JP2002250335A - ヒンジ装置 - Google Patents

ヒンジ装置

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JP2002250335A JP2001201908A JP2001201908A JP2002250335A JP 2002250335 A JP2002250335 A JP 2002250335A JP 2001201908 A JP2001201908 A JP 2001201908A JP 2001201908 A JP2001201908 A JP 2001201908A JP 2002250335 A JP2002250335 A JP 2002250335A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型な液晶ディスプレイを傾動自在に支持す
るのに好適で、しかも製作コストを低減でき、傾動角の
変更にも容易に対応可能なヒンジ装置を提供する。 【解決手段】 枢支部12と枢支部12を固定するため
の固定部27とを有するブラケット部材11と、枢支部
12の少なくとも一方の側面に相対回転不能に設けた耐
摩耗性に優れた材料からなる固定板14,16と、枢支
部12及び固定板14,16を回転自在に挿通する軸部
材13と、固定板14,16を挟んで枢支部12とは反
対側に設けた摩擦板15,17であって、軸部材13に
相対回転不能で且つ軸方向に移動自在に設けた摩擦板1
5,17と、摩擦板15,17を固定板14,16に圧
接させる付勢部材18であって、軸部材13に軸方向に
移動自在に設けた付勢部材18とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶ディスプレイ
等の表示手段を傾動可能に支持するのに好適なヒンジ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイ等の表示手段を傾動自
在に支持するヒンジ装置として、特開平6−29441
4号公報には、ブラケット部材の枢支部を挿通する軸部
材を設け、枢支部の両側において軸部材に略円板状の摩
擦板を相対回転不能で且つ軸方向に移動自在に外装し、
両摩擦板を枢支部に圧接させることで、液晶ディスプレ
イの傾動操作時に適度な制動力を付与し、傾動操作した
位置に液晶ディスプレイが保持されるように構成したヒ
ンジ装置が記載されている。
【0003】また、実開平1−117797号公報に
は、軸部材に摩擦板と中間板とを複数組外装し、摩擦板
を軸部材に対して軸方向に移動自在で且つ回転不能に設
け、中間板を軸部材に対して軸方向に移動自在で且つブ
ラケット部材に対して相対回転不能に係止し、軸部材に
外装した圧縮コイルバネにより、摩擦板と中間板とを圧
接させることにより、軸部材に対して制動力を付与する
ようになしたヒンジ装置が記載されている。尚、このヒ
ンジ装置では、中間板の端部をブラケット部材の取付部
に当接させて、中間板をブラケット部材に対して相対回
転不能になしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のヒンジ装置は、
前記公報に記載のヒンジ装置のように、摩擦板がブラケ
ット部材の枢支部に直接的に圧接されるので、枢支部の
摩耗等により制動力が低下しないように、ブラケット部
材全体を耐摩耗性に優れた材料で構成することが好まし
い。特に、近年における液晶ディスプレイの大型化に伴
って、制動力を高く設定する必要があることから、ブラ
ケット部材の耐摩耗性に対する要求が強くなっている。
一方、ブラケット部材は、軸部材を支持するため十分な
機械的強度が要求されるので、機械的強度を満足しつつ
耐摩耗性を向上するため、ステンレス鋼板からなるブラ
ケット部材も実用化されている。しかし、ステンレス鋼
板は高価でしかも加工性があまり良くないので、ブラケ
ット部材の製作コストが高くなり、ひいてはヒンジ装置
の製作コストが高くなるという問題があった。また、前
記ヒンジ装置では、液晶ディスプレイの最大傾動角を機
枠側において規制しているので、傾動角の変更時には機
枠の構成を変更する必要があり、傾動角に対する設計変
更に容易に対応できないという問題もあった。
