JPH0794431A - アモルファス半導体用基板、該基板を有するアモルファス半導体基板、及び該アモルファス半導体基板の製造方法 - Google Patents
アモルファス半導体用基板、該基板を有するアモルファス半導体基板、及び該アモルファス半導体基板の製造方法Info
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Abstract
印加の問題を解決し、堆積過程の制御性を高める方法及
びアモルファスSi堆積に適した基板、該基板を有する
アモルファス半導体基板を提供する。 【構成】 少くともその表面が電荷の移動可能なアモル
ファス構造の表面を有するアモルファス半導体用基板、
基板に直流成分を含むバイアスを印加し、特定ガス雰囲
気下で前記基板上に50MHz以上の高周波プラズマを
利用して形成されたアモルファス半導体を有するアモル
ファス半導体基板で、前記基板は少くともその表面が電
荷が移動可能なアモルファス構造の表面を有し、前記ア
モルファス半導体は該表面上に形成されている、アモル
ファス半導体基板及びその製造方法。
Description
板、該基板を有するアモルファス半導体基板及び該アモ
ルファス半導体基板の製造方法に関し、更に詳しくは優
れた半導体特性を有するアモルファスシリコンあるいは
アモルファスシリコン系の半導体層を形成するためのア
モルファス半導体用基板、該基板上にアモルファスシリ
コンあるいはアモルファスシリコン系の半導体層を有す
るアモルファス半導体基板及びその製造方法に関する。
は電子写真感光体、撮像管、団体撮像素子、TFT、太
陽電池などの電子デバイスに広く使われている。
SiC、a−SiN、a−SiO等の第IV族元素を含む
アモルファス半導体の堆積方法としては真空蒸着法、ス
パッタリング法、プラズマCVD法や光CVD法などの
各種CVD法など様々な方法が提案されている。中でも
SiH4 ガスなどのシラン化合物のような半導体ガスを
用い、周波数13.56MHzの高周波によるRFグロ
ー放電分解により基体上に成膜を行なう高周波プラズマ
CVD法は良質のa−Siが堆積出来るので一般に広く
使われる様になった。この方法はR.C.Chitti
c等(Journal of Electrochem
ical Society 第166巻第77ページ
1969年)が始めたもので、W.E.Spear等
(Solid State Communicatio
ns 第17巻 第1193ページ 1975年)がこ
の方法によりアモルファス半導体で始めて不純物による
電気伝導のpn制御に成功してから大いに注目され、太
陽電池(特開昭52−16990等)や電子写真感光体
(特開昭54−86341等)等を始めとして沢山の応
用例がある。
スやArガスで希釈したり13.56MHzのRFより
も高い周波数を用いたり、基板バイアスを制御したり、
さらに磁場を印加して電子サイクロトロン共鳴を利用す
る方法など様々な改良が行なわれている。
膜中には数%〜数10%の水素が含まれ(Applie
d Physics Letters 第30巻 第1
1号第561ページ 1977年)、10〜20%程度
の水素がa−Si堆積膜中に含まれると水素を含まない
a−Si堆積膜よりも優れた特性(光導電性、不純物に
よる電気伝導度の制御性など)が得られることから、水
素原子の含有が重要であると考えられるようになった。
素を供給する種々の方法が考案された。
する事(Journal of Applied Ph
ysics 第49巻 第12号 第6192ページ
1978年)により大きな効果が現われる。
rプラズマを用いて行うスパッター法では放電ガスであ
るArガスに水素ガスを混合し、13.56MHz程度
の高周波プラズマを使ってターゲットをスパッタリング
しながら堆積元素と反応させて対向基板上にアモルファ
ス膜堆積を行う反応性スパッタリング法が試みられ(例
えばSolid State Communicati
ons 第20巻 第969ページ 1976年)、ダ
ングリング・ボンドの少ないかなり良質のa−Si膜を
堆積出来る事が判明した。
長期保存にも向かないなど取り扱い方の難しい半導体ガ
スを使用しなくて良いなどの利点がある。このため害を
取除くための高価で大がかりな除害装置やガス漏れ警報
システム、シリンダー・キャビネットなどの周辺装置が
非常に簡略化出来、低コスト化に大変都合が良い。
AIP Conference Proceeding
s 第73巻 第47ページ(1981年)やSola
rEnergy Materials 第8巻 第18
7ページ(1982年)などに見られる様に基板にバイ
アスを印加するいわゆるバイアススパッタリング法や、
さらに放電周波数を13.56MHzよりもずっと高く
して基体バイアスによるAr+ イオンの制御性を高めa
−Siの膜質を改良する方法などが提案されて来た。特
に本発明者等が特願平4−205537にて提案した放
電周波数50〜100MHz以上の高周波を用いたバイ
アススパッタリングによるa−Siの堆積方法は制御さ
れたAr+ イオン照射により基体上でのSi原子の表面
移動性を水素に頼らずに促進する事が出来しかも堆積膜
及び基体のイオンダメージを防げるので水素を減らして
a−Siの光電特性の光劣化も低減出来る等、堆積膜の
特性の制御性を高められるという優れた長所がある。
優れ光劣化が少ないa−Si膜は、たとえば水素濃度が
低く同時にダングリングボンドも少ない膜である。この
ようなa−Si膜を形成するためには従来の膜堆積方法
よりも堆積過程の制御性をより高めなければならない。
特に基体バイアスの制御は膜堆積過程で基体へ入射し膜
質に影響を与えるイオンのエネルギーやその値を制御す
るために重要である。
タリング法などで膜質の改良のために基体バイアスを制
御しようとする場合、幾つかの問題点があった。
Hz程度の高周波ではプラズマ中のイオンエネルギーの
分布が広いため基体バイアスを精密に制御しても基体に
