JP2701154B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2701154B2
JP2701154B2 JP63281596A JP28159688A JP2701154B2 JP 2701154 B2 JP2701154 B2 JP 2701154B2 JP 63281596 A JP63281596 A JP 63281596A JP 28159688 A JP28159688 A JP 28159688A JP 2701154 B2 JP2701154 B2 JP 2701154B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般に画像形成装置に関し、特に例えば、転
写材担持手段上に転写材を静電的に吸着せしめて該転写
材を担持し、該転写材に電界を付与することにより像担
持体上に現像剤によって形成された可視画像を該転写材
上に転写せしめるようになっている転写装置を具備した
多色電子写真複写機やカラープリンタのごときカラー画
像形成装置に関する。
従来の技術 従来、この種の画像形成装置は、例えば、第19図にて
図示するように構成されていた。即ち、第19図にて図示
する画像形成装置は、転写材搬送ベルトを具備した形式
のものであって、感光体ドラム1を中心として該感光体
ドラム1の周辺部に設けられているクリーナ9、前露光
ランプ10、一次帯電器2、現像器4、転写帯電器8等を
始め、金属ローラ13、14、15に巻回された転写材搬送ベ
ルト5等を主たる構成要素としている。上述した構成に
ついて更に詳述すれば、以下のようである。前記一次帯
電器2と現像器4とによって画定されている空隙部に
は、感光体ドラム1の外周面に向けて図示しない像露光
照射手段から像露光3が照射されるようになっている。
前記転写材搬送ベルト5は、金属ローラ13、14、15に略
三角形状を呈するように巻回されており、前記各金属ロ
ーラ13、14、15は、夫々接地されている。前記転写材搬
送ベルト5は、金属ローラ15に連繋している駆動モータ
(図示しない)によって、第19図矢印方向(即ち、反時
計方向)に回動移動するようになっている。転写材搬送
ベルト5の周辺部には、転写材9を転写材搬送ベルト5
上に吸着せしめる吸着帯電器6、対向ローラ7、除電帯
電器11、フォーブラシクリーナ12等が配設されている。
上述したごとき構成の画像形成装置において、クリー
ナ9により、感光体ドラム1外周面に残留している現像
剤をかき取り回収し、前露光ランプ10により感光体ドラ
ム1外周面上に残留している電荷を除電した後、一次帯
電器2により感光体ドラム1外周面上を均一に帯電す
る。一次帯電器2による感光体ドラム1外周面上の均一
な帯電が完了した後、前記感光体ドラム1外周面に対し
て像露光3を照射することによって、前記感光体ドラム
1外周面上に原稿画像情報に対応した静電潜像を形成す
る。前記感光体ドラム1外周面上に静電潜像を形成した
後、現像器4を駆動して前記静電潜像を可視化し、感光
体ドラム1の回転(第19図時計方向)によって前記静電
潜像を感光体ドラム1の外周面と転写帯電器8とが対向
する部位、即ち転写位置にまで移動せしめる。一方、転
写材Pは、図示しない給紙系より第19図矢印A方向へと
給紙され、転写材搬送ベルト5上へと搬送される。転写
材搬送ベルト5上へと搬送された転写材Pは、吸着帯電
器6に直流電圧又は交流電圧成分に直流電圧成分が重畳
された高電圧が印加されることにより、前記転写材搬送
ベルト5上に吸着せしめられる。転写材搬送ベルト5上
に吸着せしめられた転写材Pは、吸着帯電器6の対向電
極となっている対向ローラ7により支持電荷が注入され
るとともに転写材Pを転写材搬送ベルト5上に圧接せし
められる。このようにして転写材搬送ベルト5上に吸
着、圧接せしめられた転写材Pは、転写材搬送ベルト5
の移動によって前述した転写位置へと搬送され、感光体
ドラム1外周面上に形成されている可視画像が、該可視
画像を形成している現像剤の電荷とは逆極性の高電圧が
前記転写帯電器8に印加されることにより、前記転写材
P上に転写される。前記転写帯電器8によって前記可視
画像が転写された転写材Pは、交流の高電圧が印加され
た除電帯電器11により除電され、転写材搬送ベルト5か
ら分離された後、第19図矢印B方向へと搬送されて、定
着器(図示しない)により画像定着が施されることとな
る。前記感光体ドラム1外周面上に残存している現像剤
は、クリーナ9によりかき取り回収され又、前記感光体
ドラム1外周面上の残留電荷は、充分な照射光量を持っ
た前露光ランプ10により除電され、新たな画像形成のプ
ロセスの実行に備えることとなる。
発明が解決しようとする課題 ところで、上述したごとき構成の従来のカラー画像形
成装置においては、前記カラー画像形成装置の設置され
た環境の変動如何に拘らず前記吸着帯電器6に対して印
加される高電圧が常に一定値になるように制御されてお
り、該一定値にて転写材搬送ベルト5に対する転写材P
