JPS6344295Y2 - - Google Patents
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- JPS6344295Y2 JPS6344295Y2 JP1982088090U JP8809082U JPS6344295Y2 JP S6344295 Y2 JPS6344295 Y2 JP S6344295Y2 JP 1982088090 U JP1982088090 U JP 1982088090U JP 8809082 U JP8809082 U JP 8809082U JP S6344295 Y2 JPS6344295 Y2 JP S6344295Y2
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- steering
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- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 26
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 26
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 5
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ハンドルの取付角度とハンドルのス
テアリングコラム軸方向の高さとを1本の操作部
材で調整し得るステアリングハンドルの位置調整
装置に関する。
テアリングコラム軸方向の高さとを1本の操作部
材で調整し得るステアリングハンドルの位置調整
装置に関する。
従来、ハンドルの角度と高さの両方を調整可能
なものは存在するが(例えば実開昭56−110063号
公報参照)、それらはハンドルの角度調整と高さ
調整とを別個に2本の操作部材で行なつているも
のであつたり、1本の操作部材で行なつているが
角度と高さのいずれか、それらの両方の調整を選
択的に行なえるものではなく操作部材を操作する
ときは常に角度と高さの両方の調整を可能とする
ような構造を有するものである。
なものは存在するが(例えば実開昭56−110063号
公報参照)、それらはハンドルの角度調整と高さ
調整とを別個に2本の操作部材で行なつているも
のであつたり、1本の操作部材で行なつているが
角度と高さのいずれか、それらの両方の調整を選
択的に行なえるものではなく操作部材を操作する
ときは常に角度と高さの両方の調整を可能とする
ような構造を有するものである。
しかし、前者の2操作レバー方式では、運転者
の最適位置にハンドルを動かすための操作が煩し
く且つ操作時間も長くなる。また、後者のもので
は、単に角度または高さだけを調整したいときで
も、両方を調整可能とした状態で、一方の状態を
動かさないように気を配りながら他方の状態を動
かすように操作しなければならず、やはり操作が
煩しくなる。
の最適位置にハンドルを動かすための操作が煩し
く且つ操作時間も長くなる。また、後者のもので
は、単に角度または高さだけを調整したいときで
も、両方を調整可能とした状態で、一方の状態を
動かさないように気を配りながら他方の状態を動
かすように操作しなければならず、やはり操作が
煩しくなる。
従つて、本考案の目的は、1本の操作部材でハ
ンドルの角度と高さの調整を選択的に行える構造
を備えたハンドルの位置調整装置を得ることにあ
る。
ンドルの角度と高さの調整を選択的に行える構造
を備えたハンドルの位置調整装置を得ることにあ
る。
これを図の実施例について説明すると第1図に
おいて、ハンドル1を取付けた上部軸2は後で詳
述する外筒3a内に軸方向に摺動可能に設けられ
た内筒3bに回転自在に支持されており、ステア
リングギヤ4に自在接手5を介して接続する下部
軸6は下部コラム7に内嵌している。下部コラム
7は下部コラム7の上部に固定したコラムブラケ
ツトを兼ねる下部ブラケツト11により車体部分
9に装着され、上部軸2と下部軸6は第3図に鎖
線で示した自在接手8により傾動可能に連結して
いる。上部コラムを形成する外筒3aの下部には
