JP2003045598A - 回転コネクタ - Google Patents

回転コネクタ

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JP2003045598A
JP2003045598A JP2001227811A JP2001227811A JP2003045598A JP 2003045598 A JP2003045598 A JP 2003045598A JP 2001227811 A JP2001227811 A JP 2001227811A JP 2001227811 A JP2001227811 A JP 2001227811A JP 2003045598 A JP2003045598 A JP 2003045598A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リードブロックの簡素化と共通化を図り、安
価なものを提供する。 【解決手段】 本発明の回転コネクタでは、リードブロ
ックが第1,第2,第3の端子ブロックに区分けでき
て、それぞれの構成を簡素化でき、これによって、成型
のための金型が簡単となって、安価となり、また、第1
の端子ブロックの共通化が図れると共に、第2,第3の
端子ブロックも共通化が図れ、第2,第3の端子ブロッ
クの組合せによって種々の組み合わせが適用できて、融
通性のあるものが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等のステア
リング装置に取り付けられ、ステアリングヒータ装置、
及び車体に備えられたエアーバックシステム等の電気装
置間の電気的接続手段として使用される回転コネクタに
関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の回転コネクタの図面を説明
すると、図6は従来の回転コネクタを示す平面図、図7
は従来の回転コネクタの要部断面図、図8は従来の回転
コネクタに係わり、リードブロックと可撓性ケーブルと
の接続状態を示す斜視図、図9は従来の回転コネクタに
係わり、リードブロックと可撓性ケーブルとの接続状態
を示す分解斜視図である。
【0003】次に、従来の回転コネクタの構成を説明す
ると、この回転コネクタは、自動車等のステアリング装
置(図示せず)に組み込まれて、ステアリングホイール
に装着されたステアリングヒータ回路、エアバック回
路、ホーン回路やその他のスイッチ回路の電気的接続手
段として用いられるものであって、同心状に配置され、
且つ相対的に回動自在に連結された一対の固定側ハウジ
ング61、及び可動側ハウジング62と、これら一対の
固定側、可動側ハウジング61、62の間に形成される
環状のケーブル収納部63としての空間内に巻き締め、
及び巻き戻し可能に収納された可撓性ケーブル65と、
可撓性ケーブル65の両端部に接続されたそれぞれ各1
個の第1、第2のリードブロック71、75とから基本
的に構成されている。
【0004】可撓性ケーブル65は、図8,図9に示す
ように、帯状のベースフィルムと成る2枚の絶縁フィル
ム66と、2枚の絶縁フィルム66の間に貼着された帯
状の極薄い寸法の銅箔等から成る複数本(例えば、10
本)の導体部67とを有し、各導体部67が互いに平行
状態に貼着されている。
【0005】このように基本的に構成された回転コネク
タは、固定側ハウジング61を車体(図示せず)に、ま
た、可動側ハウジング62をハンドル部材(図示せず)
に固定すると共に、可撓性ケーブル65の両端を固定
側、及び可動側の各第1、第2のリードブロック71、
75を介して車体やハンドル側のそれぞれの電気装置に
接続することにより、ステアリングヒータ回路装置、車
載用エアーバックシステムやホーン回路等の電気的接続
手段として使用される。
【0006】合成樹脂材料から成る固定側ハウジング6
1は、図6,図7に示すように、円筒状の外筒部61a
と、外筒部61aの端部に設けられた底壁61bと、底
壁61bの外周端の近傍から外方に突出するひとつの第
1収容部61cとを備えている。一方、合成樹脂材料か
ら成る可動側ハウジング62は、円筒状の内筒部62a
と、内筒部62aの端部に設けられた上壁62bと、上