の吸着が行なわれるようになっていた。然るに、前記カ
ラー画像形成装置が高温高湿環境下に置かれているとき
には、使用する転写材Pの体積抵抗の値が前記カラー画
像形成装置が常温常湿環境(例えば気温23℃、湿度60
%)下に置かれているときに比して転写材Pが紙の場合
で約2桁程度低下する。又、転写材搬送ベルト5に関し
ても、その表面に水分が吸着するために転写材搬送ベル
ト5の表面抵抗値が減少する。よって、前記吸着帯電器
6に対して印加される電圧では低過ぎて、転写材搬送ベ
ルト5に対する転写材Pの吸着が不十分となり、転写材
Pの転写材搬送ベルト5上におけるズレや転写材搬送ベ
ルト5からの剥れ等の不具合が発生しやすかった。一
方、前記カラー画像形成装置が低温低湿環境下に置かれ
ているときには、使用する転写材Pの体積抵抗の値が前
記カラー画像形成装置が常温常湿環境(気温23℃、湿度
60%)下に置かれているときに比して、転写材Pが紙の
場合で約2桁程度上昇する。又、転写材搬送ベルト5に
関しても、その表面に吸着する水分量が減少するために
転写材搬送ベルト5の表面抵抗値が増加する。よって、
前記吸着帯電器6に対して印加される電圧の高さで転写
材Pの転写材搬送ベルト5に対する十分な大きさの吸着
力を得ることができるものの、前記吸着帯電器6による
吸着帯電によって転写材搬送ベルト5の裏面及び転写材
Pの表面に夫々付着した電荷が減衰せずに前記転写位置
にまで搬送されるために良好な転写を行なうことができ
ないという不具合があった。上述したごとき低温低湿環
境下における転写不良は、以下に記載される事実によっ
て立証される。即ち一般に、転写工程を実行するに際し
て、転写工程実行前における転写材搬送ベルト5の表面
電位をV1、転写工程実行後における表面電位をV2とすれ
ば、転写帯電の極性がプラスのときには、V1<V2とな
り、V2とV1との間の差分値であるV2−V1の値は、最低で
も0.5KV以上とするのがよいということが実験の結果明
らかとなっている。然るに、カラー画像形成装置が低温
低湿環境下に置かれているときには、吸着帯電器6に対
して付加される電圧が高過ぎるので、前記転写材搬送ベ
ルト5の表面電位V1の値が前記転写材搬送ベルト5の飽
和帯電器Vsの値に接近する傾向があり、そのため、V2
V1>0.5KVを満足することが出来ず、転写不良が生ずる
原因となっている。このような転写不良は、転写材料搬
送ベルトや転写ドラム等を備えたフルカラーの多色電子
写真複写機においても同様に発生する。即ち、前記のご
とき複写機においては、多重転写により3乃至4回、感
光体ドラム1表面上に形成された各色毎の可視画像を転
写材Pに転写することによってフィルタカラーの画像を
形成することとなるわけである。しかしながら、吸着帯
電の工程において前記転送材搬送ベルト5に高い電位を
与えてしまうと、前述した理由により、前記V2−V1の値
のみならず、第2回目の転写工程実行前の電位V′
第2回目の転写工程実行後の電位V3との間の差分値V3
V′の値、第3回目の転写工程実行後の電位V4との間
の差分値V4−V′の値、第4回目の転写工程実行前の
電位V′と第4回目の転写工程実行後の電位V5との間
の差分値V5−V′の値が夫々0.5KVより大きな値を保
持することができなくなるおそれがあった。よって、こ
のような多色電子写真複写機においても、上述したごと
き転写不良が発生するという問題があった。
従って本発明は、上述したごとき問題点を解決するた
めに創案されたものであって、その目的は、画像形成装
置が置かれている環境の変動如何に拘らず、常に転写材
の転写材担持手段に対する良好な吸着が行なえるととも
に、転写不良等の不具合が生ずることがない画像形成装
置を提供することである。
課題を解決するための手段 上記目的は本発明に係る画像形成装置によって達成さ
れる。要約すれば、本発明の第1の態様は、像担持体
と、前記像担持体上に形成される可視画像が転写される
転写材を静電吸着により担持して前記像担持体の転写位
置へと搬送する転写材担持手段と、前記転写材を前記転
写材担持手段に静電吸着せしめるべく前記転写材、前記
転写材担持手段を帯電せしめる吸着帯電手段と、装置本
体内部の温度及び/又は湿度を検知する温/湿度検知手
段と、前記温/湿度検知手段から出力される温度検出信
号及び/又は湿度検出信号に基づいて前記吸着帯電手段
に対する給電量を可変調整する可変調整手段とを具備し
たことを特徴とする画像形成装置である。又、本発明の
第2の態様は、像担持体と、前記像担持体上に形成され
る可視画像が転写される転写材を静電吸着により担持し
て前記像担持体の転写位置へと搬送する転写材担持手段
と、前記転写材を前記転写材担持手段に静電吸着せしめ
るべく前記転写材、前記転写材担持手段を帯電せしめる
吸着帯電手段と、前記転写位置へと搬送された転写材に
前記可視画像を転写する転写帯電手段と、装置本体内部
の温度及び/又は湿度を検知する温/湿度検知手段と、
前記温/湿度検知手段から出力される温度検出信号及び
