JP2008020033A - チルトヒンジ及び電子機器 - Google Patents

チルトヒンジ及び電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2008020033A
JP2008020033A JP2006193951A JP2006193951A JP2008020033A JP 2008020033 A JP2008020033 A JP 2008020033A JP 2006193951 A JP2006193951 A JP 2006193951A JP 2006193951 A JP2006193951 A JP 2006193951A JP 2008020033 A JP2008020033 A JP 2008020033A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
housing
bracket
tilt hinge
rotating friction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006193951A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008020033A5 (ja
Inventor
Satoshi Tomiyama
悟至 富山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Katoh Electrical Machinery Co Ltd
Original Assignee
Katoh Electrical Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Katoh Electrical Machinery Co Ltd filed Critical Katoh Electrical Machinery Co Ltd
Priority to JP2006193951A priority Critical patent/JP2008020033A/ja
Priority to TW96122447A priority patent/TW200804693A/zh
Priority to CNA2007101360343A priority patent/CN101105199A/zh
Publication of JP2008020033A publication Critical patent/JP2008020033A/ja
Publication of JP2008020033A5 publication Critical patent/JP2008020033A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Abstract

【課題】 小型で高フリクショントルクを送出できると共に、ガタの発生を抑制できるチルトヒンジを提供する。
【解決手段】 第1筐体に取り付けられ、シャフト支持部23を有するブラケット2と、ブラケット2に回動可能に支持され、第2筐体に取り付けられると共に係合凹部15が設けられた鍔部31を有するシャフト3と、シャフト支持部23の両側に少なくとも1枚配置される固定フリクションディスク61、62と、固定フリクションディスク61、62の両側に配置される第1回動フリクションディスク71と、係合凹部15に係合してシャフト3と共に回動する係合片16を有する第2回動フリクションディスク72と、固定フリクションディスク61、62と回動フリクションディスク71、72とを互いに軸方向に圧接すると共に、並列された2枚を直列に配置される複数枚の皿ばね8とを備えたことにより、前記課題を解決した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ノート型パソコン等のような小型の電子機器における機器本体とディスプレイ装置とを互いに回動可能に連結するチルトヒンジ及びそのチルトヒンジを備えた電子機器に関するものである。
ノート型パソコン、携帯電話機、カーナビゲーション装置等の小型の電子機器では、機器本体にディスプレイ装置が開閉装置を介して開閉可能に取り付けられている。この開閉装置には、ディスプレイ装置の開閉を多少のトルクをもって緩やかに行うことができると共に、ディスプレイ装置が機器本体に対して任意の角度で保持し得るようにするためにチルトヒンジが用いられている(例えば、特許文献1〜3参照。)。
特許文献1〜4に記載されているチルトヒンジは、機器本体に取り付けられるブラケットと、ブラケットに回動可能に支持されると共にディスプレイ装置が取り付けられるシャフトと、このシャフトの軸方向に移動可能であると共にシャフトに回動可能で、かつ、ブラケットに拘束される固定フリクションディスクと、シャフトの軸方向に移動可能であると共にシャフトと共に回動する回動フリクションディスクと、シャフトに設けられ、固定フリクションディスクと回動フリクションディスクとを互いに軸方向に圧接する複数の皿ばねとを備えて、フリクションディスクの接触面にスラスト方向の摩擦力が発生し、この摩擦力の作用により発生したフリクショントルクによって、ディスプレイ装置が機器本体に対して任意の角度で保持されるようになっている。
特許第3655498号公報 特許第3402317号公報 特開2001−12451号公報 特許第3763887号公報
これら特許文献1〜3に記載されているチルトヒンジは、鍔部と固定フリクションディスク又はシャフト支持部との間、固定フリクションディスクとシャフト支持部との間、固定フリクションディスクと皿ばねとの間にそれぞれ回動フリクションディスクを設けて、シャフトとブラケットとの間の摺動面積を大きくすることによって必要なフリクショントルクを創出できるので、軸方向の長さが長くなっても径方向の長さを短くすることができ、小型の電子機器、特にノート型パソコンに対応できるものであった。しかし、近年、電子機器は小型化かさらに進み、軸方向の長さも短くできる小型のチルトヒンジが求められている。
