JP2547422Y2 - Oa機器用チルトヒンジ - Google Patents

Oa機器用チルトヒンジ

Info

Publication number
JP2547422Y2
JP2547422Y2 JP1991077160U JP7716091U JP2547422Y2 JP 2547422 Y2 JP2547422 Y2 JP 2547422Y2 JP 1991077160 U JP1991077160 U JP 1991077160U JP 7716091 U JP7716091 U JP 7716091U JP 2547422 Y2 JP2547422 Y2 JP 2547422Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diameter portion
small
washer
bearing plate
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1991077160U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0521079U (ja
Inventor
良宏 大塚
Original Assignee
加藤電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 加藤電機株式会社 filed Critical 加藤電機株式会社
Priority to JP1991077160U priority Critical patent/JP2547422Y2/ja
Publication of JPH0521079U publication Critical patent/JPH0521079U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2547422Y2 publication Critical patent/JP2547422Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、とくにラップトップ
型或は卓上型のワードプロセッサーやパソコン等のOA
機器のディスプレー体を開閉する際に用いて好適な、O
A機器用チルトヒンジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のチルトヒンジは、ディス
プレー体を装置本体に対し、その使用開成角度(90゜
〜135゜)において任意の位置で安定停止保持するこ
とを要し、そのための構成として、装置本体に取り付け
られる取付ベースと軸受プレートを直角方向に折り曲げ
て断面アングル形に構成した取付部材の軸受プレートに
軸受穴を設け、この軸受穴に鍔部を有する回転シャフト
を挿通させ、軸受プレートを挟んで左右にスライダーワ
ッシャーとスプリングワッシャーをその中心部にそれぞ
れ回転シャフトを挿通させつつ介在させ、回転シャフト
の端部をかしめることにより軸受プレートの両側に摩擦
力を生じさせ、回転シャフトを所定のトルクによっての
み回転するようにして、この回転シャフトに固定させた
ディスプレー体を使用開成角度の任意の位置で停止保持
できるようにしたものが公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この従来のOA機器用
チルトヒンジは、摩擦力だけによってディスプレー体を
その使用開成角度で保持することを要するため強いかし
めトルクを必要とし、永年使用すると摩擦部分、とくに
金属製のワッシャーと軸受プレートとの間に摩耗が生
じ、当初の回転トルクが減少することによって、ディス
プレー体の使用開成角度における任意の位置での停止保
持能力が減退してしまうという問題があった。
【0004】この考案の目的は、摩擦部材の摩耗を可及
的に防止し、永年使用の後においてもディスプレー体の
使用開成角度における任意の位置での停止保持能力が減
退しないように構成した、安価なOA機器用チルトヒン
ジを提供せんとするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ためにこの考案は、装置本体側へ取り付けられる取付ベ
ースと軸受プレートから成る取付部材と、小径部と大径
部を有し前記小径部を前記軸受プレートに設けた軸受孔
へ軸受けさせた前記装置本体に対して上下方向に開閉さ
れるディスプレー体の支持部材を兼ねる回転シャフト
と、この回転シャフトの大径部と前記軸受プレートの間
にその中心部に前記小径部を挿通させつつ介在させたス
ライダーワッシャーと、前記軸受プレートの他側面側に
その一側面を接しつつその中心部に前記小径部を挿通さ
