JPH1144332A - チルトヒンジ - Google Patents
チルトヒンジInfo
- Publication number
- JPH1144332A JPH1144332A JP9194249A JP19424997A JPH1144332A JP H1144332 A JPH1144332 A JP H1144332A JP 9194249 A JP9194249 A JP 9194249A JP 19424997 A JP19424997 A JP 19424997A JP H1144332 A JPH1144332 A JP H1144332A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washer
- friction
- bearing plate
- rotary shaft
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Vibration Dampers (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
トルクを創出できるチルトヒンジを提供せんとするにあ
る。 【解決手段】 装置本体側へ取り付けられる取付部材
と、ディスプレー体を支持するために前記取付部材の軸
受プレート5bに軸支された回転シャフト7と、この回
転シャフトと前記軸受プレートとの間に設けられたフリ
クション機構とで構成し、このフリクション機構を、前
記軸受プレートの両側に一方は軸受プレートに他方は回
転シャフトにそれぞれ固定させて介在させた一対のフリ
クションワッシャー11,12と、この一対のフリクシ
ョンワッシャーの前記軸受プレートに固定させたものの
側に設けられたところの前記回転シャフトと共に回転す
るスプリングワッシャー13と、このスプリングワッシ
ャーを前記一対のフリクションプレート側に押圧させる
押えワッシャー14とで構成した。
Description
パソコン或はワードプロセッサのようなOA機器のディ
スプレー体を開閉する際に用いて好適なチルトヒンジに
関する。
けられる取付部材と、ディスプレー体を支持するために
取付部材の軸受プレートに小径部を軸受させた回転シャ
フトと、この回転シャフトと軸受プレートの一側面の
間、及び軸受プレートの他側面と回転シャフトのかしめ
端との間に各種ワッシャーを介在させて回転シャフトが
所定の回転トルクを与えられた時にのみ回転するように
構成した、構造簡単で安定したフリクショントルクをデ
ィスプレー体の全開成角度に渡って得ることのできる、
ラップトップ型のパソコンやワードプロセッサのような
OA機器のディスプレー体を支持するチルトヒンジを提
案した。
器はますます小型化、かつ薄型化しており、ディスプレ
ー体を支持するチルトヒンジは、より一層小型で耐久性
と高い回転トルクを有することが求められるようになっ
て来ている。
層の耐久性と高い回転トルクを創出できるチルトヒンジ
を提供せんとするにある。
ためにこの発明は、装置本体側へ取り付けられる取付部
材と、ディスプレー体を支持するために前記取付部材の
軸受プレートに軸支された回転シャフトと、この回転シ
ャフトと前記軸受プレートとの間に設けられたフリクシ
ョン機構とで構成し、このフリクション機構を、前記軸
受プレートの両側に一方は軸受プレートに他方は回転シ
ャフトにそれぞれ固定させて介在させた一対のフリクシ
ョンワッシャーと、この一対のフリクションワッシャー
の前記軸受プレートに固定させたものの側に設けられた
ところの前記回転シャフトと共に回転するスプリングワ
ッシャーと、このスプリングワッシャーを前記一対のフ
リクションプレート側に押圧させる押えワッシャーとで
構成し、前記軸受プレートと前記フリクションワッシャ
ーとの間、及び前記スプリングワッシャーと前記フリク
ションワッシャーとの間に各々潤滑剤を塗布させたもの
である。
シャーを押えワッシャーを介して前記フリクションワッ
シャーに圧接させるに当り、押えワッシャー側の回転シ
ャフトの端部をかしめるものである。
を開閉させると回転シャフトが共に回転し、該回転シャ
フトに固定されたフリクションワッシャーと軸受プレー
トの間と、軸受プレートに固定されたもう一つのフリク
ションプレートと回転シャフトと共に回転するスプリン
グワッシャーとの間にフリクショントルクが発生する。
各フリクションワッシャーの圧接摺動面に塗布させた潤
滑剤は、圧接摺動面の潤滑作用を行う。押えワッシャー
はスプリングワッシャーのフリクションワッシャーに対
する圧接面が均一となるように機能する。
トの端部をかしめることにより、押えワッシャーがスプ
リングワッシャーをフリクションワッシャーの側へ均一
の面圧力で押圧することになる。
し、図1において、キーボード1を設けた例えばラップ
トップ型パソコンの装置本体2には、液晶を用いたディ
スプレー体4が取付部3を介して開閉自在に取り付けら
れている。実施例ではディスプレー体4を開いた状態の
ものを示してあるが、不使用時には閉じられており、デ
ィスプレー体4より突設させた係止片4a,4aが、装
置本体2側に設けた係止穴2a,2aと係合しロックさ
せている。
ヒンジは、図1のA視の部分に設置されており、その構
造は図2以下に示されている。
付部材であり、装置本体2側に取り付けられている。こ
の取付部材5はとくに図2に示したように取付ベース5
aと軸受プレート5bから成り、軸受プレート5bには
軸受孔6が設けられている。この軸受孔6には支持部材
を兼ねる回転シャフト7がその小径部7aを軸受させて
おり、この回転シャフト7には小径部7aに続いて大径
部7bが設けられると共に、軸芯方向に貫通する挿通孔
7cを有し、とくに図2に示したように、装置本体2側
から導出されたケーブル8が挿通孔7c内を通ってディ
スプレー体4内へと伸びている。回転シャフト7の大径
部7bに続いて変形取付部7dが設けられ、この変形取
付部7dの端部をその変形孔9aに嵌着させたブラケッ
ト9を介してディスプレー体4の突出部3が取り付けら
れている。
すると、回転シャフト7の大径部7bと軸受プレート5
の一側面との間には、例えば燐青銅のような金属製の第
1フリクションワッシャー11がその挿通孔11aに小
径部7aを挿通させつつ介在させてある。フリクション
ワッシャー11の外周からは係止突片11bが突設さ
れ、大径部7bの外周に設けた係止部7eと係合してい
る。軸受プレート5bの他側面には同じく例えば燐青銅
のような金属製の第2フリクションワッシャー12とス
プリングワッシャー13が、その挿通穴12a,13a
を回転シャフト7の小径部7aに通すことによって介在
させてある。第2フリクションワッシャー12の外周か
らは係止突片12bが突設されており、軸受プレート5
bに設けた係止穴5cと係合するようになっている。ス
プリングワッシャー13にはさらに押え用平ワッシャー
14がその挿通穴14aへ回転シャフト7の小径部7a
を通すことによって当接されており、この小径部7aの
端部をかしめることにより、とくに図2に示したよう
に、第1フリクションワッシャー11と第2フリクショ
ンワッシャー12が取付部材5の軸受プレート5bの両
側へ圧接させられるようになっている。大径部7bの外
径と第1フリクションワッシャー11の外径は略同一で
あり、押え用平ワッシャー14の外径と第2フリクショ
ンワッシャー12及びスプリングワッシャー13の外径
とは略同一であることから、第1フリクションワッシャ
ー11と第2フリクションワッシャー12は全面に渡っ
て均等に取付部材5の軸受プレート5bとスプリングワ
ッシャー13へ圧接させられることになる。第1フリク
ションワッシャー11と軸受プレート5bとの間、及び
スプリングワッシャー13と第2フリクションワッシャ
ー12との間には、図示してない潤滑剤が塗布されてい
る。さらに、回転シャフト7の変形取付部7dには、作
動プレート16がその変形孔16aへ変形取付部7dを
挿入することによって嵌着され、周溝7eにその半径方
向より嵌入させたEリング17によって抜け出ないよう
に固定されている。とくに図2に示したように、18は
例えばマイクロスイッチであり、ディスプレー体4の開
閉時に共に回転する回転シャフト7を介して作動プレー
ト16の作動片16bによって開閉されるようになって
いる。
が第1フリクションワッシャーと軸受プレートとの間、
第2フリクションワッシャーとスプリングワッシャーと
の間に発生するように構成し、かつこの2つのフリクシ
ョンワッシャーを共に金属製としたので、かしめトルク
を強くすることが可能となりこれらの相乗効果によりヒ
ンジを小型化しつまり各ワッシャーの外径を小型にし
(軸方向の長さをつめること)ても、大きなフリクショ
ントルクを得ることができるものである。また、第1フ
リクションワッシャーと軸受プレートの間、及び第2フ
リクションワッシャーとスプリングワッシャーとの間に
潤滑剤を塗布したので、永年使用の後においてもフリク
ション面の摩耗をなくし、異音やきしみ音の発生及びト
ルクの減少を有効的に防止することができる上に、押え
ワッシャーによってスプリングワッシャーの第2フリク
ションワッシャーに対する押圧面が均一になるので、安
定したフリクショントルクを得ることができるという効
果を奏し得る。
う簡単な手段でフリクショントルクを得ることができる
ので、製作コストを下げることができるものである。
斜視図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 装置本体側へ取り付けられる取付部材
と、ディスプレー体を支持するために前記取付部材の軸
受プレートに軸支された回転シャフトと、この回転シャ
フトと前記軸受プレートとの間に設けられたフリクショ
ン機構とで構成し、このフリクション機構を、前記軸受
プレートの両側に一方は軸受プレートに他方は回転シャ
フトにそれぞれ固定させて介在させた一対のフリクショ
ンワッシャーと、この一対のフリクションワッシャーの
前記軸受プレートに固定させたものの側に設けられたと
ころの前記回転シャフトと共に回転するスプリングワッ
シャーと、このスプリングワッシャーを前記一対のフリ
クションプレート側に押圧させる押えワッシャーとで構
成し、前記軸受プレートと前記フリクションワッシャー
との間、及び前記スプリングワッシャーと前記フリクシ
ョンワッシャーとの間に各々潤滑剤を塗布させたことを
特徴とする、チルトヒンジ。 - 【請求項2】 前記スプリングワッシャーを押えワッシ
ャーを介して前記フリクションワッシャーに圧接させる
に当り、押えワッシャー側の回転シャフトの端部をかし
めることを特徴とする、請求項1に記載のチルトヒン
ジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9194249A JPH1144332A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | チルトヒンジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9194249A JPH1144332A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | チルトヒンジ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7216402A Division JP2984200B2 (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | チルトヒンジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1144332A true JPH1144332A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16321477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9194249A Pending JPH1144332A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | チルトヒンジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1144332A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7082643B2 (en) * | 2004-06-22 | 2006-08-01 | Shin Zu Shing Co., Ltd. | Hinge |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0521079U (ja) * | 1991-08-30 | 1993-03-19 | 加藤電機株式会社 | Oa機器用チルトヒンジ |
JPH066735U (ja) * | 1992-07-03 | 1994-01-28 | 株式会社松下製作所 | 開閉装置のヒンジ構造 |
JPH0645110U (ja) * | 1992-11-30 | 1994-06-14 | ミツミ電機株式会社 | ヒンジ機構 |
JPH06294414A (ja) * | 1993-04-02 | 1994-10-21 | Nhk Spring Co Ltd | 軸ロック装置 |
JPH078642U (ja) * | 1993-06-30 | 1995-02-07 | 東富士電機株式会社 | 開閉機構における潤滑構造 |
JPH0962399A (ja) * | 1995-08-24 | 1997-03-07 | Kato Electrical Mach Co Ltd | チルトヒンジ |
-
1997
- 1997-07-18 JP JP9194249A patent/JPH1144332A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Cited By (1)
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US7082643B2 (en) * | 2004-06-22 | 2006-08-01 | Shin Zu Shing Co., Ltd. | Hinge |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040906 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041207 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050207 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050412 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050610 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050721 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20050726 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20050909 |