入射するイオンのエネルギーを精密に制御する事が難し
い。しかしながら、この問題は放電周波数を50MHz
以上に高めてイオンのエネルギー分布をシャープにする
事により解決出来る。
ズマのイオンエネルギー分布を説明する図である。図1
の例からわかる様に周波数が充分高くはない13.56
MHzの場合のイオンエネルギー分布は広く、しかもピ
ークを2つ持っている。これに対して100MHzでは
シャープなエネルギー分布を実現出来ていることがわか
る。
体が充分低抵抗でなければならない。a−Siの堆積の
際良く使われるガラス基体は高抵抗である為バイアス印
加には適さない。0.1mmのオーダーのガラス基体の
裏側に電極を置いてもガラス表面にはプラズマに接して
一定の自己バイアスが生じてしまい電極の直流バイアス
印加では制御出来ない。これを避けるために基体裏側の
電極に第二の周波数を印加する方法(特開昭63−50
025)もあるがこの方法では制御の範囲が限られ、特
に正側へ大きくバイアスを振る事が難しい。
どのアモルファス基体を用いなくてもa−Siの堆積が
可能である。例えば250℃程度のステンレス基体やA
l基体等の金属結晶上にa−Siを堆積する事が出来
る。
板表面での移動性を犠牲にするため光電導性の低下など
の特性低下を引き起こし易い。
適度に高くしたり、プラズマCVDなどで反応ガスの水
素希釈を充分に行なうことが行なわれるがこの場合は膜
が結晶化しアモルファス化の障害になる事がある。
Si堆積の場合にも起きるが、特願平4−205537
等に開示されているArガスとH2 ガス以外の残留ガス
不純物分圧が10-8Torr以下で50MHz以上の高
周波バイアススパッタリング法を用いたa−Si堆積を
行なう場合には特に影響が大きい。この方法を用いてS
i単結晶ウエハ上のSi堆積を行なうと条件を最適化す
る事により250〜400℃程度の低温で単結晶Siが
エピタキシャル成長する。これは膜成長表面でのSi原
子の移動性が高いためであり成長表面をAr+ イオン照
射して励起する効果によるものである。表面移動性を保
持しつつアモルファス化させるためには基体表面をアモ
ルファス化すれば良いのだが、ガラス等のアモルファス
材料は高抵抗のものが多いので基体バイアスを印加する
のが困難であるという問題点があった。
し上記の様な基体バイアス印加の問題点を解決し堆積過
程の制御性を高める方法を提供する事である。
基体及び該基体を有するa−Si半導体基板を提供する
事である。
スを印加し、不活性ガス及び水素含有ガスを除く残部の
ガス分圧が10-8Torr以下の雰囲気下で前記基板上
に50MHz以上の高周波プラズマを利用してアモルフ
ァス半導体を堆積するためのアモルファス半導体用基板
であって、前記基板は少なくともその表面が電荷が移動
可能なアモルファス構造の表面を有するアモルファス半
導体用基板を提供することを目的とする。
アスを印加し、不活性ガス及び水素含有ガスを除く残部
のガス分圧が10-8Torr以下の雰囲気下で、前記基
板上に50MHz以上の高周波プラズマを利用して形成
されたアモルファス半導体を有するアモルファス半導体
基板であって、前記基板は少なくともその表面が電荷が
移動可能なアモルファス構造の表面を有し、前記アモル
ファス半導体は該表面上に形成されているアモルファス
半導体基板を提供することを目的とする。
る基板に対向して配置されるターゲットと前記基板間と
の間をバイアスするための直流電源と、前記ターゲット
と前記基板間との間に高周波を印加するための高周波電
源とを少なくとも有する装置を用い、前記基板に直流成
分を含むバイアスを印加し、不活性ガス及び水素含有ガ
スを除く残部のガス分圧を10-8Torr以下とした雰
囲気下で、前記基板上に50MHz以上の高周波プラズ
マを利用して、前記ターゲットに含有される元素を少な
くとも有するアモルファス半導体を形成するアモルファ
ス半導体基板の製造方法であって、前記基板は少なくと
もその表面にアモルファス構造の表面を形成する工程を
有するアモルファス半導体基板の製造方法を提供するこ
とを目的とする。
導体用基板は基板に直流成分を含むバイアスを印加し、
不活性ガス及び水素含有ガスを除く残部のガス分圧が1
0-8Torr以下の雰囲気下で前記基板上に50MHz
以上の高周波プラズマを利用してアモルファス半導体を
堆積するためのアモルファス半導体用基板であって、前
記基板は少なくともその表面が電荷が移動可能なアモル
ファス構造の表面を有することを特徴とし、アモルファ
ス半導体基板は基板に直流成分を含むバイアスを印加
し、不活性ガス及び水素含有ガスを除く残部のガス分圧
が10-8Torr以下の雰囲気下で、前記基板上に50
MHz以上の高周波プラズマを利用して形成されたアモ
ルファス半導体を有するアモルファス半導体基板であっ
て、前記基板は少なくともその表面が電荷が移動可能な
アモルファス構造の表面を有し、前記アモルファス半導
体は該表面上に形成されていることを特徴としている。
製造方法は、アモルファス半導体を形成する基板に対向
して配置されるターゲットと前記基板間との間をバイア
スするための直流電源と、前記ターゲットと前記基板間
との間に高周波を印加するための高周波電源とを少なく
とも有する装置を用い、前記基板に直流成分を含むバイ
アスを印加し、不活性ガス及び水素含有ガスを除く残部
のガス分圧を10-8Torr以下とした雰囲気下で、前
記基板上に50MHz以上の高周波プラズマを利用し
て、前記ターゲットに含有される元素を少なくとも有す
るアモルファス半導体を形成するアモルファス半導体基
板の製造方法であって、前記基板は少なくともその表面
にアモルファス構造の表面を形成する工程を有すること
を特徴とする。
有するアモルファス半導体基板及びアモルファス半導体
基板の製造方法は以下に詳細に説明する多くの実施態様
を有する。
なa−Si系材料の堆積に用いる事の出来る基体は少な
くともその表面がアモルファス構造を有し、堆積原子が
表面上で高い移動性を持っていてもエピタキシャル成長
