JP2009290921A - ブラシレスモータ - Google Patents

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Eiichi Machida
栄一 町田
Atsushi Okamoto
敦志 岡本
Hirotatsu Ikeno
弘達 池野
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Abstract

【課題】バスバーの位置決めを確実に行うができると共に、射出圧による変形を防止でき、バスバー同士の電気的なショートを防止することができるブラシレスモータを提供する。
【解決手段】バスバーユニット17は、樹脂モールド体46に、相毎に設けられ各々相のコイルに給電を行うための相用バスバー47と、中性点を成す中性点用バスバー48とをそれぞれ積層し、これら相用バスバー47と中性点用バスバー48とが互いに絶縁した状態で埋設され、相用バスバー47、および中性点用バスバー48に、積層方向の位置決めを行うための複数の突起部を形成すると共に、樹脂モールド体46を複数の突起部を被覆可能に形成し、樹脂モールド体46の複数の突起部に対応する部位に、積層方向から各突起部に位置決めピンを当接可能なピン孔73を形成したことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

この発明は、バスバーユニットを介してステータのコイルに給電し、ロータを回転させるブラシレスモータに関するものである。
一般に、インナーロータ型のブラシレスモータは、モータケースに内嵌固定されたステータと、モータケースの径方向中央に配置されステータに対して回転自在に支持されたロータとを有している。ロータの外周面には、複数の永久磁石が配設されている。ステータは、略円筒状のステータコアと、このステータコアから径方向内側に突設された複数のティースとを備えている。
各ティースには、絶縁材である樹脂製のインシュレータが装着され、このインシュレータを介してコイルが巻装されている。そして、コイルに外部電源からの電力が給電されると、コイルに発生する磁束と永久磁石との間に吸引力、または反発力が生じロータが回転する。
ところで、コイルへの給電手段として、小型化や組み付け性の向上化を図るために、ユニット化されたバスバーユニットを用いる場合がある。バスバーユニットは、例えば、コイルをスター結線方式にて結線する場合、各相のコイルに給電を行うための複数のバスバーと、中性点(コモン)を成すバスバーとを有している。これらバスバーは、それぞれ積層された状態で樹脂モールドされており、互いに絶縁された状態でユニット化されている。各バスバーには、コイルの端末部を接続するための端子が一体形成されており、これら端子が樹脂モールド体から突出した状態になっている。そして、各端子にそれぞれ対応するコイルの端末部を接続する一方、給電を行うための複数のバスバーと外部電源とを接続することで各相のコイルに給電を行うことができる。
ここで、各バスバーを積層して樹脂モールドする際、それぞれバスバー同士が接触しないように位置決めしたり、各バスバーの射出圧による変形を防止したりする必要がある。そこで、各バスバーに突起部を設ける一方、樹脂成形時に用いられる金型を突起部を保持可能に形成する場合がある。このように構成することで、各バスバーの積層方向の位置決めを行うと共に、各バスバーの射出圧による変形を防止し、バスバー同士の絶縁を確保しようとしている(例えば、特許文献1参照)
特開2008−79467号公報
しかしながら、上述の従来技術にあっては、各バスバーの位置決め用の突起部を金型に保持させることにより、各バスバーの位置決め、および射出圧による変形の防止を行うので、樹脂モールド体からコイルとの接続用の端子の他に突起部も突出することになる。
このため、突起部に何らかの導体が接触するおそれがあり、これによってブラシレスモータが電気的にショートしてしまうおそれがあるという課題がある。