壁62bの外周端の近傍から外方に突出するひとつの第
2収容部62cとを備えている。
【0007】また、第1,第2のリードブロック71,
75のそれぞれは、図8,図9に示すように、合成樹脂
材料から成るひとつの基体72,76と、この基体7
2,76にインサート成形加工によって形成され、金属
材料から成る複数本(例えば、10本)の端子73,7
7とで構成されている。
【0008】また、基体72,76のそれぞれは、孔部
72a、76aが形成された直方体の第1基部72b、
76bと、第1基部72b、76bの一方の端面から直
角方向に延設された第2基部72c、76cと、第2基
部72c、76cの一方の端面から第1基部72b、7
6bに平行な上方向で、第2基部72c、76cと直角
方向に延設された第3基部72d、76dとを有してい
る。即ち、基体72,76のそれぞれは、第1基部72
b、76bと、第2基部72c、76cと、第3基部7
2d、76dとによって、全体が階段状に一体に形成さ
れている。
【0009】また、端子73,77のそれぞれは、第3
基部72d、76dから外方に突出する端子部73a、
77aと、端子部73a、77aにそれぞれと一体であ
り、第1基部72b、76bの孔72a、76aにおい
て露出する露出部73b、77bとを備えている。この
端子部73a、77aは、第3基部72d、76dの付
け根部から外方に真っ直ぐに延設されると共に、一列に
同一直線上に配設され、端子部73a、77aと露出部
73b、77bとは互いに直角方向に延設されている。
【0010】また、この第1基部72b、76bに形成
された孔72a、76a内で露出する露出部73b、7
7bに可撓性ケーブル65のそれぞれの導体部67が、
例えば、超音波接続など適宜手段によって接続されてい
る。
【0011】そして、第1のリードブロック71は固定
側ハウジング61の第1収容部61c内に収容、保持さ
れると共に、第2のリードブロック75は、可動側ハウ
ジング62の第2収容部62c内に収容、保持されて、
それぞれの端子73,77の露出部73b、77bに
は、ひとつ(1本)の可撓性ケーブル65の導体部67
の一方の端部が電気的・機械的に接続されている。
【0012】また、第1、第2のリードブロック71,
75の各端子73,77には、例えば、ステアリングヒ
ータ回路用の第1の外部雌型コネクタ(図示せず)と、
エアバック回路、及びホーン回路用の第2の外部雌型コ
ネクタ(図示せず)とのふたつのコネクタがそれぞれ第
1、第2収容部61c、62cに挿入され、電気的接続
が成されている。
【0013】次に、ここでは、特に、前述の従来の回転
コネクタに係わる第2のリードブロック75の可動側ハ
ウジング62への取り付け構成について、図7を用いて
説明すると、第2のリードブロック75は、ひとつの階
段状の基体76から成り、且つ、基体76には可撓性ケ
ーブル65が接続されている。
【0014】この状態で、先ず、可動側ハウジング62
の円筒状の内筒部62aの所定の個所に配設された凹部
62d内には、第2のリードブロック75の第1基部7
6bが挿入・配設される。次に、第2収容部62c内に
第3基部76dが取り付けられるように配設し、その
後、端子部77aを第2収容部62c外に突出させる。
【0015】そして、従来の回転コネクタは、取り付け
られる自動車の車種や、同一車種のグレードなどによっ
て、前記第1、第2のリードブロック71,75の各端
子73,77の形状や本数がそれぞれ異なり、この端子
73,77に外部雌型コネクタが接続されるようになっ
ている。また、可撓性ケーブル65の各導体部67の本
数も用途に応じて、導体部67の本数が異なる可撓性ケ
ーブル65が用いられていた。
【0016】しかしながら、最近では、可撓性ケーブル
65の各導体部67の本数が、自動車の車種や、同一車
種のグレードなどに係わらず、各電気装置間の電気的接
続手段に用いられる最大の数(例えば、10本)が配置
され、この可撓性ケーブル65を共通に用い、リードブ
ロック71,75のみを異ならしめるものが出て来た。
【0017】すなわち、このそれぞれ異ならしめられた
リードブロック71,75の端子73,77の露出部7