しないものであることが重要である。基体上でのホモエ
ピタキシャル成長だけでなくヘテロエピタキシャル成長
であってもこれを妨げる構造であることが重要でさらに
大面積のa−Si系材料の堆積のためには結晶核の発生
をも抑える必要がある。このためには表面均一性の高い
アモルファス表面を有することが重要となる。
の断面を説明する図である。1は基板、2はアモルファ
ス層、3はa−Si層である。ここでアモルファス層2
は可能な限りその表面は平坦で不純物で汚染されていな
い事が望ましい。平坦性は必ずしも絶対条件ではないが
局所的には少なくとも100nm以下、望ましくは10
nm以下のオーダーの大きさ及び凹凸に抑えられている
べきである。必要な表面平坦性は堆積原子又は反応前駆
体の表面移動性の程度により影響を受ける。
は均一なアモルファス構造の膜堆積を行なうために必要
であるがその状態を一概に規定する事は困難が伴う。し
かしながら、一般的にいって通常a−Si堆積の際にこ
の分野で用いられる種々の基体洗浄方法や広く半導体デ
バイス作成に使われている方法、例えば硫酸洗浄やフッ
酸洗浄の組み合わせにより充分な効果をあげる事が出来
る。
ス基体で実現することが可能であるが、これでは前記の
様に基体の電気抵抗が高すぎて直流成分を含む基体バイ
アス印加が困難である。本発明の実現のためには少なく
ともその表面が導電性を有するアモルファス基体である
ことが必要である。一例としては低抵抗の周期律表第II
I 族に属する元素を有するp+ −Siウエハや周期律表
第V族に属する元素を有するn+ −Siウエハの表面を
ごく薄く(たとえば1nm程度)酸化して電子等の電荷
キャリアがトンネル効果により通過する様にして用いる
事ができる。このような薄いトンネル酸化膜は例えば適
当な条件でSiウエハ表面を熱酸化する事により形成す
る事が出来る。この際トンネル酸化膜の均一性を確保す
るためには通常Siウエハ表面に自然に形成されている
自然酸化膜をエッチングで除去し改めてSiウエハ表面
を薄く均一に酸化する事が効果的である。不純物濃度の
比較的低いSiウエハも使えない事はないが基体バイア
スを正確に印加するためには出来る限り低抵抗のウエハ
の熱酸化膜を用いる事が望ましい。Siウエハ表面に形
成された酸化膜が均一で破れが無ければ、酸化膜として
は薄ければ薄いほど良い。堆積膜のアモルファス化のた
めには単原子層のSiO2 膜が形成されていれば充分で
ある。酸化膜が厚くなるほど基体バイアスの印加は困難
になってくる。具体的には5nm以上の酸化膜は望まし
くない。
含む窒素ガス雰囲気中で表面の自然酸化膜を除去したS
iウエハを約650℃にて数秒間酸化する事により10
Å程度の厚さの均一な酸化膜を形成出来る。
て冷却したロールに吹き付けたり2本のロールの間を通
過させたりして急冷して形成されるアモルファス金属か
ら成る基体が使用できる。良く知られたこの方法で形成
されるアモルファス金属は通常ごく薄いのでこれを結晶
性の導電基板に貼り付けたり絶縁基板に貼り付けて該ア
モルファス金属部に直接電圧印加したりして使う事が出
来る。また薄いアモルファス金属をそのまま張り渡して
基板とする事も出来る。いわゆるroll to ro
ll方式として使用する事も可能である。
法、スパッタリング法等の薄膜形成法によりSiO2 等
のアモルファストンネル膜を形成して使用しても良い。
化膜あるいは窒化膜が形成できればこれも使用可能であ
る。
構造である必要があり、電気抵抗は低いほど良い。しか
しながら、必ずしもトンネル効果によって電荷が流れる
事は必ずしも重要ではない。
ァス構造の有機低抵抗材料から成る基体も使用可能であ
る。一例としてはポリカーボネート樹脂やポリスチレン
樹脂その他のアモルファス有機高分子にトリフェニルア
ミンやトリフェニルメタン等の電子供与性低分子を添加
しさらに少量の電子吸引性低分子を添加するなどの方法
で電子供与性分子を一部酸化したものを用いることが出
来る。基体温度を比較的高く保ちたい場合には分子量が
大きいものを選択する事が出来る。
ファス構造の導電性基体を用いて基板バイアスを正確に
制御し、かつ好ましくは50MHz以上、更に好ましく
は100MHz以上の高周波プラズマによりプラズマ中
のイオンのエネルギー分布をシャープにする事により基
体表面に入射するイオンのエネルギーを精密に制御する
事が出来る。この分野で通常良く使われている13.5
6MHzの周波数ではイオン・エネルギーの分布が広す
ぎるためイオンの精密な制御は難しく、膜堆積過程の制
御が充分にできない。
の堆積方法としてはSiH4 などの反応ガスを用いたプ
ラズマCVDやSiターゲットをArプラズマでスパッ
ターするスパッタリング法などが使えるが、Arガスに
添加する水素ガスの比率により膜中の水素濃度を幅広く
制御出来るスパッタリング法の方が基体へのイオン照射
の効果が顕著に現われるので本発明をより有効に活用す
る事が出来る。
C,Ge,N,O等を含むa−Si合金にも全く同様に
適用する事が出来る。スパッタリングの場合はターゲッ
トにSiの代わりにSiGeやSiC、SiNを用いた
り、Si、Ge、C、SiC、SiN等の固体ターゲッ
トとSiH4 、GeH4 、CH4 、N2 、NH3 等のガ
ス材料を組み合わせたりこの分野で良く知られた様々な
方法が使用可能である。
らの材料ガスを混合して用いる良く知られた方法にした
がってプラズマを発生し、バイアスを印加した基体上に
a−Si合金の堆積を行なう事が出来る。
て用いる事により堆積過程の制御性を向上させる事も可
能である。この場合にも精密なイオンエネルギー制御の
ために周波数は好ましくは50MHz以上、更に好まし
くは100MHz以上とすることが望ましい。
積する場合、放電ガス中のArと水素以外のガス、例え
ばH2 O,N2 ,CO2 等、の圧力が低い方が不純物の
少ない良好な膜を堆積できる。これらのガスは膜中に取
り込まれて欠陥の原因になるだけでなく、膜堆積の際に
堆積原子の表面移動を阻害する可能性があるので望まし
