JPH0216353Y2 - - Google Patents

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JPH0216353Y2
JPH0216353Y2 JP13223781U JP13223781U JPH0216353Y2 JP H0216353 Y2 JPH0216353 Y2 JP H0216353Y2 JP 13223781 U JP13223781 U JP 13223781U JP 13223781 U JP13223781 U JP 13223781U JP H0216353 Y2 JPH0216353 Y2 JP H0216353Y2
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side plates
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spring
plate
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JP13223781U
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JPS5838148U (ja
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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、複写機や印刷機等の原稿圧着板に
用いて好適な開閉装置に関する。
この種の開閉装置では、圧着板の原稿に対する
圧着状態及び又は圧着板の中間開角度に於ける保
持状態を保つために、機本体に取りつけられる取
付部材又はスプリングケースと、圧着板を支持す
るために用いられる支持部材との間に、スプリン
グを弾設したものが公知である。
しかるに、単にスプリングを弾設したのみで
は、各部材間にガタが生じ易く、また、スムーズ
な開閉動作が得られないので、回動する支持部材
と他部材(取付部材又はスプリングケース)との
摺動面に摩擦部材を介在させることが望ましい
が、この種の圧着板の開閉頻度が極めて高い(製
品は約20万回の開閉動作に耐えることが要求され
る)ために、通常の手段では両側板、或いは摩擦
部材、さらにはこの摩擦部材の摩擦力を安定増大
させるために用いられるスプリングワツシヤ等が
使用中に磨耗してしまうという問題を生じた。
この考案はこの点を解決したもので、図面に依
れば第1図乃至第5図に於いて、1は複写機の本
体、2は原稿をコンタクトガラスA上へ押圧させ
るための原稿圧着板である。この原稿圧着板2は
開閉装置3,3によつて本体1の後部へ開閉自在
に取りつけられている。
開閉装置3は、本体1の後部上端へ固着された
ロツクプレート4へ、自己へ固着した取付釦5を
係止させることによつて着脱自在に該ロツクプレ
ート4へ取りつけられている取付部材6と、この
取付部材6を内部に収納させ、その両側板6a,
6aに設けた長溝6b,6b(一部のみ表示)に
自己の両側板7a,7aより突設させた突片7
b,7bを係合させている略正面U字形状のスプ
リングケース7と、このスプリングケース7の底
板7cに捻子着させたスプリングカツプ8と取付
部材6の天板6cとの間に弾設させられた圧縮コ
イルスプリング9と、取付部材6の両側板6a,
6aの頂部に設けた取付板6a,6aへヒンジピ
ン10によつて連結させると共に、スプリングケ
ース7の側板7a,7a頂部へ挿入され、ヒンジ
ピン10とは軸支個所を異にしてかしめピン11
によつて連結させられている支持部材12とから
成り、この支持部材12へ原稿圧着板2の後部が
取りつけられている。
そして、取付部材6の両側板6a,6aのヒン
ジピン10に対する軸受部へは、例えば含油金属
のような含油性材質の軸受部材13,13が取り
つけられ、その一部は該両側板6a,6aと対向
している支持部材12の両側板12a,12aと
の重合部分まで伸展させられると共に、この支持
部材12の両側板12a,12aによるかしめピ
ン11の軸受部には、例えば含油金属のような含
油性材質の軸受部材14,14が回転しないよう
に固定されている。この軸受部材14,14は円
盤状の当接部14a,14aと、とくに第8図に
示したようにこの当接部14a,14aよりも小
径の略随円形状を呈した軸受部14b,14bと
から成り、その軸芯方向にはかしめピン11の外
径と略同一の内径を有する軸受穴14c,14c
が設けられている。この軸受部材14,14は軸
受部14b,14bを支持部材12の両側板12
a,12aに固定させると共に、軸受穴14c,
14cにかしめピン11を挿通させて成り、当接
部14a,14aをスプリングケース7の両側板
7a,7a側へ突出対向させている。
そして、この当接部14a,14aと両側板7
a,7aとの間には中心部にかしめピン11を挿
通させた、例えばフアイバー等の摩擦部材15,
15が当接部14a,14aと面接触させて介在
させられている。
したがつて、原稿圧着板2を閉じた状態では、
とくに第2図に示したように、支持部材12の取
付部材6に対する連結部材であるヒンジピン10
と、同じく支持部材12のスプリングケース7に
対する連結部材であるかしめピン11とが縦方向
に重なり合う位置になるので、圧縮コイルスプリ
ング9の弾力は支持部材12を左右いずれの方向
にも回動附勢させることがなく、原稿圧着板2は
自己の自重によつてコンタクトガラスA上へ原稿
を圧着させる。
勿論、ここのところは、ヒンジピン10とかし
めピン11の軸支位置をずらせることにより、原
稿圧着板2を閉じた状態において、支持部材12
を一方向へ回動附勢させ、該支持部材12、が原
稿圧着板2をコンタクトガラスA側へ押圧させる
ように構成しても良い。
次に、この状態から原稿圧着板2を開くと、か
しめピン11の位置は、第4図に矢印で示したよ
うに回転して右側へ移行するので、圧縮コイルス
プリング9の弾力はスプリングケース7を下方へ
引張るように機能し、支持部材12は取付部材6
に対する連結部材であるヒンジピン10を支点に
右方向へ回転しようとする力を受け、原稿圧着板
2の重量を減殺する。
したがつて、該原稿圧着板2は、その重量を余
り感じさせることなく開かれ、ある開蓋位置でそ
れが支持部材へ与えるトルクと圧縮コイルスプリ
ング9の弾力とがバランスする領域で、手を離し
