JPH0755023Y2 - 回動部のしゃ閉装置 - Google Patents

回動部のしゃ閉装置

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JPH0755023Y2
JPH0755023Y2 JP4230390U JP4230390U JPH0755023Y2 JP H0755023 Y2 JPH0755023 Y2 JP H0755023Y2 JP 4230390 U JP4230390 U JP 4230390U JP 4230390 U JP4230390 U JP 4230390U JP H0755023 Y2 JPH0755023 Y2 JP H0755023Y2
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JP
Japan
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space
projection
closing
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JP4230390U
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JPH042076U (ja
Inventor
真人 鈴木
満徳 山際
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ラップトップ型パソコンのような表示部が
回動するものの回動部のしゃ閉装置に関し、詳しく言う
と、少なくともコ字状部分を有するフレーム(パソコン
本体の表示部取付個所)の互いに平行な部分の間に部材
(表示部)を回動可能に取付けるとともに、フレームの
互いに平行な部分をつなぐ部分とこれに平行する前記部
材の端部との間に生ずる隙間をしゃ閉する蓋部材を設け
た回動部のしゃ閉装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の回動部のしゃ閉装置としては、パソコンの表示部
を構成する部材100をフレーム101に回動可能に取付け、
フレーム101と部材100の端部との間に形成される隙間10
2をしゃ閉する蓋部材103を設けたものが知られている。
この蓋部材103は蝶番の如き部材を単にフレーム101に取
付けたものであり、部材100が回動して起立状態では蓋
部材103も第6図中反時計方向に回動し、部材100を回動
させて倒すと重力により蓋部材103が時計方向に回動す
るようにしたものである。
〔解決しようとする課題〕
従来のような蓋部材103では、単に蓋部材103を被せるだ
けのものであるため、蓋部材103は部材100を倒した状態
における上面から上方に突出して存在することとなり、
体裁も悪いものであった。
そこで、この考案は、部材の回動に伴って常に隙間をし
ゃ閉しかつ体裁もよい回動部のしゃ閉装置を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、蓋部材のフレームのつなぎ
部分寄りに回動支軸を設け、蓋部材にフレームの外側に
常に開く方向のバネ力を付与するとともに部材に向けて
延びる突起を形成し、回動部材の回動支軸よりも蓋部材
寄りの個所に突起が入り込むスペースを設け、このスペ
ース内に突起の片面に当接し部材の一方向の回動に伴っ
て所定の回動角度内で蓋部材に付与されたバネ力に抗し
て蓋部材を回動させる当接部を形成したものである。
〔作用〕
この考案において、部材を回動させて起立状態にする
と、部材に形成されたスペースに入り込んだ突起は部材
に設けた当接部によりバネ力に抗する方向に回動させら
れ、ある時点において突起に対する当接部の当接が解除
され蓋部材は部材の片面に当接する。反対に起立状態か
ら倒す状態に部材を回動させていくと蓋部材に対する部
材の片面による押圧が解除され蓋部材の突起が再び部材
のスペースに入り込む。このスペースに入り込んだ突起
はバネ力によりフレームの外側に開こうとするが当接部
の存在により隙間をしゃ閉した状態で静止する。
〔実施例〕
以下に、この考案の好適な実施例を図面を参照にして説
明する。
第1図は、部材1を少なくともコ字状部分を有するフレ
ーム2の互いに平行な部分(平行部分)2A,2Aの間に回
動可能に取付けてある。また、フレーム2の平行部分2
A,2Aをつなぐ部分2Bとこれに平行する部材1の端部1Aと
の間に形成される隙間3をしゃ閉する蓋部材4を平行部
分2A,2Aのつなぎ部分2B寄りに設けてある。フレーム2
のつなぎ部分2B寄りに蓋部材4の支軸5を設け、蓋部材
4にフレーム2の外側に常に開く方向のバネ力をバネ6
により付与しておく。また蓋部材4に部材1に向けて延
びる突起7を形成してある。部材1の回動支軸8よりも
端部1A寄りには突起7が入り込むスペース9を形成して