/又は湿度検出信号に基づいて前記吸着帯電手段、前記
転写帯電手段に対する給電量を可変調整する可変調整手
段とを具備したことを特徴とする画像形成装置である。
実施例 以下、図面により本発明の実施例について説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例に従う画像形成装置
を示したものである。本発明の第1の実施例に従う画像
形成装置は、その全体構成が前記第19図にて示した画像
形成装置と略同一であるが、その概要を説明すれば以下
のようである。即ち、第1図にて図示する画像形成装置
は、転写材担持手段即ち転写材搬送ベルトを具備した形
式のものであって、像担持体即ち感光体ドラム1を中心
として該感光体ドラム1の周辺部に設けられているクリ
ーナ9、前露光ランプ10、一次帯電器2、現像器4、転
写帯電手段即ち、転写帯電器8等を始め、金属ローラ1
3、14、15に巻回された転写材搬送ベルト5等を主たる
構成要素としている。上述した構成について更に詳述す
れば、以下のようである。前記一次帯電器2と現像器4
とによって画定されている空隙部には、感光体ドラム1
の外周面に向けて図示しない像露光照射手段から像露光
3が照射されるようになっている。前記転写材搬送ベル
ト5は、金属ローラ13、14、15に略三角形状を呈するよ
うに巻回されており、前記各金属ローラ13、14、15は、
夫々接地されている。前記転写材搬送ベルト5は、金属
ローラ15に連繋している駆動モータ(図示しない)によ
って、第1図矢印方向(即ち、反時計方向)に回転移動
するようになっている。転写材搬送ベルト5の周辺部に
は、転写材Pを転写材搬送ベルト5上に吸着せしめる吸
着帯電手段即ち吸着帯電器6、対向ローラ7、除電帯電
器11、ファーブラシクリーナ12等が配設されている。本
実施例にて吸着帯電器6には、開口幅が22mmのものが採
用されており、放電ワイヤと転写材搬送ベルト5との間
の距離が11mmになるように設定されている。前記転写材
搬送ベルト5には、厚さが150μmのPVdF(ポリフッ化
ビニリデン)シートが採用されており、160mm/secの速
度にて回転移動するようになっている。前記対向ローラ
7には、アルミニウム製の20φのローラが使用されてお
り、接地されているとともに転写材搬送ベルト5と接触
することによって回転するようになっている。更に本実
施例に従えば、カラー画像形成装置内の大気の温度及び
湿度を検知するために温/湿度検知手段即ち温湿度セン
サ16が設けられている。前記温湿度センサ16は、転写材
搬送ベルト5の近傍の転写材Pの移動を阻害しない位置
に配設されている。前記温/湿度センサ16は、前記装置
内部の検知した温度/湿度に応じた電圧信号を出力する
ようになっている。上述したごとき構成のカラー画像形
成装置における画像形成動作については、第19図にて既
に説明した通りであるので、その説明は省略することと
する。
第2図は、本発明の第1の実施例に従う画像形成装置
が具備している制御系を示したものである。第2図にお
いて、前記温/湿度センサ16は、温度検出信号(以下
「T信号」という)、湿度検出信号(以下「H信号」と
いう)を出力し、A/D変換器506は前記T信号をアナログ
/ディジタル変換してI/Oポート508に、又A/D変換器515
は前記H信号をアナログ/ディジタル変換してI/Oポー
ト507に夫々出力するようになっている。可変調整手段
即ちCPU510は、前記画像形成装置による一連の画像形成
動作に先立って前記I/Oポート507、508に入力された各
信号を読み取り、メモリ511に内蔵されているテーブル
1(第3図にて図示)を参照して、前記各信号が前記テ
ーブル1に設定されている領域〜のいずれの領域に
属するものであるか領域指定を行なう。これとともに、
CPU510は、前記メモリ511に内蔵されているテーブル2
(第4図にて図示)を参照して、前記T信号、H信号に
対応する吸着電流値データを前記テーブル2から読み取
り、該読み取った吸着電流値データをI/Oポート512を介
してD/A変換器513に出力する。前記D/A変換器513は、前
記I/Oポート512を介してCPU510から出力された吸着電流
値データをディジタル/アナログ変換した後、高圧電源
装置514に出力し、これによって前記高圧電源装置514か
ら前記吸着帯電器6に対して前記吸着電流値データに基
づいた吸着電流が供給されることとなる。なお、上述し
たCPU510による一連の処理動作は、既に周知のように、
複写動作即ち画像形成動作に先立って実行されるように
なっている。
ここで、第3図、第4図、第5図、第6図について更
に詳述する。
第3図は、第2図にて示したメモリ511内に記憶され
ているテーブル1の内容を示したものである。該テーブ
ル1において、領域〜は、夫々温度と湿度とによっ
て決定される複数本の等水分量曲線により適宜に分割、
画定されるものであり、同一領域中では現像剤の帯電特
性、転写材Pの帯電特性、転写材搬送ベルト5のごとき
転写材担持シートの吸湿及び帯電特性が略等しく、似た
