JPH0750362B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH0750362B2 JPH0750362B2 JP62171653A JP17165387A JPH0750362B2 JP H0750362 B2 JPH0750362 B2 JP H0750362B2 JP 62171653 A JP62171653 A JP 62171653A JP 17165387 A JP17165387 A JP 17165387A JP H0750362 B2 JPH0750362 B2 JP H0750362B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- humidity
- temperature
- transfer material
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/01—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
- G03G15/0105—Details of unit
- G03G15/0131—Details of unit for transferring a pattern to a second base
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/14—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
- G03G15/16—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
- G03G15/163—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using the force produced by an electrostatic transfer field formed between the second base and the electrographic recording member, e.g. transfer through an air gap
- G03G15/1635—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using the force produced by an electrostatic transfer field formed between the second base and the electrographic recording member, e.g. transfer through an air gap the field being produced by laying down an electrostatic charge behind the base or the recording member, e.g. by a corona device
- G03G15/1645—Arrangements for controlling the amount of charge
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/01—Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
- G03G2215/0167—Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies single electrographic recording member
- G03G2215/0174—Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies single electrographic recording member plural rotations of recording member to produce multicoloured copy
- G03G2215/0177—Rotating set of developing units
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般に、画像形成装置に関し、特に例えば、
複数の現像器を備えた多色電子写真複写装置を始め、フ
アクシミリやコンピユータ等の出力部を構成する記録装
置等、種々のカラープリンタのごときカラー画像形成装
置に関する。本明細書においては、カラー画像形成装置
としての多色電子写真複写装置について説明する。
複数の現像器を備えた多色電子写真複写装置を始め、フ
アクシミリやコンピユータ等の出力部を構成する記録装
置等、種々のカラープリンタのごときカラー画像形成装
置に関する。本明細書においては、カラー画像形成装置
としての多色電子写真複写装置について説明する。
従来の技術 この種の多色電子写真複写装置にあつては、周知のよう
に、従来より該装置を改良するために多数の提案が行な
われ、又、実用に供されている。第3図は、上述した多
数の提案中で最も代表的なものの1つである所謂回転式
現像装置と称される現像装置を具備した多色電子写真複
写装置を示したものである。第3図にて図示される従来
の多色電子写真複写装置の概要は、以下のようである。
即ち、回転自在に軸支されるとともに外周部に静電潜像
が形成される像担持体即ち感光体ドラム1を中心とし
て、該感光体ドラム1の外周面と対向可能な位置に回転
式現像装置4と、回転自在に軸支される転写ドラム5と
が夫々配設され、更に前記転写ドラム5に対して転写材
を供給する転写材搬送ベルト手段60が設けられた構成と
なつている。前述した構成について更に詳述すれば、前
記回転式現像装置4は、イエロー色現像剤、マゼンタ色
現像剤、シアン色現像剤、ブラツク色現像剤の4色の現
像剤を各別に収納する4個の現像器4Y、4M、4C、4BK
と、これら4個の現像器4Y、4M、4C、4BKを保持し且つ
回転自在に軸支された略円柱形状の筺体とから成つてい
る。前記回転式現像装置4は筺体の回転によつて前記感
光体ドラム1外周面と対向する位置に到達した現像器か
ら順に該現像器が収納している現像剤の色と対応する前
記静電潜像の部位の現像を行なうようになつており、筺
体が1回転することによつて所謂4色分のフルカラー現
像が可能に構成されている。一方、前記転写ドラム5
は、シリンダ5a、転写帯電器5b、転写材グリツパ5c、内
側帯電器5d、外側帯電器5eを具備しており、前記シリン
ダ5aの外周面開口域には、第8図にて図示するごとき転
写材担持シート501(例えば、PET(ポリエチレンテレフ
タレート)フイルムにて形成される)が張られている。
更に、前述した感光体ドラム1の外周面近傍には、前記
回転式現像装置4、転写ドラム5の他に、前記感光体ド
ラム1の上方に設けられている像露光系3からの像露光
を受ける前の前記感光体ドラム1の外周面を、略均一な
電位で帯電させるコロナ帯電器2、前記各現像器4Y〜4B
Kから前記感光体ドラム1外周面上に供給された現像剤
の残留トナーを掻き取り回収するクリーナ6が設けられ
ている。なお、前記第3図にて示す多色電子写真複写装
置には、上記各種機器類に加えて、更に、前記複写装置
本体の第3図右側下方に、転写材を収容している前記複
写装置本体に対して着脱自在な転写材カセツト7が取り
付けられ、前記装置内の第3図右側上方には、前記転写
材搬送ベルト手段60と続く熱ローラ定着器9が設けられ
るとともに、前記装置の前記転写材カセツト7の上方
に、前記熱ローラ定着器9と続く前記装置本体に対して
着脱自在な排紙用トレイ10が取り付けられている。
に、従来より該装置を改良するために多数の提案が行な
われ、又、実用に供されている。第3図は、上述した多
数の提案中で最も代表的なものの1つである所謂回転式
現像装置と称される現像装置を具備した多色電子写真複
写装置を示したものである。第3図にて図示される従来
の多色電子写真複写装置の概要は、以下のようである。
即ち、回転自在に軸支されるとともに外周部に静電潜像
が形成される像担持体即ち感光体ドラム1を中心とし
て、該感光体ドラム1の外周面と対向可能な位置に回転
式現像装置4と、回転自在に軸支される転写ドラム5と
が夫々配設され、更に前記転写ドラム5に対して転写材
を供給する転写材搬送ベルト手段60が設けられた構成と
なつている。前述した構成について更に詳述すれば、前
記回転式現像装置4は、イエロー色現像剤、マゼンタ色
現像剤、シアン色現像剤、ブラツク色現像剤の4色の現
像剤を各別に収納する4個の現像器4Y、4M、4C、4BK
と、これら4個の現像器4Y、4M、4C、4BKを保持し且つ
回転自在に軸支された略円柱形状の筺体とから成つてい
る。前記回転式現像装置4は筺体の回転によつて前記感
光体ドラム1外周面と対向する位置に到達した現像器か
ら順に該現像器が収納している現像剤の色と対応する前
記静電潜像の部位の現像を行なうようになつており、筺
体が1回転することによつて所謂4色分のフルカラー現
像が可能に構成されている。一方、前記転写ドラム5
は、シリンダ5a、転写帯電器5b、転写材グリツパ5c、内
側帯電器5d、外側帯電器5eを具備しており、前記シリン