上部ブラケツト10の基部が溶接等の手段で固定
されており、前記下部ブラケツト11と以下に説
明するように連結している。なお符号12は操作
レバーで、その側面から外部に出ている。
おいて、ハンドル1を取付けた上部軸2は後で詳
述する外筒3a内に軸方向に摺動可能に設けられ
た内筒3bに回転自在に支持されており、ステア
リングギヤ4に自在接手5を介して接続する下部
軸6は下部コラム7に内嵌している。下部コラム
7は下部コラム7の上部に固定したコラムブラケ
ツトを兼ねる下部ブラケツト11により車体部分
9に装着され、上部軸2と下部軸6は第3図に鎖
線で示した自在接手8により傾動可能に連結して
いる。上部コラムを形成する外筒3aの下部には
上部ブラケツト10の基部が溶接等の手段で固定
されており、前記下部ブラケツト11と以下に説
明するように連結している。なお符号12は操作
レバーで、その側面から外部に出ている。
ハンドル1が実線で示された中立位置Nにある
状態を示す第2図以下において、先ずハンドル1
の取付角度を調整する角度調整機構について説明
する。上部ブラケツト10は基部14の両側に下
方に向つてのびた右側板15と左側板16を有
し、両側板15,16の基部14側の一部には両
側板15,16と共に第5図の如く断面逆U字形
を形成する補強板17がある。下部ブラケツト1
1には下部コラム7を車体部分9に装着する左右
の取付板18が車体部分9側に設けられており、
それぞれの取付板18に直交して右側板19およ
び左側板20がある。更に、両側板19,20の
反車体部分9側にはこの側の大部分を連結した補
強板21があつて、下部ブラケツト11の側板を
上部ブラケツト10の側板の外側に重ね合わせ、
第3図に鎖線で示す自在接手8のほぼ中心線上で
2本の連結部材22により両ブラケツトを傾動可
能に連結している。自在接手8は上部ブラケツト
の基部14に設けた穴を貫通した上部軸2と下部
ブラケツト11の内側にだきかかえられた下部コ
ラム7内の下部軸6に連結している。第3図に示
すように連結部材22の円筒形の頭部は外側に位
置した下部ブラケツトの側板19,20の肉厚部
に設けた円筒穴に回動可能に嵌合し、軸部で内側
に位置した上部ブラケツトの側板15,16の穴
に嵌合しナツト23で固定されている。
状態を示す第2図以下において、先ずハンドル1
の取付角度を調整する角度調整機構について説明
する。上部ブラケツト10は基部14の両側に下
方に向つてのびた右側板15と左側板16を有
し、両側板15,16の基部14側の一部には両
側板15,16と共に第5図の如く断面逆U字形
を形成する補強板17がある。下部ブラケツト1
1には下部コラム7を車体部分9に装着する左右
の取付板18が車体部分9側に設けられており、
それぞれの取付板18に直交して右側板19およ
び左側板20がある。更に、両側板19,20の
反車体部分9側にはこの側の大部分を連結した補
強板21があつて、下部ブラケツト11の側板を
上部ブラケツト10の側板の外側に重ね合わせ、
第3図に鎖線で示す自在接手8のほぼ中心線上で
2本の連結部材22により両ブラケツトを傾動可
能に連結している。自在接手8は上部ブラケツト
の基部14に設けた穴を貫通した上部軸2と下部
ブラケツト11の内側にだきかかえられた下部コ
ラム7内の下部軸6に連結している。第3図に示
すように連結部材22の円筒形の頭部は外側に位
置した下部ブラケツトの側板19,20の肉厚部
に設けた円筒穴に回動可能に嵌合し、軸部で内側
に位置した上部ブラケツトの側板15,16の穴
に嵌合しナツト23で固定されている。
第2図に示すように、下部ブラケツトの右側板
19には、連結部材22の上方位置にストツパピ
ン24が打ち込まれており、ストツパピン24は
上部ブラケツトの右側板15に設けたより大径の
穴25に遊嵌し、連結部材22を中心とした上下
ブラケツト10,11の傾動の範囲を規制する角
度制限装置を形成している。上下ブラケツト1
0,11は第2図に図示し、第1図に図示を省略
した引張りばね26により常に相互に引張られて
おり、他の機能により制止されなければ、穴25
がストツパピン24の引張りばね26の反対側の
側面に接するまで移動したところで上下ブラケツ