ような環境であると思料される。第4図にて示したデー
タは、メモリ511内に記憶されているテーブル2の内容
の詳細を示したものである。前記テーブル2には、前記
画像形成装置が設置されている温度、湿度等の環境を領
域〜に分割したときに、これら各々の領域毎の代表
点における最も適正な吸着電流の値が、前記各々の領域
に対応して設定されている。前述した代表点は、前記第
3図にて図示する×点にて表わされるものである。第4
図にて示した領域〜毎の適正吸着電流値は、次に記
載するようなプロセスを経て求められる。まず、第3図
領域〜にて示される各環境中の代表点(第3図にて
図示する×点)を設定し、これら各々の代表点における
吸着電流の値と転写材P(80g紙)の転写材搬送ベルト
5に対する吸着力との関係を測定した。前記転写材P
(80g紙)の転写材搬送ベルト5に対する吸着力Fadの値
は、本実施例においては、第6図にて図示するように吸
着帯電器6に対して吸着電流値Iadを与えて転写材搬送
ベルト5上に転写材Pを吸着せしめた後、速やかに転写
材Pの搬送方向一端側にばね計りを取り付け、転写材搬
送ベルト5の移動方向に沿って転写材Pを引張り、転写
材Pが転写材搬送ベルト5上を滑り出す臨界引張力F
(dyne)を測定して該測定した臨界引張力F(dyne)の
値を、転写材Pの転写材搬送ベルト5との接触面積Sで
除算することによって求めることとした。第5図は、前
述した測定方法を、前記各領域〜毎に実行すること
によって求めたデータを示す。第5図において、縦軸上
の点FCは、転写材搬送ベルト5が転写材Pを搬送するう
えで必要最小限の吸着力の値を示しており、本実施例で
は、略50dyne/cm2に設定することとした。なお、前掲の
第4図において示される適正吸着電流Iadの値は、第5
図にて示した吸着力FCの値よりもやや大きな値である吸
着力Fadの値が得られるように設定することとした。
又、第4図領域においては、適正吸着電流値が吸着帯
電器6からの放電が起りやすい不安定領域内に存してい
て変動しやすいために、40μAと実際の適正値よりはや
や高目の値に設定している。
以上説明したように、本発明に従う第1の実施例によ
れば、温湿度センサ16から出力される温度検出信号と湿
度検出信号とに基づいて、第3図等にて図示した領域を
指定し、該指定した領域に応じて決定される適正吸着電
流値を目標値として吸着帯電器6に供給される吸着電流
の値を制御することとしたので、転写材Pの吸湿状態の
変動による転写材Pの体積抵抗値の変化や転写材搬送ベ
ルト5の表面抵抗値の変化に応じた大きさの吸着電流を
吸着帯電器6に供給することが可能となった。
第7図は、本発明の第2の実施例に従う画像形成装置
を示したものである。本実施例においては、前記第1図
にて図示した対向ローラ7に代えてコロナ帯電器たる外
側吸着帯電器17を設けることとした。その他の構成につ
いては、前記第1の実施例に従う画像形成装置と同様で
あるのでその説明は省略する。前述した外側吸着帯電器
17は、前記吸着帯電器6と同一の構成となっている。即
ち、前記外側吸着帯電器17には、開口幅が22mmのものが
採用されており、放電ワイヤと転写材搬送ベルト5との
間の距離が11mmになるように設定されている。
第8図は、本発明の第2の実施例に従う画像形成装置
が具備している制御系を示したものである。本実施例に
おいては、前述したように、対向ローラ7に代えて外側
吸着帯電器17を設けることとしたので、本実施例に従う
画像形成装置が具備している制御系には、前記第2図に
て図示した構成に、外側吸着帯電器17と接続するI/Oポ
ート516、D/A変換器517、高圧電源装置518が新たに付加
されている。I/Oポート516はI/Oポート512に、D/A変換
器517はD/A変換器513に、高圧電源装置518は高圧電源装
置514に夫々対応しているので、これら各機器類に関す
る説明は省略する。CPU510による一連の処理動作に関し
ても、前記第1の実施例におけると同様であるので説明
は省略する。メモリ511には、前述したテーブル2に代
えてテーブル3が記憶されている。テーブル3に設定さ
れているデータは、前記画像形成装置が設置されている
温度、湿度等の環境(領域〜にて示される)と、こ
れら各環境毎に設定されている内側吸着帯電器6に供給
される適正吸着電流値(Iadi)(以下「内側適正吸着電
流値」という)、外側吸着帯電器17に供給される適正吸
着電流値(Iado)(以下「外側適正吸着電流」という)
とを示している(第10図及び第12図参照)。第10図にて
示した領域〜毎の内側適正吸着電流値、外側適正吸
着電流値は、次に記載するようなプロセスを経て求めら
れる。まず、第3図領域〜にて示される各環境中の
代表点(第3図にて図示する×点)を設定し、これら各
々の代表点における内側吸着電流の値Iadi(Iadsorptio
n inner)、外側吸着電流の値Iado(Iadsorption out
er)と転写材P(80g紙)の転写材搬送ベルト5に対す