くない。このため成膜チャンバーのいわゆる背圧は10
-6torr以下望ましくは10-7torr以下とするの
が良い。
促進効果を大切にするためには10 -8torr以下の背
圧を実現することが望ましい。
より高純度のものを用いるのが望ましい。そのために、
成膜チャンバーへのガス導入の直前にガス精製装置を通
すことは好ましく、ガス配管内でのガスの汚染を防止す
るためにはSUS配管内の不動態化処理を施したり、そ
の他半導体業界で知られる種々の方法を使うことが出来
る。
電ガスとしてはHe、Ne、Ar、Xe,Krなどの不
活性ガスを通常のスパッタリングと同様に使用できる。
中でもArガスがその取扱い性、特性から好ましい。周
波数が50MHz以上、特に100MHz以上では原子
量の違う上記不活性ガスのどれでもHeを除きイオンの
エネルギー分布の幅に13.56MHzの場合のように
極端に大きな差は生じない。Heの場合にはエネルギー
分布は若干広いが、それでもイオンダメージは少ない。
したがって必要に応じてこれらのガスを選択することが
出来る。また必要に応じてこれらのガスを2種以上混合
して用いても良い。
数10mtorr程度が適当であるが必ずしもこの範囲
に限定される訳ではない。
る不活性元素ガスイオンの比率があまり低すぎるとイオ
ンによるSi原子の表面移動の促進効果が不十分で構造
緩和が進まず膜質が低下する場合がある。Arの場合の
原子比Ar/Siは大体0.1程度以上とするのが望ま
しい。この値はターゲットバイアスの大きな基体間バイ
アスの大きさ、放電パワー、放電圧力などにより制御で
きる。
り最適値が変化するので独立には決められないが大体数
mtorr以下で良く、1mtorr程度以下でも充分
な効果が認められる。
素を含むArガスなどの不活性ガスを導入しても良いし
水素とArなどの不活性ガスを別々に流量制御しながら
成膜室に導入し成膜室内で混合しても良い。
積膜中のダングリングボンドは減少する。
子に対し0.1at%以上とするのが望ましい。これ以
下では水素添加の効果がはっきり現れないことが多い。
これにより水素はa−Si堆積膜中に効果的に取り込ま
れる。
ャンバー中に残留ガスとして存在して混入するだけの水
素を使用することはa−Siの特性の制御性が低いため
適当でない。水素はa−Siの特性に強く影響するので
あくまでも水素を制御しながら導入することが望まし
い。Arなどの不活性元素や水素の量の制御方法として
は簡単な流量計でも良いが、流れる流量を制御できるマ
スフローコントローラー等が望ましい。量の制御が出来
れば制御の方法そのものは特定されない。Arなどの不
活性元素と水素の比率は必要に応じて成膜中に変化させ
る事も出来る。このような制御の方法は従来のスパッタ
リング法やプラズマCVDなどで良く知られた方法をそ
のまま、あるいは適宜に改良して使える。
1.0のものの他に重水素、三重水素などの同位体を使
用することも出来る。なお結晶Siを成長させる場合に
は水素は不要であり、水素があるとかえって結晶欠陥が
発生することがある。水素添加はa−Si堆積の場合に
特に優れた効果を示す。
場合には高純度の多結晶Siや単結晶Siを使える。こ
れらは市販のものが容易に入手できるので都合が良い。
また特に必要があれば一度アモルファス化したターゲッ
トを使っても良い。ターゲットは高純度である方が良い
が必要に応じて電導性制御のための特定の不純物、例え
ばP、As、Sb等のVb族元素やB、Al、Ga等の
IIIb族元素あるいはLiやBi等の導電性を制御出来る
不純物を含むものを使用することが出来る。ターゲット
に含まれるこの様な不純物はかなり高い比率で堆積膜中
に取り込まれる。これによりn型あるいはp型の堆積膜
を成膜する事が出来る。
含まれていても良いが通常はガスとして成膜チャンバー
に供給する方が制御性が良い。
n、a−SiN、a−SiO等の成膜を行なう場合には
それぞれSiGe、SiC、SiSn、SiN、SiO
等の合金ターゲットを用いることが出来る。これらの不
純物や合金元素の濃度比はターゲットの濃度比を選択す
ることにより制御できる。
iとSn等別々のターゲットを同時に使用することも出
来る。a−SiGeを本発明のような反応性スパッタリ
ング法で堆積する場合はプラズマCVDの場合のように
高価で爆発性が高いGeH4のようなガスを使用せずに
済むので原材料のコストダウンだけでなくガス供給配
管、ガス漏洩警報システム、排ガス処理系等を簡略化で
きるため計り知れない利点がある。
の一部が気体状で供給できるものの場合にはArに水素
と同様に混ぜることによりSiターゲットだけを用いて
堆積することが出来る。これらの方法は従来のスパッタ
リング法で工夫されている様々な方法が全て使用可能で
ある。
タリング装置の一例の模式的構成図を示す。4は真空チ
ャンバー、33は排気用ターボ分子ポンプ、34はロー
タリーポンプなどのメカニカルポンプ、6はサセプタ、
7は基板5を加熱するための加熱手段であるヒーター、
8はターゲット、9はマグネット、10はコンデンサ、
11はマッチングボックス、12は高周波電源、13は
ローパスフィルター、14は直流バイアス電源、15及
び19は夫々ガス精製装置、16はアルゴンボンベ、1
7はアルゴンガス配管、18は及び22はマスフローコ
ントローラー、20は水素ボンベ、21は水素ガス配
管、23はメインバルブ、24a〜24hは夫々バルブ
である。アルゴンボンベ16からはバルブ24a,24
bを介してガス精製装置15にアルゴンガスが供給さ
れ、ガス中に含まれた微粒子などの不純物が除去され、
更にバルブ24cアルゴンガス配管17を介してマスフ
ローコントローラー18に供給される。マスフローコン
トローラー18は不図示のコントローラーなどからの制
御信号に基づいて所望の流量のアルゴンガスをバルブ2
4dを介して真空チャンバー4内に供給する。水素ボン
ベ20からも同様にガス精製装置19、水素ガス配管、
マスフローコントローラー22を通って水素ガスが所望
量、真空チャンバー4内に供給可能にされている。真空
