JP3879974B2 - 回転コネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等のステアリング装置に取り付けられ、ステアリングヒータ装置、及び車体に備えられたエアーバックシステム等の電気装置間の電気的接続手段として使用される回転コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来の回転コネクタの図面を説明すると、図6は従来の回転コネクタを示す平面図、図7は従来の回転コネクタの要部断面図、図8は従来の回転コネクタに係わり、リードブロックと可撓性ケーブルとの接続状態を示す斜視図、図9は従来の回転コネクタに係わり、リードブロックと可撓性ケーブルとの接続状態を示す分解斜視図である。
【0003】
次に、従来の回転コネクタの構成を説明すると、この回転コネクタは、自動車等のステアリング装置(図示せず)に組み込まれて、ステアリングホイールに装着されたステアリングヒータ回路、エアバック回路、ホーン回路やその他のスイッチ回路の電気的接続手段として用いられるものであって、同心状に配置され、且つ相対的に回動自在に連結された一対の固定側ハウジング61、及び可動側ハウジング62と、これら一対の固定側、可動側ハウジング61、62の間に形成される環状のケーブル収納部63としての空間内に巻き締め、及び巻き戻し可能に収納された可撓性ケーブル65と、可撓性ケーブル65の両端部に接続されたそれぞれ各1個の第1、第2のリードブロック71、75とから基本的に構成されている。
【0004】
可撓性ケーブル65は、図8,図9に示すように、帯状のベースフィルムと成る2枚の絶縁フィルム66と、2枚の絶縁フィルム66の間に貼着された帯状の極薄い寸法の銅箔等から成る複数本(例えば、10本)の導体部67とを有し、各導体部67が互いに平行状態に貼着されている。
【0005】
このように基本的に構成された回転コネクタは、固定側ハウジング61を車体(図示せず)に、また、可動側ハウジング62をハンドル部材(図示せず)に固定すると共に、可撓性ケーブル65の両端を固定側、及び可動側の各第1、第2のリードブロック71、75を介して車体やハンドル側のそれぞれの電気装置に接続することにより、ステアリングヒータ回路装置、車載用エアーバックシステムやホーン回路等の電気的接続手段として使用される。
【0006】
合成樹脂材料から成る固定側ハウジング61は、図6,図7に示すように、円筒状の外筒部61aと、外筒部61aの端部に設けられた底壁61bと、底壁61bの外周端の近傍から外方に突出するひとつの第1収容部61cとを備えている。
一方、合成樹脂材料から成る可動側ハウジング62は、円筒状の内筒部62aと、内筒部62aの端部に設けられた上壁62bと、上壁62bの外周端の近傍から外方に突出するひとつの第2収容部62cとを備えている。
【0007】
また、第1,第2のリードブロック71,75のそれぞれは、図8,図9に示すように、合成樹脂材料から成るひとつの基体72,76と、この基体72,76にインサート成形加工によって形成され、金属材料から成る複数本(例えば、10本)の端子73,77とで構成されている。
【0008】
また、基体72,76のそれぞれは、孔部72a、76aが形成された直方体の第1基部72b、76bと、第1基部72b、76bの一方の端面から直角方向に延設された第2基部72c、76cと、第2基部72c、76cの一方の端面から第1基部72b、76bに平行な上方向で、第2基部72c、76cと直角方向に延設された第3基部72d、76dとを有している。
即ち、基体72,76のそれぞれは、第1基部72b、76bと、第2基部72c、76cと、第3基部72d、76dとによって、全体が階段状に一体に形成されている。
【0009】
また、端子73,77のそれぞれは、第3基部72d、76dから外方に突出する端子部73a、77aと、端子部73a、77aにそれぞれと一体であり、第1基部72b、76bの孔72a、76aにおいて露出する露出部73b、77bとを備えている。
この端子部73a、77aは、第3基部72d、76dの付け根部から外方に真っ直ぐに延設されると共に、一列に同一直線上に配設され、端子部73a、77aと露出部73b、77bとは互いに直角方向に延設されている。
【0010】
また、この第1基部72b、76bに形成された孔72a、76a内で露出する露出部73b、77bに可撓性ケーブル65のそれぞれの導体部67が、例えば、超音波接続など適宜手段によって接続されている。
【0011】