る吸着力との関係を測定した。内側吸着電流の値Iadiと
外側吸着電流の値Iadoとの組合せは種々想定され得る
が、本発明者等は、(イ)Iadi=−IadoとしたときのIa
di、Iadoと転写材P(80g紙)の転写材搬送ベルト5に
対する吸着力との関係、(ロ)Iado=−100μAに固定
したときのIadiと転写材P(80g紙)の転写材搬送ベル
ト5に対する吸着力との関係の2通りについて実験を行
なった。前述した実験(イ)を行なった結果、第9図、
第10図にて夫々示したごときデータが得られた。第9図
は、内側吸着電流Iadiと外側吸着電流−Iadoとを同一の
割合にて変化させたときの領域〜における内側吸着
電流Iadi、外側吸着電流Iadoと吸着力との関係を示して
おり、又、第10図は、既に説明したように第9図に基づ
いて設定した内側適正吸着電流値と外側適正吸着電流値
とを示している。第9図にて示した各領域〜を画定
する曲線は、全体的に立上りが急峻であるので、特に領
域、領域においては安定化のために前記各曲線の肩
の部分に適正値を設定している。よって、実際には、吸
着力の臨界点を示す第9図縦軸上の点FCの値よりはかな
り大きな吸着力を得ている。前述した実験(ロ)を行な
った結果、第11図、第12図にて夫々示したごときデータ
が得られた。第11図は、Iado=−100μAに固定したと
きのIadiと吸着力との関係を示しており、又、第12図
は、第11図に基づいて設定した内側適正吸着電流値を示
している。前述した実験(イ)、(ロ)にて夫々設定し
た条件下で画像形成装置を動作させて画出し試験を行な
った結果、転写不良、転写材斜行等の不具合が生じず、
良好で高品位な画質を持った複写画像を得ることができ
た。
以上説明したように、本発明に従う第2の実施例によ
れば、温湿度センサ16から出力される温度検出信号と湿
度検出信号とに基づいて、第3図等にて図示した領域を
指定し、該指定した領域に応じて決定される内側適正吸
着電流値、外側適正吸着電流値を目標値として内側吸着
帯電器6、外側吸着帯電器17に夫々供給される内側吸着
電流値、外側吸着電流値を制御することとしたので、転
写材Pの吸湿状態の変動による転写材Pの体積抵抗値の
変化や転写材搬送ベルト5の表面抵抗値の変化に応じた
大きさの吸着電流を内側吸着帯電器6、外側吸着帯電器
17に供給することが可能となった。
第13図は、本発明の第3の実施例に従うカラー画像形
成装置を示したものである。第13図にて図示するカラー
画像形成装置は、転写材担持手段即ち転写ドラムを具備
した形式のものであって、その全体的な構成は既に周知
であるが、その概要を説明すれば以下のようである。即
ち、第13図において、カラー画像形成装置本体100内の
略中央部には、転写シートとして周面開口域に厚さ150
μmのPVdFシートが張設されている転写ドラム18が配設
されている。前記転写ドラム18は、第13図矢印方向(時
計方向)に回転自在に支持されており、前記転写ドラム
18の内周側には、吸着帯電器6を始め、転写帯電器8、
転写シート除電器17a、バックアップブラシ12bが夫々配
設されている。前記転写ドラム18の外周側には、前記吸
着帯電器6と対向して対向ローラ7が配設されているの
を始め、転写シート除電器17aと対向して転写材除電器1
7bが、転写材除電器17bの近傍に分離除電帯電器11及び
分離爪21が夫々配設されているとともに、転写シートク
リーニングブラシ12a、温湿度センサ16が夫々配設され
ている。前記吸着帯電器6と対向ローラ7とが対向して
いる部位には、装置本体100の第13図右方に取り付けら
れている給紙トレイ22から供給された転写材を前記部位
へと搬送する転写材搬送ガイド機構の搬送方向終端部が
臨まされている。分離爪21と対向する画像形成装置本体
100の内部の部位(第13図右上方)には、定着器19が設
けられており、該定着器19と前記分離爪21とによって画
定される区間には、転写材搬送帯が配設されている。画
像形成装置本体100内の第13図右上方には、前記定着器1
9と対応する部位に排紙トレイ20の端部が臨まされてい
る。画像形成装置本体100内の上部領域には光学系3を
構成する原稿走査部3aが配設されているとともに、装置
本体100内の第13図左上方の領域には、原稿走査部3aと
ともに光学系3を構成している色分解フィルタ3bが配設
されている。前述した原稿走査部3aは、原稿照明ランプ
を始め、各種反射ミラー、レンズ系、カラーイメージセ
ンサ等を具備している。画像形成装置本体100内の略中
央部には、外周面が前記転写ドラム18の外周面と当接可
能に像担持体即ち感光体ドラム1が配設されている。画
像形成装置本体100内の下部領域には、前記感光体ドラ
ム1の外周面と近接させて現像手段即ち水平移動式現像
装置4が配設されている。水平移動式現像装置4の詳細
については後述する。前述した感光体ドラム1は、第13
図矢印方向(反時計方向)に回転自在に支持されてお
り、前記感光体ドラム1の周辺部には、該感光体ドラム
