JPH0748311A - アクリル酸の精製方法と装置、およびその方法により精製されたアクリル酸 - Google Patents

アクリル酸の精製方法と装置、およびその方法により精製されたアクリル酸

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JPH0748311A
JPH0748311A JP6077928A JP7792894A JPH0748311A JP H0748311 A JPH0748311 A JP H0748311A JP 6077928 A JP6077928 A JP 6077928A JP 7792894 A JP7792894 A JP 7792894A JP H0748311 A JPH0748311 A JP H0748311A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、公知方法の明細書中に記載
の欠点を少なくとも部分的に避け、特に捨てられる残留
物の量を減少させ、純粋なアクリル酸の生産を増やしな
がら、環境汚染のない低費用の改良アクリル酸精製法を
提供する。 【構成】 不純なアクリル酸を分別結晶、静的結晶およ
び動的結晶により精製し、アクリル酸の収率を実質的に
上げ、廃棄される残留物の比率を下げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は分別結晶法によるアクリ
ル酸の精製方法と精製装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック工業において、アクリル酸
は紡織繊維、表面塗料、接着剤等の重要な出発原料であ
る。アクリル酸およびアクリル酸エステルの年間の生産
高はそれぞれの場合で数十万トンである。多くの公知の
生産方法(アクリルニトリル加水分解、一酸化炭素と水
によるアセチレンの接触変換等)の中で、プロペンのア
クロレインを経るアクリル酸への1工程および2工程の
不均一接触酸化は最近重要になっている。異なる反応条
件と異なる触媒の利用のために、2工程酸化は1工程酸
化よりも良い収率を有しており、90%を幾分超える。
対照的に、1工程酸化での収率はわずかに60%であ
る。
【0003】プロペンのアクリル酸への接触酸化は気相
で200〜300℃の温度で起こる。次にこのアクリル
酸を幾分冷却し、水または高沸点エステルなどの溶媒に
溶解する。それに続く精製、例えば蒸留により、約99
%の純度を有するアクリル酸が得られる。純粋なアクリ
ル酸は、常力(760トル)では13.5℃で溶解し1
41.6℃で沸騰する。
【0004】アクロレインやプロピオン酸など一部の不
純物は蒸留により完全に除去することはできず、またア
クリル酸も蒸留中に容易に重合し、従って分別結晶など
のアクリル酸の他の精製方法が最近は提案されている。
しかし、水溶液中のアクリル酸を精製するための分別結
晶の有用性は、アクリル酸がアクリル酸の63容量%含
量で水と共晶を形成する点において限定されている。従
って、EP-0 002 612において、共晶を壊すために塩を水
性溶液に加えることが提案されている。
【0005】DE-OS 26 06 364 は、−50〜+200℃
の温度で溶解する化合物の精製のために分別結晶法を開
示している。この方法で、化合物は乱流で運ばれ、永続
的に充填されている結晶化域を経て、70〜98%の凝
出比に達するまで結晶温度で放置する。この方法は、不
純物の比率が約20〜30重量%に達するや分離係数が
減少する欠点を有している。従って、この精製方法で
は、廃棄されるかでなければ処理されなければならない
大量の残留物が生じる。
【0006】分別結晶において、静的結晶と動的結晶と
の間に違いを作ることができる。落下皮膜(falling-fi
lm)または完全流し込み通過チューブ型(fully flowed
-through tube type)の動的結晶において、生成物の溶
液または溶解混合物が運ばれる壁に沿った冷却壁上で結
晶は成長する。結晶熱は、形成して外面から冷却される
結晶層により消失し、高速の結晶化が得られる。
【0007】上記の動的結晶法において、生成物の含量
が70〜80重量%の範囲にあるときにアクリル酸の精
製の分離効率が減少する。この理由は20〜30%の不
純物を含むアクリル酸は、望ましくない(すなわち樹枝
状の)形で晶化し、その結晶層は海綿状であって柔軟で