ト10は停止する。この位置を跳上位置と称し、
ハンドル1は第1図においてハンドル1の鎖線で
示すH位置よりも更に中立位置Nに対し上方に傾
く。また、ストツパピン24が穴25の引張りば
ね26側の端に接するまで引張りばね26に抗し
て上部ブラケツト10を下方に傾けると、ハンド
ル1は第1図において鎖線で示すL位置となり、
この位置と前記跳上位置までの傾角が上下ブラケ
ツトの最大傾角となる。
19には、連結部材22の上方位置にストツパピ
ン24が打ち込まれており、ストツパピン24は
上部ブラケツトの右側板15に設けたより大径の
穴25に遊嵌し、連結部材22を中心とした上下
ブラケツト10,11の傾動の範囲を規制する角
度制限装置を形成している。上下ブラケツト1
0,11は第2図に図示し、第1図に図示を省略
した引張りばね26により常に相互に引張られて
おり、他の機能により制止されなければ、穴25
がストツパピン24の引張りばね26の反対側の
側面に接するまで移動したところで上下ブラケツ
ト10は停止する。この位置を跳上位置と称し、
ハンドル1は第1図においてハンドル1の鎖線で
示すH位置よりも更に中立位置Nに対し上方に傾
く。また、ストツパピン24が穴25の引張りば
ね26側の端に接するまで引張りばね26に抗し
て上部ブラケツト10を下方に傾けると、ハンド
ル1は第1図において鎖線で示すL位置となり、
この位置と前記跳上位置までの傾角が上下ブラケ
ツトの最大傾角となる。
上部ブラケツトの両側板15,16は下方に向
つてのびるにつれて幅が狭くなつていてこの部分
が前記連結部材22により下部ブラケツト11に
連結されている。下部ブラケツトの両側板19,
20の上部は上方に向つてのび、かつ引張りばね
26側が斜めに切り落され、反引張りばね26側
は上部ブラケツト10よりも反引張りばね26側
に突き出ており、この部分に厚肉部28,29が
設けられている。この厚肉部28,29に、上記
角度調整機構による角度調整を可能にするアンロ
ツク位置と不可能にするロツク位置との間で移動
可能な第1作用伝達部材としてのロツド27を回
転および軸方向移動可能に軸支している。ロツド
27は第5図に示すように、比較的大径で短い先
端部分と、比較的小径で長い軸部と、先端部分に
隣接した短い幅のテーパ部分およびテーパ部分と
軸部の間のねじ部とから成り、先端部分は左側板
20の肉厚部28に軸支され、軸部は右側板19
の肉厚部29に軸支されている。テーパ部分には
連結板30の取付穴31が嵌合し、ねじ部に螺合
したナツト32により連結板30がロツド27に
対し回転しないように固定されている。これによ
り連結板30は上部ブラケツトの左側板16に近
接した位置を占めるように前記テーパ部分の位置
を定めておく。また、ナツト32に一端を、右側
板19に他端を接触させた圧縮ばね33がロツド
27の軸部に外嵌しており、常時連結板30をロ
ツド27の軸方向左側板側に押圧する付勢手段と
なつている。下部ブラケツトの左側板20には、
ロツド27の近くに、第3図に示すねじ部を有す
る支軸36がナツト37で回転可能に取付けられ
ており、左側板20の左側に突き出た支軸36の
頭部には摺割38が設けられて操作レバー12の
先端が嵌合し、ピン39で枢着されている。操作
レバー12には、ふくらみ40があつてロツド2
7の拡大頭部に接触すると共に、後述する役目を
担う長穴41を有する折曲部がありハンドル1に
近い後端はつまみ42になつている。
つてのびるにつれて幅が狭くなつていてこの部分
が前記連結部材22により下部ブラケツト11に
連結されている。下部ブラケツトの両側板19,
20の上部は上方に向つてのび、かつ引張りばね
26側が斜めに切り落され、反引張りばね26側
は上部ブラケツト10よりも反引張りばね26側
に突き出ており、この部分に厚肉部28,29が
設けられている。この厚肉部28,29に、上記
角度調整機構による角度調整を可能にするアンロ
ツク位置と不可能にするロツク位置との間で移動
可能な第1作用伝達部材としてのロツド27を回
転および軸方向移動可能に軸支している。ロツド
27は第5図に示すように、比較的大径で短い先
端部分と、比較的小径で長い軸部と、先端部分に
