JP2006129590A - モータおよび電機子の製造方法 - Google Patents

モータおよび電機子の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】インナーロータ型のモータにおいて確実にコイルとコアとを絶縁する。
【解決手段】インナーロータ型のモータの電機子3は、複数のティース31、複数のティース31を外側から支持する支持リング33、複数のティース31を覆うインシュレータ、および、ティース31の外側から導線を巻回して形成されたコイル35を備える。インシュレータは、ティース31の上側および下側から取り付けられる略環状の上部材および下部材からなるティースインシュレータ321、外側インシュレータ、上側インシュレータ323、並びに、下側インシュレータから構成される。電機子3では、コイル35の外側面と支持リング33の内周面との接触が外側インシュレータにより防止され、コイル35とティース側面との接触がティースインシュレータ321により防止される。その結果、コイル35とコア30とを容易かつ確実に電気的に絶縁することができる。
【選択図】図20

Description

本発明は、インナーロータ型の電動式のモータ、および、インナーロータ型のモータの電機子の製造方法に関する。
従来より、インナーロータ型のモータの電機子では、円筒形のコアバックの内周に内側に向かって突出する複数のティースが設けられ、これらのティースに導線が電気的に絶縁された状態で巻回されてコイルが形成される。コイルの形成方法としては、ティース間の狭い溝状のスロットに巻線機のニードルを挿入することにより巻線を行う手法や、専用のインサータを用いて、予め別途コイル状に巻かれた導線にティースを挿入する手法が知られている。
しかしながら、インナーロータ型のモータでは、ティース間のスロットが中心軸に沿う狭い空間に向かって開口するため、コイルの形成が容易ではなく、占積率を十分に大きくすることが難しい。その一方で、モータのコギングトルク低減のためにティースの間隔を狭くすることが求められている。
以上の問題を解決するために、例えば、特許文献1では、放射状に配置された複数の磁極子(ティース部)の内周側を環状に連結して一体形成された磁極子本体、および、磁極子本体の外周に分離可能に取り付けられた外周環部(コアバック)によりコア部材を構成し、外周環部を磁極子本体に取り付ける前に絶縁部材がはめ込まれた各磁極子に導線を巻回することにより、アウターロータ型のモータの電機子の場合と同様に容易に巻線を行う技術が開示されている。また、導線の巻回および外周環部の取り付け後に、複数の磁極子を連結する連結部を切除することにより、モータの磁気特性を向上できる点にも言及されている。
特許文献2では、放射状に配置された複数のティース部の内周側を連結部により部分的に連結し、絶縁部材を各ティース部に設けたものに、導線の巻回およびコアバック部の取り付けを行った後に連結部を取り外してステータを製造する技術が開示されている。この構成でも、導線はティース部の外周側から容易に巻回することができる。また、コアバック部の取り付け後に、コイルとコアバック部との間に絶縁体を挿入することにより、コイルとコアバック部の内側面とを絶縁したり、ティース部を覆う絶縁部材によりスロットの内側の開口を閉塞してロータ側に塵埃等が入り込むことを防止する技術も開示されている。
特開平1−248948号公報 特開2004−242384号公報
ところで、このような電機子では、導線とコア(ティース部、コアバック)との絶縁性を損なうことなく容易に電機子を製造することができる絶縁部材がなかった。例えば、特許文献1では、磁極子を覆う絶縁部材の構成は明確に記載されているが、外周環部の内周面とコイルとの絶縁を図る絶縁部材をどのように装着するのかの構成が明確に記載されていない。特許文献2では、複数の絶縁部材が装着されていることが記載されているが、それらの絶縁部材の構造および装着の仕方等については詳細には記載されていない。また、両文献の電機子には、分布巻きする場合の絶縁部材の構成については記載されていない。
このような電機子では、導線をティース部に巻回してコイルを形成する際に、コイルがティース部の上端および下端から上下方向に突出するものがある。特に、複数のティース部に跨って導線を巻回する分布巻きによりコイルが形成される場合には、各ティース部にそれぞれ導線を巻回する集中巻きに比べてコイルの突出量が大きくなる。