JP2001098839A - 開閉体のヒンジ - Google Patents

開閉体のヒンジ

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JP2001098839A JP27605299A JP27605299A JP2001098839A JP 2001098839 A JP2001098839 A JP 2001098839A JP 27605299 A JP27605299 A JP 27605299A JP 27605299 A JP27605299 A JP 27605299A JP 2001098839 A JP2001098839 A JP 2001098839A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキャナー等の重い開閉体の開き操作も軽快
に行え、また閉じ過程で開閉体の自重による閉方向のモ
ーメントによる急激な落下防止を図る。 【解決手段】 固定側ヒンジ体5に、開閉体1の自重に
よる閉方向のモーメントに抗して可動側ヒンジ体6に開
方向のモーメントを与える圧縮コイルばね9を内装し、
この圧縮コイルばね9によりくさび体8を常に上方へ押
上げ付勢することにより該くさび体8の斜面14が可動
側ヒンジ体6の円弧状突起22に擦接して可動側ヒンジ
体6に開き方向の回転トルクが与えられるようにしてあ
る。したがって重い開閉体1も小さい開き操作力で軽快
に開けることができる。開閉体1を閉じる途上では、可
動側ヒンジ体6の隆起段部26が固定側ヒンジ体5の突
子12の上に乗り上がり、この隆起段部26と突子12
との接点で生じる摩擦力により開閉体1の閉じ回動が制
動されるので、開閉体1の自重により生じる閉方向のモ
ーメントによる急激な落下現象を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、OA電子機器全
般、主にスキャナーなどのように比較的重い開閉体の開
閉機構に好適に用いられるヒンジに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のヒンジとして、例えば、実開平
1−118582号公報に開示されているようなものが
ある。そこでは、複写機等の固定体に取り付けられる固
定側ヒンジ体と、前記固定体に対して開閉回動自在な上
げ蓋(開閉体)に取り付けられる可動側ヒンジ体とを支
軸により回動自在に枢着し、これら固定側ヒンジ体と可
動側ヒンジ体との間に、開蓋力を与える圧縮コイルばね
を介在する。さらに、固定側ヒンジ体と可動側ヒンジ体
間の前記支軸には開蓋方向へ付勢する捩ればねを介在す
る。これによれば、圧縮コイルばねと捩ればねの併用に
より開蓋力を増強することができるので、重い上げ蓋の
開き操作も軽快に行え、上げ蓋の全開位置と全閉位置と
の間の或る開き角度範囲内で任意に停止させることがで
きるというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、圧縮コイル
ばねと捩ればねを併用する上記ヒンジでは、圧縮コイル
ばね以外に、捩ればねを必要とするが、この捩ればねの
支軸への組み付け手数は甚だ煩わしく、また組み付けの
部材点数及び工数の増大を招き、コスト高にもなってい
た。
【0004】本発明の目的は、このような問題を解消す
るためになされたもので、上記従来の捩ればねに代えて
摩擦利用による制動機構を採用することによりスキャナ
ー等の重い開閉体の開き操作も軽快に行え、また閉じ過
程での急激な落下防止を図れて安全性に優れ、しかも組
み付けに要する部材点数及び工数の減少を図ることがで
きる開閉体のヒンジを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1及び図5
に例示するように、スキャナー等のベース2に取り付け
られる固定側ヒンジ体5と、前記ベース2に対して上下
方向に開閉回動自在に設置される開閉体1の回動基端側
に取り付けられる可動側ヒンジ体6とを備えており、固
定側ヒンジ体5は、有底筒状に形成された本体ケース7
と、この本体ケース7の開口上端部に相対向状に形成さ
れた1対の軸孔10を有する軸受壁部11,11とを有
し、該本体ケース内7には、上端に斜面14を有するく
さび体8を上下摺動自在に内装するとともに、該くさび
体8を常に上方へ押上げ付勢して開閉体1の自重による
閉方向のモーメントに抗して可動側ヒンジ体6に開方向
のモーメントを与える圧縮コイルばね9を内装してお
