JPH0640342A - チルト・テレスコピックステアリング装置 - Google Patents
チルト・テレスコピックステアリング装置Info
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- JPH0640342A JPH0640342A JP3042336A JP4233691A JPH0640342A JP H0640342 A JPH0640342 A JP H0640342A JP 3042336 A JP3042336 A JP 3042336A JP 4233691 A JP4233691 A JP 4233691A JP H0640342 A JPH0640342 A JP H0640342A
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- Japan
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- fixed
- tilt
- adjustment
- inner cylinder
- steering wheel
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/16—Steering columns
- B62D1/18—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
- B62D1/184—Mechanisms for locking columns at selected positions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering Controls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
〔目的〕 チルト(ハンドルの上下方向の調整)と、テ
レスコピック(ハンドルの前後方向の調整)の調整が一
度で可能となり、運転者の好みの位置に容易にセットす
ること。 〔構成〕 ハンドルWに連結した摺動内筒4をステアリ
ングコラム3内に軸方向に摺動可能に設け、ステアリン
グコラム3に固着した昇降用ブラケット6をチルト用固
定ブラケット1,1間で昇降可能に設けたこと。適宜調
節可能な調節レバー10の基部側端を頭部に固着した螺
子杆8の締め付けにて昇降用ブラケット6を両側より挟
持固定可能としたこと。該昇降用ブラケット6に設けた
ガイド体7内を摺動可能にした押圧片12の一端面は、
チルト用固定ブラケット1の内面に接し、他端面は前記
摺動内筒4の外面に接するようにし、チルトとテレスコ
ピックの固定調整機構を一つの調節レバー10の操作に
て、固定・解除を可能とすること。
レスコピック(ハンドルの前後方向の調整)の調整が一
度で可能となり、運転者の好みの位置に容易にセットす
ること。 〔構成〕 ハンドルWに連結した摺動内筒4をステアリ
ングコラム3内に軸方向に摺動可能に設け、ステアリン
グコラム3に固着した昇降用ブラケット6をチルト用固
定ブラケット1,1間で昇降可能に設けたこと。適宜調
節可能な調節レバー10の基部側端を頭部に固着した螺
子杆8の締め付けにて昇降用ブラケット6を両側より挟
持固定可能としたこと。該昇降用ブラケット6に設けた
ガイド体7内を摺動可能にした押圧片12の一端面は、
チルト用固定ブラケット1の内面に接し、他端面は前記
摺動内筒4の外面に接するようにし、チルトとテレスコ
ピックの固定調整機構を一つの調節レバー10の操作に
て、固定・解除を可能とすること。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チルト(ハンドルの上
下方向の調整)と、テレスコピック(ハンドルの前後方
向の調整)の調整が一度で可能となり、運転者の好みの
位置に容易にセットすることができるチルト・テレスコ
ピックステアリング装置に関する。
下方向の調整)と、テレスコピック(ハンドルの前後方
向の調整)の調整が一度で可能となり、運転者の好みの
位置に容易にセットすることができるチルト・テレスコ
ピックステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コラムの下方端に支点を有し、ハンドル
の位置を上下に調整して、固定するチルト機構と(胴振