そこで、この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、バスバーの位置決めを確実に行うができると共に、射出圧による変形を防止でき、バスバー同士の電気的なショートを防止することができるブラシレスモータを提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、複数の相のコイルが巻装されたステータと、前記ステータに対して回転自在に設けられたロータと、前記コイルに給電するためのバスバーユニットとを備え、前記バスバーユニットは、樹脂モールド体に、相毎に設けられ各々相のコイルに給電を行うための相用バスバーと、中性点を成す中性点用バスバーとをそれぞれ積層し、これら相用バスバーと中性点用バスバーとが互いに絶縁した状態で埋設されているブラシレスモータであって、前記相用バスバー、および前記中性点用バスバーに、積層方向の位置決めを行うための複数の突起部を形成すると共に、前記樹脂モールド体を前記複数の突起部を被覆可能に形成し、前記樹脂モールド体の前記複数の突起部に対応する部位に、積層方向から各突起部に位置決めピンを当接可能なピン孔を形成したことを特徴とする。
このように構成することで、相用バスバーと中性点用バスバーのそれぞれに形成された位置決め用の突起部を樹脂モールド体から突出してしまうのを防止できる。
また、樹脂モールド体にピン孔を形成することで、樹脂成形用の金型に位置決めピンを設け、この位置決めピンを用いて各バスバーの位置決めを行うと共に、射出圧による各バスバーの変形を抑えることが可能になる。
請求項2に記載した発明は、前記樹脂モールド体を前記ロータの回転軸を挿通可能な環状に形成し、この樹脂モールド体に埋設される前記相用バスバーを弧状に形成すると共に、前記中性点用バスバーを環状に形成し、前記相用バスバーの内周縁と外周縁、および前記中性点用バスバーの内周縁にそれぞれ前記突起部を形成したことを特徴とする。
このように構成することで、バスバーユニットを小型化できるだけでなく、ブラシレスモータの空きスペースを有効活用してバスバーユニットを配置することができる。
また、弧状に形成される相用バスバーには、内周面と外周面とに突起部を設ける一方、相用バスバーと比較して剛性の高い環状の中性点用バスバーには、内周面にのみ突起部を設けることで効率よく各バスバーの位置決めを行うことができると共に、射出圧による変形を防止できる。
請求項3に記載した発明は、前記ステータは、前記コイルを巻装するためのティースを有し、このティースに絶縁材から成るインシュレータを介して前記コイルが巻装され、前記樹脂モールド体の外周面には、前記相用バスバーの外周面に形成された前記突起部に対応する位置に脚部が設けられる一方、前記インシュレータには、前記脚部を嵌合可能な凹部が形成され、この凹部に前記脚部が嵌合することによって前記バスバーユニットの位置決めが行われるように構成したことを特徴とする。
このように構成することで、樹脂モールド体の脚部にバスバーユニットの位置決めを行う機能と相用バスバーの外周面に形成された突起部を被覆する機能を同時に持たせることが可能になる。
請求項1に記載した発明によれば、相用バスバーと中性点用バスバーのそれぞれに形成された位置決め用の突起部を樹脂モールド体から突出してしまうのを防止できる。
また、樹脂モールド体にピン孔を形成することで、樹脂成形用の金型に位置決めピンを設け、この位置決めピンを用いて各バスバーの位置決めを行うと共に、射出圧による各バスバーの変形を抑えることが可能になる。
このため、相用バスバー、および中性点用バスバーの位置決めを確実に行うことができると共に、射出圧による変形を防止でき、バスバー同士の電気的なショートを防止することができる
請求項2に記載した発明によれば、バスバーユニットを小型化できるだけでなく、ブラシレスモータの空きスペースを有効活用してバスバーユニットを配置することができる。このため、ブラシレスモータの小型化を図ることができる。
また、弧状に形成される相用バスバーには、内周面と外周面とに突起部を設ける一方、相用バスバーと比較して剛性の高い環状の中性点用バスバーには、内周面にのみ突起部を設けることで効率よく各バスバーの位置決めを行うことができると共に、射出圧による変形を防止できる。このため、バスバーユニットの製造コストの増大を抑制することができる。
請求項3に記載した発明によれば、樹脂モールド体の脚部にバスバーユニットの位置決めを行う機能と相用バスバーの外周面に形成された突起部を被覆する機能を同時に持たせることが可能になる。このため、樹脂モールド体に脚部を設けた場合であっても樹脂モールド体の外形状を単純化することができ、バスバーユニットの製造コストの増大を抑制することが可能になる。
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1、図2に示すように、ブラシレスモータ1は、電動パワーステアリング装置(EPS;Electric Power Steering)に用いられるものであって、ステータ2と、ステータ2内に配置されたロータ3とを有し、ステータ2に固定されたブラケット4にロータ3が回転自在に支持されている。