1とともに画像形成のシーケンスを実行するのに必要な
各種機器類として、既に記載した転写ドラム18、転写帯
電器8や水平移動式現像装置4を始め、クリーナ9、1
次帯電器2等が配設されている。水平移動式現像装置4
について更に詳述すれば、該水平移動式現像装置4は、
第13図横方向に略水平に移動可能な移動体4aと、前記移
動体4a上に載置されているイエロー現像器4Y、マゼンタ
現像器4M、シアン現像器4C、ブラック現像器4BKとを備
えている。上述した各部の構成の詳細や、画像形成の動
作については既に周知であるのでその説明は省略する。
第14図は、本発明の第3の実施例に従うカラー画像形
成装置が具備している制御系を示したものである。本実
施例においては、吸着帯電器6に供給する吸着電流の値
を制御するとともに、転写帯電器8に供給する転写電流
の値をも制御することとしたので、本実施例に従うカラ
ー画像形成装置が具備している制御系には、前記第2図
にて図示した構成に、転写帯電器8と接続するI/Oポー
ト519、D/A変換器520、高圧電源装置521が新たに付加さ
れている。I/Oポート519はI/Oポート512に、D/A変換器5
20はD/A変換器513に、高圧電源装置521は高圧電源装置5
14に夫々対応しているので、これら各機器類に関する説
明は省略する。CPU510による一連の処置動作に関して
も、前記第1の実施例におけると同様であるので説明は
省略する。メモリ511には、前述したテーブル2に代え
てテーブル4が記憶されている。テーブル4に設定され
ているデータは、前記第13図にて図示したカラー画像形
成装置が設置されている温度、湿度等の環境(領域〜
にて示される)と、これら各環境毎に設定されている
吸着帯電器6に供給される適正吸着電流値(Iad)、イ
エロー色、マゼンタ色、シアン色、黒色の現像像を夫々
転写材に転写するに際して各別に転写帯電器8に供給さ
れる適正転写電流値とを示している(第16図参照)。
第16図にて示した領域〜毎の適正吸着電流値、適
正転写電流値は、次に記載するようなプロセスを経て求
められる。まず、第3図領域〜にて示される各環境
中の代表点(第3図にて図示する×点)を設定し、これ
ら各々の代表点における吸着電流の値Iadと転写材P(8
0g紙)の転写シートに対する吸着力との関係を測定し
た。該測定の結果、第15図、第16図にて夫々示したごと
きデータが得られた。第15図において、同図の縦軸上の
点F′cは、転写ドラム18の周面開口域に張設された転
写シートが転写材Pを担持して搬送するうえで最低限必
要な吸着力を示しており、本実施例では、第15図を参照
して明らかなように略55dyne/cm2に設定されている。本
実施例において設定した吸着力F′cの値が、前記両実
施例における吸着力Fcの値よりもやや大き目の値に設定
されている理由は、本実施例に従うカラー画像形成装置
が、前記両実施例に従う画像形成装置とは異なって転写
ドラム18を用いているので、曲率による影響を考慮しな
ければならず、この曲率による影響により転写材Pが持
っているこしによって転写材Pが転写シートから剥がれ
たり位置ズレが生じたりするのを防止するためである。
第16図にて示したデータ中、適正吸着電流の値は、前記
吸着力Fcよりもやや大き目の値Fadを得ることができる
値Iadに設定されている。(但し、第15図や第16図等に
て示す領域においては、第15図の縦軸上の点F′cに
て示す吸着力が得られる適正吸着電流の値Iadが放電不
安定領域内に存しているので、可能な限り適正吸着電流
値を高く(例えば、70μA〜80μA程度)設定したい
が、本実施例においては、40μAと低い値に設定してい
る。この理由については、後述する)。本実施例におい
ては、前記第16図を参照して明らかなように、領域〜
にて示される各環境毎の適正吸着電流値とともに、各
環境におけるイエロー色、マゼンタ色、シアン色、黒色
の可視画像を転写材Pに各別に転写するに際しての適正
転写電流値が設定されている。第16図にて示した適正転
写電流値は、本実施例においては第17図にて図示される
ようにして設定される。第17図にて示した横軸には、高
圧電源装置521から転写帯電器8に対して供給される転
写電流値が、又同図縦軸には、転写効率が夫々設定され
ている。ここで、転写効率とは、感光体ドラム1外周面
上に、50mm×50mmのパッチを設定し、該50mm×50mmのパ
ッチが反射濃度で略1.5となるように潜像形成条件、現
像条件の調整を行なって感光体ドラム1外周面上に可視
画像を形成したときの現像剤の重量から算出することに
よって求められるものである。即ち、 にて表わすことができる。第17図中、曲線は、吸着電
流Iadを40μAに設定して転写材Pを転写シート上に吸
着したときのイエロー色現像剤(第1色現像剤)にて形
成された可視画像を転写材Pに転写するに際しての転写
電流の値と転写効率の値との関係を示したものである。
図中、横軸の0〜100μAの領域においては、転写電流
の値が小さいために、転写不良が発生しており、横軸12
