JP2002266841A - チルトヒンジ - Google Patents

チルトヒンジ

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JP2002266841A
JP2002266841A JP2001069680A JP2001069680A JP2002266841A JP 2002266841 A JP2002266841 A JP 2002266841A JP 2001069680 A JP2001069680 A JP 2001069680A JP 2001069680 A JP2001069680 A JP 2001069680A JP 2002266841 A JP2002266841 A JP 2002266841A
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movable
friction boss
boss
friction
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JP2001069680A
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Mari Kobayashi
林 真 理 小
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NHK Sales Co Ltd
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NHK Sales Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】潤滑剤を使用せずに長期間安定した性能を維持
し、製造・組立てが容易で、軸受板として安価なメッキ
鋼板の使用を可能とする。 【解決手段】取付ベース7及び軸受板8を有する固定部
側に取付ける取付部材6と、軸受孔9に回転不可に軸支
された支軸10と、該支軸に回転自在で軸方向移動自在
に取付けた可動板11と、該可動板の一側面と軸受板と
の間に、可動板の一側面及び軸受板の側面にそれぞれ固
着した第1可動摩擦ボス12及び第1固定摩擦ボス14
と、該可動板の他側面に固着した第2可動摩擦ボス16
と、支軸方向には移動自在で回転不可に挿着した第2固
定摩擦ボス18と、前記第2固定摩擦ボスに固着したバ
ネ受け座金20と、バネ受け座金に接して設けたスプリ
ングワッシャー22とよりなり、支軸の軸受け板の他端
側より押圧支持して荷重を与え、各ボスの摩擦力を働か
せ可動板の回転トルクを調整し、可動板に取付けた開閉
部を任意の角度で保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラップトップ型の
パソコンあるいはワードプロセッサ等のOA機器のよう
に、固定部(装置本体)と開閉部(ディスプレー体)と
を有する機器において、固定部に開閉部を任意の角度で
保持させて開閉させるチルトヒンジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からラップトップ型のパソコンある
いはワードプロセッサのようなOA機器において、装置
本体(固定部)にディスプレー体(開閉部)が開閉可能
になっているものが提案されているが、この種のディス
プレー体は任意の角度で保持させて開閉させるためチル
トヒンジ(チルト機構)が採用されている。
【0003】従来、この種のチルトヒンジとして、シャ
フトに取付けられた回動摩擦板とベースに固定された固
定摩擦板とを密着させ、シャフトの回転と共に回転する
回動摩擦板と固定摩擦板との間に摩擦力を発生させ、こ
の摩擦力によりシャフトの回転トルクを調整しディスプ
レー体を任意の角度に保持させるようにしているものが
提案されている。そして、摩擦板としては表面状況が安
定し強度が要求されるため、ステンレス板等の金属板が
使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のチルトヒンジにおいては、グリス等の潤滑剤を用い
ないとトルクの安定性が得られない課題があり、潤滑剤
を使用すると長期間にわたる使用により所謂油ギレによ
って回転トルクが変化したり、操作感が悪くなる課題が
ある。
【0005】また、摩擦板と装置本体に取付けるフレー
ム板や回転軸に取付けるフレーム板との取り合わせも工