ダ5aの外周面開口域には、第8図にて図示するごとき転
写材担持シート501(例えば、PET(ポリエチレンテレフ
タレート)フイルムにて形成される)が張られている。
更に、前述した感光体ドラム1の外周面近傍には、前記
回転式現像装置4、転写ドラム5の他に、前記感光体ド
ラム1の上方に設けられている像露光系3からの像露光
を受ける前の前記感光体ドラム1の外周面を、略均一な
電位で帯電させるコロナ帯電器2、前記各現像器4Y〜4B
Kから前記感光体ドラム1外周面上に供給された現像剤
の残留トナーを掻き取り回収するクリーナ6が設けられ
ている。なお、前記第3図にて示す多色電子写真複写装
置には、上記各種機器類に加えて、更に、前記複写装置
本体の第3図右側下方に、転写材を収容している前記複
写装置本体に対して着脱自在な転写材カセツト7が取り
付けられ、前記装置内の第3図右側上方には、前記転写
材搬送ベルト手段60と続く熱ローラ定着器9が設けられ
るとともに、前記装置の前記転写材カセツト7の上方
に、前記熱ローラ定着器9と続く前記装置本体に対して
着脱自在な排紙用トレイ10が取り付けられている。
上述したごとき構成の多色電子写真複写装置によるフル
カラー画像の形成の工程は、以下のようである。まず、
前述した像露光光3が駆動されることにより前記感光体
ドラム1外周面上に青の色分解静電潜像が形成され、該
静電潜像は、現像器4Yに収納されているイエロー色の現
像剤にて現像される。一方、前記転写材カセツト7内の
転写材は、前記転写材搬送ベルト手段60にて転写ドラム
5方へと搬送され、該転写ドラム5方へと搬送された転
写材は、前記グリツパ5cにて把持される。前記転写ドラ
ム5が回転すると、それに伴つて前記感光体ドラム1外
周面上に形成された可視画像は、前記転写帯電器5bの駆
動により前記転写材上に転写され、同時に転写材は前記
転写材担持シート501に吸着される。このような動作
を、既に公知のフルカラー画像形成方法と同様にあと3
回、即ちマゼンタ、シアン、ブラツクの各色について繰
り返す。こうして4色分の可視画像の転写材への重ね転
写が終了すると、該転写材は転写ドラム5から分離さ
れ、前記熱ローラ定着器9を介して前記トレイ10に排出
される。前記転写帯電器5bに対して給電される転写電圧
の極性は、例えば前記各現像剤のトナーがマイナスで帯
電されている場合には、プラスに設定されている。
カラー画像の形成の工程は、以下のようである。まず、
前述した像露光光3が駆動されることにより前記感光体
ドラム1外周面上に青の色分解静電潜像が形成され、該
静電潜像は、現像器4Yに収納されているイエロー色の現
像剤にて現像される。一方、前記転写材カセツト7内の
転写材は、前記転写材搬送ベルト手段60にて転写ドラム
5方へと搬送され、該転写ドラム5方へと搬送された転
写材は、前記グリツパ5cにて把持される。前記転写ドラ
ム5が回転すると、それに伴つて前記感光体ドラム1外
周面上に形成された可視画像は、前記転写帯電器5bの駆
動により前記転写材上に転写され、同時に転写材は前記
転写材担持シート501に吸着される。このような動作
を、既に公知のフルカラー画像形成方法と同様にあと3
回、即ちマゼンタ、シアン、ブラツクの各色について繰
り返す。こうして4色分の可視画像の転写材への重ね転
写が終了すると、該転写材は転写ドラム5から分離さ
れ、前記熱ローラ定着器9を介して前記トレイ10に排出
される。前記転写帯電器5bに対して給電される転写電圧
の極性は、例えば前記各現像剤のトナーがマイナスで帯
電されている場合には、プラスに設定されている。
前述したい転写工程においては、各色の現像剤によつて
前記感光体ドラム1上に形成される可視画像の転写材へ
の転写が繰り返される毎に、順次転写電流が増加するよ
うになつているが、これは以下に記載する理由によるも
のである。即ち、まず第1の転写を実行するに際して電
流I1を給電すると、該電流I1により、第8図にて図示す
る前述したごときに転写材担持シート501は、V1に帯電
し、前記感光体ドラム1外周面上に形成された可視画像
が前記転写材上に転写される。前記転写材は、前記転写
材グリツパ5cによつて前記転写材担持シート501上に固
定され感光体ドラム1の回転速度と略等しい回転速度で
回転移動する転写ドラム5の回転移動によつて前記感光
体ドラム1の回転に同期して移動するようになつてお
り、前記感光体ドラム1から前述のごとくして可視画像
の転写を受けた後の転写材は前記感光体ドラムから剥離
するに際して、近傍の空気を電離する。このとき前述し
たように、前記各現像剤のトナーがマイナスの極性で帯
電され、又一方前記転写電圧の極性がプラスに設定され
ていれば、前述の転写材の感光体ドラム1外周面からの
剥離によつて電離した空気のうちマイナスの電荷を帯び
たものは転写材表面に、プラスの電荷を帯びたものは感
光体ドラム1外周面上に夫々付着することとなる。この
結果、転写材上に付着したマイナスの電荷は前記転写材
担持シート501の裏面にある前記転写電流によるプラス
電荷に影響し、全体として前記転写電流によつて形成さ
れる転写電界を弱めるように作用する。一方、前記感光
体ドラム1の外周面から転写材に対して転写された可視
画像を形成するトナー自身もマイナスであるので、前述
の現像と同じ様に転写電界を弱める。そのため、次回の
転写時に形成される転写電界を補償するように前記転写
帯電器5bに供給する転写電流を増加させる必要がある。
ここで、転写電流と前記転写材担持シート501の帯電電
位との関係について述べると、前記転写電圧の極性がプ
ラスに設定されている場合に、2回目の転写時の転写電
流をI2、該転写電流I2による前記転写材担持シート501
の帯電電位をV2とすれば、I1<I2、V1<V2となる。前記
転写材担持シート501の帯電電位V2とV1との間には、|V2
−V1|≧0.5KVの関係が成立するようにすることが望まし
く、3回目以降の転写時においても前記と同様な関係が
成り立つことが好ましい。
前記感光体ドラム1上に形成される可視画像の転写材へ
の転写が繰り返される毎に、順次転写電流が増加するよ
うになつているが、これは以下に記載する理由によるも
のである。即ち、まず第1の転写を実行するに際して電
流I1を給電すると、該電流I1により、第8図にて図示す
る前述したごときに転写材担持シート501は、V1に帯電
し、前記感光体ドラム1外周面上に形成された可視画像
が前記転写材上に転写される。前記転写材は、前記転写
材グリツパ5cによつて前記転写材担持シート501上に固
定され感光体ドラム1の回転速度と略等しい回転速度で
回転移動する転写ドラム5の回転移動によつて前記感光
体ドラム1の回転に同期して移動するようになつてお
り、前記感光体ドラム1から前述のごとくして可視画像
の転写を受けた後の転写材は前記感光体ドラムから剥離
するに際して、近傍の空気を電離する。このとき前述し
たように、前記各現像剤のトナーがマイナスの極性で帯
電され、又一方前記転写電圧の極性がプラスに設定され
ていれば、前述の転写材の感光体ドラム1外周面からの
剥離によつて電離した空気のうちマイナスの電荷を帯び
たものは転写材表面に、プラスの電荷を帯びたものは感
光体ドラム1外周面上に夫々付着することとなる。この
結果、転写材上に付着したマイナスの電荷は前記転写材
担持シート501の裏面にある前記転写電流によるプラス
電荷に影響し、全体として前記転写電流によつて形成さ
れる転写電界を弱めるように作用する。一方、前記感光
体ドラム1の外周面から転写材に対して転写された可視
画像を形成するトナー自身もマイナスであるので、前述
の現像と同じ様に転写電界を弱める。そのため、次回の
転写時に形成される転写電界を補償するように前記転写
帯電器5bに供給する転写電流を増加させる必要がある。
ここで、転写電流と前記転写材担持シート501の帯電電
位との関係について述べると、前記転写電圧の極性がプ
ラスに設定されている場合に、2回目の転写時の転写電
流をI2、該転写電流I2による前記転写材担持シート501
の帯電電位をV2とすれば、I1<I2、V1<V2となる。前記
転写材担持シート501の帯電電位V2とV1との間には、|V2
−V1|≧0.5KVの関係が成立するようにすることが望まし
く、3回目以降の転写時においても前記と同様な関係が
成り立つことが好ましい。
発明が解決しようとする問題点 ところで、従来上述した転写材担持シート501に対して
転写電界を印加するために前記転写帯電器5bに供給され
る転写電流の値は、予め設定された前記多色電子写真複
写装置の使用温度範囲に亘つて常にその変化量が一定に
なるように調整されていた。然るに、前記多色電子写真
複写装置の設置される環境が、特に高湿となる高温高湿
環境に変化すると、前記転写装置に使用する転写材(転
写材として特に紙を採用したとき)の体積抵抗が常温、
常湿環境(例えば23℃、60%)下の場合と比較して1/10
0位に低下する。又該転写材担持シート501の体積抵抗が
減少する。そのため、前述した転写電流設定値のままで
転写を行なおうとすると、転写電界が強過ぎる場合に発
生する所謂転写抜けの現象が起こりやすくなる。
転写電界を印加するために前記転写帯電器5bに供給され
る転写電流の値は、予め設定された前記多色電子写真複
写装置の使用温度範囲に亘つて常にその変化量が一定に
なるように調整されていた。然るに、前記多色電子写真