チャンバー4内にはArガス配管17を経てArガス
を、H2 ガス配管21を経てH2 ガスを、放電ガスとし
て導入し用いることができる。真空チャンバー4内にタ
ーゲット8と基板5を設置し、両者を高周波放電の電極
とする。基板5及びターゲット8にはバイアスを印加出
来るようにローパスフィルタを介して直流バイアス電源
が接続されている。真空チャンバー4は超高真空対応で
しかも排気量の大きいターボ分子ポンプ33により排気
する。
場合について説明する。
積した構成のデバイスを作製する場合に本発明は一般的
に使用可能である。一例をあげれば単結晶Siのコレク
ター領域となる領域とその上に形成されたベース領域と
なる領域を有するSiウエハを用意し、そのベース領域
上にトンネル酸化膜(膜厚10Å程度)を形成し、さら
にその上に本発明のスパッタリング法によりa−Siの
エミッターを形成したヘテロバイポーラ・トランジスタ
を挙げる事が出来る。これによりエミッタ接地電流増幅
率hFEが高められる。
ついたベース領域を基板とするため基板表面へのバイア
ス印加が可能である。a−SiはArとH2 の混合ガス
によるSiターゲットのスパッタリングで形成すること
ができるのは先述のとおりである。
るAr+ イオン及びH+ イオンのイオン・エネルギーを
自由に制御して最適化出来るのでa−Si層の構造欠陥
の低減や膜中のH濃度の制御が実現し易くなる。
し回路上にa−Siの受光層を形成した光センサー、イ
メージ・センサーなどを実現する事が出来る。結晶Si
のpinセンサーやpinセンサー部を持つCCDなど
のpi部分を本発明によりa−Siで形成すれば、a−
Si層の強い光吸収特性を利用した高感度の受光デバイ
スとなる。
i合金層を蓋層した構造の様々な変形が可能となる。
詳しく説明する。
s:350℃、水素濃度7%とした。
図3に示すバイアススパッタリング装置を用いてa−S
iの成膜を行なう方法について説明する。ターゲット8
として直径120mm、厚さ1mm、堆積抵抗率150
0Ωcmの単結晶SiのFZウエハを用い、放電ガスと
してH2 Oの露点−100℃以下の高純度Arガスと水
素との混合ガスを用いる。ターゲットバイアスを印加し
易くするためにあらかじめイオン注入装置によりターゲ
ットの裏面にBをイオン注入し、バイアス電極とのオー
ミック接触を取れるようにしたものを使う。基板5はp
+ Siウエハを用い、結晶化を防止するためその表面に
熱酸化により0.7nmのトンネル酸化膜を形成したも
のを使う。真空チャンバー4(成膜チャンバーと称す)
内の基板サセプター6上に基板5を固定し、このチャン
バー内を10-9Torr以下の真空に排気する。基板表
面は基板サセプター6内の基板ヒーター7により350
℃に加熱する。その後まずArガスのみを成膜チャンバ
ー内に流して圧力を10mTorrに設定し、接地電位
に対してターゲットバイアス−5V、基板バイアス+5
V、放電パワー5Wで高周波放電を起しイオンボンバー
ドメントにより基板表面のクリーニングを行なう。10
0MHzの高周波で基板バイアスを+5Vにすると基板
表面はイオンダメージを全く受けない。
ガスの混合気体を流して基板温度350℃のままa−S
iの堆積を行なう。放電周波数は100MHz、ターゲ
ットバイアス−150V、基板バイアス+20V、放電
パワー100W、Arと水素の混合ガスの圧力15mT
orr、水素分圧は0.5mTorrとした。この条件
でa−Si堆積を行なうと堆積速度は5nm/min.
程度であった。この膜はX線回折又は電子線回折でハロ
ーパターンが得られる事により容易にアモルファス構造
である事が確認できる。
スペクトルにより分析すると約7at%程度であった。
この水素含有量はSiH4 ガスを用い13.56MHz
の通常良く使われるRFプラズマCVDにより350℃
の基板温度でガラス基板上に堆積したa−Siよりも低
めの値であるが、水素濃度が低いにもかかわらずスピン
密度は5×1015cm-3程度であり同程度の水素を含む
RFプラズマCVDによるa−Si膜よりも低いスピン
密度であった。しかも光導電性の光劣化はプラズマCV
Dによるa−Si膜の約1/5程度であり明らかにRF
プラズマCVDによるガラス基板上に形成したa−Si
よりも良好な特性を示した。 実施例2 主要実施条件はアモルファスFeCrPC合金、Ts:
280℃、水素濃度9%とした。
合金を基板5として用いて図3に示す装置を用いて実施
例1と同様の方法によりa−Siの成膜を行なう方法に
ついて説明する。ターゲット8として直径120mm、
厚さ1mm、堆積抵抗率1500Ωcmの単結晶Siの
FZウエハを用い、放電ガスとしてH2 Oの露点−10
0℃以下の高純度Arガスと水素との混合ガスを用い
る。ターゲットバイアスを印加し易くするためにあらか
じめイオン注入装置によりターゲットの裏面にBをイオ
ン注入し、バイアス電極とのオーミック接触を取れるよ
うにしたものを使う。基板5はアモルファスFeCr10
P13C7 合金ロールを切り出して充分に洗浄して用い
る。成膜チャンバー内の基板サセプター6上に基板5を
固定し、このチャンバー内を10-9Torr以下の真空
に排気する。基板表面は基板サセプター6内の基板ヒー
ター7により280℃に加熱する。その後まずArガス
のみを成膜チャンバー内に流して圧力を10mTorr
に設定し、接地電位に対してターゲットバイアス−5
V、基板バイアス+5V、放電パワー5Wで高周波放電
を起しイオンボンバードメントにより基板表面のクリー
ニングを行なう。100MHzの高周波基板バイアスを
+5Vにすると基板表面はイオンダメージを全く受けな
い。
ガスの混合気体を流して基板温度350℃のままa−S
iの堆積を行なう。放電周波数は100MHz、ターゲ
ットバイアス−150V、基板バイアス+10V、放電
パワー100W、Arと水素の混合ガスの圧力15mT
orr、水素分圧は0.2mTorrである。この条件
でa−Si堆積を行なうと堆積速度は5nm/min.