せて設けた機械的強度と耐摩耗性を有する材料で構成し
たフリクションワッシャーと、このフリクションワッシ
ャーの他側面にその一側面を接しつつその中心部に前記
小径部を挿通させつつ設けたスプリングワッシャーと、
このスプリングワッシャーの他側面に一側面を接しつつ
その中心部に前記小径部を挿通させて設けた押え用ワッ
シャーとから成り、前記各ワッシャーを圧接状態とする
ために前記押え用ワッシャーの他側面に接して前記小径
部の端部をかしめることによって、前記回転シャフトが
所定の回転トルクを加えられたときのみ回転するように
構成したものである。
【0006】この考案はまた、装置本体側へ取り付けら
れる取付ベースと軸受プレートから成る取付部材と、小
径部を有しこの小径部を前記軸受プレートに設けた軸受
孔へ軸受させた前記装置本体に対して上下方向に開閉さ
れるディスプレー体の支持部材を兼ねる金属製の回転シ
ャフトと、この回転シャフトに固着された大径の合成樹
脂製の回転円盤と、前記小径部を中心部に挿通させつつ
前記回転円盤に係止された中間ワッシャーと、この中間
ワッシャーと前記軸受プレートの間にその中心部に前記
小径部を挿通させつつ介在させた機械的強度と耐摩耗性
を有する材料で構成したフリクションワッシャーと、前
記軸受プレートの他側面側にその一側面を接しつつその
中心部に前記小径部を挿通させて設けたスプリングワッ
シャーと、このスプリングワッシャーの他側面に一側面
を接しつつその中心部に前記小径部を挿通させて設けた
押え用ワッシャーとから成り、前記各ワッシャーを圧接
状態とするために前記押え用ワッシャーの他側面に接し
て前記小径部の端部をかしめることによって、前記回転
シャフトが所定の回転トルクを加えられたときのみ回転
するように構成したものである。
【0007】この考案はさらに、装置本体側へ取り付け
られる取付ベースと軸受プレートから成る取付部材と、
小径部と大径部を有し前記小径部を前記軸受プレートに
設けた軸受孔へ軸受させた前記装置本体に対して上下方
向に開閉されるディスプレー体の支持部材を兼ねる金属
製の回転シャフトと、この回転シャフトに固着された大
径の合成樹脂製の回転円盤と、前記小径部を中心部に挿
通させつつ前記回転円盤に係止された中間ワッシャー
と、この中間ワッシャーと前記軸受プレートの間にその
中心部に前記小径部を挿通させつつ介在させた機械的強
度と耐摩耗性を有する材料で構成したフリクションワッ
シャーと、前記軸受プレートの他側面側にその一側面を
接しつつその中心部に前記小径部を挿通させて設けたフ
リクションワッシャーと、このフリクションワッシャー
の他側面にその一側面を接しつつその中心部に前記小径
部を挿通させつつ設けたスプリングワッシャーと、この
スプリングワッシャーの他側面に一側面を接しつつその
中心部に前記小径部を挿通させて設けた押え用ワッシャ
ーとから成り、前記各ワッシャーを圧接状態とするため
に前記押え用ワッシャーの他側面に接して前記小径部の
端部をかしめることによって、前記回転シャフトが所定
の回転トルクを加えられたときのみ回転するように構成
したものである。
【0008】その際この考案は、前記回転シャフトの大
径部に一体的にスイッチ押圧部を隆設することができ
る。
【0009】そしてこの考案は、前記フリクションワッ
シャーを燐青銅で構成することができる。
【0010】
【作用】請求項1のように構成した場合には、取付部材
の取付ベースを装置本体へ固着し、回転シャフトをディ
スプレー体へ固着してディスプレー体を開閉させると、
回転シャフトはフリクショントルクを有し、所定の回転
トルクが与えられないと回転しないので、このフリクシ
ョントルクにより、ディスプレー体を任意の開成位置で
自由に停止保持させることができる。さらに、フリクシ
ョンワッシャーを機械的強度を耐摩耗性に富んだ材料で
構成してあるので、小径部をかしめる際に割れたり、潰
れたりしてしまうことがない上に、軸受プレートに焼き
入れしてあるスプリングワッシャーが直に接触すること
がないので、永年使用の後においても摩耗してしまうこ
とがない。さらに、フリクションプレートにスプリング
ワッシャーが直に接触していることから、小径部をかし
めることによって生ずる押圧力がフリクションプレート
へ直に伝わり、かしめによっても大きなフリクショント
ルクを得ることができる。
【0011】請求項2のように構成すると、回転シャフ
トに大径の金属製の棒を用い、これより旋盤加工で切削
して大径部を切り出さなくとも、合成樹脂製の回転円盤
で大径部を代替えでき、しかも、この回転円盤の一側面
に中間ワッシャーを取り付けたことにより、回転によっ
て圧接面が摩耗してしまうこともないものである。
【0012】請求項3のように構成すると、請求項1と
