JP2016033393A - 円筒状部材、及びヒンジ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ヒンジ軸を介して回動可能に結合される二つの部材の間において、クリアランスを詰め、最小クリアランスを確実に維持する。
【解決手段】ヒンジ軸12を介して回動可能に結合される二つの部材1・3の間に配置される部材21であって、ヒンジ軸12の周りに設けられ二つの部材1・3を離間する方向に付勢する皿バネ13と、ヒンジ軸12と、を含んでその周囲を覆う円筒状に形成されている。この円筒状部材21は、さらに、二つの部材1・3の間に挟まれるフランジ部22を備える。
【選択図】図2
【解決手段】ヒンジ軸12を介して回動可能に結合される二つの部材1・3の間に配置される部材21であって、ヒンジ軸12の周りに設けられ二つの部材1・3を離間する方向に付勢する皿バネ13と、ヒンジ軸12と、を含んでその周囲を覆う円筒状に形成されている。この円筒状部材21は、さらに、二つの部材1・3の間に挟まれるフランジ部22を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、ヒンジ軸を介して回動可能に結合される二つの部材間に設けられる円筒状部材と、その円筒状部材を備えるヒンジ装置に関する。
表示部を有する表示ブロックと、レンズ部を有するレンズブロックと、これら表示ブロック及びレンズブロックの周囲を回転可能なグリップブロックとからなる筐体構造がある(特許文献1参照)。具体的には、表示ブロックとレンズブロックを第1ヒンジで回動可能に結合して、レンズブロックとグリップブロックとを第2ヒンジで回動可能に結合している。
このようなヒンジにより回動可能な筐体構造において、回動時に筐体が擦れないようにするためには、各部品の公差と組み付けバラツキを考慮して、筐体間に一定以上のクリアランスを設ける必要がある。
しかし、筐体間にクリアランスを設けた場合、組み付けバラツキにより筐体両側のクリアランスが同クリアランスとならない、という問題があった。
本発明の課題は、ヒンジ軸を介して回動可能に結合される二つの部材の間において、 二つの部材間の最小クリアランスを維持できるようにすることである。
以上の課題を解決するため、本発明は、
ヒンジ軸を介して回動可能に結合される二つの部材の間に配置される部材であって、
前記ヒンジ軸の周りに設けられ前記二つの部材を離間する方向に付勢する付勢部材と、前記ヒンジ軸と、を含んでその周囲を覆う円筒状に形成されている円筒状部材を特徴とする。
ヒンジ軸を介して回動可能に結合される二つの部材の間に配置される部材であって、
前記ヒンジ軸の周りに設けられ前記二つの部材を離間する方向に付勢する付勢部材と、前記ヒンジ軸と、を含んでその周囲を覆う円筒状に形成されている円筒状部材を特徴とする。
本発明によれば、ヒンジ軸を介して回動可能に結合される二つの部材の間において、 二つの部材間の最小クリアランスを維持することができる。
以下、図を参照して本発明を実施するための形態を詳細に説明する。
(要点)
筐体のヒンジ部において、ヒンジ軸周りのバネの目隠しと、グリスのはみ出しを防止できるように、ヒンジ部に円筒状部材を追加する。
そして、その円筒状部材に、筐体間の最小クリアランスを維持できるように、筐体間に挟まれるフランジ部を設ける。
筐体のヒンジ部において、ヒンジ軸周りのバネの目隠しと、グリスのはみ出しを防止できるように、ヒンジ部に円筒状部材を追加する。
そして、その円筒状部材に、筐体間の最小クリアランスを維持できるように、筐体間に挟まれるフランジ部を設ける。
(実施形態)
図1は本発明を適用した電子機器の一実施形態の構成としてカメラ筐体の折り畳み状態を実線で示して筐体を回動させた状態を仮想線で示したもので、1はレンズブロック、2は表示ブロック、3はグリップブロック、4はレンズである。
図1は本発明を適用した電子機器の一実施形態の構成としてカメラ筐体の折り畳み状態を実線で示して筐体を回動させた状態を仮想線で示したもので、1はレンズブロック、2は表示ブロック、3はグリップブロック、4はレンズである。
図示のように、カメラの筐体は、レンズブロック1、表示ブロック2、グリップブロック3の三ブロックに分かれている。
そして、レンズ4を中央に備えるレンズブロック1に対して、表示部(図略)を一面に備える表示ブロック2が、第1ヒンジ軸(図略)を介して結合されて、その第1ヒンジ軸を中心に回転可能となっている。
