線3の回路構成により異なる。
そして、図3に示すように、厚さ方向に所定間隙を介して重ねて配設された複数本の円弧状のバスバー7は、それぞれを絶縁および固定するために、図1に示すように絶縁性樹脂6により一体成形される。即ち、図3に示す円弧状のバスバー7の厚さ方向に所定間隙を介して重ねて配設された複数本のバスバー7は、図示しない射出成形型に固定され、射出成形型内に絶縁性樹脂6を注入してインサートモールドにより一体成形される。この成形時に各バスバー7は、少なくとも第2の曲げ部8cを除いて絶縁性樹脂6で被覆される。なお、本実施の形態では、第2の曲げ部8cと、第1の曲げ部8bの第2の曲げ部8cとの繋がり部を除いて全て絶縁性樹脂6で被覆している。図4は、結線部材5の断面図で、絶縁性樹脂6で被覆されたバスバー7の図3のA部における配設状態を示している。
次に、前述の方法で成形した結線部材5を固定子鉄心1に組付ける方法について説明する。図5は、結線部材5を固定子鉄心1に組付けた状態を示す図である。図5から理解されるように、結線部材5を固定子鉄心1に組付けるには、結線部材5をバスバー7に形成された溶接部8の第2の曲げ部8cが、固定子巻線3の端末3aと当接し、所謂、拝み形状を形成するように、端末3aが突出する方向の固定子巻線3の上部に組付ける。後述するように、固定子巻線3の端末3aとバスバー7に形成された溶接部8の第2の曲げ部8cの先端部をTIG溶接するのであるが、組付け時にその溶接部の先端が鉛直上方を向くように組付ける。この際、結線部材5とインシュレータ4を固定するために、接着剤によって結線部材5の絶縁性樹脂6の部分とインシュレータ4を接着する。
上記のように、結線部材5を固定子鉄心1に組付けたのち、固定子巻線3の端末3aとバスバー7に形成された溶接部8の第2の曲げ部8cの先端部をTIG溶接する。なお、このとき、固定子巻線3の端末3aは、それぞれ結線部材5の下部から鉛直上方に立ち上げて各バスバー7のそれぞれの溶接部8に隣接するように曲げ成形されており、固定子巻線3の端末3aと溶接部8の第2の曲げ部8cの先端部の長さが揃うように調節され、TIG溶接により接合される。
なお、固定子巻線3の端末3aとバスバー7に形成された溶接部8の第2の曲げ部8cの先端部の溶接手法は、TIG溶接に限らず、電子ビーム溶接のような他の手法でもよいが、TIG溶接であれば、安定した溶接強度と品質が得られる効果がある。また、結線部材5を固定子鉄心1に組付ける際に、結線部材5を固定子巻線3のコイルエンド部分の上側ではなく、コアバックの上側に配設してもよく、同様の軸長短縮効果を得ることができる。なお、結線部材5を固定子巻線3のコアバックの上側に配設する場合、バスバー7に形成する溶接部8は、第1の曲げ部8bをバスバー7の厚み方向に円弧の内向きに折曲するのが効果的である。
以上のように、実施の形態1に係るモータ固定子によれば、次の効果を得ることができる。即ち、
(1)固定子巻線3の端末3aとバスバー7に形成された溶接部8の第2の曲げ部8cの先端部の溶接を、結線部材5の半径方向の横側で行うことができると共に、結線部材5の幅方向の長さに対し、溶接部8の第2の曲げ部8cの長さを短くすることで、溶接部8が結線部材5の幅方向端部から突出しない。このためモータ固定子10、即ち、モータの軸長を短く抑えることができ高出力密度化に寄与する。
(2)バスバー7に形成された溶接部8が、厚み方向に折曲されてから幅方向の戻る方向に折曲されているため、金型の上下の型割りのみとなり、インサート金型構成の妨げにならない。
(3)バスバー7相互間の絶縁距離を絶縁性樹脂6で確保できる。
(4)結線部材5の内部への異物混入を防止することができ、絶縁信頼性を向上することができる。
(5)バスバー7を絶縁性樹脂6で一体的に被覆して結線部材5を構成することにより、剛性が高く、共振周波数が高い、従って振動に対する信頼性が高いモータ固定子を得ることができる。
(6)バスバー7は、溶接部8に形成された第2の曲げ部8cと、第1の曲げ部8bの第2の曲げ部8cとの繋がり部を除いて全て絶縁性樹脂6で被覆されるので、固定子巻線3のコイルエンドとの絶縁が可能である。また、結線部材5を固定子鉄心1に組付ける際にバスバー7が抜け落ちることがない。
(7)バスバー7を、溶接部8に形成された第2の曲げ部8cと、第1の曲げ部8bの第2の曲げ部8cとの繋がり部を除いて全て絶縁性樹脂6で被覆することは、金型構成上容易で、固定子巻線3との絶縁に必要な分だけ被覆部分を延ばすことができる。これにより絶縁距離を形成することができる。