複写装置の設置される環境が、特に高湿となる高温高湿
環境に変化すると、前記転写装置に使用する転写材(転
写材として特に紙を採用したとき)の体積抵抗が常温、
常湿環境(例えば23℃、60%)下の場合と比較して1/10
0位に低下する。又該転写材担持シート501の体積抵抗が
減少する。そのため、前述した転写電流設定値のままで
転写を行なおうとすると、転写電界が強過ぎる場合に発
生する所謂転写抜けの現象が起こりやすくなる。
上記とは逆に前記多色電子写真複写装置の設置される環
境が、特に低湿となる低温低湿環境に変化すると、前記
転写材たる転写紙の体積抵抗が常温、常湿環境下の場合
と比較して100部位に上昇する。又、前述した転写材担
持シート501の表面抵抗については、前記転写材担持シ
ート501の表面に付着する水分の量が減少するために増
加する。よつて第n色目の転写電流が第n+1色目の転
写までに適量放電されないために電荷が順次蓄積され、
前述の転写電流設定値のままでは転写効率低下による画
像不良が発生しやすいという問題点があつた。そこで、
上述したごとき問題点を解決することを目的として、湿
度センサを用いて前記複写装置が設置されている環境下
の湿度を検知し、この検知した湿度値に応じて転写電流
の設定値を可変させる方法が提案されている。しかしな
がら、湿度センサとして一般的に用いられる水晶湿度セ
ンサ、高分子湿度センサ、セラミツクス湿度センサ等の
湿度センサは、該湿度センサが設置されている湿度環境
下の相対湿度を検知して該検知した相対湿度値に応じた
電気信号を出力するように構成されているために、例え
ば、転写紙の抵抗値が可変する原因となる大気中の水分
量を検知することはできない。この理由を、第9図を参
照しながら以下に説明する、第9図は、温度に対する飽
和水蒸気圧から、単位体積当りの大気中に含まれる水分
量(飽和水分量)を30℃を100として算出したものであ
る。例えば測定雰囲気の温度が30℃で大気中の水分量が
100であるときには、前記湿度センサは、相対湿度100%
に相当する電圧信号を出力し、水分量が50であるときに
は、相対湿度50%に相当する電圧信号を出力することと
なる。第9図によれば、測定雰囲気の温度が10℃のとき
の大気中に飽和水分量は約31となるが、測定雰囲気の温
度が30℃のときに前記水分量が約31であつたとすれば、
前記湿度センサは、相対湿度31%に相当する電圧信号を
出力し、一方、同一水分量であつても測定雰囲気の温度
が10℃であれば、前記湿度センサは相対湿度100%に相
当する電圧信号を出力することとなる。よつて、このよ
うな出力特性の湿度センサを用いて、該湿度センサから
の出力信号を読み込むだけでは、転写紙の体積抵抗や転
写材担持シート501の体積抵抗が大気中の水分量に依存
しているために、低湿環境下にあつては転写電流の設定
値を大きくし、高湿環境下にあつては転写電流の設定値
を小さくするようにしたいという目的の制御には不適当
であることが明らかである。上記に鑑みて、環境の変化
により転写不良が発生するという現象を防止し、常に良
好な画像が形成することが可能な装置を提供することを
目的として、前述した転写ドラム5の近傍に温/湿度セ
ンサを設け、複写動作に先立ち温度及び湿度を検知し、
これら検出値と予め設定されている参照値との比較結果
に基づいて前記転写帯電器5bに供給する転写電流の設定
値を可変調整するようにするとともに、該可変調整に応
じて前記内側帯電器5d、外側帯電器5e等に供給する除電
電圧の設定値をも可変調整するようにすることが考えら
れる。
境が、特に低湿となる低温低湿環境に変化すると、前記
転写材たる転写紙の体積抵抗が常温、常湿環境下の場合
と比較して100部位に上昇する。又、前述した転写材担
持シート501の表面抵抗については、前記転写材担持シ
ート501の表面に付着する水分の量が減少するために増
加する。よつて第n色目の転写電流が第n+1色目の転
写までに適量放電されないために電荷が順次蓄積され、
前述の転写電流設定値のままでは転写効率低下による画
像不良が発生しやすいという問題点があつた。そこで、
上述したごとき問題点を解決することを目的として、湿
度センサを用いて前記複写装置が設置されている環境下
の湿度を検知し、この検知した湿度値に応じて転写電流
の設定値を可変させる方法が提案されている。しかしな
がら、湿度センサとして一般的に用いられる水晶湿度セ
ンサ、高分子湿度センサ、セラミツクス湿度センサ等の
湿度センサは、該湿度センサが設置されている湿度環境
下の相対湿度を検知して該検知した相対湿度値に応じた
電気信号を出力するように構成されているために、例え
ば、転写紙の抵抗値が可変する原因となる大気中の水分
量を検知することはできない。この理由を、第9図を参
照しながら以下に説明する、第9図は、温度に対する飽
和水蒸気圧から、単位体積当りの大気中に含まれる水分
量(飽和水分量)を30℃を100として算出したものであ
る。例えば測定雰囲気の温度が30℃で大気中の水分量が
100であるときには、前記湿度センサは、相対湿度100%
に相当する電圧信号を出力し、水分量が50であるときに
は、相対湿度50%に相当する電圧信号を出力することと
なる。第9図によれば、測定雰囲気の温度が10℃のとき
の大気中に飽和水分量は約31となるが、測定雰囲気の温
度が30℃のときに前記水分量が約31であつたとすれば、
前記湿度センサは、相対湿度31%に相当する電圧信号を
出力し、一方、同一水分量であつても測定雰囲気の温度
が10℃であれば、前記湿度センサは相対湿度100%に相
当する電圧信号を出力することとなる。よつて、このよ
うな出力特性の湿度センサを用いて、該湿度センサから
の出力信号を読み込むだけでは、転写紙の体積抵抗や転
写材担持シート501の体積抵抗が大気中の水分量に依存
しているために、低湿環境下にあつては転写電流の設定
値を大きくし、高湿環境下にあつては転写電流の設定値
を小さくするようにしたいという目的の制御には不適当
であることが明らかである。上記に鑑みて、環境の変化
により転写不良が発生するという現象を防止し、常に良
好な画像が形成することが可能な装置を提供することを
目的として、前述した転写ドラム5の近傍に温/湿度セ
ンサを設け、複写動作に先立ち温度及び湿度を検知し、
これら検出値と予め設定されている参照値との比較結果
に基づいて前記転写帯電器5bに供給する転写電流の設定
値を可変調整するようにするとともに、該可変調整に応
じて前記内側帯電器5d、外側帯電器5e等に供給する除電
電圧の設定値をも可変調整するようにすることが考えら
れる。
このような多色電子写真複写装置について更に詳述すれ
ば、前記多色電子写真複写装置全体の駆動を制御する制
御系には、後述する第2図にて図示するごとき記憶手段
即りメモリ511が設けられており、前記メモリ511には、
第5図(テーブル1)、第6図(テーブル2)及び第7
図にて夫々図示するごときデータが予め記憶されてい
る。前記第5図にて示したテーブル1において、領域
〜は、夫々温度と湿度とによつて決定される複数本の
等水分量曲線によつて適宜に分割、画定されるものであ
り、同一領域中ではトナーの帯電特性、転写材の帯電特
性、転写材担持シート501の吸湿及び帯電特性が略等し
く、似たような環境であると思料される。又、前記第6
図にて示したテーブル2には、前記画像形成装置が設置
されている温度、湿度等の環境を領域〜に分割した
ときに、これら各々の領域毎の代表点における最も良好
な転写効率を示して電流値及び良好な分離動作、良好な
シート除電を行なえる除電の電圧値(ピークからピーク
の値)が前記各々の領域に対応して設定されている。前
述した代表点は、前記第5図にて図示する×点にて表わ
されるもので、前記各代表点毎の適正転写電流の決定値
は、縦軸に転写電流をとり横軸に環境をとつた前記第6
図にても示されるものである。一方除電電圧の決定値に
ついては、高温高湿になる程前に詳述したごとく、転写
材及び転写材担持シート501の体積抵抗が低下するため
に、電荷の濡えいが顕著に起こりそれほど強い除電電圧
をかける必要がない。つまり、第10図にて図示されるよ
うに低温低湿領域では強い除電電圧、高温高質では弱い
除電電圧が設定されている。又、領域においては前記
電荷の濡えい現象によつてのみ転写材担持シート501は
除電されるために除電電圧を印加する必要はない。更
に、上述した各領域〜を代表する代表点と、これら
各代表点毎の温度、湿度及び適正電流値等の各データと
の相互関係は、第7図にて図示されるようになつてい
る。
ば、前記多色電子写真複写装置全体の駆動を制御する制
御系には、後述する第2図にて図示するごとき記憶手段
即りメモリ511が設けられており、前記メモリ511には、
第5図(テーブル1)、第6図(テーブル2)及び第7
図にて夫々図示するごときデータが予め記憶されてい
る。前記第5図にて示したテーブル1において、領域
〜は、夫々温度と湿度とによつて決定される複数本の
等水分量曲線によつて適宜に分割、画定されるものであ
り、同一領域中ではトナーの帯電特性、転写材の帯電特
性、転写材担持シート501の吸湿及び帯電特性が略等し
く、似たような環境であると思料される。又、前記第6
図にて示したテーブル2には、前記画像形成装置が設置
されている温度、湿度等の環境を領域〜に分割した
ときに、これら各々の領域毎の代表点における最も良好
