JPH0424515B2 - - Google Patents

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JPH0424515B2
JPH0424515B2 JP20884283A JP20884283A JPH0424515B2 JP H0424515 B2 JPH0424515 B2 JP H0424515B2 JP 20884283 A JP20884283 A JP 20884283A JP 20884283 A JP20884283 A JP 20884283A JP H0424515 B2 JPH0424515 B2 JP H0424515B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hinge
door
pin
lever
horizontal wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP20884283A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60102483A (ja
Inventor
Shohei Inamori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP20884283A priority Critical patent/JPS60102483A/ja
Publication of JPS60102483A publication Critical patent/JPS60102483A/ja
Publication of JPH0424515B2 publication Critical patent/JPH0424515B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は例えば、フレンチドア(観音開き式の
扉)を設けた冷蔵庫等に使用するヒンジ装置に係
わる。
従来例の構成とその問題点 一般にこのような形式のドアにおいては、庫内
のシール性を確保するのに左右のドア同士を閉鎖
時に各ドアに設けたガスケツトが互に近ずき、圧
接(接触)することが望まれる。また開放初期に
はドア同士が干渉しないようにする必要があり、
例えば、特開昭58−142183号公報で示されるヒン
ジ装置のように、ドアの開成によつてドアの枢支
位置を変えるものが提案されている。
第1図に示すように、従来このような要求を満
たすために、ドアaを回動自在に枢支するヒンジ
ピンbを可動とするものが知られているが、それ
はヒンジピンbを一端に有するヒンジアームcを
ドアaの回動動作によつて偏位さすローラdとカ
ムeにより構成されていた。このときドアaに荷
重が加わつた場合、ドアaを枢支するヒンジピン
bからヒンジアームcに曲げ力が生じ、ヒンジア
ームcが二点鎖線で示すように変形したまま回動
動作が行なわれヒンジピンbがヒンジfの回動用
の貫通穴gに接触し、ヒンジアームcの回動動作
がスムーズに行なわれにくい点があつた。
発明の目的 そこで本発明はかかる点に鑑み、荷重の多少に
かかわらず動作性のよいヒンジ装置を与えること
を目的としている。
発明の構成 この目的を達成するため、本発明はヒンジピン
の固着部に、先端より外径の小さい段付部を設
け、この段付部を貫通穴に貫通させ、段付部と先
端との段差部をヒンジとのガイド面とし、ヒンジ
ピンの傾きを規制してドアの回動動作を向上を図
るものである。
実施例の説明 以下本発明の一実施例を第2図〜第5図に従い
説明する。
図面において、1は本発明のヒンジ装置を採用
した冷蔵庫本体で、前面開口部1aには、観音開
式の左右のドア2,2′が設けられている。この
両ドア2,2′はその外周縁部に前面開口部1a
に当接するガスケツト3,3′及びドア2,2′同
士の反ヒンジ側端面に取付けたセンターガスケツ
ト4,4′が装着され、いずれもヒンジ本体5,
5′,6,6′により開閉自在に支えられている。
7はヒンジ本体5の水平壁面5bへ固定したロー
ラ軸7aのローラである。このローラ7は、ドア
2に固定したカム8の外周端面と係合している。
カム8は外周端面に閉鎖部8a′揚程部8aと山部
8b(以下同心部8bという)、ストツパー部8c
及び傾斜面8eを有し、その中心部はヒンジピン
受け8dを形成してある。9はヒンジレバーであ
り、略L字状をなし、その先端には固着部10
a′及びこの固着部より外径の小さい段付部10a
(第5図)と段差部10bを有するヒンジピン1
0が前記固着部10a′をもつて固定され、このヒ
ンジピン10はカム8のヒンジピン受け8dと回
動自在に嵌合している。そしてヒンジレバー9
は、レバーピン11によりヒンジ本体5に回動自
在に枢止され、又、ヒンジピン10の段付部10
aはヒンジ本体5の貫通穴5a内に摺動自在にヒ
ンジピン10の段差部10bにて当接支持され、
ヒンジ本体5に装着される。またヒンジレバー9
はレバーピン11に中央部を巻き付け、一端をヒ
ンジ本体5のピン14に、他端をヒンジレバー9
の後端に弾接したヒンジスプリング12により、
カム8を介して、カム8がローラ7と常に圧接す
るようにしている。13はヒンジ本体5に設けた
ヒンジレバー9用のストツパーである。なお、上
記実施例でヒンジ本体5を例にして説明したが、
他のヒンジ本体も同様の構造であり、ヒンジ本体
5及び6′は上記の如く、又ヒンジ本体5及び6
は上記と対象の状態で、それぞれ冷蔵庫本体1に
取付けられている。
次に、かかる構成における作動状況を第4図及
び第5図を利用して説明する。右側のドア2を開
扉する場合、ドア2の初動により、ローラ7が落
ち込んでドア2が閉じている閉鎖部8a′よりカム
8が矢印M方向にヒンジピン10を中心に回動
し、このカム8の回動によつてローラ7がカムの
傾斜面8eに当接しながらカムの揚程部8aに達
する。この動きによりヒンジレバー9は矢印N方
向へヒンジスプリング12の力に抗してレバーピ
ン11を中心に、又ヒンジピン10の段付部10
aがヒンジ本体5の貫通穴5a内を回動し、即ち
