JP3430309B2 - バルブの操作装置 - Google Patents

バルブの操作装置

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JP3430309B2 JP17633398A JP17633398A JP3430309B2 JP 3430309 B2 JP3430309 B2 JP 3430309B2 JP 17633398 A JP17633398 A JP 17633398A JP 17633398 A JP17633398 A JP 17633398A JP 3430309 B2 JP3430309 B2 JP 3430309B2
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博美 中島
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太陽鉄工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体の外側にロー
ラ付きレバーを回動可能に枢支し、本体外に突出してい
る弁操作子をローラ付きレバーで押して弁機構の開閉切
替を行うバルブの操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4にメカニカルバルブにおける従来の
操作装置を示す。従来の操作装置は、弁本体1の外面
(図では上面)にピン受2を設け、ローラ3を軸支した
ローラ付きレバー4の基端部を、このピン受2にヒンジ
ピン5にて枢支することにより、弁本体1に対してロー
ラ付きレバー4を上下に回動可能とし、弁本体1の外面
に突出している弁操作子6を、弁本体1内にあるスプリ
ングに抗してローラ付きレバーで押して弁本体1内の弁
機構の開閉切替を行う構造であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなヒ
ンジピンによる枢支構造では、ローラ付きレバー4の作
動回数が増加すると、ヒンジピン5及びピン受2側が摩
耗してガタが生じ、ローラ3が所定のストロークまで押
されても、ローラ付きレバー4が所定の角度まで回動せ
ず、弁機構の開閉切替が行えなくなる等の問題があっ
た。
【0004】本発明の目的は、ローラ付きレバーの回動
に伴う摩擦力を小さくして、ローラ付きレバーの作動不
良の発生の低減と耐久性の向上を図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるバルブの操
作装置は、本体10の外側に、押さえ板14を取り付け
たこと、この押さえ板14は、金属板を曲げ加工して、
本体10に対する固定部14aと、その上端から逆U形
に折曲した逆U形部14bと、これに続いてU形に折曲
したU形部14cと、これに続いて真っ直ぐ延びて先端
部分のみが上向きに湾曲したストッパ部14dとを一体
に形成していること、この押さえ板14のU形部14c
と本体10とで、ローラ付きレバー15のL形に折曲し
た基端部15Cを回転滑動可能に挟み、押さえ板14の
U形部14cの二箇所と押さえ板14のストッパ部14
dの一箇所の合計三箇所をローラ付きレバー15に当接
させて、該ローラ付きレバー15を回動可能に枢支した
ことを特徴とする。
【0006】押さえ板14の固定部14aを、本体10
に取り付けられた取付台12に固定すれば、既製のバル
ブに対してもそれを改造することなく適用できる。
【0007】その場合、ローラ付きレバー15のL形の
基端部15cを、押さえ板14のU形部14cの湾曲し
た外周面と、取付台12の湾曲した凹面12cとで、回
転滑動可能に挟めば、面積当たりの摩擦力が小さい。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0009】図1に本発明によるバルブの操作装置の断
面、図2に平面、図3に側面を示す。図1に、本発明に
よる操作装置と共に、その本体10と一体又は別体の弁
ハウジング内に設けられた弁機構Vの一例が簡略して示
してあるが、弁機構Vとしては、弁操作子11が本体1
0の一面(図では上面)から突出し、この弁操作子11
を外部から押して開閉切換を行う構造であれば良い。
【0010】本体10の一側外面には、取付台12がネ
ジ13により取り付けられて本体10の一部となり、ま
たこのネジ13にて押さえ板14が取付台12の一側面
に固定されている。取付台12の上面12aの一側角部
には突部12bが一体に形成され、この突部12bと取
付台12の上面12aとによるコーナー面は湾曲した凹
面12cとなっている。
【0011】押さえ板14は金属板を曲げ加工したもの
で、取付台12に固定する垂直な固定部14aと、その
上端から逆U形に折曲した逆U形部14bと、これに続
いてU形に折曲したU形部14cと、これに続いてほぼ
平行に延びて先端部分のみが少し上向きに湾曲したスト
ッパ部14dとを一体に形成している。U形部14cの
湾曲した外周面と取付台12のコーナーの凹面12cと
の間には、所要の隙間がある。押さえ板14は、従来に
おけるヒンジピンに代わるもので、この押さえ板14と
取付台12とを使用して、ローラ付きレバー15を本体
10に対して回動自在に枢支した形態となっている。
【0012】すなわち、ローラ付きレバー15は、先端
にローラ16を軸支した軸受アーム15aに板状の枢支
アーム15bを固着したもので、枢支アーム15bの基
端部15cはL形に折曲している。そして、このL形の
基端部15cを、押さえ板14のU形部14cの外周面
と取付台12の湾曲した凹面12cとで挟み、押さえ板
14のU形部14cの二箇所と押さえ板14のストッパ
部14dの一箇所の合計三箇所をローラ付きレバー15
に当接させることにより、ローラ付きレバー15の基端
部15cは、これらU形部14cの外周面と凹面12c
とに回転滑動可能に係合し、その結果、ローラ付きレバ
ー15は取付台12上に上下回動自在に枢支された形態
となっている。
【0013】また、通常、弁操作子11は、本体10内
のスプリング力により押し上げられているため、ローラ
付きレバー15は、図1に実線で示すように、押さえ板
14のストッパ部14dに当接するところまで押し上げ
られた状態を保持している。この状態でローラ16に押
し下げ力が加わると、鎖線で示すように、ローラ付きレ
バー15が下向きに回動して弁操作子11を押し下げる
ので、弁機構Vの開閉切替が行われる。なお、ローラ付
きレバー15の下向きの回動角度を大きく確保するた
め、本体10の上面には凹部10aが形成されている。
【0014】ローラ付きレバー15の上下回動は、その
L形の基端部15cが、押さえ板14のU形部14cの
湾曲した外周面と取付台12の湾曲した凹面12cとの
間で、回転滑動して行われるので、面積当たりの摩擦力
が小さい。従って、作動回数が増加しても摩耗が少な
く、耐久性が高い。
【0015】なお、上記の実施例では、押さえ板14と
ローラ付きレバー15を、取付台12を用いて本体10
に取り付けたが、取付台12を用いないで直接取り付け
ても良い。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば次のような効果がある。
本体とその外側に取り付けた押さえ板のU形部と
で、ローラ付きレバーのL形に折曲した基端部を回転滑
動可能に挟んだので、従来のヒンジピンによるものに比
べ、ローラ付きレバーの回動に伴う摩擦力が小さく、ロ
ーラ付きレバーの作動不良の発生の低減と耐久性の向上
が図れる。
【0017】 ローラ付きレバーのL形に折曲した基
端部を、押さえ板のU形の折曲部に回転滑動可能に係合
させて枢支したので、ローラ付きレバーの回動をスムー
ズに行える。
【0018】 ローラ付きレバーの所定角度以上の回
動を押さえ板の一部で規制できるので、別にストッパを
設ける必要がない。
【0019】 押さえ板の湾曲した三箇所をローラ付
きレバーに当接させたので、これら三箇所のみで押さえ
板とローラ付きレバーとが摺動することになり、ローラ
付きレバーに対する面圧を減少させることができる。
【0020】請求項2に係る発明によれば、取付台を用
いることにより、既製のバルブに対してもそれを改造す
ることなく適用できる。
【0021】請求項3に係る発明によれば、ローラ付き
レバーのL形の基端部を、押さえ板のU形部の湾曲した
外周面と、取付台の湾曲した凹面とで、回転滑動可能に
挟んだので、面積当たりの摩擦力が小さく、作動回数が
増加しても摩耗が少なく、耐久性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
【図2】同例の平面図である。
【図3】側面図である。
【図4】従来例の一部切欠側面図である。
【符号の説明】
V 弁機構 10 本体 11 弁操作子 12 取付台 12b 突部 12c 凹面 13 ネジ 14 押さえ板 14a 固定部 14b 逆U形部 14c U形部 14d ストッパ部 15 ローラ付きレバー 15a 軸受アーム 15b 枢支アーム 15c 基端部 16 ローラ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体10の外側にローラ付きレバー15を
    回動可能に枢支し、本体1外に突出している弁操作子1
    1をローラ付きレバー15で押して弁機構Vの開閉切替
    を行うバルブの操作装置において、前記本体10の外側
    に、押さえ板14を取り付けたこと、この押さえ板14
    は、金属板を曲げ加工して、本体10に対する固定部1
    4aと、その上端から逆U形に折曲した逆U形部14b
    と、これに続いてU形に折曲したU形部14cと、これ
    に続いて真っ直ぐ延びて先端部分のみが上向きに湾曲し
    たストッパ部14dとを一体に形成していること、この
    押さえ板14のU形部14cと本体10とで、ローラ付
    きレバー15のL形に折曲した基端部15Cを回転滑動
    可能に挟み、押さえ板14のU形部14cの二箇所と押
    さえ板14のストッパ部14dの一箇所の合計三箇所を
    ローラ付きレバー15に当接させて、該ローラ付きレバ
    ー15を回動可能に枢支したこと、を特徴とするバルブ
    の操作装置。
  2. 【請求項2】押さえ板14の固定部14aを、本体10
    に取り付けられた取付台12に固定したことを特徴とす
    る請求項1に記載のバルブの操作装置。
  3. 【請求項3】ローラ付きレバー15のL形の基端部15
    cを、押さえ板14のU形部14cの湾曲した外周面
    と、取付台12の湾曲した凹面12cとで、回転滑動可
    能に挟んだことを特徴とする請求項2に記載のバルブの
    操作装置。
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