JPH11214859A - チルトヒンジ - Google Patents
チルトヒンジInfo
- Publication number
- JPH11214859A JPH11214859A JP10014634A JP1463498A JPH11214859A JP H11214859 A JPH11214859 A JP H11214859A JP 10014634 A JP10014634 A JP 10014634A JP 1463498 A JP1463498 A JP 1463498A JP H11214859 A JPH11214859 A JP H11214859A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- friction
- rotating shaft
- washer
- small
- diameter portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型でもより高いトルクを創出できる、とく
にOA機器のディスプレー体のような開閉体の開閉用の
チルトヒンジを提供する。 【解決手段】 装置本体側へ取り付けられる取付部材の
軸受プレートへ開閉体を支持する回転シャフトを回転可
能に軸受けさせ、この回転シャフトの回転トルクを制御
するに当り、該回転シャフトに大径部と小径部を設けて
小径部を前記軸受プレートに設けた軸受孔へ軸支させ、
この軸受プレートの両側にフリクションワッシャーをそ
の各中心部に前記小径部を挿通させつつ固定させ、この
各フリクションワッシャーの一方のものと前記大径部と
の間、前記各フリクションワッシャーの他方のものの開
放端面の側に各々その中心部に前記小径部を挿通させつ
つ一対のスプリングワッシャーを配置し、前記回転シャ
フトの小径部の自由端側へ設けた雄ネジ部へダブルナッ
トを取り付け、このダブルナットを締め付けることによ
り、前記各フリクションワッシャーと各スプリングワッ
シャーとを圧接させ、もって前記回転シャフトにフリク
ショントルクを創出させる。
にOA機器のディスプレー体のような開閉体の開閉用の
チルトヒンジを提供する。 【解決手段】 装置本体側へ取り付けられる取付部材の
軸受プレートへ開閉体を支持する回転シャフトを回転可
能に軸受けさせ、この回転シャフトの回転トルクを制御
するに当り、該回転シャフトに大径部と小径部を設けて
小径部を前記軸受プレートに設けた軸受孔へ軸支させ、
この軸受プレートの両側にフリクションワッシャーをそ
の各中心部に前記小径部を挿通させつつ固定させ、この
各フリクションワッシャーの一方のものと前記大径部と
の間、前記各フリクションワッシャーの他方のものの開
放端面の側に各々その中心部に前記小径部を挿通させつ
つ一対のスプリングワッシャーを配置し、前記回転シャ
フトの小径部の自由端側へ設けた雄ネジ部へダブルナッ
トを取り付け、このダブルナットを締め付けることによ
り、前記各フリクションワッシャーと各スプリングワッ
シャーとを圧接させ、もって前記回転シャフトにフリク
ショントルクを創出させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、とくにOA機器
等のディスプレー体を開閉する際に用いて好適なチルト
ヒンジに関する。
等のディスプレー体を開閉する際に用いて好適なチルト
ヒンジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、取付部材に設けた軸受プレートの
軸受孔へ大径部と小径部を有する回転シャフトの小径部
を軸受けさせ、この軸受プレートの両側に中心部に小径
部を挿通させてフリクションワッシャーを配し、この各
フリクションワッシャーのうち、小径部の自由端側にあ
るフリクションワッシャーにその中心部に小径部を挿通
させたスプリングワッシャーを当接させ、このスプリン
グワッシャーの自由端面側にさらに押え用ワッシャーを
その中心部に小径部を挿通させつつ当接させ、小径部の
自由端側をかしめることによって押え用ワッシャーを介
してスプリングワッシャーとフリクションワッシャーを
圧接させるか、或は一個のナットで締め付けて押え用ワ
ッシャーを介してスプリングワッシャーとフリクション
ワッシャーとを圧接させるようにしたものが公知であ
る。いずれのものの場合にも回転シャフトを回転させる
と、フリクションワッシャー及び又はスプリングワッシ