あるからである。それらの容積と比較すると、結晶層は
大きな表面領域を有しており、大きな湿潤表面と液体の
付加的な高い保持をもたらしている。従って、比較的大
量の残留物が動的結晶による精製の間に生じる。それら
残留物は、厳密な現在の環境規則に合致するように処理
する必要がある。通常、そこに生じる異なる化合物のた
めに、これら残留物を処理することは経済的ではない。
【0008】静的結晶において、精製のための化合物は
タンク中に突き出ている冷却表面上で晶化する。落下皮
膜結晶に比較して分別静的結晶の欠点は、所与の容量を
得るためには、静的晶析装置は結晶化プロセスが遅いた
めに、対応する動的晶析装置よりも大きくする必要があ
る。従って、静的結晶は工業的な大きな規模では経済的
なアクリル酸精製方法ではない。また公知であって、か
つ既に記載したように、結晶層は悪く(すなわち、より
柔軟で海綿状となれば不純物含量が高くなる)なるため
に、静的結晶はアクリル酸の精製法としてこれまで考慮
されてこなかった。分別懸濁結晶において、結晶が形成
を始めるように溶液または溶解物を飽和温度以下に冷却
する。結晶の推進力は該溶液が過飽和となっている範囲
にある。結晶で生じる熱は液体層を通して消失する。懸
濁結晶の一つの欠点は、前記方法よりも長い時間がかか
ることであり、よってこの方法は経済性に乏しい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、最初
に記載した欠点を少なくとも部分的に避け、特に捨てら
れる残留物の量を減少させ、純粋なアクリル酸の生産を
増やしながら、環境に優しくかつ低費用の改良アクリル
酸精製法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、この課
題は、アクリル酸が動的結晶および静的結晶を組み合わ
せた多数の工程により精製され、動的結晶からの残留物
が静的結晶によりさらに精製され、得られたアクリル酸
は動的結晶に戻される方法により達成される。該プロセ
スを適当に調整すれば、静的結晶は、たとえ不純物含量
が約50重量%まで(すなわち、動的結晶が十分である
ことを停止する範囲)であっても、十分に安定に保つこ
とのできる結晶層を生むことができることが意外にも分
かった。予想とは反して、結晶層は静的晶析装置の冷却
面に付着するので、前記記載の不純物の高い含量で良好
な分離効率を得ることができる。従って、廃棄されるか
他の方法により処理する必要のあった残留物からさらに
アクリル酸を得ることができる。従って、精製プロセス
からの残留物の量を著しく減少することができる。
【0011】以下に本発明を詳細に説明する。20重量
%まで、好適には10重量%までの不純物を含むアクリ
ル酸を動的結晶工程に供給し、動的晶析装置中で結晶/
溶解サイクルによる2以上の工程で精製する。動的晶析
装置の最も高い工程からの結晶物質は精製プロセスから
出すことができる。動的結晶の最も低い工程において、
残留物中の不純物は約30重量%まで、好適には10〜
25重量%まで濃縮することができ、静的結晶への供給
物として用いることができ、ここで残留物は少なくとも
1工程で精製される。従って、精製プロセスを離れる残
留物の不純物は約70重量%まで濃縮することができ
る。次に、最も高い工程での静的結晶により得られた結
晶材料は動的結晶に戻すことができる。これは十分かつ
経済的なプロセスである。本プロセスの有用性に関して
特に重要な点は、静的晶析装置のために導入物の組成は
最適なものであるということである。供給物の質的な組
成ならびに不純物の含量が重要であることが示されてい
る。例えば、酢酸やプロピオン酸などの直鎖の飽和カル
ボン酸が大部分の不純物を構成している場合、不純物の
低い含量においてさえ結晶層は柔軟で海綿状となりうる
ことが分かった。最も低い工程の動的結晶で不純物含量
が20〜30重量%に濃縮されている場合、結晶層は冷
却表面に十分に付着しないために、静的結晶は満足な結
果を生まない。従って、より多いアクリル酸が動的結晶
により残留物から得られることができるにしても、動的
結晶は不純物の一定含量(これはその質的組成に依存す
る)に達すると停止するに違いない。この手段により、
有利な結晶形を有する第1の安定な固く付着する結晶層
が静的晶析装置の冷却表面上に形成できる。次に、これ
はさらに別の結晶層の土台を形成する。
【0012】冷却表面は結晶層が溶解した後はまだ溶解