請求項2を合わせた作用を奏し得る。
【0013】請求項4のように構成すると、回転シャフ
トと共に回転するスイッチ押圧部で、ディスプレー体の
開閉操作に伴いOA機器本体のスイッチを自動的にO
N、OFFさせることができるものである。
【0014】請求項5のように構成すると、フリクショ
ンワッシャーを燐青銅で構成すると、機能的強度を有し
耐摩耗性に富むことから、さらに強いかしめトルクでか
しめても、割れたり、潰れたりすることなく、さらに永
年使用の後において摩耗によって回転トルクが減退して
しまうことを可及的に防止することができるものであ
る。
【0015】
【実施例】図面はこの考案の一実施例を示し、図1にお
いてキーボード1を設けた、例えばワードプロセッサー
の装置本体2には、液晶を用いたディスプレー体4が突
出部3を介して開閉自在に取り付けられている。実施例
ではディスプレー体4を開いた状態のものを示してある
が、不使用時には閉じられており、ディスプレー体4よ
り突設させた係止片4a,4aが、装置本体2側に設け
た係止穴2a,2aと係合しロックされている。
【0016】ディスプレー体4を開閉させるヒンジは、
図1のA視の部分に設置されており、その構造は図2以
下に示されている。
【0017】図面によれば図2乃至図3において5は取
付部材であり、装置本体2側に取り付けられている。こ
の取付部材5は取付ベース5aと軸受プレート5bを有
し、軸受プレート5bには軸受穴6が設けられている。
この軸受穴6には支持部材を兼ねる回転シャフト7がそ
の小径部7aを軸受けさせている。この回転シャフト7
は小径部7aに続いて設けられた大径部7bとこの大径
部7bに続いて設けられた取付部7cを有し、この取付
部7cをディスプレー体4の一部に固着させている。大
径部7bの外周には、一体にストッパーを兼ねるスイッ
チ押圧部8が隆設されており、このスイッチ押圧部8と
軸受プレート5bの一側面との間には、スライダーワッ
シャー9がその挿通穴9aに小径部7aを挿通させつつ
介在させてある。軸受プレート5bの他側面には機械的
強度と耐摩耗性を有する例えば燐青銅製のフリクション
ワッシャー10とスプリングワッシャー11が、その挿
通穴10a,11aを回転シャフト7の小径部7aに通
すことによって介在させてある。スプリングワッシャー
11にはさらに押え用ワッシャー12が、その挿通穴1
2aへ回転シャフト7の小径部7aを通すことによって
当接されており、この小径部7aの端部をかしめること
により、スライダーワッシャー9とフリクションワッシ
ャー10が取付部材5の軸受プレート5bの両側へ圧接
させられている。大径部7bの外径とスライダーワッシ
ャー9の外径は略同一であり、押え用ワッシャー12の
外径とフリクションワッシャー10及びスプリングワッ
シャー11の外径とは略同一であることから、スライダ
ーワッシャー9とフリクションワッシャー10は全面に
渡って均等に取付部材5の軸受プレート5bへ圧接させ
られることになる。
【0018】スイッチ押圧部8の下側に設置されている
のは、OA機器の装置本体2のスイッチ13であり、デ
ィスプレー体4の開閉動作にともなう回転シャフト7の
回転角度により、該スイッチ押圧部8によって自動的に
ON、OFFされるものである。軸受プレート5bには
さらに突片5cが突設されており、回転シャフト7の回
転と共に一定の回転角度(135゜)でストッパーを兼
ねるスイッチ押圧部8と当接する。
【0019】スプリングワッシャー11は、放射状かつ
交互にそれぞれ3個の凹凸11b,11cを等間隔に配
置させて成り、この凹凸11b,11cの表面をいずれ
も平担に構成してある。このことにより、スプリングワ
ッシャー11は、これと略同一の外径を有する押え用ワ
ッシャー12によって軸受プレート5b側へ直にかつ均
等に押圧されることになり、小径部7aの端部によるか
しめによっても軸受プレート5bとの間で大きな安定し
た摩擦力が得られる要因となるものである。
【0020】図4は他の実施例を示し、軸受穴27にそ
の小径部20aを軸受けさせた回転シャフト20の中径
部20bには、合成樹脂製の外周にストッパーを兼ねる
スイッチ押圧部21aを設けた大径部を兼ねる回転円盤
21が取付ピン27を介して取り付けられるようになっ
ており、燐青銅製のフリクションワッシャー22は回転
円盤21と取付部材24の軸受プレート24bとの間に
硬度のある金属製の中間ワッシャー23を介して介在さ
せられるようになっている。24aは取付ベースであ
る。中間ワッシャー23は係止片23aを有し、充分に
図示してないがこの係止片23aを回転円盤21へ係止
されるようになっている。取付部材24の軸受プレート
24bの他側面には、スプリングワッシャー25と押え