また、鍔部と隣接した回動フリクションディスクは、シャフトと共に回動するように、シャフトを略長円状に形成すると共に、このシャフトが挿通する回動フリクションディスクの貫通孔をシャフトが嵌合し得る略長円状に形成しているが、ブラケットに対してシャフトが回転するとき、この回動フリクションディスクがシャフトと共にスムーズに回転せずに回動フリクションディスクと鍔部との間でガタが発生することがあった。また、この回動フリクションディスクのシャフトへの取付は、貫通孔をシャフトの外形と同じか又は若干小さく形成してシャフトの外周に圧入して行うので、鍔部と隣接した回動フリクションディスクのシャフトへの取付が行い難かった。
また、特許文献4に記載されているチルトヒンジは、切り欠きを有するシャフトの鍔部と、切り欠きに係合してシャフトと共に回動する係止片を有する回動フリクションディスクとを備えているために、回動フリクションディスクの係止片が鍔部の切り欠きに係合して回動フリクションディスクがシャフトと共に回動するので、回動フリクションディスクと鍔部との間でガタが発生することが抑制されると共に、回動フリクションディスクをシャフトに圧入するような作業をすることなく簡単に取り付けることが可能となる。しかし、このチルトヒンジは、シャフトとブラケットとの間の摺動面が小さく、必要なフリクショントルクを創出することができないと共に、フリクショントルクを送出するためには複数の皿ばねが必要であり、この皿ばねの配置によっては軸方向の長さが長くなることがあり、小型化を図れないことがある。
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、小型で高フリクショントルクを送出できると共に、ガタの発生を抑制できるチルトヒンジ及びそのチルトヒンジを備えた電子機器を提供することにある。
前記の目的を達成するための本発明のチルトヒンジは、第1筐体と第2筐体とを互いに回動可能に連結すると共に、第1筐体に対して第2筐体を任意の角度で保持し得るチルトヒンジにおいて、前記第1筐体及び前記第2筐体のいずれか一方に取り付けられ、シャフト支持部を有するブラケットと、このブラケットのシャフト支持部に回動可能に支持され、前記第1筐体及び前記第2筐体のいずれか他方に取り付けられると共に係合凹部が設けられた鍔部を有するシャフトと、前記ブラケットのシャフト支持部の両側にそれぞれ少なくとも1枚配置され、前記シャフトの軸方向に移動可能であると共に前記シャフトに回動可能で、かつ、前記ブラケットに拘束される複数の固定フリクションディスクと、これらの固定フリクションディスクの両側の前記シャフトに取り付けられると共に、前記シャフトの軸方向に移動可能で、かつ、前記シャフトと共に回動する回動フリクションディスクと、これらの回動フリクションディスクのうちの前記鍔部と隣接された1枚であって、前記係合凹部に係合して前記シャフトと共に回動する係合片を有する第2回動フリクションディスクと、前記鍔部から一番離れた前記回動フリクションディスクの外側の前記シャフトに取り付けられ、前記固定フリクションディスクと前記回動フリクションディスクとを互いに軸方向に圧接すると共に、並列された2枚を直列に配置される複数枚の皿ばねとを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、シャフトと共に回動する回動フリクションディスクの間に、固定フリクションディスクとシャフト支持部とが配置されているので、シャフトとブラケットとの間の摺動面積が大きくなり、高フリクショントルクを創出することが可能となる。また、固定フリクションディスクと回動フリクションディスクとを互いに軸方向に圧接するための皿ばねが並列された2枚を直列に配置されてなるために、1枚ずつ交互に(1枚を直列に)配置する場合に比してシャフトの軸方向の長さを短くすることができるので、軸方向の長さと径方向の長さの両方を短くすることが可能となる。また、第2回動フリクションディスクは、その係合片をシャフトの鍔部の係合凹部に係合させることによってシャフトと共に回動するので、第2回動フリクションディスクと鍔部との間でガタが発生することが抑制される。
本発明のチルトヒンジにおいて、前記皿ばねの外側に、押えワッシャーが設けられ、この押えワッシャーは、貫通した前記シャフトの端部をかしめることによって前記シャフトに取り付けられることが好ましい。また、本発明のチルトヒンジにおいて、前記皿ばねの枚数が、10枚であることが好ましい。また、本発明のチルトヒンジにおいて、前記係合凹部が、前記鍔部の周縁部の一部をその径方向内方に切り欠いて形成され、前記係合片が、前記回動フリクションディスクの周縁部の一部をその軸方向に延びるように折り曲げてなる形状に形成されていることが好ましい。また、本発明のチルトヒンジにおいて、前記ブラケットに第1係合部を設け、前記回動フリクションディスクに、前記第1係合部に係合して前記回動フリクションディスクを前記ブラケットに拘束させる第2係合部を設けることが好ましい。
また、本発明の電子機器は、前記の本発明のチルトヒンジを備えたことを特徴とする。この発明によれば、前述と同様に、回動フリクションディスクの間に、固定ディスクとシャフト支持部とが配置されているために、シャフトとブラケットとの間の摺動面積が大きくなり、高フリクショントルクを創出することが可能となると共に、皿ばねが並列された2枚を直列に配置されてなるために、軸方向の長さと径方向の長さの両方を短くすることが可能となり、かつ、第2回動フリクションディスクは、その係合片をシャフトの鍔部の係合凹部に係合させることによってシャフトと共に回動するので、第2回動フリクションディスクと鍔部との間でガタが発生することが抑制される。
以上説明したように本発明のチルトヒンジ及び電子機器によれば、回動フリクションディスクの間に、固定ディスクとシャフト支持部とが配置されていると共に、皿ばねが並列された2枚を直列に配置され、かつ、第2回動フリクションディスクの係合片がシャフトの鍔部の係合凹部に係合して第2回動フリクションディスクがシャフトと共に回動するので、小型で高フリクショントルクを送出できると共に、ガタの発生を抑制できる。
以下、本発明のチルトヒンジ及び電子機器を添付図面に基づいて詳述する。
図1は本発明の電子機器の一例を示す斜視図である。図2は本発明のチルトヒンジの一例を示す図である。図12及び図13は本発明のチルトヒンジの他の例を示す図である。本発明に係るチルトヒンジは、図1に示すように、電子機器10を構成する第1筐体11と第2筐体12とを互いに回動可能に連結すると共に、第1筐体11に対して第2筐体12を任意の角度で保持し得るものである。電子機器10としては、特に限定されず、例えば、ノート型パソコン、携帯電話機、カーナビゲーション装置等の小型の電子機器等が挙げられる。また、本実施の形態では、電子機器10としては、特に限定することなく説明する。
第1筐体11は、例えば、キーボード11a等を上面に有している。電子機器10がノート型パソコンである場合には、第1筐体11は、キーボード11aの他にマザーボード、ハードディスクドライブ等を有している機器本体である。第2筐体12は、例えば、LCDなどのディスプレイ12aを下面に有している。第1筐体11及び第2筐体12は、例えば、略同じ略矩形状にそれぞれ形成されている。これらの第1筐体11と第2筐体12とが互いに重ね合わされた閉成状態でチルトヒンジ1を介して互いに回動可能に連結されて電子機器10が構成されている。すなわち、第1筐体11と第2筐体12とは、多少のトルクをもって緩やかに開閉を行うことができると共に、第1筐体11に対して第2筐体12を任意の角度で保持し得るように本発明のチルトヒンジ1で連結されている。チルトヒンジ1の個数は、電子機器に応じて任意に決められるが、図示例では2個である。
本発明に係る携帯機器のチルトヒンジ1は、図2、図12及び図13に示すように、第1筐体11及び第2筐体12のいずれか一方、例えば、第1筐体11に取り付けられ、シャフト支持部23を有するブラケット2と、このシャフト支持部23に回動可能に支持され、第1筐体11及び第2筐体12のいずれか他方、例えば、第2筐体12に取り付けられると共に係合凹部15が設けられた鍔部31を有するシャフト3と、ブラケット2のシャフト支持部23の両側にそれぞれ少なくとも1枚配置され、シャフト3の軸方向に移動可能であると共にシャフト3に回動可能で、かつ、ブラケット2に拘束される複数の固定フリクションディスク61、62と、これらの固定フリクションディスク61、62の両側のシャフト3に取り付けられると共に、シャフト3の軸方向に移動可能で、かつ、シャフト3と共に回動する回動フリクションディスク71、72と、これらの回動フリクションディスク71、72のうちの鍔部31と隣接された1枚であって、係合凹部15に係合してシャフト3と共に回動する係合片16を有する第2回動フリクションディスク72と、鍔部31から一番離れた回動フリクションディスク71の外側のシャフト3に取り付けられ、固定フリクションディスク61、62と回動フリクションディスク71、72とを互いに軸方向に圧接すると共に、並列された2枚を直列に配置される複数枚の皿ばね8とを備えたことに特徴がある。
前記のブラケットが第1ブラケット2である。この第1ブラケット2は、第1筐体11の上方に例えばビス等により取り付けられる。第1ブラケット2は、特に限定されず、例えば、図3に示すように、細長の略矩形状に形成されている基部21と、基部21の一方の側部であって略中央部から一方の端部までの箇所に設けられた取付部22と、基部21の他方の端部に設けられ、シャフト3を回動可能に支持するシャフト支持部23とからなる。第1ブラケット2は、例えばステンレス製の金属プレートをプレス加工することにより形成される。
取付部22は、基部21の一方の側部であって略中央部から一方の端部までの箇所を略直角に折り曲げて形成されている。この取付部22には、ビス等を挿通させるための取付孔22aが例えば2つ設けられている。シャフト支持部23は、基部21の他方の端部を略半円状に形成すると共に、この中心にシャフト3を回動可能に支持する円形の支持孔24が形成されている。この支持孔24の近傍の基部21には、矩形状の第1係合部である第1係合孔27が形成されている。
シャフト3は、図4に示すように、略棒状に形成されている。シャフト3には鍔部31が設けられている。鍔部31には、係合凹部15が設けられている。係合凹部15は、例えば、鍔部31の周縁部の一部をその径方向内方に切り欠いて形成されているが、これに限定されるものではない。
この鍔部31より一方の端部までのシャフト3が第1シャフト部として形成されている。第1シャフト部は、鍔部31から一方の端部にかけて順次第1Aシャフト部3a、第1Bシャフト部3b及び第1Cシャフト部3cの3つの部分からなる。第1Aシャフト部3aは、鍔部31と同軸上であって鍔部31の径より小さな径の円形状に形成されている。第1Bシャフト部3bは、第1Aシャフト部3aと同じ径の円形の対向する2箇所を平行に切り欠いた略楕円状に形成されている。第1Cシャフト部3cは、第1Bシャフト部3bの平行に切り欠かれた部分が第1Bシャフト部3bよりさらに長く切り欠かれた略楕円状に形成されている。
また、鍔部31より他方の端部までのシャフト3が第2シャフト部3dとして形成されている。この第2シャフト部3dは、鍔部31の径より小さく、第1Aシャフト部3aの径より大きな径の円形の対向する2箇所を平行に切り欠いた略楕円状に形成されている。この第2シャフト部3dに第2ブラケット4が取り付けられている。
第2ブラケット4は、特に限定されず、例えば、図5に示すように、細長平板状の一方の側部を略直角に折り曲げた略L字状に形成されている。この第2ブラケット4は、例えば、第2筐体12の一方の側部近傍にこの側部に沿って設けられている。第2ブラケット4の一方の端部近傍には、第2シャフト部3dに嵌合する略楕円状の取付孔4aが設けられている。この第2ブラケット4の取付孔4aにシャフト3の第2シャフト部3dを嵌合させてかしめ、このシャフト3を第1ブラケット2のシャフト支持部23の支持孔24に挿通させることにより、第1筐体11と第2筐体12とが互いに回動可能に連結されるようになっている。なお、第1ブラケット2を第1筐体11に取り付け、第2ブラケット4を第2筐体12に取り付けたが、第1ブラケット2を第2筐体12に取り付け、第2ブラケット4を第1筐体11に取り付けるようにしてもよい。
固定フリクションディスク61、62、回動フリクションディスク71、72、及び皿ばね8により、例えば、図2、図12及び図13に示すように、フリクショントルク部材5が構成されている。このフリクショントルク部材5は、第1ブラケット2に対してシャフト3が回動するとき、フリクショントルクを発生させて第1筐体11に対して第2筐体12を任意の角度で保持し得るものである。すなわち、フリクショントルク部材5は、シャフト3の軸方向に移動可能であると共にシャフト3に回動可能で、かつ、第1ブラケット2に拘束される固定フリクションディスク61、62と、シャフト3の軸方向に移動可能であり、シャフト3と共に回動する回動フリクションディスク71、72と、固定フリクションディスク61、62と回動フリクションディスク71、72とを互いに軸方向に圧接する複数の皿ばね8とを備えて構成されている。
固定フリクションディスク61、62は、シャフト3の軸方向に移動可能であると共にシャフト3に回動可能で、かつ、第1ブラケット2に拘束されるならば、特に限定されない。固定フリクションディスク61、62は、例えば、シャフト3の第1Bシャフト部3bの軸回りに取り付けられるものであり、略円板状に形成されている。固定フリクションディスク61、62には、図6及び図7に示すように、同軸上に第1Bシャフト部3bの径と同じ径(略同じ径を含む。)の貫通孔61a、62aが設けられ、この貫通孔61a、62aにシャフト3の第1Bシャフト部3bが挿通されることで、固定フリクションディスク61、62がシャフト3の第1Bシャフト部3bの軸回りに取り付けられる。
また、固定フリクションディスク61、62の円周部の一部が径方向外方に延出され、この延出された先端部が直角に折り曲げられて、第1ブラケット2の第1係合孔27に係合する第2係合部である第2係合片63、64として形成されている。この係合片63、64が第1ブラケット2の第1係合孔27にそれぞれ係合することで、固定フリクションディスク61、62は第1ブラケット2に拘束されてシャフト3の軸方向のみ移動可能になっている。
固定フリクションディスクの個数は、1枚でも2枚以上でもよいが、好ましくは2枚又は3枚である。固定フリクションディスクを2枚以上配置する場合には、図2、図12及び図13に示すように、第1ブラケット2のシャフト支持部23の両側に固定フリクションディスクがそれぞれ配置されていることが好ましい。例えば、固定フリクションディスク61、62を2枚配置する場合、1枚の固定フリクションディスク(第1固定フリクションディスク61ということがある。)は、第1ブラケット2のシャフト支持部23と鍔部31との間に配置されていると共に、残りの1枚の固定フリクションディスク(第2固定フリクションディスク62ということがある。)は、第1ブラケット2のシャフト支持部23より鍔部31と反対側に配置され、これら2枚の固定フリクションディスク61、62の第2係合片63、64の位置は、第1ブラケット2の第1係合孔27に係合できれば、特に限定されず、同じでも図示するように異なる位置でもよい。なお、固定フリクションディスク61、62の第1ブラケット2への拘束は、第1係合孔27と第2係合片63、64とに限定されず、他の係合手段を用いていもよい。
回動フリクションディスク71、72は、特に限定されず、例えば、硬質の耐摩耗性に優れた金属材料で形成されたワッシャー等である。回動フリクションディスク71、72は、シャフト3の軸方向に移動可能であると共にシャフト3と共に回動し、かつ、1枚が鍔部31と隣接するように配置されるもので、固定フリクションディスク61、62の両側にそれぞれ配置されていることが好ましい。すなわち、回動フリクションディスク71、72は、例えば、鍔部31と第1固定フリクションディスク61との間、第1固定フリクションディスク61とシャフト支持部23との間、シャフト支持部23と第2固定フリクションディスク62との間、及び第2固定フリクションディスク62のシャフト支持部23とは反対側にそれぞれ合計4枚配置されている。
鍔部31と隣接する回動フリクションディスクが第2回動フリクションディスク72であり、この第2回動フリクションディスク72以外の回動フリクションディスク(第1回動フリクションディスク71ということがある。)は、固定フリクションディスク61、62の径と略同じ径の円板状に形成されている。この第1回動フリクションディスク71には、図9に示すように、略矩形状の貫通孔71aが設けられている。この貫通孔71aは、シャフト3の第1Bシャフト部3bの平行に延びる直線の部分に嵌合するように形成されており、第1回動フリクションディスク71がシャフト3の軸方向に移動可能であると共にシャフト3と共に回動するようになっている。
第2回動フリクションディスク72は、シャフト3の第1Aシャフト部3aに取り付けられるものであり、例えば、硬質の耐摩耗性に優れた金属材料で形成されたワッシャー等である。第2回動フリクションディスク72は、第1回動フリクションディスク71の径と略同じ径の略円板状に形成されている。第2回動フリクションディスク72には、図8に示すように、円形状の貫通孔72aが設けられている。この第2回動フリクションディスク72の周縁部の一部が直線上に切り欠かれ、この切り欠かれた中央部が直角に折り曲げられてなる係合片16として形成されている。この係合片16は、鍔部31の係合凹部15に係合するものであり、その幅は、係合凹部15の幅と略同じ寸法で形成されている。これにより、第2回動フリクションディスク72がシャフト3と共に回動するようになっている。なお、図8及び図9中、符号72b、71bはグリス溜まりをそれぞれ示している。
皿ばね8は、固定フリクションディスク61、62と回動フリクションディスク71、72とを互いに軸方向に圧接するものである。皿ばね8は、第1Cシャフト部3cの軸回りに設けられている。皿ばね8は、図10に示すように、皿状のスプリングであって、例えば、回動フリクションディスク71、72より径が若干小さい略円板状に形成されている。皿ばね8には、シャフト3(第1Cシャフト部3c)が挿通される円形状のシャフト孔8aが設けられている。皿ばね8の取付枚数は、所望のフリクショントルクにより任意に決められるが、例えば、10枚である。これらの皿ばね8は、並列した(重ね合わせた)2枚を直列(向い合せ)に配置されており、例えば、皿ばね8が10枚の場合には、並列した2枚を直列に5組配置されている。
これら皿ばね8が取り付けられたシャフト3の端部には、図2、図11、図12及び図13に示すように、押えワッシャー13が取り付けられている。この押えワッシャー13には、シャフト3(第1Cシャフト部3c)が挿通されて嵌合される略長円状のシャフト孔13aが設けられている。このワッシャー13のシャフト孔13aにシャフト3(第1Cシャフト部3c)を挿通させ、このシャフト3(第1Cシャフト部3c)の端部をかしめることにより、皿ばね8の付勢力によって固定フリクションディスク61、62と回動フリクションディスク71、72及びシャフト支持部23とが互いに密着されるように、皿ばね8、固定フリクションディスク61、62及び回動フリクションディスク71、72がシャフト3に取り付けられる。このシャフト3が回動すると、シャフト3の回動と共に回動する固定フリクションディスク61、62と回動フリクションディスク71、72との間にスラスト方向の摩擦力が発生してフリクショントルクが発生するようになっている。押えワッシャー13を用いて皿ばね8、固定フリクションディスク61、62及び回動フリクションディスク71、72をシャフト3に取り付けてフリクショントルクを発生させたが、これに限定されず、シャフト3の端部にネジ溝を設けると共にこの端部にナット等を螺合して取付を行うようにしてもよい。
次に本発明に係るチルトヒンジ1及び電子機器10の作用を説明する。
電子機器10が使用されていない閉成状態では、第1筐体11と第2筐体12とが互いに重なり合っている。このとき、皿ばね8の付勢力によって固定フリクションディスク61、62と回動フリクションディスク71、72とが密着されているので、第1筐体11と第2筐体12とが閉成状態に保持されている。なお、この閉成状態をより確実に維持するために、別のロック機構を設けるようにしてもよい。
この電子機器10を使用する場合には、例えば、第1筐体11を固定した状態で第2筐体12にシャフト3を軸に回転するように力を作用させる。すると、第2筐体12は、第1筐体11に対してシャフト3を軸に回転すると共に、固定フリクションディスク61、62に対して回動フリクションディスク71、72が摺動する。この回転は、例えば、第1筐体11と第2筐体12とが互いに重なり合ったときが0°とすると、0°〜180°の範囲で回転するようにする。
これにより、第1筐体11に対して第2筐体12を回転させたとき、シャフト3の回動と共に回動する固定フリクションディスク61、62と回動フリクションディスク71、72との間にスラスト方向の摩擦力が発生してフリクショントルクが発生するので、第2筐体12の回転を止めると、そのフリクショントルクによって第2筐体12がその位置に停止する。よって、第1筐体11に対して第2筐体12を0°〜180°範囲の所望の角度に停止させることができる。その結果、第1筐体11の上面に設けたキーボード11aが露出するので、キーボード操作が可能となり、電子機器を使用することができる。
第2筐体12を第1筐体11に対して元の位置(閉成状態)に戻すには、例えば、第1筐体11を固定した状態で第2筐体12をシャフト3を軸に前述とは逆方向に回転させることにより、第1筐体11と第2筐体12とが互いに重なり合った閉成状態に戻すことができる。
この本発明に係るチルトヒンジ1は、シャフト3と共に回動する回動フリクションディスク71、72の間に、固定フリクションディスク61、62とシャフト支持部23とが配置されているので、シャフト3と第1ブラケット2との間の摺動面積が大きくなり、高フリクショントルクを創出することが可能となる。すなわち、回動フリクションディスク71、72と固定フリクションディスク61、62及びシャフト支持部23とが交互に配置することにより、回動フリクションディスク71、72と固定フリクションディスク61、62及びシャフト支持部23とが互いに摺動する面積が全体的に大きくなるので、チルトヒンジ1の径が小さくなっても高フリクショントルクを創出することが可能となる。
さらに、高フリクショントルクを発生させる場合には、固定フリクションディスクの枚数を増やせばよく、例えば、図12に示すように、鍔部31とシャフト支持部23との間に固定フリクションディスク65をもう1枚合計2枚配置するようにしてもよいし、図13に示すように、シャフト支持部23の鍔部31より反対側に固定フリクションディスクをもう1枚合計2枚配置するようにしてもよい。これにより、固定フリクションディスク61、62、65、66、67と回動フリクションディスク71、72との接触面すなわち摺動面をさらに増やすことができるので、一層高フリクショントルクを発生させることができる。
なお、固定フリクションディスクの第1ブラケット2への係合は、特に限定されず、例えば、図12に示すように、鍔部31とシャフト支持部23との間に配置した2枚の固定フリクションディスク62、65と、シャフト支持部23の鍔部31より反対側に配置した1枚の固定フリクションディスク61とをそれぞれ第1係合孔27に係合するようにしてもよい。また、例えば、図13に示すように、鍔部31とシャフト支持部23との間に配置した1枚の固定フリクションディスク62を第1係合孔27に係合させると共に、シャフト支持部23の鍔部31より反対側に配置した2枚の固定フリクションディスク66、67を第1ブラケット2の別の係合部に係合させるようにしてもよい。
また、高フリクショントルクは、皿ばね8の付勢力を強くすれば創出することができ、例えば、10枚の皿ばね8を並列させた2枚を直列に5組配置することにより、高フリクショントルクを送出することができる。具体的には例えば、厚さ約0.65mm、直径約6.5mmの10枚の皿ばね8を並列させた2枚を直列に5組配置すると共に、直径約7mmの固定フリクションディスク61、62及び直径約7mmの回動フリクションディスク71、72を用いることで、約1Nm(約100Kg・mm)の高フリクショントルクを発生させることができた。
皿ばね8は、並列させた2枚を直列に5組配置することにより、シャフトの軸方向の長さを短くすることができる。すなわち、10枚の皿ばねを1枚ずつ交互に(1枚を直列に)配置すると、並列させた2枚を直列5組配置する場合に比してシャフトの軸方向の長さが長くなり、しかも、付勢力が並列させた2枚を直列に5組配置する場合に比して弱いので、並列させた2枚を直列に5組配置する場合と同じ付勢力を得るには皿ばねの枚数を増やさなければならず、さらにシャフトの軸方向の長さが長くなるからである。
また、10枚の皿ばねを全て並列に(重ね合せて)配置する場合、皿ばねのシャフトへの組付は、10枚の皿ばねをシャフト3の軸回りに装着した後に、これら皿ばねをこの付勢力に抗して回動フリクションディスク側に所望のフリクショントルクが送出される以上の力で押圧して行うために、皿ばねが3枚以上重なり合っていると、3枚の皿ばねの全体的な付勢力は、単純には3枚の厚さの皿ばねの付勢力と略同じになり、3枚以上重なり合った皿ばねを付勢力に抗して変形させるのに多大な力が必要になり、簡単には皿ばねの組付が行えない。これに対して、本発明に係るチルトヒンジ1では、皿ばね8は並列された2枚が直列に配置されているために、2枚が並列された皿ばね8を付勢力に抗して多大な力を必要とすることなく変形させることができるので、皿ばね8のシャフト3への組付を簡単に行える。
また、第2回動フリクションディスク72は、シャフト3の鍔部31と係合するので、第2回動フリクションディスク72と鍔部31との間でガタが発生することが抑制されると共に、組付作業が容易となる。すなわち、シャフト3の鍔部31に係合凹部15を設け、第2回動フリクションディスク72に、係合凹部15に係合してシャフト3と共に回動すべく鍔部31側に突出する係合片16を設けたことにより、シャフト3が回動するとき、第2回動フリクションディスク72の係合片16が鍔部31の係合凹部15に係合して第2回動フリクションディスク72がシャフト3と共に回動するので、第2回動フリクションディスク72と鍔部31との間でガタが発生することが抑制される。また、第2回動フリクションディスク72は、シャフト3の軸方向への移動は不要であるので、従来はシャフトに圧入により取り付けてシャフトと共に回動するようにしていたが、本発明では、第2回動フリクションディスク72の係合片16を鍔部31の係合凹部15に係合させるだけでよいので、シャフト3の軸回りに第2回動フリクションディスク72を取り付ける場合には、圧入を行うことなく取付を行える。その結果、第2回動フリクションディスク72の組付作業が容易となる。
したがって、本発明に係るチルトヒンジ1及び電子機器10は、シャフト3と第1ブラケット2との間の摺動面積が大きくなると共に軸方向の長さと径方向の長さの両方を短くすることが可能となり、かつ、第2回動フリクションディスクの係合片がシャフトの鍔部の係合凹部に係合するので、高フリクション小型で高フリクショントルクを送出できると共に、ガタの発生を抑制でき、かつ、組付作業を容易に行えるものである。
以上説明したように本発明に係るチルトヒンジは、回動フリクションディスクの間に、固定ディスクとシャフト支持部とが配置されていると共に、皿ばねが並列された2枚を直列に配置され、かつ、第2回動フリクションディスクの係合片がシャフトの鍔部の係合凹部に係合して第2回動フリクションディスクがシャフトと共に回動するので、小型で高フリクショントルクを送出できると共に、ガタの発生を抑制できることから、ノート型パソコン等の電子機器用のチルトヒンジとして最適なものである。
本発明に係る電子機器の一例を示す斜視図である。 本発明に係るチルトヒンジの一例を示す図で、(a)は斜視図、(b)は正面図、(c)は(b)中のAで示す要部を示す図である。 本発明に係る第1ブラケットの一例を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は斜視図である。 本発明に係るシャフトの一例を示す図で、(a)は斜視図、(b)は平面図図、(c)は側面図である。 本発明に係る第2ブラケットの一例を示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図、(d)は斜視図である。 本発明に係る第1の固定フリクションディスクの一例を示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。 本発明に係る第2の固定フリクションディスクの例を示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。 本発明に係る鍔部と隣接する第2回動フリクションディスクの一例を示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本発明に係る第1回動フリクションディスクの一例を示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本発明に係る皿ばねの一例を示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本発明に係るワッシャーの一例を示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本発明に係るチルトヒンジの他の一例を示す図である。 本発明に係るチルトヒンジの他の一例を示す図である。
符号の説明
1 チルトヒンジ
2 第1ブラケット
3 シャフト
4 第2ブラケット
5 フリクショントルク部材
8 皿ばね
10 電子機器
11 第1筐体
12 第2筐体
15 係合凹部
16 係合片
23 シャフト支持部
27 第1係合孔
31 鍔部
61、62 固定フリクションディスク
63、64 第2係合片
71、72 回動フリクションディスク

Claims (6)

  1. 第1筐体と第2筐体とを互いに回動可能に連結すると共に、第1筐体に対して第2筐体を任意の角度で保持し得るチルトヒンジにおいて、
    前記第1筐体及び前記第2筐体のいずれか一方に取り付けられ、シャフト支持部を有するブラケットと、
    このブラケットのシャフト支持部に回動可能に支持され、前記第1筐体及び前記第2筐体のいずれか他方に取り付けられると共に係合凹部が設けられた鍔部を有するシャフトと、
    前記ブラケットのシャフトのシャフト支持部の両側にそれぞれ少なくとも1枚配置され、前記シャフトの軸方向に移動可能であると共に前記シャフトに回動可能で、かつ、前記ブラケットに拘束される複数の固定フリクションディスクと、
    これらの固定フリクションディスクの両側の前記シャフトに取り付けられると共に、前記シャフトの軸方向に移動可能で、かつ、前記シャフトと共に回動する回動フリクションディスクと、
    これらの回動フリクションディスクのうちの前記鍔部と隣接された1枚であって、前記係合凹部に係合して前記シャフトと共に回動する係合片を有する第2回動フリクションディスクと、
    前記鍔部から一番離れた前記回動フリクションディスクの外側の前記シャフトに取り付けられ、前記固定フリクションディスクと前記回動フリクションディスクとを互いに軸方向に圧接すると共に、並列された2枚を直列に配置される複数枚の皿ばねとを備えたことを特徴とする、チルトヒンジ。
  2. 前記皿ばねの外側に、押えワッシャーが設けられ、この押えワッシャーは、貫通した前記シャフトの端部をかしめることによって前記シャフトに取り付けられることを特徴とする、請求項1に記載のチルトヒンジ。
  3. 前記皿ばねの枚数が、10枚であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のチルトヒンジ。
  4. 前記係合凹部が、前記鍔部の周縁部の一部をその径方向内方に切り欠いて形成され、前記係合片が、前記回動フリクションディスクの周縁部の一部をその軸方向に延びるように折り曲げてなる形状に形成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のチルトヒンジ。
  5. 前記ブラケットに第1係合部を設け、前記回動フリクションディスクに、前記第1係合部に係合して前記回動フリクションディスクを前記ブラケットに拘束させる第2係合部を設けたことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のチルトヒンジ。
  6. 前記請求項1〜5のいずれか1項に記載のチルトヒンジを備えたことを特徴とする、電子機器。
JP2006193951A 2006-07-14 2006-07-14 チルトヒンジ及び電子機器 Pending JP2008020033A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006193951A JP2008020033A (ja) 2006-07-14 2006-07-14 チルトヒンジ及び電子機器
TW96122447A TW200804693A (en) 2006-07-14 2007-06-22 Inclined hinge and electric device
CNA2007101360343A CN101105199A (zh) 2006-07-14 2007-07-13 倾斜铰链和电子设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006193951A JP2008020033A (ja) 2006-07-14 2006-07-14 チルトヒンジ及び電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008020033A true JP2008020033A (ja) 2008-01-31
JP2008020033A5 JP2008020033A5 (ja) 2009-08-27

Family

ID=38999233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006193951A Pending JP2008020033A (ja) 2006-07-14 2006-07-14 チルトヒンジ及び電子機器

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2008020033A (ja)
CN (1) CN101105199A (ja)
TW (1) TW200804693A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010137564A1 (ja) * 2009-05-29 2010-12-02 日本発條株式会社 ヒンジ装置及びヒンジ装置用ブラケット
CN102478047A (zh) * 2010-11-25 2012-05-30 昆山万禾精密电子有限公司 适用于3c电子产品的转轴
CN102777487A (zh) * 2012-08-08 2012-11-14 摩尔菲(深圳)科技开发有限公司 一种具有阻尼系统的转轴

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103362947B (zh) * 2012-03-27 2016-09-07 海洋王照明科技股份有限公司 铰链结构及使用该铰链结构的照明装置
WO2014209383A1 (en) * 2013-06-28 2014-12-31 Intel Corporation Hinge assembly
CN107505988B (zh) * 2017-09-18 2024-05-14 广州视源电子科技股份有限公司 一种翻转机构及智能平板组件
CN114810802B (zh) * 2022-04-21 2023-05-23 荣耀终端有限公司 转轴组件和可折叠装置
CN114934975A (zh) * 2022-05-27 2022-08-23 重庆长安新能源汽车科技有限公司 用于转动构件的阻尼调节机构、车载显示屏总成及车辆

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS568947U (ja) * 1979-07-03 1981-01-26
JPH1026127A (ja) * 1996-07-10 1998-01-27 Kato Electrical Mach Co Ltd チルトヒンジ
JP2000346047A (ja) * 1999-06-09 2000-12-12 Yamato Shosha:Kk Oa機器用チルトヒンジ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS568947U (ja) * 1979-07-03 1981-01-26
JPH1026127A (ja) * 1996-07-10 1998-01-27 Kato Electrical Mach Co Ltd チルトヒンジ
JP2000346047A (ja) * 1999-06-09 2000-12-12 Yamato Shosha:Kk Oa機器用チルトヒンジ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010137564A1 (ja) * 2009-05-29 2010-12-02 日本発條株式会社 ヒンジ装置及びヒンジ装置用ブラケット
US8677567B2 (en) 2009-05-29 2014-03-25 Nhk Spring Co., Ltd. Hinge and bracket for hinge
CN102478047A (zh) * 2010-11-25 2012-05-30 昆山万禾精密电子有限公司 适用于3c电子产品的转轴
CN102478047B (zh) * 2010-11-25 2015-05-06 昆山万禾精密电子有限公司 适用于3c电子产品的转轴
CN102777487A (zh) * 2012-08-08 2012-11-14 摩尔菲(深圳)科技开发有限公司 一种具有阻尼系统的转轴

Also Published As

Publication number Publication date
CN101105199A (zh) 2008-01-16
TW200804693A (en) 2008-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008020033A (ja) チルトヒンジ及び電子機器
US9265166B2 (en) Parallelism control device applied to dual-shaft system
US10000955B2 (en) Biaxial hinge and terminal device using the same
JP5112925B2 (ja) 2軸ヒンジ並びにこの2軸ヒンジを備えた電子機器
US20150173218A1 (en) Parallelism fixing device applied to dual-shaft system
JP2002206520A (ja) 複数のトルク発生部を有する1軸ヒンジ装置
US20100180403A1 (en) Dual-axis hinge mechanism
US20160266615A1 (en) Hinge device for a portable computer
JP2015158216A (ja) 二軸ヒンジ装置
JP5610325B2 (ja) 回転機構、及び当該回転機構を利用した電子装置
JP2005106139A (ja) チルトヒンジ
US20100170064A1 (en) Hinge assembly
JP4591397B2 (ja) ヒンジ装置及びヒンジ装置を備える機器
US20130335893A1 (en) Hinge Device and an Electronic Apparatus Comprising the Same
JP2009063039A (ja) チルトヒンジ装置
JP2006046384A (ja) チルトヒンジ並びにこのチルトヒンジを備えた電子機器
JP2012211629A (ja) チルトヒンジ並びにこのチルトヒンジを備えた電子機器
JP6497771B2 (ja) チルトヒンジ及び電子機器
JP2010060059A (ja) ヒンジ装置
JP2004116540A (ja) チルトヒンジ及び情報処理装置
JP6061460B2 (ja) 2軸ヒンジ並びにこの2軸ヒンジを備えた電子機器
JP2016037979A (ja) チルトヒンジ並びにこのチルトヒンジを用いたノートパソコン
JP2007205538A (ja) チルトヒンジ
JP2006083897A (ja) チルトヒンジ
JP5331850B2 (ja) ヒンジ装置および電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090710

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090710

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100803

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110118