この突出したコイルは必要に応じて整形されるが、このとき、整形されたコイルがインシュレータの設けられていないコアバック部の上下面に接触してしまう恐れがある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、インナーロータ型のモータにおいて容易かつ確実にコイルとコアとを絶縁することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、インナーロータ型の電動式のモータであって、電機子を有するステータ部と、前記電機子との間で所定の中心軸を中心とするトルクを発生する界磁用磁石を有するロータ部と、前記中心軸を中心に前記ロータ部を前記ステータ部に対して回転可能に支持する軸受機構とを備え、前記電機子のコアが、先端を前記中心軸側に向けて前記中心軸を中心に放射状に配置された複数のティースと、前記複数のティースを外側から支持する支持リングとを備え、前記電機子が、前記複数のティースの側面を覆い、前記側面とコイルとを絶縁するティースインシュレータと、前記複数のティースの間において前記支持リングの内周面を覆い、前記コイルの外側面と前記支持リングとを絶縁する複数の外側インシュレータとを備え、前記ティースインシュレータが、前記中心軸が向く方向に関して一方側から前記複数のティースに取り付けられるとともに前記中心軸側にて連結された略環状の上部材と、他方側から前記複数のティースに取り付けられるとともに前記中心軸側にて連結された略環状の下部材とを備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータであって、前記支持リングの上下面を覆う環状の上側インシュレータおよび下側インシュレータをさらに備え、前記コイルが、導線を前記複数のティースのうち2つ以上のティースに跨って巻回する分布巻きにより形成され、さらに上下部が整形されている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のモータであって、前記複数の外側インシュレータの上下の端部が前記上側インシュレータおよび前記下側インシュレータと対向する。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載のモータであって、前記ティースインシュレータが、前記複数のティースの前記支持リング側の部位において前記支持リングに対向する複数の鍔部をそれぞれ有し、前記複数のティースの前記支持リング側の部位が前記中心軸を中心とする周方向に突出する突出部を有し、互いに隣接する2つのティースの前記突出部と、前記2つのティースに設けられた前記ティースインシュレータの2つの鍔部との間において前記複数の外側インシュレータのうちの1つが保持される。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載のモータであって、前記複数のティースの先端間の隙間が、前記ティースインシュレータにより閉塞される。
請求項6に記載の発明は、インナーロータ型のモータの電機子の製造方法であって、a)先端を所定の中心軸側に向けて前記中心軸を中心に放射状に配置されるとともに、前記先端が仮結合された複数のティースを準備する工程と、b)前記複数のティースの側面にティースインシュレータを取り付ける工程と、c)前記ティースインシュレータ上から導線を前記複数のティースに巻回してコイルを形成する工程と、d)前記複数のティースの間において前記コイルの外側面を覆う複数の外側インシュレータを前記複数のティースに取り付ける工程と、e)前記複数のティースを外側から支持する支持リングを前記複数のティースに取り付ける工程と、f)前記複数のティースの前記先端を仮結合する部材を取り除く工程とを備え、前記b)工程が、b1)前記中心軸側にて連結された略環状の上部材を、前記中心軸が向く方向に関して一方側から前記複数のティースに取り付ける工程と、b2)前記中心軸側にて連結された略環状の下部材を、他方側から前記複数のティースに取り付ける工程とを備える。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の電機子の製造方法であって、前記c)工程において、前記コイルが、導線を前記複数のティースのうち2つ以上のティースに跨って巻回する分布巻きにより形成され、前記e)工程よりも後に、前記支持リングの上下面に環状の上側インシュレータおよび下側インシュレータを取り付ける工程と、前記コイルの上下部を整形する工程とをさらに備える。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の電機子の製造方法であって、前記複数の外側インシュレータの上下の端部が前記上側インシュレータおよび前記下側インシュレータと対向する。
請求項9に記載の発明は、請求項6ないし8のいずれかに記載の電機子の製造方法であって、前記複数のティースの先端間の隙間が、前記ティースインシュレータにより閉塞される。
本発明では、インナーロータ型のモータにおいて容易かつ確実にコイルとコアとを絶縁することができる。請求項2および7の発明では、コイルの上下部が整形される場合であっても、確実にコイルとコアとを絶縁することができる。
請求項3および8の発明では、上側インシュレータおよび下側インシュレータにより複数の外側インシュレータを容易に固定することができる。請求項4の発明では、外側インシュレータを簡単な構造で保持することができる。