隣接した短い幅のテーパ部分およびテーパ部分と
軸部の間のねじ部とから成り、先端部分は左側板
20の肉厚部28に軸支され、軸部は右側板19
の肉厚部29に軸支されている。テーパ部分には
連結板30の取付穴31が嵌合し、ねじ部に螺合
したナツト32により連結板30がロツド27に
対し回転しないように固定されている。これによ
り連結板30は上部ブラケツトの左側板16に近
接した位置を占めるように前記テーパ部分の位置
を定めておく。また、ナツト32に一端を、右側
板19に他端を接触させた圧縮ばね33がロツド
27の軸部に外嵌しており、常時連結板30をロ
ツド27の軸方向左側板側に押圧する付勢手段と
なつている。下部ブラケツトの左側板20には、
ロツド27の近くに、第3図に示すねじ部を有す
る支軸36がナツト37で回転可能に取付けられ
ており、左側板20の左側に突き出た支軸36の
頭部には摺割38が設けられて操作レバー12の
先端が嵌合し、ピン39で枢着されている。操作
レバー12には、ふくらみ40があつてロツド2
7の拡大頭部に接触すると共に、後述する役目を
担う長穴41を有する折曲部がありハンドル1に
近い後端はつまみ42になつている。
一方、上部ブラケツトの左側板16には、第5
図に示すように、ねじ部を有し外周面がテーパに
なつた結合用突起43と、ねじ部を有し円筒状外
周面を有するピン44がそれぞれナツト45,4
6で固定されてブラケツトの内側に突き出てい
る。ハンドル1が中立位置Nにあるとき、第2図
に示す如く結合用突起43は前記連結板30に設
けた結合部であるところのテーパ穴に形成した複
数のほぼ同径の結合穴47,48,49の中の第
1の結合穴47が嵌合し、ピン44は連結板30
に設けたガイド溝であるところの長穴50に常時
嵌合している。
図に示すように、ねじ部を有し外周面がテーパに
なつた結合用突起43と、ねじ部を有し円筒状外
周面を有するピン44がそれぞれナツト45,4
6で固定されてブラケツトの内側に突き出てい
る。ハンドル1が中立位置Nにあるとき、第2図
に示す如く結合用突起43は前記連結板30に設
けた結合部であるところのテーパ穴に形成した複
数のほぼ同径の結合穴47,48,49の中の第
1の結合穴47が嵌合し、ピン44は連結板30
に設けたガイド溝であるところの長穴50に常時
嵌合している。
連結板30の長穴50は、ハンドル1を傾け上
部ブラケツト10が連結部材22を中心に傾く
と、ピン44に長穴50の側面が接触して連結板
30をロツド27の回りで回転させる力を生ずる
形状を有する。その結果、角度調整機構にステア
リングハンドルに対する上下方向の入力を加えた
場合においても結合部とガイド溝との間、等、で
のガタつきを防止する効果を有する。他の結合穴
48,49は、ハンドル1が第1図で鎖線で示す
H位置、L位置に傾きそれに応じて連結板30が
回転しかつ上下部ブラケツト10,11がそれぞ
れ所定の傾角を成すときに、結合用突起43が嵌
合する位置にそれぞれ設けられている。
部ブラケツト10が連結部材22を中心に傾く
と、ピン44に長穴50の側面が接触して連結板
30をロツド27の回りで回転させる力を生ずる
形状を有する。その結果、角度調整機構にステア
リングハンドルに対する上下方向の入力を加えた
場合においても結合部とガイド溝との間、等、で
のガタつきを防止する効果を有する。他の結合穴
48,49は、ハンドル1が第1図で鎖線で示す
H位置、L位置に傾きそれに応じて連結板30が
回転しかつ上下部ブラケツト10,11がそれぞ
れ所定の傾角を成すときに、結合用突起43が嵌
合する位置にそれぞれ設けられている。
なお、本実施例では結合穴の数を3個とした
が、必要に応じて何個にしてもよく、また前述の
跳上位置において結合穴が設けられていればハン
ドル1を跳上位置でも固定することができる。
が、必要に応じて何個にしてもよく、また前述の
跳上位置において結合穴が設けられていればハン
ドル1を跳上位置でも固定することができる。
次にハンドル1の取付高さを調整する高さ調整
機構について説明する。前述の操作部材としての
レバー12の長穴41内にはロツド51の一端が
嵌合していて、止め輪52により抜けないように
なつている。ロツド51の他端は、高さ調整機構
