JPH0324556B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0324556B2
JPH0324556B2 JP58063786A JP6378683A JPH0324556B2 JP H0324556 B2 JPH0324556 B2 JP H0324556B2 JP 58063786 A JP58063786 A JP 58063786A JP 6378683 A JP6378683 A JP 6378683A JP H0324556 B2 JPH0324556 B2 JP H0324556B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
cam
spring
hinge pin
force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58063786A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59192172A (ja
Inventor
Kichiji Kitamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NHK Spring Co Ltd filed Critical NHK Spring Co Ltd
Priority to JP6378683A priority Critical patent/JPS59192172A/ja
Publication of JPS59192172A publication Critical patent/JPS59192172A/ja
Publication of JPH0324556B2 publication Critical patent/JPH0324556B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複写機のプランテンカバー等の回転
部分を有する機器において、任意の位置でバラン
ス及びロツクを可能に構成されたバランス機能を
有する蝶番装置に関するものである。
従来、蓋体開閉機構として実開昭56−167582号
公報がある。しかし、このものは、カム機構を用
いておらず、コイルばねが張設された2個のばね
受けピンと枢軸とが一直線上に並んだ位置を界と
して開き勝手、閉じ勝手に作用するものである。
即ち、このものは、蓋体の回転に伴い、コイルば
ねの荷重負荷方向が変化することを利用したもの
であり、蓋体の落下トルクをバランスさせること
はできないものである。
これに対して、カム機構を用いて蓋体の落下ト
ルクをバランスさせる蝶番装置もある。
従来、この種の蝶番装置は第1図に示すように
構成されている。図において1はブラケツト(A)、
2はブラケツト(B)であり、ブラケツト(A)1とブラ
ケツト(B)2はヒンジピン3において枢支されてい
る。また、ブラケツト(A)1にはカム受シヤフト4
が、ブラケツト(A)1に形成した長穴部1aを移動
可能に支持されており、このカム受シヤフト4と
ブラケツト(B)2に固着されたバネ受ピン5との間
にバネ6が張設され、上記カム受シヤフト4はバ
ネ6の引張力によりブラケツト(B)2の端面に形成
したカム部2aに押し当てられている。
従つて、第2図に示すように、実際は機器の蓋
に相当するブラケツト(B)2を矢印a又はb方向に
回転させると、カム受シヤフト4が矢印c方向に
移動し、ブラケツト(B)2のカム部2aを押す力が
変化する。また、バネ6の取付位置が、偏心して
ブラケツト(B)2の回転中心であるヒンジピン3と
一致していないために、ブラケツト(B)2を回転さ
せる力が作用する。
上記2つの作用により、ブラケツト(B)2を任意
の回転角度位置にてバランスさせるように構成さ
れている。
しかしながら、上述した構造では、ブラケツト
の位置によつてバネ6が第3図に示すようにブラ
ケツト外へはみ出して外観上好ましくないもので
あり、カバー等を被せる必要がある場合は、その
分だけ大きなカバーにしなければならなかつた。
また、第2図において、バネ受ピン5がx−
x′面より下がる位置では、バネ6の取付位置が偏
心しているためブラケツト(B)2を回転させる力が
反転して矢印b方向にブラケツト(B)2を回転させ
る力になるため、広範囲の回転角度でバランスさ
せることは極めて困難な構造である。
本発明は上述した従来の欠点を解決するために
なされたものであり、支点にて回転自在に枢支さ
れた両ブラケツトと広範囲の回転角度内でバラン
スさせるよう構成してなるバランス機能を有する
蝶番装置を提供するものである。
しかして本発明は被取付体に固着されたブラケ
ツト及び蓋に固着されたブラケツトがヒンジピン
を介して枢支された蝶番において、一方のブラケ
ツトの端面に所定形状のカム部を形成すると共に
他方のブラケツトに上記カム部と当接するカム受
シヤフトを設け、上記ヒンジピンとカム受シヤフ
トの一方を他方に対して接離可能に設けると共に
上記ヒンジピンとカム受シヤフトとの間にバネを
張設したことを特徴としている。
以下、本発明による実施例を第4図ないし第1
5図に基づいて詳細に説明する。図において従来
構造と対応する同一部品には同一符号を付して説
明する。これらの実施例においてはブラケツト(A)
を被取付体側としブラケツト(B)を蓋側としたが、
同一の構造でブラケツト(A)を蓋側としブラケツト
(B)を被取付体側としても良い。
第4図ないし第5図は本発明による一実施例で
あり、ブラケツト(A)1とブラケツト(B)2はそれぞ
れ相手部品に固着され、ヒンジピン3はブラケツ
ト(A)1に固定され、ブラケツト(B)2を枢支してい
る。
また、カム受シヤフト4はブラケツト(A)1の長
穴部1aを移動可能に支持されており、バネ6は
カム受シヤフト4とヒンジピン3との間に張設さ
れ、バネ6の力によりカム受シヤフト4がブラケ
ツト(B)2のカム部2aに押し当てられている。
従つて、第5図に示すように、ブラケツト(B)2
が矢印a又はb方向へ回転すると、カム受シヤフ
ト4が矢印c方向又は矢印d方向に移動し、バネ
6の力はカム受シヤフト4を介してブラケツト(B)
2のカム部2aを押しつけ、ブラケツト(B)2に回
転力を与えるものである。
以上詳細に説明したように、本発明によれば、
バネ力とカム部形状とにより種々の回転力を得る
ことが可能であり、ブラケツト(B)2を任意の角度
位置にてバランスさせることが可能である。
第6図ないし第7図は本発明による他の実施例
であり、ヒンジピン3はブラケツト(B)2に固着さ