請求項5および9の発明では、ロータ部側への異物の進入を防止することができる。
請求項6の発明では、外側インシュレータを容易に取り付けることができる。請求項7の発明では、上側インシュレータおよび下側インシュレータを容易に取り付けることができる。
図1は本発明の一の実施の形態に係るインナーロータ型の電動式のモータ1の縦断面図である。モータ1はいわゆるブラシレスモータとなっており、例えば、自動車のパワーステアリングの駆動源として利用される。なお、断面の細部における平行斜線の図示を省略している。モータ1は図1中において上側が開口する円筒状のハウジング11と、ハウジング11の開口を塞ぐとともに中央に開口が形成されたカバー部12とに覆われ、カバー部12の開口およびハウジング11の底面にはそれぞれボール軸受131,132が取り付けられ、ボール軸受131,132により、シャフト21が回転可能に支持される。
シャフト21にはハウジング11内において磁性材からなる円柱状のロータヨーク22が取り付けられ、ロータヨーク22の外周面には多極着磁された界磁用磁石23が固定される。界磁用磁石23としては、例えば、ネオジウムを含む焼結体が利用される。一方、ハウジング11の内周面には電機子3が界磁用磁石23に対向して取り付けられる。
電機子3は、電機子3の中心軸J1がシャフト21の中心軸と合致するように配置される。電機子3は、磁性体である珪素鋼板を積層して形成されたコア30を備え、コア30は、ハウジング11の内周面からシャフト21および界磁用磁石23に向かって伸びる複数のティース31、および、複数のティース31を外側から支持する支持リング33を備える。図2は、コア30を示す平面図である。図2に示すように、複数(本実施の形態では12個)のティース31は、それぞれの一方の先端を中心軸J1に向けて中心軸J1を中心に放射状に配置される。各ティース31は、支持リング33側の部位(すなわち、中心軸J1側とは反対側の先端部)に、中心軸J1を中心とする周方向に突出する第1突出部311を有し、第1突出部311は支持リング33の内周面に設けられた凹部に嵌め込まれている。また、各ティース31は、中心軸J1側の先端部に、中心軸J1を中心とする周方向に突出する第2突出部312を有し、隣接する第2突出部312の間は、上下方向(中心軸J1方向)に長い隙間(以下、「スロットオープン」という。)301となっている。
図1に示すように、電機子3は、複数のティース31を覆うインシュレータ32、および、複数のティース31にインシュレータ32上から多層に導線を巻回することにより設けられたコイル35をさらに備える。コイル35は、ティース31およびインシュレータ32の外周に上下方向に向かって導線が巻かれて形成されている。なお、本実施の形態に係るインシュレータ32は、樹脂成型品であって後述のティースインシュレータ、外側インシュレータ、上側インシュレータおよび下側インシュレータから構成される。
中心軸J1の伸びる方向に関して電機子3のカバー部12側には、電機子3のコイル35へ駆動用の電流を供給するための結線が施されるブスバー51が取り付けられる。ブスバー51は、4つの円弧状の配線板が中心軸J1の伸びる方向に間隔をあけて積層され、各配線板から突出する端子のみを外部に露出するように樹脂モールドされてなるもので、これらの各端子に外部へと伸びる配線515と共に各コイル35の導線が接続される。ブスバー51のカバー部12側には後述するホール素子等が実装される検出用の回路基板52が取り付けられる。
モータ1では、ロータヨーク22、界磁用磁石23等を主要部としてロータ部2aが構成され、電機子3、ブスバー51、回路基板52等を主要部としてハウジング11内に固定されたステータ部3aが構成され、ボール軸受131,132が、ロータ部2aをステータ部3aに対して中心軸J1を中心に相対的に回転可能に支持する軸受機構の役割を果たす。そして、ブスバー51を介して電機子3に駆動電流が供給されることにより、電機子3と界磁用磁石23との間で中心軸J1を中心とするトルクが発生し、ロータ部2aが回転する。
回路基板52には、種々の電子部品と共に下方に向かって突出するように3つのホール素子53が実装されており、ホール素子53はセンサホルダに保持される。一方、シャフト21において界磁用磁石23のカバー部12側には、磁性材からなるフランジ25aを介して円環状の磁石25がセンサ用として取り付けられ、このセンサ用の磁石25はホール素子53と対向する。磁石25は界磁用磁石23と同様に多極着磁されており、ホール素子53が磁石25の位置を検出することにより、界磁用磁石23の位置が間接的に検出される。そして、検出結果に基づいて電機子3への駆動電流が制御される。フランジ25aは、センサ用の磁石25の界磁用磁石23および電機子3に面する側を覆うため、双方の磁界の干渉を防止できる。