そして、第1のリードブロック71は固定側ハウジング61の第1収容部61c内に収容、保持されると共に、第2のリードブロック75は、可動側ハウジング62の第2収容部62c内に収容、保持されて、それぞれの端子73,77の露出部73b、77bには、ひとつ(1本)の可撓性ケーブル65の導体部67の一方の端部が電気的・機械的に接続されている。
【0012】
また、第1、第2のリードブロック71,75の各端子73,77には、例えば、ステアリングヒータ回路用の第1の外部雌型コネクタ(図示せず)と、エアバック回路、及びホーン回路用の第2の外部雌型コネクタ(図示せず)とのふたつのコネクタがそれぞれ第1、第2収容部61c、62cに挿入され、電気的接続が成されている。
【0013】
次に、ここでは、特に、前述の従来の回転コネクタに係わる第2のリードブロック75の可動側ハウジング62への取り付け構成について、図7を用いて説明すると、第2のリードブロック75は、ひとつの階段状の基体76から成り、且つ、基体76には可撓性ケーブル65が接続されている。
【0014】
この状態で、先ず、可動側ハウジング62の円筒状の内筒部62aの所定の個所に配設された凹部62d内には、第2のリードブロック75の第1基部76bが挿入・配設される。
次に、第2収容部62c内に第3基部76dが取り付けられるように配設し、その後、端子部77aを第2収容部62c外に突出させる。
【0015】
そして、従来の回転コネクタは、取り付けられる自動車の車種や、同一車種のグレードなどによって、前記第1、第2のリードブロック71,75の各端子73,77の形状や本数がそれぞれ異なり、この端子73,77に外部雌型コネクタが接続されるようになっている。
また、可撓性ケーブル65の各導体部67の本数も用途に応じて、導体部67の本数が異なる可撓性ケーブル65が用いられていた。
【0016】
しかしながら、最近では、可撓性ケーブル65の各導体部67の本数が、自動車の車種や、同一車種のグレードなどに係わらず、各電気装置間の電気的接続手段に用いられる最大の数(例えば、10本)が配置され、この可撓性ケーブル65を共通に用い、リードブロック71,75のみを異ならしめるものが出て来た。
【0017】
すなわち、このそれぞれ異ならしめられたリードブロック71,75の端子73,77の露出部73b、77bの数は、可撓性ケーブル65の各導体部67の本数と同様に最大の数であるように配設され、各導体部67が各露出部73b,77bにそれぞれ接続され、また、端子部73a、77aのみの形状や本数、及び露出部73b、77bからの引出箇所を違えて、前記外部雌型コネクタの形状や本数にそれぞれ対応するように形成された構成となっている。
【0018】
前記従来例では、端子部73a、77aの本数と、露出部73b、77bの本数とが同一な本数であるもので説明したが、この端子部73a、77aの本数が露出部73b、77bの本数以下にそれぞれ形成されているものが種々あり、この場合、基体72,76の内部において、端子部73a、77aと露出部73b、77bとの間が切断され、不必要な箇所には、端子73a、77aが削除された構成となっている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
そして、従来の回転コネクタのリードブロック71,75は、露出部73b、77bを設けた第1基部72b、76bと、端子部73a、77aを設けた第3基部72d、76dとが第2基部72c、76cによって一体化された構成であるため、このような構成から種々のリードブロック71,75の成型加工が面倒で、生産性が悪く、コスト高になるという問題がある。
また、本数の異なった端子部73a、77aからなる各端子73,77の構成が複雑となるばかりか、それぞれに対応した金型も複雑になり、金型がコスト高になるという問題がある。
また、基体72,76が階段状であるため、金型も複雑になり、金型がコスト高になるという問題がある。
また、リードブロック71,75の種類が多くなってコスト高になるという問題がある。
【0020】
本発明は、リードブロックの簡素化と共通化を図り、安価な回転コネクタを提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明の回転コネクタは、第1のリードブロックが取り付けられた固定側ハウジングと、
第2のリードブロックが取り付けられ、前記固定側ハウジングに対して回動可能に装着された可動側ハウジングと、