ロータ3は、内部に不図示のラック軸が挿入可能である。ラック軸は、ギヤボックス内でラック・アンド・ピニオン機構を形成し、不図示のステアリングホイールの操作に応じてブラシレスモータ1の軸方向に移動自在になっている。ラック軸の両端は、ナックルアームなどを介して車両の車輪に連結されている。
ステータ2は、略円筒形のステータハウジング11の内周にステータコア12が圧入固定されている。ステータハウジング11は、解放された両端部のそれぞれの周縁部にボルト孔13が形成されており、ブラケット4や、不図示の他のブラケットを固定できる。ブラケット4側の端部は、ブラケット4と印籠接合する際に使用されるインロー部11Aが形成されている。
ステータコア12は、環状の外周部31から径方向中央に向かってコイル16を巻装するための複数のティース14が延設されている。ステータコア12の内周側には、隣接するティース14間に蟻溝状のスロット40が複数形成されている。各ティース14には、インシュレータ15を装着した上からコイル16が複数のティースに渡って巻回されていない、所謂集中巻き方式にて巻回されている。
コイル16は、周回り方向に沿ってU相、V相、W相の順に割り当てられている。すなわち、この実施形態のブラシレスモータ1は、U相、V相、W相の3相のコイル16を備えた3相ブラシレスモータとなっている。
なお、ステータコア12は、軸線に対してスキューさせてある。つまり、ティース14、およびスロット40が軸線に対して捩れるように形成されている。
また、ステータコア12は、周方向に分割して各々ティース14を有する複数のコアユニットを互いに接合して構成してもよいし、周方向に分割せずに一体形成としてもよい。
ブラケット4は略円筒形状に形成されており、ステータハウジング11にボルト24で締結固定されている。ブラケット4の端部には、ステータハウジング11に突き当てたときにインロー部11Aに嵌合する接合部4Aを有し、接合部4Aの外周に刻まれた溝にOリングなどのパッキン23が装着されている。ブラケット4の他方の端部は、ラック軸を挿入可能に開口している。ブラケット4内には、開口側にベアリング25が圧入されている。ベアリング25よりもステータ2側には、ロータ3の回転位置を検出するレゾルバ26の一方を構成するレゾルバステータ26Aが固定されている。ブラケット4の外周部には、レゾルバステータ26Aからの電気信号を取り出すためのセンサコネクタ27が固定されている。
レゾルバステータ26Aは、磁性材料からなるプレートを積層して構成されたコア41を有し、コア41の径方向内側に向かってティース(不図示)が延設されている。ティースは、周方向で等間隔に配置されており、その各々にインシュレータ53を装着した上からレゾルバコイル54が巻装されている。各レゾルバコイルの巻線の端部は、インシュレータ53の一部を突出させて形成した端子保持部55に引き出されている。
端子保持部55には、レゾルバコイルの巻線の端部の数に合わせてハーネス接続端子56が一体成形されており、各ハーネス接続端子56にレゾルバコイル54の巻線の端部が1つずつ固定されている。レゾルバステータ26Aは、ハーネス接続端子56とレゾルバコイル54の端部の接続箇所、およびレゾルバコイルの全体を覆うように樹脂でコーティングしてあり、接続箇所、および巻線を保護している。
センサコネクタ27は、一端部に信号ケーブルを嵌合可能な受け部61を有し、他端部がブラケット4内に挿入されている。また、他端部側の外周にブラケット4の外面に密着させるツバ部62が延設されている。さらに、センサコネクタ27には、一端部から他端部に貫通するコネクタ端子63が一体成形されている。各コネクタ端子63の他端(レゾルバステータ26A側端)は、ハーネス接続端子56の配置に合わせて配列されており、それぞれハーネス接続端子56に接続されている。
ロータ3は、中空シャフトからなる回転軸22を有する。回転軸22の一方の端部がブラケット4に圧入されたベアリング25に軸支されている。一方の端部側の外周には、レゾルバ26の他方を構成するレゾルバロータ26Bが固定されている。レゾルバロータ26Bは、永久磁石を周方向に磁極が交互に並ぶように配置した構成を有する。さらに、回転軸22の外周で、ステータコア12に臨む位置には、金属プレートの積層体32を介して環状の永久磁石からなるロータマグネット33がマグネットホルダ34によって固定されている。ロータマグネット33は、複数の磁極が周方向に配置されている。
