JP3163424B2 - ベルト引張器及びその製造方法 - Google Patents

ベルト引張器及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、伝動ベルト等のための新規なベルト引張器
に関する。
技術背景 無端経路に沿って移動するようになされた伝動ベルト
のためのものであり、該ベルトに対して固定関係になさ
れる支持手段と、該支持手段によって担持されており、
該支持手段に対して移動自在のベルト係合手段と、前記
ベルトに緊張を与えるように該ベルト係合手段を前記支
持手段に対して移動させて該ベルトに圧接させるために
該支持手段及びベルト係合手段に作動的に連結されたば
ね手段とから成るベルト引張器であり、前記支持手段
は、前記ばね手段を収納するハウジングと、アーム押え
プレートと、該アーム押えプレートを該ハウジングに連
結する軸手段を備え、前記ベルト係合手段は、該軸手段
に回転自在に装着され、一部分を該軸手段に対して回転
するように該軸手段と前記アームプレートの間に配設さ
れたベルト係合アーム(以下、単に「アーム」とも称す
る)と、該アームの該一部分とアーム押えプレートとの
間の相対的運動を容易にするために該両者間に配設され
たブッシュを有するベルト引張器を提供することは、周
知である。例えば、米国特許第4,473,362号参照。
又、米国特許第4,285,676号、第4,551,120号及び第4,
661,087号にも同様のベルト引張器が開示されている。
発明の開示 本発明の1つの特徴は、ベルトを緊張させる力が、支
持手段の軸手段に対して偏心関係をなす(即ち軸手段と
は同軸ではない)ベルト係合手段のプーリーに作用する
ことによりベルト係合手段をその軸手段上でコックさせ
るようとするのを防止するための手段を有する新規なベ
ルト引張器を提供することである。
ここで、「コック」するとは、添付図の第2図及び第
3図を参照して説明すると、ベルト係合手段24がベルト
23に緊張を与え、その結果としてベルト係合手段24(の
プーリ26)がベルト23の荷重45を受けることにより、支
持手段21の軸手段32に回転自在に装着されているベルト
係合アーム25(のハブ部分37)が軸手段32の軸線との同
心関係から偏心して傾くことをいい、この動作又は現象
を「コッキング」と称する。ベルト係合手段24のプーリ
26は、支持手段21の軸手段32とは同軸ではなく、又、第
3図にみられるようにベルト係合アーム(以下、単に
「アーム」とも称する)25のハブ部分37とは同一平面内
に位置していないので、プーリ26がベルト23の荷重45を
受けると、ハブ部分37が軸手段32の軸線から傾けられ
(コックされ)、ベルト係合アーム25の平面が支持手段
21の軸手段32の平面に対して平行ではなくなるので、軸
受手段33に過度の応力を及ぼし、その磨耗を早めること
になる。
本発明の教示によれば、ベルト係合アームのプーリー
のベルト係合表面が、該アームを担持する軸手段の外端
より長手方向外側に(第3図でみて右側に)配置されて
いる場合、ベルト係合アームが軸手段上でコックする傾
向があり、それによって、軸手段とアームとの間の相対
移動を容易にするために両者間に配設されている軸受手
段又はブッシュを急速に摩耗させることが判明した。
しかしながら、本発明の教示によれば、ベルト引張器
のアーム押えプレートからベルト係合アームを抱持する
(抱きかかえるようにして取り巻く)ように延長させた
延長部分を設け、該延長部分を前記支持手段のハウジン
グに連結することによって該支持手段の軸手段上でのベ
ルト係合アームの有害なコッキング現象を防止すること
ができることが判明した。
又、本発明の教示によれば、アーム押えプレートの上
記延長部分は、後述するように、ベルト引張器の支持手
段に対するベルト係合アームの相対的回転運動を摩擦力
により制動するような独特の態様で利用することが可能
であることが判明した。
本発明の一実施例によれば、無端経路に沿って移動す
るようになされた伝動ベルトのためのベルト引張器であ
って、ハウジングと軸手段を含み、前記ベルトに対して
固定関係になされる支持手段と、該支持手段の軸手段に
回転自在に装着されたベルト係合アームを含む、該支持
手段に対して移動自在のベルト係合手段と、前記ベルト
に緊張を与えるように該ベルト係合手段を前記支持手段