夫を要し、確実なトルク伝達を行うには摩擦板をフレー
ム板の切り欠き等で取り合いを行って取付けなくてはな
らず、部品の製造に手数がかかると共に組み立てにも手
数を要する。
【0006】さらに、フレーム板(軸受板)をステンレ
ス板とし、その側面を摩擦面としたものがあるが、この
場合はフレーム板(軸受板)としてステンレス板を使用
するので高価となり経済的に不利となる課題がある。
【0007】本発明は、このような課題を解決せんと提
案されたものであり、その目的は、グリス等の潤滑剤を
使用しなくても長期に亘り安定した性能を維持し、製造
も組立ても容易であり、フレーム板(軸受板)としてス
テンレス板を使用せずに安価なメッキ鋼板等の使用を可
能にして安価とし、しかもより小型化を図ったチルトヒ
ンジを提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の請求項1のチルトヒンジは、固定部に開閉
部を任意の角度で保持させて開閉させるチルトヒンジに
おいて、取付ベースから直角方向に立上る軸受板を有す
る固定部側に取付ける取付部材と、該取付部材の軸受板
に設けた軸受孔に回転不可に軸支された支軸と、該支軸
に回転自在に取付けた開閉部を支持する可動板と、該可
動板の一側面と軸受板との間に、その中心孔へ支軸を挿
通させつつ介在させ、可動板の一側面に固着した第1可
動摩擦ボス及び軸受板の側面に固着した第1固定摩擦ボ
スと、その中心孔へ支軸を挿通させつつ前記可動板の他
側面に固着させた第2可動摩擦ボスと、該第2可動摩擦
ボスに接して前記支軸に軸方向には移動自在で回転不可
に挿着した第2固定摩擦ボスと、前記支軸に中心孔を挿
通し前記第2固定摩擦ボスに固着したバネ受け座金と、
その中心孔に支軸を挿通させバネ受け座金に接して設け
たスプリングワッシャーとよりなり、支軸の軸受板の他
端側より押圧支持することでスプリングワッシャーを介
し荷重を与え、第1可動摩擦ボスと第1固定摩擦ボスと
の間及び第2可動摩擦ボスと第2固定摩擦ボスとの間で
摩擦力を働かせ可動板の回転トルクを調整し、可動板に
取付けた開閉部を任意の角度で保持させることを特徴と
する。
【0009】また、本発明の請求項2のチルトヒンジ
は、前記第1及び第2可動摩擦ボスと第1及び第2固定
摩擦ボスとは、材質の異なる合成樹脂で形成されている
ことを特徴とする。
【0010】また、本発明の請求項3のチルトヒンジ
は、前記可動板への第1及び第2可動摩擦ボスの固着、
前記軸受板への第1固定摩擦ボスの固着及び第2固定摩
擦ボスへのバネ受け座金の固着は、一方に凸部、他方に
該凸部に対応する凹部が設けられ、支軸に挿着して凸部
と凹部が互に合致するようにして密接すると凸部が凹部
に嵌入することにより固着されることを特徴とする。
【0011】また、本発明の請求項4のチルトヒンジ
は、前記第1可動摩擦ボスと第1固定摩擦ボスとの摺接
面及び/又は第2可動摩擦ボスと第2固定摩擦ボスとの
摺接面には、一方の摺接面に軸心を中心とした円上に沿
うガイド溝が溝設され、他方の摺接面に前記ガイド溝に
挿入されるガイドピンが突設され、第1及び第2可動摩
擦ボスが回転するとガイド溝にガイドピンがガイドされ
て回転し、ガイド溝の両端においてガイドピンが制止さ
れて回転範囲が規制され、可動板に取付けた開閉部の回
転範囲が規制されることを特徴とする。
【0012】また、本発明の請求項5のチルトヒンジ
は、前記第1可動摩擦ボスと第1固定摩擦ボス及び/又
は第2可動摩擦ボスと第2固定摩擦ボスとにおいて、そ
の外周の一部に、一方に外周に沿うガイド用の切欠が設
けられ、他方にこの切欠に挿入されガイドされる凸起が
設けられ、第1及び第2可動摩擦ボスが回転するとガイ
ド用切欠に凸起がガイドされて回転し、切欠の両端で凸
起が制止されて回転範囲が規制され、可動板に取付けた
開閉部の回転範囲が規制されることを特徴とする。
【0013】また、本発明の請求項6のチルトヒンジ
は、固定部に開閉部を任意の角度で保持させて開閉させ
るチルトヒンジにおいて、取付ベースから直角方向に立
上る軸受板を有する固定部側に取付けられる取付部材
と、該取付部材の軸受板に設けた軸受孔に回転自在に軸
支させた中間に鍔体を有する回転軸と、前記軸受板の一
側面と回転軸の鍔体との間に、その中心孔へ回転軸を挿
通させつつ介在させ、軸受板の一側面に固着した第1固
定摩擦ボス及び鍔体の側面に固着した第1可動摩擦ボス
と、その中心孔へ回転軸を挿通させつつ前記軸受板の他