りタイプ)、ハンドルの位置を前後に調整して固定する
テレスコピック機構と固定調整レバーとがそれぞれ設け
られているチルト・テレスコピックステアリング装置が
存在している。
の位置を上下に調整して、固定するチルト機構と(胴振
りタイプ)、ハンドルの位置を前後に調整して固定する
テレスコピック機構と固定調整レバーとがそれぞれ設け
られているチルト・テレスコピックステアリング装置が
存在している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ハンドルを上下または
前後の位置調整する場合、まず、それぞれの固定調整レ
バーをロック又は解除して、上下方向の調整、前後方向
の調整を独立して行わなければならない。即ち、第1に
ハンドルを前後位置調整を行った後に、第2にハンドル
を上下方向の調整を行っている。或いはこの反対の順序
で行っている。
前後の位置調整する場合、まず、それぞれの固定調整レ
バーをロック又は解除して、上下方向の調整、前後方向
の調整を独立して行わなければならない。即ち、第1に
ハンドルを前後位置調整を行った後に、第2にハンドル
を上下方向の調整を行っている。或いはこの反対の順序
で行っている。
【0004】このため、ハンドル調整操作が煩雑であ
り、運転者の好みの位置に容易にセットすることができ
ず、さらには、各々の固定調整機構により、部品点数が
多く、コストが高価となる欠点があるし、それらの装置
の重量が重くなる欠点があった。
り、運転者の好みの位置に容易にセットすることができ
ず、さらには、各々の固定調整機構により、部品点数が
多く、コストが高価となる欠点があるし、それらの装置
の重量が重くなる欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで発明者は、ハンド
ルに連結した摺動内筒をステアリングコラム内に軸方向
に摺動可能に設け、ステアリングコラムに固着した昇降
用ブラケットをチルト用固定ブラケット間で昇降可能に
設け、調節レバーの基部側端を頭部に固着した螺子杆の
締め付けにて昇降用ブラケットを両側より挟持固定可能
とし、該昇降用ブラケットに設けたガイド体内を摺動可
能にした押圧片の一端面は、チルト用固定ブラケットの
内面に接し、他端面は前記摺動内筒の外面に接するよう
にしたチルト・テレスコピックステアリング装置とした
ことにより、チルト(ハンドルの上下方向の調整)と、
テレスコピック(ハンドルの前後方向の調整)の調整が
一度で可能となり、運転者の好みの位置に容易にセット
することができ、前記課題を解決したものである。
ルに連結した摺動内筒をステアリングコラム内に軸方向
に摺動可能に設け、ステアリングコラムに固着した昇降
用ブラケットをチルト用固定ブラケット間で昇降可能に
設け、調節レバーの基部側端を頭部に固着した螺子杆の
締め付けにて昇降用ブラケットを両側より挟持固定可能
とし、該昇降用ブラケットに設けたガイド体内を摺動可
能にした押圧片の一端面は、チルト用固定ブラケットの
内面に接し、他端面は前記摺動内筒の外面に接するよう
にしたチルト・テレスコピックステアリング装置とした
ことにより、チルト(ハンドルの上下方向の調整)と、
テレスコピック(ハンドルの前後方向の調整)の調整が
一度で可能となり、運転者の好みの位置に容易にセット
することができ、前記課題を解決したものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0007】符号1はチルト用固定ブラケットで、平坦
状取付部1aと垂下状部1bとで断面L形状をなしてお
り、このチルト用固定ブラケット1,1が適宜の間隔を
おいて左右対称に設けられ、その平坦状取付部1aが自
動車等の走行車のフロント部の枠材等に固着されてい
る。垂下状部1bには、鉛直方向を向く長孔2が穿設さ
れている。
状取付部1aと垂下状部1bとで断面L形状をなしてお
り、このチルト用固定ブラケット1,1が適宜の間隔を
おいて左右対称に設けられ、その平坦状取付部1aが自
動車等の走行車のフロント部の枠材等に固着されてい
る。垂下状部1bには、鉛直方向を向く長孔2が穿設さ
れている。
【0008】符号3は筒状のステアリングコラムであっ
て、この長手方向の適宜の箇所には、昇降用ブラケット
6が固着されている。該昇降用ブラケット6は断面U字
状をなし、この両側片6a,6aの上端で、ステアリン
グコラム3の断面直径側を支持するように溶接等で固着
されている。この昇降用ブラケット6は、両側より外力
を加えても変形等しないような強度性を有している。
て、この長手方向の適宜の箇所には、昇降用ブラケット
6が固着されている。該昇降用ブラケット6は断面U字
状をなし、この両側片6a,6aの上端で、ステアリン
グコラム3の断面直径側を支持するように溶接等で固着
されている。この昇降用ブラケット6は、両側より外力
を加えても変形等しないような強度性を有している。
【0009】そのステアリングコラム3内には、摺動内
筒4が摺動可能に遊挿され、テレスコピック機能を備え
ている。その摺動内筒4とステアリングコラム3との間
に、良好なる摺動性の確保のために合成樹脂製のカラー
5が介在されている。該カラー5は、必要に応じて介在
される。
筒4が摺動可能に遊挿され、テレスコピック機能を備え
ている。その摺動内筒4とステアリングコラム3との間
に、良好なる摺動性の確保のために合成樹脂製のカラー
5が介在されている。該カラー5は、必要に応じて介在
される。
【0010】その摺動内筒4の一端側(図1において右
端)は、ステアリングコラム3より露出し、その摺動内
筒4内に固着したステアリングシャフトSの先端にハン
ドルWが固着されている。
端)は、ステアリングコラム3より露出し、その摺動内
筒4内に固着したステアリングシャフトSの先端にハン
ドルWが固着されている。
【0011】前記昇降用ブラケット6の両側片6a,6
a間には、ガイド体7が設けられている。該ガイド体7
は、図4に示すように、長手方向に直線で、且つ断面コ
字形溝状をなし、これが前記両側片6a,6aに略直交
するようにしてそれぞれ溶着され、且つガイド体7の開
放側がステアリングコラム3側を向き、そのガイド体7
の中間が前記ステアリングコラム3の外周に溶着されて
いる。そのガイド体7内で、ステアリングコラム3の外
周には開口部3aが、カラー5の外周にも開口部5aが
それぞれ同位置に穿設されている。
a間には、ガイド体7が設けられている。該ガイド体7
は、図4に示すように、長手方向に直線で、且つ断面コ
字形溝状をなし、これが前記両側片6a,6aに略直交
するようにしてそれぞれ溶着され、且つガイド体7の開
放側がステアリングコラム3側を向き、そのガイド体7
の中間が前記ステアリングコラム3の外周に溶着されて
いる。そのガイド体7内で、ステアリングコラム3の外
周には開口部3aが、カラー5の外周にも開口部5aが
それぞれ同位置に穿設されている。
【0012】そのステアリングコラム3に固着された昇
降用ブラケット6は、前記対向するチルト用固定ブラケ
ット1,1間に挿入され、この長孔2,2とガイド体7
内に螺子杆8が貫通され、端部側の螺子部8aが固定内
螺子部9に螺合されている。具体的には、該固定内螺子
部9はナットとして形成され、チルト用固定ブラケット
1の垂下状部1bにロック状態に構成されている。ま
た、その螺子部8aは、図3等において、この頭部が左
側に存在し、且つ該頭部に基部を固着した調節レバー1
0を手前側に持ち上げたときに(図1において反時計方
向に回動)、昇降用ブラケット6を挟持するように作用
するために、左ネジに構成されている。
降用ブラケット6は、前記対向するチルト用固定ブラケ
ット1,1間に挿入され、この長孔2,2とガイド体7
内に螺子杆8が貫通され、端部側の螺子部8aが固定内
螺子部9に螺合されている。具体的には、該固定内螺子
部9はナットとして形成され、チルト用固定ブラケット
1の垂下状部1bにロック状態に構成されている。ま
た、その螺子部8aは、図3等において、この頭部が左
側に存在し、且つ該頭部に基部を固着した調節レバー1
0を手前側に持ち上げたときに(図1において反時計方
向に回動)、昇降用ブラケット6を挟持するように作用
するために、左ネジに構成されている。
【0013】また、その螺子杆8の基部螺子部8bは右
ネジに構成され、固定ナット11が螺合される。該固定
ナット11は、組付時には、前記螺子部8aを固定内螺
子部9に螺合した後に、固定ナット11を回動不能にセ
ットする。該固定ナット11は前記長孔2方向には摺動
可能に構成されている。この場合、実施例では、棒片状
の回止め17が設けられている(図3,図4,図9参
照)。
ネジに構成され、固定ナット11が螺合される。該固定
ナット11は、組付時には、前記螺子部8aを固定内螺
子部9に螺合した後に、固定ナット11を回動不能にセ
ットする。該固定ナット11は前記長孔2方向には摺動
可能に構成されている。この場合、実施例では、棒片状
の回止め17が設けられている(図3,図4,図9参
照)。
【0014】以上のように、螺子部8aと固定内螺子部
9のみで構成する場合もあるし(図8参照)、これに、
基部螺子部8b及び固定ナット11を設けることもある
(図3及び図14参照)。
9のみで構成する場合もあるし(図8参照)、これに、
基部螺子部8b及び固定ナット11を設けることもある
(図3及び図14参照)。
【0015】次に、テレスコピックの固定構造について
説明すると、前記ガイド体7の内部には、図11等に示
すように、押圧片12が摺動自在に設けられている。該
押圧片12には前記螺子杆8の螺子部8aを遊挿可能な
孔部12aが形成され、その一面(上面側)は、弧状を
なし、前記摺動内筒4の外面を適宜押圧する押圧面12
bが形成され、また、その他側は、ガイド体7及び昇降
用ブラケット6の孔部より露出するように構成されてい
る。
説明すると、前記ガイド体7の内部には、図11等に示
すように、押圧片12が摺動自在に設けられている。該
押圧片12には前記螺子杆8の螺子部8aを遊挿可能な
孔部12aが形成され、その一面(上面側)は、弧状を
なし、前記摺動内筒4の外面を適宜押圧する押圧面12
bが形成され、また、その他側は、ガイド体7及び昇降
用ブラケット6の孔部より露出するように構成されてい
る。
【0016】また、別の実施例においては、図6及び図
7に示すように、方向変換用の傾斜ガイド13が、前記
ガイド体7内に固定されている。その傾斜ガイド13の
上面側に形成した傾斜面13aは、前記押圧片12の下
面側に形成した傾斜面12cに対向し、これがそれぞれ
摺動可能に構成され、これが摺動することによって、そ
の押圧片12の力の方向が前記摺動内筒4の中心側を向
いて押圧するように形成されている。また、傾斜ガイド
13の下面には突起13bが形成され、これが前記ガイ
ド体7の孔部に挿入固定されている。
7に示すように、方向変換用の傾斜ガイド13が、前記
ガイド体7内に固定されている。その傾斜ガイド13の
上面側に形成した傾斜面13aは、前記押圧片12の下
面側に形成した傾斜面12cに対向し、これがそれぞれ
摺動可能に構成され、これが摺動することによって、そ
の押圧片12の力の方向が前記摺動内筒4の中心側を向
いて押圧するように形成されている。また、傾斜ガイド
13の下面には突起13bが形成され、これが前記ガイ
ド体7の孔部に挿入固定されている。
【0017】また、図12及び図13に示すように、そ
の押圧力を一定にするために、バネ等の弾性体14を設
けることもある。
の押圧力を一定にするために、バネ等の弾性体14を設
けることもある。
【0018】さらに、図14及び図15に示すように、
その押圧片12の戻りを確実にするために、戻りバネ1
5を設けることもある。この戻りバネ15の弾性にて、
早期に旧位に復帰するように構成されている。
その押圧片12の戻りを確実にするために、戻りバネ1
5を設けることもある。この戻りバネ15の弾性にて、
早期に旧位に復帰するように構成されている。
【0019】この実施例の作用については次の通りであ
る。
る。
【0020】まず、調節レバー10を緩める(図1にお
いて時計方向に回動)と、常時外側に開こうとしている
チルト用固定ブラケット1,1の垂下状部1b,1bが
開き(実際に僅かの開きで、約0.5mm程度である)、
これによって、昇降用ブラケット6が昇降自在となり、
チルト操作として適宜の高さ位置で止める。
いて時計方向に回動)と、常時外側に開こうとしている
チルト用固定ブラケット1,1の垂下状部1b,1bが
開き(実際に僅かの開きで、約0.5mm程度である)、
これによって、昇降用ブラケット6が昇降自在となり、
チルト操作として適宜の高さ位置で止める。
【0021】そして、テレスコピック操作として、摺動
内筒4の外周面から押圧片12の押圧面12bが僅かに
離れている状態で、ハンドルWの前後位置を、ステアリ
ングコラム3に対して所望の位置まで摺動させる。
内筒4の外周面から押圧片12の押圧面12bが僅かに
離れている状態で、ハンドルWの前後位置を、ステアリ
ングコラム3に対して所望の位置まで摺動させる。
【0022】今度は、所望のチルトの高さ位置とテレス
コピックによる前後位置が決定したたので、再び調節レ
バー10を締め上げる(図1において反時計方向に回
動)ことでそのチルト用固定ブラケット1,1の垂下状
部1b,1bを窄め、これによって、該垂下状部1b,
1bで昇降用ブラケット6,6の両側片6a,6aを押
圧して固定する。
コピックによる前後位置が決定したたので、再び調節レ
バー10を締め上げる(図1において反時計方向に回
動)ことでそのチルト用固定ブラケット1,1の垂下状
部1b,1bを窄め、これによって、該垂下状部1b,
1bで昇降用ブラケット6,6の両側片6a,6aを押
圧して固定する。
【0023】同時に、垂下状部1b,1bが窄まること
から押圧片12が押圧され、この押圧面12bにて摺動
内筒4の外表面を押圧して固定する。
から押圧片12が押圧され、この押圧面12bにて摺動
内筒4の外表面を押圧して固定する。
【0024】このような実施例によれば、次の効果があ
る。
る。
【0025】螺子部8aと基部螺子部8bとを逆ネジに
して、これに対応して、左右側の固定内螺子部9及び固
定ナット11を設けたので、調節レバー10を前述と同
様に手前に持ち上げると、左右側の固定内螺子部9及び
固定ナット11が互いに窄まるようになり、双方から挟
持作用をなし、調節レバー10の少ない回転角にて、チ
ルト操作とテレスコピック操作における固定、解除が可
能となる。
して、これに対応して、左右側の固定内螺子部9及び固
定ナット11を設けたので、調節レバー10を前述と同
様に手前に持ち上げると、左右側の固定内螺子部9及び
固定ナット11が互いに窄まるようになり、双方から挟
持作用をなし、調節レバー10の少ない回転角にて、チ
ルト操作とテレスコピック操作における固定、解除が可
能となる。
【0026】また、傾斜ガイド13の存在により、この
傾斜面13aを、押圧片12の傾斜面12cが摺動する
ことで、押圧片12の押圧力の方向が傾斜面13a側
を、その角度に応じて向くようになり、即ち、押圧片1
2の押圧力が摺動内筒4の中心側に近づき、摺動内筒4
に歪等を与える偏力ではなく、確実なる押圧力で押圧で
き、固定が確実にできる効果がある。
傾斜面13aを、押圧片12の傾斜面12cが摺動する
ことで、押圧片12の押圧力の方向が傾斜面13a側
を、その角度に応じて向くようになり、即ち、押圧片1
2の押圧力が摺動内筒4の中心側に近づき、摺動内筒4
に歪等を与える偏力ではなく、確実なる押圧力で押圧で
き、固定が確実にできる効果がある。
【0027】また、前記押圧片12と前記チルト用固定
ブラケット1との間に弾性体14を介在すると、押圧片
12にて摺動内筒4を押圧したときに、過大な押圧力が
加わるようなことがあっても、その弾性体14の弾発力
以上は加わらず、摺動内筒4を薄材等に形成しても、変
形,破損が防止できる。
ブラケット1との間に弾性体14を介在すると、押圧片
12にて摺動内筒4を押圧したときに、過大な押圧力が
加わるようなことがあっても、その弾性体14の弾発力
以上は加わらず、摺動内筒4を薄材等に形成しても、変
形,破損が防止できる。
【0028】さらに、前記押圧片12と前記昇降用ブラ
ケット6の側片6aとの間に戻りバネ15を介在したこ
とにより、長期間、チルト・テレスコピック操作をせ
ず、新たに操作する場合に、その押圧片12が摺動内筒
4に食い込むようになって固定状態を保持していると、
中々外れない場合があるが、本発明では、その戻りバネ
15の弾性にて、早期に旧位に復帰させることができ、
すぐにその解除が可能である。
ケット6の側片6aとの間に戻りバネ15を介在したこ
とにより、長期間、チルト・テレスコピック操作をせ
ず、新たに操作する場合に、その押圧片12が摺動内筒
4に食い込むようになって固定状態を保持していると、
中々外れない場合があるが、本発明では、その戻りバネ
15の弾性にて、早期に旧位に復帰させることができ、
すぐにその解除が可能である。
【0029】図中16は座金である(図8乃至図9参
照)。特に、固定ナット11に替わって設けられるもの
と、固定内螺子部9をナットにしたときに、その内側に
介在されている。
照)。特に、固定ナット11に替わって設けられるもの
と、固定内螺子部9をナットにしたときに、その内側に
介在されている。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ハンドルWのチルト(ハンドルの上下方向の調整)と、
テレスコピック(ハンドルの前後方向の調整)操作が一
度にできる極めて大きな利点がある。このように操作が
簡単となると、運転者の好みの位置に容易にセットする
ことが可能となる。
ハンドルWのチルト(ハンドルの上下方向の調整)と、
テレスコピック(ハンドルの前後方向の調整)操作が一
度にできる極めて大きな利点がある。このように操作が
簡単となると、運転者の好みの位置に容易にセットする
ことが可能となる。
【0031】特に、調節レバー10の回転により、螺子
杆8を締め付けて昇降用ブラケット6を両側より挟持固
定し(チルト機構)、同時に、押圧片12にてガイド体
7を介して摺動内筒4の外面を押圧固定すること(テレ
スコピック機構)ができ、即ち、チルトとテレスコピッ
クの固定調整機構を一つの調節レバー10の操作にて可
能としたことで、共用できる構造の活用が図れ、構成部
品点数を大幅に削減することができ、コストの低廉を図
ることができ、ひいては、装置の重量の軽減化を格段と
向上させることができる等の効果を奏する。
杆8を締め付けて昇降用ブラケット6を両側より挟持固
定し(チルト機構)、同時に、押圧片12にてガイド体
7を介して摺動内筒4の外面を押圧固定すること(テレ
スコピック機構)ができ、即ち、チルトとテレスコピッ
クの固定調整機構を一つの調節レバー10の操作にて可
能としたことで、共用できる構造の活用が図れ、構成部
品点数を大幅に削減することができ、コストの低廉を図
ることができ、ひいては、装置の重量の軽減化を格段と
向上させることができる等の効果を奏する。
【図1】本発明を設けたステアリング箇所の側面図
【図2】本発明の要部斜視図
【図3】本発明の要部断面図
【図4】図3の拡大要部断面図
【図5】主要部材の斜視図
【図6】主要部材の分解斜視図
【図7】主要部材の斜視図
【図8乃至図9】本発明の別の実施例の断面図
【図10】図9の作用状態を示す拡大要部断面図
【図11】図9に使用する主要部材の斜視図
【図12】図8の実施例に弾性体を介在した断面図
【図13】図12の拡大要部断面図
【図14】本発明のさらに別の実施例の断面図
【図15】図14の拡大要部断面図
1 1……チルト用固定ブラケット 2 2……長孔 3 3……ステアリングコラム 4 4……摺動内筒 5 6……昇降用ブラケット 6 7……ガイド体 7 8……螺子杆 8 8a……螺子部 9 8b……基部螺子部 10 9……固定内螺子部 11 10……調節レバー 12 11……固定ナット 13 12……押圧片 14 13……傾斜ガイド 15 14……弾性体 16 15……戻りバネ 17 W……ハンドル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月25日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を設けたステアリング箇所の側面図
【図2】本発明の要部斜視図
【図3】本発明の要部断面図
【図4】図3の拡大要部断面図
【図5】主要部材の斜視図
【図6】主要部材の分解斜視図
【図7】主要部材の斜視図
【図8】本発明の別の実施例の断面図
【図9】本発明の別の実施例の断面図
【図10】図9の作用状態を示す拡大要部断面図
【図11】図9に使用する主要部材の斜視図
【図12】図8の実施例に弾性体を介在した断面図
【図13】図12の拡大要部断面図
【図14】本発明のさらに別の実施例の断面図
【図15】図14の拡大要部断面図
【図16】本発明のさらに別の実施例の断面図
【図17】図16の拡大要部断面図
Claims (1)
- 【請求項1】 ハンドルに連結した摺動内筒をステアリ
ングコラム内に軸方向に摺動可能に設け、ステアリング
コラムに固着した昇降用ブラケットをチルト用固定ブラ
ケット間で昇降可能に設け、調節レバーの基部側端を頭
部に固着した螺子杆の締め付けにて昇降用ブラケットを
両側より挟持固定可能とし、該昇降用ブラケットに設け
たガイド体内を摺動可能にした押圧片の一端面は、チル
ト用固定ブラケットの内面に接し、他端面は前記摺動内
筒の外面に接するようにしたことを特徴としたチルト・
テレスコピックステアリング装置。
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