に対して移動させてベルトに圧接させるために前記ハウ
ジング内に収納され、該支持手段とベルト係合手段に連
結されたばね手段とから成り、前記支持手段は、更に、
前記軸手段を介して前記ハウジングに連結されたアーム
押えプレートを含み、前記ベルト係合アームは、その一
部分を該軸手段に対して回転するように該アーム押えプ
レートと該ハウジングとの間に配設されており、該ベル
ト係合アームの該一部分と該アーム押えプレートとの間
の相対的運動を容易にするために両者間にブッシュが配
設されており、該アーム押えプレートは、該ベルト係合
手段がベルトに緊張を与えているとき該アーム押えプレ
ートが前記軸手段上での該ベルト係合アームのコッキン
グを防止するために該ベルト係合アームを抱持して前記
ハウジングに連結された延長部を有することを特徴とす
るベルト引張器が提供される。
従って、本発明の目的は、上述した又は以下に述べる
本発明の新規な特徴の1つ又はそれ以上を有する、無端
伝動ベルトのための新規な引張器を提供することであ
る。
図面の簡単な説明 第1図は、適当な支持構造体に取付けられた本発明の
新規なベルト引張器の部分正面図であり、ベルト引張器
が1つの作動位置にあるところを示す。
第2図は、第1図と同様な図であるが、ベルト引張器
が破線で示された伝動ベルトに緊張を与えているところ
を示す。
第3図は、第1図の線3−3に沿ってみた断面図であ
る。
第4図は、第1〜3図のベルト引張器の各構成部品の
分解透視図である。
第5図は、第1図の線5−5に沿ってみた拡大部分断
面図である。
第6図は、本発明のベルト引張器の制動手段を備えた
場合と、備えない場合のトルクを比較したグラフであ
る。
第7図は、本発明のベルト引張器のアーム押えプレー
トの透視図である。
第8図は、第7図のアーム押えプレートを折曲げて装
着した本発明のベルト引張器の分解透視図である。
第9図は、第8図のベルト引張器の、矢印9−9の方
向にみた拡大部分図である。
第10図は、第9図と同様の図であるが、製造公差の問
題を克服するために、及び、又はアーム押えプレートの
有効作用力をセットするためにアーム押えプレートを変
形させる態様を示す。
第11図は、第8図と同様の図であるが、本発明の引張
器のためのアーム押えプレートを変形させる別の方法を
示す。
第12図は、本発明の別の実施例によるベルト引張器の
ためのアーム押えプレートの透視図である。
第13図は、第12図のアーム押えプレートを使用した本
発明の別の実施例によるベルト引張器の透視図であり、
アーム押えプレートをその作動位置へ屈曲させたところ
を示す。
第14図は、第13図の引張器の、矢印14−14の方向にみ
た拡大部分図である。
実施例 本発明のいろいろな特徴は、ここでは、自動車の内燃
エンジンに使用するためのベルト引張器を提供するのに
特に適合されたものとして例示され、説明されている
が、本発明の各特徴は、所望に応じて他のタイプの装置
のためのベルト引張器を構成するために単独で、又は、
組合せて用いることもできる。
従って、添付図は本発明の広範な用途の1つを例示す
るためのものにすぎないから、本発明は、添付図に示さ
れた実施例に限定されるものではない。
第1〜3図を参照して説明すると、本発明の新規なベ
ルト引張器は、総体的に参照番号20で示されており、自
動車(図示せず)等の内燃エンジン(図示せず)のため
の支持ブラケットのような支持構造体22に固定するよう
になされた支持手段21を備えている。支持手段21は、無
端経路に沿って走行するようになされた伝動ベルト23
(第2図に鎖線で示されている)に対して固定関係に保
持される。
本発明のベルト引張器(以下、単に「引張器」とも称
する)20は、又、ベルト係合手段24を備えている。ベル
ト係合手段24は、後述するような態様で支持手段21に回
転自在に取付けられたベルト係合アーム25と、該ベルト
係合アームによって担持された回転自在のプーリー26か
ら成る。プーリー26は、斯界において周知の目的のため
に周知の態様でベルト23に緊張を付与するために該ベル
トに係合するようになされた外周面27を有している。こ
のようなプーリーの作動態様は、上記4つの米国特許第
4,285,676号、第4,473,362号、第4,551,120号及び第4,6
61,087号に記載されている。
ベルト引張器20の支持手段21は、閉鎖端29と開放端30
を有するカップ形のハウジング28から成り、ハウジング