り、一方、可動側ヒンジ体6は、前記1対の軸受壁部1
1,11間に介在されて前記軸孔10に挿通された支軸
27まわりに回動自在に枢着されたボス部21と、この
ボス部21の外周下部から突設され、開閉体1の開閉に
伴い前記斜面14に擦接して可動側ヒンジ体6に開き方
向の回転トルクを作用する円弧状突起22とを有してお
り、前記一対の軸受壁部11の各上端縁は前記軸孔中心
を円弧中心とする凸円弧縁11aに形成され、この凸円
弧縁11aの円周方向一部に小さい突子12が設けられ
ており、一方、前記ボス部21の軸方向両端面の各外周
側に張出壁24が形成され、この張出壁24の内面に、
前記軸孔中心を円弧中心とする凹円弧状に形成されて、
開閉体1の開閉に伴い前記突子12と擦接する摺動凹円
弧面25が設けられ、この摺動凹円弧面25の円周方向
中間部に、該摺動凹円弧面25と同心円状にかつ該摺動
凹円弧面25よりも少し高く形成される隆起段部26が
設けられていることに特徴を有するものである。
【0006】
【作用】上記構成のヒンジによると、固定側ヒンジ体
に、開閉体の自重による閉方向のモーメントに抗して可
動側ヒンジ体に開方向のモーメントを与える圧縮コイル
ばねを内装し、この圧縮コイルばねによりくさび体を常
に上方へ押上げ付勢することにより該くさび体の斜面が
可動側ヒンジ体の円弧状突起に擦接して可動側ヒンジ体
に開き方向の回転トルクが与えられるようにしてあるの
で、スキャナー等の重い開閉体も小さい開き操作力で軽
快に開けることができる。
【0007】開閉体を閉じる途上では、可動側ヒンジ体
の隆起段部が固定側ヒンジ体の突子の上に乗り上がり、
この隆起段部と突子との接点で生じる摩擦力により開閉
体の閉じ回動が制動されるので、開閉体の重量により生
じる閉方向のモーメントによる急激な落下現象を防止で
き、つまり開閉体が重い場合も落下速度を落してゆっく
り閉じて行くことになる。
【0008】このような隆起段部と突子との間で生じる
摩擦抵抗により開閉体を制動する機構を採用すると、前
述した従来のヒンジのごとき捩ればねの組み付けを省略
することができ、それだけ組み付け部材点数及び組み付
け工数を減少できる。また、突子と隆起段部は、例え
ば、カムのような加工精度がさほど要求されず、固定側
ヒンジ及び可動側ヒンジ体のそれぞれの成形金型の簡素
化に貢献する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明に係る開閉体のヒンジ
を取り付け態様で示す側面図、図2は同ヒンジの側面
図、図3は同ヒンジの一部拡大側面図、図4は図2にお
けるA矢視図、図5は開閉体の全閉時におけるヒンジの
縦断側面図、図6は開閉体の半開き時におけるヒンジの
縦断側面図、図7は開閉体の全開時におけるヒンジの縦
断側面図である。
【0010】図1において、1はスキャナー等の開閉
体、2はベース、3は本発明のヒンジで、開閉体1をベ
ース2に対して上下方向に開閉回動自在に設置してい
る。ヒンジ3はベース2にブラケット4で取り付けられ
る固定側ヒンジ体5と、開閉体1の回動基端側に取り付
けられる可動側ヒンジ体6とを備えている。
【0011】図2乃至図5に示すように、固定側ヒンジ
体4は、有底筒状に形成された合成樹脂製の本体ケース
7にくさび体8と圧縮コイルばね9を内装している。本
体ケース7の開口上端部には相対向する1対の軸孔10
を有する軸受壁部11,11が左右のケース側壁7a,
7bの上端より上方へ張り出すよう一体に形成されてい
る。1対の軸受壁部11,11の各上端縁は軸孔10中
心を円弧中心とする凸円弧縁11aに形成され、この凸
円弧縁11aの円周方向一部に小さい突子12が設けら
れている。本体ケース7のケース後壁7cには前記ブラ
ケット4の前面側にビス(図示省略)で取り付けるため
のビス孔13が設けられている。
【0012】くさび体8はこれの上端に斜面14を前方
下り傾斜状に形成され、下端面からばね挿入棒15を下
向きに一体に突設している。このくさび体8は、固定側
ヒンジ体4の本体ケース7に内装された圧縮コイルばね
9の上方に位置するように本体ケース7内に上下摺動自
在に内装される。圧縮コイルばね9は、後に述べる説明
で明らかなように開閉体1の自重による閉方向のモーメ
ントに抗して可動側ヒンジ体6に開方向のモーメントを
与える強さを有するものが使用される。くさび体8の左
右の側面には突条16を縦方向に設け、この突条16を
本体ケース7のケース側壁7a,7bの内面に凹設した
縦溝(図示せず)に摺動自在に嵌合させることによりく