ャーと軸受プレート及び又は大径部との間にフリクショ
ントルクが発生するものである。
軸受孔へ大径部と小径部を有する回転シャフトの小径部
を軸受けさせ、この軸受プレートの両側に中心部に小径
部を挿通させてフリクションワッシャーを配し、この各
フリクションワッシャーのうち、小径部の自由端側にあ
るフリクションワッシャーにその中心部に小径部を挿通
させたスプリングワッシャーを当接させ、このスプリン
グワッシャーの自由端面側にさらに押え用ワッシャーを
その中心部に小径部を挿通させつつ当接させ、小径部の
自由端側をかしめることによって押え用ワッシャーを介
してスプリングワッシャーとフリクションワッシャーを
圧接させるか、或は一個のナットで締め付けて押え用ワ
ッシャーを介してスプリングワッシャーとフリクション
ワッシャーとを圧接させるようにしたものが公知であ
る。いずれのものの場合にも回転シャフトを回転させる
と、フリクションワッシャー及び又はスプリングワッシ
ャーと軸受プレート及び又は大径部との間にフリクショ
ントルクが発生するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来公知のも
のは、余り高いトルクを必要としない、比較的に軽量の
ディスプレー体を開閉する場合には、充分に機能するも
のであった。しかし、近年においてはOA機器はより小
型化し、チルトヒンジもより小型でより高いトルクを保
持するものが要求されるようになって来ている。
のは、余り高いトルクを必要としない、比較的に軽量の
ディスプレー体を開閉する場合には、充分に機能するも
のであった。しかし、近年においてはOA機器はより小
型化し、チルトヒンジもより小型でより高いトルクを保
持するものが要求されるようになって来ている。
【0004】この発明の目的は、小型でもより高いトル
クを創出できるとくにOA機器のディスプレー体のよう
な開閉体の開閉用のチルトヒンジを提供せんとするにあ
る。
クを創出できるとくにOA機器のディスプレー体のよう
な開閉体の開閉用のチルトヒンジを提供せんとするにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ためにこの発明は、装置本体側へ取り付けられる取付部
材の軸受プレートへ開閉体を支持する回転シャフトを回
転可能に軸受けさせ、この回転シャフトの回転トルクを
制御するに当り、該回転シャフトに大径部と小径部を設
けて小径部を前記軸受プレートに設けた軸受孔へ軸支さ
せ、この軸受プレートの両側にフリクションワッシャー
をその各中心部に前記小径部を挿通させつつ固定させ、
この各フリクションワッシャーの一方のものと前記大径
部との間、前記各フリクションワッシャーの他方のもの
の開放端面の側に各々その中心部に前記小径部を挿通さ
せつつ一対のスプリングワッシャーを配置し、前記回転
シャフトの小径部の自由端側へ設けた雄ネジ部へダブル
ナットを取り付け、このダブルナットを締め付けること
により、前記各フリクションワッシャーと各スプリング
ワッシャーとを圧接させ、もって前記回転シャフトにフ
リクショントルクを創出させることを特徴とする。
ためにこの発明は、装置本体側へ取り付けられる取付部
材の軸受プレートへ開閉体を支持する回転シャフトを回
転可能に軸受けさせ、この回転シャフトの回転トルクを
制御するに当り、該回転シャフトに大径部と小径部を設
けて小径部を前記軸受プレートに設けた軸受孔へ軸支さ
せ、この軸受プレートの両側にフリクションワッシャー
をその各中心部に前記小径部を挿通させつつ固定させ、
この各フリクションワッシャーの一方のものと前記大径
部との間、前記各フリクションワッシャーの他方のもの
の開放端面の側に各々その中心部に前記小径部を挿通さ
せつつ一対のスプリングワッシャーを配置し、前記回転
シャフトの小径部の自由端側へ設けた雄ネジ部へダブル
ナットを取り付け、このダブルナットを締め付けること
により、前記各フリクションワッシャーと各スプリング
ワッシャーとを圧接させ、もって前記回転シャフトにフ
リクショントルクを創出させることを特徴とする。
【0006】その際にこの発明は、前記フリクションワ
ッシャーにグリス溜りを設けたり、或はフリクションワ
ッシャーに係止片を突設し、この係止片を取付部材の軸
受プレートと係合させたりすることができる。
ッシャーにグリス溜りを設けたり、或はフリクションワ
ッシャーに係止片を突設し、この係止片を取付部材の軸
