JP2951937B2 - ベルトテンショナ - Google Patents

ベルトテンショナ

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JP2951937B2 JP10092457A JP9245798A JP2951937B2 JP 2951937 B2 JP2951937 B2 JP 2951937B2 JP 10092457 A JP10092457 A JP 10092457A JP 9245798 A JP9245798 A JP 9245798A JP 2951937 B2 JP2951937 B2 JP 2951937B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H7/10Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley
    • F16H7/12Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of an idle pulley
    • F16H7/1209Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of an idle pulley with vibration damping means
    • F16H7/1218Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of an idle pulley with vibration damping means of the dry friction type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H2007/0802Actuators for final output members
    • F16H2007/081Torsion springs

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトーションばね要素
を備えたベルトテンショナであって、ベルト係合プーリ
を装着した枢動アームの位置を該トーションばね要素で
偏倚するようになったベルトテンショナに関し、一層詳
しくはベルト係合プーリの半径方向中央面が枢動アーム
の揺動軸線から側方にずらされているZ型ベルトテンシ
ョナに関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第4,473,362 号にはZ型ベルト
テンショナの一例が開示されており、このベルトテンシ
ョナには段付円筒形部材に取り付けられた枢動アームが
設けられ、該段付円筒形部材は枢動アームを支持し、か
つベース部材に固着された枢着軸の回りで回動するよう
になっている。そこではトーションばね要素が用いら
れ、その一端は枢動アームとの連結により二箇所で拘束
され、その他端はベース部材との連結により拘束され
る。枢着軸には単一スリーブ型ブッシュが装着され、こ
の単一スリーブ型ブッシュには支承面が形成され、枢動
アームに連結された段付円筒形部材は該支承面により支
承される。トーションばね要素はハウジングによって包
囲され、そのハウジングは環状体とされる。ベルトテン
ショナのトーションばね要素のハウジングには幾重にも
なった環状壁が設けられると共にトーションばね要素の
半径方向内側には円筒形状のダンピング機構が配置さ
れ、このためベルトテンショナのハウジングは嵩張る傾
向にあり、このようなベルトテンショナとしては、自動
車のエンジン回りでのフロントエンドアクセサリベルト
駆動機構の動力伝達ベルトに及ぼし得る張力は中程度
(例えば50ポンド)であり、そしてダンピング効果も中
程度(例えば30ないし40%)である。米国特許第4,473,
362 号のベルトテンショナに係わる別の問題としては、
単一スリーブ型ブッシュの単一支承面に加わる圧力負荷
が不均等であり、このため該単一スリーブ型ブッシュの
磨耗が不均一となり、それに伴ってベルト係合プーリに
不整合が生じるということである。
【0003】同程度の枢動アーム長及びベルトに対する
同程度の張力付与能力(例えば、ベルト張力として50ポ
ンド)を持つベルトテンショナであって、その嵩張りを
低減させたベルトテンショナについては米国特許第5,44
9,328 号及び第5,458,541 号に開示されており、これら
米国特許同一人(INA Walslager Schefseffler KG)に
譲渡されている。このINA ベルトテンショナは上述の米
国特許第4,473,362 号のものに比べて一層コンパクト化
されており、その理由はINA ベルトテンショナではトー
ションばね要素のハウジングから幾重にもなった環状壁
が排除されているからである。添付図面の図6には上述
の米国特許第5,449,328 号及び第5,458,541 号に開示さ
れているようなINA ベルトテンショナが代表的な構成が
図示されている。
【0004】図6を参照すると、従来のベルトテンショ
ナは、枢動アームと、この枢動アームの片側に連結され
た枢着ピンと、この枢着ピンを支持する2つのブッシュ
を備えしかも略“チューブ・パン(tube-pan)”の形態を
持つベース部材と、ディスク型ダンピング機構と、トー
ションばね要素とを具備し、トーションばね要素の一端
は枢動アームによって二箇所で拘束され、その他端はベ
ース部材によって二箇所で拘束される。トーションばね
要素の両端を拘束するための拘束箇所については、上述
のブッシュによって支承されるべきハブ負荷のバランス
を助成するような力を生じさせる機構との関連において
特に利用されるわけではない。上述のベース部材は片持
ち梁式となった内側壁部と、片持ち梁式となった外側壁
部と、これら内側壁部及び外側壁部を相互に連結させる
底壁部とから成る。内側壁部及び外側壁部間には環状ば
ね収容空所が郭成される。ベース部材の底壁部はその開
放端面と対峙し、その開放端面には枢動アームが配置さ
れる。このような配置構成によれば、枢着ピンはベース
部材の内側壁部によって片持ち梁の態様で支持されるこ
とになり、しかも片持ち梁式の内側壁部を支持する底壁
部がベルト係合プーリの半径方向中央面から最大隔設距
離で離れることになる。このような底壁部の隔設距離の
ために、枢着ピンを支持しかつベルト係合プーリの良好
な整合性を維持する内側壁部の剛性が損なわれる。枢動
アーム及びベース部材に対するトーションばね要素の両
端の拘束連結にあっては、枢着ピンを傾げさせるような
支承負荷が働いて、不整合を生じさせるような磨耗が生
じる。というのは、支承面に働く負荷が互いに反対方向
となっているからであり、しかも緊張下のベルトによっ
てベルト係合プーリに及ぼされる負荷よりも大幅に大き
いからである。
【0005】上述したように、INA ベルトテンショナは
その嵩張りを低減させるようなコンパクトな良好なもの
であるが、しかし一方では、その整合性及び剛性につい
て固有の問題を抱えている。その原因としては、ベース
部材の開放端面が枢動アームと向かい合いかつその底壁
部がベルト係合プーリから最大距離で離間しているとい
うベース部材の向き、またトーションばね要素の一端を
枢動アームによって二箇所で直接的に拘束しかつその他
端をベース部材に対して二箇所で直接的に拘束するよう
なトーションばね要素の拘束の仕方、更にはトーション
ばね要素によって生じさせられる圧縮力と協働するよう
になった平坦ディスク式ダンピング機構であって、その
ディスクの磨耗により該トーションばね要素がベルト係
合プーリの軸線方向の動きを許容してその不整合を引き
起こすような平坦ディスク式ダンピング機構の構造上の
欠陥等が挙げられる。
【0006】図6に示すように、ベルト係合プーリに及
ぼされるベルト力BF′に応じて、2つの隔設ブッシュ
には負荷BL1及びBL2が反対方向に掛かる。それら
ブッシュの磨耗につれて、枢着ピンは傾げられ、その結
果、ベルト係合プーリに不整合が発生する。また、平坦
ディスク式ダンピング機構の摩擦面の磨耗につれて、ベ
ルト係合プーリはPM方向に動き得ることとなり、その
結果、ベルト係合プーリの不整合は更に助長されること
になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、上述したような従来のZ型ベルトテンショナの問題
点を解決し得るようになったZ型ベルトテンショナを提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明により提供される
ベルトテンショナは、特に、その嵩張りを最小化すると
共にその通常の寿命期間にわたってテンショナプーリの
整合性を最上に維持することが重要視されている自動車
分野でのV−リブベルト式フロントエンドアクセサリベ
ルト駆動機構に有用なものである。本発明によるベルト
テンショナはZ型のものであって、枢動アームと、この
枢動アームの一方の側に連結されたプーリと、略チュー
ブ・パンの形態を持ちかつ枢着ピンを支承する少なくと
も1つのブッシュを保持するベース部材と、トーション
ばね要素とを具備し、トーションばね要素の一端部が枢
動アームに拘束されて連結され、その他端部がベース部
材に拘束されて連結される。ベース部材は片持ち梁式と
なった内側壁部と、片持ち梁式となった外側壁部と、そ
れら内側壁部及び外側壁部を相互に連結する底壁部とを
包含する。ベース部材はその底壁部が枢動アームに隣接
するような向きに配置され、これにより枢着ピンの支持
に対する剛性が得られる。枢着ピンはその一端部で枢動
アームの片側に連結されてそこから突出させられる。枢
着ピンの他端部、即ち枢動アームから遠くに離れた側の
他端部にはトーションばね要素の他端が連結される。好
適な実施形態では、トーションばね要素の他端部は反作
用力を生じさせるべくダンピング機構に作動的に連結さ
れ、該反作用力の作用方向はベルト駆動システムの緊張
下のベルトからプーリが受けるベルト負荷力の作用方向
とほぼ同じ方向とされる。また、好適な実施形態では、
枢着ピンの一方の端部にはキャップ要素が取り付けられ
てもよく、このときトーションばね要素の一方の端部が
ベース部材に対してその底壁部の近くで互いに離れた二
箇所で拘束され、該トーションばね要素の他端部がキャ
ップ要素に形成されたばね接触部によって少なくとも一
箇所で拘束される。このような場合には、好ましくは、
ばね要素の他端部はキャップ要素の周辺箇所の位置で保
持され、このときトーションばね要素からキャップ要素
及び枢動アームに及ぼされる反作用力の作用方向につい
てはプーリに及ぼされるベルト負荷の面に対して±10度
以内とされる。本発明の利点としては、ベルトテンショ
ナの嵩張りが小さくされだけでなく、枢着ピンの支承
構造の剛直性が改善され、しかもトーションばね要素の
反作用力の向きをハブ負荷力の向きとほぼ同じ方向とし
て良好なプーリの整合性を維持すべく隔設支承面の負荷
をバランスさせ得るという点が挙げられる。
【0009】
【発明の実施の形態】上述した本発明の目的及びその他
の本発明の目的あるいは利点については添付図面を参照
する以下の記載により明らかにされる。
【0010】図1ないし図4を参照すると、ベルトテン
ショナ10はテンショナプーリ12を備え、一般的に
は、ベルト駆動システム14と共に使用されるものであ
り、該ベルト駆動システム14には幾つかのプーリ(図
示されない)によって拘束されたベルト16及びテンシ
ョナプーリ12が含まれる。テンショナプーリ12はベ
ルト16と係合させられてその張力を調節するものであ
る。テンショナプーリ12はベルト16との係合時にベ
ルト負荷を受け、このベルト負荷はそこから互いに隣接
して延びるスパン部分18及び20のベルト張力T1
びT2 として表せる。ベルト張力T1 及びT2 (即ち、
負荷)は合力としてスパン部分18及び20間の角度の
二等分線に沿うベルト負荷成分BFを生じる。ベルト作
用力成分BFはベルトテンショナ10の枢着ピン22か
ら軸線方向にずらされ、このため様々な負荷及びモーメ
ントを含む複雑なハブ負荷が生じ、これらハブ負荷は象
徴的(即ち、詳細にというわけではなく)に矢印HLで
示されている。
【0011】ベルトテンショナ10は機械的なタイプの
ものであり、ベース部材24及びトーションばね要素2
6を具備し、更に枢着ピン22に連結された枢動アーム
28と、この枢動アーム28に取り付けられしかもテン
ショナプーリ12を回動自在に装着させるボールベアリ
ング30とを具備する。
【0012】ベース部材24はその全体的な形態として
“チューブ・パン(tube-pan)”の形態とされる。即ち、
ベース部材24は、片持ち梁式とされかつボア34を備
えた内側壁部32と、片持ち梁式となった外側壁部36
と、内側壁部32及び外側壁部36を相互に連結させる
底壁部38とから成る。ベース部材24はその底壁部3
8が枢動アーム28に対して並置されるよな向きに配
置され、該枢動アーム28から離れた側には開放端面4
0が設けられる。また、ベース部材24にはそれと一体
的に形成された耳部42及び44が設けられ、各耳部4
2、44にはボルト挿通孔46が形成され、それら耳部
はベルト駆動システム14の一部を成すエンジン(図示
されない)にベルトテンショナ10を取り付けるための
取付手段として使用される。
【0013】枢着ピン22はその一端50で枢動アーム
28に連結される。図示の好適な実施形態においては、
枢着ピン22は枢動アーム28の一部として一体的に形
成される。必要に応じて、枢動アーム28の周囲部54
とそこに隣接した底壁部38の周囲部56とにはラビリ
ンスシール52を形成してもよい。テンショナプーリ1
2は枢動アーム28に回転自在に装着され、この回転自
在の装着については、例えば、枢動アーム28に形成し
たスタブ軸部58に設けたボールベアリング30によっ
て行われる。ボールベアリング30はボルト60によっ
てスタブ軸60上に固定される。
【0014】ブッシュ62及び64は好ましくはポリマ
ー製のものとされ、枢動アーム28の枢着ピン22を支
承すべく内側壁部32のボア34内に配置される。ブッ
シュ64はフランジ66を備えてもよく、この場合フラ
ンジ66は底壁部38と枢動アーム28との間でスラス
トベアリングとして機能する。枢着ピン22を支承する
ために単一ブッシュを用いることも可能であり、この場
合には後に参照する図5に示すように該単一ブッシュに
2つの隔設面が与えられる。
【0015】枢着ピン22の他端71にはキャップ要素
68が螺着ボルトあるいは図示するような鋸歯付留め具
70によって取り付けられる。トーションばね要素26
はベース部材24の内側壁部32及び外側壁部36の間
に郭成される環状ばね収容空所72に配置される。図4
に示すように、トーションばね要素72の第1の端部7
8を拘束するためにベース部材24には2つの離れた箇
所に突出部74及び76が設けられ、一方の突出部74
は内側壁部32に形成され、他方の突出部76は外側壁
部36に形成される。
【0016】必要に応じて、枢動アーム28の角度運動
を規制するためのストップ機構がベース部材24と枢動
アーム28との間に設けられ、このストップ機構は図4
に最もよく図示される。ベース部材24には枢動アーム
28と隣り合った箇所に弧状溝もしくは弧状スロット8
2が形成される。弧状スロット82内には枢動アーム2
8に形成された突出体84が突入させられる。突出体8
4は弧状スロット82の両端面としてベース部材24に
形成されたストップ面86及び88と協働して枢動アー
ム28の揺動運動を規制する。突出体84はベース部材
24に形成されたストップ面86に当接した位置で図示
され、またストップ面88に対しては一点鎖線で当接し
た位置で図示される。
【0017】トーションばね要素26の第2の端部90
は枢着ピン22の他端71でもしくはその付近で一箇所
もしくはそれ以上の箇所で拘束されて保持される。図3
に示す実施形態では、トーションばね要素26の第2の
端部90は枢着ピン22の他端71の付近でキャップ要
素68によって拘束され、該キャップ要素68には少な
くとも1つの突出部92が設けられる。トーションばね
要素26の第2の端部90を拘束する別の突出部を外側
壁部36に設けてもよく、その別の突出部についてはベ
ース部材24の突出部76と同様なものとすることがで
きる。しかしながら、好適な実施形態では、トーション
ばね要素26の第2の端部90を拘束する別の突出部は
シュー要素94から成るダンピング機構式のものとされ
る。シュー要素94には外側弧状摩擦面96が設けら
れ、この外側弧状摩擦面96はベース部材24の外側壁
部36の内側壁面に形成された相補的な内側弧状面98
に係合させられる。必要に応じて、シュー要素94には
ライニング100が設けられ、このとき外側弧状摩擦面
96はライニング100によって形成される。ライニン
グ100はシュー要素94の成形時にそこに取り付ける
こともできるし、あるいはライニング100に歯形部1
02を形成し、一方シュー要素94にも相補的な歯形部
を形成して、双方の歯形部を係合させることによりライ
ニング100をシュー要素94に取り付けてもよい。
【0018】シュー要素94には斜面106が形成さ
れ、この斜面106はキャップ要素68に設けられた突
出部110の斜面108と係合させられる。シュー要素
94には別の摺動面112が形成され、この摺動面11
2はトーションばね要素26の第2の端部90を拘束す
る接触箇所となる。
【0019】閉鎖部材114は例えばプラスチック材料
から形成されて、ベース部材24の開放端40に取り付
けられ、これにより上述したようなダンピング機構が異
物の侵入から封止される。
【0020】図2に示すように、突出部110にはシュ
ー要素94により反作用力116が及ぼされ、そしてキ
ャップ要素68の突出部92(即ち、トーションばね要
素26の接触箇所)にはトーションばね要素26の第2
の端部90により反作用力118が及ばされ、2つの反
作用力116及び118は合力RFとして枢着ピン22
の他端71に及ぼされ、該合力RFの作用方向はベルト
作用力成分BFの作用方向とほぼ同じである。ベルト作
用力成分BFとほぼ同じ作用方向となっている合力RF
については、以下で述べるように、ブッシュ62及び6
4に掛かる負荷を活用してテンショナプーリの良好な整
合性を得るべく利用することが可能である。
【0021】シュー要素94を含む上述のダンピング機
構はベース部材24の環状壁に対する枢動アーム28の
揺動角度と同程度の揺動角度で作動する。かかるダンピ
ング機構の最大角度運動については弧状スロット82と
ストップ面86及び88とによって制御され、それは約
±25度である。しかしながら、ベルトテンショナ10の
使用時には、枢動アーム28は±A度の動き(図3)を
必要とするだけであり、それは最大でも±20度である。
勿論、ダンピング機構の作動につれて、合力RFもほぼ
同程度でその作用方向を変える。
【0022】図5を参照すると、本発明によるベルトテ
ンショナの別の実施形態が参照符号120で全体的に示
される。ベルトテンショナ120の構成要素の配置構成
は図1ないし図4を参照して先に説明したものと実質的
に同じである。両者の主な相違点は枢着ピン120の形
状に係わる。即ち、枢動ピン121が加工工程数を削減
すべくテーパ形状にされ、それに伴い内側壁部122及
びそのボア124もテーパ形状にされるという点が両者
の主な相違点となる。また、本実施形態では、テーパ形
状ブッシュ126が用いられ、そこにはスラストベアリ
ングとして機能するフランジ128が設けられる。テー
パ形状ブッシュ126には溝130が形成され、この溝
130によりテーパ形状ブッシュ12の支承面は互いに
隔設された2つの支承面132及び134に分割され
る。
【0023】本発明の特徴の1つとして、本発明による
ベルトテンショナは動力伝達ベルトに大きな力(例え
ば、70ポンド)を付与し得るような広範なばね力を持つ
トーションばね要素とも協働し得るということが挙げら
れる。ベルト張力として一層大きな張力が必要とされる
場合には、キャップ要素68を枢着ピン120に取り付
けるために長めの鋸歯付留め具136を用いて、テーパ
形状枢着ピン121の曲げもモーメントに対する改善を
成すことができる。長手方向に鋸歯を持つ鋸歯付留め具
即ち鋸歯付留めボルト136を用いることにより、トー
ションばね要素のばね力を所定の小さな公差範囲内例え
ば±3ポンド内で調節すべくキャップ要素68を所望の
角度位置まで回転させ得るという利点が得られる。キャ
ップ要素68及びボア140には鋸歯付留めボルト13
6の鋸歯に対して相補的な鋸歯が形成され、それら鋸歯
の形成箇所に鋸歯付留めボルト136は圧入される。
【0024】図5に示したベルトテンショナ120の作
動は図1ないし図4のベルトテンショナ10と実質的に
同じである。従って、本発明によるベルトテンショナの
作動については図5に関連して図示されており、また図
5では、枢動アームは動力伝達ベルト(図示しない)と
係合させれたベルト緊張位置まで回動させられているも
のとする。動力伝達ベルトはテンショナプーリにベルト
作用力成分BFを及ぼし、ダンピング機構はベルト作用
力成分BFとほぼ同じ作用方向を持つ反作用合力RFを
生じさせる。これらベルト作用力成分BF及び反作用合
力RFに対して、ブッシュ126の支承面132及び1
34は枢動ピン120を支承力BF1及びBF2でもっ
て支承し、これら支承力BF1及びBF2の作用方向は
共にほぼ同方向とされるが、しかしベルト作用力成分B
F及び反作用合力RFとは反対方向とされる。支承面1
32及び134の寸法形状については平均的な支承圧力
を受けるようにされ、このため該支承面132及び13
4は半径方向にほぼ同じ割合で磨耗されるようになって
いる。以上のようなベルトテンショナの構成要素の配置
構成によれば、テンショナプーリは長期間にわたってそ
の良好な整合性を維持し得ることになる。換言すれば、
支承面132及び134が長期間にわたって枢着ピンを
傾げさせるように磨耗されることはないということであ
る。
【0025】本発明によるベルトテンショナの枢着ピン
支持構造は比較従来例としてのベルトテンショナの枢着
ピン支持構造よりも一層の堅牢性を持つ。というのは、
ベース部材の内側壁部122(即ち、枢着ピン支持壁)
を保持するようになった底壁部138とZ型ベルトテン
ショナでのテンショナプーリの半径方向中央面RPとの
間の距離が可及的に小さくなるようにされているからで
ある。図5に示すように、底壁部138はテンショナプ
ーリの半径方向中央面RPから距離SBの所に配置さ
れ、そしてそのほぼ同じ所でトーションばね要素の一端
がベース部材に連結される。支承力の半径方向中央面B
FC(即ち、支承力BF1及びBF2の中間)はテンシ
ョナプーリの半径方向中央面RPから距離PBの所に配
置される。トーションばね要素の他端はテンショナプー
リの半径方向中央面RPから距離SPの所でキャップ要
素68に連結される。図5から明らかなように、距離P
Bに対する距離SBの比は1よりも小さくされ、また距
離PBに対する距離SPの比は1よりも大きくされる。
これとは対照的に、従来のベルトテンショナでは、上述
した距離比の関係は逆となり、これを反映して、その構
造及び堅牢性は本発明とは異なったものとなる。
【0026】図6に示す従来のベルトテンショナを参照
すると、底壁部はテンショナプーリの半径方向中央面R
P′から距離SB′の所に配置され、そしてそのほぼ同
じ所でトーションばね要素の一端がベース部材に連結さ
れる。支承負荷BF1及びBF2の中間となる半径方向
中央面BFC′はテンショナプーリの半径方向中央面R
P′から距離PB′の所に配置される。トーションばね
要素の他端はテンショナプーリの半径方向中央面RPか
ら距離SP′の所で枢動アームに連結される。図6から
明らかなように、距離PB′に対する距離SB′の比は
1よりも大きくされ、また距離PB′に対する距離S
P′の比は1よりも小さくされる。
【0027】図7ないし図9を参照すると、本発明によ
るベルトテンショナの更に別の実施形態が参照符号14
2で全体的に示される。ベルトテンショナ142の構成
要素の配置構成も図1ないし図4を参照して先に説明し
たものと実質的に同じであるが、しかしキャップ要素に
ダンピングばね要素を設けて、このダンピングばね要素
より定常ダンピング機構を構成している点で先に説明し
た実施形態とは異なったものである。
【0028】図7ないし図8を参照すると、ベルトテン
ショナ142は枢動アーム28を弾性的に偏倚させるト
ーションばね要素144と、キャップ要素146と、ダ
ンピングばね要素148と、ワッシャーワ150と、長
尺の留め具152と具備する。トーションばね要素14
4の一端は互いに離れた二箇所でベース部材24に対し
て拘束され、この拘束態様は図1のベルトテンショナ1
0の場合に図4で示した拘束態様と同じである。しかし
ながら、トーションばね要素144の他端154につい
ては、図8に示すように、キャップ要素146の片側面
147に設けられた突出部156及び158によって二
箇所で拘束される。
【0029】図9を参照すると、ダンピングばね要素1
48の一端160はキャップ要素146の反対側の片側
面149に設けられた突出部162及び164によって
二箇所で拘束される。一方、ダンピングばね要素148
の他端166はキャップ要素146の反対側の片側面1
49に設けられた突出部168によって第1の箇所で拘
束される。ダンピングばね要素148の他端166は更
に図3に示したダンピング機構と同様な態様で第2の箇
所で拘束され、その第2の箇所には図3の場合と同様な
構成要素が設けられる。それら構成要素にはシュー要素
94が含まれ、このシュー要素94には外側摩擦面96
が設けられ、この外側摩擦面96はベース部材24の内
側壁面となる相補的な内側弧状面98と係合させられ
る。シュー要素94は斜面106を備え、この斜面10
6はキャップ要素146側に設けられた斜面170と係
合させられる。シュー要素94は更に摺動面112を備
え、この摺動面112はダンピングばね要素148の他
端166を拘束する第2の箇所となる所である。
【0030】図9に示すダンピング機構は図3のダンピ
ング機構の周辺位置とほぼ同一の周辺位置を取るような
向きに配置され、このため図5に示した反作用合力と同
様な向きの反作用力RF′が生じさせられる。かくし
て、ダンピングばね要素148から得られる反作用力R
F′の利用により、ブッシュ172によって支承される
ベルト負荷は図5を参照して説明した場合とほぼ同じよ
うな態様で実質的に均一化される。しかしながら、ダン
ピングばね要素148は常に一定の力をシュー要素94
に及ぼすので、反作用力RF′も一定のままとされる。
換言すれば、図5のベルトテンショナの場合に説明した
ように枢動アームの角度位置に応じてダンピング力が変
化するというようなことはない。
【0031】また、図7ないし図9では、ベルトテンシ
ョナの機能を如何にして容易に変更し得るかということ
も示している。要するに、最少の部品、即ち2つのばね
要素及びキャップ要素を交換することにより、可変ダン
ピング力を発生し得るベルトテンショナから、定常ダン
ピング力を発生し得るベルトテンショナに容易に変更し
得るということである。
【0032】以上の記載は本発明を説明するためのもの
であって、本発明の技術的範囲を制限しようとするもの
ではなく、本発明の技術的範囲は添付の特許請求の範囲
の記載によって定められるべきものである。
【0033】
【発明の効果】以上の記載から明らかなように、本発明
によるベルトテンショナにあっては、ブッシュの磨耗を
均一化し得るので、その長期間にわたる作動によって枢
着ピンの傾げを防止し得ると共にテンショナプーリの良
好な整合性を長期間にわたって維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の1−1線に沿う断面図であって、本発明
によるベルトテンショナの一実施形態を示す図である。
【図2】本発明によるベルトテンショナの部分断面図で
あって、種々の構成部品とそこに加わる作用力とを示す
図である。
【図3】図2の部分断面図と同様な構成部品を示すべく
図1の3−3線に沿って切断した部分断面図であるが、
しかし図2の構成部品の向きとほぼ一致させるように全
体を回転させて示す部分断面図である。
【図4】図1の4−4線に沿う断面図である。
【図5】図1と同様な断面図であって、本発明によるベ
ルトテンショナの別の実施形態を示す図である。
【図6】従来のベルトテンショナを示す断面図である。
【図7】図1と同様な断面図であって、本発明によるベ
ルトテンショナの更に別の実施形態を示す図である。
【図8】図7の8−8線に沿う断面図である。
【図9】図7の9−9線に沿って切断した部分断面図で
あるが、しかし図3との比較のためにその構成部品の向
きとほぼ一致させるように全体を回転させて示す部分断
面図である。
【符号の説明】
10 ベルトテンショナ 12 テンショナプーリ 14 ベルト駆動システム 16 ベルト 22 枢着ピン 24 ベース部材 26 トーションばね要素 28 枢動アーム 32 内側壁部 36 外側壁部 38 底壁部 60 ボルト 62・64 ブッシュ 68 キャップ 94 シュー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−203446(JP,A) 特開 平9−189347(JP,A) 特開 平7−198009(JP,A) 特開 平7−259935(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 7/00 - 7/24

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力伝達ベルトを緊張させるためのベル
    トテンショナであって、枢動アームと、前記動力伝達ベ
    ルトと係合させられかつベルト負荷を受けるように前記
    枢動アームに取り付けられたプーリと、前記枢動アーム
    に取り付けられた枢着ピンと、略チューブ・パンの形態
    を持つベース部材とを具備し、このベース部材はボアを
    有しかつ片持ち梁式となった内側壁部と、外側壁部と、
    前記内側壁部と前記外側壁部との間に郭成された環状ば
    ね収容空所と、前記内側壁部と前記外側壁部とを相互に
    連結しかつ開放端面と対峙する底壁部とを包含し、更
    に、前記枢着ピンを支承する少なくとも1つのブッシュ
    と、前記枢動アーム及び前記ベース部材との間に作動的
    に連結されたばね要素と、ダンピング機構とを具備して
    成るベルトテンショナにおいて、 前記ベース部材はその底壁部が前記枢動アームに隣接し
    かつその開放端面が該枢動アームから隔設して対峙する
    ような向きに配置され、 前記枢着ピンの第1の端部が前記枢動アームの一方の側
    に連結されてそこから突出し、前記枢着ピンの第2の端
    部が前記ばね要素に少なくとも一箇所で連結されること
    を特徴とするベルトテンショナ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のベルトテンショナにお
    いて、 更に、前記枢着ピンの第2の端部に取り付けられたキャ
    ップ要素を具備し、 前記ばね要素の第1の端部が前記ベース部材に対してそ
    の底壁部の近くで互いに離れた二箇所で拘束され、前記
    ばね要素の第2の端部が前記キャップ要素に形成された
    ばね接触部によって少なくとも一箇所で拘束されること
    を特徴とするベルトテンショナ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のベルトテンショナにお
    いて、前記ばね要素の第2の端部が前記キャップ要素の
    周辺箇所の位置で保持され、このとき前記ばね要素から
    前記キャップ要素及び前記駆動アームに及ぼされる反作
    用力の作用方向が前記プーリに及ぼされるベルト作用力
    の方向に対して±10度以内であることを特徴とするベル
    トテンショナ。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のベルトテンショナにお
    いて、前記ばね接触部を持つ前記キャップ要素が前記枢
    着ピンの長手軸線に関して所望の角度位置に調節自在で
    あり、前記キャップ要素が留め具によって前記枢着ピン
    に取り付けられることを特徴とするベルトテンショナ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のベルトテンショナにお
    いて、前記ベース部材の底壁部が前記プーリの半径方向
    中央面から所定距離SBだけ離れた所に配置され、前記
    枢着ピンが2つの支承力でもって支承され、該2つの支
    承力間の中間位置が前記プーリの半径方向中央面から所
    定距離PBだけ離れた所の中央面とされ、前記所定距離
    PBに対する前記所定距離SBの比が1以下であること
    を特徴とするベルトテンショナ。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のベルトテンショナにお
    いて、 更に、前記枢着ピンの第2の端部に取り付けられたキャ
    ップ要素を具備し、このキャップ要素には互いに対向す
    る第1及び第2の片側面が設けられ、 前記ばね要素はトーションばね要素の形態とされ、この
    トーションばね要素の第1の端部が前記ベース部材に対
    してその底壁部の近くで互いに離れた二箇所で拘束さ
    れ、前記トーションばね要素の第2の端部が前記キャッ
    プ要素の第1の片側面で互いに離れた二箇所で拘束さ
    れ、 更に、ダンピングばね要素を具備し、このダンピングば
    ね要素の第1の端部が前記キャップ要素の第2の片側面
    で互いに離れた二箇所で拘束され、前記ダンピングばね
    要素の第2の端部が前記キャップの第2の片側面で前記
    二箇所とは別の箇所で拘束され、前記ダンピング機構に
    は前記ベース部材の外側壁部の内側壁面と隣接したシュ
    ー要素が含まれ、前記ダンピングばね要素には前記シュ
    ー要素と係合するようになった延長部が含まれ、前記シ
    ュー要素が前記枢動アームの揺動運動を減衰させるべく
    前記ダンピングばね要素の延長部によって前記外側壁部
    の内側壁面に対して押圧されることを特徴とするベルト
    テンショナ。
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