用ワッシャー26がそれぞれ中心部に小径部20aを挿
通させて介在させられるようになっており、回転シャフ
ト20の小径部20aの端部をかしめることにより、フ
リクションワッシャー22とスプリングワッシャー25
が軸受プレート24bに圧接させられるようになってい
る。
【0021】図5はさらに他の実施例を示し、取付ベー
ス30aと軸受プレート30bとから成る取付部材30
の軸受プレート30bには軸受穴31が設けられてお
り、この軸受穴31に小径部32aを軸挿させる回転シ
ャフト32と、この回転シャフト32の中径部32bに
取付ピン33を介して取り付けられた合成樹脂製の外周
にストッパーを兼ねるスイッチ押圧部34aを設けた回
転円盤34と、この回転円盤34と軸受プレート30b
の一側面との間に介在された金属製の中間ワッシャー3
5と燐青銅製のフリクションワッシャー36と、軸受プ
レート30bの他側面との間に介在された、スプリング
ワッシャー37及び押え用ワッシャー38を有するとこ
ろまでは先の図6のものと同じであるが、スプリングワ
ッシャー37と軸受プレート30bとの間にさらに燐青
銅製のフリクションワッシャー39を介在させてある。
【0022】このように実施すると、さらに耐摩耗性が
向上するという利点がある。
【0023】尚、以上いずれの実施例の場合において
も、回転シャフトの小径部の端部をかしめる際のかしめ
トルクは、ディスプレー体の重量により任意に選択し得
る。
【0024】ディスプレー体は実施例のようなワードプ
ロセッサー用のもの以外にも、パソコン等を始めとする
各種のOA機器用のものであっても良いことは勿論であ
る。
【0025】
【考案の効果】この考案は以上のように構成したので、
次のような効果を奏し得る。
【0026】請求項1のように構成すると、部品点数が
少ないことから安価で、かしめというコストのかからな
い手段によっても必要にして充分なフリクショントルク
を得ることができ、かつ小型で設置スペースを取らず、
ディスプレー体を使用開成角度における任意の位置で安
定的に停止保持させることができ、この安定停止保持能
力は永年に渡って変化することがない上に、ディスプレ
ー体の開成時において急激に落下することを防止できる
ものである。
【0027】さらに請求項2のように構成すると、さら
に製作コストを下げることができた上で、安定したフリ
クショントルクを長期に渡って創出することが可能とな
るものである。
【0028】請求項3のように構成すると、請求項1と
2を合わせた効果を奏し得る。
【0029】請求項4のように構成すると、ディスプレ
ー体の開閉操作に伴い、OA機器本体のスイッチを自動
的のON、OFFさせることができる。
【0030】その際に、請求項5のように構成すると、
燐青銅は機械的強度と耐摩耗に優れていることから小径
部をより強くかしめることができ、しかも中間ワッシャ
ーやスプリングワッシャーと良くなじみ、永年使用の後
においても摩耗することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を実施した例えばワードプロセッサー
の斜視図である。
【図2】図1におけるA視の正面断面図である。
【図3】この考案に係るチルトヒンジの分解斜視図であ
る。
【図4】他の実施例を示す分解斜視図である。
【図5】他の実施例を示す分解斜視図てある。
【符号の説明】 2 装置本体 4 ディスプレー体 5,24,30 取付部材 5a,24a,30a 取付ベース 5b,24b,30b 軸受プレート 5c 突片 6,27,31 軸受穴 7,20,32 回転シャフト 7a,20a,32a 小径部 7b 大径部 7c 取付部 8 スイッチ押圧部 9 スライダーワッシャー 10,22,36,39 フリクションワッシャー 11,25,37 スプリングワッシャー 12,26,38 押え用ワッシャー 13 スイッチ 21,34 回転円盤 21a,34a スイッチ押圧部 23,35 中間ワッシャー

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体側へ取り付けられる取付ベース
    と軸受プレートから成る取付部材と、小径部と大径部を
    有し前記小径部を前記軸受プレートに設けた軸受孔へ軸
    受けさせた前記装置本体に対して上下方向に開閉される
    ディスプレー体の支持部材を兼ねる回転シャフトと、こ
    の回転シャフトの大径部と前記軸受プレートの間にその
    中心部に前記小径部を挿通させつつ介在させたスライダ
    ーワッシャーと、前記軸受プレートの他側面側にその一
    側面を接しつつその中心部に前記小径部を挿通させて設