3b、77bの数は、可撓性ケーブル65の各導体部6
7の本数と同様に最大の数であるように配設され、各導
体部67が各露出部73b,77bにそれぞれ接続さ
れ、また、端子部73a、77aのみの形状や本数、及
び露出部73b、77bからの引出箇所を違えて、前記
外部雌型コネクタの形状や本数にそれぞれ対応するよう
に形成された構成となっている。
【0018】前記従来例では、端子部73a、77aの
本数と、露出部73b、77bの本数とが同一な本数で
あるもので説明したが、この端子部73a、77aの本
数が露出部73b、77bの本数以下にそれぞれ形成さ
れているものが種々あり、この場合、基体72,76の
内部において、端子部73a、77aと露出部73b、
77bとの間が切断され、不必要な箇所には、端子73
a、77aが削除された構成となっている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】そして、従来の回転コ
ネクタのリードブロック71,75は、露出部73b、
77bを設けた第1基部72b、76bと、端子部73
a、77aを設けた第3基部72d、76dとが第2基
部72c、76cによって一体化された構成であるた
め、このような構成から種々のリードブロック71,7
5の成型加工が面倒で、生産性が悪く、コスト高になる
という問題がある。また、本数の異なった端子部73
a、77aからなる各端子73,77の構成が複雑とな
るばかりか、それぞれに対応した金型も複雑になり、金
型がコスト高になるという問題がある。また、基体7
2,76が階段状であるため、金型も複雑になり、金型
がコスト高になるという問題がある。また、リードブロ
ック71,75の種類が多くなってコスト高になるとい
う問題がある。
【0020】本発明は、リードブロックの簡素化と共通
化を図り、安価な回転コネクタを提供することを目的と
する。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の回転コネクタ
は、第1のリードブロックが取り付けられた固定側ハウ
ジングと、第2のリードブロックが取り付けられ、前記
固定側ハウジングに対して回動可能に装着された可動側
ハウジングと、前記固定側ハウジングと前記可動側ハウ
ジングとの間に形成された収納部内に収納され、N本の
導体部を有し、該N本の導体部のそれぞれが前記第1、
及び第2のリードブロックのそれぞれに接続された可撓
性ケーブルとを備え、前記第1、及び第2のリードブロ
ックの少なくとも一方は、第1、第2,第3の端子ブロ
ックで構成され、前記第1の端子ブロックは、絶縁材か
らなる第1基体と、前記第1基体に埋設して取り付けら
れたN本の第1端子とを有し、前記N本の第1端子は、
前記第1基体から外方に突出するN本の端子部と、この
端子部のそれぞれと導通し、前記第1基体から露出した
N本の露出部とを有し、この露出部のそれぞれには、前
記可撓性ケーブルの前記N本の導体部のそれぞれが接続
され、前記第2の端子ブロックは、絶縁材からなる第2
基体と、この第2基体に埋設して取り付けられ、前記第
2基体から外方に突出した第1,第2の外部端子部を備
えたN本以下の第2端子とを有すると共に、前記第3の
端子ブロックは、絶縁材からなる第3基体と、この第3
基体に埋設して取り付けられ、前記第3基体から外方に
突出した第3,第4の外部端子部を備えたN本以下の第
3端子とを有して、前記第2,第3の端子ブロックの前
記第2,第4外部端子部のそれぞれが前記第1の端子ブ
ロックの前記N本の端子部の何れか一つにそれぞれが接
続され、前記第1、第3外部端子部が外部コネクタ端子
と接続可能である構成とした。かかる構成によって、リ
ードブロックが第1,第2,第3の端子ブロックに区分
けできて、それぞれの構成を簡素化でき、これによっ
て、成型のための金型が簡単となって、安価となり、安
価な回転コネクタを提供できる。また、第1の端子ブロ
ックの共通化が図れると共に、第2,第3の端子ブロッ
クも共通化が図れ、第2,第3の端子ブロックの組合せ
によって種々の組み合わせが適用できて、融通性のある
ものが得られる。
【0022】また、本発明の回転コネクタは、前記第1
の端子ブロックの前記N本の端子部が、前記可撓性ケー