ある。またこのスペース9内に突起7の片面に当接し部
材1の一方向の回動に伴って所定の回動角度内で蓋部材
7に付与されたバネ力に抗して蓋部材4を回動させる当
接部10を形成してある。また、この当接部10の先端は部
材1の端部1Aまで延びずにスペース9に連通する突起出
入口11を形成してある。この第1図に示す状態から部材
1を起立する方向に回動させていくと、当接部10が突起
7の片面に当接し、これをバネ力に抗する方向に回動さ
せ、突起出入口11の存在により所定の角度まで部材1が
起立すると蓋部材4の突起7は当接部10との当接が解除
され、突起出入口11を通過して蓋部材4は部材1の片面
に押し付けられ隙間3内に没入した恰好で位置させられ
る(第2図参照)。第3図は部材1の一端1A側の側面に
形成されたスペース9、当接部10、突起出入口11を示
す。スペース9と突起出入口11とは部材1の側面よりも
陥没した溝に形成してあり、スペース9と突起出入口11
とは同一平面上にある。第4図は蓋部材4が取付けられ
る前のフレーム2と部材1を示す。この第4図に示す隙
間3の個所に第5図に示す蓋部材4を取付ける。
〔効果〕
以上説明したように、この考案によれば、蓋部材は隙間
内に取付けられ、常にフレームの外側に出ないので体裁
もよく、突起は部材のスペース内に進退自由であるた
め、常に部材の回動に伴って隙間をしゃ閉することがで
きる。隙間の確実なしゃ閉が図れるために、隙間に異物
が侵入するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は回動部をフレーム内に収容した状態の一部破断
の側面図、第2図は部材を回動させて起立した状態の一
部破断の側面図、第3図は部材の側面に形成されるスペ
ースの個所を示す斜視図、第4図はフレームに部材を取
付けた状態の斜視図、第5図は蓋部材の分解斜視図、第
6図は従来例を示す一部破断の側面図である。 1……部材、2……フレーム、2A……平行部分、2B……
つなぎ部分、3……隙間、4……蓋部材、5……回動支
軸、7……突起、9……スペース、10……当接部、11…
…突起出入口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともコ字状部分を有するフレームの
    互いに平行な部分の間に部材を回動可能に取付けるとと
    もに、フレームの互いに平行な部分をつなぐ部分とこれ
    に平行する前記部材の端部との間の隙間をしゃ閉する蓋
    部材を設けた回動部のしゃ閉装置において、 蓋部材のフレームのつなぎ部分寄りに回動支軸を設け、 蓋部材にフレームの外側に常に開く方向のバネ力を付与
    するとともに前記部材に向けて延びる突起を形成し、 前記部材の回動支軸よりも蓋部材寄りの個所に突起が入
    り込むスペースを設け、 このスペース内に突起の片面に当接し前記部材の一方向
    の回動に伴って所定の回動角度内で蓋部材に付与された
    バネ力に抗して蓋部材を回動させる当接部を形成し、 当接部の先端は前記部材の端部まで延びずにスペースに
    連通する突起出入口を形成したことを特徴とする回動部
    のしゃ閉装置。
JP4230390U 1990-04-20 1990-04-20 回動部のしゃ閉装置 Expired - Lifetime JPH0755023Y2 (ja)

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JP4230390U JPH0755023Y2 (ja) 1990-04-20 1990-04-20 回動部のしゃ閉装置

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JP4230390U JPH0755023Y2 (ja) 1990-04-20 1990-04-20 回動部のしゃ閉装置

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Publication Number Publication Date
JPH042076U JPH042076U (ja) 1992-01-09
JPH0755023Y2 true JPH0755023Y2 (ja) 1995-12-18

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5855417U (ja) * 1981-10-12 1983-04-15 佐々木農機株式会社 肥料散布機
JPS6387365U (ja) * 1986-11-28 1988-06-07

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JPH042076U (ja) 1992-01-09

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