    けた機械的強度と耐摩耗性を有する材料で構成したフリ
    クションワッシャーと、このフリクションワッシャーの
    他側面にその一側面を接しつつその中心部に前記小径部
    を挿通させつつ設けたスプリングワッシャーと、このス
    プリングワッシャーの他側面に一側面を接しつつその中
    心部に前記小径部を挿通させて設けた押え用ワッシャー
    とから成り、前記各ワッシャーを圧接状態とするために
    前記押え用ワッシャーの他側面に接して前記小径部の端
    部をかしめることによって、前記回転シャフトが所定の
    回転トルクを加えられたときのみ回転するように構成し
    たことを特徴とする、OA機器用チルトヒンジ。
  2. 【請求項2】 装置本体側へ取り付けられる取付ベース
    と軸受プレートから成る取付部材と、小径部を有しこの
    小径部を前記軸受プレートに設けた軸受孔へ軸受させた
    前記装置本体に対して上下方向に開閉されるディスプレ
    ー体の支持部材を兼ねる金属製の回転シャフトと、この
    回転シャフトに固着された大径の合成樹脂製の回転円盤
    と、前記小径部を中心部に挿通させつつ前記回転円盤に
    係止された中間ワッシャーと、この中間ワッシャーと前
    記軸受プレートの間にその中心部に前記小径部を挿通さ
    せつつ介在させた機械的強度と耐摩耗性を有する材料で
    構成したフリクションワッシャーと、前記軸受プレート
    の他側面側にその一側面を接しつつその中心部に前記小
    径部を挿通させて設けたスプリングワッシャーと、この
    スプリングワッシャーの他側面に一側面を接しつつその
    中心部に前記小径部を挿通させて設けた押え用ワッシャ
    ーとから成り、前記各ワッシャーを圧接状態とするため
    に前記押え用ワッシャーの他側面に接して前記小径部の
    端部をかしめることによって、前記回転シャフトが所定
    の回転トルクを加えられたときのみ回転するように構成
    したことを特徴とする、OA機器用チルトヒンジ。
  3. 【請求項3】 装置本体側へ取り付けられる取付ベース
    と軸受プレートから成る取付部材と、小径部と大径部を
    有し前記小径部を前記軸受プレートに設けた軸受孔へ軸
    受させた前記装置本体に対して上下方向に開閉されるデ
    ィスプレー体の支持部材を兼ねる金属製の回転シャフト
    と、この回転シャフトに固着された大径の合成樹脂製の
    回転円盤と、前記小径部を中心部に挿通させつつ前記回
    転円盤に係止された中間ワッシャーと、この中間ワッシ
    ャーと前記軸受プレートの間にその中心部に前記小径部
    を挿通させつつ介在させた機械的強度と耐摩耗性を有す
    る材料で構成したフリクションワッシャーと、前記軸受
    プレートの他側面側にその一側面を接しつつその中心部
    に前記小径部を挿通させて設けたフリクションワッシャ
    ーと、このフリクションワッシャーの他側面にその一側
    面を接しつつその中心部に前記小径部を挿通させつつ設
    けたスプリングワッシャーと、このスプリングワッシャ
    ーの他側面に一側面を接しつつその中心部に前記小径部
    を挿通させて設けた押え用ワッシャーとから成り、前記
    各ワッシャーを圧接状態とするために前記押え用ワッシ
    ャーの他側面に接して前記小径部の端部をかしめること
    によって、前記回転シャフトが所定の回転トルクを加え
    られたときのみ回転するように構成したことを特徴とす
    る、OA機器用チルトヒンジ。
  4. 【請求項4】 大径部には一体的にスイッチ押圧部を隆
    設したことを特徴とする、請求項1のOA機器用チルト
    ヒンジ。
  5. 【請求項5】 前記フリクションワッシャーを燐青銅で
    構成したことを特徴とする、請求項1乃至請求項3のO
    A機器用チルトヒンジ。
JP1991077160U 1991-08-30 1991-08-30 Oa機器用チルトヒンジ Expired - Fee Related JP2547422Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991077160U JP2547422Y2 (ja) 1991-08-30 1991-08-30 Oa機器用チルトヒンジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991077160U JP2547422Y2 (ja) 1991-08-30 1991-08-30 Oa機器用チルトヒンジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0521079U JPH0521079U (ja) 1993-03-19