なお、回転軸22の端部には、不図示のボールナットが固定される。このボールナットは、ラック軸の一部に形成されているボールネジとの間に複数のボールを介在させることでボールナット機構を構成する。ボールナットは、ステータハウジング11に固定される不図示のブラケットに設けられたベアリングに回転自在に支持される。
ここで、ステータコア12に巻装されている各コイル16の巻き始め端、および巻き終わり端である端末部45は、ブラケット4とは反対側(図2においては上側)に引き出され、各々バスバーユニット17に接続されている。バスバーユニット17は、ステータハウジング11のブラケットとは反対側であって回転軸22の周囲を取り囲むように配置され、ステータハウジング11の外周部に突設された電源コネクタ18に接続されている。
電源コネクタ18の一端部には、不図示の外部電源から延びる電源ケーブル(不図示)の一端部を嵌着固定するための受け部19が一体成形されており、外部電源から電流をバスバーユニット17に供給できるようになっている。また、電源コネクタ18の他端側には、外周にステータハウジング11の外面に密着させるツバ部20が延設されている。さらに、電源コネクタ18には、一端部から他端部に貫通するコネクタ端子64が一体成形されている。各コネクタ端子64は、コイル16の3相に対応するように3つの端子で構成されており、この他端(バスバーユニット17側端)には、後述するバスバーユニット17の給電部52が接続される。
図3〜図6に示すように、バスバーユニット17はコイル16をスター結線方式にて結線すると共に、コイル16に給電を行うためのものであって、回転軸22を挿通可能な略円環状に形成された樹脂モールド体46を有している。樹脂モールド体46には、コイル16の相毎に設けられた3つの相用バスバー47,47,47と、中性点用バスバー48とが積層された状態で、かつ互いに絶縁された状態で埋設されている。
各相用バスバー47,47,47は樹脂モールド体46の形状に対応するように略円弧状に形成されている。
相用バスバー47の外周縁47Aには、それぞれ対応する相のコイル16の端末部45の近傍に相用端子49が径方向外側に向かって突設されている。各相用端子49は、樹脂モールド体46の外周面46Aから径方向外側に向かって突出した状態になっている。したがって、各相用バスバー47を積層すると、樹脂モールド体46の外周面46Aに周回り方向に沿ってU相の相用端子49、V相の相用端子49、W相の相用端子49がこの順で突出した状態になる。
相用端子49の先端には、それぞれ二又状に設けられた1対の舌片部51,51が一体成形されており、これら舌片部51,51によりコイル16の端末部45を挟持可能になっている。
一方、各相用バスバー47の内周縁47Bには、給電部52が一体成形されている。給電部52は、電源コネクタ18に接続される部位である。各給電部52は、各相用バスバー47の内周縁47Bから電源コネクタ18のコネクタ端子64に向かって軸方向に沿って屈曲延出する立ち上がり部65Aと、立ち上がり部65Aの先端から径方向外側に向かって屈曲延出する先端部65Bとが一体成形されたものである。
各給電部52は、各相用バスバー47を積層した状態で互いに干渉しないように周方向にずれて配置されている。そして、各給電部52は、電源コネクタ18のコネクタ端子64に対応する位置に各々面一の状態で並設されている。
また、各給電部52の先端部65には、ボルト孔67が形成されている一方、電源コネクタ18のコネクタ端子64にはボルト孔67に対応する位置にボルト孔(不図示)が形成されている。
さらに、各先端部65Bと樹脂モールド体46の一端面46Bとの間には、それぞれボルト座66が設けられている。そして、コネクタ端子64側からボルト68(図1参照)を螺入することによって、電源コネクタ18のコネクタ端子64とバスバーユニット17の給電部52とが接続されるようになっている。
樹脂モールド体46には、各給電部52の周方向両側に対応する部位に、一端面46Bから立ち上がる壁部69が一体成形されている。この壁部69は、各給電部52の絶縁を確保するためのものである。
中性点用バスバー48は、樹脂モールド体46の形状に対応するように略円環状に形成されている。
中性点用バスバー48の外周縁48Aには、各コイル16の中性点側の端末部45に対応する位置に中性点用端子50が径方向外側に向かって突設されている。中性点用端子50の先端には、二又状に設けられた1対の舌片部57,57が一体成形されており、これら舌片部57,57により各コイル16の中性点側の端末部45を挟持可能になっている。