図3ないし図10は、インシュレータ32を構成する各部材を示す図であり、図3は、複数のティース31の導線が巻回される面(1つのティース31において中心軸J1に垂直な2つの面および中心軸J1を中心とする周方向に垂直な2つの面からなる4つの面であり、以下、「ティース側面」という。)313(図2参照)を覆うティースインシュレータ321を分解して示す正面図である。図3に示すように、ティースインシュレータ321は、中心軸J1が向く方向に関して一方側(すなわち、上側)から複数のティース31(図1参照)に取り付けられる上部材3211、および、他方側(すなわち、下側)から複数のティース31に取り付けられる下部材3212を備える。上部材3211と下部材3212とは同一の形状を有しており、以下、図4および図5において上部材3211についてする説明は、下部材3212についても同様である。
図4は、ティースインシュレータ321の上部材3211を下部材3212側から示す底面図である。図4に示すように、上部材3211は、中心軸J1を中心に放射状に配置されて各ティース31のティース側面をそれぞれ覆う複数の側面部3213、および、隣接する側面部3213を中心軸J1側で連結する複数の連結部3214を備える略環状体である。側面部3213は、ティース側面における上側の面と、この上側の面の両側から互いに平行に位置する2つの面の略上半分とを覆い、側面部3213を中心軸J1側から見ると後述の図6に示すように逆U字状となっている。
図5は、上部材3211の1つの側面部3213を示す側面図である。図3ないし図5に示すように、各側面部3213の中心軸J1側とは反対側の先端部の上端には係止部3216が設けられ、係止部3216の中心軸J1側には中心軸J1を中心とする周方向に突出するとともに上下方向に伸びる2つの鍔部3217を備える。
図6および図7は、上部材3211および下部材3212の一部を示す部分断面図であり、平行斜線を付して示す部位は、図4中のA−Aの位置における断面を示す。図6および図7に示すように、上部材3211の下端側、および、下部材3212の上端側では、側面部3213および連結部3214にテーパ面3218a,3218bが設けられる。上部材3211および下部材3212では、コア30への装着状態のように互いに向かい合わせた際に、隣接する連結部3214のテーパ面3218bの向きが互いに反対向きとされる。また、図示は省略するが、隣接する側面部3213のテーパ面3218aの向きも、互いに反対向きに形成される。
図8は、ティースインシュレータ321の上部材3211および下部材3212がティース31に取り付けられた状態をティース31の図示を省略して示す図である。図8に示すように、上部材3211および下部材3212がティース31に取り付けられる際には、両部材のテーパ面3218a,3218b(図6および図7参照)が互いに重なり合うことにより、上部材3211および下部材3212の間に隙間が生じることが防止される。つまり、ティースインシュレータ321は、ティース側面313を露出することなく覆うことができる。
図9は、ティースインシュレータ321の複数の側面部3213間にそれぞれ取り付けられる外側インシュレータ322を示す正面図である。外側インシュレータ322は、図4中に二点鎖線にて示すように、隣接する側面部3213の鍔部3217の外側に取り付けられ、後述するように、鍔部3217と支持リング33の内周面との間に挟まれるようにして保持される。なお、図4では、図示の都合上、全ての側面部3213の間に取り付けられる複数の外側インシュレータ322のうちの1つだけを描いている。図9に示すように、外側インシュレータ322は、長手方向の一方の端部(ティースインシュレータ321に取り付けられた状態における上端部)に、長手方向に垂直な方向の両側に突出する凸部3221を備える。外側インシュレータ322が取り付けられる際には、この凸部3221がティースインシュレータ321の係止部3216と鍔部3217との間に挟まり、外側インシュレータ322の両側の長辺部が鍔部3217に沿うことにより外側インシュレータ322が固定される。外側インシュレータ322の長手方向の長さは、ティースインシュレータ321の長手方向の長さと同じであることから、上部材3211と下部材3212とを重ねた際に連結部3214の中心軸J1とは反対側に形成される開口部が、1つの外側インシュレータ322によって閉塞される(図4参照)。
