JPH0453961Y2 - - Google Patents

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JPH0453961Y2
JPH0453961Y2 JP1987044782U JP4478287U JPH0453961Y2 JP H0453961 Y2 JPH0453961 Y2 JP H0453961Y2 JP 1987044782 U JP1987044782 U JP 1987044782U JP 4478287 U JP4478287 U JP 4478287U JP H0453961 Y2 JPH0453961 Y2 JP H0453961Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、複写器や印刷器等において、原稿置
台と原稿押圧板とを開閉自在に連結する原稿押圧
用ヒンジに関する。
(従来の技術) 原稿押圧用ヒンジとしては、特開昭53−30324
号公報に示されたものがある。
これは、原稿置台側の端部に取付けられるベー
スと、原稿押圧板側の端部に取付けられると共
に、ベースに対し横軸中心に揺動自在に取付けら
れるアームとを備え、ベースとアームとにはそれ
ぞれバネ受けが横軸中心に揺動自在に取付けら
れ、両バネ受けにより圧縮コイルバネが圧縮挾持
され、このコイルバネにより原稿押圧板を開閉途
中位置より開き位置では開き方向に、閉じ位置で
は閉じ方向に揺動付勢すべく、アームの揺動中心
と両バネ受けの揺動中心とが開閉途中位置で一直
線上に並列するものとされ、さらに閉じ状態にあ
つては、アーム側バネ受け、ベース側バネ受け、
アームの揺動中心はその順に原稿置台の中央寄り
に位置されるものである。
そして、圧縮コイルバネが両バネ受け間から外
れるのを防止するため、コイルバネが巻回される
バネ外れ防止杆が、ベース側バネ受けに固定され
ると共に、アーム側バネ受けに嵌脱方向に相対移
動自在に嵌合されている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のものでは、アームの揺動に伴ない両
バネ受け間距離が変化するため、バネ外れ防止杆
はアーム側バネ受けに対し相対移動自在とされて
いる。しかし、バネ外れ防止杆がアーム側バネ受
けに対し相対移動自在とされ、閉じ状態において
ベース側バネ受けよりもアーム側バネ受けの方が
原稿置台の中央寄りとされていると、バネ外れ防
止杆は原稿置台の中央に向かつて突出移動するこ
とになる。そうすると、原稿置台の原稿載置可能
面積がバネ外れ防止杆により制限されるという問
題がある。
また、コイルバネがバネ受けのバネ外れ防止杆
の外側に位置しているため、コイルバネとバネ外
れ防止杆との間およびコイル材間に異物が挟まつ
たり、ゴミやほこりが入つて堆積し、原稿押圧板
の開閉動作を円滑に行なうことが難しくなるとい
つた問題があり、また、外観上見映えのよいもの
ではない。
一方、ゴム等の堆積防止手段として、例えば特
開昭60−85176号公報に示す如く、内側にバネ外
れ防止杆を有するコイルバネの外周全体をカバー
で被うことも考えられるが、これでは専ら機構が
複雑化し、部品点数が多くなつて材料コストが嵩
むことになる。
本考案は、上記問題点を解決することを目的と
している。
(問題点を解決するための手段) 本考案が、従来技術の問題点を解決するために
特徴とするところは、原稿置台1と原稿押圧板2
とを開閉揺動自在に連結する原稿押圧用ヒンジ3
であつて、原稿置台1側の端部に取付けられるベ
ース4と、原稿押圧板2側の端部に取付けられる
と共に、ベース4に対し横軸中心に揺動自在に取
付けられるアーム5とを備え、ベース4とアーム
5とにはそれぞれバネ受け21,23が横軸中心
に揺動自在に取付けられ、両バネ受け21,23
により圧縮バネ28が圧縮挾持され、この圧縮バ
ネ28により原稿押圧板2を開閉途中位置より開
き位置では開き方向に、閉じ位置では閉じ方向に
揺動付勢すべく、アーム5の揺動中心Xと両バネ
受け21,23の揺動中心Y,Zとが開閉途中位
置で一直線上に並列するものとされ、さらに閉じ
状態にあつては、アーム側バネ受け23、ベース
側バネ受け21、アーム5の揺動中心はその順に
原稿置台1の中央寄りに位置されるものにおい
て、前記バネ受け21,23はそれぞれ径の異な
る有底筒状体とされ、この各バネ受け21,23
の底部側は前記ベース4とアーム5にそれぞれ枢
着されていると共に、一方のバネ受け23の開口
端側が他方のバネ受け21の開口端側に軸方向摺