28内にチャンバー31が画定される。
ベルト引張器20の支持手段21は、又、この実施例で
は、ハウジング28の閉鎖端29から延長し、開放端30を通
して突出するようにハウジング28と一体に一部片として
形成された軸手段32を有する。
ハウジング28及びベルト係合アーム25は例えば鋳造法
によって金属材で形成されているので、ハウジング28の
軸手段32に適当なポリマー材のような任意の適当な減摩
材製の環状ブッシュ33を入れ子式に被せる。このブッシ
ュ33の一端には、ハウジング28の閉鎖端壁29に近接する
環状のディスク状フランジ34を形成することができる。
ベルト係合アーム25の一部分35は、支持手段21の軸手
段32に入れ子式に嵌合するハブ部分37を画定する貫通開
口36を有しており、軸手段32とハブ部分37の間に環状ブ
ッシュ即ち軸受手段33を介設し、それによって、ベルト
係合アーム25を支持手段21に対して回転自在とし、ハブ
部分37をハウジング28のチャンバー31内に配設し、ベル
ト係合アーム25の部分35をハウジング28の外部に配置し
て該ハウジングの開放端30を実質的に閉鎖するようにす
る。
斯界において周知の態様でコイル巻きの間に減摩材の
ストリップ41を介設してらせん状に巻回した金属製の捩
りばね38をベルト係合アーム25のハブ部分37の周りに配
設してハウジング28のチャンバー31内に収納し、該捩り
ばねの内端39をハブ部分37に形成した適当なスロット
(図示せず)に挿入することによってベルト係合アーム
25に作動的に連結し、該捩りばねの外端40をハウジング
28のスロット42に通して該スロットの縁43に掛止させる
ことによって支持手段21に作動的に連結させる。その
後、スロット42に適当な可撓性閉鎖部材44を挿入するこ
とによって該スロットを閉鎖することができる。
かくして、捩りばね38は、常にベルト係合アーム25を
第1、2図の引張器20でみて反時計回り方向に回転させ
ようとするばね力を与えるように巻回しておくことがで
き、それによって、ベルト係合アーム25の反時計回り方
向の運動によって緊張せしめられるベルト23は、プーリ
ー26に矢印45(第2図)の方向の荷重を課することにな
る。
ベルト係合アーム25のハブ部分37と捩りばね38の間の
相対移動を容易にするために、ポリマー材のような適当
な減摩材で形成された平坦なディスク状部材即ちブッシ
ュ46の中央貫通開口47をベルト係合アーム25のハブ部分
37に入れ子式に嵌合させる。詳述すれば、ブッシュ46の
ハブ部分48を捩りばね38の内端39に近接した最内方の巻
きの下に挿入してベルト係合アーム25のハブ部分37と捩
りばね38の間に介設し、捩りばね38が破損するのを防止
する。その理由は、上記米国特許第4,661,087号に詳述
されているので、ここではこれ以上説明する必要はな
い。
プーリー26は、そのねじ付軸50をベルト係合アーム25
の端部49の開口51に貫挿し、ナット52で固定することに
よってベルト係合アーム25の端部49に回転自在に取付け
る。かくして、プーリー26は、その軸50を中心としてベ
ルト23に対して慣用の態様で回転することができる。
引張器20の支持手段21は、又、ハウジング28の軸手段
32の減径円筒形部分55を受容する中央貫通開口54を有す
るアーム押えプレート53を備えている。軸手段32の減径
円筒形部分55は、開口54に挿入し、例えば該減径円筒形
部分55の先端を外側に押し広げてアーム押えプレート53
の外表面56に対してかしめることによって該アーム押え
プレートに固定する。それによって、アーム押えプレー
ト53は、動かないように固定され、ベルト係合アーム25
は、後述するようにアーム押えプレート53に対して一定
の範囲内で回動することができる。
アーム押えプレート53に対するベルト係合アーム25の
回動を容易にするために、ポリマー材のような適当な減
摩材で形成されたディスク57の中央貫通開口58を軸手段
32の突部即ち減径円筒形部分55に入れ子式に嵌合させ、
ディスク57をベルト係合アーム25とアーム押えプレート
53の間に介設する。この減摩ディスク57は、減径円筒形
部分55を上述したようにしてアーム押えプレート53の外
表面56にかしめることによって、軸手段32の環状表面59
に圧着される。
かくして、減摩ディスク57の一方の面60が、ベルト係
合アーム25の部分35の一方の面61に圧接される。面61に
は、ディスク57並びにアーム押えプレート53を受容する
ように形成された中央凹部62が設けられている。
先に述べたように、ベルト係合手段24のプーリー26に
作用するベルト23の荷重45が、支持手段21の軸手段32に
対して偏心関係をなす(即ち軸手段と同軸ではない)ベ
ルト係合手段24のプーリー26に作用することにより、支
持手段21の軸手段32に回転自在に装着されているベルト
係合アーム25のハブ部分37を支持手段21の軸手段32上で
コックさせようとする、即ち、ベルト係合アーム25を軸
手段32の軸線との同心関係から偏心して傾けようとする
コッキング現象を惹起する。ベルト係合手段24のプーリ
26は、支持手段21の軸手段32とは同軸ではなく、又、第
3図にみられるようにベルト係合アーム25のハブ部分37
とは同一平面内に位置していないので、プーリ26がベル
ト23の荷重45を受けると、ハブ部分37が軸手段32の軸線
から傾けられ、ベルト係合アーム25の平面が支持手段21
の軸手段32の平面に対して平行ではなくなるので、軸受
手段33に過度の応力を及ぼし、軸受手段33を急速に摩耗
させることが判明している。アーム25のこのようなコッ
キング現象は、第3図の位置にある引張器20をみればよ
く分るように、ベルト係合アーム25のプーリー26のベル
ト係合表面27がそれを担持する軸手段32の軸方向の外端
から外に(第3図でみて右側に)はみ出ている場合(従
って、プーリー26に対するベルト23の荷重即ち作用力45
が軸手段32の両端間の中心にではなく、偏っている場
合)に特に著しい。
しかしながら、本発明の教示によれば、ベルト係合ア
ーム25のそのような有害なコッキングは、アーム押えプ
レート53にL字形延長部63を設け、延長部63の一部分即
ち第2辺64がベルト係合アーム25の一部分35を抱持する
ようにし、延長部63の第2辺64を支持手段21のハウジン
グ28の例えば突起65に連結させることにより防止される
ことが判明した。即ち、第2図に示されるように、延長
部63は、ベルト23の作用力(荷重45)に対抗するよう
に、引張器20の、ベルト23がプーリー26に係合している
側と同じ側(第2図でみて右側)に配置されており、そ
れによって延長部63は、たとえプーリー26に作用するベ
ルト23の作用力45が軸手段32の両端間の中心にではな
く、軸手段32の外端側(第3図でみて右側)に偏ってい
ても、ベルト係合アーム25を軸手段32上でコックしない
ように保持する。
又、本発明の教示によれば、減摩ディスク57にも延長
部66を設け、該延長部66をアームプレート53の延長部63
の第1辺67の下に配置し、アーム25が支持手段21に対し
て回動する際ディスク57の延長部66がアーム25の外表面
67′によって係合されるようにすることにより、アーム
25をアーム押えプレート53の延長部63の方に向けてコッ
クさせようとする力が、減摩ディスク57の延長部66をア
ーム押えプレート53の延長部63の第1辺67とアーム25の
外表面67′との間に圧縮させ、その結果、減摩ディスク
57の延長部66がアーム25のそのような回転運動を遅らせ
ようとする摩擦制動手段として機能することが判明し
た。このような摩擦制動手段は、上記米国特許第4,611,
087号に詳述されている理由のために引張器20の摩耗を
防止する上で特に有用である。
アーム押えプレート53に対する減摩ディスク57の回転
運動を防止するために、減摩ディスク57を任意の適当な
手段によってアーム押えプレート53に結合することがで
きる。図示の実施例ではでは、その目的のために、減摩
ディスク57に外向きに突設した一体の複数の突起68をア
ーム押えプレート53に形成した適当な開口69に挿入す
る。
アーム押えプレート53のL字形延長部63は、任意の適
当な手段によってハウジング28の突起65に連結すること
ができるが、図示の実施例では、延長部63にスロット70
が形成されており、突起65をスロット70に挿入したとき
スロット70の、延長部63の自由端72側の縁71が突起65の
表面73に係合する(第8及び11図参照)ように構成され
ている。それによって、ベルト係合アーム25はアーム押
えプレート手段53とハウジング28との間に保持固定さ
れ、ベルト係合アーム25のコッキング動作を防止する。
即ち、ベルト係合アーム25がアーム押えプレート手段53
の延長部63に圧接してハウジング28の平面から外れる方
向へコックしようとするコッキング動作は、延長部63の
縁71がハウジング28の突起65の表面73に係合することに
よって制動される。
本発明の引張器20を本発明の方法によって組立てるに
当っては、アーム押えプレート53を軸手段32に取付ける
前にアーム押えプレート53の延長部63をハウジング28の
突起65に引掛けることができるようにL字形に予め折曲
げておくことができる。あるいは、別法として、延長部
63を、最初は、第7図に示されるようにアーム押えプレ
ート53の残部と面一をなすように真直ぐにしておき、ア
ーム押えプレート53を軸手段32に取付けた後延長部63を
折曲げてスロット70を第8図に示されるようにハウジン
グ28の突起65に嵌めるようにしてもよい。
いずれにしても、L字形延長部63は、引張器20の、ベ
ルト23がプーリー26の表面27に係合する側と同じ側(軸
手段32の両端間の中心より外側、第3図でみて右側)で
ハウジング28の突起65に連結させる。先に述べたよう
に、引張器20のこの外側(プーリー26の表面27に係合す
る側)では、ベルト23がベルト係合アーム25を軸手段32
上でコックさせてアーム25の表面67′をハウジング28か
ら引離そうとする。
支持手段21に対するベルト係合アーム25の回転運動を
制限するために、アーム25の面61に凹部62を形成する。
凹部62は、1対の対置したストップ縁74,75を画定し、
アーム押えプレート53の延長部63の第1辺67をストップ
縁74と75の間に配置する。
かくして、アーム押えプレート53の延長部63の第1辺
67の対置した両側縁76,77は、それぞれ、ストップ縁74,
75によって係合され、静止アーム押えプレート53に対す
るベルト係合アーム25の両方向の回転運動を制限する。
例えば、捩りばね38のばね力は、ストップ縁74が延長
部63の側縁76に当接するまで第1図の引張器20でみて反
時計回り方向に回転するが、ベルト係合アーム25のそれ
以上の反時計回り方向の回転は防止される。反対に、ベ
ルト係合アーム25が第1図の位置から時計回り方向に回
転されると、ストップ縁74が延長部63の側縁76から離脱
し、第2図に示されるようにストップ縁75が延長部63の
側縁77に向って移動し、ストップ縁75が延長部63の側縁
77に係合すると、ベルト係合アーム25はそれ以上時計回
り方向には回転することができない。
引張器20は任意の適当な態様で支持構造体22に取付け
ることができるが、図示の実施例では、軸手段32の中心
開口79及び支持構造体20の適当な開口80の単一のボルト
78を挿通し、該ボルトのねじ付端81にナット82を螺着し
て適当なワッシャ83を支持構造体22に圧接させるととも
に、引張器20の支持手段21の面85を支持構造体22の面86
に圧接させ、ボルト78の拡大ヘッド87によりワッシャ88
をアーム押えプレート53の外表面56に圧接させることに
より、引張器20を支持構造体22に取付ける。
単一のボルト78上での引張器20の回転を防止するため
に、支持手段21の一体の突起89を、支持構造体22にボル
ト78の長手軸線に対して偏心関係に形成された開口90内
に慣用の態様で挿入する。
上記のようにして引張器20を支持構造体22に取付けた
後、ベルト23をプーリー26の周りに架け渡す。ベルト23
は、プーリー26を第1図の原位置から時計回り方向に変
位させなければならないような長さに定められているの
で、ベルト23をプーリー26の周りに巻きつけることがで
きるようにベルト係合アーム25を時計回り方向に回動さ
せ、第2図に示されるように延長部63をストップ縁74と
75の間に挿入し、それによって、ベルト係合アーム25を
第1図の原位置へ向けて反時計回り方向に変位させよう
とする捩りばね38の力により、主値の態様でベルト23に
引張力を与える。
上記の説明から分るように、ベルト引張器20は、上記
米国特許第4,661,087号に記載されているような通常の
態様で作動するが、従来のものと異なるのは、アーム押
えプレート53に延長部63が設けられている点である。延
長部63は、アーム押えプレート53から突出し、ベルト係
合アーム25の一部分35を抱持するようにして延長し、支
持手段21のハウジング28の突起65に連結されており、上
述したようにベルト係合アーム25が支持手段32上でコッ
クするのを防止する働きをする。更に、ベルト係合アー
ム25のコッキングを防止するだけでなく、減摩ディスク
57をベルト係合アーム25とアーム押えプレート53の間に
介設した場合、ベルト係合アーム25が支持手段32上でコ
ックしようとする作用力が、減摩ディスク57の延長部66
をアーム押えプレート53の延長部63とベルト係合アーム
25との間に圧縮させ、それによって、減摩ディスク57の
延長部66は、ベルト係合アーム25の軸手段32上での回転
運動を遅らせる摩擦制動力を発揮する。このことも、
又、軸受手段33の摩耗を防止する働きをする。
叙上のように、本発明のアーム押えプレート53の延長
部63は、多重機能を発揮する。即ち、延長部63は、引張
器20のプーリー26にかかるベルト23の偏り荷重によりベ
ルト係合アーム25が支持手段32上でコックするのを防止
するという主たる機能に加えて、ベルト係合アーム25の
軸手段32上での転運動を遅らせる摩擦制動力を発揮する
機能と、ベルト係合アーム25のストップ縁74,75との協
同によりベルト係合アーム25の軸手段32上での回転運動
の範囲を制限する機能をも有する。
ベルト係合アーム25の軸手段32上での回転運動を遅ら
せようとする減摩ディスク57の延長部66の摩擦制動特性
は、第6図のグラフ91に明示されている。グラフ91にお
いて、一点鎖線92は、減摩ディスク57の延長部66がアー
ム押えプレート53の延長部63の第1辺67から取外されて
いる場合の引張器20の作動を表わし、実線93は、減摩デ
ィスク57の延長部66を上述した態様で用いた場合の引張
器20の作動を表わしている。
減摩ディスク57の延長部66によって与えられる摩擦制
動力の大きさは、ベルト係合アーム25がコックしてい
る、いないに拘らず、最初にベルト係合アーム25にアー
ム押えプレート53の延長部63のばね荷重を及ぼすような
態様に延長部63をハウジング28の突起65に連結すること
によってセットすることができる。
例えば、延長部63を突起65に掛止し、アーム押えプレ
ート53を第9、10図の矢印94の方向に力を加えることな
どによって所望の位置に位置づけした後、延長部63の第
2辺64の横断部分95の表面71(スロット70の縁)が突起
65の表面73の下方へ離隔させ、横断部分95を第10図に矢
印95′で示される方向に力を加えることによって上方へ
屈曲させ、縁71の部分96を突起65の表面73に堅く圧接さ
せ、延長部63をベルト係合アーム25の表面67′から所望
の距離のところに保持することができる。この手順は、
通常の組立作業において突起65とアーム押えプレート53
の延長部63との間の製造誤差を吸収するのにも利用する
ことができる。
別法として、アーム押えプレート53の延長部63の第2
辺64の横断部分95を変形させずに、第2辺64の側部97を
断面S字形にしておき、そのS字形の側部97を第11図に
示されるように力94,95を加えることによって更に変形
させ、第2辺64の縁71を突起65の表面に圧接させ、それ
によって、アームプレート53の延長部63のばね荷重をセ
ットすること、及び、又は突起65とアーム押えプレート
53の延長部63との間の製造誤差を吸収することができ
る。
アーム押えプレート53の延長部63の第2辺64は、更に
別の任意の適当な態様で突起65に連絡することができ
る。例えば、他の連結態様は、第12〜14図に示される。
これらの図においては、引張器は符合20Aで示されてお
り、先の実施例の引張器20のものと同様の部品は、同じ
参照番号にAを付して示されている。
第12図にみられるように、アーム押えプレート53Aの
延長部63Aは、横部材99と脚部100から成るT字形の自由
端98を有する。脚部100は、ハウジング28に間隔をおい
て形成された2つの突起102,102の間のスロット101に受
容され、横部材99の縁103,103がそれぞれ突起102,102に
係合し、アームプ押えレート53Aがアーム25Aのコッキン
グ作用にコックされるのを防止するようになされてい
る。
かくして、ハウジング28Aは、鋳造される場合、その
ためのダイにスライドを設ける必要がない。
以上、本発明を実施例に関連して説明したが、本発明
は、ここに例示した実施例の構造及び形態に限定される
ものではなく、本発明の精神及び範囲から逸脱すること
なく、いろいろな実施形態が可能であり、いろいろな変
更及び改変を加えることができることを理解されたい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 7/12

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無端経路に沿って移動するようになされた
    伝動ベルト(23)のためのベルト引張器(20,20A)であ
    って、 ハウジング(28,28A)と軸手段(32)を含み、前記ベル
    トに対して固定関係になされる支持手段(21)と、 該支持手段(21)の軸手段(32)に回転自在に装着され
    たベルト係合アーム(25,25A)を含む、該支持手段(2
    1)に対して移動自在のベルト係合手段(24)と、 前記ベルトに緊張を与えるように該ベルト係合手段を前
    記支持手段(21)に対して移動させて該ベルトに圧接さ
    せるために前記ハウジング(28,28A)内に収納され、該
    支持手段とベルト係合手段(24)に連結されたばね手段
    (38)とから成り、 前記支持手段(21)は、更に、前記軸手段(32)を介し
    て前記ハウジングに連結されたアーム押えプレート(5
    3、53A)を含み、前記ベルト係合アーム(25,25A)は、
    その一部分(35)を該軸手段に対して回転するように該
    アーム押えプレート(53,53A)と該ハウジング(28,28
    A)との間に配設されており、該ベルト係合アーム(25,
    25A)の該一部分(35)と該アーム押えプレート(53,53
    A)との間の相対的運動を容易にするために両者間にブ
    ッシュ(57)が配設されており、 該アーム押えプレート(53、53A)は、該ベルト係合手
    段(24)がベルト(23)に緊張を与えているとき該アー
    ム押えプレートが前記軸手段上での該ベルト係合アーム
    のコッキングを防止するために、該引張器の、前記ベル
    トが前記ベルト係合手段(24)に係合する側と同じ側に
    該ベルト係合アーム(25)を抱持するように延長した延
    長部(63,63A)を有しており、該延長部(63,63A)が、
    該引張器の、該ベルトが該ベルト係合手段(24)に係合
    する側と同じ側で前記ハウジングに連結されていること
    を特徴とするベルト引張器。
  2. 【請求項2】前記ブッシュ(57)は、前記ベルト係合ア
    ーム(25,25A)の前記一部分(35)と前記アーム押えプ
    レート(53,53A)の延長部(63,63A)との間に配設され
    て該一部分(35)に対して固定関係をなすように前記ア
    ーム押えプレート(53,53A)に連結された延長部(66)
    を有し、該ブッシュの延長部(66)は、該アーム押えプ
    レートに対する該ベルト係合アームの回転運動を摩擦作
    用により制動する機能を果すことを特徴とする請求の範
    囲第1項に記載のベルト引張器。
  3. 【請求項3】前記ベルト係合手段(24)は、前記ベルト
    係合アーム(25,25A)によって担持され、前記ベルトに
    係合するための表面(27)を有するプーリー(26)を含
    み、該ベルト係合アームは、該プーリーを回転自在に取
    付けるための軸(50)を有し、該軸は、該プーリーの表
    面(27)が前記軸手段(32)の全長の外部に位置するよ
    うに該軸手段(32)に対して平行に変位されていること
    を特徴とする請求の範囲第1項に記載のベルト引張器。
  4. 【請求項4】前記ハウジング(28,28A)は、突起(65,1
    02)を有しており、前記アーム押えプレート(53,53A)
    の延長部(63,63A)の一部分(64,98)は、該アーム押
    えプレートを該ハウジングに連結するために前記突起
    (65,102)に連結されていることを特徴とする請求の範
    囲第1項に記載のベルト引張器。
  5. 【請求項5】前記アーム押えプレート(53,53A)の前記
    延長部(63,63A)の一部分(64)は、前記突起(65)を
    受容する開口(70)を有していることを特徴とする請求
    の範囲第4項に記載のベルト引張器。
  6. 【請求項6】前記突起(102)は、スロット(101)を有
    しており、前記アーム押えプレート(53,53A)の延長部
    (63,63A)の一部分(98)は、T字形であり、該T字形
    の延長部の脚部(100)は前記スロット(101)内に配設
    され、T字形の延長部の横部材(99)は前記突起(10
    2)に掛止されていることを特徴とする請求の範囲第4
    項に記載のベルト引張器。
  7. 【請求項7】前記延長部(63,63A)は、直角に屈曲した
    二辺を有するL字形であり、その一辺は、前記ハウジン
    グ(28,28A)の前記突起(65,102)に連結された前記延
    長部の前記一部分(64,98)を構成することを特徴とす
    る請求の範囲第4項に記載のベルト引張器。
  8. 【請求項8】前記一辺は、前記突起(65)を受容する貫
    通開口(70)を有し、該一辺は、その貫通開口(70)に
    前記突起(65)を受容した後、前記ベルト係合アームに
    対して前記ブッシュ(57)の摩擦制動力を及ぼすように
    変形されていることを特徴とする請求の範囲第7項に記
    載のベルト引張器。
  9. 【請求項9】前記ベルト係合アーム(25)の前記一部分
    (35)は、互いに対置した1対のストップ手段(74,7
    5)を有しており、前記アーム押えプレート(53)の延
    長部(63)は、該1対のストップ手段の間に配設されて
    おり、該ベルト係合アーム(25)のいずれか一方向の回
    転運動を制限するように該ストップ手段に係合されるよ
    うになされており、該ベルト係合アーム(25)は、それ
    ぞれ前記ストップ手段(74,75)を画定する対置した縁
    を有していることを特徴とする請求の範囲第1項に記載
    のベルト引張器。
  10. 【請求項10】無端経路に沿って移動するようになされ
    た伝動ベルト(23)のためのベルト引張器(20)であっ
    て、 ハウジング(28)と軸手段(32)を含み、前記ベルトに
    対して固定関係になされる支持手段(21)と、 該支持手段(21)の軸手段(32)に回転自在に装着され
    たベルト係合アーム(25)を含む、該支持手段(21)に
    対して移動自在のベルト係合手段(24)と、 前記ベルトに緊張を与えるように該ベルト係合手段を前
    記支持手段(21)に対して移動させて該ベルトに圧接さ
    せるために前記ハウジング(28)内に収納され、該支持
    手段とベルト係合手段(24)に連結されたばね手段(3
    8)とから成り、 前記支持手段(21)は、更に、前記軸手段(32)を介し
    て前記ハウジングに連結されたアーム押えプレート(5
    3)を含み、前記ベルト係合アーム(25)は、その一部
    分(35)を該軸手段に対して回転するように該アーム押
    えプレート(53)と該ハウジング(28)との間に配設さ
    れており、該ベルト係合アーム(25)の該一部分(35)
    と該アーム押えプレート(53)との間の相対的運動を容
    易にするために両者間にブッシュ(57)が配設されてお
    り、 該アーム押えプレート(53)は、該ベルト係合手段(2
    4)がベルト(23)に緊張を与えているとき該アーム押
    えプレートが前記軸手段での該ベルト係合アームのコッ
    キングを防止するために、該引張器の、前記ベルトが前
    記ベルト係合手段(24)に係合する側と同じ側に該ベル
    ト係合アーム(25)を抱持するように延長した延長部
    (63,63A)を有しており、該延長部(63,63A)が、該引
    張器の、該ベルトが該ベルト係合手段(24)に係合する
    側と同じ側で前記ハウジングに連結されており、 該ハウジングと前記アーム押えプレートは、前記ベルト
    係合アームに対して前記ブッシュ(57)の摩擦制動力を
    及ぼすように該ハウジングとアーム押えプレートの連結
    を調節するための調節手段(63,64,70)をそれぞれ有し
    ていることを特徴とするベルト引張器。
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