物で湿らされているので、安定晶析装置に次の低い工程
からの純度の低い新しいアクリル酸を充填する前に該冷
却表面は冷却するのがよい。この操作は別の固い接着結
晶層を形成することができるので、静的晶析装置におい
て付加的工程が操作可能である。
【0013】このプロセスのもう一つの利点は、たとえ
不純物の含量が約20重量%まで高くなってもアクリル
酸を精製することができることである。しかし、プロペ
ンの酸化により今日作られ、蒸留により前精製されるア
クリル酸は通常は5重量%未満の不純物を含有する。
【0014】動的結晶での残留物と特別の工程からの部
分的溶解物は次の順番のそれぞれ低い工程の動的結晶で
さらに精製するのが有利である。最も低い工程の動的結
晶からの部分的溶解物は同じ工程で再度精製するのがよ
い。これは単純なプロセスであり、これにより最も低い
工程での不純物は約30重量%まで濃縮することができ
る。
【0015】有利には、静的結晶と動的結晶は密接な関
連性をもって同時に起こる(すなわち、高い含量の不純
物を有するバッチを静的晶析装置中で結晶化と溶解サイ
クルに供するにつれて同時に低い含量の不純物を有する
バッチが動的晶析装置中で精製される)。これにより時
間が節約され、経済的である。
【0016】有利には、最も高い静的結晶の工程からの
部分的溶解物は2つの部分に分けられる。第1部分は次
の低い工程で精製することができ、第2部分は次の順番
の同じ工程で精製することができる。第2部分の部分的
溶解物は第1部分よりもかなり純度が高いために、以上
のことは静的結晶の分離効率を増加させている。
【0017】静的結晶において有利には、結晶相中の熱
媒体は約0〜15°の開始温度で約1時間放置し、次に
約−30〜−15°の最終温度で約5〜6時間冷却す
る。開始相での熱媒体を一定温度とすることで、低い含
量の不純物を有しかつ結晶層が冷却表面から剥がれ落ち
ることを防ぐために十分に安定である有利な結晶形をも
たらす。
【0018】最も高い工程の動的結晶において、前の工
程からの結晶材料のみを供給するのがよい。これは高く
精製する効果を有している。有利には、アクリル酸は静
的結晶により2工程で精製される。これは残留物中の不
純物の割合を約70重量%まで上げることができる。
【0019】静的結晶の第1工程からの部分的溶解物を
同じ工程で精製し、対応する結晶材料は次の順番の第2
工程でさらに精製するのが都合がよい。動的結晶は、落
下皮膜(falling-film)または完全流し込み通過チュー
ブ型(fully flowed-throughtube type)であるのがよ
い。両方法は特に十分であり、迅速である。99.9%
以上の高い純度を得るにはアクリル酸を動的結晶により
5工程で精製することが有利である。さらに高い純度を
得るために工程数を増加させることができる。
【0020】動的結晶の少なくとも一つの付加的な工程
に新しい材料を加えないことが有利である。これは、例
えば比較的純粋な供給生成物を用いる場合に起こり、タ
ンクを節約し、プラントの費用を減少させることができ
る。有利には、アクリル酸は懸濁結晶および静的結晶の
組合せにより精製され、懸濁結晶からの残留物は静的結
晶によりさらに精製され、得られたアクリル酸は懸濁結
晶に戻される。
【0021】20重量%まで、好適には10重量%まで
の不純物を含むアクリル酸を懸濁結晶工程に供給し、結
晶/溶解サイクルの1以上の工程で精製するのが有利で
ある。最も高い工程からの結晶材料は精製プロセスを離
れることができる。最も低い工程の懸濁結晶において、
残留物中の不純物は約30重量%まで、好適には10〜
25重量%まで濃縮され、その残留物を静的結晶のため
の供給物として用いる。この静的結晶プロセスは既に記
載のように調節することができる。
【0022】
【実施例】本方法と本装置は以下に図面により説明す
る。図1は、動的晶析装置K−1と静的晶析装置K−2
からなる精製装置を示す。タンクT−1〜T−5は、結
晶化と溶解サイクル後に、残留物R、部分的溶解物Sま
たは結晶材料Cのいずれか形で適当なタンクに移される
アクリル酸の一時保存のためにある。一時保存の後にタ
ンクT−1〜タンクT−5の内容物は次の順番で適当な
精製工程の静的結晶または動的結晶に供給される。タン
クT−6はバッファータンクであり、精製されたアクリ
ル酸を受け取る。
【0023】アクリル酸はタンクT−1〜T−5から晶
析装置K−1とK−2までそれぞれのポンプP−0〜P
−5により送り込まれる。結晶相の間、溶解物は結晶K
−1の底から流出し、ポンプP−2により晶析装置の上
部までリサイクルされる。
【0024】動的晶析装置K−1はジャケット中に精製
用供給生成物Fの細流フィルムまたは完全チューブ流を
供給した一束のチューブからなる。この一束のチューブ
には、結晶化中に作られる熱を除去する熱媒体が外部を
取り囲んでいる。熱媒体の温度は、精製工程と結晶プロ
セスの相に応じて、精製される化合物の凝固点以下また
はそれ以上(結晶相または溶解相)のある範囲にある。
動的晶析装置の詳細な記載はK. SaxerによるUS-3 621 6
64に見ることができる。静的晶析装置K−2は、供給生
成物Fの入口と出口を有するタンクからなる。熱媒体で
おおわれた冷却表面はタンク内に浸かっている。
【0025】図2は、懸濁晶析装置K−3と静的晶析装
置K−2からなる精製装置の略図である。懸濁晶析装置
K−3は入口と出口を有し、その後に結晶の分離装置V
を有するタンクからなる。結晶はタンクT−4に移され
るかまたは純粋な生成物として排出され、母液は工程に
応じてタンクT−2またはT−3のいずれかに運ぶこと
ができる。図1の精製プロセスにおけるように、静的晶
析装置K−2は2つのタンクT−1とT−2と結合させ
ることができる。アクリル酸中の不純物含量と所望の純
度に応じて、装置は前記例とは例えばそれよりも多いか
少ない数のタンクを備えさせることにより異なるものと
することができる。
【0026】本プロセス アクリル酸の本発明の方法による精製を図3の流れ図を
参照しながら以下に説明する。以下、百分率は重量によ
るものである。99.9重量%以上の純度と残留物中の
約40〜70重量%の不純物含量を得るために、アクリ
ル酸は静的晶析装置と動的晶析装置により7工程で精製
される。個々の工程は異なる精製度に対応するもので、
1〜7とマークしてある。工程の番号1〜7は晶析装置
の特別な物理的部分に関するものではなく、プロセス順
番の操作に関するものであることに注意されたい。
【0027】静的結晶による精製は工程1と2で成し遂
げられ、ここで最大濃度の不純物が生じ、一方で動的結
晶による精製はそれに続く工程で起こる。図1、2およ
び3は、その背後にそれぞれの精製工程1、2、3等か
らの残留物R、部分的溶解物Sと結晶材料Cを示してい
る。供給生成物Fは、その純度に応じて、供給生成物に
類似する組成物を有する混合物を含む精製工程に送られ
る。
【0028】例えば蒸留により既に部分的に精製され、
99%以上の純度を有する供給生成物の部分の精製の場
合、液体アクリル酸FはタンクT−5に供給され、ここ
で第5工程からの一部の結晶材料C−5、残留物R−7
および部分的溶解物S−7も集められる。タンクT−5
の内容物は、第4工程が第5工程の前に操作される場
合、第5工程からの溶解結晶材料C−5の一部とともに
第6精製工程のための供給物として使う。この実例にお
いて、この工程はすべてが順序通りに起こらないことを
注意されたい; 例えば工程5、6および7はより頻繁
に操作されるであろう。動的晶析装置のための十分なバ
ッチが得られるまで純度の低いアクリル酸が例えばタン
クT−3中に蓄積することを注意されたい(表3)。
【0029】ポンプP−5はタンクT−5の内容物を晶
析装置K−1の上部まで運び、アクリル酸は個々のチュ
ーブの間に均一に分散される(図1)。熱媒体はチュー
ブの外部の回りで同時に流れる。チューブの内側に沿っ
て、アクリル酸は落下皮膜にて流れるかまたは全チュー
ブを満たす。ポンプP−2を用いて、晶析装置K−1の
底から流出するアクリル酸は上部に戻され、チューブの
間に分散される。次に、熱媒体は工程に応じてアクリル
酸の凝固点以下で約5〜20°としてよい温度まで急速
に冷却される。次にアクリル酸はチューブの内側に層と
なって晶出し始める。生じた熱は結晶層と外側壁を沿っ
て流れる熱媒体を通して消失する。次に熱媒体をさらに
徐々に継続的に冷却する。結晶層が一定の厚さに達する
とき、ポンプT−2のスイッチが切れ、残留物R−6は
タンクT−4中に放出される。
【0030】次の工程は「結露相」である。最終的に、
熱媒体の温度は結晶相が部分的に溶解するまで上げられ
る。このプロセスで、表面に付着し、結晶層に包まれて
いる不純物は部分的に溶解するか溶出する。第6工程
で、この結露相中に形成された部分的溶解物S−6はタ
ンクT−4に運ばれる。
【0031】次に、結晶材料C−6を溶解させ、直接に
第7精製工程に供給する。従って、第6工程とは対照的
に、新しい材料を第7工程に加えず、よってこの工程は
「ハーフステージ」とも呼ばれる。さらに他の結晶/溶
解サイクルが続き、残留物R−7と部分的溶解物S−7
はタンクT−5に運ばれる。結晶化材料C−7は純粋な
生成物の形で精製回路を離れ、除去前にタンクT−6に
一時的に保存される。
【0032】第5精製工程において、タンクT−4の内
容物は、第4工程から残留している溶解結晶化材料C−
4を含む晶析装置K−1中にポンプにより運ばれる。タ
ンクT−4の内容物は、その前の順番からの残留物R−
6、部分的溶解物S−6および一部の結晶化材料C−4
からなる。第5工程からの残留物R−5および部分的溶
解物S−5はタンクT−3に導入される。一部の溶解結
晶化材料C−5はタンクT−5に入り、一方、結晶化材
料C−5の残りは、前の順番での新しい生成物Fとタン
クT−5の内容物とともに、第6の精製工程のための供
給物として用いる。
【0033】第4および第5の工程からの結晶化材料C
−4、C−5を分け、その一部を次の高い工程を供給す
るタンク中に導入することが有利であることが分かっ
た。これは濃度と質量比を釣り合わせるので、第6工程
は常に同じ品質の新しい供給生成物Fを供給されること
ができ、これはこのプロセスを自動化する助けとなる。
更に、精製プロセスから出るアクリル酸は一定の品質を
有している。
【0034】工程6と7と同じように、工程3と4は連
続的に直接に操作される(すなわち、この実例において
は、工程7と同じように第4工程は新しい材料が供給さ
れない「ハーフステージ」である)。従って、前の工程
からの結晶材料のみがこのハーフステージに供給され
る。第3工程のための供給物はタンクT−3の含有物で
あり、ここで残留物R−4、R−5および部分的溶解物
S−4、S−4、S−5が第2工程からの結晶材料C−
2とともに集められている。第3工程からの残留物R−
3はタンクT−2に供給される。
【0035】工程2において、アクリル酸は好適には静
的結晶により精製される。動的結晶からの溶解結晶材料
C−1、残留物R−3と静的晶析装置K−2からの部分
的溶解物S−2の第2部分を含むタンクT−2から供給
物が供給される。静的晶析装置K−2の分離効率は部分
的溶解物S−2を2つの部分に分けることにより増加さ
せることができる。高濃度の不純物を含む第1部分は好
適にはより低い第1工程でタンクT−1に供給され、一
方第2部分はタンクT−2を工程2で供給される。タン
クT−2の含有物は静的晶析装置K−2にポンプで導入
され、ここで溶解物中に浸されている熱交換プレート上
で一部のアクリル酸が晶出する。一定時間後、残留物R
−2の形の非結晶溶解物はタンクT−1に移される。部
分的溶解物S−2の第1部分もタンクT−1に供給さ
れ、一方、第2部分はタンクT−2に供給される。
【0036】第1工程で、タンクT−2の内容物が処理
される。残留物R−1は回路を離れ、一方、部分的溶解
物S−1はタンクT−1に導入され、結晶材料はタンク
T−2に導入される。流れ図(図3)に示されているよ
うに、材料の流れは逆方向であり、アクリル酸の純度は
左から右に増加する。個々のプロセス工程は常に下から
上(すなわち低純度生成物から高純度生成物)の順序で
操作される。個々の工程からの残留物、部分的溶解物お
よびいかなる溶解結晶化材料もタンクT−1〜T−5で
一時的に保存され、続く順番で再び用いられる。結晶材
料C−3〜C−6は、質量比と濃度を釣り合わせるよう
に溶解された部分を除いて、晶析装置K−1に留まり、
次の高い工程で、単独(工程4と7)または1つ以上の
その前の順番からの一時的に保存されたアクリル酸とと
もに、別の結晶/溶解サイクルに供される。静的晶析装
置K−2で、結晶材料C−1およびC−2を溶解後にタ
ンクT−2またはT−3に移される。
【0037】前記の方法を用いて高含有量の不純物を含
む供給生成物を精製する場合、供給生成物は供給生成物
にだいたい対応する組成物を有するタンク中に導入す
る。懸濁晶析装置を用いるアクリル酸を精製する方法
は、前記のものと基本的には同じである。しかし、図2
の精製装置を用いるときは、より数の少ない(例えば
4)工程を提供することができる。供給生成物Fはタン
クT−3中に供給され、次にポンプP−3により懸濁晶
析装置K−3に運ばれ、ここでアクリル酸が晶出を始め
る(工程3)。一定時間後、このプロセスを停止し、結
晶は分離装置V中で母液から分離される。次に、濾過さ
れた結晶は溶解され、その溶解物はタンクT−4に一時
的に保存される。静的晶析装置により例えば2段階で精
製された内容物を有するタンクT−2に該母液が導入さ
れる。第4工程のための十分な材料が利用可能となるま
で工程3が繰り返される。次に、第4工程からの結晶化
材料を精製プロセスから出すことができ、この工程から
の残留物は、静的結晶により精製されるアクリル酸も受
け取るタンクT−3中に導入される。
【0038】以下に本プロセスによるアクリル酸の精製
の実例を示す。 実例1.供給生成物は、99.67%の生成物を含む前
もって精製されたアクリル酸であった。アクリル酸は図
3の流れ図に従って精製された。供給生成物、精製生成
物および残留物の中の不純物の重量比を表1に示す。静
的結晶と動的結晶との間の界面での不純物の比は約12
〜15%であった。
【0039】 表1.供給生成物、最終生成物および残留物の組成 供給生成物[%] 生成物[%] 残留物[%] アクリル酸 99.628 99.938 62.79 酢酸 0.223 0.038 22.21 プロピオン酸 0.028 0.006 2.64 二量体 0.009 0.001 0.96 アルデヒド 0.025 0.000 3.00 水 0.057 0.017 4.81 フェノチアジン 0.030 0.000 3.59
【0040】表2は、結露相と結晶相の間の熱媒体の開
始温度Tsと最終温度Teを示す。記載の時間間隔△t
において、熱媒体を開始温度Tsから最終温度Teまで
均一に冷却する。静的晶析装置K−2において、適当で
はない迅速な結晶を防ぐために、熱媒体を冷却相の始ま
りで約1時間初期温度に放置するのがよい。これは、欠
点のある結晶形(例えば樹枝状の結晶)の形成を防ぐの
に特に重要である。冷却相の終わりに熱媒体を最終温度
Teに好適には2〜3時間放置する。結晶化材料を溶解
するために、熱媒体を約35℃まで加熱する。溶解相は
静的晶析装置で約1時間続き、落下皮膜晶析装置で約1
5分間続く。
【0041】アクリル酸の凝固点は工程3で5℃から工
程7で13℃まで上昇する。99.9%以上のアクリル
酸の生成は供給生成物に比較して99.5%である。残
留物はわずか62.8%のアクリル酸含量を有する。
【0042】 表2.結露相中と結晶相中の熱媒体の温度 ステップ 結露相 結晶相 Ts Te △t[min-1] Ts Te △t[min-1] 1 0 10 120 -15 -30 420 2 0 10 120 0 -15 360 3 -5 5 20 -5 -25 70 4 0 13 20 0 -25 50 5 7 18 20 3 -22 60 6 12 15 20 4 -20 50 7 15 16 15 5 -10 25
【0043】動的晶析装置において、アクリル酸の精製
工程の以下の順番が有利であることが分かった。
【0044】 表3.精製工程の順序 動的晶析装置 静的晶析装置 開始 3,4,5,6,7, 6,7, 1 合計実行 5,6,7 時間:約21時間 6,7 5,6,7 2 6,7 開始 3,4,5,6,7 ......... 1
【0045】実例2 供給生成物を前もって精製し、97.8%のアクリル酸
を含んでいた。アクリル酸は図4の流れ図に従って精製
した。図3の方法との違いは以下の通りである: 供給
生成物の低い純度のために、それをだいたい同じ組成物
を有する工程5に供給した。出発濃度の相違は異なる質
量比をもたらしたので、工程4は十分な工程として操作
することができた(すなわち付加的なタンクT−4は、
第1の実施例とは対照的に第4段階に用いられた)。供
給生成物、精製生成物および残留物中の不純物の重量比
を表1に示す。
【0046】 表4.供給生成物、最終生成物および残留物の組成 供給生成物[%] 生成物[%] 残留物[%] アクリル酸 97.771 >99.933 52.2 酢酸 0.250 0.018 5.14 プロピオン酸 0.021 0.005 0.36 二量体 0.7 0.027 14.88 アルデヒド 0.028 0.000 0.62 水 1.2 0.017 26.14 フェノチアジン 0.03 0.000 0.66
【0047】結露相中と結晶相中の熱媒体の開始温度T
sと最終温度Te、および熱媒体を開始温度Tsから最
終温度Teに冷却する間の時間間隔△tは実施例1のも
のと実質的に一致する。
【0048】動的晶析装置において、アクリル酸精製工
程の以下の順序が有利であることが分かった。
【0049】 表5.精製工程の順序 動的晶析装置 静的晶析装置 開始 3,4,5,6,7 5,6,7, 1 合計実行 4,5,6,7 時間:約28時間 5,6,7 4,5,6,7 2 5,6,7 開始 3,4,5,6,7 ......... 1
【0050】
【発明の効果】本発明の目的は、最初に記載した欠点を
少なくとも部分的に避け、特に捨てられる残留物の量を
減少させ、精製アクリル酸の生産を増やしながら、環境
汚染のない低費用の改良アクリル酸精製法を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 静的晶析装置と動的晶析装置からなる精製装
置を示す。
【図2】 静的晶析装置と懸濁晶析装置からなる精製装
置を示す。
【図3】 99%以上の純度を有する精製のためのアク
リル酸の精製プロセス中のフローチャートである。
【図4】 約97.8%の純度を有する精製されたアク
リル酸の精製プロセス中のフローチャートである。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分別結晶によるアクリル酸の精製方法に
    おいて、アクリル酸を動的結晶と静的結晶の組合せによ
    る多数の工程で精製し、動的結晶からの残留物をさらに
    静的結晶により精製し、得られたアクリル酸を動的結晶
    に戻すことを特徴とする分別結晶によるアクリル酸の精
    製方法。
  2. 【請求項2】 20重量%まで好適には10重量%まで
    の不純物を含むアクリル酸を動的結晶工程に供給し、ア
    クリル酸を動的晶析装置中で2以上の工程で結晶/溶解
    サイクルにより精製し、最も高い工程からの結晶材料を
    精製プロセスから離し、動的結晶の最も低い工程におい
    て、残留物中の不純物を約30%まで好適には10%〜
    25%まで濃縮し、該残留物は静的結晶のために供給物
    として用い、ここで残留物は少なくとも1つの工程で精
    製され、それにより精製プロセスを離れた残留物中の不
    純物は約70重量%まで濃縮することができ、そして静
    的結晶の最も高い工程からの結晶材料を動的結晶に戻す
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 動的結晶の残留物と一定工程からの部分
    的溶解物をそれぞれ次の順番の動的結晶の低い工程で精
    製し、動的結晶の最も低い工程からの部分的溶解物を同
    工程において再精製することを特徴とする請求項1また
    は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 静的結晶および動的結晶を密接な関連性
    をもって同時に起こることを特徴とする請求項1〜3の
    いずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 静的結晶の最も高い工程からの部分的溶
    解物を2部分に分け、第1部分を次の低い工程で精製
    し、第2部分を次の順番の同工程で精製することを特徴
    とする請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 静的結晶において、結晶相における熱媒
    体を約0〜−15°の開始温度で約1時間放置し、次に
    約−30〜−15°の温度で約5〜6時間冷却すること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 動的工程の最も高い工程において、その
    前の工程からの結晶材料のみを用いることを特徴とする
    請求項1〜6いずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 アクリル酸を静的結晶により2工程で精
    製することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 第1工程からの部分的溶解物を次の順番
    の第1工程で精製し、対応する結晶材料をその第2工程
    で精製することを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 動的結晶が落下皮膜または完全流し込
    み通過チューブ型であることを特徴とする請求項1〜9
    いずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】 99.9%以上の純度を得るために、
    アクリル酸を動的結晶により5工程で精製することを特
    徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 新しい材料を動的結晶の少なくとも1
    つの工程で添加しない、すなわち該工程はハーフステー
    ジとして操作することを特徴とする請求項7〜11のい
    ずれかに記載の方法。
  13. 【請求項13】 分別結晶によるアクリル酸の精製方法
    において、アクリル酸を懸濁結晶と静的結晶の組合せに
    よる多数の工程で精製し、懸濁結晶からの残留物をさら
    に静的結晶により精製し、得られたアクリル酸を懸濁結
    晶に戻すことを特徴とする分別結晶によるアクリル酸の
    精製方法。
  14. 【請求項14】 20重量%まで好適には約10重量%
    までの不純物を含むアクリル酸を懸濁結晶工程に供給
    し、アクリル酸を1以上の工程で結晶/溶解サイクルに
    より精製し、最も高い工程からの結晶材料は精製プロセ
    スから出し、懸濁結晶の最も低い工程において、残留物
    中の不純物を約30%まで好適には10%〜25%まで
    濃縮し、残留物を静的結晶のための供給物として用い、
    ここで残留物は少なくとも1つの工程で精製し、それに
    より精製プロセスから離れた残留物中の不純物を約70
    重量%まで濃縮することができ、静的結晶の最も高い工
    程から得られる結晶材料を動的結晶に戻すことを特徴と
    する請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 動的結晶プロセスにおいて、溶融物の
    純度に応じて、結晶相中約5〜−5℃から約−10〜2
    5℃まで熱媒体を冷却し、結露相中約18℃まで加熱す
    ることを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載の
    方法。
  16. 【請求項16】 静的晶析装置の冷却表面上に形成され
    た結晶層が溶解した後、および溶融物がタンク中に排出
    された後に、晶析装置を冷却し、冷却表面にまだ付着し
    ている溶融物を晶化して晶析装置が新しいバッチで満た
    される前に安定な結晶相を形成させることを特徴とする
    請求項1〜15のいずれかに記載の方法。
  17. 【請求項17】 請求項1〜16の記載した方法によっ
    て精製されたアクリル酸。
  18. 【請求項18】 分別結晶によるアクリル酸の精製のた
    めの装置において、一連に結合されている少なくとも1
    つの静的晶析装置と一つの動的晶析装置、動的結晶から
    の残留物の精製のために設けられた静的晶析装置により
    特徴付けられ、さらにアクリル酸画分の保存のための中
    間保存タンク、およびタンクから晶析装置までまたはそ
    の逆にアクリル酸を運ぶポンプおよびパイプにより特徴
    付けられる分別結晶によるアクリル酸の精製のための装
    置。
  19. 【請求項19】 静的晶析装置、動的晶析装置およびア
    クリル酸の中間保存のための5または6のタンクが設け
    られていることを特徴とする請求項18に記載の装置。
  20. 【請求項20】 分別結晶によるアクリル酸の精製のた
    めの装置において、一連に結合された少なくとも1つの
    静的晶析装置と一つの懸濁晶析装置、懸濁結晶からの残
    留物の精製のために設けられた静的晶析装置により特徴
    付けられ、さらにアクリル酸画分の保存のための中間保
    存タンク、およびタンクから晶析装置までまたはその逆
    にアクリル酸を運ぶポンプおよびパイプにより特徴付け
    られる分別結晶によるアクリル酸の精製のための装置。
  21. 【請求項21】 静的晶析装置、動的晶析装置およびア
    クリル酸の中間保存のための少なくとも4タンクが設け
    られていることを特徴とする請求項20に記載の装置。
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