動自在に嵌挿され、この両バネ受け21,23で
画成される内空部に、前記圧縮バネ28がその両
端を当該バネ受け21,23の底部に圧接させる
ようにして収納されている点にある。
(作用) 原稿押圧板2の開閉動作に伴ない、両バネ受け
21,23が同一軸心上を相対的に移動して伸縮
し、開閉いずれの状態においても、原稿置台1の
内・外両方に向つて突出することがない。
また、コイルバネ28は、両バネ受け21,2
3内に収納されているので、全く露出部分がな
く、異物あるいはゴミやほこりが侵入せず、開閉
動作が円滑に行なわれる。
更に、両バネ受け21,23はその開口端側で
軸方向摺動自在とされ、かかるバネ受け21,2
3の摺動を介して両バネ上21,23内の圧縮バ
ネ28を圧縮するようにしたので、従来のような
バネ外れ防止杆を設けなくても圧縮バネ28を確
実に保持できる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
図面は、電子複写器や印刷器等の原稿置台1と
原稿押圧板2とを開閉揺動自在に連結する原稿押
圧用ヒンジ3であつて、原稿置台1側の端部に取
付けられるベース4と、原稿押圧板2側の端部に
取付けられるアーム5とを備える。
ベース4は合成樹脂製の一体成形物で、底壁6
と左右壁7,8とを備える。底壁6には原稿置台
1の上面1aとの係合用の左右一対の突起9と、
固定用の左右一対のネジ孔10とが設けられてい
る。左右壁7,8の前端側(原稿置台1の中央寄
り側をいう)には、斜め方向(本実施例では略
45°)に向かつて開口する切欠11が形成され、
後端側(原稿置台1の外方側をいう)には突出部
12が形成されている。
アーム5は金属製の一体成形物で、上壁13と
左右側壁14,15とを備え、左右側壁14,1
5の下端からはフランジ16,17が張設され、
各フランジ16,17には原稿押圧板2との螺着
用ネジの通孔18が形成されている。
そして、アーム5の左右側壁14,15の間に
ベース4が位置され、ベース4の突出部12とア
ーム5に左右側壁14,15とに枢支ピン19が
挿通されることにより、ベース4とアーム5とは
横軸中心に揺動自在とされている。
21はベース側バネ受けで、合成樹脂により有
底筒状体に一体成形され、前記ベース4の左右壁
7,8間に位置され、その底部22の両端部分は
円柱状突出軸部20とされ、この突出軸部20が
前記ベース4の切欠11に回転自在に挿入される
ことで、バネ受け21は横軸中心に揺動自在に取
付けられている。ここで、アーム5の揺動中心X
とベース側バネ受けの揺動中心Yとを結ぶ線L
は、原稿置台1の上面1aと平行とされている。
23はアーム側バネ受けで、合成樹脂により有
底筒状体に一体成形され、外径が前記ベース側バ
ネ受け21の内径よりもわずかに小さくせられ、
この小径のバネ受け23は大径のバネ受け21内
にその開口端側を嵌入し、相互に軸方向摺動自在
とされており、前記アーム5の左右側壁14,1
5の先端間に位置されている。そして、バネ受け
23底部24は、その両端部分が、円筒状突出部
25とされて両端間に貫通するピン孔26が形成
され、このピン孔26と左右両側壁14,15と
に枢支ピン27が挿通されることにより、アーム
側バネ受け23はアーム5に対し横軸中心に揺動
自在に取付けられている。
28は圧縮コイルバネで、両バネ受け21,2
3で画成される内空部に、その両端をバネ受け2
1,23の底部に圧接させるようにして収納され
ている。これにより、コイルバネ28は両バネ受
け21,23の揺動中心Y,Zを結ぶ方向に弾発
力を作用させる。
そして、第1図に示すように原稿押圧板2を閉
じた状態では、アーム側バネ受け23、ベース側
バネ受け21、アームの揺動中心はその順に原稿
置台1の中央寄りに位置されている。また、この
状態で、アーム側バネ受け23の揺動中心Zは、
ベース側バネ受け21の揺動中心Yとアーム5の
揺動中心Xとを結ぶ線よりも下方にあるため、コ
イルバネ28の弾性力によりアーム5は図中左回
り、すなわち閉じ方向に揺動付勢され、原稿押圧
板2は原稿置台1上の原稿を押圧可能とされてい
る。
この第1図の状態から原稿押圧板2を開き方向
に揺動させてアーム5を揺動させていくと、開閉
途中位置においてアーム5の揺動中心Xと両バネ
受け21,23の揺動中心Yとは一直線上に並列
され、バネ28の弾発力がアーム5を揺動付勢し
ない位置となる。この位置からさらにアーム5を
開き方向に揺動させると、アーム側バネ受け23
の揺動中心Zは、ベース側バネ受け21の揺動中
心Yとアーム5の揺動中心Xとを結ぶ線Lよりも
上方となるため、バネ28の弾発力によりアーム
5は図中右回り、すなわち開き方向に揺動付勢さ
れる。これにより、第2図のように原稿押圧板2
は全開状態とされる。なお、第2図の状態よりも
押圧板2が開き方向に揺動しないよう、前記ベー
ス4の突出部12の後端がアーム5の上壁13の
下面に係止される。
上記実施例によれば、アーム5の揺動に伴ない
両バネ受け21,23間距離が変化する。この
際、アーム側バネ受け23と、ベース側バネ受け
21は嵌合状態で同一軸心上を相対移動するた
め、閉じ状態においては第1図示のように原稿置
台1の外方および中央に向かつて突出するものは
なく、原稿置台1の原稿載置面積を制限すること
はない。
また、アーム5の揺動中心Xとベース側バネ受
け21の揺動中心Yとを結ぶ線Lは、原稿置台1
の上面1aと平行であるため、傾斜されているも
のに比べてヒンジ3の上下寸法は可及的に小さく
でき、コンパクトなものとできて好ましい。
なお、本考案の上記実施例においては、バネ受
け21,23を合成樹脂製の有底筒状体としてい
るが、金属製のものとしてもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、有底筒状体よりなるバネ受け
21,23をその開口端側で互いに摺動自在と
し、かかるバネ受け21,23で画成される内空
部に圧縮バネ28を収納するようにしたので、圧
縮バネ28間に異物やゴミ等が侵入することがな
く、原稿押圧板2の円滑な開閉が長期にわたつて
確保できると共に、従来のようなバネ外れ防止杆
を設けておかなくてもより少ない部品点数で圧縮
バネ28を確実に保持でき、材料コストを低減す
ることができる。
また、両バネ受け23は、原稿置台1の中央に
向つて突出することがないので、原稿載置面積が
制限されるのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例に係り、第1図はヒンジ
の側断面図、第2図は同側面図、第3図は同半部
破断平面図、第4図は第3図のA−A線断面図で
ある。 1……原稿置台(1a……上面)、2……原稿
押圧板、3……ヒンジ、4……ベース、5……ア
ーム(X……揺動中心)、21……ベース側バネ
受け(Y……揺動中心)、23……アーム側バネ
受け(Z……揺動中心)、28……圧縮コイルバ
ネ、L……線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 原稿置台1と原稿押圧板2とを開閉揺動自在に
    連結する原稿押圧用ヒンジ3であつて、原稿置台
    1側の端部に取付けられるベース4と、原稿押圧
    板2側の端部に取付けられると共に、ベース4に
    対し横軸中心に揺動自在に取付けられるアーム5
    とを備え、ベース4とアーム5とにはそれぞれバ
    ネ受け21,23が横軸中心に揺動自在に取付け
    られ、両バネ受け21,23により圧縮バネ28
    が圧縮挾持され、この圧縮バネ28により原稿押
    圧板2を開閉途中位置より開き位置では開き方向
    に、閉じ位置では閉じ方向に揺動付勢すべく、ア
    ーム5の揺動中心Xと両バネ受け21,23の揺
    動中心Y,Zとが開閉途中位置で一直線上に並列
    するものとされ、さらに閉じ状態にあつては、ア
    ーム側バネ受け23、ベース側バネ受け21、ア
    ーム5の揺動中心はその順に原稿置台1の中央寄
    りに位置されるものにおいて、 前記バネ受け21,23はそれぞれ径の異なる
    有底筒状体とされ、この各バネ受け21,23の
    底部側は前記ベース4とアーム5にそれぞれ枢着
    されていると共に、一方のバネ受け23の開口端
    側が他方のバネ受け21の開口端側に軸方向摺動
    自在に嵌挿され、この両バネ受け21,23で画
    成される内空部に、前記圧縮バネ28がその両端
    を当該バネ受け21,23の底部に圧接させるよ
    うにして収納されていることを特徴とする原稿押
    圧用ヒンジ。
JP1987044782U 1987-03-25 1987-03-25 Expired JPH0453961Y2 (ja)

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JPS63151854U JPS63151854U (ja) 1988-10-05
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