また、レンズブロック1に対して、レンズブロック1及び表示ブロック2を囲む形状の枠体によるグリップブロック3が、第2ヒンジ軸12(図2参照)を介して結合されて、前記第1ヒンジ軸と直交する第2ヒンジ軸12を中心に回転可能となっている。
そして、レンズ4を中央に備えるレンズブロック1に対して、表示部(図略)を一面に備える表示ブロック2が、第1ヒンジ軸(図略)を介して結合されて、その第1ヒンジ軸を中心に回転可能となっている。
また、レンズブロック1に対して、レンズブロック1及び表示ブロック2を囲む形状の枠体によるグリップブロック3が、第2ヒンジ軸12(図2参照)を介して結合されて、前記第1ヒンジ軸と直交する第2ヒンジ軸12を中心に回転可能となっている。
すなわち、実線で示すように、レンズブロック1、表示ブロック2、及びグリップブロック3の折り畳み状態であり、仮想線で示すように、レンズブロック1に対してグリップブロック3が第2ヒンジ軸12回りに360度フリー回転をする。
図2はレンズブロック1に対して表示ブロック2とグリップブロック3を回動可能に結合するヒンジユニット5を拡大したもので、6はメインフレーム、7はサブフレーム、8はサブフレーム、12は第2ヒンジ軸、21は円筒状部材である。
図示のように、ヒンジユニット5は、メインフレーム6に対して、一対のサブフレーム7が第2ヒンジ軸12を介して回転可能に結合されるとともに、サブフレーム8が図略の第1ヒンジ軸を介して回転可能に結合されている。
また、メインフレーム6には、レンズブロック1を構成する前ケース1a及び後ケース1bが組み付けられる。サブフレーム7には、グリップブロック3の端部が組み付けられる。サブフレーム8には、表示ブロック2が組み付けられる。
また、メインフレーム6には、レンズブロック1を構成する前ケース1a及び後ケース1bが組み付けられる。サブフレーム7には、グリップブロック3の端部が組み付けられる。サブフレーム8には、表示ブロック2が組み付けられる。
そして、メインフレーム6とサブフレーム7との間において、第2ヒンジ軸12の周りを覆う円筒状部材21が設けられている。
また、メインフレーム6とサブフレーム8との間にも、第1ヒンジ軸の周りを覆う円筒状部材21が設けられている。
この円筒状部材21は、表面が滑る材質、例えばPOM(ポリアセタール)や油含浸樹脂等、摺動性のある樹脂で成形されている。
また、メインフレーム6とサブフレーム8との間にも、第1ヒンジ軸の周りを覆う円筒状部材21が設けられている。
この円筒状部材21は、表面が滑る材質、例えばPOM(ポリアセタール)や油含浸樹脂等、摺動性のある樹脂で成形されている。
図3はレンズブロック1に対するグリップブロック3のヒンジ結合部での縦断面を示すもので、図4はその矢印A部を拡大したものであり、13は皿バネ、14はバネ受けワッシャ、15はカムである。
図示のように、第2ヒンジ軸12の周囲には、皿バネ13と、その両端部を受けるバネ受けワッシャ14とカム15が設けられている。そして、ヒンジユニット5のメインフレーム6とサブフレーム7が第2ヒンジ軸12により加締め付けて固定される。
皿バネ13は、メインフレーム6とサブフレーム7を離間する方向に付勢するもので、そのバネ力によって、レンズブロック1に対するグリップブロック3の回転時にメインフレーム6とサブフレーム7を介してトルクが発生する。
皿バネ13は、メインフレーム6とサブフレーム7を離間する方向に付勢するもので、そのバネ力によって、レンズブロック1に対するグリップブロック3の回転時にメインフレーム6とサブフレーム7を介してトルクが発生する。
このように、ヒンジユニット5に、第2ヒンジ軸12周りの皿バネ13と、そのバネ受けワッシャ14とカム15の周囲を覆う円筒状部材21を追加することにより、第2ヒンジ軸12周りの皿バネ13を目隠しできて、第2ヒンジ軸12周りと皿バネ13とバネ受けワッシャ14とカム15に塗布するグリスのはみ出しも防止できる。
ここで、レンズブロック1とグリップブロック3のクリアランスは、それぞれの部品公差及び組み付けズレを考慮しても、回転動作時に確実に擦らないクリアランスを空ける必要がある。
このため、円筒状部材21の中間部外周に、レンズブロック1とグリップブロック3の間に挟まれて、そのレンズブロック1とグリップブロック3が当接しないように所定の空隙が保たれる厚さのフランジ部22が形成されている。
このため、円筒状部材21の中間部外周に、レンズブロック1とグリップブロック3の間に挟まれて、そのレンズブロック1とグリップブロック3が当接しないように所定の空隙が保たれる厚さのフランジ部22が形成されている。
そして、各部品の公差バラツキ、組立バラツキが発生しても、摺動性のある樹脂で成形された円筒状部材21のフランジ部22がスペーサーとなり、レンズブロック1とグリップブロック3の最小クリアランスを確実にキープできることで、クリアランスを最小まで詰めることができる。
なお、図2に示したように、図示しない第1ヒンジ軸周りの皿バネと、そのバネ受けワッシャとカムの周囲を覆う円筒状部材21も追加することにより、第1ヒンジ軸周りの皿バネも目隠しできて、第1ヒンジ軸周りと皿バネとバネ受けワッシャとカムに塗布するグリスのはみ出しも防止できる。
そして、各部品の公差バラツキ、組立バラツキが発生しても、摺動性のある樹脂で成形された円筒状部材21のフランジ部22がスペーサーとなり、レンズブロック1と表示ブロック2の最小クリアランスも確実にキープできることで、クリアランスを最小まで詰めることができる。
また、図示例では、円筒状部材21のフランジ部22を、グリップブロック3の端面に形成した段差溝に収容したが、その段差溝は必須ではなく、最小クリアランスを確実にキープできる範囲でフランジ部22が薄ければ不要となる。
ところで、図3に示したように、ヒンジ部において、上下のサブフレーム7を含む上下寸法が大きく、レンズブロック1の上下寸法が小さくなってしまった場合、レンズブロック1と円筒状部材21にはクリアランスが生じ、組立により片側に寄ってしまうことが想定される。
このため、円筒状部材21にバネ性を持たせることで、レンズブロック1に対し両側から同じ加重で押し付けることにより、レンズブロック1に対する両側のクリアランスを均一にすることができる。
このため、円筒状部材21にバネ性を持たせることで、レンズブロック1に対し両側から同じ加重で押し付けることにより、レンズブロック1に対する両側のクリアランスを均一にすることができる。
図5(a)及び(b)は円筒状部材21を拡大してバネ化の概要を示すもので、図示のように、円筒状部材21のフランジ部22を基準に一半部側に、直径方向に対向して円周方向に長い穴開け部23を形成する。この穴開け部23の存在により、円筒状部材21の一端部側には、穴開け部23に沿った弾性を具備するバネ部24が一対形成される。
そして、その直径方向に対向する一対のバネ部24の端面中央に突起部25を形成する。
そして、その直径方向に対向する一対のバネ部24の端面中央に突起部25を形成する。
図6(a)及び(b)は円筒状部材21のバネ部24のバネ力によって押し上げた状態を示すもので、図示のように、円筒状部材21のフランジ部22がレンズブロック1の端面に密着して、円筒状部材21の直径方向に対向する一対のバネ部24上の突起部25がサブフレーム7に当接して、サブフレーム7が押し上げられている。
このとき、図6(b)に拡大して示すように、円筒状部材21の端面とサブフレーム7との間にクリアランスが形成されるとともに、フランジ部22とグリップブロック3の段差溝端面との間にもクリアランスが形成されていて、レンズブロック1とグリップブロック3との間にはクリアランスαが保たれている。
このとき、図6(b)に拡大して示すように、円筒状部材21の端面とサブフレーム7との間にクリアランスが形成されるとともに、フランジ部22とグリップブロック3の段差溝端面との間にもクリアランスが形成されていて、レンズブロック1とグリップブロック3との間にはクリアランスαが保たれている。
図7(a)及び(b)は円筒状部材21のバネ部24が潰れた状態を示すもので、図示のように、円筒状部材21の直径方向に対向する一対の突起部25がサブフレーム7に押し下げられて、バネ部24が穴開け部23に入り込むように潰れて、円筒状部材21の端面がサブフレーム7に密着している。
このとき、図7(b)に拡大して示すように、フランジ部22がグリップブロック3の段差溝端面に密着して、レンズブロック1とグリップブロック3との間には、図6のクリアランスαよりも小さい最小クリアランスβが確保されている。
このとき、図7(b)に拡大して示すように、フランジ部22がグリップブロック3の段差溝端面に密着して、レンズブロック1とグリップブロック3との間には、図6のクリアランスαよりも小さい最小クリアランスβが確保されている。
このように、バネ部24が完全に潰れても、レンズブロック1とグリップブロック3の最小クリアランスβをキープできる。
従って、円筒状部材21をバネ部24によりレンズブロック1に対し両側から同じ加重で押し付けることにより、グリップブロック3のレンズブロック1に対する両側のクリアランスを均一にすることができる。
従って、円筒状部材21をバネ部24によりレンズブロック1に対し両側から同じ加重で押し付けることにより、グリップブロック3のレンズブロック1に対する両側のクリアランスを均一にすることができる。
以上、実施形態の円筒状部材21を備えるヒンジユニット5によれば、特に、第2ヒンジ軸12を介して回動可能に結合されるレンズブロック1とグリップブロック3の間に、第2ヒンジ軸12の周りに設けられレンズブロック1とグリップブロック3を離間する方向に付勢する皿バネ13と、そのバネ受けワッシャ14とカム15の周囲を覆う摺動性のある樹脂で成形された円筒状部材21を配置した構成となっている。
そして、円筒状部材21には、レンズブロック1とグリップブロック3の間に挟まれるフランジ部22を備える構成となっている。
さらに、円筒状部材21は、レンズブロック1とグリップブロック3を離間する方向に付勢し、かつレンズブロック1とグリップブロック3間で圧縮変形可能なバネ部24及び突起部25を備えている。
そして、円筒状部材21には、レンズブロック1とグリップブロック3の間に挟まれるフランジ部22を備える構成となっている。
さらに、円筒状部材21は、レンズブロック1とグリップブロック3を離間する方向に付勢し、かつレンズブロック1とグリップブロック3間で圧縮変形可能なバネ部24及び突起部25を備えている。
従って、次に列挙する効果が得られる。
1)円筒状部材21によって、第2ヒンジ軸12周りの皿バネ13の目隠しと、グリスのはみ出し防止ができる。従って、見栄えが良くなる。
2)レンズブロック1とグリップブロック3との間のクリアランスを詰めても、摺動性のある樹脂で成形された円筒状部材21のフランジ部21によって最小クリアランスを確実に維持することができる。
3)円筒状部材21にバネ部24及び突起部25によるバネ性を持たせることで、グリップブロック3のレンズブロック1に対する両側のクリアランスを均一のクリアランスにすることができる。従って、見栄えが良くなる。
1)円筒状部材21によって、第2ヒンジ軸12周りの皿バネ13の目隠しと、グリスのはみ出し防止ができる。従って、見栄えが良くなる。
2)レンズブロック1とグリップブロック3との間のクリアランスを詰めても、摺動性のある樹脂で成形された円筒状部材21のフランジ部21によって最小クリアランスを確実に維持することができる。
3)円筒状部材21にバネ部24及び突起部25によるバネ性を持たせることで、グリップブロック3のレンズブロック1に対する両側のクリアランスを均一のクリアランスにすることができる。従って、見栄えが良くなる。
(変形例)
以上の実施形態においては、カメラとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、カメラを備える携帯電話など他の電子機器であってもよい。
また、実施形態では、回動可能に結合される二つの部材を筐体としたが、筐体に限らず、回動可能に結合される二つの部材であればどのような部材であってもよい。
さらに、実施形態では、2軸ヒンジとしたが、1軸ヒンジであってもよい。
また、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
以上の実施形態においては、カメラとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、カメラを備える携帯電話など他の電子機器であってもよい。
また、実施形態では、回動可能に結合される二つの部材を筐体としたが、筐体に限らず、回動可能に結合される二つの部材であればどのような部材であってもよい。
さらに、実施形態では、2軸ヒンジとしたが、1軸ヒンジであってもよい。
また、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。
付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
ヒンジ軸を介して回動可能に結合される二つの部材の間に配置される部材であって、
前記ヒンジ軸の周りに設けられ前記二つの部材を離間する方向に付勢する付勢部材と、前記ヒンジ軸と、を含んでその周囲を覆う円筒状に形成されていることを特徴とする円筒状部材。
<請求項2>
前記二つの部材の間に挟まれるフランジ部を備えることを特徴とする請求項1に記載の円筒状部材。
<請求項3>
摺動性を具備する樹脂材料により形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の円筒状部材。
<請求項4>
前記二つの部材を離間する方向に付勢し、かつ前記二つの部材間で圧縮変形可能なバネ性を具備することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の円筒状部材。
<請求項5>
二つの部材を回動可能に結合するヒンジ軸を備えるヒンジ装置であって、
前記ヒンジ軸の周りに設けられ前記二つの部材を離間する方向に付勢する付勢部材と、
請求項1から4のいずれか一項に記載の円筒状部材を備えることを特徴とするヒンジ装置。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。
付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
ヒンジ軸を介して回動可能に結合される二つの部材の間に配置される部材であって、
前記ヒンジ軸の周りに設けられ前記二つの部材を離間する方向に付勢する付勢部材と、前記ヒンジ軸と、を含んでその周囲を覆う円筒状に形成されていることを特徴とする円筒状部材。
<請求項2>
前記二つの部材の間に挟まれるフランジ部を備えることを特徴とする請求項1に記載の円筒状部材。
<請求項3>
摺動性を具備する樹脂材料により形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の円筒状部材。
<請求項4>
前記二つの部材を離間する方向に付勢し、かつ前記二つの部材間で圧縮変形可能なバネ性を具備することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の円筒状部材。
<請求項5>
二つの部材を回動可能に結合するヒンジ軸を備えるヒンジ装置であって、
前記ヒンジ軸の周りに設けられ前記二つの部材を離間する方向に付勢する付勢部材と、
請求項1から4のいずれか一項に記載の円筒状部材を備えることを特徴とするヒンジ装置。
1・3 回動可能に結合される二つの部材
5 ヒンジ装置
6 メインフレーム
7 サブフレーム
8 サブフレーム
12 ヒンジ軸
13 皿バネ
14 ワッシャ
15 カム
21 円筒状部材
22 フランジ部
23 穴開け部
24 バネ部
25 突起部
5 ヒンジ装置
6 メインフレーム
7 サブフレーム
8 サブフレーム
12 ヒンジ軸
13 皿バネ
14 ワッシャ
15 カム
21 円筒状部材
22 フランジ部
23 穴開け部
24 バネ部
25 突起部
Claims (5)
- ヒンジ軸を介して回動可能に結合される二つの部材の間に配置される部材であって、
前記ヒンジ軸の周りに設けられ前記二つの部材を離間する方向に付勢する付勢部材と、前記ヒンジ軸と、を含んでその周囲を覆う円筒状に形成されていることを特徴とする円筒状部材。 - 前記二つの部材の間に挟まれるフランジ部を備えることを特徴とする請求項1に記載の円筒状部材。
- 摺動性を具備する樹脂材料により形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の円筒状部材。
- 前記二つの部材を離間する方向に付勢し、かつ前記二つの部材間で圧縮変形可能なバネ性を具備することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の円筒状部材。
- 二つの部材を回動可能に結合するヒンジ軸を備えるヒンジ装置であって、
前記ヒンジ軸の周りに設けられ前記二つの部材を離間する方向に付勢する付勢部材と、
請求項1から4のいずれか一項に記載の円筒状部材を備えることを特徴とするヒンジ装置。
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---|---|---|---|---|
JP2002250335A (ja) * | 2000-12-18 | 2002-09-06 | Futaba Kinzoku Kogyo Kk | ヒンジ装置 |
JP2005061470A (ja) * | 2003-08-08 | 2005-03-10 | Sanyo Electric Co Ltd | 折り畳み式携帯端末機 |
JP2008275048A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Strawberry Corporation | ヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器 |
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2014
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