ここで、相用バスバー47の外周縁47Aには外周側相用突起部71Aが一体成形されていると共に、内周縁47Bには内周側相用突起部71Bが一体成形されている。また、中性点用バスバー48の内周縁48Bには内周側中性点用突起部72が一体成形されている。これら突起部71A〜72は、各バスバー47,48の積層方向の位置決めを行ったり、射出圧による各バスバー47,48の変形を防止したりするためのものであって、相用バスバー47、および中性点用バスバー48を積層した際、互いに軸方向で重ならないようにそれぞれ周方向にずらして形成されている。
外周側相用突起部71Aは、相用バスバー47の外周縁47Aから径方向外側に向かうに従って徐々に先細りとなるように平面視略三角形状に形成されている。一方、内周側相用突起部71Bは、相用バスバー47の内周縁47Bから径方向内側に向かうに従って徐々に先細りとなるように平面視略三角形状に形成されている。
また、内周側中性点用突起部72は、各内周側相用突起部71Bの周方向の間隙を閉塞するように平面視略台形状に形成されている。
バスバーユニット17の樹脂モールド体46は、外周面46Aが各バスバー47,48の外周縁47A,48Aよりもやや径方向外側に位置するように形成されていると共に、内周面46Cが内周側相用突起部71Bの先端、および内周側中性点用突起部72の先端よりもやや径方向内側に位置するように形成されている。そして、樹脂モールド体46の内周面46C寄りには、内周側相用突起部71B、および内周側中性点用突起部72に対応する部位に、軸方向に貫通するピン孔73が形成されている。
一方、樹脂モールド体46の外周面46Aには、外周側相用突起部71Aに対応する部位に、これを被覆する凸部75が一体形成されている。この凸部75は、径方向外側に膨出するように形成され、径方向外側に弧状面75Aを有している。また、凸部75にも軸方向に貫通するピン孔73が形成されている。
ピン孔73は、樹脂モールド時に用いられる不図示の金型に設けられた位置決めピン(不図示)を引抜いた後に形成されるものである。すなわち、金型には、各突起部71A〜72に対応する部位に積層方向(軸方向)に沿って延在する位置決めピンが設けられている。各バスバー47,48は、それぞれの位置決めピンに対応する突起部71A〜72を当接させるようにして金型内にセットされる。このように位置決めピンによって積層方向の位置決めが行われた状態で金型内に樹脂を流し込み、各バスバー47,48を樹脂モールドする。
位置決めピンは、各バスバー47,48の積層方向の位置決めを行う機能のほかに、射出圧による各バスバー47,48の変形を防止する機能も有している。
各バスバー47,48を樹脂モールドした後、すなわち、金型からバスバーユニット17を取り外す際、金型の位置決めピンは樹脂モールド体46から引抜かれる。したがって、ピン孔73は、金型の位置決めピンを引抜いた後に形成されるものであるが、いいかえれば樹脂モールド体46に位置決めピンを各突起部71A〜72に当接可能にするピン孔73を形成したということになる。
ここで、相用バスバー47には、外周縁47Aに外周側相用突起部71Aが一体形成されると共に、内周縁47Bに内周側相用突起部71Bが一体形成されているが、中性点用バスバー48には、外周縁48Aに突起部が設けられておらず、内周縁48Bにのみ内周側中性点用突起部72が一体形成されている。
これは、相用バスバー47は略円弧状に形成されているのに対し、中性点用バスバー48は略円環状に形成されており、中性点用バスバー48の剛性が相用バスバー47よりも高いからである。したがって、中性点用バスバー48は、射出圧によって変形する可能性が相用バスバー47よりも低い。このため、中性点用バスバー48は、内周縁48Bにのみ内周側中性点用突起部72を一体形成し、ここに金型の位置決めピンを当接させることで、積層方向の位置決めを行うと共に、射出圧による変形を防止することができるようになっている。
これに対し、相用バスバー47は略円弧状に形成されているので射出圧によって変形するおそれがある。このため、外周縁47Aと内周縁47B共に突起部71A,71Bを設け、ここに金型の位置決めピンを当接させることで、積層方向の位置決めを行うと共に、射出圧による変形を防止できるようになっている。