さび体8が本体ケース7内の上方で上下方向に真っ直ぐ
に摺動するように組み込まれている。
【0013】一方、可動側ヒンジ体6は、図2乃至図5
に示すように、開閉体1の回動基端側にビス等で取り付
けられる合成樹脂製の取付基板部20と、この取付基板
部20の後面から一体に突設されたボス部21と、この
ボス部21の外周下部から一体に突設された円弧状突起
22とを有して成り、ボス部21の中心には軸孔23を
左右方向に貫通状に設けている。さらに可動側ヒンジ体
6は、ボス部21の軸方向の左右両端面の各外周側に張
出壁24を一体に形成している。この張出壁24の内面
には軸孔23中心を円弧中心とする摺動凹円弧面25が
形成され、この摺動凹円弧面25の円周方向中間部に、
摺動凹円弧面25と同心円状にかつ摺動凹円弧面25よ
りも少し高く形成される隆起段部26が設けられてい
る。その隆起段部26の円周方向の幅寸法、及び摺動凹
円弧面25からの高さ寸法は、開閉体1の重量及び開閉
角度に応じて任意に設定される。
【0014】かくして、固定側ヒンジ体4と可動側ヒン
ジ体6とは次のようにして組み合わされる。可動側ヒン
ジ体6のボス部21を固定側ヒンジ体4の軸受壁部1
1,11間に介入するとともに、強い外力を可動側ヒン
ジ体6に加えて円弧状突起22でくさび体8を圧縮コイ
ルばね9の力に抗して固定側ヒンジ体4内に押し下げる
ことにより、ボス部21の軸孔23を軸受壁部11,1
1の軸孔10,10に位置合わせし、支軸27を軸孔1
0,23に挿通する。これにより圧縮コイルばね9が圧
縮され、この圧縮コイルばね9によりくさび体8が常に
上方へ押上げ付勢され、このくさび体8の斜面14に可
動側ヒンジ体6の円弧状突起22が強い押圧力で接触す
るとともに、固定側ヒンジ体4の突子12,12が可動
側ヒンジ体6の摺動凹円弧面25,25に接触する、と
いう固定側ヒンジ体4と可動側ヒンジ体6との枢着状態
が得られる。
【0015】固定側ヒンジ体4及び可動側ヒンジ体6は
それぞれ耐摩耗性に優れるポリアセタール系樹脂やポリ
アミド系樹脂で成形されるが、両ヒンジ体4,6を共に
同じ樹脂材料で成形した場合は摺動凹円弧面25及び隆
起段部26と突子12との摩擦により騒音が発生するた
め、これを防止するために固定側ヒンジ体4及び可動側
ヒンジ体6のいずれか一方をポリアセタール系樹脂で成
形し、他方をポリアミド系樹脂で成形する。
【0016】次に、上記構成の開閉体1のヒンジ3の作
動について図5ないし図7を参照にして説明する。図5
は、図1に実線状態で示す場合と同様に、開閉体1が全
閉した状態図を示している。この全閉状態では、可動側
ヒンジ体6の円弧状突起22は固定側ヒンジ体4のくさ
び体8の斜面14の傾斜上端の係合凹部14aに位置し
ており、開閉体1の自重によって生じる閉方向のモーメ
ントの大きさと、圧縮コイルばね9の力によって生じる
開方向のモーメントの大きさとが均衡を保って開閉体1
の全閉状態を保持している。因みに、開閉体1がスキャ
ナーである場合、平常時、スキャナーは図5に示すごと
き全閉状態にして使用される。
【0017】この全閉状態から開閉体1を支軸27まわ
り上方へ開いて行くと、可動側ヒンジ体6の円弧状突起
22は固定側ヒンジ体4のくさび体8の斜面14を下り
方向に摺動するとともに、くさび体8は圧縮コイルばね
9により押上げられながらその斜面14と円弧状突起2
2との擦接作用により可動側ヒンジ体6に開き方向の回
転トルクを与える。したがって、開閉体1がスキャナー
等のように重い場合も小さい開き操作力で軽快に開ける
ことができる。
【0018】図7に示すように開閉体1を全開状態(例
えば、水平な全閉状態から50゜の開き角度)にまで開
くと、可動側ヒンジ体6の円弧状突起22は固定側ヒン
ジ体4のくさび体8の斜面14の傾斜下端の係合凹部1
4bに位置し、このとき圧縮コイルばね9による開方向
のモーメントの大きさが開閉体1の自重による閉方向の
モーメントの大きさに勝って開閉体1の全開状態を保持
するよう設定している。因みに、開閉体1がスキャナー
である場合、その定期的なメンテナンス時にのみ開閉体
1が開けられる。
【0019】開閉体1の全閉状態と全開状態との中間の
半開き過程(図6参照)、例えば全閉状態から10゜〜
40゜の半開き角の領域範囲では、可動側ヒンジ体6の
隆起段部26が固定側ヒンジ体4の突子12の上に乗り
上がり、この隆起段部26と突子12との接点で生じる
強い摩擦力により開閉体1の開閉方向の回動が制動され
る。したがって、その半開き角の領域範囲内において、