(8)結線部材5を固定子鉄心1に組付ける際、一方向から結線部材5を組付けるので、固定子巻線3の端末3aとバスバー7に形成された溶接部8の先端部を溶接する際に、溶接機材を一方向から挿入可能となる。従って、設備構成が容易になり、溶接などの後作業が容易となる。
(9)固定子巻線3の端末3aとバスバー7の溶接部8に形成された第2の曲げ部8cの先端部をTIG溶接すると共に、溶融部を真上から見える状態で溶接できるので、画像検査による溶接部分の品質管理が容易となり、生産性の向上を図ることができる。更に、TIG溶接のため溶接品質が安定する。
(1)固定子巻線3の端末3aとバスバー7に形成された溶接部8の第2の曲げ部8cの先端部の溶接を、結線部材5の半径方向の横側で行うことができると共に、結線部材5の幅方向の長さに対し、溶接部8の第2の曲げ部8cの長さを短くすることで、溶接部8が結線部材5の幅方向端部から突出しない。このためモータ固定子10、即ち、モータの軸長を短く抑えることができ高出力密度化に寄与する。
(2)バスバー7に形成された溶接部8が、厚み方向に折曲されてから幅方向の戻る方向に折曲されているため、金型の上下の型割りのみとなり、インサート金型構成の妨げにならない。
(3)バスバー7相互間の絶縁距離を絶縁性樹脂6で確保できる。
(4)結線部材5の内部への異物混入を防止することができ、絶縁信頼性を向上することができる。
(5)バスバー7を絶縁性樹脂6で一体的に被覆して結線部材5を構成することにより、剛性が高く、共振周波数が高い、従って振動に対する信頼性が高いモータ固定子を得ることができる。
(6)バスバー7は、溶接部8に形成された第2の曲げ部8cと、第1の曲げ部8bの第2の曲げ部8cとの繋がり部を除いて全て絶縁性樹脂6で被覆されるので、固定子巻線3のコイルエンドとの絶縁が可能である。また、結線部材5を固定子鉄心1に組付ける際にバスバー7が抜け落ちることがない。
(7)バスバー7を、溶接部8に形成された第2の曲げ部8cと、第1の曲げ部8bの第2の曲げ部8cとの繋がり部を除いて全て絶縁性樹脂6で被覆することは、金型構成上容易で、固定子巻線3との絶縁に必要な分だけ被覆部分を延ばすことができる。これにより絶縁距離を形成することができる。
(8)結線部材5を固定子鉄心1に組付ける際、一方向から結線部材5を組付けるので、固定子巻線3の端末3aとバスバー7に形成された溶接部8の先端部を溶接する際に、溶接機材を一方向から挿入可能となる。従って、設備構成が容易になり、溶接などの後作業が容易となる。
(9)固定子巻線3の端末3aとバスバー7の溶接部8に形成された第2の曲げ部8cの先端部をTIG溶接すると共に、溶融部を真上から見える状態で溶接できるので、画像検査による溶接部分の品質管理が容易となり、生産性の向上を図ることができる。更に、TIG溶接のため溶接品質が安定する。
以上、この発明の実施の形態1に係るモータ固定子について説明したが、この発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
Claims (2)
- 薄板を積層して形成すると共に、径方向に突出する突極を複数有する固定子鉄心と、上記固定子鉄心の各突極に巻装される固定子巻線と、上記固定子巻線に接続され、該固定子巻線に電流を供給する結線部材と、を備えたモータ固定子であって、
上記結線部材は、帯状導体を該帯状導体の厚み方向に円弧状に形成したバスバーの一つあるいは複数を絶縁性樹脂で被覆すると共に、少なくとも上記固定子巻線のコイルエンド対向部を覆うように構成されており、
上記バスバーには溶接部を設け、上記溶接部を、幅方向に突出する突出部と、該突出部から厚み方向に折曲した第1の曲げ部と、さらに先端部を幅方向の戻る方向に折曲した第2の曲げ部から構成し、上記固定子巻線の端末と上記第2の曲げ部の先端部が溶接されているモータ固定子において、
上記固定子巻線の端末は、上記第2の曲げ部に隣接して上記帯状導体の幅方向に折曲されていると共に、上記第2の曲げ部の先端の高さは、上記円弧状の領域よりも低くなっており、上記端末と上記第2の曲げ部の先端部の長さが揃うように構成されていることを特徴とするモータ固定子。 - 上記バスバーは、少なくとも上記第2の曲げ部を除いて上記絶縁性樹脂で被覆されていることを特徴とする請求項1に記載のモータ固定子。
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