前記固定側ハウジングと前記可動側ハウジングとの間に形成された収納部内に収納され、N本の導体部を有し、該N本の導体部のそれぞれが前記第1、及び第2のリードブロックのそれぞれに接続された可撓性ケーブルとを備え、
前記第1、及び第2のリードブロックの少なくとも一方は、第1、第2,第3の端子ブロックで構成され、
前記第1の端子ブロックは、絶縁材からなる第1基体と、前記第1基体に埋設して取り付けられたN本の第1端子とを有し、
前記N本の第1端子は、前記第1基体から外方に突出するN本の端子部と、この端子部のそれぞれと導通し、前記第1基体から露出したN本の露出部とを有し、この露出部のそれぞれには、前記可撓性ケーブルの前記N本の導体部のそれぞれが接続され、
前記第2の端子ブロックは、絶縁材からなる第2基体と、この第2基体に埋設して取り付けられ、前記第2基体から外方に突出した第1,第2の外部端子部を備えたN本以下の第2端子とを有すると共に、
前記第3の端子ブロックは、絶縁材からなる第3基体と、この第3基体に埋設して取り付けられ、前記第3基体から外方に突出した第3,第4の外部端子部を備えたN本以下の第3端子とを有して、
前記第2,第3の端子ブロックの前記第2,第4外部端子部のそれぞれが前記第1の端子ブロックの前記N本の端子部の何れか一つにそれぞれが接続されると共に、前記第2の端子ブロックの前記第1外部端子部と前記第3の端子ブロックの前記第3外部端子部とが並設されるように、前記第2,第3の端子ブロックの前記第2,第3基体が互いに合わせた状態で並設され、前記第1、第3外部端子部が外部コネクタ端子と接続可能である構成とした。
かかる構成によって、リードブロックが第1,第2,第3の端子ブロックに区分けできて、それぞれの構成を簡素化でき、これによって、成型のための金型が簡単となって、安価となり、安価な回転コネクタを提供できる。
また、第1の端子ブロックの共通化が図れると共に、第2,第3の端子ブロックも共通化が図れ、第2,第3の端子ブロックの組合せによって種々の組み合わせが適用できて、融通性のあるものが得られる。
また、第2,第3の端子ブロックの第2,第4外部端子部が並設状態で配置でき、外部雌型コネクタへの対応の簡単、容易なものが得られると共に、小型のものが得られる。
【0022】
また、本発明の回転コネクタは、前記第1の端子ブロックの前記N本の端子部が、前記可撓性ケーブルの導体部の延びる方向に対して直角方向に導出されると共に、前記N本の端子部が一直線上に配設され、この一直線上のN本の端子部に前記第2,第4端子部が接続された構成とした。
かかる構成によって、端子部への第2,第3の端子ブロックの接続が容易で、安価なリードブロックを備えた回転コネクタを提供できる。
【0023】
また、本発明の回転コネクタは、前記第1の端子ブロックの前記N本の端子部が等間隔に配設されている構成とした。
かかる構成によって、端子部が等間隔に配設されていることによって、第1の端子ブロックが容易に形成出来ると共に、端子部への第2,第3の端子ブロックの接続が容易で、安価なリードブロックを備えた回転コネクタを提供できる。
【0024】
また、本発明の回転コネクタは、前記第1基体に孔部を設け、この孔部から前記第1端子の露出部を露出させた構成とした。
かかる構成によって、露出部への可撓性ケーブルの導体部の接続が容易であると共に、両者の接続が確実なリードブロックを備えた回転コネクタを提供できる。
【0026】
また、本発明の回転コネクタは、前記第2、第3の端子ブロックの前記第2,第4外部端子部のそれぞれは、N/2本の数を有し、第2,第4外部端子部が前記第1の端子ブロックの前記N本の端子部にそれぞれ互い違いに接続された構成とした。
かかる構成によって、第2,第3の端子ブロックの端子部への接続が簡単で、容易となり、生産性の良好なものが得られる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の回転コネクタの図面を説明すると、図1は本発明の回転コネクタを示す平面図、図2は本発明の回転コネクタに係わり、固定側ハウジングと移動体とを示す平面図、図3は本発明の回転コネクタの要部断面図、図4は本発明の回転コネクタに係わり、リードブロックと可撓性ケーブルとの接続状態を示す斜視図、図5は本発明の回転コネクタに係わり、リードブロックと可撓性ケーブルとの接続状態を示す分解斜視図である。
【0028】