程度である。この膜はX線回折又は電子線回折でハロー
パターンが得られる事により容易にアモルファス構造で
ある事が確認できる。
スペクトルにより分析すると約9at%程度である。こ
れはSiH4 ガスを用い13.56MHzの通常良く使
われるRFプラズマCVDにより280℃の基板温度で
ガラス基板上に堆積したa−Siよりも低めの値である
が、水素濃度が低いにもかかわらずスピン密度は5×1
015cm-3程度以下であり同程度の水素を含むプラズマ
CVDによるa−Si膜よりも低い。しかも光導電性の
光劣化はプラズマCVDによるa−Si膜の約1/3程
度であり明らかに従来のプラズマCVDによるa−Si
よりも良好な特性を示す。 実施例3 主要実施条件は酸化膜付きCr基板、Ts:400℃、
水素濃度4%とした。
に示す装置を用いてa−Siの成膜を行なう方法につい
て説明する。ターゲットとして直径120mm、厚さ1
mm、堆積抵抗率1500Ωcmの単結晶FZSiウエ
ハを用い、放電ガスとしてH 2 Oの露点−100℃以下
の高純度Arガスと水素との混合ガスを用いる。ターゲ
ットバイアスを追加し易くするためにあらかじめイオン
注入装置によりターゲットの裏面にBをイオン注入し、
バイアス電極とのオーミック接触を取れるようにしたも
のを使う。基板は金属Crを用い、結晶化を防止するた
めその表面に熱酸化により約1nmのトンネル酸化膜を
形成したものを使う。この熱酸化は高純度のArガス
(不純物として含まれるH2 Oが5ppb以下)で希釈
した高純度のO2 ガス(不純物として含まれるH2 Oが
10ppb以下)を用いる。Cr基板表面は酸化の前に
あらかじめフッ酸洗浄等により自然酸化膜を除去してお
く。加熱温度は400〜500℃程度とする。これによ
り緻密でピンホールの少ないアモルファス構造のCr2
O3 膜を形成出来る。成膜チャンバー内の基板サセプタ
ー6上に基板5を固定し、このチャンバー内を10-9T
orr以下の真空に排気する。基板表面は基板サセプタ
ー6内の基板ヒーター7により400℃に加熱する。そ
の後まずArガスのみを成膜チャンバー内に流して圧力
を10mTorrに設定し、接地電位に対してターゲッ
トバイアス−5V、基板バイアス+5V、放電パワー5
Wで高周波放電を起してイオンボンバードメントにより
基板表面のクリーニングを行なう。100MHzの高周
波基板バイアスを+5Vにすると基板表面はイオンダメ
ージを全く受けない。
ガスの混合気体を流して基板温度400℃のままa−S
iの堆積を行なう。放電周波数は100MHz、ターゲ
ットバイアス−150V、基板バイアス+20V、放電
パワー100W、Arと水素の混合ガスの圧力15mT
orr、水素分圧は5mTorrである。この条件でa
−Si堆積を行なうと堆積速度は3nm/min.程度
である。この膜はX線回折又は電子線回折でハローパタ
ーンが得られる事により容易にアモルファス構造である
事が確認できる。
スペクトルにより分析すると約4at%程度である。こ
れはSiH4 ガスを用い13.56MHzの通常良く使
われるRFプラズマCVDにより400℃の基板温度で
ガラス基板上に堆積したa−Siよりも低めの値である
が、水素濃度が低いにもかかわらずスピン密度は1×1
016cm-3程度であり同程度の水素を含むプラズマCV
Dによるa−Si膜よりも低い。光導電性はプラズマC
VDよりも4桁以上大きくしかも光劣化は認められず明
らかに従来のプラズマCVDによるa−Siよりも良好
な特性を示す。 実施例4 主要実施条件は有機導電膜、Ts:100℃、水素濃度
15%とした。
個あるフェニル基の1個のみにメチル基を付けたトリフ
ェニルアミンを40wt%とオルトキノン0.5wt%
を均一に混合しニッケル基板上に1μの厚さに塗布した
ものを基板5とする。溶媒はクロロホルムなどを使用す
る。この基板5上に図3に示す装置を用いてa−Siの
成膜を行なう方法について説明する。ターゲット8とし
て直径120mm、厚さ1mm、堆積抵抗率1500Ω
cmの単結晶SiのFZウエハを用い、放電ガスとして
H2 Oの露点−100℃以下の高純度Arガスと水素と
の混合ガスを用いる。ターゲットバイアスを印加し易く
するためにあらかじめイオン注入装置によりターゲット
の裏面にBをイオン注入し、バイアス電極とのオーミッ
ク接触を取れるようにしたものを使う。基板はクロロホ
ルムによりポリカーボネートを溶解しトリフェニルアミ
ン誘導体とオルトキノンをこれに加えて良く混合分散さ
せNi基板上に1μの厚さに塗布し乾燥させたものを用
いる。成膜チャンバー内の基板サセプター6上にこの基
板5を固定し、このチャンバー内を10-9Torr以下
の真空に排気する。基板表面は基板サセプター6内の基
板ヒーター7により100℃に加熱する。その後まずA
rガスのみを成膜チャンバー内に流して圧力を10mT
orrに設定し、接地電位に対してターゲットバイアス
−5V、基板バイアス+5V、放電パワー5Wで高周波
放電を起しイオンボンバードメントにより基板表面のク
リーニングを行なう。100MHzの高周波基板バイア
スを+5Vにすると基板表面はイオンダメージを全く受
けない。
ガスの混合気体を流して基板温度100℃のままa−S
iの堆積を行なう。放電周波数は100MHz、ターゲ
ットバイアス−150V、基板バイアス+5V、放電パ
ワー100W、Arと水素の混合ガスの圧力15mTo
rr、水素分圧は0.1mTorrである。この条件で
a−Si堆積を行なうと堆積速度は7nm/min.程
度である。この膜はX線回折又は電子線回折でハローパ
ターンが得られる事により容易にアモルファス構造であ
る事が確認できる。
スペクトルにより分析すると約15at%程度である。
これはSiH4 ガスを用い13.56MHzの通常良く
使われるRFプラズマCVDにより100℃の基板温度
でガラス基板上に堆積したa−Siよりも低めの値であ
る。スピン密度は8×1015cm-3程度で有り基板温度
100℃でガラス基板上に通常のプラズマCVDにより
堆積したa−Si膜よりも低い。光導電性は通常のプラ
ズマCVDによるa−Siよりも5桁近く高く良好な特
性を示す。 実施例5 図3に示す装置を用いてエミッターにバンドギャップ約
1.5eVのa−Si:Hを用いたヘテロバイポーラー
・トランジスタHBTを作成する方法を説明する。体積
抵抗率約0.01Ωcm程度のn+ 型Siの(100)
ウエハ41上に放電周波数100MHzの高周波バイア
ス・スパッター法により厚さ約4000Å、体積抵抗率
0.1Ωcm程度のn型単結晶Si層42をエピタキシ