側面に固着させた第2固定摩擦ボスと、該第2固定摩擦
ボスに接して前記回転軸に軸方向には移動自在で回転不
可に挿着した第2可動摩擦ボスと、前記回転軸に中心孔
を挿通し前記第2可動摩擦ボスに固着したバネ受け座金
と、その中心孔に回転軸を挿通させバネ受け座金に接し
て設けたスプリングワッシャーとよりなり、回転軸の端
部側より押圧支持することでスプリングワッシャーを介
し荷重を与え、第1可動摩擦ボスと第1固定摩擦ボスと
の間及び第2可動摩擦ボスと第2固定摩擦ボスとの間で
摩擦力を働かせ回転軸の回転トルクを調整し、回転軸に
取付けた開閉部を任意の角度で保持させることを特徴と
する。
【0014】また、本発明の請求項7のチルトヒンジ
は、前記第1及び第2可動摩擦ボスと第1及び第2固定
摩擦ボスとは、材質の異なる合成樹脂で形成されている
ことを特徴とする。
【0015】また、本発明の請求項8のチルトヒンジ
は、前記軸受板への第1及び第2固定摩擦ボスの固着、
回転軸の鍔体への第1可動摩擦ボスの固着及び第2可動
摩擦ボスへのバネ受け座金の固着は、一方に凸部、他方
に該凸部に対応する凹部が設けられ、回転軸に挿着して
凸部と凹部が互に合致するようにして密接すると凸部が
凹部に嵌入することにより固着されることを特徴とす
る。
【0016】また、本発明の請求項9のチルトヒンジ
は、前記軸受板への第1及び第2固定摩擦ボスの固着、
第2可動摩擦ボスへのバネ受け座金の固着は、一方に凸
部、他方に該凸部に対応する凹部が設けられ、回転軸に
挿着して凸部と凹部が互に合致するようにして密接する
と凸部が凹部に嵌入することによる固着であり、回転軸
の鍔体への第1可動摩擦ボスの固着は、接着であること
を特徴とする。
【0017】また、本発明の請求項10のチルトヒンジ
は、前記第1可動摩擦ボスと第1固定摩擦ボスとの摺接
面及び/又は第2可動摩擦ボスと第2固定摩擦ボスとの
摺接面には、一方の摺接面に軸心を中心とした円上に沿
うガイド溝が溝設され、他方の摺接面に前記ガイド溝に
挿入されるガイドピンが突設され、第1及び第2可動摩
擦ボスが回転するとガイド溝にガイドピンがガイドされ
て回転し、ガイド溝の両端においてガイドピンが制止さ
れて回転範囲が規制され、可動板に取付けた開閉部の回
転範囲が規制されることを特徴とする。
【0018】さらに、本発明の請求項11のチルトヒン
ジは、前記第1可動摩擦ボスと第1固定摩擦ボス及び/
又は第2可動摩擦ボスと第2固定摩擦ボスとにおいて、
その外周の一部に、一方に外周に沿うガイド用の切欠が
設けられ、他方にこの切欠に挿入されガイドされる凸起
が設けられ、第1及び第2可動摩擦ボスが回転するとガ
イド用切欠に凸起がガイドされて回転し、切欠の両端で
凸起が制止されて回転範囲が規制され、可動板に取付け
た開閉部の回転範囲が規制されることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面と共に詳細に説明する。図1は本発明を実施した
ラップトップ型パソコンの斜視図、図2は本発明の実施
の形態を示すチルトヒンジの正面図、図3は本発明の実
施の形態を示すチルトヒンジの分解斜視図である。
【0020】同図において、1はラップトップ型パソコ
ンを示し、キーボード4を設けた装置本体2には、液晶
を用いたディスプレー体3が、チルトヒンジ5(35)
を介して開閉自在に取付けられており、装置本体2が固
定部となり、ディスプレー体3が開閉部となる。
【0021】この実施の形態に係るチルトヒンジ5は、
装置本体2にディスプレー体3を任意の角度で保持させ
て開閉させるもので、取付ベース7から直角方向に立上
る軸受板8を有する装置本体2側に取付ける取付部材6
と、該取付部材6の軸受板8に設けた軸受孔9に回転不
可に軸支された支軸10と、該支軸10に回転自在に取
付けたディスプレー体3を支持する可動板11と、該可
動板11の一側面と軸受板8との間に、その中心孔1
3、15へ支軸10を挿通させつつ介在させ、可動板1
1の一側面に固着した第1可動摩擦ボス12及び軸受板
8の側面に固着した第1固定摩擦ボス14と、その中心
孔17へ支軸10を挿通させつつ前記可動板11の他側
面に固着させた第2可動摩擦ボス16と、該第2可動摩
擦ボス16に接して前記支軸10に軸方向には移動自在
で回転不可に挿着した第2固定摩擦ボス18と、前記支
軸10に中心孔21を挿通し前記第2固定摩擦ボス18
に固着したバネ受け座金20と、その中心孔23に支軸
10を挿通させバネ受け座金20に接して設けたスプリ