なお、各突起部71A〜72は、相用バスバー47、および中性点用バスバー48を積層した際、互いに軸方向で重ならないようにそれぞれ周方向にずらして形成されているので、金型に設けられる位置決めピン同士が干渉することはない。また、位置決めピンは積層方向に沿って延在しているので、それぞれバスバー47,48毎に位置決めピンの長さを設定することによって、各バスバー47,48の積層方向の位置を決定することが可能になる。
図2、図3に示すように、バスバーユニット17の樹脂モールド体46には、外周面46Aに形成された凸部75に脚部76が一体成形されている。脚部76は、凸部75の弧状面75Aであって軸方向略中央からステータコア12側に向かって延出している。脚部76は、断面略四角形状に形成されており、付け根部の外周側に円弧状に面取りされた丸面取り部76Aを有している。
このように形成された脚部76は、バスバーユニット17の位置決めとして用いられる。すなわち、ステータコア12のインシュレータ15には、脚部76に対応する部位に、脚部76を嵌合可能な凹部77が形成されており、ここに脚部76を嵌合させることによってバスバーユニット17の位置決めが行われるようになっている。
次に、この実施形態の作用について説明する。
バスバーユニット17を製造する際には、金型の位置決めピン上に所定のバスバー47,48をセットしてその後金型内に樹脂を流し込むことによって各バスバー47,48を樹脂モールドする。このとき、各バスバー47,48は、金型の位置決めピンによって、各突起部71A〜72が複数個所押さえられた状態になっている。しかも、比較的剛性の低い相用バスバー47は、外周縁47Aに外周側相用突起部71Aが、内周縁47Bに内周側相用突起部71Bが一体成形されているので、射出圧による変形を防止できる。
樹脂モールド体46に各バスバー47,48を埋設した後、樹脂モールド体46から金型に設けられている位置決めピンを引抜く。なお、バスバーユニット17において、給電部52の先端部65Bと樹脂モールド体46との間に設けるボルト座66は、予め樹脂モールド体46にボルト座66を挿入可能な凹部を設け、樹脂モールド後にボルト座66を樹脂モールド体46に組み付けてもよいし、樹脂モールド時に各バスバー47,48と共に金型内にセットし、各バスバー47,48と同時にボルト座66を樹脂モールドしてもよい。
このようにして形成されたバスバーユニット17は、ステータコア12にセットされる。このとき、バスバーユニット17の脚部76をステータコア12側に向けつつ、各相用バスバー47の相用端子49をそれぞれ対応するコイル16の端末部45近傍に向ける。そして、脚部76をインシュレータ15の凹部77に嵌め込むようにしてステータコア12上にバスバーユニット17をセットする。
この後、コイル16の端末部45を各端子49,50の舌片部51,57に挟持させ、舌片部51,57とコイル16の端末部45とを必要に応じて溶接する。
このようにセットされたバスバーユニット17は、この周囲から各端子49,50と給電部52の先端部65Bとが露出するのみであって、各バスバー47,48の位置決めに用いられた各突起部71A〜72が露出しない状態になる。
したがって、上述の実施形態によれば、相用バスバー47、および中性点用バスバー48の位置決めを確実に行うことができると共に、射出圧による変形を防止でき、バスバー47,48同士の電気的なショートを防止することができる
また、バスバーユニット17は、回転軸22を挿通可能な略円環状に形成された樹脂モールド体46を有しており、ここに各相用バスバー47と、中性点用バスバー48とが積層された状態で埋設されている。このため、バスバーユニット17を小型化できるだけでなく、ブラシレスモータ1の空きスペースを有効活用してバスバーユニット17を配置することができる。このため、ブラシレスモータ1の小型化を図ることができる。
さらに、相用バスバー47の外周側相用突起部71Aを被覆するべく形成された樹脂モールド体46の凸部75に脚部76を一体成形し、これら凸部75、および脚部76に、外周側相用突起部71Aを被覆する機能に加え、バスバーユニット17の位置決めを行う機能を持たせることができる。このため、樹脂モールド体46にバスバーユニット17を位置決めするための脚部76を設けた場合であっても樹脂モールド体46の外形状を単純化することができ、バスバーユニット17の製造コストの増大を抑制することが可能になる。
なお、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