ブルの導体部の延びる方向に対して直角方向に導出され
ると共に、前記N本の端子部が一直線上に配設され、こ
の一直線上のN本の端子部に前記第2,第4端子部が接
続された構成とした。かかる構成によって、端子部への
第2,第3の端子ブロックの接続が容易で、安価なリー
ドブロックを備えた回転コネクタを提供できる。
【0023】また、本発明の回転コネクタは、前記第1
の端子ブロックの前記N本の端子部が等間隔に配設され
ている構成とした。かかる構成によって、端子部が等間
隔に配設されていることによって、第1の端子ブロック
が容易に形成出来ると共に、端子部への第2,第3の端
子ブロックの接続が容易で、安価なリードブロックを備
えた回転コネクタを提供できる。
【0024】また、本発明の回転コネクタは、前記第1
基体に孔部を設け、この孔部から前記第1端子の露出部
を露出させた構成とした。かかる構成によって、露出部
への可撓性ケーブルの導体部の接続が容易であると共
に、両者の接続が確実なリードブロックを備えた回転コ
ネクタを提供できる。
【0025】また、本発明の回転コネクタは、前記第
2,第3の端子ブロックの前記第2,第3基体が互いに
重なる方向に並設された構成とした。かかる構成によっ
て、第2,第3の端子ブロックの第2,第4外部端子部
が並設状態で配置でき、外部雌型コネクタへの対応の簡
単、容易なものが得られると共に、小型のものが得られ
る。
【0026】また、本発明の回転コネクタは、前記第
2、第3の端子ブロックの前記第2,第4外部端子部の
それぞれは、N/2本の数を有し、第2,第4外部端子
部が前記第1の端子ブロックの前記N本の端子部にそれ
ぞれ互い違いに接続された構成とした。かかる構成によ
って、第2,第3の端子ブロックの端子部への接続が簡
単で、容易となり、生産性の良好なものが得られる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の回転コネクタの図
面を説明すると、図1は本発明の回転コネクタを示す平
面図、図2は本発明の回転コネクタに係わり、固定側ハ
ウジングと移動体とを示す平面図、図3は本発明の回転
コネクタの要部断面図、図4は本発明の回転コネクタに
係わり、リードブロックと可撓性ケーブルとの接続状態
を示す斜視図、図5は本発明の回転コネクタに係わり、
リードブロックと可撓性ケーブルとの接続状態を示す分
解斜視図である。
【0028】次に、本発明の回転コネクタの構成を説明
すると、図1〜図3に示すように、固定側ハウジング1
と、固定側ハウジング1に対して回動可能に装着された
可動側ハウジング2と、固定側ハウジング1と可動側ハ
ウジング2との間に形成された収納部3内に収納された
可撓性ケーブル4と、固定側・可動側ハウジング1、2
間に回動自在に配置された移動体7と、該可撓性ケーブ
ル4のそれぞれの端部が接続された第1、及び第2リー
ドブロック11、21とで概略構成されている。 そし
て、第1のリードブロック11は、固定側ハウジング1
に取り付けられ、第2のリードブロック21は、可動側
ハウジング2に取り付けられている。
【0029】合成樹脂材料から成る固定側ハウジング1
は、円筒状の外筒部1aと、外筒部1aの端部に設けら
れた底壁1bと、底壁1bの外周端の近傍から外方に突
出する筒状の第1収容部1cとを備えている。
【0030】一方、合成樹脂材料から成る可動側ハウジ
ング2は、円筒状の内筒部2aと、内筒部2aの端部に
設けられた上壁2bと、上壁2bの外周端の近傍から外
方に突出する筒状のひとつの第2収容部2cとを備えて
いる。この第2収容体2cには、コネクタ(図示せず)
の挿入をガイドするガイド部2dが筒状の内周面によっ
て形成されている。
【0031】前記外筒部1aと前記内筒部2aとは、同
軸的に配置され、両外・内筒部1a、2a間に環状の収
納部3が設けられ、この収納部3内には、移動体7が配
置されている。
【0032】合成樹脂材料から成る移動体7は、収納部
3内において、その周方向に移動可能に配置されてお
り、円環状の保持部7aと、保持部7a上に回転可能に
取り付けられた複数個の回転部材7bと、所定の回転部
材7bに近接して配置され、前記可撓性ケーブル4を座
屈しないように反転させて案内する案内部材7cとを有