な転写効率を示して電流値及び良好な分離動作、良好な
シート除電を行なえる除電の電圧値(ピークからピーク
の値)が前記各々の領域に対応して設定されている。前
述した代表点は、前記第5図にて図示する×点にて表わ
されるもので、前記各代表点毎の適正転写電流の決定値
は、縦軸に転写電流をとり横軸に環境をとつた前記第6
図にても示されるものである。一方除電電圧の決定値に
ついては、高温高湿になる程前に詳述したごとく、転写
材及び転写材担持シート501の体積抵抗が低下するため
に、電荷の濡えいが顕著に起こりそれほど強い除電電圧
をかける必要がない。つまり、第10図にて図示されるよ
うに低温低湿領域では強い除電電圧、高温高質では弱い
除電電圧が設定されている。又、領域においては前記
電荷の濡えい現象によつてのみ転写材担持シート501は
除電されるために除電電圧を印加する必要はない。更
に、上述した各領域〜を代表する代表点と、これら
各代表点毎の温度、湿度及び適正電流値等の各データと
の相互関係は、第7図にて図示されるようになつてい
る。
上述したごとき構成の多色電子写真複写装置によれば、
前記問題点の略全部を解決することが可能である。しか
しながら、上述した多色電子写真複写装置内部には、熱
ローラ定着器9を加熱する定着ヒータを始め、感光体ド
ラム1を加熱するドラムヒータや前記複写装置全体の駆
動を制御する制御系を構成しているIC(集積回路)が実
装されている基板等、各種熱源が配設されており、前記
複写装置が駆動を開始した時点から連続的或いは断続的
に画像形成を行ないつつ時間が経過すればするほどこれ
ら各種熱源によつて発生した熱は前記複写装置内部にた
まることとなつて、これが前記複写装置内部の雰囲気の
顕著な温度上昇をもたらす。一方、前記複写装置に使用
される転写紙は、前述した第3図を参照して明らかなよ
うに、前記複写装置本体に対して着脱自在な転写材カセ
ツト7内に収容される等、複写装置外部に置かれるのが
一般的であるので前記複写紙が複写装置内に導入される
と、前記複写装置内の高温雰囲気又は定着加熱により該
転写紙から該転写紙に含まれる水分が蒸発し、装置内部
の湿度を上昇せしめる。複写装置が継続的或いは断続的
に駆動される前と後とでは複写装置内部の雰囲気と複写
装置外部の転写紙が置かれている雰囲気とでは大きな差
が生じ前記複写装置内部の雰囲気は、当然に高温、高湿
状態となる。更に説明すれば、例えば前記複写装置の駆
動電源が投入されて該複写装置が駆動を開始した時点に
おける前記複写装置内部の雰囲気(温度、湿度)が、前
記第5図にて図示するA点であり、前記駆動を開始した
時点から連続的或いは断続的に画像形成を行ないつつ相
当の時間が経過したときの前記複写装置内部の雰囲気
(温度、湿度)が前述したごとき理由によつて顕著な温
度及び湿度の上昇を示し、前記第5図にて図示するB点
になつたと仮定すれば、上述したA、B両点は第5図参
照して明らかなように、A点の方は領域に又B点の方
は領域に夫々属することとなつてしまう。そのため、
このような状態のままで画像形成を行なおうとすると、
前記複写装置に使用する転写紙の吸湿状態は前記複写装
置の駆動開始時と前記相当の時間が経過した後とで可変
していないにも拘らず前記制御系によつて自動的に領域
に対応する転写電流値、除電電圧値が前記第6図にて
示すテーブル2から抽出され、この転写電流値、除電電
圧値(装置駆動開始時のそれよりも低い値)によつて前
記転写手段に対する転写電流、除電電流の供給量が決定
されてしまうので、前記感光体ドラム1上に形成された
可視画像を転写紙に転写するに際して転写不良等の不具
合が生じ、良好で且つ高品位な画質の画像が得られない
という問題点があつた。
前記問題点の略全部を解決することが可能である。しか
しながら、上述した多色電子写真複写装置内部には、熱
ローラ定着器9を加熱する定着ヒータを始め、感光体ド
ラム1を加熱するドラムヒータや前記複写装置全体の駆
動を制御する制御系を構成しているIC(集積回路)が実
装されている基板等、各種熱源が配設されており、前記
複写装置が駆動を開始した時点から連続的或いは断続的
に画像形成を行ないつつ時間が経過すればするほどこれ
ら各種熱源によつて発生した熱は前記複写装置内部にた
まることとなつて、これが前記複写装置内部の雰囲気の
顕著な温度上昇をもたらす。一方、前記複写装置に使用
される転写紙は、前述した第3図を参照して明らかなよ
うに、前記複写装置本体に対して着脱自在な転写材カセ
ツト7内に収容される等、複写装置外部に置かれるのが
一般的であるので前記複写紙が複写装置内に導入される
と、前記複写装置内の高温雰囲気又は定着加熱により該
転写紙から該転写紙に含まれる水分が蒸発し、装置内部
の湿度を上昇せしめる。複写装置が継続的或いは断続的
に駆動される前と後とでは複写装置内部の雰囲気と複写
装置外部の転写紙が置かれている雰囲気とでは大きな差
が生じ前記複写装置内部の雰囲気は、当然に高温、高湿
状態となる。更に説明すれば、例えば前記複写装置の駆
動電源が投入されて該複写装置が駆動を開始した時点に
おける前記複写装置内部の雰囲気(温度、湿度)が、前
記第5図にて図示するA点であり、前記駆動を開始した
時点から連続的或いは断続的に画像形成を行ないつつ相
当の時間が経過したときの前記複写装置内部の雰囲気
(温度、湿度)が前述したごとき理由によつて顕著な温
度及び湿度の上昇を示し、前記第5図にて図示するB点
になつたと仮定すれば、上述したA、B両点は第5図参
照して明らかなように、A点の方は領域に又B点の方
は領域に夫々属することとなつてしまう。そのため、
このような状態のままで画像形成を行なおうとすると、
前記複写装置に使用する転写紙の吸湿状態は前記複写装
置の駆動開始時と前記相当の時間が経過した後とで可変
していないにも拘らず前記制御系によつて自動的に領域
に対応する転写電流値、除電電圧値が前記第6図にて
示すテーブル2から抽出され、この転写電流値、除電電
圧値(装置駆動開始時のそれよりも低い値)によつて前
記転写手段に対する転写電流、除電電流の供給量が決定
されてしまうので、前記感光体ドラム1上に形成された
可視画像を転写紙に転写するに際して転写不良等の不具
合が生じ、良好で且つ高品位な画質の画像が得られない
という問題点があつた。
目的 従つて本発明は、上述したごとき問題点を改善するため
に創案されたものであつて、その目的は、画像形成装置
の駆動電源が投入されて該画像形成装置が画像形成の動
作を開始した時点から連続的な画像形成或いは断続的な
画像形成を行ないつつ相当の時間が経過した後該装置に
て画像形成を行なつても、転写不良等の不具合が生ずる
ことがなく、良好で高品位は画質の画像形成を行なうこ
とが可能な画像形成装置を提供することである。
に創案されたものであつて、その目的は、画像形成装置
の駆動電源が投入されて該画像形成装置が画像形成の動
作を開始した時点から連続的な画像形成或いは断続的な
画像形成を行ないつつ相当の時間が経過した後該装置に
て画像形成を行なつても、転写不良等の不具合が生ずる
ことがなく、良好で高品位は画質の画像形成を行なうこ
とが可能な画像形成装置を提供することである。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するための本発明は、像担持体と、前記
像担持体上に形成される画像を転写材に転写する転写手
段と、前記転写手段に対し転写材移動方向下流側に設け
られた除電手段と、を有する画像形成装置において、前
記装置内部の温度及び湿度を検知する検知手段と、この
検知手段によって検知された温度及び湿度に基いて、温
度及び湿度に対する単位体積当たりの水分量に基く曲線
によって分割された領域の1つを選択し、この選択され
た領域に応じて前記転写手段の出力、及び/又は、前記
除電手段の出力を制御する制御手段と、前記装置への駆
動電源投入時よりも駆動電源投入時から所定時間経過後
の方が、前記曲線の同一温度値における湿度値が大きく
なるように前記領域を補正する補正手段と、を備えるこ
とを特徴とするものである。
像担持体上に形成される画像を転写材に転写する転写手
段と、前記転写手段に対し転写材移動方向下流側に設け
られた除電手段と、を有する画像形成装置において、前
記装置内部の温度及び湿度を検知する検知手段と、この
検知手段によって検知された温度及び湿度に基いて、温
度及び湿度に対する単位体積当たりの水分量に基く曲線
によって分割された領域の1つを選択し、この選択され
た領域に応じて前記転写手段の出力、及び/又は、前記
除電手段の出力を制御する制御手段と、前記装置への駆
動電源投入時よりも駆動電源投入時から所定時間経過後
の方が、前記曲線の同一温度値における湿度値が大きく
なるように前記領域を補正する補正手段と、を備えるこ
とを特徴とするものである。
実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明する。
本発明に係る画像形成装置は、白黒カラーの電子写真複
写装置、多色電子写真複写装置等広範囲に亘つて適用可
能であるが、前述した第3図にて示す多色電子写真複写
装置に本発明が最も良く具現化されている。従つて、本
発明の一実施例に係る画像形成装置の全体構成及びその
動作については、前記第3図にて図示した多色電子写真
複写装置に関する説明の項を参照すれば明らかであるた
め、詳細は説明については省略することとした。