次に、本発明の回転コネクタの構成を説明すると、図1〜図3に示すように、固定側ハウジング1と、固定側ハウジング1に対して回動可能に装着された可動側ハウジング2と、固定側ハウジング1と可動側ハウジング2との間に形成された収納部3内に収納された可撓性ケーブル4と、固定側・可動側ハウジング1、2間に回動自在に配置された移動体7と、該可撓性ケーブル4のそれぞれの端部が接続された第1、及び第2リードブロック11、21とで概略構成されている。 そして、第1のリードブロック11は、固定側ハウジング1に取り付けられ、第2のリードブロック21は、可動側ハウジング2に取り付けられている。
【0029】
合成樹脂材料から成る固定側ハウジング1は、円筒状の外筒部1aと、外筒部1aの端部に設けられた底壁1bと、底壁1bの外周端の近傍から外方に突出する筒状の第1収容部1cとを備えている。
【0030】
一方、合成樹脂材料から成る可動側ハウジング2は、円筒状の内筒部2aと、内筒部2aの端部に設けられた上壁2bと、上壁2bの外周端の近傍から外方に突出する筒状のひとつの第2収容部2cとを備えている。
この第2収容体2cには、コネクタ(図示せず)の挿入をガイドするガイド部2dが筒状の内周面によって形成されている。
【0031】
前記外筒部1aと前記内筒部2aとは、同軸的に配置され、両外・内筒部1a、2a間に環状の収納部3が設けられ、この収納部3内には、移動体7が配置されている。
【0032】
合成樹脂材料から成る移動体7は、収納部3内において、その周方向に移動可能に配置されており、円環状の保持部7aと、保持部7a上に回転可能に取り付けられた複数個の回転部材7bと、所定の回転部材7bに近接して配置され、前記可撓性ケーブル4を座屈しないように反転させて案内する案内部材7cとを有している。
【0033】
可撓性ケーブル4は、図4、及び図5に示すように帯状のベースフィルムと成る2枚の絶縁フィルム5と、2枚の絶縁フィルム5の間に貼着され、帯状の極薄い寸法の銅箔等から成る複数本(例えば、10本)の導体部6とを有し、各導体部6が互いに平行状態で、且つ、等間隔に貼着され、各導体部6の両端部が絶縁フィルム5から露出した状態に形成されている。
【0034】
第1,第2のリードブロック11、21のそれぞれは、図4、及び図5に示すように、第1の端子ブロック12,22と、第2の端子ブロック15,25と、第3の端子ブロック18,28からなる3個の端子ブロックでそれぞれ構成されている。
【0035】
そして、第1の端子ブロック12,22のそれぞれは、合成樹脂材料から成り、成形加工によって形成された直方体の第1基体13、23と、第1基体13、23に設けられた貫通する孔13a、23aと、第1基体13,23にインサート成形加工によって埋設して取り付けられ、端子部14a、24aと孔13a、23aから露出した露出部14b、24bとを備えた金属材料から成るN本(例えば、10本)の第1端子14、24とを有している。
【0036】
また、N本の第1端子14,24の端子部14a、24aは、第1基体13,23の上壁面から外方に同一直線上で、等間隔に突出・配設され、また、露出部14b、24bは、端子部14a、24aの導出方向に対して直交する方向であって、孔13a、23aから露出し、同一直線上で、等間隔に配設されており、この露出部14b、24bの各間隔は、前記可撓性ケーブル4の各導体部6の各間隔と等しい間隔に形成されている。
そして、この露出部14b、24bには、可撓性ケーブル4の何れか一端側の各導体部6が超音波溶接等によって接続されている。
【0037】
また、第2の端子ブロック15,25のそれぞれは、合成樹脂材料から成り、成形加工によって形成された直方体の第2基体16、26と、第2基体16,26にインサート成形加工によって埋設して取り付けられ、第1外部端子部17a、27aと第2外部端子部17b、27bとを備えた金属材料から成るN本以下(例えば、10本以下)の第2端子17,27とを有している。
【0038】
また、N本以下の第2端子17,27の第1外部端子部17a、27aは、第2基体16,26の上壁面から外方に同一直線上に突出・配設され、また、第2外部端子部17b、27bは、第2基体16,26の下壁面から外方に同一直線上で、等間隔に突出・配設されると共に、この第2外部端子部17b、27bの各間隔は、前記端子部14a、24aの一つ飛びの間隔と等しい間隔に形成されている。
【0039】
また、第2外部端子部17b、27bは、N本以下(例えば、N/2の5本)で形成されると共に、第2基体16,26から略Z字状に形成され、また、第2外部端子部17b、27bの間隔は、第1外部端子部17a,27aの間隔よりも広くなっている。
そして、第2外部端子部17b、27bが第1の端子ブロック11,21の端子部14a、24aに一つ飛び毎にスポット溶接等により接続されている。