ングワッシャー22とで大略構成されている。
【0022】取付部材6は、取付ベース7から直角方向
に立上る軸受板8を有するL字状であり、取付ベース7
において装置本体2側に取付けられる。支軸10は、前
記取付部材6の軸受板8の軸受孔9に、回転不可に軸支
される。たとえば、支軸10にDカット面10aを形成
し、軸受板8の軸受孔9もこの形状に対応する非円形孔
とし、この非円形の軸受孔9に支軸10のDカット面1
0a部分を軸支させることによって回転不可とする。支
軸10のDカット面を形成する部分は、全長であって
も、必要とする部分だけであってもよい。
【0023】支軸10に回転自在で軸方向移動自在に取
付けられた可動板11は、直角方向に折り曲げられた取
付片11aを有し、ディスプレー体3は、この可動板1
1の取付片11aに固着されて開閉する。第1可動摩擦
ボス12と第1固定摩擦ボス14は、可動板11の一側
面と軸受板8との間に位置し、中心孔13、15に支軸
10が挿通され、第1可動摩擦ボス12は可動板11の
一側面に、第1固定摩擦ボス14は軸受板8に、それぞ
れ固着されて互に摺接する。
【0024】第2可動摩擦ボス16は、中心孔17に支
軸10を挿通して前記可動板11の他側面に固着され
る。第2固定摩擦ボス18は、前記支軸10に軸方向に
は移動自在で回転不可に挿着し、前記第2可動摩擦ボス
16に摺接させる。例えば、支軸10にDカット面10
aを形成し、第2固定摩擦ボス18の中心孔19もこの
形状に対応する非円形孔とし、この非円形の中心孔19
に支軸10のDカット面10a部分を軸支させることに
よって軸方向移動自在で回転不可とする。
【0025】バネ受け座金20は、中心孔21を支軸1
0に挿通して前記第2固定摩擦ボス18の一側面に固着
される。スプリングワッシャー22は、中心孔23に支
軸10を挿通させて前記バネ受け座金20に当接させ
る。本例ではスプリングワッシャー22としてウェーブ
スプリングを示している。
【0026】前記第1可動摩擦ボス12及び第2可動摩
擦ボス16と第1固定摩擦ボス14及び第2固定摩擦ボ
ス18とは、材質の異なる合成樹脂で形成することが好
ましい。合成樹脂としては、摺動性が良く耐摩耗性に優
れた高強度のものが好ましく、一例として
、 を挙げることができる。必ずしも合成
樹脂でなくてもよく従来公知のステンレス綱でもよい
が、摺動性が良く耐摩耗性に優れた高強度の合成樹脂だ
と、容易に摩擦摺動面がつくれ、グリス等の潤滑剤を用
いなくても安定したトルクを発生するので好ましい。
【0027】また、前記可動板11への第1可動摩擦ボ
ス12及び第2可動摩擦ボス16の固着、前記軸受板8
への第1固定摩擦ボス14の固着、及び第2固定摩擦ボ
ス18へのバネ受け座金20の固着における固着手段
は、特に限定されないが、一方に凸部、他方に該凸部に
対応する凹部が設けられ、支軸10に挿着して凸部と凹
部が互に合致するようにして密接すると凸部が凹部に嵌
入することにより固着される手段が好ましい。例えば、
軸受板8、可動板11及び第2固定摩擦ボス18には凸
部27、28、29を設け、第1及び第2可動摩擦ボス
12及び16、第1固定摩擦ボス14、バネ受け座金2
0には、前記凸部27、28、29に対応する凹部3
0、31、32、33を設け、凸部27、28、29を
凹部30、31、32、33に嵌入する。この凸部と凹
部は、支軸10に挿着した時、互に合致する位置に設け
ることが好ましい。このような固着手段によれば、各部
材を順次支軸10に挿着するだけで、互に固着されるの
で組立が容易となり好ましい。
【0028】前記支軸10は、一端側にネジ24が設け
られ、他端側に径大の頭部25を有しており、軸受板8
側よりネジ24の部分にナット26を螺合して締め付け
ると、頭部25がスプリングワッシャー22を押圧する
ため、スプリングワッシャー22を介して荷重が付与さ
れる。この時、可動板11及び第2固定摩擦ボス18
は、軸方向移動自在であり、第1及び第2可動摩擦ボス
12、16は可動板11に固着されているので、前記荷
重により第1可動摩擦ボス12は第1固定摩擦ボス14
に押圧され、第2固定摩擦ボス18は第2可動摩擦ボス
16に押圧される。
【0029】しかして、可動板11に取付けられたディ
スプレー体3を開閉すると、可動板11が回転するの
で、この可動板11に固着された第1及び第2可動摩擦
ボス12、16も回転するが、他方第1及び第2固定摩