写装置、多色電子写真複写装置等広範囲に亘つて適用可
能であるが、前述した第3図にて示す多色電子写真複写
装置に本発明が最も良く具現化されている。従つて、本
発明の一実施例に係る画像形成装置の全体構成及びその
動作については、前記第3図にて図示した多色電子写真
複写装置に関する説明の項を参照すれば明らかであるた
め、詳細は説明については省略することとした。
第1図は、全体構成が前記第3図と略同様の本発明の一
実施例に従う画像形成装置の転写位置及びその近傍を示
す。第1図において、転写手段としての転写帯電器5b
は、開口幅が22mmに、放電ワイヤー504と前記感光体ド
ラム1の外周面との間の距離は、11mmに設定される。前
記転写ドラム5のシリンダ5aの外周面開口域に張られて
いる転写材担持シート501は、直径160mmの円筒を形成し
ており、その移動速度は160mm/secである。前記温/湿
度検知手段即ち温/湿度センサ505は、例えば図示され
るように前記転写材担持シート501の近傍で且つ前記転
写ドラム5の回転移動を阻害しない位置に設けられてい
る。前記温湿度センサ505は、前記装置内部の温度及び
湿度を検知するとともに、該検知した温度及び湿度に応
じた電圧信号を出力するようになつている。
実施例に従う画像形成装置の転写位置及びその近傍を示
す。第1図において、転写手段としての転写帯電器5b
は、開口幅が22mmに、放電ワイヤー504と前記感光体ド
ラム1の外周面との間の距離は、11mmに設定される。前
記転写ドラム5のシリンダ5aの外周面開口域に張られて
いる転写材担持シート501は、直径160mmの円筒を形成し
ており、その移動速度は160mm/secである。前記温/湿
度検知手段即ち温/湿度センサ505は、例えば図示され
るように前記転写材担持シート501の近傍で且つ前記転
写ドラム5の回転移動を阻害しない位置に設けられてい
る。前記温湿度センサ505は、前記装置内部の温度及び
湿度を検知するとともに、該検知した温度及び湿度に応
じた電圧信号を出力するようになつている。
第2図は、本発明の一実施例に従う画像形成装置が具備
している制御系を示す。第2図において、前記温/湿度
センサ505は、温度検出信号(以下「T信号」とい
う)、湿度検出信号(以下「H信号」という)を出力
し、A/D変換器506は前記T信号をアナログ/デイジタル
変換してI/Oポート508に、又A/D変換器515は前記H信号
をアナログ/デイジタル変換してI/Oポート507に夫々出
力するようになつている。制御手段としてのCPU510は、
前記画像形成装置による一連の画像形成動作に先立つて
前記I/Oポート507、508に入力された各信号を読み取
り、メモリ511に内蔵されているテーブル1(前記第5
図にて図示)を参照して、前記各信号が前記テーブル1
に設定されている領域〜のいずれかの領域に属する
ものであるか領域指定を行なう。これとともに、CPU510
は、前記メモリ511に内蔵されているテーブル2(前記
第6図にて図示)を参照して、前記T信号、H信号に対
応する転写電流値データを前記テーブル2から読み取
り、該読み取つた転写電流値データをI/Oポート512を介
してD/A変換器513に出力する。前記D/A変換器513は、前
記I/Oポート512を介してCPU510から出力された転写電流
値データをデイジタル/アナログ変換した後、高圧電源
装置514に出力し、これによつて前記高圧電源装置514か
ら前記転写帯電器5bに対して前記転写電流値データに基
づいた転写電流が供給されることとなる。又、除電電圧
についても前記と同様に前記テーブル2から除電電圧値
データを読み出して、該読み出した除電電圧値データを
I/Oポート516及びD/A変換器517を介して高圧電源装置51
8に出力し、これによつて除電手段としての内側帯電器5
d、外側帯電器5eを駆動して除電電圧が印加されるもの
である。なお、前述した第5図、第6図及び第7図の内
容の詳細については、既に説明した通りであるので、省
略することとした。
している制御系を示す。第2図において、前記温/湿度
センサ505は、温度検出信号(以下「T信号」とい
う)、湿度検出信号(以下「H信号」という)を出力
し、A/D変換器506は前記T信号をアナログ/デイジタル
変換してI/Oポート508に、又A/D変換器515は前記H信号
をアナログ/デイジタル変換してI/Oポート507に夫々出
力するようになつている。制御手段としてのCPU510は、
前記画像形成装置による一連の画像形成動作に先立つて
前記I/Oポート507、508に入力された各信号を読み取
り、メモリ511に内蔵されているテーブル1(前記第5
図にて図示)を参照して、前記各信号が前記テーブル1
に設定されている領域〜のいずれかの領域に属する
ものであるか領域指定を行なう。これとともに、CPU510
は、前記メモリ511に内蔵されているテーブル2(前記
第6図にて図示)を参照して、前記T信号、H信号に対
応する転写電流値データを前記テーブル2から読み取
り、該読み取つた転写電流値データをI/Oポート512を介
してD/A変換器513に出力する。前記D/A変換器513は、前
記I/Oポート512を介してCPU510から出力された転写電流
値データをデイジタル/アナログ変換した後、高圧電源
装置514に出力し、これによつて前記高圧電源装置514か
ら前記転写帯電器5bに対して前記転写電流値データに基
づいた転写電流が供給されることとなる。又、除電電圧
についても前記と同様に前記テーブル2から除電電圧値
データを読み出して、該読み出した除電電圧値データを
I/Oポート516及びD/A変換器517を介して高圧電源装置51
8に出力し、これによつて除電手段としての内側帯電器5
d、外側帯電器5eを駆動して除電電圧が印加されるもの
である。なお、前述した第5図、第6図及び第7図の内
容の詳細については、既に説明した通りであるので、省
略することとした。
更に、本発明に従えば、前記第3図にて示した多色電子
写真複写装置がその駆動電源が投入されて連続的或は断
続的に画像形成を行ないつつ所定の時間が経過したとき
に、補正手段即ち前記CPU510が、記憶手段即ちメモリ51
1に記憶されている前記第5図にて示したテーブル1内
の等水分量曲線を、同一温度値において湿度値が該等水
分量曲線の湿度値よりも上昇するように補正することに
よつて、前記補正前の等水分量曲線にて画定される前記
各々の領域〜を例えば第4図にて図示するように補
正するようにしたものである。上述した内容について、
第4図を併用して更に詳述すれば、以下のようである。
第4図は、前記CPU510により前記メモリ511内に記憶さ
れているテーブル1(第5図にて図示)における等水分
量曲線が補正された後のテーブル1の態様を示す。第4
図において、例えば、前記多色電子写真複写装置の駆動
電源が投入されて該複写装置が駆動を開始した時点にお
ける該複写装置内部の雰囲気(温度、湿度)をA点と仮
定する。このときのA点は、前記第5図にて図示したA
点と同一座標上にあるものであるが、第4図及び前述し
た第5図のいずれにおいて図示したA点も領域に属し
ている。一方、前記複写装置が駆動を開始した時点から
連続的或いは断続的に画像形成を行ないつつ相当の時間
が経過したときの前記複写装置内部の雰囲気(温度、湿
度)が前述したごとき理由によつて顕著な温度及び湿度
上昇を示し、B点になつたと仮定する。このときのB点
は、前記第5図にて図示したB点と同一座標上にあるも
のであるが、その属する領域は、前記第5図にて示した
B点における領域ではなく、前記A点が属している領
域である。即ち、前記複写装置の駆動が開始されてか
ら相当の時間が経過して、前記複写装置内部の雰囲気の
温度や湿度が前述したように上昇しても、前述したごと
く、CPU510によつて前記第5図にて示したテーブル1の
等水分量曲線を、同一温度で該等水分量曲線における湿
度値よりも高い湿度値になるように補正することとした
ので、前記B点が属する領域を、前記第5図にて図示し
たテーブル1を使用している従来の複写装置とは異なつ
て領域ではなく複写装置の外部に置かれている転写紙
の吸湿状態に略見合つた環境である領域に保持し続け
ることができる。従つて、前記複写装置が駆動を開始し
てから相当の時間が経過した後にも前記複写装置が駆動
を開始した時点における領域の代表点(前記第5図×
点にて図示)に対応する転写電流値、除電電流値(第7
図にて示すように、イエロー色トナーYが180μA、マ
ゼンタ色トナーMが260μA、シアン色トナーCが340μ
A、ブラツク色トナーBKが420μA)にて転写工程、除
電工程が実施できるので、転写不良等の不具合が発生す
るのを防止でき、良好で且つ高品位な画質の画像が得ら
れるようになつた。
写真複写装置がその駆動電源が投入されて連続的或は断
続的に画像形成を行ないつつ所定の時間が経過したとき
に、補正手段即ち前記CPU510が、記憶手段即ちメモリ51
1に記憶されている前記第5図にて示したテーブル1内
の等水分量曲線を、同一温度値において湿度値が該等水
分量曲線の湿度値よりも上昇するように補正することに
よつて、前記補正前の等水分量曲線にて画定される前記
各々の領域〜を例えば第4図にて図示するように補
正するようにしたものである。上述した内容について、
第4図を併用して更に詳述すれば、以下のようである。
第4図は、前記CPU510により前記メモリ511内に記憶さ
