JP2008309242A - チルトヒンジ - Google Patents

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Takayuki Kaneko
孝幸 金子
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Simotec Co Ltd
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Abstract

【課題】製造および組立コストが安くて、ヒンジ全体が小型にすることができチルトヒンジを提供する。
【解決手段】機器本体に固定される軸受ブラケット1と、該軸受ブラケット1の中心部に開設された円形のシャフト挿通穴に回転可能に挿設されるシャフト部2bを有すると共に、蓋兼用ディスプレイ等の開閉部材に取り付け固定される取付部を有する回転シャフト2と、上記シャフト部2bを一緒に回転するように挿設すると共に、上記軸受ブラケットと摩擦接触する第1可動フリクションプレート3と、上記軸受ブラケット1の他側面に固定される固定フリクションプレート4と、シャフト部2bを一緒に回転するように挿設すると共に、上記固定フリクションプレート4と摩擦接触する第2可動フリクションプレート5と、シャフト部2bを回転可能に挿設すると共に波形スプリングワッシャー6と、シャフト部2bの先端部の固着部材と、から構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ノート型パソコン等の機器本体に対して、その蓋兼用ディスプレイ等の開閉部材を、開閉自在に連結すると共に、該開閉部材を任意の開角度に保持するチルトヒンジに関するものである。
従来の、この種のチルトヒンジとしては、例えば、装置本体側に取り付けられるブラケットと、このブラケットの軸受部に回転自在に取り付けられたところの開閉体の端部へ取り付けられる構造の回転シャフトと、この回転シャフトの大径部と前記軸受部の一側面との間に該回転シャフトを中心部に挿通させつつ該回転シャフトと共に回転するように介在させたフリクションプレートと、前記軸受部の他側面に前記回転シャフトを中心部に挿通させつつ設けられた8枚の皿バネと、前記回転シャフトの一端に前記皿バネを軸受部側へ押圧するために取り付けられたナットと、このナットと前記皿バネとの間に前記シャフトを中心部に挿通さえつつ前記回転シャフトと共に回転するように介在された押えワッシャーとで構成されたもの、があった。
しかしながら、上記従来のチルトヒンジは、皿バネの枚数が8枚と非常に多いため、製造および組立コストが高くなるだけでなく、ヒンジ全体が大型となる等の問題点があった。
特開平10−026126号公報
本発明が解決しようとする課題は、製造および組立コストが安くて、ヒンジ全体が小型にすることができるチルトヒンジを提供することにある。
本発明のチルトヒンジは、ノート型パソコン等の機器本体に取り付け固定される軸受ブラケットと、該軸受ブラケットの中心部に開設された円形のシャフト挿通穴に回転可能に挿設されるシャフト部を有すると共に、上記機器本体の蓋兼用ディスプレイ等の開閉部材に取り付け固定される取付部を有する回転シャフトと、該回転シャフトの上記シャフト部を一緒に回転するように挿設すると共に、上記軸受ブラケットの一側摩擦面と摩擦接触する第1可動フリクションプレートと、上記軸受ブラケットの他側面に固定されると共に、摩擦面を有する固定フリクションプレートと、上記回転シャフトのシャフト部を一緒に回転するように挿設すると共に、上記固定フリクションプレートの摩擦面と摩擦接触する第2可動フリクションプレートと、上記回転シャフトのシャフト部を回転可能に挿設すると共に、円周に沿って厚み方向に振幅する波形に形成された波形スプリングワッシャーと、上記回転シャフトのシャフト部の先端部に固着される固着部材と、から構成されることを特徴とする。
本発明のチルトヒンジは、製造および組立コストが安くて、ヒンジ全体が小型にすることができる。
図1は、本発明のチルトヒンジの一実施例を示すものであって、1は軸受ブラケット、2は回転シャフト、3は第1可動フリクションプレート、4は固定フリクションプレート、5は第2可動フリクションプレート、6は波形スプリングワッシャー、7は押えワッシャー、8は締付ナットである。
上記軸受ブラケット1は、その周囲に形成された取付穴1a(本実施例では3個)を介してノート型パソコン等の機器本体(図示せず)に直接あるいは適当な取付部材を介して間接的に取り付け固定される。該軸受ブラケット1の中心部に開設された中心部には、円形のシャフト挿通穴1bが開設されている。
上記回転シャフト2は、上記機器本体の蓋兼用ディスプレイ等の開閉部材(図示せず)に取り付け固定される取付部2aと、該取付部2aより小径で同軸に一体形成されると共に断面が小判形のシャフトシャフト部2bから成る。該シャフト部2bは、上記軸受ブラケット1の上記シャフト挿通穴1bに回転自在に挿設される。