受プレートと係合させたりすることができる。
【0007】この発明はまた、前記スプリングワッシャ
ーのナットと接する側に、押え用ワッシャーをさらに介
在させたり、前記スプリングワッシャーに接するナット
には、該スプリングワッシャーに接して鍔部を設けたり
することができる。
ーのナットと接する側に、押え用ワッシャーをさらに介
在させたり、前記スプリングワッシャーに接するナット
には、該スプリングワッシャーに接して鍔部を設けたり
することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下にこの発明を小型のラップト
ップ型のパソコンのディスプレー体のような開閉体の開
閉用のチルトヒンジとして説明するが、この発明に係る
チルトヒンジは、その他の例えばノート型のワードプロ
セッサー、パーソナルコンピュータ、携帯用電話器等そ
の他のOA機器を始めとする、様々な開閉体のチルトヒ
ンジとして用いることが可能である。
ップ型のパソコンのディスプレー体のような開閉体の開
閉用のチルトヒンジとして説明するが、この発明に係る
チルトヒンジは、その他の例えばノート型のワードプロ
セッサー、パーソナルコンピュータ、携帯用電話器等そ
の他のOA機器を始めとする、様々な開閉体のチルトヒ
ンジとして用いることが可能である。
【0009】図面によれば、図1はこの発明に係るチル
トヒンジを用いた、ラップトップ型のパーソナルコンピ
ュータである。1がキーボード等の装置本体、2がこの
装置本体1の後部へ開閉可能に取り付けられた開閉体の
1例であるディスプレー体である。この発明に係るチル
トヒンジは、矢印Aで示された個所に取り付けられてい
る。
トヒンジを用いた、ラップトップ型のパーソナルコンピ
ュータである。1がキーボード等の装置本体、2がこの
装置本体1の後部へ開閉可能に取り付けられた開閉体の
1例であるディスプレー体である。この発明に係るチル
トヒンジは、矢印Aで示された個所に取り付けられてい
る。
【0010】図2はその取付状態を示す一部断面図であ
る。装置本体1側へその取付プレート3aを取り付けた
取付部材3の軸受プレート3bに、フリクション機構4
作用させた、回転シャフト5が回転可能に軸受けされて
おり、この回転シャフト5の取付部5aがディスプレー
体2bの端部に固着されており、ディスプレー体2を開
閉させると、回転シャフト5が共に回転し、その際にフ
リクション機構4が創出するフリクショントルクによっ
て、ディスプレー体2を任意の使用開成角度で停止保持
することができるようになっている。勿論、ここのとこ
ろは、回転シャフト5を装置本体1側へ固定させ、取付
部材3をディスプレー体2側へ取り付けて、ディスプレ
ー体2の開閉操作と共に取付部材3が回転シャフトを支
点として回転するように構成しても良い。
る。装置本体1側へその取付プレート3aを取り付けた
取付部材3の軸受プレート3bに、フリクション機構4
作用させた、回転シャフト5が回転可能に軸受けされて
おり、この回転シャフト5の取付部5aがディスプレー
体2bの端部に固着されており、ディスプレー体2を開
閉させると、回転シャフト5が共に回転し、その際にフ
リクション機構4が創出するフリクショントルクによっ
て、ディスプレー体2を任意の使用開成角度で停止保持
することができるようになっている。勿論、ここのとこ
ろは、回転シャフト5を装置本体1側へ固定させ、取付
部材3をディスプレー体2側へ取り付けて、ディスプレ
ー体2の開閉操作と共に取付部材3が回転シャフトを支
点として回転するように構成しても良い。
【0011】上述したフリクション機構4の構成は、図
3と図4に示されている。図面によれば、回転シャフト
5は大径部5bと小径部5cと雄ネジ部5dを有し、小
径部5cを取付部材3の軸受プレート3bに設けた軸受
孔6に軸受けされており、軸受けプレート3bと大径部
5bの間に該軸受けプレート3bに接して例えば、SU
S(ステンレス鋼)或は燐青銅等の機械的強度と耐摩耗
性を有する材料から成る第1フリクションワッシャー7
がその中心部に設けた挿通孔7aに小径部5cを挿通さ
せつつ取り付けられている。尚、第1のフリクションワ
ッシャー7には係止片7bが設けられ、この係止片7b
を軸受プレート3bに設けた係止孔3cへ係止させてい
る。この第1フリクションワッシャー7と大径部5bと
の間には、第1スプリングワッシャー8がその中心部に
設けた挿通孔8aへ小径部5cを挿通させつつ介在され
ている。
3と図4に示されている。図面によれば、回転シャフト
5は大径部5bと小径部5cと雄ネジ部5dを有し、小
径部5cを取付部材3の軸受プレート3bに設けた軸受
孔6に軸受けされており、軸受けプレート3bと大径部
5bの間に該軸受けプレート3bに接して例えば、SU
S(ステンレス鋼)或は燐青銅等の機械的強度と耐摩耗
性を有する材料から成る第1フリクションワッシャー7
がその中心部に設けた挿通孔7aに小径部5cを挿通さ
せつつ取り付けられている。尚、第1のフリクションワ
ッシャー7には係止片7bが設けられ、この係止片7b
を軸受プレート3bに設けた係止孔3cへ係止させてい
る。この第1フリクションワッシャー7と大径部5bと
の間には、第1スプリングワッシャー8がその中心部に
設けた挿通孔8aへ小径部5cを挿通させつつ介在され
ている。
【0012】次に、軸受プレート3bの他側面側には、
その中心部に設けた挿通孔9aに小径部5cを挿通させ
つつもう一枚の例えば、SUS(ステンレス鋼)或は燐
青銅等の機械的強度と耐摩耗性に富んだ材料から成る第
2フリクションワッシャー9が取り付けられている。こ
の第2フリクションワッシャー9にも係止片9bが設け
られ、軸受プレート3bに設けた係止孔3cに係止させ
ている。尚、この係止位置は、軸受プレートに他の係止
孔を設けて、そこに別々に係止させても良い。さらに係
止手段としては、先の第1フリクションワッシャー7の
場合も含めて、軸受プレート3bより係止突片を突設さ
せ、この係止突片へ各フリクションワッシャーを係止さ
せても良い。或はこの係止突片と先の係止孔を組み合わ
せても良い。
その中心部に設けた挿通孔9aに小径部5cを挿通させ
つつもう一枚の例えば、SUS(ステンレス鋼)或は燐
青銅等の機械的強度と耐摩耗性に富んだ材料から成る第
2フリクションワッシャー9が取り付けられている。こ
の第2フリクションワッシャー9にも係止片9bが設け
られ、軸受プレート3bに設けた係止孔3cに係止させ
ている。尚、この係止位置は、軸受プレートに他の係止
孔を設けて、そこに別々に係止させても良い。さらに係
止手段としては、先の第1フリクションワッシャー7の
場合も含めて、軸受プレート3bより係止突片を突設さ
せ、この係止突片へ各フリクションワッシャーを係止さ
せても良い。或はこの係止突片と先の係止孔を組み合わ
せても良い。
【0013】第2フリクションワッシャー9の自由端面
側には、その中心部に設けた挿通孔10aへ小径部5c
を挿通させて、第2スプリングワッシャー10が当接さ
れている。
側には、その中心部に設けた挿通孔10aへ小径部5c
を挿通させて、第2スプリングワッシャー10が当接さ
れている。
【0014】各第1及び第2フリクションワッシャー7
と9には、各々挿通孔7a及び9aと連通した複数のグ
リス溜り7c,9cが設けられており、このグリス溜り
7c,9cに潤滑性を保持するグリスが充填保持される
ようになっている。尚、このグリス溜りの構成は一列で
あって、他にも面部に設ける凹部或は小孔によって代え
ることができる。前記第2スプリングワッシャー10の
自由端面側には、小径部5cに設けた雄ネジ部5に捻子
着させた鍔部11a付きの第1ナット11が取り付けら
れ、第1及び第2スプリングワッシャーを第1及び第2
フリクションワッシャーへ押圧させている。そして、こ
の第1ナット11に続いて、さらに第2ナット12が雄
ネジ部5dに捻子着され、第1ナットの弛みを防止して
いる。
と9には、各々挿通孔7a及び9aと連通した複数のグ
リス溜り7c,9cが設けられており、このグリス溜り
7c,9cに潤滑性を保持するグリスが充填保持される
ようになっている。尚、このグリス溜りの構成は一列で
あって、他にも面部に設ける凹部或は小孔によって代え
ることができる。前記第2スプリングワッシャー10の
自由端面側には、小径部5cに設けた雄ネジ部5に捻子
着させた鍔部11a付きの第1ナット11が取り付けら
れ、第1及び第2スプリングワッシャーを第1及び第2
フリクションワッシャーへ押圧させている。そして、こ
の第1ナット11に続いて、さらに第2ナット12が雄
ネジ部5dに捻子着され、第1ナットの弛みを防止して
いる。
【0015】尚、第1ナット11は鍔部付きの特製ナッ
トとしたが、鍔部を平形の押え用ワッシャーに代えて、
通常の市販されているナットを用いるようにしても良
い。
トとしたが、鍔部を平形の押え用ワッシャーに代えて、
通常の市販されているナットを用いるようにしても良
い。
【0016】以上のように構成すると、回転シャフト或
は取付部材を回転させると、各々第1及び第2フリクシ
ョンワッシャーと第1及び第2スプリングワッシャーと
の間にフリクショントルクが発生し、例えば、フリクシ
ョンワッシャーやスプリングワッシャーの該形を7φと
いうように、小径のものとしても、従来のかしめ方式の
ものであると、MAXで35〜40kgt.mmのフリ
クショントルクが得られなかったものが、MAXで70
kgt.mmのフリクショントルクが得られる。
は取付部材を回転させると、各々第1及び第2フリクシ
ョンワッシャーと第1及び第2スプリングワッシャーと
の間にフリクショントルクが発生し、例えば、フリクシ
ョンワッシャーやスプリングワッシャーの該形を7φと
いうように、小径のものとしても、従来のかしめ方式の
ものであると、MAXで35〜40kgt.mmのフリ
クショントルクが得られなかったものが、MAXで70
kgt.mmのフリクショントルクが得られる。
【0017】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
次のような効果を奏し得る。
次のような効果を奏し得る。
【0018】請求項1のように構成すると、小径かつ小
型のチルトヒンジとしても、大きなフリクショントルク
が得られるので、安価で高性能のチルトヒンジを提供で
きるという効果を奏し得る。
型のチルトヒンジとしても、大きなフリクショントルク
が得られるので、安価で高性能のチルトヒンジを提供で
きるという効果を奏し得る。
【0019】請求項2のように構成すると、グリス溜り
が潤滑剤を保持するので、長期間に渡る使用の後にも、
摩耗が防止されることによって、フリクショントルクが
変動するのを防止でき、かつ、ディスプレー体の開閉操
作の際に異音やきしみ音が発生するのを可及的に防止す
ることができるものである。
が潤滑剤を保持するので、長期間に渡る使用の後にも、
摩耗が防止されることによって、フリクショントルクが
変動するのを防止でき、かつ、ディスプレー体の開閉操
作の際に異音やきしみ音が発生するのを可及的に防止す
ることができるものである。
【0020】請求項3のように構成すると、フリクショ
ンワッシャーが軸受プレートと一体になるので、フリク
ションが確実にフリクションワッシャーとスプリングワ
ッシャーとの圧接面より発生することになり、フリクシ
ョントルクが安定するという効果を奏し得る。
ンワッシャーが軸受プレートと一体になるので、フリク
ションが確実にフリクションワッシャーとスプリングワ
ッシャーとの圧接面より発生することになり、フリクシ
ョントルクが安定するという効果を奏し得る。
【0021】請求項4のように構成すると、図面に示し
た実施の形態のように第1ナットに特製のナットを用い
ることなく市販されているものを用いることができるの
で、押え用ワッシャーを別に使用したとしても全体とし
て制作コストを下げることができる。
た実施の形態のように第1ナットに特製のナットを用い
ることなく市販されているものを用いることができるの
で、押え用ワッシャーを別に使用したとしても全体とし
て制作コストを下げることができる。
【0022】請求項5のように構成すると、特製のナッ
トとなるので、制作コストは少し高くなるが、締付け効
果が安定し、ナットの弛みを有効に防止できるという利
点を有する。
トとなるので、制作コストは少し高くなるが、締付け効
果が安定し、ナットの弛みを有効に防止できるという利
点を有する。
【図1】この発明に係るチルトヒンジを用いるラップト
ップ型のパーソナルコンピュータの説明図である。
ップ型のパーソナルコンピュータの説明図である。
【図2】この発明に係るチルトヒンジの図1に示したパ
ーソナルコンピュータに体する取り付け状態を説明する
一部断面図である。
ーソナルコンピュータに体する取り付け状態を説明する
一部断面図である。
【図3】この発明に係るチルトヒンジの一部縦断面図で
ある。
ある。
【図4】この発明に係るチルトヒンジの分解斜視図であ
る。
る。
1 装置本体 2 ディスプレー体 3 取付部材 3a 取付プレート 3b 軸受プレート 4 フリクション機構 5 回転シャフト 5b 大径部 5c 小径部 5d 雄ネジ部 6 軸受孔 7 第1フリクションワッシャー 7b 係止片 8 第1スプリングワッシャー 9 第2フリクションワッシャー 10 第2スプリングワッシャー 11 第1ナット 11a 鍔部 12 第2ナット
Claims (5)
- 【請求項1】 装置本体側へ取り付けられる取付部材の
軸受プレートへ開閉体を支持する回転シャフトを回転可
能に軸受けさせ、この回転シャフトの回転トルクを制御
するに当り、該回転シャフトに大径部と小径部を設けて
小径部を前記軸受プレートに設けた軸受孔へ軸支させ、
この軸受プレートの両側にフリクションワッシャーをそ
の各中心部に前記小径部を挿通させつつ固定させ、この
各フリクションワッシャーの一方のものと前記大径部と
の間、前記各フリクションワッシャーの他方のものの開
放端面の側に各々その中心部に前記小径部を挿通させつ
つ一対のスプリングワッシャーを配置し、前記回転シャ
フトの小径部の自由端側へ設けた雄ネジ部へダブルナッ
トを取り付け、このダブルナットを締め付けることによ
り、前記各フリクションワッシャーと各スプリングワッ
シャーとを圧接させ、もって前記回転シャフトにフリク
ショントルクを創出させることを特徴とする、チルトヒ
ンジ。 - 【請求項2】 前記フリクションワッシャーには、グリ
ス溜りが設けられていることを特徴とする、請求項1記
載のチルトヒンジ。 - 【請求項3】 前記フリクションワッシャーには係止片
が突設され、この係止片が取付部材の軸受プレートと係
合していることを特徴とする、請求項1乃至2のいずれ
かに記載のチルトヒンジ。 - 【請求項4】 前記スプリングワッシャーのナットと接
する側には、押え用ワッシャーがさらに介在されること
を特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のチル
トヒンジ。 - 【請求項5】 前記スプリングワッシャーに接するナッ
トには、該スプリングワッシャーに接して鍔部が設けら
れることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記
載のチルトヒンジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10014634A JPH11214859A (ja) | 1998-01-27 | 1998-01-27 | チルトヒンジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10014634A JPH11214859A (ja) | 1998-01-27 | 1998-01-27 | チルトヒンジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11214859A true JPH11214859A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=11866640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10014634A Pending JPH11214859A (ja) | 1998-01-27 | 1998-01-27 | チルトヒンジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11214859A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020010015A (ko) * | 2000-07-28 | 2002-02-02 | 신봉국 | 힌지 조립체 |
US6453509B1 (en) | 2001-02-19 | 2002-09-24 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Hinge arrangement for a display apparatus |
KR100414670B1 (ko) * | 2001-11-28 | 2004-01-13 | 삼성전자주식회사 | 힌지장치 |
KR100443871B1 (ko) * | 2001-12-24 | 2004-08-09 | 엘지전자 주식회사 | 영상 표시 기기용 힌지 장치 |
KR100443870B1 (ko) * | 2001-12-24 | 2004-08-09 | 엘지전자 주식회사 | 영상 표시 기기용 힌지 장치 |
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