ャル成長する。スパッター・ターゲットには体積抵抗率
0.1Ωcm程度のn型Siを用いる。ターゲット裏側
にp+ イオン注入して裏側からバイアス印加用の接点で
のオーミック接触が取れるようにしておく。次に基板を
真空チャンバー4内の基板サセプター6上に設置し、チ
ャンバー4内をターボ分子ポンプにより1×10-9to
rr以下に排気する。基板を400℃に加熱しH2 Oの
露点−100℃以下の高純度Arガスをチャンバー4内
に導入して圧力15mtorrに設定し、Arプラズマ
でまず基板表面のイオンボンバードメントにより表面の
クリーニングを行なう。クリーニング条件はターゲット
・バイアス−5V、基板バイアス+5V、放電パワー5
W、クリーニング時間は5分間である。次に引き続いて
Si層のエピタキシャル成長を行なう。エピタキシャル
成長条件はターゲット・バイアス−150V、基板バイ
アス+20V、放電パワー100W、基板温度は400
℃のままである。
出し、n層42にイオン注入によりキャリア濃度約10
18cm-3、厚さ約1800Åのn層43を形成する。こ
の上にさらにイオン注入によりキャリア濃度約5×10
19cm-3のn層44を800Å形成する。次にLOCO
S酸化によるSiO2 領域45により素子分離し、さら
にその上にSiO2 層46をCVDで堆積しパタニング
してn層44上にエミッター用開口部を設け、この開口
部のn層44表面にN2 /O2 混合ガス(O2濃度10
%)中で650℃で5秒間の熱酸化により約10Åのト
ンネル酸化膜47を形成する。この酸化膜47は電荷を
通すので基板表面へのバイアス印加が可能である。こう
して図4の構造が出来上がる。
のような手順でn型a−Si:Hを約500Å形成して
エミッターとする。このn型a−Si:H膜は通常のシ
ランガスのプラズマCVDで堆積したa−Si:H膜に
較べ水素濃度が低くかつスピン密度が低くてキャリア輸
送性が良好である。ターゲットとしては抵抗率0.01
Ωcmのn型Siを用いる。図4の基板を図3の装置の
基板サセプター6上に再び設置し、チャンバー4内をタ
ーボ分子ポンプにより1×10-9torr以下に排気す
る。基板温度を350℃に加熱したのちArガスプラズ
マを用いて基板表面のイオン・ボンバードメントによる
クリーニングを行なう。クリーニング条件はターゲット
・バイアス−5V、基板バイアス+5V、圧力10mt
orr、放電周波数100MHz、放電パワー5W、ク
リーニング時間は5分間である。次にAr/H2 混合ガ
ス(H2 濃度3mol%)を用いてスパッタリングによ
りa−Si:H膜の成膜を行なう。圧力15mtor
r、ターゲット・バイアス−150V、基板バイアス+
20V、放電周波数100MHz、放電パワー100W
である。n層44表面の薄い酸化膜47のため堆積した
層48はアモルファス構造となりしかも水素が7%以下
となる。これにより正孔の易動度がプラズマCVDによ
るa−Si:H膜より1〜2桁向上するなどの利点があ
る。この条件ではバンド・ギャップは1.55eV程度
となる。このa−Si:H上に真空を破らずに引き続い
てn+ 多結晶Si49を堆積する。堆積条件は基板温度
420℃、ターゲット・バイアス−150V、基板バイ
アス+15V、放電圧力15mtorr、放電パワー1
00W、Ar/H2 混合ガスのH2 濃度は50mol%
である。続いてSiO2 層51や電極50などを必要に
応じて形成し、バイポーラートランジスタを作製した。
こうして作成した図5に示されるようなHBT(ヘテロ
バイポーラトランジスタ)のエミッタ接地電流増幅率h
FEは約400程度になる。
記構造と等しくエミッタがa−Siではなく単結晶n型
Si(キャリア濃度約1020cm-3)である通常の単結
晶バイポーラー・トランジスタのhFEは約100である
ので上記のHBTではhFEを通常のバイポーラー・トラ
ンジスタよりも高くする事が出来ることがわかる。
MHz以上の高周波プラズマを利用してa−Si又はa
−Si合金を堆積する場合において基体バイアスを正確
に制御する事が可能となり、基体へのイオン照射とエネ
ルギーの精密な制御により堆積過程の制御性を向上させ
る事が出来る。このため膜質のより自由な制御が可能と
なり、太陽電池、TFT、固体撮像デバイス、電子写真
感光体あるいはLED等の薄膜デバイス、受光デバイス
や、発光デバイス等の高性能化の為に広く使用する事が
出来る。
ンエネルギー分布を説明する図である。
る。
す模式的構成図である。
タの作製途中までの工程を説明するための模式的切断面
図である。
タの模式的切断面図である。
Claims (38)
- 【請求項1】 基板に直流成分を含むバイアスを印加
し、不活性ガス及び水素含有ガスを除く残部のガス分圧
が10-8Torr以下の雰囲気下で前記基板上に50M
Hz以上の高周波プラズマを利用してアモルファス半導
体を堆積するためのアモルファス半導体用基板であっ
て、前記基板は少なくともその表面が電荷が移動可能な
アモルファス構造の表面を有することを特徴とするアモ
ルファス半導体用基板。 - 【請求項2】 請求項1において、前記電荷が移動可能
な表面は基体上に設けられた導電性のアモルファス構造
の層であることを特徴とする請求項1記載のアモルファ
ス半導体用基板。 - 【請求項3】 請求項2において、前記導電性のアモル
ファス構造の層は伝導性を制御することが可能な物質を
含有するシリコン化合物層であることを特徴とする請求
項2記載のアモルファス半導体用基板。 - 【請求項4】 請求項3において、前記伝導性を制御可
能な物質は周期律表第III 族に属する元素であることを
特徴とする請求項3記載のアモルファス半導体用基板。 - 【請求項5】 請求項3において、前記伝導性を制御可
能な物質は周期律表第V族に属する元素であることを特
徴とする請求項3記載のアモルファス半導体用基板。 - 【請求項6】 請求項4において、前記周期律表第III
族に属する元素はB、Al、Gaからなる群から少なく
とも1つ選択された元素であることを特徴とする請求項
4記載のアモルファス半導体用基板。 - 【請求項7】 請求項5において、前記周期律表第V族
に属する元素はP、As、Sb、Biからなる群から少
なくとも1つ選択された元素であることを特徴とする請
求項5記載のアモルファス半導体用基板。 - 【請求項8】 請求項3において、前記伝導性を制御可
能な物質はLiであることを特徴とする請求項3記載の
アモルファス半導体用基板。 - 【請求項9】 請求項1において、前記アモルファス構
造の表面は基体上に形成されたトンネル酸化膜であるこ
とを特徴とする請求項1記載のアモルファス半導体用基