れているテーブル1(第5図にて図示)における等水分
量曲線が補正された後のテーブル1の態様を示す。第4
図において、例えば、前記多色電子写真複写装置の駆動
電源が投入されて該複写装置が駆動を開始した時点にお
ける該複写装置内部の雰囲気(温度、湿度)をA点と仮
定する。このときのA点は、前記第5図にて図示したA
点と同一座標上にあるものであるが、第4図及び前述し
た第5図のいずれにおいて図示したA点も領域に属し
ている。一方、前記複写装置が駆動を開始した時点から
連続的或いは断続的に画像形成を行ないつつ相当の時間
が経過したときの前記複写装置内部の雰囲気(温度、湿
度)が前述したごとき理由によつて顕著な温度及び湿度
上昇を示し、B点になつたと仮定する。このときのB点
は、前記第5図にて図示したB点と同一座標上にあるも
のであるが、その属する領域は、前記第5図にて示した
B点における領域ではなく、前記A点が属している領
域である。即ち、前記複写装置の駆動が開始されてか
ら相当の時間が経過して、前記複写装置内部の雰囲気の
温度や湿度が前述したように上昇しても、前述したごと
く、CPU510によつて前記第5図にて示したテーブル1の
等水分量曲線を、同一温度で該等水分量曲線における湿
度値よりも高い湿度値になるように補正することとした
ので、前記B点が属する領域を、前記第5図にて図示し
たテーブル1を使用している従来の複写装置とは異なつ
て領域ではなく複写装置の外部に置かれている転写紙
の吸湿状態に略見合つた環境である領域に保持し続け
ることができる。従つて、前記複写装置が駆動を開始し
てから相当の時間が経過した後にも前記複写装置が駆動
を開始した時点における領域の代表点(前記第5図×
点にて図示)に対応する転写電流値、除電電流値(第7
図にて示すように、イエロー色トナーYが180μA、マ
ゼンタ色トナーMが260μA、シアン色トナーCが340μ
A、ブラツク色トナーBKが420μA)にて転写工程、除
電工程が実施できるので、転写不良等の不具合が発生す
るのを防止でき、良好で且つ高品位な画質の画像が得ら
れるようになつた。
前記第5図にて示したテーブル1の等水分量曲線を、同
一温度値において湿度値が該等水分量曲線の湿度値より
も上昇するように補正する方法については、本発明者等
によつて行なわれた多くの研究、実験結果に係る多数の
等水分量曲線データを、テーブル形式にて前記第2図に
て図示したメモリ511とは異なるメモリを設けて該メモ
リに記憶させておき、CPU510が前記複写装置内部の雰囲
気の可変に応じて必要はテーブルを前記メモリから検索
することによつて転写電流、除電電流の値を決定するこ
ととしても良いし、或いは、前述した補正を行なうのに
必要な演算式を予め前記メモリ511に記憶させておき、
前記CPU510が前記演算式に基づいて前記メモリ511に記
憶されているテーブル1の等水分量曲線を補正すること
としても差支えない。
一温度値において湿度値が該等水分量曲線の湿度値より
も上昇するように補正する方法については、本発明者等
によつて行なわれた多くの研究、実験結果に係る多数の
等水分量曲線データを、テーブル形式にて前記第2図に
て図示したメモリ511とは異なるメモリを設けて該メモ
リに記憶させておき、CPU510が前記複写装置内部の雰囲
気の可変に応じて必要はテーブルを前記メモリから検索
することによつて転写電流、除電電流の値を決定するこ
ととしても良いし、或いは、前述した補正を行なうのに
必要な演算式を予め前記メモリ511に記憶させておき、
前記CPU510が前記演算式に基づいて前記メモリ511に記
憶されているテーブル1の等水分量曲線を補正すること
としても差支えない。
又、除電電源として、交流電源を例にとつて説明した
が、直流又は交流に直流を重畳させて用いても構わな
い。又、本実施例では転写手段の出力及び除電手段の出
力を制御したが、転写手段の出力又は除電手段の出力だ
けを制御してもよい。
が、直流又は交流に直流を重畳させて用いても構わな
い。又、本実施例では転写手段の出力及び除電手段の出
力を制御したが、転写手段の出力又は除電手段の出力だ
けを制御してもよい。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、画像形成装置の
駆動電源が投入されて該画像形成装置が画像形成の動作
を開始した時点から連続的な画像形成或いは断続的な画
像形成を行ないつつ相当の時間が経過した後に該装置に
て画像形成を行なつても、転写不良等の不具合が生ずる
ことがなく、良好で高品位な画質の画像形成を行なうこ
とが可能な画像形成装置を提供することができる。
駆動電源が投入されて該画像形成装置が画像形成の動作
を開始した時点から連続的な画像形成或いは断続的な画
像形成を行ないつつ相当の時間が経過した後に該装置に
て画像形成を行なつても、転写不良等の不具合が生ずる
ことがなく、良好で高品位な画質の画像形成を行なうこ
とが可能な画像形成装置を提供することができる。
第1図は、本発明の一実施例に従う画像形成装置の現像
位置及びその近傍を示した部分縦断面図である。 第2図は、本発明の一実施例に従う画像形成装置が具備
している制御系のブロツク図である。 第3図は、本発明及び従来技術に従う画像形成装置の全
体構成を示す縦断面図である。 第4図は、前記第2図にて図示するメモリ511に記憶さ
れている記憶内容が本発明の一実施例に従う画像形成装
置が具備している制御系によつて補正された後の態様を
示した図である。 第5図、第6図及び第7図は、前記第2図にて図示した
メモリ511に記憶されている記憶内容を示した図であ
る。 第8図は、従来技術に従う画像形成装置の現像位置及び
その近傍を示した部分縦断面図である。 第9図は、温度と飽和水分量との関係を示した図であ
る。 第10図は、環境と除電電圧値との関係を示した図であ
る。 1:感光体ドラム 4:回転式現像装置 5:転写ドラム 5b:転写帯電器 5d:内側帯電器 5e:外側帯電器 501:転写材担持シート 505:温/湿度センサ 510:CPU 516:メモリ
位置及びその近傍を示した部分縦断面図である。 第2図は、本発明の一実施例に従う画像形成装置が具備
している制御系のブロツク図である。 第3図は、本発明及び従来技術に従う画像形成装置の全
体構成を示す縦断面図である。 第4図は、前記第2図にて図示するメモリ511に記憶さ
れている記憶内容が本発明の一実施例に従う画像形成装
置が具備している制御系によつて補正された後の態様を
示した図である。 第5図、第6図及び第7図は、前記第2図にて図示した
メモリ511に記憶されている記憶内容を示した図であ
る。 第8図は、従来技術に従う画像形成装置の現像位置及び
その近傍を示した部分縦断面図である。 第9図は、温度と飽和水分量との関係を示した図であ
る。 第10図は、環境と除電電圧値との関係を示した図であ
る。 1:感光体ドラム 4:回転式現像装置 5:転写ドラム 5b:転写帯電器 5d:内側帯電器 5e:外側帯電器 501:転写材担持シート 505:温/湿度センサ 510:CPU 516:メモリ
Claims (1)
- 【請求項1】像担持体と、前記像担持体上に形成される
画像を転写材に転写する転写手段と、前記転写手段に対
し転写材移動方向下流側に設けられた除電手段と、を有
する画像形成装置において、 前記装置内部の温度及び湿度を検知する検知手段と、こ
の検知手段によって検知された温度及び湿度に基いて、
温度及び湿度に対する単位体積当たりの水分量に基く曲
線によって分割された領域の1つを選択し、この選択さ
れた領域に応じて前記転写手段の出力、及び/又は、前
記除電手段の出力を制御する制御手段と、前記装置への
駆動電源投入後よりも駆動電源投入時から所定時間経過
後の方が、前記曲線の同一温度値における湿度値が大き
くなるように前記領域を補正する補正手段と、を備える
ことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62171653A JPH0750362B2 (ja) | 1987-07-09 | 1987-07-09 | 画像形成装置 |
DE3851722T DE3851722T2 (de) | 1987-07-09 | 1988-07-08 | Bilderzeugungsgerät. |
EP88110961A EP0298506B1 (en) | 1987-07-09 | 1988-07-08 | An image forming apparatus |
US07/372,170 US4912515A (en) | 1987-07-09 | 1989-06-27 | Image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62171653A JPH0750362B2 (ja) | 1987-07-09 | 1987-07-09 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6415777A JPS6415777A (en) | 1989-01-19 |