【0005】本発明の目的は、大型な液晶ディスプレイ
を傾動自在に支持するのに好適で、しかも製作コストを
低減でき、傾動角の変更にも容易に対応可能なヒンジ装
置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段及びその作用】本発明に係
るヒンジ装置は、略平板状の枢支部を有するブラケット
部材と、前記枢支部の少なくとも一方の側面に相対回転
不能に設けた耐摩耗性に優れた材料からなる固定板と、
前記枢支部及び固定板を回転自在に挿通する軸部材と、
前記固定板を挟んで枢支部とは反対側に設けた摩擦板で
あって、軸部材に相対回転不能で且つ軸方向に移動自在
に設けた摩擦板と、前記摩擦板を固定板に圧接させる付
勢部材であって、軸部材に軸方向に移動自在に設けた付
勢部材とを備えたものである。
【0007】このヒンジ装置においては、軸部材ととも
に回転する摩擦板をブラケット部材の枢支部に固定した
固定板に付勢部材の付勢力により圧接させることによ
り、摩擦板と固定板間の摩擦抵抗により軸部材に対して
制動力を付与して、回転操作した位置に軸部材を保持で
きるように構成することになる。このように、固定板を
ブラケット部材の枢支部に相対回転不能に固定し、これ
に摩擦板を圧接させて軸部材に対して制動力を付与する
ので、ブラケット部材として安価でしかも加工性に優れ
た鉄板等の金属板からなるものを採用して、ヒンジ装置
の製作コストを低減しつつ、固定板として耐摩耗性に優
れた材料からなるものを採用することで、摩擦板と固定
板との摺動部分における耐久性を十分に確保できる。
【0008】ここで、前記枢支部の両側面に固定板を相
対回転不能に重ね合わせて設け、固定板を挟んで枢支部
とは反対側に摩擦板をそれぞれ設けてもよい。このよう
に構成すると、ヒンジ装置をほとんど大型に構成するこ
となく、摩擦板と固定板との接触面積を増やして、制動
力を高めることが可能となり、比較的大型な液晶ディス
プレイ等を傾動可能に支持するヒンジ装置として本発明
を適用することが可能となる。
【0009】また、前記摩擦板と固定板とに枢支部に対
する軸部材の回転角度を規制する角度規制部を形成する
ことが好ましい。この場合には、摩擦板又は固定板の構
成を変更することで、液晶ディスプレイ等の構成を変更
することなく、その傾動角を容易に変更することが可能
となる。
【0010】枢支部と固定板との相対回転を規制する構
造としては種々のものが考えられるが、前記枢支部に突
起を形成し、固定板に突起に係合する係合孔を形成し、
突起と係合孔との係合により枢支部に対する固定板の相
対回転を規制することが好ましい。つまり、前述のよう
にブラケット部材は加工性に優れた材料で構成されてい
るので、突起のような複雑な形状であってもプレス成形
により精度良く成形でき、また固定板は加工性のあまり
良くない材料で構成されることもあるが、貫通状の係合
孔であればプレス成形等により容易に且つ精度良く形成
できることから、枢支部に突起を形成し、固定板に係合
孔を形成することが好ましい。
【0011】また、前記枢支部に貫通孔又は切欠部から
なる係合部を形成し、固定板の外周部に枢支部側へ突出
して係合部に内嵌合する係止片を形成し、係合部と係止
片との係合により枢支部と固定板との相対回転を規制し
てもよい。即ち、前述のように枢支部に対して突起をプ
レス成形等により形成する場合においては、突起のサイ
ズが大きくなると、枢支部が波打ってその平面度が低下
するので、サイズに関係無く精度良く成形可能な、貫通
孔又は切欠部からなる係合部を枢支部に対して形成する
ことが好ましい。また、固定板は加工性のあまり良くな
い材料で構成されることもあるので、外周部に係止片を
突出状に形成してこれを折曲させたり、固定板の外周部
を切り起こして係止片を形成したり、焼結により一体成
形することで、固定板の成形精度を低下させることな
く、固定板に対して係止片を形成することが可能とな
る。
【0012】前記固定板と摩擦板との対向面の少なくと
も一方に潤滑油を保持するための微細な凹凸を形成して
もよい。即ち、摩擦板と固定板間には一定の摩擦力が作
用するように、潤滑油を介在させることが好ましいが、
摩擦板及び固定板の表面が平坦な場合には、油切れが発
生し易くなり、スムーズな動作が阻害されたり、摩耗が
激しくなるなどの問題が発生する。このため、固定板と
摩擦板との対向面の少なくとも一方に微細な凹凸を形成
し、この微細な凹凸により潤滑油を保持させることが好
ましい。
【0013】前記軸部材の途中部に鍔部を形成し、軸部
材の一方の端部にかしめ部を形成し、かしめ部と鍔部間
に少なくとも枢支部と固定板と摩擦板と付勢部材とを配
置させて、かしめ部をかしめることにより、これらの部
材を軸部材に一体化することが好ましい。軸部材にナッ
トを螺合させてこれらの部材を軸部材に対して一体化す
ることも可能であるが、振動等によりナットに緩みが発
生して制動力が変動し易く、しかも部品点数が増加して
製作コストが高くなるので、かしめにより一体化するこ
とが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。本実施例は、液晶ディ
スプレイを傾動自在に支持するためのディスプレイ支持
台のヒンジ装置に本発明を適用した場合のものである。
但し、液晶ディスプレイ以外の表示装置や掲示板等を傾
動自在や旋回自在に支持するためのヒンジ装置に対して
も本発明を同様に適用できる。
【0015】図1に示すように、ディスプレイ支持台1
の下部には略円盤状の支持脚2が設けられ、支持脚2の
中央部には上方へ延びる支持柱3が立設固定され、支持
柱3には上方へ延びる支持アーム4が左右1対のヒンジ
装置10を介して傾動操作可能に支持され、液晶ディス
プレイ(図示外)はこの支持アーム4の前側に固定され
て、ヒンジ装置10を介して前方へ傾動角θF、後方へ
傾動角θRの範囲内で傾動自在で且つ傾動操作した位置
に保持されるように支持されている。但し、ディスプレ
イ支持台1としては、任意の構成のものを採用すること
が可能であり、図1に示す形態に限定されるものではな
い。
【0016】両ヒンジ装置10は左右対称の構成のもの
なので、右側のヒンジ装置10について説明する。図1
〜図4に示すように、ヒンジ装置10は、支持アーム4
の前面に固定したブラケット部材11と、ブラケット部
材11の後方へ延びる枢支部12に回転自在に支持した
軸部材13と、枢支部12の左側において枢支部12か
ら順番に軸部材13に外嵌装着した第1固定板14及び
第1摩擦板15と、枢支部12の右側において枢支部1
2から順番に軸部材13に外嵌装着した第2固定板16
と第2摩擦板17と付勢部材18とスペーサ板19とか
しめ座板20とを備えている。
【0017】軸部材13の途中部には軸方向へ延びる平
行な2つの係合面21を有する軸本体部22が形成さ
れ、軸部材13の左端部には軸本体部22よりも小径な
かしめ部23が形成され、軸部材13の右端近傍部には
鍔部24が形成され、軸部材13の右端部には軸本体部
22よりも大径で且つ軸方向へ延びる平行な2つの係合
面25を有する連結軸部26が形成され、軸部材13は
連結軸部26を支持柱3の上端部に設けた図示外の固定
金具に嵌合固定することで支持柱3に固定支持されてい
る。尚、軸本体部22及び連結軸部26は、断面多角形
状に形成してもよいし、D字状に形成してもよい。
【0018】ブラケット部材11は、加工性に優れ且つ
安価に入手可能な鉄板等の金属板をプレス成形して製作
したもので、支持アーム4の前面に図示外のビスにより
固定される固定部27と、固定部27の左側縁の下部か
ら後方へ向けて延びる枢支部12とを有し、枢支部12
には軸部材13の軸本体部22が相対回転自在に挿通す
る軸孔28が形成され、枢支部12の左右の側面には側
方へ突出する4つの突起29が軸孔28を取り囲むよう
に一定間隔おきにぞれぞれ形成されている。左右の側面
に形成される突起29は、周方向に約45°オフセット
させた位置に形成され、突起29の形成位置に対応させ
て凸型を形成した金型を用いて、背面側からプレス成形
を施すことで突起29を形成できるように構成されてい
る。但し、枢支部12のうちの突起29とは反対側の面
には凸型により凹部が形成されるが、この凹部の図示は
省略した。
【0019】固定板14,16は、中央部に軸部材13
の軸本体部22が相対回転自在に挿通する軸孔30を形
成した略円板状の部材で構成されている。固定板14,
16の半径方向の途中部には係止孔31が突起29に対
応させて円周方向に一定間隔おきに4つ形成され、固定
板14,16は、突起29が係止孔31に挿入されるよ
うに枢支部12に重ね合わせることにより、枢支部12
に対して相対回転不能に組み付けられている。尚、枢支
部12に対して固定板14,16を相対回転部不能に組
み付けるための構造は、基本的には前述のように突起2
9と係止孔31との凹凸嵌合により行うことになるが、
突起29の形状や個数や形成位置は任意に設定可能であ
るし、係止孔31の形状や個数や形成位置も突起29の
構成に応じて任意に設定可能である。また、係止孔31
に代えて切欠部を形成し、これに枢支部12に形成した
突起29や折曲片を係合させて、固定板14,16の相
対回転を規制してもよい。更に、接着剤等を併用した
り、ビスやリベット等の固定具を併用して、固定板1
4,16を枢支部12に相対回転不能に固定してもよ
い。
【0020】固定板14,16は、耐摩耗性に優れた、
ポリアミド系樹脂やポリアセタール系樹脂などの合成樹
脂材料や、ステンレス鋼などの鉄系金属或いは鉄系や銅
系の焼結金属で構成されている。合成樹脂材料で構成す
る場合には、滑り性を高めるために、これら樹脂組成物
に固体潤滑剤を混練分散させてもよいし、機械的強度を
高めるために、これら樹脂組成物にガラス繊維や炭素繊
維などの繊維状補強材を混入させた強化樹脂を用いても
よい。また、焼結金属で構成する場合には、滑り性を高
めるため潤滑油を含浸させたものを採用することが好ま
しい。
【0021】摩擦板15,17は、耐摩耗性に優れた例
えばステンレス鋼などの金属材料で構成され、その中央
部には軸部材13の軸本体部22が相対回転不能に挿通
する略小判型の軸孔32が形成され、摩擦板15,17
は軸部材13と一体的に回転するように構成されてい
る。摩擦板15,17の半径方向の途中部には油孔33
が軸孔32を取り囲むように円周一定間隔おきに4つ形
成され、油孔33内にグリース等の潤滑油を充填するこ
とで、長期にわたって潤滑性が維持されるように構成さ
れている。
【0022】但し、油孔33の個数やサイズや形成位置
は任意に設定することが可能である。また、前述のよう
に、固定板14,16として、固定潤滑剤を混練分散し
た合成樹脂材料や、潤滑油を含浸させた焼結金属を採用
する場合には油孔33を省略してもよい。更に、固定板
14と摩擦板15との対向面の一方と、固定板16と摩
擦板17との対向面の一方に、潤滑油を保持するための
微細な凹凸をそれぞれ形成して、両者間における潤滑性
を高めて、摩擦力の変動を少なくしてもよい。このよう
な凹凸は、プレス加工やショットブラストやショットピ
ーニングなどの機械処理或いはエッチングなどの化学的
処理により容易に形成できる。また、このような凹凸を
形成すると、固定板14と摩擦板15間の潤滑性を十分
に確保できるので、固定板14,16の素材として、必
ずしも固定潤滑剤を混練分散した合成樹脂材料や、潤滑
油を含浸させた焼結金属を採用する必要はないし、油孔
33も省略可能である。
【0023】図1に示すように、液晶ディスプレイを鉛
直姿勢から傾動角θF、θRの範囲内において前後に傾
動可能に構成するため、図2〜図5に示すように、固定
板14,16の外周部には周方向に延びる切欠部35が
形成され、摩擦板15,17の外周部には固定板16,
14の切欠部35内へ延びる係止片36が形成され、係
止片36が切欠部35内において傾動角θF、θRの範
囲内において移動可能に構成される。そして、軸部材1
3が摩擦板15,17とともに固定板14,16及びブ
ラケット部材11に対して傾動角θF、θRの範囲内に
おいて相対回転することで、液晶ディスプレイを鉛直姿
勢から傾動角θF、θRの範囲内において前後に傾動す
るように構成されている。但し、係止片36及び切欠部
35を省略し、支持柱3と支持アーム4間において液晶
ディスプレイの傾動角を設定するようにしてもよい。
尚、切欠部35及び係止片36が角度規制部に相当す
る。
【0024】付勢部材18は、中央部に軸部材13の軸
本体部22が相対回転自在に挿通する軸孔37を形成し
た略円板状に構成され、軸方向に弾性変形して摩擦板1
5,17と固定板14,16間に適度な摩擦抵抗を作用
させることが可能なものであれば、任意の構成のものを
採用することが可能で、図2に示すように、ウェーブワ
ッシャを用いてもよいし、皿バネやコイルスプリングを
用いることも可能である。また、合成樹脂材料や合成ゴ
ムなどの弾性部材からなるものを採用してもよい。尚、
付勢部材18により第2摩擦板17が変形しないよう
に、付勢部材18と第2摩擦板17間において軸部材1
3に安価に製作可能な鉄板等の金属板からなるワッシャ
を設け、このワッシャを軸部材13に相対回転自在或い
は相対回転不能に支持させてもよい。
【0025】スペーサ板19は、中央部に軸部材13の
軸本体部22が相対回転自在に挿通する軸孔38を形成
した略円板状に構成されている。かしめ座板20は、中
央部に軸部材13のかしめ部23が相対回転自在に挿通
する軸孔39を形成した略円板状に構成されている。か
しめ座板20の厚さは、適正量だけかしめた後のかしめ
部23の軸部分の長さよりも短くなるように設定され、
図4に示すように、かしめた状態でかしめ部23と軸本
体部22との段部40がスペーサ板19の厚さ方向の途
中部に位置するように構成され、スペーサ板19と鍔部
24間に、付勢部材18と第2摩擦板17と第2固定板
16と枢支部12と第1固定板14と第1摩擦板15と
が適正な力で確実に挟持されるように構成されている。
【0026】尚、スペーサ板19及びかしめ座板20の
素材は任意に設定可能であるが、安価に入手可能な鉄板
等の金属板で構成すること好ましい。また、付勢部材1
8とスペーサ板19とかしめ座板20とは、軸部材13
に相対回転自在に外装したが、軸部材13と一体的に回
転するように構成してもよい。更に、スペーサ板19
は、かしめ座板20と段部40間に付勢部材18の内周
部が挟持されるという、付勢部材18の組付不良を防止
するためのものであるが、省略することも可能である。
【0027】次に、ヒンジ装置10の組立方法について
簡単に説明する。先ず、第1摩擦板15と第1固定板1
4とを軸本体部22に順番に装填してから、軸本体部2
2を枢支部12の軸孔28に挿通させ、第1固定板14
の係止孔31に枢支部12の突起29が嵌合するよう
に、第1固定板14を枢支部12に重ねあわせるととも
に、第1固定板14の切欠部35に第1摩擦板15の係
止片36が挿入されるように、第1固定板14に第1摩
擦板15を重ね合わせる。
【0028】次に、第2固定板16と第2摩擦板17と
付勢部材18とスペーサ板19を順番に軸本体部22に
装填し、第2固定板16の係止孔31に枢支部12の突
起29が嵌合するように、第2固定板16を枢支部12
に重ねあわせるとともに、第2固定板16の切欠部35
に第2摩擦板17の係止片36が挿入されるように、第
2固定板16に第2摩擦板17を重ね合わせる。次に、
かしめ座板20をかしめ部23に装填してから、かしめ
部23をかしめ、軸部材13を介して、第1摩擦板1
5、第1固定板14、第2固定板16、第2摩擦板1
7、付勢部材18、スペーサ板19、かしめ座板20を
ブラケット部材11に一体的に組み付けて、ヒンジ装置
10を組み立てることになる。
【0029】このように構成したヒンジ装置10におい
ては、摩擦板15,17が付勢部材18の付勢力により
固定板14,16にそれぞれ圧接され、第1固定板14
と第1摩擦板15及び第2固定板16と第2摩擦板17
間の摩擦抵抗により、軸部材13に対して適度な回転操
作抵抗が付与される。尚、この回転操作抵抗は、液晶デ
ィスプレイの重量等に応じて、液晶ディスプレイを比較
的容易に傾動操作できるように設定しつつ、傾動操作し
た位置に液晶ディスプレイが保持されるような値に設定
することになる。
【0030】また、液晶ディスプレイの傾動範囲は、固
定板14,16の切欠部35と摩擦板15,17の係止
片36により設定されることになるので、傾動範囲の設
定を変更する場合には、固定板14,16又は摩擦板1
5,17を異なるものに変更することで、支持柱3や支
持アーム4の構成を変更することなく容易に変更でき
る。尚、本実施例では、液晶ディスプレイの傾動角度を
規制するために、固定板14,16に切欠部35を形成
し、摩擦板15,17に係止片36を形成したが、回転
角度を規制しない液晶ディスプレイやその他の機器に対
して適用する場合には、切欠部35及び係止片36を省
略することになる。
【0031】次に、前記ヒンジ装置10の構成を部分的
に変更した他の実施例について説明する。尚、前記実施
例と同一部材には同一符号を付してその詳細な説明を省
略する。このヒンジ装置10Aは、図6に示すように、
突起29に代えて貫通孔からなる4つの係合部29Aを
形成した枢支部12Aを設け、係止孔31に代えて1対
の係合片31Aを外周部にそれぞれ形成した固定部材1
4A,16Aを設け、係止片31Aを係合部29Aに係
合させて固定板14A,16Aを枢支部12Aに相対回
転不能に係合させたものである。但し、係合部29A及
び係止片31Aの個数はそれぞれ任意に設定可能であ
る。また、係合部29Aは、枢支部12Aの外縁から中
心側へ延びる切欠部で構成してもよい。
【0032】このヒンジ装置10Aでは、係合部29A
を貫通孔や切欠部で構成しているので、前述のように突
起29を形成する場合よりも、枢支部12Aに対して係
合部29Aを精度良く成形することが可能となり、枢支
部12Aの平面度を向上できる。また、係止片31Aに
関しても、固定部材14A,16Aの外周部に突出片を
形成してこれを折曲させたり、焼結により一体成形でき
るので、固定部材14A,16Aの平面度も十分に確保
できる。このため、固定板14A,16Aを枢支部12
Aに略隙間無く密着させることが可能となるので、枢支
部12Aと固定板間14A,16Aの隙間が製品間にお
いて変動することを抑制して、隙間の変動による付勢手
段18の付勢力の変動を抑制し、軸部材13の回動操作
力に対するヒンジ装置10Aの製品バラツキを少なくで
きる。また、薄肉に構成することにより固定板14A,
16Aが枢支部12Aの表面に沿って変形するような場
合でも、枢支部12Aの表面の平面度を向上できるの
で、固定板14A,16Aや摩擦板15,17が偏摩耗
することを防止できるとともに、付勢手段18としてウ
ェブワッシャのように周方向の部位によって付勢力が異
なる付勢手段を使用した場合でも、操作角度によって操
作抵抗が変化するという不具合を防止できる。
【0033】また、本実施例では、14〜20インチの
比較的大型な液晶ディスプレイを支持するために、2つ
のヒンジ装置10にそれぞれ2枚の摩擦板15,17と
2枚の固定板14,16を設けたが、比較的小型軽量な
液晶ディスプレイ等を傾動自在に支持する場合には、各
ヒンジ装置に対して摩擦板と固定板とをそれぞれ1枚ず
つ設けるように構成してもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明に係るヒンジ装置によれば、固定
板をブラケット部材の枢支部に相対回転不能に固定し、
これに摩擦板を圧接させて軸部材に対して制動力を付与
するので、ブラケット部材として安価でしかも加工性に
優れた鉄板等の金属板からなるものを採用して、ヒンジ
装置の製作コストを低減しつつ、固定板として耐摩耗性
に優れた材料からなるものを採用することで、摩擦板と
固定板との摺動部分における耐久性を十分に確保でき
る。
【0035】ここで、枢支部の両側面に固定板を相対回
転不能に重ね合わせて設け、固定板を挟んで枢支部とは
反対側に摩擦板をそれぞれ設けると、摩擦板と固定板と
の接触面積を増やして、制動力を高めることが可能とな
り、比較的大型な液晶ディスプレイ等を傾動可能に支持
するヒンジ装置として本発明を適用することが可能とな
る。
【0036】摩擦板と固定板とに枢支部に対する軸部材
の回転角度を規制する角度規制部を形成すると、摩擦板
又は固定板の構成を変更することで、液晶ディスプレイ
等の構成を変更することなく、その傾動角を容易に変更
することが可能となる。
【0037】枢支部に突起を形成し、固定板に突起に係
合する係合孔を形成し、突起と係合孔との係合により枢
支部に対する固定板の相対回転を規制すると、枢支部及
び固定板の加工が容易になる。
【0038】また、枢支部に貫通孔又は切欠部からなる
係合部を形成し、固定板の外周部に枢支部側へ突出して
係合部に内嵌合する係止片を形成し、係合部と係止片と
の係合により枢支部と固定板との相対回転を規制する
と、枢支部及び固定板の加工性を十分に確保しつつ、両
者の平面度を高めて固定板を枢支部に略隙間無く密着さ
せることが可能となる。このため、枢支部と固定板間の
隙間が製品間において変動することによる、ヒンジ装置
の操作抵抗の製品バラツキを少なくできる。また、固定
板が比較的薄肉な場合でも、固定板や摩擦板が偏摩耗す
ることを防止できるとともに、付勢手段としてウェブワ
ッシャのように周方向の部位によって付勢力が異なる付
勢手段を使用した場合でも、操作角度によって操作抵抗
が変化するという不具合を防止できる。
【0039】固定板と摩擦板との対向面の少なくとも一
方に潤滑油を保持するための微細な凹凸を形成すると、
摩擦板と固定板間における潤滑油の油切れを長期にわた
って防止して、両者間の摩擦抵抗を一定に維持できる。
【0040】軸部材の途中部に鍔部を形成し、軸部材の
一方の端部にかしめ部を形成し、かしめ部と鍔部間に少
なくとも枢支部と固定板と摩擦板と付勢部材とを配置さ
せて、かしめ部をかしめることにより、これらの部材を
軸部材に一体化すると、部品点数を増やすことなく耐久
性に優れたヒンジ装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ディスプレイ支持台の側面図
【図2】 ヒンジ装置の分解斜視図
【図3】 ヒンジ装置の背面図
【図4】 図3のIV-IV線断面図
【図5】 ヒンジ装置の作動説明図
【図6】 他の実施例の図2相当図
【符号の説明】
1 ディスプレイ支持台 2 支持脚 3 支持柱 4 支持アーム 10 ヒンジ装置 11 ブラケット部材 12 枢支部 13 軸部材 14 第1固定板 15 第1摩擦板 16 第2固定板 17 第2摩擦板 18 付勢部材 19 スペーサ板 20 かしめ座板 21 係合面 22 軸本体部 23 かしめ部 24 鍔部 25 係合面 26 連結軸部 27 固定部 28 軸孔 29 突起 30 軸孔 31 係止孔 32 軸孔 33 油孔 35 切欠部 36 係止片 37 軸孔 38 軸孔 39 軸孔 40 段部 29A 係合部 31A 係止片

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略平板状の枢支部を有するブラケット部
    材と、 前記枢支部の少なくとも一方の側面に相対回転不能に設
    けた耐摩耗性に優れた材料からなる固定板と、 前記枢支部及び固定板を回転自在に挿通する軸部材と、 前記固定板を挟んで枢支部とは反対側に設けた摩擦板で
    あって、軸部材に相対回転不能で且つ軸方向に移動自在
    に設けた摩擦板と、 前記摩擦板を固定板に圧接させる付勢部材であって、軸
    部材に軸方向に移動自在に設けた付勢部材と、 を備えたことを特徴とするヒンジ装置。
  2. 【請求項2】 前記枢支部の両側面に固定板を相対回転
    不能に重ね合わせて設け、固定板を挟んで枢支部とは反
    対側に摩擦板をそれぞれ設けた請求項1記載のヒンジ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記摩擦板と固定板とに枢支部に対する
    軸部材の回転角度を規制する角度規制部を形成した請求
    項1又は2記載のヒンジ装置。
  4. 【請求項4】 前記枢支部に突起を形成し、固定板に突
    起に係合する係合孔を形成し、突起と係合孔との係合に
    より枢支部に対する固定板の相対回転を規制した請求項
    1〜3のいずれか1項記載のヒンジ装置。
  5. 【請求項5】 前記枢支部に貫通孔又は切欠部からなる
    係合部を形成し、固定板の外周部に枢支部側へ突出して
    係合部に内嵌合する係止片を形成し、係合部と係止片と
    の係合により枢支部と固定板との相対回転を規制した請
    求項1〜3のいずれか1項記載のヒンジ装置。
  6. 【請求項6】 前記固定板と摩擦板との対向面の少なく
    とも一方に潤滑油を保持するための微細な凹凸を形成し
    た請求項1〜5のいずれか1項記載のヒンジ装置。
  7. 【請求項7】 前記軸部材の途中部に鍔部を形成し、軸
    部材の一方の端部にかしめ部を形成し、かしめ部と鍔部
    間に少なくとも枢支部と固定板と摩擦板と付勢部材とを
    配置させて、かしめ部をかしめることにより、これらの
    部材を軸部材に一体化させた請求項1〜6のいずれか1
    項記載のヒンジ装置。
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