図10は、ティースインシュレータ321の上側に取り付けられる上側インシュレータ323を示す底面図である。図10に示すように、上側インシュレータ323は略円環状の薄板部材であり、内周部の底面側に段差状の凹部が設けられる。この段差状の凹部には、図10中に二点鎖線にて示す上部材3211の複数の側面部3213の先端部、すなわち、係止部3216の外側面と嵌合する複数の凹部3231がさらに設けられる。また、図示は省略するが、ティースインシュレータ321の下側に取り付けられる下側インシュレータも上側インシュレータ323と同様の形状であり、下部材3212の係止部3216と嵌合する複数の凹部を有する。上側インシュレータ323は、ティースインシュレータ321の上側の所定部に嵌合する支持リング33の上側の面を覆い、下側インシュレータ324は、ティースインシュレータ321の下側の所定部に嵌合する支持リング33の下側の面を覆う。ティースインシュレータ321に全ての外側インシュレータ322並びに上側インシュレータ323および下側インシュレータが取り付けられる様子については次の電機子3の製造工程にて説明する。
図11は、モータ1の電機子3の製造工程を示す図であり、図12ないし図20は、製造途上の電機子3を示す図である。図12ないし図17、並びに、図20は平面図であり、図18および図19は正面図である。電機子3が製造される際には、まず、図12に示すように、第2突出部312を内側(すなわち、中心軸J1側)に向けて中心軸J1を中心に放射状に配列されるとともに、結合部材34により隣接する第2突出部312が互いに仮結合されて一体化された複数のティース31が準備される(ステップS11)。ティース31および結合部材34は、金型により珪素鋼板が打ち抜かれて複数の個片が形成され、所定個数の個片が積層されることにより形成される。このとき、結合部材34を形成する個片は、ティース31を形成する個片と共に珪素鋼板から打ち抜かれ、金型内でティース31用の個片と一旦切り離された後に再度嵌め合わされる。
続いて、支持リング33用の金型により珪素鋼板が打ち抜かれ、支持リング33を形成する個片が形成されて積層されることにより支持リング33が準備される(ステップS12)。なお、ステップS11のティース31の準備工程とステップS12の支持リング33の準備工程とは並行して行われてもよく、ステップS12がステップS11より先に行われてもよい。また、ティース31用および結合部材34用の個片と支持リング33用の個片とは、単一の珪素鋼板から同時に打ち抜かれてもよい。
ティース31および支持リング33が準備されると、図13に示すように、ティース31の上側から上部材3211が取り付けられてティース側面313の上半分が覆われる。次に、ティース31の下側から下部材3212が取り付けられてティース側面313の下半分が覆われる。換言すれば、複数のティース31のティース側面313全体にティースインシュレータ321が取り付けられる(ステップS13)。なお、下部材3212が先に取り付けられてもよく、上部材3211および下部材3212の取り付けが並行して行われてもよい。
ティースインシュレータ321が取り付けられると、図14に示すように、ティースインシュレータ321上から6本の導線が複数のティース31にそれぞれ巻回され、複数(本実施の形態では6つ)のコイル35が形成される(ステップS14)。コイル35は、導線を複数のティース31のうち2つ以上のティース31に跨って巻回する分布巻きにより形成される。本実施の形態では、3つのティース31に跨るように導線が巻回される。コイル35は、ティースインシュレータ321によりティース31のティース側面313全体と電気的に絶縁される。電機子3では、コイル35の形成に際して、導線を隣接するティース31の開口幅が大きいティース31の外側から巻回することができるため、アウターロータ型のモータの電機子の場合と同様に、容易に導線を巻回することができる。
コイル35が形成されると、図15に示すように、ティースインシュレータ321の隣接する鍔部3217の外側にそれぞれ外側インシュレータ322が中心軸J1と平行に挿入されて複数のティース31に取り付けられ、複数のティース31の間においてコイル35の外側面351(すなわち、ティース31の間においてコイル35の中心軸J1から最も離れた側面)を覆う(ステップS15)。各外側インシュレータ322は、互いに隣接する2つのティース31の第1突出部311と、当該2つのティース31に設けられたティースインシュレータ321の2つの鍔部3217との間において保持される。これにより、互いに隣接する2つのティース31の外側(すなわち、中心軸J1から離れた側)に形成される開口が、各外側インシュレータ322によって閉塞される。また、外側インシュレータ322の両側の凸部3221(図9参照)がそれぞれ、ティースインシュレータ321の係止部3216と鍔部3217との間隙に挟まれるとともに、凸部3221の下面がティース31の上面に当接することにより、外側インシュレータ322が強固に保持される。
外側インシュレータ322が取り付けられると、図16に示すように、複数のティース31の外側に支持リング33が取り付けられる(ステップS16)。支持リング33の内周面は、複数のティース31の間において外側インシュレータ322により覆われ、コイル35の外側面351と支持リング33とは外側インシュレータ322により電気的に確実に絶縁される。また、ティース31の中心軸J1とは反対側の部位(すなわち、支持リング33側の部位)において、ティースインシュレータ321の複数の鍔部3217は支持リング33に対向する。