板。 - 【請求項10】 請求項1において、前記アモルファス
構造の表面は基体上に形成された酸化膜であることを特
徴とする請求項1記載のアモルファス半導体用基板。 - 【請求項11】 基板に直流成分を含むバイアスを印加
し、不活性ガス及び水素含有ガスを除く残部のガス分圧
が10-8Torr以下の雰囲気下で、前記基板上に50
MHz以上の高周波プラズマを利用して形成されたアモ
ルファス半導体を有するアモルファス半導体基板であっ
て、前記基板は少なくともその表面が電荷が移動可能な
アモルファス構造の表面を有し、前記アモルファス半導
体は該表面上に形成されていることを特徴とするアモル
ファス半導体基板。 - 【請求項12】 請求項11において、前記電荷が移動
可能な表面は基体上に設けられた導電性のアモルファス
構造の層であることを特徴とする請求項11記載のアモ
ルファス半導体基板。 - 【請求項13】 請求項12において、前記導電性のア
モルファス構造の層は伝導性を制御することが可能な物
質を含有するシリコン化合物層であることを特徴とする
請求項12記載のアモルファス半導体基板。 - 【請求項14】 請求項13において、前記伝導性を制
御可能な物質は周期律表第III 族に属する元素であるこ
とを特徴とする請求項13記載のアモルファス半導体基
板。 - 【請求項15】 請求項13において、前記伝導性を制
御可能な物質は周期律表第V族に属する元素であること
を特徴とする請求項13記載のアモルファス半導体基
板。 - 【請求項16】 請求項14において、前記周期律表第
III 族に属する元素はB、Al、Gaからなる群から少
なくとも1つ選択された元素であることを特徴とする請
求項14記載のアモルファス半導体基板。 - 【請求項17】 請求項15において、前記周期律表第
V族に属する元素はP、As、Sb、Biからなる群か
ら少なくとも1つ選択された元素であることを特徴とす
る請求項15記載のアモルファス半導体基板。 - 【請求項18】 請求項13において、前記伝導性を制
御可能な物質はLiであることを特徴とする請求項13
記載のアモルファス半導体基板。 - 【請求項19】 請求項11において、前記アモルファ
ス構造の表面は基体上に形成されたトンネル酸化膜であ
ることを特徴とする請求項11記載のアモルファス半導
体基板。 - 【請求項20】 請求項11において、前記アモルファ
ス構造の表面は基体上に形成された酸化膜であることを
特徴とする請求項11記載のアモルファス半導体基板。 - 【請求項21】 請求項11において、前記アモルファ
ス半導体はシリコン原子を含有することを特徴とする請
求項11記載のアモルファス半導体基板。 - 【請求項22】 請求項21において、前記アモルファ
ス半導体はシリコン原子を母体とすることを特徴とする
請求項21記載のアモルファス半導体基板。 - 【請求項23】 請求項21において、前記アモルファ
ス半導体はシリコン原子と炭素原子、スズ原子、窒素原
子及びゲルマニウム原子からなる群から少なくとも1つ
選択された原子を含有することを特徴とする請求項21
記載のアモルファス半導体基板。 - 【請求項24】 請求項11において、前記基体はシリ
コンウエハーであるとを特徴とする請求項11記載のア
モルファス半導体基板。 - 【請求項25】 請求項11において、前記アモルファ
ス構造の表面は熱酸化膜であることを特徴とする請求項
11記載のアモルファス半導体基板。 - 【請求項26】 請求項11において、前記アモルファ
ス構造の表面は100nm以下の凹凸を有することを特
徴とする請求項11記載のアモルファス半導体基板。 - 【請求項27】 請求項25において、前記熱酸化膜は
SiO2 膜であることを特徴とする請求項25記載のア
モルファス半導体基板。 - 【請求項28】 請求項27において、前記SiO2 膜
は5nmより薄いことを特徴とする請求項27記載のア
モルファス半導体基板。 - 【請求項29】 請求項21において、前記アモルファ
ス半導体は水素原子を含有することを特徴とする請求項
21記載のアモルファス半導体基板。 - 【請求項30】 請求項11において、前記基体はアモ
ルファス金属を有することを特徴とする請求項11記載
のアモルファス半導体基板。 - 【請求項31】 アモルファス半導体を形成する基板に
対向して配置されるターゲットと前記基板間との間をバ
イアスするための直流電源と、前記ターゲットと前記基
板間との間に高周波を印加するための高周波電源とを少
なくとも有する装置を用い、 前記基板に直流成分を含むバイアスを印加し、不活性ガ
ス及び水素含有ガスを除く残部のガス分圧を10-8To
rr以下とした雰囲気下で、前記基板上に50MHz以
上の高周波プラズマを利用して、前記ターゲットに含有
される元素を少なくとも有するアモルファス半導体を形
成するアモルファス半導体基板の製造方法であって、 前記基板は少なくともその表面にアモルファス構造の表
面を形成する工程を有することを特徴とするアモルファ
ス半導体基板の製造方法。 - 【請求項32】 請求項31において、前記アモルファ
ス構造を形成する工程は、シリコンウエハーを熱酸化す
る工程を有することを特徴とする請求項31記載のアモ
ルファス半導体基板の製造方法。 - 【請求項33】 請求項32において、前記熱酸化の前
に前記シリコンウエハーの表面をエッチングする工程を
有することを特徴とする請求項32記載のアモルファス
半導体基板の製造方法。 - 【請求項34】 請求項32において、前記熱酸化の前
に前記シリコンウエハー上の自然酸化膜を除去する工程
を有することを特徴とする請求項32記載のアモルファ
ス半導体基板の製造方法。 - 【請求項35】 請求項32において、前記熱酸化は酸
素を含む雰囲気下で行なわれることを特徴とする請求項
32記載のアモルファス半導体基板の製造方法。 - 【請求項36】 請求項35において、前記酸素を含む
雰囲気は更に窒素ガスを含むことを特徴とする請求項3
5記載のアモルファス半導体基板の製造方法。 - 【請求項37】 請求項36において、前記酸素は前記
窒素ガスに対して約20%含有されることを特徴とする
請求項36記載のアモルファス半導体基板の製造方法。 - 【請求項38】 請求項31において、前記アモルファ
ス半導体はシリコン原子を含むターゲットを用いて形成
されたシリコン含有アモルファス半導体であることを特
徴とする請求項31記載のアモルファス半導体基板の製
造方法。
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