0〜320μAの領域においては、転写電流値が充分に大き
いために、良好な転写が行なわれている。また、図中、
横軸の340μA以上の領域においては、転写電流値が大
き過ぎるために、一旦感光体ドラム1外周面から転写材
P方へと引き寄せられた現像剤の電荷の極性が、転写帯
電器8から与えられる転写電荷により反転させられてし
まって前記現像剤が転写材Pから感光体ドラム1外周面
へと移行する再転写が生じ始めている。上述した特性曲
線から、第1色現像剤の転写工程時における領域で
の適正転写電流値(IY)を140μAに設定した。第17図
中、曲線は、吸着電流Iadを40μAに設定するととも
に、第1色現像剤の転写工程時における前記Iyの値を14
0μAに設定したときのマゼンタ色現像剤(第2色現像
剤)の転写工程時における転写電流値Imとの転写効率と
の値との関係を示したものである。特性曲線は、前記
領域にて画像形成のシーケンスを逐次実行していく過
程で吸着電流値を40μAに、前記第1色の転写電流値を
140μAに、夫々設定した後、前記第2色の転写電流Im
を転写帯電器8に印加する実験を行ない、その結果得ら
れた転写電流Imの値と転写効率との関係を示したもので
ある。上述した特性曲線から、第2色現像剤の転写工
程時における領域での適正転写電流値(Im)を240μ
Aに設定した。第17図中、曲線は、領域にて吸着電
流Iadを40μAに設定し、第1色現像剤の転写工程時に
おける前記Iyの値を140μAに、第2色現像剤の転写工
程時における前記Imの値を240μAに夫々設定したとき
のシアン色現像剤(第3色現像剤)の転写工程時におけ
る転写電流値Icと転写効率の値との関係を示したもので
ある。第17図中、曲線は、領域にて吸着電流Iadを4
0μAに設定し、第1色現像剤の転写工程時における前
記Iyの値を140μAに、第2色現像剤の転写工程時にお
ける前記Imの値を240μAに、第3色現像剤の転写工程
時における前記Icの値を340μAに夫々設定したときの
黒色現像剤(第4色現像剤)の転写工程時における転写
電流値Ibkと転写効率の値との関係を示したものであ
る。上述した特性曲線、に関しても特性曲線、
を求めたときと同様の方法によって求めた。なお、上述
した特性曲線から、第3色現像剤の転写工程時におけ
る適正転写電流値(Ic)を340μAに、又、特性曲線
から、第4色現像剤の転写工程時における適正転写電流
値(Ibk)を440μAに設定することとした。領域〜
においても、上記と同様にして各値が設定されるもので
ある。ここで、第17図中、曲線′は、吸着電流Iadの
値を70μAに設定し、上記一連の実験を行なった結果中
の第4色現像剤に係る転写電流Ibkの値と転写効率の値
との関係を示したものである。曲線′を参照して明ら
かなように、転写電流Ibkの値は、Ibk=400μA付近に
ピークはあるものの、転写効率の値は65%と非常に低く
このとき得られた可視画像は白ポチ状のヌケがあって画
質が悪かった。一般に良好で高品位な画質を持った複写
画像を得るための転写効率は75%以上と言われているの
で、このような不具合の原因としては、吸着電流の値を
大きく取り過ぎたことにより、第4色目の現像剤である
黒色現像剤にて形成された可視画像の転写工程では、既
に転写シートの帯電電位が該転写シートの飽和帯電電位
に達してしまっているためと思料される 既に説明したように、所謂多重転写工程を実行すると
きに、各転写工程毎の転写シートの表面電位の上昇量が
0.5KV以上であれば、良好な転写が行なえるとされてい
るが、本発明者等は検証の意味で前記領域について、
該領域に対応して設定されている適正吸着電流値、適
正転写電流値により前記カラー画像形成装置を実際に動
作させ、このときの転写シートの表面電位の測定を実施
した。その結果、第18図にて図示したごときデータが得
られた。第18図にて示したV2−V1の値、V3−V′
値、V4−V′の値、V5−V′の値につき夫々検証し
た所、各々略0.6KVであることが判明した。(参考まで
に、Iad=70μAとしたときのV5−V′の値は、0.3KV
であった。) 上述したごとき一連の実験結果から、第16図にて図示
したごときデータ、即ち、第14図にて示したメモリ511
内に記憶されているデーブル4が得られたものである。
以上説明したように、本発明に従う第3の実施例によ
れば、前記第1、第2の実施例におけると同様に、良好
で且つ高品位な画質を持った多色の複写画像を得ること
が可能である。なお、本実施例においては、説明の都合
上吸着帯電器6や転写帯電器8に夫々供給される電流を
定電流制御することとしているが、定電流制御に代えて
定電圧制御することとしても差支えない。又、吸着帯電
に関しては、転写帯電と同極性になるようにしている
が、逆極性になるようにしても差支えない。更に、領域
〜に関しても、必要に応じて増減することとしても
問題はない。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、画像形成装置