二点鎖線に示す状態となる。この一連の動作によ
りヒンジピン10は第1の位置P1から第2の位
置P2に移動したこととなる。つまりドアー2が
回動(開成)とあわせて左側のドアー2より急に
右方へ去るのである。このときヒンジレバー9は
レバーストツパー13に当接する。又センターガ
スケツト4,4′の圧接が急に解除される。更に
ドア2の開扉が続くと、カム8の同心部8bとロ
ーラ7の係合により、同心部8bがヒンジピン受
け8dを中心とする半径Rに形成してあるため、
ヒンジレバー9のヒンジピン10は第2の位置
P2に保持される。次にカム8のストツパー部8
cとローラ7の係合によりドア2の開放が停止す
るものである。
またドア2閉扉時は前述した開扉のときと逆動
作となり、カム8の揚程部8aがローラ7にさし
かかるときにヒンジピン10が第2の位置P2
ら第1の位置P1にもどりドア2のセンターガス
ケツト4′,4同士が急に圧接するとともにドア
2を自動的に閉鎖する力をおよぼすものである。
この動作時に、ヒンジピン10には、これを傾け
る力がかかることがあるが、貫通穴6aに係合し
ている段付部10aにより、ヒンジピン10が傾
むくと段付部10aの段差部10bが貫通穴6a
周辺に当接し、その傾きを所定値内におさえ、ヒ
ンジピン10と貫通穴6aの摩耗を助長すること
がない。
発明の効果 本発明は上記したように、本体の前面に左右に
配置され相対向する面側のガスケツトが当接する
ドアーの離れた側の上下端を夫々支持する上下の
ヒンジ本体であつて、前記ヒンジ本体を前記本体
に取付る水平壁と、この水平壁にレバーピンによ
り回動するよう取付られたヒンジレバーと、この
ヒンジレバーをドアーの相対向する面が接する方
向へ付勢する一方をヒンジレバーに当接し他方を
水平壁のピンに当接したヒンジスプリングと、こ
のヒンジレバーのレバーピンより離れた側で水平
壁に対して直角方向に取付けられた一端に外径の
小さい段付部を有し、この段付部をヒンジ本体の
水平壁の貫通穴に貫通し、段差部でヒンジ本体と
当接するヒンジピンと、このヒンジピンよりも前
記ドアーの相対向する面側に位置する水平壁より
突出したローラと、前記ドアーの上面に取付られ
前記ヒンジピンが挿入されるヒンジピン受けと、
このヒンジピン受けを中心に前記ローラと当接し
てドアー開閉時に前記ヒンジレバーを第1の位置
と第2の位置とに移動させる揚程部を備えたカム
とからなる、移動する動作において、ヒンジピン
の先端より外径の小さい段付部と段差部がガイド
面として本体の貫通穴で摺動することにより、ヒ
ンジピンの傾きをほとんどなくし、ヒンジピンと
貫通穴のカジリを防止してドアへの荷重の多少に
かかわらずドアの開閉操作のぎこちなさをなく
し、ドアの回動動作を円滑にできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のヒンジ装置の断面図、第2図は
本発明のヒンジ装置を冷蔵庫に適用した一実施例
を示す冷蔵庫の斜視図、第3図は要部の分解斜視
図、第4図は第2図の−′線における断面図、
第5図は第4図の−′線における断面図であ
る。 2……ドア、3,3′……ガスケツト、5,6
……ヒンジ本体、5a……貫通穴、5b……水平
壁、7……ローラ、8……カム、8a……揚程
部、8d……ヒンジピン受け、8e……傾斜面、
9……ヒンジレバー、10……ヒンジピン、10
a……段付部、10……段差部、11……レバー
ピン、12……ヒンジスプリング、14……ピ
ン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 本体の前面に左右に配置され相対向する面側
    のガスケツトが当接するドアーを離れた側の上下
    端を夫々支持する上下のヒンジ本体であつて、前
    記ヒンジ本体を前記本体に取付る水平壁と、この
    水平壁にレバーピンにより回動するよう取付られ
    たヒンジレバーと、このヒンジレバーをドアーの
    相対向する面が接する方向へ付勢する一方をヒン
    ジレバーに当接し他方を水平壁のピンに当接した
    ヒンジスプリングと、このヒンジレバーのレバー
    ピンより離れた側で水平壁に対して直角方向に取
    付られた一端に外径の小さい段付部を有しこの段
    付部をヒンジ本体の水平壁の貫通穴に貫通し、段
    差部でヒンジ本体と当接するヒンジピンと、この
    ヒンジピンよりも前記ドアーの相対向する面側に
    位置する水平壁より突出したローラと、前記ドア
    ーの上面に取付られ、前記ヒンジピンが挿入され
    るヒンジピン受けと、このヒンジピン受けを中心
    に前記ローラと当接してドアー開閉時に前記ヒン
    ジレバーをドアー開成位置で停止する第1の位置
    とドアー閉成位置で停止する第2の位置とに移動
    させる傾斜面を有する揚程部を備えたカムとから
    なるヒンジ装置。
JP20884283A 1983-11-07 1983-11-07 ヒンジ装置 Granted JPS60102483A (ja)

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JP20884283A JPS60102483A (ja) 1983-11-07 1983-11-07 ヒンジ装置

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JP20884283A JPS60102483A (ja) 1983-11-07 1983-11-07 ヒンジ装置

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JPS60102483A JPS60102483A (ja) 1985-06-06
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JP4951611B2 (ja) * 2008-12-02 2012-06-13 トーセツ株式会社 壁掛防振装置

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