JP3360017B2 - ヒンジ装置 - Google Patents

ヒンジ装置

Info

Publication number
JP3360017B2
JP3360017B2 JP05062298A JP5062298A JP3360017B2 JP 3360017 B2 JP3360017 B2 JP 3360017B2 JP 05062298 A JP05062298 A JP 05062298A JP 5062298 A JP5062298 A JP 5062298A JP 3360017 B2 JP3360017 B2 JP 3360017B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotation
shaft
opening
closing
base plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP05062298A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11247837A (ja
Inventor
栄 日向野
均 佐藤
文久 宮坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd filed Critical Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd
Priority to JP05062298A priority Critical patent/JP3360017B2/ja
Publication of JPH11247837A publication Critical patent/JPH11247837A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3360017B2 publication Critical patent/JP3360017B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Viewfinders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばビデオカメ
ラ、パソコン、デジタルカメラ、各種ビデオモニター等
で本筐体と映像をモニターするための液晶ユニット体と
が折り畳みおよび回転が可能な複合接合部で構成され、
折り畳みおよび回転が摩擦トルク(抵抗トルク)により
任意の位置で固定維持が可能なヒンジ装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般にビデオカメラやパソコンの液晶モ
ニターユニットは、機器の保全や携帯性のため収納され
ていた状態から使用にあっては筐体からモニターを展開
し使用するためのヒンジ装置が取り付けられている。こ
のヒンジは、単純な90度開閉のみあるいは90度展開
した後その位置で回転できる機構を有する。一般にヒン
ジの位置決めのための摩擦トルクは、蝶番、皿ばね、巻
きばね、トーションバー、ブッシュ等部品の締め付けも
しくは圧入により発生させ、更にヒンジには回転規制部
品を組み合わせた機構が併用されている。
【0003】一般に蓋の開閉動作のような折り畳み(開
閉)機構のみのヒンジは、一軸構造のものが多く、部品
点数も少なく構造が簡単で安価である。
【0004】これに対して、折り畳み機構を展開し更に
回転機構を付けた従来のヒンジは、大型、その構造が極
めて複雑、部品点数が多いため組立作業性が悪いなど製
造コスト面で問題があり、また携帯機器の場合に薄型化
が強度の面からできないあるいは重いなどの理由で実装
ができないなどの制約を受ける欠点があった。
【0005】また、開閉、回転中の摩擦トルクが経時変
化で弱くなる、もしくはある特定の位置のみ作動するな
どで開閉および回転の任意位置での固定維持ができなか
ったり不安定であったりする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明のヒンジはビデ
オカメラ、パソコン、デジタルカメ、各種ビデオモニ
ター等で本筐体と映像をモニターするための液晶ユニッ
ト体とが折り畳み可能なヒンジ部で結合され、液晶ユニ
ット体を収納もしくはモニターのために展開できる構
造、展開した状態で回転可能、ある特定の角度まで回転
した位置で更に収納が可能である2軸型ヒンジを提供し
ようとするものである。
【0007】摩擦トルクは移動可能範囲内で均一に発生
できる機構とし、開閉および回転軸を任意の位置に角度
移動した場合も任意の位置で固定維持が可能とする。
【0008】ヒンジ装置は、取り付け相手の構造により
ベース板に形成される巻き部の開始角度を変更すること
で開閉軸の径の範囲内で高さの変更が可能とする。また
モニター体は所定の収納位置からずれた角度つまりねじ
れの状態からの収納であっても強制的に所定の位置にそ
の方向を規制、更には収納した位置である特定の角度範
囲で回転ができる機構を付加したヒンジ装置に関する。
【0009】本発明のヒンジは、剛性および加工組立性
の面で優れた金属部品を採用し、例えば部品点数を減ら
す目的でベース板に巻き部、クリック用穴およびストッ
プ板部を量産性に優れたプレスで一体成形し更に自動化
が容易な圧入組立により生産性を向上させ、コストダウ
ンができる設計とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のヒンジについて