擦ボス14、18は回転しない。従って、第1可動摩擦
ボス12と第1固定摩擦ボス14との間及び第2可動摩
擦ボス16と第2固定摩擦ボス18との間で摩擦力が発
生し、可動板11の回転トルクが調整されるから、可動
板11に取付けたディスプレー体3を任意の角度で保持
させて開閉することができる。この場合、摩擦力(回転
トルク)の調整は、ナット26の締付力により付与する
荷重を変えることによって行うことができる。
【0030】図4及び図5は、本発明の他の実施の形態
を示す正面図及び分解斜視図である。この実施の形態に
係るチルトヒンジ35は、取付ベース37から直角方向
に立上る軸受板38を有する装置本体2側に取付けられ
る取付部材36と、該取付部材36の軸受板38に設け
た軸受孔39に回転自在に軸支させた中間に鍔体41を
有する回転軸40と、前記軸受板38の一側面と回転軸
40の鍔体41との間に、その中心孔43、45へ回転
軸40を挿通させつつ介在させ、軸受板38の一側面に
固着した第1固定摩擦ボス44及び鍔体41の側面に固
着した第1可動摩擦ボス42と、その中心孔49へ回転
軸40を挿通させつつ前記軸受板38の他側面に固着さ
せた第2固定摩擦ボス48と、該第2固定摩擦ボス48
に接して前記回転軸40に軸方向には移動自在で回転不
可に挿着した第2可動摩擦ボス46と、前記回転軸40
に中心孔51を挿通し前記第2可動摩擦ボス46に固着
したバネ受け座金50と、その中心孔53に回転軸40
を挿通させバネ受け座金50に接して設けられたスプリ
ングワッシャー52とより大略構成されている。
【0031】取付部材36は、取付ベース37から直角
方向に立上る軸受板38を有するL字状であり、取付ベ
ース37において装置本体2側に取付けられる。回転軸
40は、中間に径大の鍔体41、Dカット面40a及び
非円形部40bが形成されており、前記取付部材36の
軸受板38の軸受孔39に回転自在に軸支される。ディ
スプレー体3は、この回転軸40の非円形部40bに回
転不可に取付けられ、ディスプレー体3を開閉すると回
転軸40は回転する。
【0032】第1可動摩擦ボス42と第1固定摩擦ボス
44は、軸受板38の一側面と鍔体41との間に位置
し、中心孔43、45に回転軸40が挿通され、第1可
動摩擦ボス42は鍔体41に、第1固定摩擦ボス44は
軸受板38の一側面に、それぞれ固着されて互に摺接す
る。
【0033】第2固定摩擦ボス48は、中心孔49に回
転軸40を挿通して前記軸受板38の他側面に固着され
る。第2可動摩擦ボス46は、前記回転軸40に軸方向
には移動自在で回転不可に挿着し、前記第2固定摩擦ボ
ス48に摺接させる。例えば、回転軸40にDカット面
40aを形成し、第2可動摩擦ボス46の中心孔47も
この形状に対応する非円形孔とし、回転軸40のDカッ
ト面40a部分に位置することにより軸方向移動自在で
回転不可とする。
【0034】バネ受け座金50は、中心孔51を回転軸
40に挿通して前記第2可動摩擦ボス46の一側面に固
着される。スプリングワッシャー52は、中心孔53に
回転軸40を挿通させて前記バネ受け座金50に当接さ
せる。本例ではスプリングワッシャー52としてウエー
ブスプリングを示している。そして、最後にカシメ板5
4が挿着され荷重が付与されてカシメられ保持される。
【0035】前記第1可動摩擦ボス42及び第2可動摩
擦ボス46と第1固定摩擦ボス44及び第2固定摩擦ボ
ス48とを、材質の異なる合成樹脂で形成するのが好ま
しいことは、前記実施の形態と同様である。また、鍔体
41への第1可動摩擦ボス42の固着、軸受板38への
第1固定摩擦ボス44及び第2固定摩擦ボス48の固
着、第2可動摩擦ボス46へのバネ受け座金50の固着
における固着手段が、凸部と凹部とによるのが好ましい
ことも前記実施の形態と同様である。なお、鍔体41へ
の第1可動摩擦ボス42の固着は、接着であってもよ
い。
【0036】しかして、カシメ板54は、スプリングワ
ッシャー52側に荷重を付与してカシメられるので、ス
プリングワッシャー52を介して荷重が付与される。こ
の時、第2可動摩擦ボス46及び軸受板38は軸方向移
動自在であり、第1及び第2固定摩擦ボス44、48は
軸受板38に固着されているので、前記荷重の付与によ
り第1固定摩擦ボスは、第1可動摩擦ボス42に押圧さ
れ、第2可動摩擦ボス46は、第2固定摩擦ボス48に
押圧される。
【0037】そこで回転軸40に取付けられたディスプ
レー体3を開閉すると、回転軸40が回転するので、こ
の回転軸40の鍔体41に固着した第1可動摩擦ボス4
2及び回転軸40に回転不可に挿着した第2可動摩擦ボ
ス46も回転軸40と共に回転するが、他方第1及び第
2固定摩擦ボス44、48は軸受板38に固着されてい
るので回転しない。従って、第1可動摩擦ボス42と第
1固定摩擦ボス44との間及び第2可動摩擦ボス46と
第2固定摩擦ボス48との間で摩擦力が発生し、回転軸
40の回転トルクが調整されるから、回転軸40に取付
けたディスプレー体3を任意の角度で保持させて開閉す
ることができる。この場合、摩擦力(回転トルク)の調
整は、カシメ板54のカシメ時における付与する荷重を
変えることによって行うことができる。
【0038】なお、図6は回転軸40の変形例を示す斜
視図で、Dカット面40aを必要とする部分だけに設け
た場合である。
【0039】図7は、ディスプレー体等の開閉部の開閉
範囲を規制する場合の実施の形態を示す斜視図である。
本例は、前記第1可動摩擦ボス12、42と第1固定摩
擦ボス14、44との摺接面及び/又は第2可動摩擦ボ
ス16、46と第2固定摩擦ボス18、48との摺接面
に、一方の摺接面に軸心を中心とした円上に沿うガイド
溝55が溝設され、他方の摺接面に前記ガイド溝55に
挿入されるガイドピン56が突設され、第1及び第2可
動摩擦ボス12、42及び16、46が回転するとガイ
ド溝55にガイドピン56がガイドされて回転し、ガイ
ド溝55の両端においてガイドピン56が制止されて回
転範囲が規制され、可動板11又は回転軸40に取付け
たディスプレー体3の開閉範囲が規制されるものであ
る。図7においては、可動摩擦ボス12、16、42、
46側にガイドピン56を、固定摩擦ボス14、18、
44、48側にガイド溝55を設けた例で示してある。
【0040】図8は、ディスプレー体3の開閉範囲を規
制する場合の他の実施の形態を示す斜視図である。本例
は、第1可動摩擦ボス12、42と第1固定摩擦ボス1
4、44及び/又は第2可動摩擦ボス16、46と第2
固定摩擦ボス18、48とにおいて、その外周の一部
に、一方に外周に沿うガイド用の切欠57が設けられ、
他方にこの切欠に挿入されてガイドされる凸起58が設
けられ、第1及び第2可動摩擦ボス12、42及び1
6、46が回転するとガイド用切欠57に凸起58がガ
イドされて回転し、切欠57の両端で凸起58が制止さ
れて回転範囲が規制され、可動板11又は回転軸40に
取付けたディスプレー体3の開閉範囲が規制されるもの
である。図8においては、可動摩擦ボス12、16、4
2、46側に凸起58を、固定摩擦ボス14、18、4
4、48側に切欠57を設けた例で示してある。
【0041】
【発明の効果】以上詳細に説明した通り、本発明に係る
チルトヒンジによれば、次のような効果を奏する。 (1)グリス等の潤滑剤を使用しなくても長期に亘り安
定した性能(摩擦摺動によるトルク等)を維持でき、デ
ィスプレー体等の開閉部を任意の角度で保持させて開閉
することが長期に亘り安定して行うことができる。
【0042】(2)特に、可動摩擦ボスと固定摩擦ボス
とを材質の異なる合成樹脂にて形成することにより、容
易に摩擦摺動面が作れ、グリス等の潤滑剤を使用しなく
ても安定したトルクを発生する。
【0043】(3)また、可動板への第1及び第2可動
摩擦ボスの固着、軸受板への第1固定摩擦ボスの固着、
第2固定摩擦ボスへのバネ受け座金の固着あるいは軸受
板への第1及び第2固定摩擦ボスの固着、回転軸の鍔体
への第1可動摩擦ボスの固着、第2可動摩擦ボスへのバ
ネ受け座金の固着が、凸部と凹部の組合せで行うと各部
材を順次軸に挿着するだけで固着できるので組立てが容
易であるし、小型化が可能となる。
【0044】(4)また、可動摩擦ボスと固定摩擦ボス
を使用し、可動板や軸受板を摩擦摺動面として、使用し
ないので、可動板や軸受板として安価なメッキ鋼板等が
使用でき、安価に提供できる。
【0045】(5)さらに、可動摩擦ボスと固定摩擦ボ
スとの間に回転範囲の規制手段が設けられているので、
ディスプレー体等の開閉部の開閉範囲を規制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したラップトップ型パソコンの斜
視図である。
【図2】本発明の実施の形態を示すチルトヒンジの正面
図である。
【図3】本発明の実施の形態を示すチルトヒンジの分解