JPH0750362B2 true JPH0750362B2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=15927200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62171653A Expired - Fee Related JPH0750362B2 (ja) | 1987-07-09 | 1987-07-09 | 画像形成装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4912515A (ja) |
EP (1) | EP0298506B1 (ja) |
JP (1) | JPH0750362B2 (ja) |
DE (1) | DE3851722T2 (ja) |
Families Citing this family (35)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2631305B2 (ja) * | 1988-06-21 | 1997-07-16 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
US5276483A (en) * | 1988-11-08 | 1994-01-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus provided with an attraction charger controlled by one or more ambient conditions |
EP0368617B1 (en) * | 1988-11-08 | 1994-02-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having electrostatic attraction control means for transfer material |
JPH02163764A (ja) * | 1988-12-16 | 1990-06-25 | Minolta Camera Co Ltd | 複写機 |
US5083167A (en) * | 1989-05-09 | 1992-01-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus for supplying different amounts of electric charge to an end portion of a transfer material |
DE69020961T2 (de) * | 1989-05-31 | 1995-11-23 | Canon Kk | Bilderzeugungsgerät. |
US5287144A (en) * | 1989-07-05 | 1994-02-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having transfer charger which is controlled according to ambient conditions |
JP2898661B2 (ja) * | 1989-08-31 | 1999-06-02 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
US5291253A (en) * | 1989-12-20 | 1994-03-01 | Hitachi, Ltd. | Corona deterioration and moisture compensation for transfer unit in an electrophotographic apparatus |
JP2964545B2 (ja) * | 1990-05-15 | 1999-10-18 | ミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2915510B2 (ja) * | 1990-07-05 | 1999-07-05 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP3149176B2 (ja) * | 1990-08-29 | 2001-03-26 | 株式会社リコー | 画像形成装置の転写前帯電装置 |
US5182598A (en) * | 1990-09-20 | 1993-01-26 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Control means for a transfer charger in an image forming apparatus |
DE69125680T2 (de) * | 1990-10-09 | 1997-11-13 | Canon Kk | Bilderzeugungsgerät mit Aufzeichnungsmaterial-Transportmitteln |
US5177541A (en) * | 1990-12-20 | 1993-01-05 | Xerox Corporation | Sheet transport system with improved gripper bar |
US5138399A (en) * | 1990-12-20 | 1992-08-11 | Xerox Corporation | Sheet transport system with improved registration |
EP0520819B1 (en) * | 1991-06-28 | 1998-08-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having charging member |
US5305057A (en) * | 1991-07-05 | 1994-04-19 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having correction means for modifying image density signals according to a gradation correction table |
JP2855042B2 (ja) * | 1993-02-24 | 1999-02-10 | キヤノン株式会社 | カラー画像形成装置 |
JP2996045B2 (ja) * | 1993-03-15 | 1999-12-27 | 株式会社日立製作所 | 電子写真装置 |
JPH0772689A (ja) * | 1993-09-01 | 1995-03-17 | Konica Corp | 画像形成装置 |
JPH07134503A (ja) * | 1993-09-17 | 1995-05-23 | Canon Inc | 画像形成装置 |
US5557389A (en) * | 1993-10-29 | 1996-09-17 | Mita Industrial Co., Ltd. | Device for separating a transfer paper utilizing a separation voltage |
JPH0830066A (ja) * | 1993-12-22 | 1996-02-02 | Canon Inc | 画像形成方法 |
JP3516551B2 (ja) * | 1995-05-11 | 2004-04-05 | 株式会社リコー | 静電画像形成装置 |
JPH09281772A (ja) * | 1996-02-16 | 1997-10-31 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP3245043B2 (ja) * | 1996-03-12 | 2002-01-07 | 京セラミタ株式会社 | 画像形成装置 |
EP0952497B1 (en) * | 1998-04-20 | 2004-01-28 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Image forming device |
JP2000147925A (ja) * | 1998-11-12 | 2000-05-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カラー電子写真画像形成装置 |
US7639977B2 (en) * | 2005-11-18 | 2009-12-29 | Seiko Epson Corporation | Image forming apparatus that performs charge elimination after secondary transfer to prevent winding of recording medium on intermediate transfer member |
JP2007322558A (ja) * | 2006-05-30 | 2007-12-13 | Canon Inc | 水分量推定装置、シート材処理装置、水分量推定方法、及びシート材処理方法 |
JP4968296B2 (ja) * | 2009-09-02 | 2012-07-04 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 画像形成装置及び画像形成方法 |