続いて、図17および図18に示すように、支持リング33の上下面に上側インシュレータ323および下側インシュレータ324(図18参照)が取り付けられ、支持リング33の上下面が覆われる(ステップS17)。図17および図18に示すように、複数の外側インシュレータ322の上下の端部は、上側インシュレータ323および下側インシュレータ324の凹部3231(図10参照)に嵌合する。このような構造とすることにより、複数の外側インシュレータ322を上側インシュレータ323および下側インシュレータ324により上下から挟んで、ティースインシュレータ321と支持リング33との間に容易かつ確実に固定することができる。また、ステップS17の段階では電機子3では、線径が大きく曲げにくい導線が複数のティース31に跨って巻回されているため、コイル35が上側インシュレータ323の上方、および、下側インシュレータ324の下方に大きく突出している。
上側インシュレータ323および下側インシュレータ324の取り付けが完了すると、ティース31および支持リング33(すなわち、コア30)から上下に突出しているコイル35の上下部が、図19および図20に示すように、中心軸J1(図20参照)から離れる外側に向けて倒されつつコア30の上下面(すなわち、ティースインシュレータ321の上下面、並びに、上側インシュレータ323および下側インシュレータ324)に向かって押圧されて整形される(ステップS18)。その結果、コア30からのコイル35の突出が小さくされるとともに、コイル35の上下部は、図17に示すティース31の上方または下方から図20に示す支持リング33側へと移動される。電機子3では、コイル35の整形工程において、コイル35が支持リング33の上下面に近接するが、上側インシュレータ323および下側インシュレータ324により、整形されたコイル35が支持リング33の上下面に直接接触することが防止される。
その後、複数のティース31の第2突出部312を仮結合する結合部材34(図20中に二点鎖線にて示す。)が打ち抜かれて取り除かれ、複数のティース31の仮結合が解除されて電機子3の製造が終了する(ステップS19)。結合部材34は、ティース31と一旦切り離された後に嵌め合わされているため、容易に取り除くことができる。図20に示すように、複数のティース31の中心軸J1側の先端間の隙間であるスロットオープン301は、ティースインシュレータ321の連結部3214により閉塞された状態となる。なお、各ティース31は、結合部材34が取り除かれても、支持リング33で支持されているため崩れることはない。
以上に説明したように、モータ1の電機子3では、ティース31の外側から導線を巻回して形成されたコイル35と、コイル35の形成後に取り付けられた支持リング33との間に外側インシュレータ322が設けられ、コイル35の外側面351と支持リング33の内周面との接触が外側インシュレータ322により防止される。また、ティース31の上側および下側から取り付けられる略環状の上部材3211および下部材3212からなるティースインシュレータ321によりティース31のティース側面313を覆うことにより、コイル35とティース31との接触が防止される。その結果、インナーロータ型のモータ1において容易かつ確実にコイル35とコア30とを電気的に絶縁することができる。なお、コア30の他の部分を覆うインシュレータがさらに設けられてもよい。
電機子3では、コイル35が分布巻きにより形成されるため、各ティース31にそれぞれ導線を巻回する集中巻きに比べて、コア30の上下方向へのコイル35の突出が大きくなる。そして、コイル35の整形時に外側(すなわち、支持リング33側)に向けて大きく変形する。電機子3では、支持リング33の上下に上側インシュレータ323および下側インシュレータ324が設けられることにより、コア30から突出するコイル35の上下部が整形される場合であっても、コイル35と支持リング33の上下面との接触が防止され、確実にコイル35とコア30とを絶縁することができる。このように、支持リング33の上下面を上側インシュレータ323および下側インシュレータ324により覆う電機子3の構造は、分布巻きによりコイル35が形成されるモータ1に特に適している。
電機子3では、ティースインシュレータ321が上部材3211および下部材3212に分割されており、複数のティース31の両側から両部材を取り付けることにより、ティースインシュレータ321をティース31に容易に取り付けることができる。また、上部材3211と下部材3212とを同一形状とすることにより、両部材の形成工程を簡素化するとともに製造コストを低減することができる。さらに、スロットオープン301をティースインシュレータ321の連結部3214により閉塞することにより、ステータ部3a側からロータ部2a側への異物(例えば、導線の破片やワニス)の進入を防止することができる。さらに、上部材3211および下部材3212のテーパ面3218a,3218bが互いに重なり合うことにより、各ティース31を露出させることなく容易に覆うことができ、しかもテーパ面3218a,3218bのようなエッジがティース側面313に表れないため導線を傷つけることがない。
電機子3では、外側インシュレータ322の両側のエッジを、互いに隣接する2つのティース31の第1突出部311、および、ティースインシュレータ321の2つの鍔部3217により挟んで支持することにより、外側インシュレータ322を簡単な構造で保持することができる。また、支持リング33の取り付け前に外側インシュレータ322をティース31に取り付けることにより、支持リング33の取り付け後にコイル35と支持リング33との間に外側インシュレータ322を挿入する場合に比べて、外側インシュレータ322を容易に取り付けることができる。さらに、支持リング33の取り付け後に上側インシュレータ323および下側インシュレータ324をティース31に取り付け、その後にコイル35の上下部を整形することにより、上側インシュレータ323および下側インシュレータ324をコイル35と干渉することなく容易に取り付けることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、コイル35は、モータ1の駆動方式等に合わせて集中巻きにより形成されてもよい。この場合、コア30の上下方向へのコイル35の突出が分布巻きに比べて小さくなるため、コイル35の上下部の整形は省略されてもよく、これに伴って上側インシュレータ323および下側インシュレータ324も省略されてもよい。
ティースインシュレータ321の上部材3211および下部材3212は、必ずしも同一の形状とされる必要はない。
ロータ部2aへの異物の進入防止の観点からは、スロットオープン301は閉塞されることが好ましいが、電機子3の大きさやティース31の形状等によっては、スロットオープン301を閉塞するティースインシュレータ321の連結部3214に開口が存在していてもよい。
外側インシュレータ322の保持および固定の簡素化の観点からは、上記実施の形態で説明したような構造および方法にて外側インシュレータ322が取り付けられることが好ましいが、コイル35やティース31の形状等に合わせて、他の構造により外側インシュレータ322が保持されてもよい。例えば、互いに隣接する2つのティース31のティース側面313に対向して形成された溝部に、外側インシュレータ322の両側のエッジが挿入されて把持されることにより、外側インシュレータ322がティース31に取り付けられてもよい。この場合において、外側インシュレータ322の上下の端部は、上側インシュレータ323および下側インシュレータ324とは対向せずに、必要に応じて、他の方法によりティース31に固定されてもよい。
電機子3の製造においては、上側インシュレータ323および下側インシュレータ324の取り付け、並びに、コイル35の上下部の整形は、支持リング33が取り付けられた複数のティース31から結合部材34が取り除かれた後に行われてもよい。
モータ1は、自動車の電動パワーステアリング以外に、電動ブレーキシステムや電磁サスペンション、トランスミッションシステムに利用されてもよく、また、自動車以外の車両の運転操作を補助する様々なシステムに利用されてもよい。さらには、産業用、家電用、OA用等の様々な目的に利用することもできる。
モータの縦断面図である。 コアを示す平面図である。 ティースインシュレータを分解して示す正面図である。 上部材を示す底面図である。 側面部を示す側面図である。 上部材の一部を示す部分断面図である。 下部材の一部を示す部分断面図である。 上部材および下部材を示す図である。 外側インシュレータを示す正面図である。 上側インシュレータを示す底面図である。 電機子の製造工程を示す図である。 電機子を示す平面図である。 電機子を示す平面図である。 電機子を示す平面図である。 電機子を示す平面図である。 電機子を示す平面図である。 電機子を示す平面図である。 電機子を示す正面図である。 電機子を示す正面図である。 電機子を示す平面図である。
符号の説明
1 モータ
2a ロータ部
3 電機子
3a ステータ部
21 シャフト
23 界磁用磁石
30 コア
31 ティース
33 支持リング
34 結合部材
35 コイル
131,132 ボール軸受
301 スロットオープン
311 第1突出部
312 第2突出部
313 ティース側面
321 ティースインシュレータ
322 外側インシュレータ
323 上側インシュレータ
324 下側インシュレータ
351 外側面
3211 上部材
3212 下部材
3217 鍔部
J1 中心軸
S11〜S19 ステップ

Claims (9)

  1. インナーロータ型の電動式のモータであって、