斜視図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示すチルトヒンジの
正面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態を示すチルトヒンジの
分解斜視図である。
【図6】回転軸の変形例を示す斜視図である。
【図7】ディスプレー体等の開閉部の開閉範囲を規制す
る場合の実施の形態を示す斜視図である。
【図8】ディスプレー体等の開閉部の開閉範囲を規制す
る場合の他の実施の形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 装置本体 3 ディスプレー体 5、35 チルトヒンジ 6、36 取付部材 8、38 軸受板 10 支軸 11 可動板 12、42 第1可動摩擦ボス 14、44 第1固定摩擦ボス 16、46 第2可動摩擦ボス 18、48 第2固定摩擦ボス 20、50 バネ受け座金 22、52 スプリングワッシャー 40 回転軸 41 鍔体 55 ガイド溝 56 ガイドピン 57 ガイド用切欠 58 凸起

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部に開閉部を任意の角度で保持させ
    て開閉させるチルトヒンジにおいて、取付ベースから直
    角方向に立上る軸受板を有する固定部側に取付ける取付
    部材と、該取付部材の軸受板に設けた軸受孔に回転不可
    に軸支された支軸と、該支軸に回転自在に取付けた開閉
    部を支持する可動板と、該可動板の一側面と軸受板との
    間に、その中心孔へ支軸を挿通させつつ介在させ、可動
    板の一側面に固着した第1可動摩擦ボス及び軸受板の側
    面に固着した第1固定摩擦ボスと、その中心孔へ支軸を
    挿通させつつ前記可動板の他側面に固着させた第2可動
    摩擦ボスと、該第2可動摩擦ボスに接して前記支軸に軸
    方向には移動自在で回転不可に挿着した第2固定摩擦ボ
    スと、前記支軸に中心孔を挿通し前記第2固定摩擦ボス
    に固着したバネ受け座金と、その中心孔に支軸を挿通さ
    せバネ受け座金に接して設けたスプリングワッシャーと
    よりなり、支軸の軸受板の他端側より押圧支持すること
    でスプリングワッシャーを介し荷重を与え、第1可動摩
    擦ボスと第1固定摩擦ボスとの間及び第2可動摩擦ボス
    と第2固定摩擦ボスとの間で摩擦力を働かせ可動板の回
    転トルクを調整し、可動板に取付けた開閉部を任意の角
    度で保持させることを特徴とするチルトヒンジ。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2可動摩擦ボスと第1及
    び第2固定摩擦ボスとは、材質の異なる合成樹脂で形成
    されていることを特徴とする請求項1記載のチルトヒン
    ジ。
  3. 【請求項3】 前記可動板への第1及び第2可動摩擦ボ
    スの固着、前記軸受板への第1固定摩擦ボスの固着及び
    第2固定摩擦ボスへのバネ受け座金の固着は、一方に凸
    部、他方に該凸部に対応する凹部が設けられ、支軸に挿
    着して凸部と凹部が互に合致するようにして密接すると
    凸部が凹部に嵌入することにより固着されることを特徴
    とする請求項1または2記載のチルトヒンジ。
  4. 【請求項4】 前記第1可動摩擦ボスと第1固定摩擦ボ
    スとの摺接面及び/又は第2可動摩擦ボスと第2固定摩
    擦ボスとの摺接面には、一方の摺接面に軸心を中心とし
    た円上に沿うガイド溝が溝設され、他方の摺接面に前記
    ガイド溝に挿入されるガイドピンが突設され、第1及び
    第2可動摩擦ボスが回転するとガイド溝にガイドピンが
    ガイドされて回転し、ガイド溝の両端においてガイドピ
    ンが制止されて回転範囲が規制され、可動板に取付けた
    開閉部の回転範囲が規制されることを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれか1項記載ののチルトヒンジ。
  5. 【請求項5】 前記第1可動摩擦ボスと第1固定摩擦ボ
    ス及び/又は第2可動摩擦ボスと第2固定摩擦ボスとに
    おいて、その外周の一部に、一方に外周に沿うガイド用
    の切欠が設けられ、他方にこの切欠に挿入されガイドさ
    れる凸起が設けられ、第1及び第2可動摩擦ボスが回転