US8837967B2 (en) | 2010-05-11 | 2014-09-16 | Lexmark International, Inc. | Device for determining and adjusting transfer voltage in an imaging apparatus and a method thereof |
JP6107034B2 (ja) * | 2012-09-28 | 2017-04-05 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
JP6241249B2 (ja) * | 2013-12-12 | 2017-12-06 | 富士ゼロックス株式会社 | 潜像形成装置および画像形成装置 |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3877416A (en) * | 1973-04-23 | 1975-04-15 | Xerox Corp | Humidity corrected transfer apparatus |
JPS6044662B2 (ja) * | 1975-12-02 | 1985-10-04 | 株式会社リコー | 転写・除電用帯電器 |
US4076407A (en) * | 1976-03-18 | 1978-02-28 | Xerox Corporation | Duplex copying transfer system |
JPS5357042A (en) * | 1976-11-02 | 1978-05-24 | Fuji Xerox Co Ltd | Trasfer control device |
JPS5434834A (en) * | 1977-08-24 | 1979-03-14 | Ricoh Co Ltd | Electrophotographic method |
DE3128801A1 (de) * | 1980-07-22 | 1982-04-15 | Canon K.K., Tokyo | "bilderzeugungsgeraet" |
JPS5767969A (en) * | 1980-10-16 | 1982-04-24 | Olympus Optical Co Ltd | Transcription device for electrophotographic copier for copying plural sheets |
JPS57135965A (en) * | 1981-02-16 | 1982-08-21 | Canon Inc | Electrophotographic transfer device |
JPS57197579A (en) * | 1981-05-29 | 1982-12-03 | Sharp Corp | Toner image transferring device |
US4536082A (en) * | 1981-10-12 | 1985-08-20 | Konishiroku Photo Industry Co., Ltd. | Transfer type electrostatic reproducing apparatus |
US4449808A (en) * | 1982-06-07 | 1984-05-22 | Xerox Corporation | Electrostatic detack apparatus and method |
JPS59105666A (ja) * | 1982-12-09 | 1984-06-19 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JPS59149377A (ja) * | 1983-02-15 | 1984-08-27 | Sharp Corp | 転写材の分離方式 |
JPS61140970A (ja) * | 1984-12-12 | 1986-06-28 | Sharp Corp | 静電剥離方法 |
JPS61282861A (ja) * | 1985-06-10 | 1986-12-13 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JPS6385772A (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-16 | Toshiba Corp | 湿度安定化転写装置 |
-
1987
- 1987-07-09 JP JP62171653A patent/JPH0750362B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1988
- 1988-07-08 DE DE3851722T patent/DE3851722T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1988-07-08 EP EP88110961A patent/EP0298506B1/en not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-06-27 US US07/372,170 patent/US4912515A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0298506A2 (en) | 1989-01-11 |
JPS6415777A (en) | 1989-01-19 |
US4912515A (en) | 1990-03-27 |
EP0298506B1 (en) | 1994-10-05 |
DE3851722D1 (de) | 1994-11-10 |
DE3851722T2 (de) | 1995-02-16 |
EP0298506A3 (en) | 1989-10-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0750362B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3619140B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US5890046A (en) | Image forming apparatus | |
JP4113635B2 (ja) | 画像形成方法及び装置 | |
JPH0750363B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0389283A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH03211568A (ja) | カラー画像形成装置 | |
JPH0750361B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US6470154B1 (en) | Color image forming apparatus having cleaning method for chromatic and mono-chromatic modes | |
JPS62287271A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0213977A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2701154B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2983081B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2617789B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH06295132A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3576895B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2022121136A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2668439B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2696587B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH05313515A (ja) | 多色画像形成装置 | |
JP2614736B2 (ja) | 多色画像形成装置 | |
JPH02178680A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2627561B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH05188794A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0746928Y2 (ja) | 転写材搬送装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |