JPH066735U - 開閉装置のヒンジ構造 - Google Patents

開閉装置のヒンジ構造

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JPH066735U
JPH066735U JP5286592U JP5286592U JPH066735U JP H066735 U JPH066735 U JP H066735U JP 5286592 U JP5286592 U JP 5286592U JP 5286592 U JP5286592 U JP 5286592U JP H066735 U JPH066735 U JP H066735U
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shaft
friction plate
bracket
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JP5286592U
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光一 松下
満親 菅原
博 浅野
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株式会社松下製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異音、摩耗が少なく、耐久性に優れ、且つス
ムーズな開閉作動を行わせることができるヒンジ構造を
得る。 【構成】 シャフト30をブラケット20の挿入孔23
aに挿入して回転自在に取り付け、摩擦プレート13を
シャフト30上においてブラケット20の側面に接合し
て配設し、押圧フランジプレート11を摩擦プレート1
3の側面に対向させるとともにシャフト30に連結して
配設し、さらに、押圧フランジプレート11を摩擦プレ
ート13に押し付ける押圧力を付与する皿バネ12をシ
ャフト30上に配設してヒンジ構造を構成している。摩
擦プレート13は、金属プレートの表面にテフロン等の
コーティング層を形成してなる複合材から作られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、OA機器、特にラップトップ型の機器のように本体部に対して開閉 自在にディスプレー部(開閉部)を取り付けてなる開閉装置に関し、さらに詳し くは、この開閉部を開閉自在に支持するヒンジの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来におけるこのような開閉装置におけるヒンジ構造としては、特開平4−9 9095号公報、実開平3−6122号公報等に開示のものがある。いずれも、 図9に示すように、ラップトップ型コンピュータ等において、コンピュータ本体 2に対してディスプレー部(開閉部)1を開閉自在に支持するヒンジ部10の構 造に関するものであり、この開閉に際して、ディスプレー部1を任意の開閉角度 で保持可能なようにヒンジ部10に開閉に対する摩擦抵抗を付与する構造を設け ている。 従来では、このように摩擦抵抗を付与する構造としては、平座金(フラットワ ッシャ)とバネ座金(スプリングワッシャ)とを組合せた構造が採用されており 、バネ座金により押圧されて発生する両座金間もしくはこれら座金とブラケット 等との間の摩擦により開閉に対する摩擦抵抗を得るようになっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、バネ座金により得られる押圧力はその円周方向に不均一であり 、このため、摩擦抵抗値のバラツキが大きくなりやすく、ディスプレー部の開閉 操作力が製品毎に大きくバラツクおそれがあるという問題がある。さらに、従来 の構造においては、金属同士の接触により発生する摩擦抵抗により開閉に対する 摩擦抵抗を得ているため、摩耗が生じやすく、且つ摩擦抵抗のバラツキが大きく なりやすいという問題もある。このように摩擦抵抗のバラツキが大きいとディス プレー部の開閉作動がギクシャクし、開閉操作フィーリングが良くないという問 題や、開閉時に異音が発生することがあるという問題がある。
【0004】 このため、従来においては、金属同士の接触面にグリースを塗布して摩耗を防 止するとともに摩擦抵抗のバラツキを小さくして開閉作動を滑らかにすることも 行われている。しかしながら、このようにグリースを塗布した場合には、この装 置を使用および保管しているときにおける周囲の温度、湿度の変化に応じてグリ ースが変質してグリースからガスが発生し、これが装置を構成する樹脂等に作用 して樹脂にクラックを発生させたり、これを変質、変色させたりするという問題 がある。
【0005】 本考案はこのような問題に鑑みたもので、摩耗、異音等が発生することがなく 、且つ、グリース等を使用する必要もなく、スムーズな開閉作動を行わせること ができるとともに所定の摩擦抵抗を確実に付与することができるような構成の開 閉装置のヒンジ構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的達成のため、本考案に係るヒンジ構造においては、ブラケット 部材を開閉装置の本体部に固定し、シャフト部材をこのブラケット部材の挿入孔 に挿入してこれをブラケット部材に対し回転自在に取り付け、摩擦プレート部材 をシャフト部材上においてブラケット部材の側面に接合して配設し、押圧フラン ジ部材を摩擦プレート部材の側面に対向させるとともにシャフト部材に連結して 配設し、さらに、押圧フランジ部材を摩擦プレート部材に押し付ける押圧力を付 与するバネ部材をシャフト部材上に配設してヒンジ構造を構成し、さらに、金属 プレートの表面に所定のコーティング層を形成してなる複合材から上記摩擦プレ ート部材を作り、押圧フランジ部材の全周にわたって均一な押圧力を付与する皿 バネにより上記バネ部材を構成している。 なお、摩擦プレート部材を構成するコーティング層としては、テフロン層もし くはモリブデン層が用いられる。
【0007】 さらに、もう一つの本考案に係るヒンジ構造においては、ブラケット部材を開 閉装置の本体部に固定し、シャフト部材をこのブラケット部材の挿入孔に挿入し てこれをブラケット部材に対し回転自在に取り付け、摩擦プレート部材を、シャ フト部材上に軸方向に移動自在で且つこのシャフト部材と一体回転するように取 り付けるとともにブラケット部材の側面に対向して配設し、さらに、摩擦プレー ト部材をブラケット部材の側面に押し付ける押圧力を付与するバネ部材をシャフ ト部材上に配設してヒンジ構造を構成している。このヒンジ構造においても、金 属プレートの表面に所定のコーティング層(テフロン層、モリブデン層)を形成 してなる複合材から上記摩擦プレート部材を作り、押圧フランジ部材の全周にわ たって均一な押圧力を付与する皿バネにより上記バネ部材を構成している。
【0008】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の好ましい実施例について説明する。 本考案は、例えば図9に示すようなラップトップ型コンピュータにおいてコン ピュータ本体2に対してディスプレー部(開閉部)1を開閉自在に支持するヒン ジ部10に関するものであり、本考案を適用したヒンジ部10の構造を図1に示 している。 このヒンジ部10は、コンピュータ本体2に固設されるブラケット20と、デ ィスプレー部1に取り付けられるシャフト30とを有し、シャフト30をブラケ ット20に回動自在に取り付けてディスプレー部1をコンピュータ本体2により 開閉自在に支持するようになっている。
【0009】 ブラケット20は縦壁21と横壁22とからなるアングル部材から形成されて おり、横壁22にはこのブラケット20を本体2に固定するための切込み22a およびボルト穴22bが形成されている。縦壁21の先端は中央に挿入孔23a を有した円盤状の固定フランジ部23を形成しており、この固定フランジ部23 の両側面にそれぞれ180度離れて2箇所の凹部23b,23cが形成されてい る。なお、一方の側面の凹部23bは反対側側面の凹部23cに対して図示のよ うに90度回転した位置に形成されている。 さらに、縦壁21における固定フランジ部23と近接する部分が矩形状(図3 において24aで示す形状)にカットされて直角に折り曲げられ、側方に突出す るストッパー24が形成されている。
【0010】 シャフト30は、矩形断面状の先端部31と、円筒部32と、円盤状の回転フ ランジ部33と、円筒部がカットされて二面幅部が形成された取り付け部34と から一体に形成されている。取り付け部34には2個のボルト挿入孔34aが形 成されており、この取り付け部34を介してシャフト30がディスプレー部1に 取り付けられる。
【0011】 さらに、このヒンジ部10は、矩形状孔11aが形成された押圧フランジプレ ート11と、挿入孔12aを有した皿バネ12と、それぞれ挿入孔13aを有し た一対の摩擦プレート13とを備えている。摩擦プレート13は側面において1 80度離れた2箇所がプレスされており、それぞれ2個の接合突起13bが形成 されている。このため、接合突起13bの反対側側面には接合突起形成のための プレスにより生じたくぼみ13cが残されている。
【0012】 ヒンジ部10は、図2に示すように、上記一対の摩擦プレート13がブラケッ ト20の固定フランジ部23の両側に配設されて取り付けられ、さらに図におい て左側に皿バネ12および押圧フランジプレート11が取り付けられ、これらの 挿入孔12a,13a,23aに円筒部32が挿入されてシャフト30が回転自 在に取り付けられている。このとき、摩擦プレート13の接合突起13bが固定 フランジ部23の凹部23bに入り込み、摩擦プレート13はブラケット20に 一体接合された状態となる。このため、シャフト30は、ブラケット20および 摩擦プレート13に対して回転自在となる。
【0013】 また、シャフト30の矩形状先端部31は押圧フランジプレート11の矩形状 孔11a内に挿入された後、図示のように先端がかしめられ、このカシメ部31 aにより押圧フランジプレート11がシャフト先端部31に取り付けられた状態 で保持される。このカシメは押圧フランジプレート11が皿バネ12を圧縮する ように行われ、このカシメ位置を調整することにより、皿バネ12のバネ力を調 整する。
【0014】 このようにして調整された皿バネ12のバネ力は、皿バネ12の内周部が摩擦 プレート13に押し付けられるとともに皿バネ12の外周部が押圧フランジプレ ート11に押し付けられるように作用する。この結果、シャフト30が左方に引 っ張られ、回転フランジ部33の側面が右側の摩擦プレート13の側面に押し付 けられる。この結果、回転フランジ部33の側面と摩擦プレート13の側面との 摩擦力および皿バネ12の内周部と左側の摩擦プレート13との摩擦力がシャフ ト30の回転に対する抵抗して作用する。 この摩擦抵抗により、シャフト30に取り付けられたディスプレー部1の開閉 に対して所定の抵抗力が発生し、ディスプレー部1を任意の開閉位置で保持させ ることができる。
【0015】 この場合において、摩擦力を発生させるための押圧力は皿バネ12によって得 るようになっており、この押圧力は円周上ほぼ均一な力である。このため、皿バ ネ12からの押圧力は摩擦プレート13に均一に作用し、安定した摩擦力を得る ことができる。なお、この押圧力は押圧フランジプレート11のカシメ位置を調 整することにより任意に設定可能であり、ディスプレー部1の重量等に対応して 所望の値に設定することができる。
【0016】 さらに、摩擦プレート13は、金属プレートの表面にテフロン層もしくはモリ ブデン層のコーティング層を形成してなる複合材から作られている。このため、 摩擦プレート13の側面と回転フランジ部33との接触により生じる摩擦力のバ ラツキが小さく、ディスプレー部1の開閉作動が滑らかになるとともに開閉時に 異音が発生することもなくなる。 また、摩擦プレート13の摩耗がテフロン、モリブデン等のコーティング層に より防止されるので、ヒンジ部10の耐久性が向上する。
【0017】 なお、回転フランジ部33の外周には、図3に示すように所定の角度αをおい て2個の係止突起33a,33bが形成されている。この係止突起33a,33 bはディスプレー部1が開閉されてシャフト30が回動されたときに、所定の位 置でストッパー24と当接してその開閉限度を設定する。具体的には、ディスプ レー部1が閉じられたときに係止突起33aがストッパー24の上面とほぼ当接 し、この状態からディスプレー部1が角度αだけ開放されたときに係止突起33 bがストッパー24に当接し、これ以上の開放を阻止する。
【0018】 本考案のヒンジ構造はこれに限られるものではなく、皿バネ12の配設位置を 図4に示すように変更してもよい。このヒンジ部においては、皿バネ12は右側 の摩擦プレート13と回転フランジ部33との間に配設されており、これにより 、皿バネ12の内周部と右側の摩擦プレート13との間の摩擦力および押圧フラ ンジプレート11と左側の摩擦プレート13との間の摩擦力により、ディスプレ ー部1の開閉に対する抵抗を得ることができる。 なお、この場合における皿バネ12の押圧力調整もシャフト30の先端部31 に形成されるカシメ部31aの位置調整により行われる。但し、この場合には、 回転フランジ部33はブラケット20から離れるので、図示のようにストッパー 24′を長くする必要がある。
【0019】 なお、図4の構成において、右側の摩擦プレート13に代えて接合突起13a の無い摩擦プレートを用い、この摩擦プレートと皿バネ12の内周部とを溶接等 により一体に結合するとともに皿バネ12の外周部と回転フランジ部33とを溶 接等により一体に結合しても良い。このようにすれば、右側の摩擦プレートはシ ャフト30と一体回転し、左側の摩擦プレート13と押圧フランジプレート11 との摩擦力に加えて右側の摩擦プレートと回転フランジ部23との摩擦力もディ スプレー部1の開閉に対する抵抗として利用することができ、大きな摩擦抵抗を 得ることができる。
【0020】 本考案に係るヒンジ構造は、図5に示すように構成することもできる。 このヒンジ構造110は、図1のヒンジ構造10と類似しており、コンピュー タ本体2に固設されるブラケット120と、ディスプレー部1に取り付けられる シャフト130を有するとともに、押圧フランジプレート111、皿バネ112 および一対の摩擦プレート113を有し、図6に示すように組み付けられている 。
【0021】 ブラケット120は、縦壁121、横壁122を有するとともに縦壁の先端に 固定フランジ部123を有し、縦壁121にはその一部をカットして折り曲げら れて作られたストッパー124を有する。但し、図1のブラケット20のような 凹部23b,23cは形成されておらず、固定フランジ123は中央に挿入孔2 3aを有するだけである。 一方、シャフト130は、円筒部132と、回転フランジ部133と、取り付 け部134とを有して一体に形成されている。回転フランジ部133および取り 付け部134は図1のシャフト30と同一形状で、それぞれ係止突起133a, 133bおよびボルト挿入孔134aが設けられている。また、円筒部132に は上下2箇所に軸方向に回転フランジ部133まで延びる係止溝132aが形成 されている。
【0022】 押圧フランジプレート111および摩擦プレート113は上下一対の係止片1 11b,113bを有した挿入孔111a,113aを有しており、皿バネ11 2とともに図6に示すように配設されている。これら係止片11b,113bが 円筒部132の係止溝132a内に入り込むようにしてシャフト130が挿入さ れて取り付けられている。このため、シャフト130はブラケット120に対し て回転自在に支持され、押圧フランジプレート111および摩擦プレート113 はシャフト130と一体回転する。
【0023】 このヒンジ部110においても、シャフト130の円筒部132の先端をかし めてカシメ部131を形成することにより皿バネ132の圧縮量を調整しつつ押 圧フランジプレート111を所定位置で保持するようになっている。このヒンジ 部110においては、皿バネ132の押圧力を受けて発生する両摩擦プレート1 13と固定フランジ部123との摩擦力によりシャフト130の回転に対する抵 抗を発生せしめ、この摩擦抵抗によりディスプレー部1の開閉抵抗を得るように なっている。このため、皿バネ112の押圧力を適宜設定して所望の開閉摩擦抵 抗を設定することができ
【0024】 なお、この摩擦プレート113も金属プレートの表面にテフロン層もしくはモ リブデン層を形成した複合材から作られている。このため、このヒンジ部110 を用いれば、異音のないスムーズな開閉作動を行わせることができるとともに、 その耐久性を向上させることができる。 この場合のシャフト130の回転もは、図3の構造と同様にして、回転フラン ジ部133の係止突起133a,133bとストッパー124との当接により所 定角度範囲内になるように規制される。
【0025】 このヒンジ部に、図7に示すように皿バネ112をもう一つ追加してもよい。 このようにすれば、皿バネ112により摩擦プレート113の押圧力を増加させ ることが可能で、これにより大きな摩擦抵抗を得ることができる。
【0026】 図5のヒンジ構造に使用するシャフト130に代えて、図8に示すシャフト2 30を用いてもよい。図5のシャフト130においては、円筒部132に上下一 対の係止溝132aを形成し、この係止溝132aを利用して円筒部132上に 押圧フランジプレート111および摩擦プレート113をシャフト130と一体 回転するように取り付けていた。これに対し、図8のシャフト230はその円筒 部232の上下に平面部22aを形成し、摩擦プレート232(および押圧フラ ンジプレート)の挿入孔232aをこの円筒部232の断面形状に合わせて形成 している。このため、円筒部232を挿入孔232a内に挿入することにより、 摩擦プレート232をシャフト230上にこれと一体回転するように取り付ける ことができる。 なお、図8(c)に示すように、4箇所の平面部232a′を形成して円筒部 232′を形成してもよい。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、ブラケット部材に対して回転自在に取 り付けられたシャフト部材の回転に対し、皿バネの押圧力により発生する摩擦プ レート部材の摩擦力を利用して回転抵抗を付加し、開閉作動に対する所定の抵抗 を得るようになっているので、皿バネの押圧力を調整することにより所望の開閉 抵抗を正確に設定することができる。この場合、皿バネは摩擦プレートに対して 円周方向にほぼ均一な押圧力を付与するので、摩擦抵抗のバラツキが少なく、滑 らかな開閉作動を行わせることができる。 また、本考案では摩擦プレートを金属プレートの表面にテフロン、モリブデン 等のコーティング層を形成した複合材から作っているので、摩擦抵抗のバラツキ が小さく、滑らかで且つ異音のない開閉作動を行わせることができるとともに、 摩耗の発生を抑えて耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るヒンジ部を構成部品に分解して示
す斜視図である。
【図2】このヒンジ部構成を示す断面図である。
【図3】このヒンジ部を示す側面図である。
【図4】上記ヒンジ部の変形例を示す断面図である。
【図5】本考案の異なる実施例に係るヒンジ部を構成部
品に分解して示す斜視図である。
【図6】このヒンジ部構成を示す断面図である。
【図7】このヒンジ部の変形例を示す断面図である。
【図8】本考案のヒンジ部を構成するシャフトの変形例
を示す斜視図および断面図である。
【図9】ラップトップコンピュータを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ディスプレイ部 2 コンピュータ本体 10 ヒンジ部 11 押圧フランジプレート 12 皿バネ 13 摩擦プレート 20 ブラケット 23 固定フランジ部 30 シャフト 32 円筒部 33 回転フランジ部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部とこの本体部に対して開閉自在な
    開閉部とを有してなる開閉装置において前記本体部を前
    記開閉部に対して開閉自在に支持するヒンジ構造であっ
    て、 前記本体部に固定されたブラケット部材と、このブラケ
    ット部材の挿入孔に挿入され、前記ブラケット部材に対
    し回転自在に取り付けられたシャフト部材と、このシャ
    フト部材上において前記ブラケット部材の側面に接合配
    設された摩擦プレート部材と、この摩擦プレート部材の
    側面に対向するとともに前記シャフト部材に連結して配
    設された押圧フランジ部材と、前記シャフト部材上に配
    設され、前記押圧フランジ部材を前記摩擦プレート部材
    に押し付ける押圧力を付与するバネ部材とから構成さ
    れ、 前記摩擦プレート部材が金属プレートの表面に所定のコ
    ーティング層を形成してなる複合材から作られ、前記バ
    ネ部材が前記押圧フランジ部材の全周にわたって均一な
    押圧力を付与する皿バネから作られていることを特徴と
    する開閉装置のヒンジ構造。
  2. 【請求項2】 前記コーティング層がテフロン層もしく
    はモリブデン層であることを特徴とする請求項1に記載
    の開閉装置のヒンジ構造。
  3. 【請求項3】 本体部とこの本体部に対して開閉自在な
    開閉部とを有してなる開閉装置において前記本体部を前
    記開閉部に対して開閉自在に支持するヒンジ構造であっ
    て、 前記本体部に固定されたブラケット部材と、このブラケ
    ット部材の挿入孔に挿入され、前記ブラケット部材に対
    し回転自在に取り付けられたシャフト部材と、このシャ
    フト部材上に軸方向に移動自在で且つこのシャフト部材
    と一体回転するように取り付けられるとともに前記ブラ
    ケット部材の側面に対向して配設された摩擦プレート部
    材と、前記シャフト部材上に配設され、前記摩擦プレー
    ト部材を前記ブラケット部材の側面に押し付ける押圧力
    を付与するバネ部材とから構成され、 前記摩擦プレート部材が金属プレートの表面に所定のコ
    ーティング層を形成してなる複合材から作られ、前記バ
    ネ部材が前記押圧フランジ部材の全周にわたって均一な
    押圧力を付与する皿バネから作られていることを特徴と
    する開閉装置のヒンジ構造。
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