が設置されている環境の変動如何に拘らず、常に転写材
の転写材担持手段に対する良好な吸着が行なえるととも
に、転写不良等の不具合が生ずることがない画像形成装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施例に従う画像形成装置を
示した概要図である。 第2図は、本発明の第1の実施例に従う画像形成装置が
具備している制御系を示したブロック図である。 第3図は、前記第2図にて示したメモリ511内に記憶さ
れているテーブル1の内容を示した図である。 第4図は、前記第2図にて示したメモリ511内に記憶さ
れているテーブル2の内容を示した図である。 第5図は、前記第4図にて示したテーブル2に記載され
ているデータを得るための根拠となったデータを示した
図である。 第6図は、前記第5図にて示した吸着力Fcを得るための
吸着力の測定方法の説明図である。 第7図は、本発明の第2の実施例に従う画像形成装置を
示した概要図である。 第8図は、本発明の第2の実施例に従う画像形成装置が
具備している制御系を示したブロック図である。 第9図は、第10図にて示したテーブル3に記載されてい
るデータを得るための根拠となったデータを示した図で
ある。 第10図は、前記第8図にて示したメモリ511内に記憶さ
れているテーブル3の内容を示した図である。 第11図は、第12図にて示したテーブル3に記載されてい
る前記第10図にて示したデータとは異なるデータを得る
ための根拠となったデータを示した図である。 第12図は、前記第8図にて示したメモリ511内に記憶さ
れている前記第10図にて示したテーブル3とは異なった
データが組込まれているテーブル3の内容を示した図で
ある。 第13図は、本発明の第3の実施例に従うカラー画像形成
装置の構成を示した概要図である。 第14図は、本発明の第3の実施例に従うカラー画像形成
装置が具備している制御系を示したブロック図である。 第15図は、第16図にて示したテーブル4に記載されてい
る適正吸着電流値データを得るための根拠となったデー
タを示した図である。 第16図は、前記第14図にて示したメモリ511内に記憶さ
れているテーブル4の内容を示した図である。 第17図は、第16図にて示したテーブル4に記載されてい
る適正転写電流値データを得るための根拠となったデー
タを示した図である。 第18図は、本発明の第3の実施例に従うカラー画像形成
装置を動作させて転写ドラムの転写シートの帯電電位を
コピーシーケンスに沿って測定した結果得られたデータ
を示した図である。 第19図は、従来技術に従う画像形成装置の構成を示した
概要図である。 1:感光体ドラム 5:転写材搬送ベルト 6:吸着帯電器 8:転写帯電器 16:温/湿度センサ 18:転写ドラム 510:CPU P:転写材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−135857(JP,A) 特開 昭55−32079(JP,A) 特開 昭63−199385(JP,A) 特開 昭63−85772(JP,A) 特開 昭62−287271(JP,A) 特開 昭54−34834(JP,A) 実開 昭58−67335(JP,U) 実開 昭61−85872(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体と、前記像担持体上に形成される
    可視画像が転写される転写材を静電吸着により担持して
    前記像担持体の転写位置へと搬送する転写材担持手段
    と、前記転写材を前記転写材担持手段に静電吸着せしめ
    るべく前記転写材、前記転写材担持手段を帯電せしめる
    吸着帯電手段と、装置本体内部の温度及び/又は湿度を
    検知する温/湿度検知手段と、前記温/湿度検知手段か
    ら出力される温度検出信号及び/又は湿度検出信号に基
    づいて前記吸着帯電手段に対する給電量を可変調整する
    可変調整手段とを具備したことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】像担持体と、前記像担持体上に形成される
    可視画像が転写される転写材を静電吸着により担持して
    前記像担持体の転写位置へと搬送する転写材担持手段
    と、前記転写材を前記転写材担持手段に静電吸着せしめ
    るべく前記転写材、前記転写材担持手段を帯電せしめる
    吸着帯電手段と、前記転写位置へと搬送された転写材に
    前記可視画像を転写する転写帯電手段と、装置本体内部
    の温度及び/又は湿度を検知する温/湿度検知手段と、
    前記温/湿度検知手段から出力される温度検出信号及び
    /又は湿度検出信号に基づいて前記吸着帯電手段、前記
    転写帯電手段に対する給電量を可変調整する可変調整手
    段とを具備したことを特徴とする画像形成装置。
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