請求項1は、開閉軸に回転摩擦トルクを与える巻きばね
と、該巻きばねに取付けられ前記開閉軸に直交する方向
の回転軸を回転可能に支持するベース板と、前記回転軸
に回転摩擦トルクを与える機構と、前記ベース板に接し
前記回転軸と共に回転する回転ストップリングと、該回
転ストップリングに突設され前記ベース板に形成された
ストップ部に当接して前記回転軸の回転範囲を規制する
回転ストップ部と、前記回転ストップリングに突設され
前記ベース板に設けたクリック用凹みに嵌入して前記回
転体の回転にクリックを与えるク リック用突起と、前記
回転軸に形成された平行面部と、前記開閉軸に固着され
た回転規制板と、該回転規制板に設けられ前記平行面部
の嵌入により平行面部を所定回転位置にして前記回転軸
の回転を制限する切欠凹部と、を備えたことを特徴とす
るヒンジ装置からなり、開閉および回転軸の両軸にどの
位置であっても均一な摩擦トルクを発生させ、この摩擦
トルクにより開閉、回転が可能な角度範囲内では固定維
持ができることで、従来品と比べ安定した固定維持が可
能となり、更に回転軸が閉じられるとき長四角形状の回
転軸の短軸側面が斜めもしくは直線で切り欠き加工され
た回転規制板の凹み部に沿って最終的に嵌合規制され、
強制的に長軸方向が開閉軸と直交する方向となる機構を
有することで例えば液晶モニターを使用後に収納する場
合、モニターを反転収納した状態で観察するための収納
動作中にモニターと筐体の接触が防止可能となり機器保
全の面で便利である。
【0011】本発明の請求項2は、請求項1の手段で作
られるヒンジ装置で開閉軸が90°回転した位置を基準
に、回転軸の回転は−90°〜180°の角度範囲での
み可能であるようにストップ板を設置し、更に−90,
0,90,180°位置ではベース板に設置された凹み
と回転軸に組み合わされたストップリングの凸起が嵌合
しクリック機構を示すので、使用中に例えばモニターの
回転位置が感覚的に判明、またクリックから脱出する時
の起動トルクは大きくなるので無理にストップから逸脱
して回転することを防止し、機器保全のための効果をし
めし便利である。
【0012】本発明の請求項3は、請求項1、2の手段
で作製されるヒンジ装置で、使用時に当り取り付けの相
手によりもしくは薄型化の要望により装置高さを低くす
る方法である。ヒンジ装置は、ベース板の位置が、開閉
軸の軸方向に平行で且つその上下高さ位置が径方向に、
ベース板と開閉摩擦トルク発生部の巻きばねの開始部と
の角度調整により移動できることで、高さを加味した装
置の設計が可能となり実装可能な機会が増える。
【0013】本発明の請求項4は、請求項1、2および
3の手段で作製されるヒンジ装置で回転軸が回転規制板
に沿って閉じられ最終的に開閉軸と直交する方向で長軸
方向の一端が規制板の凹み部と接触停止した時、回転規
制板の凹みの下部が両側に拡大加工されており、この位
置でのみ回転軸が一定角度で回転軸の軸を中心に回転可
能であるため、例えば液晶面を外側にして収納したとき
に液晶面のみを回転させることで画像を直視できるの
で、筐体を傾斜させることなく明瞭な画像を容易に観察
できるので便利である。
【0014】本発明のヒンジは、回転摩擦トルクを波状
ばねを押さえつけその反発力を止め輪で拘束した発生構
造であるが、ばね性を示すスプリングワシャ、皿ばね、
巻きばね、トーションバー、硬質ゴム等の弾性体を波状
ばねの代替品として使用してもよい。また締め付けは、
止め輪の他にネジ、ピン、カシメ、溶接法等を採用して
もよい。
【0015】本発明のヒンジは、開閉機構を必要とする
OA機器に使用可能の他に各種の蓋類、デスプレー用
保持具、家具等の接合部に利用可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施例を説明する。
【0017】図7は、本発明のヒンジ装置が使用される
ビデオカメラの例を示す。ヒンジ装置は、図で本筐体と
モニターの接合部品として使用され、筐体に収納されて
いたモニターを先ず開閉方向に沿って展開し、モニター
画像を見ながら撮影再生が可能である。ヒンジの種類に
よっては展開した位置で更にモニターを回転し、筐体の
前後および上下から画像の観察が可能なものがある。
【0018】図1は、本発明のヒンジ装置の側面であ
り、開閉軸が90°回転展開した状態である。装置は、
開閉軸10に開閉ストッパー用ピン11、開閉摩擦トル
ク発生用単層巻きばね22と回転規制板40が設置され
ている。開閉軸10に圧入された巻きばね22は可動範
囲内ではどこでも締め付け力が一定の起動および回転ト
ルク(摩擦トルク)を示し固定維持が可能になってい
る。巻きばね22と同一板よりなるベース板30には回
転軸21が挿入され回転ストップリング47、波状ばね
52を止め輪54で締め付け起動および回転トルク(摩
擦トルク)を発生し回転可動範囲での固定維持を可能に
している。回転軸21には、本筐体とヒンジを介して接
合する相手機器の取り付け用プレート治具20が設置さ
れている。点線で示したプレート治具20は、開閉軸が
0°(収納時)の状態を示す。プレート治具20の形状
はヒンジと機器の固定が可能であればどんな形状でもよ
く、また回転軸21との取り合いもカシメ、ネジ止め、
溶接等何でも固定可能な方法が利用できる。
【0019】図2は、開閉軸が展開した(90°)装置
の上面であり、ベース板30には回転軸21、巻きばね
22に組み付けられた開閉軸10、開閉軸10に固定さ