    するとガイド用切欠に凸起がガイドされて回転し、切欠
    の両端で凸起が制止されて回転範囲が規制され、可動板
    に取付けた開閉部の回転範囲が規制されることを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれか1記載のチルトヒンジ。
  6. 【請求項6】 固定部に開閉部を任意の角度で保持させ
    て開閉させるチルトヒンジにおいて、 取付ベースから直角方向に立上る軸受板を有する固定部
    側に取付けられる取付部材と、該取付部材の軸受板に設
    けた軸受孔に回転自在に軸支させた中間に鍔体を有する
    回転軸と、前記軸受板の一側面と回転軸の鍔体との間
    に、その中心孔へ回転軸を挿通させつつ介在させ、軸受
    板の一側面に固着した第1固定摩擦ボス及び鍔体の側面
    に固着した第1可動摩擦ボスと、その中心孔へ回転軸を
    挿通させつつ前記軸受板の他側面に固着させた第2固定
    摩擦ボスと、該第2固定摩擦ボスに接して前記回転軸に
    軸方向には移動自在で回転不可に挿着した第2可動摩擦
    ボスと、前記回転軸に中心孔を挿通し前記第2可動摩擦
    ボスに固着したバネ受け座金と、その中心孔に回転軸を
    挿通させバネ受け座金に接して設けたスプリングワッシ
    ャーとよりなり、 回転軸の端部側より押圧支持することでスプリングワッ
    シャーを介し荷重を与え、第1可動摩擦ボスと第1固定
    摩擦ボスとの間及び第2可動摩擦ボスと第2固定摩擦ボ
    スとの間で摩擦力を働かせ回転軸の回転トルクを調整
    し、回転軸に取付けた開閉部を任意の角度で保持させる
    ことを特徴とするチルトヒンジ。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2可動摩擦ボスと第1及
    び第2固定摩擦ボスとは、材質の異なる合成樹脂で形成
    されていることを特徴とする請求項6記載のチルトヒン
    ジ。
  8. 【請求項8】 前記軸受板への第1及び第2固定摩擦ボ
    スの固着、回転軸の鍔体への第1可動摩擦ボスの固着及
    び第2可動摩擦ボスへのバネ受け座金の固着は、一方に
    凸部、他方に該凸部に対応する凹部が設けられ、回転軸
    に挿着して凸部と凹部が互に合致するようにして密接す
    ると凸部が凹部に嵌入することにより固着されることを
    特徴とする請求項6または7記載のチルトヒンジ。
  9. 【請求項9】 前記軸受板への第1及び第2固定摩擦ボ
    スの固着、第2可動摩擦ボスへのバネ受け座金の固着
    は、一方に凸部、他方に該凸部に対応する凹部が設けら
    れ、回転軸に挿着して凸部と凹部が互に合致するように
    して密接すると凸部が凹部に嵌入することによる固着で
    あり、回転軸の鍔体への第1可動摩擦ボスの固着は、接
    着であることを特徴とする請求項6または7記載のチル
    トヒンジ。
  10. 【請求項10】 前記第1可動摩擦ボスと第1固定摩擦
    ボスとの摺接面及び/又は第2可動摩擦ボスと第2固定
    摩擦ボスとの摺接面には、一方の摺接面に軸心を中心と
    した円上に沿うガイド溝が溝設され、他方の摺接面に前
    記ガイド溝に挿入されるガイドピンが突設され、第1及
    び第2可動摩擦ボスが回転するとガイド溝にガイドピン
    がガイドされて回転し、ガイド溝の両端においてガイド
    ピンが制止されて回転範囲が規制され、可動板に取付け
    た開閉部の回転範囲が規制されることを特徴とする請求
    項6乃至9のいずれか1項記載のチルトヒンジ。
  11. 【請求項11】 前記第1可動摩擦ボスと第1固定摩擦
    ボス及び/又は第2可動摩擦ボスと第2固定摩擦ボスと
    において、その外周の一部に、一方に外周に沿うガイド
    用の切欠が設けられ、他方にこの切欠に挿入されガイド
    される凸起が設けられ、第1及び第2可動摩擦ボスが回
    転するとガイド用切欠に凸起がガイドされて回転し、切
    欠の両端で凸起が制止されて回転範囲が規制され、可動
    板に取付けた開閉部の回転範囲が規制されることを特徴
    とする請求項6乃至9のいずれか1項記載のチルトヒン
    ジ。
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