ても閉じることなく停止保持される。摩擦部材1
5,15を用いたことは、この中間開蓋角度で原
稿圧着板2が保持される領域を拡大させる効果を
奏するものである。
開かれた原稿圧着板2は、支持部材12に設け
た突起12b,12bが取付部材6の天板6cに
当接することによつて停止する。この角度は実施
例のものでは約65゜である。
開かれた原稿圧着板2は、その先端を持つて下
押しすることによつて先に述べたのと逆の作用に
よつて閉じられ、閉じた状態については前述し
た。
この原稿圧着板2の開閉動作は、複写機等の場
合には、極めて頻繁になされ、この種の開閉装置
は前述したように約20万回の開閉テストにおい
て、異常なきことを求められる。したがつて、摩
擦部材15,15を単に支持部材12とスプリン
グケース7等の両側板12a,12a,7a,7
aの重合部分に介在させたのみでは、製品完成時
に注油を行つておいても、使用中に磨耗してしま
い、ガタを生じたり、異音を発生したりしてしま
うが、この考案は原稿圧着板2の開閉動作時に回
転する支持部材12側へ該支持部材12と共に回
転するように軸受部材14,14を取りつけ、こ
の軸受部材14,14の当接部14a,14aと
面接触するようにして、摩擦部材15,15を設
けたので、途中で注油しなくとも摩擦部材15,
15が磨耗することがなく、20万回の使用に充分
に耐えることができるものである。
この摩擦部材15,15は、さらに原稿圧着板
2の開閉時に圧縮コイルスプリング9の弾力を援
衝させ、ガタのないしつくりとした開閉運動を生
じさせるようにも機能するものである。
第6図は他の実施例を示し、図面に依れば支持
部材12の両側板12a,12aに取り付けた軸
受部材14,14の当接部14a,14aとスプ
リングケース7の両側板7a,7aとの間に介在
させる摩擦部材の一方をスプリングワツシヤ16
に替えてある。
このように実施すると、支持部材12やスプリ
ングケース7、或いは摩擦部材15の持つている
固有の材厚誤差、さらには加工上生ずる寸法誤差
から、かしめピン11の一端部を一定のかしめト
ルクでかしめた場合に生ずる摩擦部材15の摩擦
力の相違を修正することができるという利点があ
る。
第8図は他の実施例を示し、先の実施例での取
付部材6がスプリングケース17となり、スプリ
ングケース7が取付部材18となつている点が相
違する。このような構造の開閉装置にも本願考案
はそのまま応用できることは云うまでもない。
その他、実施例に拳げた開閉装置はその一例で
あつて、この考案が他にも捩じりコイルスプリン
グを用いた各種リアヒンジ、或いはサイドヒンジ
に広く応用できることは勿論である。
以上詳細に説明したようにこの考案は、途中で
注油しなくとも、摩擦部材が極力磨耗することな
く、したがつて、ガタが生じたり異音が発生した
りすることなく、極めて高い使用頻度に耐え得る
という作用効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はこ
の考案を実施した、例えば複写機の斜視図、第2
図はこの考案に係るヒンジの側面図、第3図は同
背面図、第4図は原稿圧着板を開いて見た側断面
図、第5図は摩擦部材の部分の一部断面図であ
り、第6図は他の実施例を示す背面図、第7図は
さらに他の実施例を示す正面図であり、第8図は
軸受部材の斜視図である。 6…取付部材、6a,6a…両側板、7…スプ
リングケース、7a,7a…両側板、9…圧縮コ
イルスプリング、11…かしめピン、12…支持
部材、12a,12a…両側板、14…軸受部
材、15…摩擦部材、16…スプリングワツシ
ヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複写機や印刷機等の本体側に取り付けられる取
    付部材またはスプリングケースの両側板に、原稿
    圧着板の一端部を取り付ける支持部材の両側板を
    かしめピンを介して回動自在に連結し、この支持
    部材と前記取付部材またはスプリングケースとの
    間にスプリングを弾設したものにおいて、かしめ
    ピンを挿通させた含油性材質の軸受部材をその円
    盤状の当接部が前記スプリングケース等の両側板
    に対向するように前記支持部材の両側板に固定さ
    せ、この当接部と前記スプリングケース等の両側
    板の間に該当接部に軸方向から面接触させて同じ
    く前記かしめピンを挿通させた摩擦部材を介在さ
    せたことを特徴とする、原稿圧着板の開閉装置。
JP13223781U 1981-09-05 1981-09-05 原稿圧着板の開閉装置 Granted JPS5838148U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13223781U JPS5838148U (ja) 1981-09-05 1981-09-05 原稿圧着板の開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13223781U JPS5838148U (ja) 1981-09-05 1981-09-05 原稿圧着板の開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5838148U JPS5838148U (ja) 1983-03-12
JPH0216353Y2 true JPH0216353Y2 (ja) 1990-05-07

Family

ID=29925773

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13223781U Granted JPS5838148U (ja) 1981-09-05 1981-09-05 原稿圧着板の開閉装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04317964A (ja) * 1991-04-16 1992-11-09 Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd エレベータのかご内操作盤

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JPS5838148U (ja) 1983-03-12

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