れた規制板40を示す。開閉軸10は、固定筐体にヒン
ジを固定するため両端に平角に加工された面23と取り
付け穴24がある。開閉軸10に圧入された一対の巻き
ばね22はお互いに巻き方向が逆である。ベース板に挿
入された回転軸21は、ベース板30に成形されたスト
ップ板31で回転角度が制限され、図では回転角度が0
もしくは180°の状態を示している。
【0020】図3は、開閉軸21が収納(0°)し回転
軸が0もしくは180°で長四角形状の軸部42が回転
規制板40の切り欠け凹み部41に嵌合した状態を示
す。回転軸は、ストップピン11と巻きばね22の切り
欠け部13の組み合わせにより開閉角度が制限される。
またこの打ち込みピン11は、巻きばねの移動も防止し
ている。ピン11と切り欠け部13によるストップ構造
は、巻きばねにピン用溝を切り抜き、圧入後溝内のピン
穴12にピン11を取り付け開閉軸と巻きばねがずれる
ことを付加した構造でもよい。更にピンの代わりに開閉
軸12に突起を付ける、もしくは巻きばねに突起加工し
開閉軸に凹みを付け組み合わせる方法でもよい。
【0021】図4、5は、ベース板30の位置が巻き
22の巻き開始角度を変えることで上下に移動できる
例を示す。ベース板の高さ移動範囲は、図4および図5
に示すように開閉軸の直径位置である。図4はベース板
30が開閉軸10の取り付け面23に対して平行移動し
図で径の上部に位置したとき、図5は同様に径の下部に
ベース板30が位置し薄型が実現できる場合をそれぞれ
示す。巻き角度を変えれば装置高さを変えた設計が可能
なことを示している。また同図は、装置高さが変化した
場合でも回転規制板40の形状を変えることで回転規制
が実現できることも併せて示している(bおよびc
図)。なお、回転規制板40は、開閉軸10の軸芯を回
転中心として回転規制軸21が回転するので、90°回
転する図の例のように取り付け位置および時として図4
のように折り曲げた形状の規制板にする必要がある。な
お、規制板の嵌合位置は、回転軸の長さおよび開閉軸芯
からベース板に取り付けられた回転軸の距離により当然
変わるが、巻きばねおよび開閉軸に設置された開閉スト
ップ機構が収納状態に位置するときに、規制板の切り欠
け凹みの底部に規制軸が接触する場所が望ましい。
【0022】図6は、本発明のヒンジに使用される主な
部品例を示す。(a)図は、回転軸21であり、4角が
面取りされ平行面を有する長四角部42、止め輪溝4
3、回転軸44、止め輪部45からなる。なお止め輪部
はストップリング47の固定、および回転トルクを
発生するために締め付け固定の手段であるので、他のピ
ン、段付き加工、溶接等の方法を止め輪法に変わって採
用してもよい。 (b)図は、ベース板に設置された回
転クリック機構のための凹み46、ストップ板31を示
す。(c)図は、巻きば22、回転軸21が挿入され
る穴49、クリック用凹み46、ストップ板31、飾り
窓25がプレス加工により一体成形されたベース板30
を示す。(c)図の例は、回転時クリック46が−9
0,0,90,180°で発生し、回転ストップは−9
0から180°の角度90°で実施できるようにストッ
プ板31が施されている。(e)図は、回転規制軸42
と回転規制板40が切り欠け凹み部41で嵌合している
状態を示す。凹み部41は、第3、4(c)にも示した
ように回転規制軸42が収納されて嵌合状態になる時、
回転規制軸42の長軸方向が開閉軸10と直交するよう
に規制する必要から、凹み部41の途中は軸42の動き
を滑らかにする目的で斜めもしくは円弧状の切り欠け形
状にする必要がある。また凹み部41と軸42が最終的
に嵌合する底部位置は、軸42の平行部42に合わせた
切り欠け形状が望ましく、図では四角状を示す。(f)
図は、回転軸42が最終的に開閉軸10と直交する方向
で回転規制板40と嵌合した時、(e)図で軸42の回
転は回転規制板40の凹み部41で規制され不可能であ
ったが、凹み部41の下部を図のように拡大加工してお
けば軸41がある角度のみ回転可能な様子を示す。図で
軸42は、角度θ1、θ2の範囲で回転ができ、その間
は回転摩擦トルクで固定維持が可能なことを示す。
【0023】(g)図は、内部に長四角の外観をもつ規
制軸42の挿入穴50、クリックのための突起48、回
転ストップ板51をプレス成形されたストップリングを
示す。突起48は(c)図の凹み46と嵌合しクリック
動作、ストップ板51は同様に(c)図のストップ板3
1と組み合わされてストップ動作を行う。
【0024】(h)図は、回転摩擦トルクを発生させる
波状ばね52、もしくはスプリングワッシャ53であ
る。トルクは、止め輪54の押し付け固定によりそのば
ね性を利用するものであるので、波状ばね52およびワ
ッシャ53は皿、ウェーブ等のばねもしくは弾性ゴムの
ような弾性体であれば使用可能である。
【0025】(j)図は、開閉軸10であり両端にスト
ップピン11用穴12、取り付け用平坦部23および穴
24がある。軸10と回転規制板40の固定方法は圧
入、溶接、ピン等での固定が考えられるが他に規制板4
0の巻き部および開閉軸10の形状を回転ズレが生じに
くい角形等にして回転ズレ防止としてもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明のヒンジは、摩擦トルクが移動可
能範囲内で均一に発生できる機構とし、開閉および回転
軸を任意の位置に角度移動した場合も任意の位置で固定
維持が可能とする。
【0027】ヒンジ装置は、取り付け相手の構造により