【0040】
また、第3の端子ブロック18,28のそれぞれは、合成樹脂材料から成り、成形加工によって形成された直方体の第3基体19、29と、第3基体19,29にインサート成形加工によって埋設して取り付けられ、第3外部端子部20a、30aと第4外部端子部20b、30bとを備えた金属材料から成るN本以下(例えば、10本以下)の第3端子20,30とを有している。
【0041】
また、N本以下の第3端子20、30の第3外部端子部20a、30aは、第3基体19,29の上壁面から外方に同一直線上に突出・配設され、また、第4外部端子部20b、30bは、第3基体19,29の下壁面から外方に同一直線上で、等間隔に突出・配設されると共に、この第4外部端子部20b、30bの各間隔は、前記端子部14a、24aの一つ飛びの間隔と等しい間隔に形成されている。
【0042】
また、第4外部端子部20b、30bは、N本以下(例えば、N/2の5本)で形成されると共に、第3基体19,29から略Z字状に形成され、また、第4外部端子部20b、30bの間隔は、第3外部端子部20a、30aの間隔よりも広くなっている。
そして、第4外部端子部20b、30bが第1の端子ブロック11,21の端子部14a、24aに一つ飛び毎で、第2外部端子部17b、27bの接続されていない箇所にスポット溶接等により接続されている。
【0043】
この第3の端子ブロック18,28が取り付けられた際、第2基体16,26と第3基体19,29とが背中合わせで重なる方向に並設されて、第1外部端子部17a、27aと第3外部端子部20a、30aとが並設された状態となっている。
【0044】
このようにして、第1,第2のリードブロック11,21が形成されると共に、第1の端子ブロック12,22の露出部14b、24bには、可撓性ケーブル4の導体部6が超音波溶接等の適宜手段によって、電気的、機械的に接続された構成となっている。
この時、第1外部端子部17b、27bと第3外部端子部20a、30aは、可撓性ケーブル4の導体部6の導出方向に対して直交する方向に配設されている。
【0045】
そして、この接続によって、可撓性ケーブル4の各導体部6を電送される電気信号が第1,第2のリードブロック11,21に接続可能な外部雌コネクタ(図示せず)に導出される。
【0046】
そして、第1のリードブロック11は、固定側ハウジング1の第1収容部1c内に収納されると共に、第2のリードブロック21は、可動側ハウジング2の第2収容部2c内に収納され、特に図3に示すように、第2,第3の端子ブロック25,28の第2,第3基体26,29が可動側ハウジング2の係止片2eでスナップ止めされた構成となっている。
【0047】
そして、回転コネクタは、取り付けられる自動車の車種や、同一車種のグレードなどによって、第1、第2のリードブロック11,21の第2の端子ブロック15,25の第2端子17,27や第3の端子ブロック18,28の第3端子20,30の本数や第1端子14,24からの引出箇所を違えて、この各端子が外部雌型コネクタが接続されるようになっている。
【0048】
また、この実施例では、第2の端子ブロック15,25と第3の端子ブロック18,28の端子の数(N本)が5本(最大数)のもので説明したが、第2の端子ブロック15,25や第3の端子ブロック18,28は、端子の数や第1端子14,24からの引出箇所を違えたものが種々、用意され、両者の端子ブロックを色々組み合わせることによって、自動車の車種や、同一車種のグレードなどに対応できるようになっている。
【0049】
【発明の効果】
以上のように、本発明の回転コネクタでは、リードブロックが第1,第2,第3の端子ブロックに区分けできて、それぞれの構成を簡素化でき、これによって、成型のための金型が簡単となって、安価となり、安価な回転コネクタを提供できる。
また、第1の端子ブロックの共通化が図れると共に、第2,第3の端子ブロックの組合せによって種々の組み合わせが適用できて、融通性のあるものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転コネクタを示す平面図。
【図2】本発明の回転コネクタに係わり、固定側ハウジングと移動体とを示す平面図。
【図3】本発明の回転コネクタの要部断面図。
【図4】本発明の回転コネクタに係わり、リードブロックと可撓性ケーブルとの接続状態を示す斜視図。
【図5】本発明の回転コネクタに係わり、リードブロックと可撓性ケーブルとの接続状態を示す分解斜視図。
【図6】従来の回転コネクタを示す平面図。
【図7】従来の回転コネクタの要部断面図。
【図8】従来の回転コネクタに係わり、リードブロックと可撓性ケーブルとの接続状態を示す斜視図。
【図9】従来の回転コネクタに係わり、リードブロックと可撓性ケーブルとの接続状態を示す分解斜視図。
【符号の説明】
1 固定側ハウジング
1a 外筒部
1b 底壁
1c 第1収容部
2 可動側ハウジング
2a 内筒部
2b 上壁
2c 第2収容部
2d ガイド部
2e 係止片
4 可撓性ケーブル
5 絶縁フィルム
6 導体部
7 移動体
7a 保持部
7b 回転部材
7c 案内部材
11 第1のリードブロック
12 第1の端子ブロック
13 第1基体
13a 孔
14 第1端子
14a 端子部
14b 露出部
15 第2の端子ブロック
16 第2基体
17 第2端子
17a 第1外部端子部
17b 第2外部端子部
18 第3の端子ブロック
19 第3基体
20 第3端子
20a 第3外部端子部
20b 第4外部端子部
21 第1のリードブロック
22 第1の端子ブロック
23 第1基体
24 第1端子
24a 端子部
24b 露出部
25 第2の端子ブロック
26 第2基体
27 第2端子
27a 第1外部端子部
27b 第2外部端子部
28 第3の端子ブロック
29 第3基体
30 第3端子
30a 第3外部端子部
30b 第4外部端子部

Claims (5)

  1. 第1のリードブロックが取り付けられた固定側ハウジングと、
    第2のリードブロックが取り付けられ、前記固定側ハウジングに対して回動可能に装着された可動側ハウジングと、
    前記固定側ハウジングと前記可動側ハウジングとの間に形成された収納部内に収納され、N本の導体部を有し、該N本の導体部のそれぞれが前記第1、及び第2のリードブロックのそれぞれに接続された可撓性ケーブルとを備え、
    前記第1、及び第2のリードブロックの少なくとも一方は、第1、第2,第3の端子ブロックで構成され、
    前記第1の端子ブロックは、絶縁材からなる第1基体と、前記第1基体に埋設して取り付けられたN本の第1端子とを有し、
    前記N本の第1端子は、前記第1基体から外方に突出するN本の端子部と、この端子部のそれぞれと導通し、前記第1基体から露出したN本の露出部とを有し、この露出部のそれぞれには、前記可撓性ケーブルの前記N本の導体部のそれぞれが接続され、
    前記第2の端子ブロックは、絶縁材からなる第2基体と、この第2基体に埋設して取り付けられ、前記第2基体から外方に突出した第1,第2の外部端子部を備えたN本以下の第2端子とを有すると共に、
    前記第3の端子ブロックは、絶縁材からなる第3基体と、この第3基体に埋設して取り付けられ、前記第3基体から外方に突出した第3,第4の外部端子部を備えたN本以下の第3端子とを有して、
    前記第2,第3の端子ブロックの前記第2,第4外部端子部のそれぞれが前記第1の端子ブロックの前記N本の端子部の何れか一つにそれぞれが接続されると共に、前記第2の端子ブロックの前記第1外部端子部と前記第3の端子ブロックの前記第3外部端子部とが並設されるように、前記第2,第3の端子ブロックの前記第2,第3基体が互いに合わせた状態で並設され、前記第1、第3外部端子部が外部コネクタ端子と接続可能であることを特徴とする回転コネクタ。
  2. 前記第1の端子ブロックの前記N本の端子部が、前記可撓性ケーブルの導体部の延びる方向に対して直角方向に導出されると共に、前記N本の端子部が一直線上に配設され、この一直線上のN本の端子部に前記第2,第4端子部が接続されたことを特徴とする請求項1記載の回転コネクタ。
  3. 前記第1の端子ブロックの前記N本の端子部が等間隔に配設されていることを特徴とする請求項1、又は2記載の回転コネクタ。
  4. 前記第1基体に孔部を設け、この孔部から前記第1端子の露出部を露出させたことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の回転コネクタ。
  5. 前記第2、第3の端子ブロックの前記第2,第4外部端子部のそれぞれは、N/2本の数を有し、第2,第4外部端子部が前記第1の端子ブロックの前記N本の端子部にそれぞれ互い違いに接続されたことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の回転コネクタ。
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