れ、ブラケツト(A)1に形成した長穴部1b内を移
動できるように枢支されており、カム受シヤフト
4はブラケツト(A)1に固着され、かつカム受シヤ
フト4には回転自在にコロ7が挿入されている。
上記カム受シヤフト4のコロ7は、カム受シヤフ
ト4とヒンジピン3との間に張設されたバネ6の
力によりブラケツト(B)2カム部2aへ押し当てら
れている。
従つて、ブラケツト(B)2の矢印a又はb方向の
回転につれて、ヒンジピン3がブラケツト(A)1の
長穴部1b内を移動し、結局ブラケツト(B)2が矢
印c方向又は矢印d方向に移動し、バネ6の力
は、カム受シヤフト4及びコロ7を介してブラケ
ツト(B)2のカム部2aを押しつけ、ブラケツト(B)
2に回転力を与える。そこで、バネ力とカム部形
状により種々の回転力を得ることが可能で、ブラ
ケツト(B)2を任意の角度位置にてバランスさせる
ことができる。
また、本実施例では、カム受シヤフトにコロを
付けたので動きが滑らかであり、しかも第7図な
いし第8図に示すようにブラケツト(B)2のカム形
状に溝を付けることにより、任意の回転位置にて
ロツクさせることもできる等の効果を奏する。
第9図ないし第10図は、本発明による第1実
施例の変形例、第11図ないし第12図は本発明
による第2実施例の変形例であり、前者の場合は
ブラケツト(B)2の回転中心に対して、カム部2a
の半径が徐々に変化したカム形状を有し、後者の
場合はブラケツト(B)2の回転中心に対して、P点
位置で最大半径を有し、このP点位置より、両方
向に回転するにつれて徐々に半径が小さくなつて
いる。
第13図ないし第15図は本発明によるブラケ
ツト(B)2のカム部形状を示す実施例であり、第1
3図は回転中心Oに対してP点位置より円弧R1
は同一半径、円弧R2は徐々に半径が大きくなつ
ており、円弧R2の部分では矢印e方向へ回転力
が作用する。また、第14図は、回転中心Oに対
してP点位置より円弧S1,S2の両方向に行くにつ
れて徐々に半径が大きくなつており、円弧S1,S2
の両位置よりP点位置に戻る方向の回転力が作用
する。さらに第15図はカム形状に溝を形成した
ものであり、この溝の数だけロツク可能になつて
いる。
以上詳細に説明したように、本発明によるバラ
ンス機能を有する蝶番装置では、バネの一端がブ
ラケツト(B)2の回転中心に係止されているので、
回転位置により、バネが露出することがなく外観
的にもよいものであり、カバー等を被せる場合、
カバー形状もコンパクト化される。
また、バネ力とカム形状にて回転力を出してい
るので、180度の回転範囲に対してもバランスさ
せることが可能である。
さらに、従来例のように、バネ受ピン等が不要
になり、一層小形コンパクト化が可能であり、そ
の分コストダウンが計れる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第2図は従来の実施例を示す上面
図及び側面図、第3図は従来例の作動状態を示す
側面図、第4図ないし第5図は本発明による一実
施例を示す上面図及び側面図、第6図ないし第7
図は本発明による他の実施例を示す上面図及び側
面図、第8図は第7図の作動状態を説明する側面
図、第9図ないし第10図、及び第11図ないし
第12図は本発明による変形例を示す上面図、及
び側面図、第13図ないし第15図は本発明によ
るカム形状の変形例を示す側面図である。 1……ブラケツト(A)、1a,1b……長穴部、
2……ブラケツト(B)、2a……カム部、3……ヒ
ンジピン、4……カム受シヤフト、6……バネ、
7……コロ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被取付体に固着されたブラケツト及び蓋に固
    着されたブラケツトがヒンジピンを介して枢支さ
    れた蝶番において、一方のブラケツトの端面に所
    定形状のカム部を形成すると共に他方のブラケツ
    トに上記カム部と当接するカム受シヤフトを設
    け、上記ヒンジピンとカム受シヤフトの一方を他
    方に対して接離可能に設けると共に上記ヒンジピ
    ンとカム受シヤフトとの間にバネを張設したこと
    を特徴とするバランス機能を有する蝶番装置。
JP6378683A 1983-04-13 1983-04-13 バランス機能を有する蝶番装置 Granted JPS59192172A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6378683A JPS59192172A (ja) 1983-04-13 1983-04-13 バランス機能を有する蝶番装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6378683A JPS59192172A (ja) 1983-04-13 1983-04-13 バランス機能を有する蝶番装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59192172A JPS59192172A (ja) 1984-10-31
JPH0324556B2 true JPH0324556B2 (ja) 1991-04-03

Family

ID=13239399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6378683A Granted JPS59192172A (ja) 1983-04-13 1983-04-13 バランス機能を有する蝶番装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS59192172A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0529341Y2 (ja) * 1986-05-09 1993-07-27
JP2002370761A (ja) * 2001-06-14 2002-12-24 Toshiba Tec Corp カバー回動支持装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5017853U (ja) * 1973-06-12 1975-02-26
JPS56167582U (ja) * 1980-05-13 1981-12-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59192172A (ja) 1984-10-31

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