開閉体1を開けるときは開き操作力を少し増強する必要
があり、開閉体1を閉じるときはその開閉体1が重い場
合も落下速度を落してゆっくり閉じて行き、開閉体1の
重量により生じる閉方向のモーメントによる急激な落下
は防止され、その開閉体1とベース2との間で手をはさ
むなどの事故を防ぐことができる。ただし、開閉体1が
軽い場合は、前述した半開き角の領域範囲内での任意開
き角度で開閉体1を停止させることができ、つまりフリ
ーストップ機能を発揮することになる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スキャナー等のように重い開閉体も小さい開き操作力で
軽快に開けることができ、また開閉体の重量により生じ
る閉方向のモーメントによる急激な落下を防止できて安
全である。しかも、開閉体の急激な落下防止に寄与する
制動機構は固定側ヒンジ体と可動側ヒンジ体にそれぞれ
一体に設けた突子と隆起段部の組み合わせにより構成し
ているので、前述した従来のヒンジのごとき捩ればねの
組み付けを省略することができ、それだけ組み付け部材
点数及び組み付け工数を減少できる。また、これら突子
及び隆起段部によれば、加工精度の要求されるカム機構
と違って、固定側ヒンジ及び可動側ヒンジ体のそれぞれ
の成形金型の簡素化、生産コストの低減を図り得るとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る開閉体のヒンジを取り付け態様で
示す側面図である。
【図2】同ヒンジの側面図である。
【図3】同ヒンジの一部拡大側面図である。
【図4】図2におけるA矢視図である。
【図5】開閉体の全閉時におけるヒンジの縦断側面図で
ある。
【図6】開閉体の半開き時におけるヒンジの縦断側面図
である。
【図7】開閉体の全開時におけるヒンジの縦断側面図で
ある。
【符号の説明】
1 開閉体 2 ベース 3 ヒンジ 5 固定側ヒンジ体 6 可動側ヒンジ体 7 本体ケース 8 くさび体 9 圧縮コイルばね 10,23 軸孔 11 軸受壁部 11a 凸円弧縁 12 突子 14 斜面 21 ボス部 22 円弧状突起 24 張出壁 25 摺動凹円弧面 26 隆起段部 27 支軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキャナー等のベースに取り付けられる
    固定側ヒンジ体と、前記ベースに対して上下方向に開閉
    回動自在に設置される開閉体の回動基端側に取り付けら
    れる可動側ヒンジ体とを備えており、 固定側ヒンジ体は、有底筒状に形成された本体ケース
    と、この本体ケースの開口上端部に相対向状に形成され
    た1対の軸孔を有する軸受壁部とを有し、該本体ケース
    内には、上端に斜面を有するくさび体を上下摺動自在に
    内装するとともに、該くさび体を常に上方へ押上げ付勢
    して開閉体の自重による閉方向のモーメントに抗して可
    動側ヒンジ体に開方向のモーメントを与える圧縮コイル
    ばねを内装しており、 一方、可動側ヒンジ体は、前記1対の軸受壁部間に介在
    されて前記軸孔に挿通された支軸まわりに回動自在に枢
    着されたボス部と、このボス部の外周下部から突設さ
    れ、開閉体の開閉に伴い前記斜面に擦接して可動側ヒン
    ジ体に開き方向の回転トルクを作用する円弧状突起とを
    有しており、 前記一対の軸受壁部の各上端縁は前記軸孔中心を円弧中
    心とする凸円弧縁に形成され、この凸円弧縁の円周方向
    一部に小さい突子が設けられており、一方、前記ボス部
    の軸方向両端面の各外周側に張出壁が形成され、この張
    出壁の内面に、前記軸孔中心を円弧中心とする凹円弧状
    に形成されて、開閉体の開閉に伴い前記突子と擦接する
    摺動凹円弧面が設けられ、この摺動凹円弧面の円周方向
    中間部に、該摺動凹円弧面と同心円状にかつ該摺動凹円
    弧面よりも少し高く形成される隆起段部が設けられてい
    ることを特徴とする開閉体のヒンジ。
  2. 【請求項2】 固定側ヒンジ体に前記突子が一体に形成
    され、可動側ヒンジ体に前記張出壁及び隆起段部が一体
    に形成され、固定側ヒンジ体と可動側ヒンジ体のいずれ
    か一方がポリアセタール系樹脂で、他方がポリアミド系
    樹脂で成形されている請求項1記載の開閉体のヒンジ。
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