上記第1可動フリクションプレート3は、上記シャフト部2bと同じ小判型の挿通穴3aを有し、これに挿設される該シャフト部2bと一体的に回転するようになっている。該第1可動フリクションプレート3には、潤滑剤用の小穴3bが形成されている。
上記固定フリクションプレート4は、その中心部に円形の挿通穴4aを形成すると共に、その外周部に係止片4bを突設する。該係止片4bの先端部は上記軸受ブラケット1側に折り曲げられていて、該軸受ブラケット1に形成された係止穴1cに差し込み係止され、その結果、該固定フリクションプレート4は、上記軸受ブラケット1と一体に固定されるようになっている。
上記第2可動フリクションプレート5は、上記回転シャフト2の上記シャフト部2bと同じ小判型の挿通穴5aを有し、これに挿設される該シャフト部2bと一体的に回転するようになっている。該第2可動フリクションプレート5には、潤滑剤用の小穴5bが形成されている。
上記波形スプリングワッシャー6は、図2からも明らかなように、中心部に円形の挿通穴6aを有し、上記回転シャフト2の上記シャフト部2bが回転可能に挿設されるようになっている。また、該波形スプリングワッシャー6は、円周に沿って厚み方向に振幅を有する波形に形成され、しかも、1mm〜3mmの厚みを有する。
上記押えワッシャー7は、上記回転シャフト2の上記シャフト部2bと同じ小判型の挿通穴7aを有し、これに挿設される該シャフト部2bと一体的に回転するようになっている。上記締付ナット8は、上記回転シャフト2の上記シャフト部2bの先端部に螺着するようになっている。
上記回転シャフト2の上記シャフト部2bを、上記第1可動フリクションプレート3、上記軸受ブラケット1、上記固定フリクションプレート4、上記第2可動フリクションプレート5、上記波形スプリングワッシャー6、および上記押えワッシャー7を順次挿設して、上記締付ナット8により所定の力で締め付けると、上記第2可動フリクションプレート5と上記押えワッシャー7に押圧状態で挟まれた上記波形スプリングワッシャー6の反発力により、上記第1可動フリクションプレート3と上記軸受ブラケット1および上記固定フリクションプレート4と上記第2可動フリクションプレート5との間に所定の摩擦力が発生し、その結果、上記軸受ブラケット1と上記回転シャフト2の間に摩擦トルクが生じる。
上記実施例の波形スプリングワッシャー6は、円周に沿って厚み方向に振幅を有する波形に形成され、しかも、1mm〜3mmの厚みを有するので、従来の皿バネの数枚に代えて使用することができる。
本発明のチルトヒンジは、上記実施例に限定するものではなく、上記締付ナット8は、上記シャフト部2bの先端部にカシメ状態で固着される固着部材であってもよい。また、上記波形スプリングワッシャー6の波形は、山および谷がそれぞれ180°に向かい合って、2個ずつ形成されているが、これに限定するものではなく、例えば、山および谷がそれぞれ120°にずれて3個ずつ形成されていてもよい。
本発明のチルトヒンジの一実施例を示す分解斜視図である。 図1のチルトヒンジの組付図である。 波形スプリングワッシャーの形状説明図である。
符号の説明
1 軸受ブラケット
2 回転シャフト
2b シャフト部
3 第1可動フリクションプレート
4 固定フリクションプレート
5 第2可動フリクションプレート
6 波形スプリングワッシャー
7 押えワッシャー
8 締付ナット

Claims (1)

  1. ノート型パソコン等の機器本体に取り付け固定される軸受ブラケットと、
    該軸受ブラケットの中心部に開設された円形のシャフト挿通穴に回転可能に挿設されるシャフト部を有すると共に、上記機器本体の蓋兼用ディスプレイ等の開閉部材に取り付け固定される取付部を有する回転シャフトと、
    該回転シャフトの上記シャフト部を一緒に回転するように挿設すると共に、上記軸受ブラケットの一側摩擦面と摩擦接触する第1可動フリクションプレートと、
    上記軸受ブラケットの他側面に固定されると共に、摩擦面を有する固定フリクションプレートと、
    上記回転シャフトのシャフト部を一緒に回転するように挿設すると共に、上記固定フリクションプレートの摩擦面と摩擦接触する第2可動フリクションプレートと、
    上記回転シャフトのシャフト部を回転可能に挿設すると共に、円周に沿って厚み方向に振幅する波形に形成された波形スプリングワッシャーと、
    上記回転シャフトのシャフト部の先端部に固着される固着部材と、
    から構成されることを特徴とするチルトヒンジ。
JP2007157414A 2007-06-14 2007-06-14 チルトヒンジ Pending JP2008309242A (ja)

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