している。
【0033】可撓性ケーブル4は、図4、及び図5に示
すように帯状のベースフィルムと成る2枚の絶縁フィル
ム5と、2枚の絶縁フィルム5の間に貼着され、帯状の
極薄い寸法の銅箔等から成る複数本(例えば、10本)
の導体部6とを有し、各導体部6が互いに平行状態で、
且つ、等間隔に貼着され、各導体部6の両端部が絶縁フ
ィルム5から露出した状態に形成されている。
【0034】第1,第2のリードブロック11、21の
それぞれは、図4、及び図5に示すように、第1の端子
ブロック12,22と、第2の端子ブロック15,25
と、第3の端子ブロック18,28からなる3個の端子
ブロックでそれぞれ構成されている。
【0035】そして、第1の端子ブロック12,22の
それぞれは、合成樹脂材料から成り、成形加工によって
形成された直方体の第1基体13、23と、第1基体1
3、23に設けられた貫通する孔13a、23aと、第
1基体13,23にインサート成形加工によって埋設し
て取り付けられ、端子部14a、24aと孔13a、2
3aから露出した露出部14b、24bとを備えた金属
材料から成るN本(例えば、10本)の第1端子14、
24とを有している。
【0036】また、N本の第1端子14,24の端子部
14a、24aは、第1基体13,23の上壁面から外
方に同一直線上で、等間隔に突出・配設され、また、露
出部14b、24bは、端子部14a、24aの導出方
向に対して直交する方向であって、孔13a、23aか
ら露出し、同一直線上で、等間隔に配設されており、こ
の露出部14b、24bの各間隔は、前記可撓性ケーブ
ル4の各導体部6の各間隔と等しい間隔に形成されてい
る。そして、この露出部14b、24bには、可撓性ケ
ーブル4の何れか一端側の各導体部6が超音波溶接等に
よって接続されている。
【0037】また、第2の端子ブロック15,25のそ
れぞれは、合成樹脂材料から成り、成形加工によって形
成された直方体の第2基体16、26と、第2基体1
6,26にインサート成形加工によって埋設して取り付
けられ、第1外部端子部17a、27aと第2外部端子
部17b、27bとを備えた金属材料から成るN本以下
(例えば、10本以下)の第2端子17,27とを有し
ている。
【0038】また、N本以下の第2端子17,27の第
1外部端子部17a、27aは、第2基体16,26の
上壁面から外方に同一直線上に突出・配設され、また、
第2外部端子部17b、27bは、第2基体16,26
の下壁面から外方に同一直線上で、等間隔に突出・配設
されると共に、この第2外部端子部17b、27bの各
間隔は、前記端子部14a、24aの一つ飛びの間隔と
等しい間隔に形成されている。
【0039】また、第2外部端子部17b、27bは、
N本以下(例えば、N/2の5本)で形成されると共
に、第2基体16,26から略Z字状に形成され、ま
た、第2外部端子部17b、27bの間隔は、第1外部
端子部17a,27aの間隔よりも広くなっている。そ
して、第2外部端子部17b、27bが第1の端子ブロ
ック11,21の端子部14a、24aに一つ飛び毎に
スポット溶接等により接続されている。
【0040】また、第3の端子ブロック18,28のそ
れぞれは、合成樹脂材料から成り、成形加工によって形
成された直方体の第3基体19、29と、第3基体1
9,29にインサート成形加工によって埋設して取り付
けられ、第3外部端子部20a、30aと第4外部端子
部20b、30bとを備えた金属材料から成るN本以下
(例えば、10本以下)の第3端子20,30とを有し
ている。
【0041】また、N本以下の第3端子20、30の第
3外部端子部20a、30aは、第3基体19,29の
上壁面から外方に同一直線上に突出・配設され、また、
第4外部端子部20b、30bは、第3基体19,29
の下壁面から外方に同一直線上で、等間隔に突出・配設
されると共に、この第4外部端子部20b、30bの各
間隔は、前記端子部14a、24aの一つ飛びの間隔と
等しい間隔に形成されている。
【0042】また、第4外部端子部20b、30bは、
N本以下(例えば、N/2の5本)で形成されると共
に、第3基体19,29から略Z字状に形成され、ま
た、第4外部端子部20b、30bの間隔は、第3外部
端子部20a、30aの間隔よりも広くなっている。そ
して、第4外部端子部20b、30bが第1の端子ブロ
ック11,21の端子部14a、24aに一つ飛び毎
で、第2外部端子部17b、27bの接続されていない
箇所にスポット溶接等により接続されている。
【0043】この第3の端子ブロック18,28が取り
付けられた際、第2基体16,26と第3基体19,2
9とが背中合わせで重なる方向に並設されて、第1外部
端子部17a、27aと第3外部端子部20a、30a
とが並設された状態となっている。
【0044】このようにして、第1,第2のリードブロ
ック11,21が形成されると共に、第1の端子ブロッ
ク12,22の露出部14b、24bには、可撓性ケー
ブル4の導体部6が超音波溶接等の適宜手段によって、
電気的、機械的に接続された構成となっている。この
時、第1外部端子部17b、27bと第3外部端子部2
0a、30aは、可撓性ケーブル4の導体部6の導出方
向に対して直交する方向に配設されている。
【0045】そして、この接続によって、可撓性ケーブ
ル4の各導体部6を電送される電気信号が第1,第2の
リードブロック11,21に接続可能な外部雌コネクタ
(図示せず)に導出される。
【0046】そして、第1のリードブロック11は、固
定側ハウジング1の第1収容部1c内に収納されると共
に、第2のリードブロック21は、可動側ハウジング2
の第2収容部2c内に収納され、特に図3に示すよう
に、第2,第3の端子ブロック25,28の第2,第3
基体26,29が可動側ハウジング2の係止片2eでス
ナップ止めされた構成となっている。
【0047】そして、回転コネクタは、取り付けられる
自動車の車種や、同一車種のグレードなどによって、第
1、第2のリードブロック11,21の第2の端子ブロ
ック15,25の第2端子17,27や第3の端子ブロ
ック18,28の第3端子20,30の本数や第1端子
14,24からの引出箇所を違えて、この各端子が外部
雌型コネクタが接続されるようになっている。
【0048】また、この実施例では、第2の端子ブロッ
ク15,25と第3の端子ブロック18,28の端子の
数(N本)が5本(最大数)のもので説明したが、第2
の端子ブロック15,25や第3の端子ブロック18,
28は、端子の数や第1端子14,24からの引出箇所
を違えたものが種々、用意され、両者の端子ブロックを
色々組み合わせることによって、自動車の車種や、同一
車種のグレードなどに対応できるようになっている。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本発明の回転コネクタで
は、リードブロックが第1,第2,第3の端子ブロック
に区分けできて、それぞれの構成を簡素化でき、これに
よって、成型のための金型が簡単となって、安価とな
り、安価な回転コネクタを提供できる。また、第1の端
子ブロックの共通化が図れると共に、第2,第3の端子
ブロックも共通化が図れ、第2,第3の端子ブロックの
組合せによって種々の組み合わせが適用できて、融通性
のあるものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転コネクタを示す平面図。
【図2】本発明の回転コネクタに係わり、固定側ハウジ
ングと移動体とを示す平面図。
【図3】本発明の回転コネクタの要部断面図。
【図4】本発明の回転コネクタに係わり、リードブロッ
クと可撓性ケーブルとの接続状態を示す斜視図。
【図5】本発明の回転コネクタに係わり、リードブロッ
クと可撓性ケーブルとの接続状態を示す分解斜視図。
【図6】従来の回転コネクタを示す平面図。
【図7】従来の回転コネクタの要部断面図。
【図8】従来の回転コネクタに係わり、リードブロック
と可撓性ケーブルとの接続状態を示す斜視図。
【図9】従来の回転コネクタに係わり、リードブロック
と可撓性ケーブルとの接続状態を示す分解斜視図。
【符号の説明】
1 固定側ハウジング 1a 外筒部 1b 底壁 1c 第1収容部 2 可動側ハウジング 2a 内筒部 2b 上壁 2c 第2収容部 2d ガイド部 2e 係止片 4 可撓性ケーブル 5 絶縁フィルム 6 導体部 7 移動体 7a 保持部 7b 回転部材 7c 案内部材 11 第1のリードブロック 12 第1の端子ブロック 13 第1基体 13a 孔 14 第1端子 14a 端子部 14b 露出部 15 第2の端子ブロック 16 第2基体 17 第2端子 17a 第1外部端子部 17b 第2外部端子部 18 第3の端子ブロック 19 第3基体 20 第3端子 20a 第3外部端子部 20b 第4外部端子部 21 第2のリードブロック 22 第2の端子ブロック 23 第1基体 24 第1端子 24a 端子部 24b 露出部 25 第2の端子ブロック 26 第2基体 27 第2端子 27a 第1外部端子部 27b 第2外部端子部 28 第3の端子ブロック 29 第3基体 30 第3端子 30a 第3外部端子部 30b 第4外部端子部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のリードブロックが取り付けられた固
    定側ハウジングと、 第2のリードブロックが取り付けられ、前記固定側ハウ
    ジングに対して回動可能に装着された可動側ハウジング
    と、 前記固定側ハウジングと前記可動側ハウジングとの間に
    形成された収納部内に収納され、N本の導体部を有し、
    該N本の導体部のそれぞれが前記第1、及び第2のリー
    ドブロックのそれぞれに接続された可撓性ケーブルとを
    備え、 前記第1、及び第2のリードブロックの少なくとも一方
    は、第1、第2,第3の端子ブロックで構成され、 前記第1の端子ブロックは、絶縁材からなる第1基体
    と、前記第1基体に埋設して取り付けられたN本の第1
    端子とを有し、 前記N本の第1端子は、前記第1基体から外方に突出す
    るN本の端子部と、この端子部のそれぞれと導通し、前
    記第1基体から露出したN本の露出部とを有し、この露
    出部のそれぞれには、前記可撓性ケーブルの前記N本の
    導体部のそれぞれが接続され、 前記第2の端子ブロックは、絶縁材からなる第2基体
    と、この第2基体に埋設して取り付けられ、前記第2基
    体から外方に突出した第1,第2の外部端子部を備えた
    N本以下の第2端子とを有すると共に、 前記第3の端子ブロックは、絶縁材からなる第3基体
    と、この第3基体に埋設して取り付けられ、前記第3基
    体から外方に突出した第3,第4の外部端子部を備えた
    N本以下の第3端子とを有して、 前記第2,第3の端子ブロックの前記第2,第4外部端
    子部のそれぞれが前記第1の端子ブロックの前記N本の
    端子部の何れか一つにそれぞれが接続され、前記第1、
    第3外部端子部が外部コネクタ端子と接続可能であるこ
    とを特徴とする回転コネクタ。
  2. 【請求項2】前記第1の端子ブロックの前記N本の端子
    部が、前記可撓性ケーブルの導体部の延びる方向に対し
    て直角方向に導出されると共に、前記N本の端子部が一
    直線上に配設され、この一直線上のN本の端子部に前記
    第2,第4端子部が接続されたことを特徴とする請求項
    1記載の回転コネクタ。
  3. 【請求項3】前記第1の端子ブロックの前記N本の端子
    部が等間隔に配設されていることを特徴とする請求項
    1、又は2記載の回転コネクタ。
  4. 【請求項4】前記第1基体に孔部を設け、この孔部から
    前記第1端子の露出部を露出させたことを特徴とする請
    求項1から3の何れかに記載の回転コネクタ。
  5. 【請求項5】前記第2,第3の端子ブロックの前記第
    2,第3基体が互いに重なる方向に並設されたことを特
    徴とする請求項1から4の何れかに記載の回転コネク
    タ。
  6. 【請求項6】前記第2、第3の端子ブロックの前記第
    2,第4外部端子部のそれぞれは、N/2本の数を有
    し、第2,第4外部端子部が前記第1の端子ブロックの
    前記N本の端子部にそれぞれ互い違いに接続されたこと
    を特徴とする請求項1から5の何れかに記載の回転コネ
    クタ。
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