JP2547422Y2 true JP2547422Y2 (ja) 1997-09-10

Family

ID=13626044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991077160U Expired - Fee Related JP2547422Y2 (ja) 1991-08-30 1991-08-30 Oa機器用チルトヒンジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2547422Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000077413A1 (fr) 1999-06-15 2000-12-21 Nhk Spring Co., Ltd. Dispositif d'arret pour essieu

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1144332A (ja) * 1997-07-18 1999-02-16 Kato Electrical Mach Co Ltd チルトヒンジ
JP5503614B2 (ja) * 2011-09-13 2014-05-28 株式会社ティーティーコーポレーション 物干装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS448893Y1 (ja) * 1966-03-02 1969-04-11
JPS5432096A (en) * 1977-08-16 1979-03-09 Seiko Instr & Electronics Ltd Driving method for desplay substance
JP3020675U (ja) * 1995-03-14 1996-02-06 渡部鉄工株式会社 アンカーボルト位置調整ナットとボルト

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000077413A1 (fr) 1999-06-15 2000-12-21 Nhk Spring Co., Ltd. Dispositif d'arret pour essieu

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0521079U (ja) 1993-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5970580A (en) Tilt hinge for office automation equipment
US5913351A (en) Tilt hinge
JP3792786B2 (ja) 軸ロック装置
WO2000077413A1 (fr) Dispositif d'arret pour essieu
JP2984200B2 (ja) チルトヒンジ
JPH116520A (ja) 軸ロック装置およびこの軸ロック装置を用いたローテーション機構
JP2547422Y2 (ja) Oa機器用チルトヒンジ
JP2002266841A (ja) チルトヒンジ
TW201239215A (en) Electronic device and tilt hinge thereof
JP2564029Y2 (ja) Oa機器用チルトヒンジ
JP2602161Y2 (ja) チルトヒンジ
JPH0617570A (ja) チルトヒンジ
JP3004560U (ja) Oa機器用チルトヒンジ
JP2589479Y2 (ja) Oa機器用チルトヒンジ
JP2570457Y2 (ja) Oa機器の二軸式チルトヒンジ
JP2569350Y2 (ja) Oa機器用チルトヒンジ
JP2000055031A (ja) 回動取付機構
JP2001041228A (ja) チルトヒンジ
JPH0521081U (ja) Oa機器用チルトヒンジ
JP2001012451A (ja) 角度保持機能を備えるヒンジ装置
JP2569358Y2 (ja) Oa機器用2段階チルトヒンジ
KR960010125Y1 (ko) 사무자동화(oa) 기기용 틸트힌지
JPH081404U (ja) Oa機器用チルトヒンジ
JP3792795B2 (ja) 軸ロック装置
JP3000188U (ja) Oa機器用チルトヒンジ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees