JPH1026126A - チルトヒンジ - Google Patents

チルトヒンジ

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Publication number
JPH1026126A
JPH1026126A JP8180755A JP18075596A JPH1026126A JP H1026126 A JPH1026126 A JP H1026126A JP 8180755 A JP8180755 A JP 8180755A JP 18075596 A JP18075596 A JP 18075596A JP H1026126 A JPH1026126 A JP H1026126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disc springs
rotary shaft
bearing
rotating shaft
nut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8180755A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiaki Miura
文昭 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Katoh Electrical Machinery Co Ltd
Original Assignee
Katoh Electrical Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Katoh Electrical Machinery Co Ltd filed Critical Katoh Electrical Machinery Co Ltd
Priority to JP8180755A priority Critical patent/JPH1026126A/ja
Priority to KR2019960043324U priority patent/KR200212841Y1/ko
Publication of JPH1026126A publication Critical patent/JPH1026126A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K5/00Casings, cabinets or drawers for electric apparatus
    • H05K5/02Details
    • H05K5/0217Mechanical details of casings
    • H05K5/0226Hinges

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転シャフトを従来のものよりも小径にして
も高トルクを創出できる、チルトヒンジを提供する。 【解決手段】 装置本体側に取り付けられるブラケット
と、このブラケットの軸受部に回転自在に取り付けられ
たところの開閉体の端部へ取り付けられる構造の回転シ
ャフトと、この回転シャフトの大径部と前記軸受部の一
側面との間に該回転シャフトを中心部に挿通させつつ該
回転シャフトと共に回転するように介在させたフリクシ
ョンプレートと、前記軸受部の他側面に前記回転シャフ
トを中心部に挿通させつつ設けられた複数枚の皿バネ
と、前記回転シャフトの一端に前記皿バネを軸受部側へ
押圧するために取り付けられたナットと、このナットと
前記皿バネとの間に前記回転シャフトを中心部に挿通さ
せつつ該回転シャフトと共に回転するように介在された
押えワッシャーとで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、小型のワープ
ロ、ノート型パソコン等のOA機器や小型の液晶テレビ
等のディスプレー体(開閉体)を、装置本体に対して中
間開成角度で支持する際に用いて好適なチルトヒンジ関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のチルトヒンジとして、装
置本体側に取り付けられるブラケットと、このブラケッ
トの軸受部に回転自在に取り付けられたところの開閉体
の端部へ取り付けられる構造の回転シャフトと、この回
転シャフトの大径部と前記軸受部の一側面との間に該回
転シャフトを中心部に挿通させつつ介在されたスライデ
ィングプレートと、前記軸受部の他側面に中心部に前記
回転シャフトを挿通させつつ順に設けられたフリクショ
ンプレート、スプリングワッシャー、押えワッシャーと
から成り、前記回転シャフトの端部をかしめることによ
って発生する前記スプリングワッシャーの弾力を介して
前記フリクションプレートを軸受部に押圧させて、回転
シャフトを回転させた時に前記フリクションプレートと
軸受部との間でフリクショントルクを発生させるように
したものが公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のチルト
ヒンジは、構造が簡単であり、ラップトップ型のワープ
ロやパソコン等のOA機器で余り高いトルクを必要とし
ないものには、最適のものであったが、より小型のOA
機器に対応し、回転シャフトをさらに小径にして、しか
も高トルクを必要とするものの場合には、この従来のも
のでは充分に対応できないという問題が生じた。
【0004】この発明の目的は、回転シャフトを従来の
ものよりも小径にしても高トルクを創出できる、チルト
ヒンジを提供せんとするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ためにこの発明は、装置本体側に取り付けられるブラケ
ットと、このブラケットの軸受部に回転自在に取り付け
られたところの開閉体の端部へ取り付けられる構造の回
転シャフトと、この回転シャフトの大径部と前記軸受部
の一側面との間に該回転シャフトを中心部に挿通させつ
つ該回転シャフトと共に回転するように介在させたフリ
クションプレートと、前記軸受部の他側面に前記回転シ
ャフトを中心部に挿通させつつ設けられた複数枚の皿バ
ネと、前記回転シャフトの一端に前記スプリングワッシ
ャーを軸受部側へ押圧するために取り付けられたナット
と、このナットと前記スプリングワッシャーとの間に前
記回転シャフトを中心部に挿通させつつ該回転シャフト
と共に回転するように介在された押えワッシャーとで構
成したことを特徴とする。
【0006】その際にこの発明は、フリクションプレー
トの表面に小孔を設けたり、凹部を設けたり、或は切欠
を設けることにより、グリス溜りを形成させることがで
きる。
【0007】この発明はさらに、複数の皿バネを使用す
るに当り、これらの皿バネを、一枚ずつ互いに向かい合
わせるか、全て同じ方向に重ねるか、或は複数枚ずつ同
一方向に重ねて向きを変えるかして使用することができ
る。
【0008】
【作用】請求項1のように構成すると、小径の回転シャ
フトを用いても、複数の皿バネによって、フリクション
プレートが回転シャフトの大径部とブラケットの軸受部
との間に強く挟まれ、回転シャフトの回転と共に回転す
ることから、軸受部との間に強いフリクションが発生す
る。
【0009】請求項2のように構成すると、潤滑用のグ
リスがフリクションプレートに設けた凹部や小孔や切欠
で構成したグリス溜りの部分に保持され潤滑される。
【0010】請求項3のように構成すると、複数の皿バ
ネのそれぞれの組み合わせにより、高トルクでありなが
らさまざまなフリクショントルクを発生させることがで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】図面はこの発明の一実施例を示
し、図1乃至図2において1は上述した小型のOA機器
や液晶テレビ等の装置本体側に取り付けられるブラケッ
トであり、その一側部を折り曲げて一方向へ突出させて
軸受孔2aを設けることにより、軸受部2が形成されて
いる。3は例えばディスプレー体等の開閉体の端部に取
り付けられてこれを開閉自在に支持する回転シャフトで
ある。この回転シャフト3は両側を削って取付孔4a,
4aを設けた取付部4と、外縁に係止用切欠5aを有す
る大径部5と、断面が円状の小径部6と、両側を削り取
った変形部7と、小径部よりさらに小径の雄ネジ部8と
から成る。尤もこの雄ネジ部は図3に示したように断面
円形にすることなく、変形部71に続いてこの変形部7
1にそのまま雄ネジ部81を刻設しても良い。これらの
回転シャフトは、小径であり、例えば大径部の部分で、
直径6〜8mmであり、小径部の部分で直径3〜4mm
程度である。
【0012】大径部5と軸受部2の一側面との間には、
例えば燐青銅のような粘性と耐摩耗性に富んだ材料で構
成したフリクションプレート9が介在されており、その
中心部に設けた挿通孔9aに回転シャフト3の小径部6
を挿通させつつその外周に設けた係止片9bを大径部5
に設けた係止用切欠5aと係合させている。尚、このフ
リクションプレート9は、図4の(a),(b)に示し
たように、その面部にグリス溜りとなる小孔91aを設
けた係止片91b付きのフリクションプレート91とし
たり、切欠92aや92bを設けた係止片92c付きの
フリクションプレート92とすることができる。
【0013】軸受部2の他側面側には、複数枚(実施例
では7枚)の皿バネ10から成る弾性手段11が、その
中心部に設けた挿通孔10aに変形部7を挿通させつつ
設置されており、この各皿バネ10はそれぞれ複数枚ず
つ方向を揃えて設置し、この方向が揃ったもの同志の互
いの突出部側を対向させている。図1と図2に示した実
施例のものでは、3枚と4枚をそれぞれ方向を揃えて重
ね、互いの突出部側を対向させてある。
【0014】尚、弾性手段11を構成する複数枚の皿バ
ネ10の用い方は、この実施例のものに限定されず、図
5の(a),(b),(c)に示したような揃え方もあ
る。即ち、図5の(a)のものでは皿バネ10を1枚ず
つを反対方向に向かい合わせて使用しており、(b)と
(c)のものは、皿バネ10全てを同一方向へ揃えてあ
り、設置する方向だけが異なっている。さらに、皿バネ
10の数と大きさ及び組み合わせ方に、上述した実施例
以外にも考えられ、必要とされるトルクによって、これ
を変えることができる。
【0015】雄ネジ部8には、弛み止め付きのナット1
2(実施例のものはナイロン等の合成樹脂製)がネジ着
されると共に、このナット12と皿バネ10との間に
は、その中心部に設けた変形挿通孔13aを変形部7に
挿通させ、回転シャフト3と共に回転するように押えワ
ッシャー13が介在されている。
【0016】そして、フリクションプレート9,91,
92と軸受部2との間、軸受部2と皿バネ10の間に
は、図示してないが、潤滑用のグリスが塗布されてい
る。
【0017】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
次のような効果を奏し得る。
【0018】請求項1のように構成すると、回転シャフ
トを回す際にフリクションプレートと軸受部との間に強
いフリクショントルクが発生し、小径の回転シャフトを
用いても高トルクを創出できるので、チルトヒンジ全体
を小型にできた上で、回転シャフトに取り付けたディス
プレー体のような開閉体を任意の開成角度で自在に停止
保持することができるものである。また、チルトヒンジ
は全体として小型となるので、設置スペースをも省略
し、OA機器を小型化することに寄与するものである。
さらに、組み立て完了後においても、使用中において
も、ナットを回すことによりトルクを調節することが可
能である。
【0019】請求項2のように構成すると、グリス溜り
に溜められたグリスがフリクションプレートの両面に長
期間に渡って行き渡るので、フリクションプレートが油
切れで摩耗したり、異音を発生したりすることなく、チ
ルトヒンジの長寿命性を達成することができるものであ
る。
【0020】請求項3のように構成すると、複数枚の皿
バネを重ねて用いることにより弾性変形に余欲が生じる
ことから、ナットの締め付けを調節することにより、任
意の高トルクを創出することができるので、小型で高ト
ルクを必要とするチルトヒンジに対するさまざまな用途
に対応できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るチルトヒンジの分解斜視図であ
る。
【図2】図1に示したチルトヒンジの組み立てた状態の
縦断面図である。
【図3】回転シャフトの他の実施例を示す説明図であ
る。
【図4】(a),(b)フリクションプレートの他の実
施例を示す正面図である。
【図5】(a),(b),(c)複数のスプリングワッ
シャーの組み合わせ方を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 ブラケット 2 軸受部 3 回転シャフト 5 大径部 5a 係止用切欠 8 雄ネジ部 81 雄ネジ部 9 フリクションプレート 9b 係止片 91a 小孔(グリス溜り) 91,92 フリクションプレート 92a,92b 切欠(グリス溜り) 10 皿バネ 12 ナット 13 押えワッシャー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体側に取り付けられるブラケット
    と、このブラケットの軸受部に回転自在に取り付けられ
    たところの開閉体の端部へ取り付けられる構造の回転シ
    ャフトと、この回転シャフトの大径部と前記軸受部の一
    側面との間に該回転シャフトを中心部に挿通させつつ該
    回転シャフトと共に回転するように介在させたフリクシ
    ョンプレートと、前記軸受部の他側面に前記回転シャフ
    トを中心部に挿通させつつ設けられた複数枚の皿バネ
    と、前記回転シャフトの一端に前記皿バネを軸受部側へ
    押圧するために取り付けられたナットと、このナットと
    前記皿バネとの間に前記回転シャフトを中心部に挿通さ
    せつつ該回転シャフトと共に回転するように介在された
    押えワッシャーとで構成したことを特徴とする、チルト
    ヒンジ。
  2. 【請求項2】 フリクションプレートは、その表面に小
    孔や切欠を設けることにより、グリス溜りが形成されて
    いることを特徴とする、請求項1記載のチルトヒンジ。
  3. 【請求項3】 複数の皿バネを使用するに当り、これら
    の皿バネを、一枚ずつ互いに向い合わせるか、全て同じ
    方向に重ねるか、或は複数枚ずつ同一方向に重ねて向き
    を変えるかすることを特徴とする、請求項1乃至2のい
    ずれかに記載のチルトヒンジ。
JP8180755A 1996-07-10 1996-07-10 チルトヒンジ Pending JPH1026126A (ja)

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JP8180755A JPH1026126A (ja) 1996-07-10 1996-07-10 チルトヒンジ
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JP8180755A JPH1026126A (ja) 1996-07-10 1996-07-10 チルトヒンジ

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ID=16088758

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JP8180755A Pending JPH1026126A (ja) 1996-07-10 1996-07-10 チルトヒンジ

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KR (1) KR200212841Y1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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KR200212841Y1 (ko) 2001-02-15
KR980010078U (ko) 1998-04-30

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