    電機子を有するステータ部と、
    前記電機子との間で所定の中心軸を中心とするトルクを発生する界磁用磁石を有するロータ部と、
    前記中心軸を中心に前記ロータ部を前記ステータ部に対して回転可能に支持する軸受機構と、
    を備え、
    前記電機子のコアが、
    先端を前記中心軸側に向けて前記中心軸を中心に放射状に配置された複数のティースと、
    前記複数のティースを外側から支持する支持リングと、
    を備え、
    前記電機子が、
    前記複数のティースの側面を覆い、前記側面とコイルとを絶縁するティースインシュレータと、
    前記複数のティースの間において前記支持リングの内周面を覆い、前記コイルの外側面と前記支持リングとを絶縁する複数の外側インシュレータと、
    を備え、
    前記ティースインシュレータが、
    前記中心軸が向く方向に関して一方側から前記複数のティースに取り付けられるとともに前記中心軸側にて連結された略環状の上部材と、
    他方側から前記複数のティースに取り付けられるとともに前記中心軸側にて連結された略環状の下部材と、
    を備えることを特徴とするモータ。
  2. 請求項1に記載のモータであって、
    前記支持リングの上下面を覆う環状の上側インシュレータおよび下側インシュレータをさらに備え、
    前記コイルが、導線を前記複数のティースのうち2つ以上のティースに跨って巻回する分布巻きにより形成され、さらに上下部が整形されていることを特徴とするモータ。
  3. 請求項2に記載のモータであって、
    前記複数の外側インシュレータの上下の端部が前記上側インシュレータおよび前記下側インシュレータと対向することを特徴とするモータ。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のモータであって、
    前記ティースインシュレータが、前記複数のティースの前記支持リング側の部位において前記支持リングに対向する複数の鍔部をそれぞれ有し、前記複数のティースの前記支持リング側の部位が前記中心軸を中心とする周方向に突出する突出部を有し、
    互いに隣接する2つのティースの前記突出部と、前記2つのティースに設けられた前記ティースインシュレータの2つの鍔部との間において前記複数の外側インシュレータのうちの1つが保持されることを特徴とするモータ。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載のモータであって、
    前記複数のティースの先端間の隙間が、前記ティースインシュレータにより閉塞されることを特徴とするモータ。
  6. インナーロータ型のモータの電機子の製造方法であって、
    a)先端を所定の中心軸側に向けて前記中心軸を中心に放射状に配置されるとともに、前記先端が仮結合された複数のティースを準備する工程と、
    b)前記複数のティースの側面にティースインシュレータを取り付ける工程と、
    c)前記ティースインシュレータ上から導線を前記複数のティースに巻回してコイルを形成する工程と、
    d)前記複数のティースの間において前記コイルの外側面を覆う複数の外側インシュレータを前記複数のティースに取り付ける工程と、
    e)前記複数のティースを外側から支持する支持リングを前記複数のティースに取り付ける工程と、
    f)前記複数のティースの前記先端を仮結合する部材を取り除く工程と、
    を備え、
    前記b)工程が、
    b1)前記中心軸側にて連結された略環状の上部材を、前記中心軸が向く方向に関して一方側から前記複数のティースに取り付ける工程と、
    b2)前記中心軸側にて連結された略環状の下部材を、他方側から前記複数のティースに取り付ける工程と、
    を備えることを特徴とする電機子の製造方法。
  7. 請求項6に記載の電機子の製造方法であって、
    前記c)工程において、前記コイルが、導線を前記複数のティースのうち2つ以上のティースに跨って巻回する分布巻きにより形成され、
    前記e)工程よりも後に、
    前記支持リングの上下面に環状の上側インシュレータおよび下側インシュレータを取り付ける工程と、
    前記コイルの上下部を整形する工程と、
    をさらに備えることを特徴とする電機子の製造方法。
  8. 請求項7に記載の電機子の製造方法であって、
    前記複数の外側インシュレータの上下の端部が前記上側インシュレータおよび前記下側インシュレータと対向することを特徴とする電機子の製造方法。
  9. 請求項6ないし8のいずれかに記載の電機子の製造方法であって、
    前記複数のティースの先端間の隙間が、前記ティースインシュレータにより閉塞されることを特徴とする電機子の製造方法。
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