ベース板に形成される巻きばねの開始角度を変更するこ
とで開閉軸の径の範囲内で高さの変更が可能とする。回
転規制軸は、所定の収納位置からずれた角度つまりねじ
れの状態からの収納であっても強制的に所定の位置にそ
の方向を規制、更には収納した位置である特定の角度範
囲で回転ができる機構を持つ。
【0028】剛性および加工組立性の面で優れた金属部
品を採用し、例えば部品点数を減らす目的でベース板に
巻きばね、クリック用穴およびストップ板部を量産性に
優れたプレスで一体成形し更に自動化が容易な圧入組立
により生産性を向上させ、コストダウンができる設計と
した、2軸型ヒンジを提供しようとするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示し、開閉回転が可能であり摩擦トル
クにより任意の位置で固定維持が可能なヒンジ装置の正
面を示す。
【図2】図1のヒンジの上面を示す。
【図3】回転規制軸が規制板に嵌合した状態を示す。
【図4】ベース板の位置が巻き部の角度により上部に位
置した状態を示す。
【図5】ベース板の位置が巻き部の角度により下部に位
置した状態を示す。
【図6】本発明のヒンジに使用される部品例を示す。
【図7】ヒンジが使用されるビデオカメラの例を示す。
【符号の説明】
10 開閉軸 11,13 開閉ストッパー用ピン 20 機器取り付け用プレート治具 21 回転軸 22 巻きば 30 ベース板 31,51 回転ストップ機構 40 回転規制板 41 回転規制用凹み部 42 回転規制軸 46,48 クリック機構 47 ストップリング 52 スプリング 54 止め輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−307810(JP,A) 特開 平8−294029(JP,A) 登録実用新案3047662(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16C 11/00 - 11/12 H04N 5/225 G03B 17/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉軸に回転摩擦トルクを与える巻きば
    ねと、該巻きばねに取付けられ前記開閉軸に直交する方
    向の回転軸を回転可能に支持するベース板と、前記回転
    軸に回転摩擦トルクを与える機構と、前記ベース板に接
    し前記回転軸と共に回転する回転ストップリングと、該
    回転ストップリングに突設され前記ベース板に形成され
    たストップ部に当接して前記回転軸の回転範囲を規制す
    る回転ストップ部と、前記回転ストップリングに突設さ
    れ前記ベース板に設けたクリック用凹みに嵌入して前記
    回転体の回転にクリックを与えるクリック用突起と、前
    記回転軸に形成された平行面部と、前記開閉軸に固着さ
    れた回転規制板と、該回転規制板に設けられ前記平行面
    部の嵌入により平行面部を所定回転位置にして前記回転
    軸の回転を制限する切欠凹部と、を備えたことを特徴と
    するヒンジ装置。
  2. 【請求項2】 開閉軸の回転角度は、ベース板と回転軸
    の軸方向が平行である位置からベース板に対して垂直方
    向までの90°の範囲でのみ回転軸の開閉が可能であ
    り、その範囲以外は巻きばねおよび開閉軸に施されたス
    トッパー機構により角度が制限され、回転軸の回転角度
    は開閉軸が90°回転した位置を基準に−90°〜18
    0°回転が可能であり、更に−90,0,90,180
    °位置ではベース板に設置された凹みと回転軸に組み合
    わされたストップリングの凸起が嵌合しクリック機構を
    示すことを特徴とした請求項1記載のヒンジ装置。
  3. 【請求項3】 回転軸を挿入し取り付けるベース板の位
    置が、開閉軸の軸方向に平行で且つその上下高さ位置が
    径方向に、ベース板と開閉摩擦トルク発生部の巻き開始
    部との角度により移動できることを特徴とした請求項1
    又は2記載のヒンジ装置。
  4. 【請求項4】 回転軸が回転規制板に沿って閉じられ最
    終的に開閉軸と直交する方向で長軸方向の一端が規制板
    の凹み部と接触停止した時、回転規制板の凹みの下部が
    両側に拡大加工されており、この位置でのみ回転軸が一
    定角度で回転軸の軸を中心に回転可能としたことを特徴
    とした請求項1、2あるいは3記載のヒンジ装置。
JP05062298A 1998-03-03 1998-03-03 ヒンジ装置 Expired - Lifetime JP3360017B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05062298A JP3360017B2 (ja) 1998-03-03 1998-03-03 ヒンジ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05062298A JP3360017B2 (ja) 1998-03-03 1998-03-03 ヒンジ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11247837A JPH11247837A (ja) 1999-09-14
JP3360017B2 true JP3360017B2 (ja) 2002-12-24

Family

ID=12864090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05062298A Expired - Lifetime JP3360017B2 (ja) 1998-03-03 1998-03-03 ヒンジ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3360017B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003174495A (ja) * 2001-09-28 2003-06-20 Nec Corp 折り畳み式携帯情報端末
JP4153714B2 (ja) * 2002-04-08 2008-09-24 Hoya株式会社 ヒンジ構造
TW534185U (en) * 2002-09-17 2003-05-21 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Hinge Device
KR101063408B1 (ko) 2004-10-11 2011-09-07 삼성전자주식회사 힌지장치 및 이를 가지는 전자기기
JP4930718B2 (ja) * 2007-09-13 2012-05-16 セイコーエプソン株式会社 表示器支持装置、電子機器
JP4739429B2 (ja) * 2009-02-09 2011-08-03 三菱製鋼株式会社 2軸ヒンジ
CN102052390B (zh) * 2009-10-30 2013-08-21 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 铰链机构
JP6155979B2 (ja) 2013-08-29 2017-07-05 富士通株式会社 情報処理装置
CN112833321B (zh) * 2020-12-30 2021-11-30 江苏亿豪塑业股份有限公司 一种聚四氟乙烯板及其制作方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11247837A (ja) 1999-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1885118B1 (en) Hinge apparatus and image displaying apparatus
JP2000240636A (ja) ヒンジ機構
JP3360017B2 (ja) ヒンジ装置
US7979960B2 (en) Two-axis hinge device with rotation regulating function
JP2004360758A (ja) 回転規制機構付2軸ヒンジ
US20070214604A1 (en) Portable electronic device having triaxial hinge structure
JP2006283824A5 (ja)
JPH04203517A (ja) 軸の枢着装置
JP3390718B2 (ja) 二軸ヒンジ装置
JP2010156460A (ja) ヒンジアセンブリ及びそれを用いる携帯電子装置
JP3442647B2 (ja) ヒンジ装置
JP3360016B2 (ja) ヒンジ装置
WO2004027274A1 (ja) ヒンジ装置
JP2001065543A (ja) 開閉トルク変動可能なチルトヒンジ
JP5076703B2 (ja) ヒンジ装置及び画像表示装置
JP3331318B2 (ja) ヒンジ装置
JP3381677B2 (ja) ヒンジ機構およびその使用方法
JP4018093B2 (ja) ヒンジ機構
JPH08291667A (ja) ヒンジ装置
JP2008051338A (ja) ヒンジ装置及び画像表示装置
JPH0617570A (ja) チルトヒンジ
JP2002139020A (ja) 小型ヒンジ
JP2003262214A (ja) ヒンジ機構
TWI353816B (en) Hinge assembly and electronic device using the sam
JP2573474Y2 (ja) チルトヒンジ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020919

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071011

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081011

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091011

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101011

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111011

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111011

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121011

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121011

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131011

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term