また、上述の実施形態では、ブラシレスモータ1は、U相、V相、W相の3相のコイル16を備えた3相ブラシレスモータとなっている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、ブラシレスモータ1が3相以上の複数相で構成されたものであってもよい。この場合、相用バスバー47の個数をコイル16の相数に応じて設定する。
さらに、上述の実施形態では、相用バスバー47の外周側相用突起部71Aを被覆するべく形成された樹脂モールド体46の凸部75に脚部76を一体成形した場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、脚部76を凸部75とは別に設けてもよい。
そして、バスバーユニット17の各端子49,50とコイル16の端末部45を確実に接続できれば、バスバーユニット17に脚部76を設けない一方、ステータコア12のインシュレータ15に凹部77を形成しなくてもよい。
また、上述の実施形態では、外周側相用突起部71A、および内周側相用突起部71Bを平面視略三角形状に形成する一方、内周側中性点用突起部72を各内周側相用突起部71Bの周方向の間隙を閉塞するように平面視略台形状に形成する場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、各突起部71A〜72の形状は、金型に設けられた位置決めピンを当接可能な形状であればよい。
本発明の実施形態におけるブラシレスモータの縦断面図である。 本発明の実施形態におけるステータの斜視図である。 本発明の実施形態におけるバスバーユニットの一部切り欠き斜視図である。 図3のA部拡大図である。 本発明の実施形態における各バスバーの積層状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態における各バスバーの積層状態を示す平面図である。
符号の説明
1 ブラシレスモータ
2 ステータ
3 ロータ
12 ステータコア
14 ティース
15 インシュレータ
16 コイル
17 バスバーユニット
46 樹脂モールド体
47 相用バスバー
47A,48A 外周縁
47B,48B 内周縁
48 中性点用バスバー
49 相用端子
50 中性点用端子
71A 外周側相用突起部(突起部)
71B 内周側相用突起部(突起部)
72 内周側中性点用突起部(突起部)
73 ピン孔
75 凸部
76 脚部
77 凹部

Claims (3)

  1. 複数の相のコイルが巻装されたステータと、前記ステータに対して回転自在に設けられたロータと、前記コイルに給電するためのバスバーユニットとを備え、
    前記バスバーユニットは、
    樹脂モールド体に、
    相毎に設けられ各々相のコイルに給電を行うための相用バスバーと、
    中性点を成す中性点用バスバーとをそれぞれ積層し、
    これら相用バスバーと中性点用バスバーとが互いに絶縁した状態で埋設されているブラシレスモータであって、
    前記相用バスバー、および前記中性点用バスバーに、積層方向の位置決めを行うための複数の突起部を形成すると共に、
    前記樹脂モールド体を前記複数の突起部を被覆可能に形成し、
    前記樹脂モールド体の前記複数の突起部に対応する部位に、積層方向から各突起部に位置決めピンを当接可能なピン孔を形成したことを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 前記樹脂モールド体を前記ロータの回転軸を挿通可能な環状に形成し、
    この樹脂モールド体に埋設される前記相用バスバーを弧状に形成すると共に、前記中性点用バスバーを環状に形成し、
    前記相用バスバーの内周縁と外周縁、および前記中性点用バスバーの内周縁にそれぞれ前記突起部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のブラシレスモータ。
  3. 前記ステータは、前記コイルを巻装するためのティースを有し、このティースに絶縁材から成るインシュレータを介して前記コイルが巻装され、
    前記樹脂モールド体の外周面には、前記相用バスバーの外周面に形成された前記突起部に対応する位置に脚部が設けられる一方、
    前記インシュレータには、前記脚部を嵌合可能な凹部が形成され、
    この凹部に前記脚部が嵌合することによって前記バスバーユニットの位置決めが行われるように構成したことを特徴とする請求項2に記載のブラシレスモータ。

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