による高さ調整を可能とするアンロツク位置と不
可能とするロツク位置との間で移動可能な第2作
用伝達部材としてのリンクプレート52の一端に
リンク結合されており、リンクプレート52の他
端はスクリユーピース53の外端にロツクナツト
54により一体結合されている。スクリユーピー
ス53は、外筒3aの上端の回りに固設されたク
ランプ55の円筒形突出部の雌ねじ部にねじ結合
されている。ロツド51とリンクプレート52を
介してレバー12により回転させられることによ
りスクリユーピース53はクランプ55の円筒形
突出部内を内方または外方に動く。スクリユーピ
ース53の内端は、第4図に示す如く内筒3bに
接触した内端曲面を有するロツクピース56に当
接している。従つて、スクリユーピース53の動
きはロツクピース56に伝えられて、これにより
ロツクピース56が内筒3bに強く押し付けられ
たり軽く触れる程度になつたりして、内筒3bが
外筒3aに対して固定されたり摺動可能になつた
りする。この摺動運動のストロークは、クランプ
55と外筒3aを貫通してこれらに固定されたス
トツパピン57が内筒3bに設けた長穴58内に
嵌合していることにより規制される。
機構について説明する。前述の操作部材としての
レバー12の長穴41内にはロツド51の一端が
嵌合していて、止め輪52により抜けないように
なつている。ロツド51の他端は、高さ調整機構
による高さ調整を可能とするアンロツク位置と不
可能とするロツク位置との間で移動可能な第2作
用伝達部材としてのリンクプレート52の一端に
リンク結合されており、リンクプレート52の他
端はスクリユーピース53の外端にロツクナツト
54により一体結合されている。スクリユーピー
ス53は、外筒3aの上端の回りに固設されたク
ランプ55の円筒形突出部の雌ねじ部にねじ結合
されている。ロツド51とリンクプレート52を
介してレバー12により回転させられることによ
りスクリユーピース53はクランプ55の円筒形
突出部内を内方または外方に動く。スクリユーピ
ース53の内端は、第4図に示す如く内筒3bに
接触した内端曲面を有するロツクピース56に当
接している。従つて、スクリユーピース53の動
きはロツクピース56に伝えられて、これにより
ロツクピース56が内筒3bに強く押し付けられ
たり軽く触れる程度になつたりして、内筒3bが
外筒3aに対して固定されたり摺動可能になつた
りする。この摺動運動のストロークは、クランプ
55と外筒3aを貫通してこれらに固定されたス
トツパピン57が内筒3bに設けた長穴58内に
嵌合していることにより規制される。
他方、上部ブラケツト10のハンドル側に溶接
等で固定された外筒3a内に内嵌された内筒3b
は、上部軸2を両端の軸受59,60により回転
可能に支持している。止め輪61により内筒3b
と上部軸2は軸方向には一体に動くようになつて
いる。また、下部軸6にはスプライン等による不
図示の伸縮可能な部分が設けられ、これにより上
部軸2、内筒3bおよび自在接手8の一体的な軸
方向移動が可能である。
等で固定された外筒3a内に内嵌された内筒3b
は、上部軸2を両端の軸受59,60により回転
可能に支持している。止め輪61により内筒3b
と上部軸2は軸方向には一体に動くようになつて
いる。また、下部軸6にはスプライン等による不
図示の伸縮可能な部分が設けられ、これにより上
部軸2、内筒3bおよび自在接手8の一体的な軸
方向移動が可能である。
以上の構成に基づいて本実施例の作用を説明す
る。先ず角度調整作用から説明する。
る。先ず角度調整作用から説明する。
操作レバー12を第3図の矢印B0方向に押す
と、操作レバーのふくらみ40はロツド27の頭
部を矢印B1方向に押し、ロツド27はロツク位
置から連結板30と共に圧縮ばね33の付勢力に
抗してブラケツトの右側板15,19側のアンロ
ツク位置に移動する。ロツド51が操作レバー1
2のB0方向の動きを妨げることはない。その移
動量が第5図に示す結合用突起43と第1の結合
穴47との嵌合深さよりも大になつたとき、結合
用突起43は結合穴47から抜け出し上下ブラケ
ツト10,11の連結板30を介した結合は解か
れ、引張りばね26のばね力により上部ブラケツ
ト10は跳上位置まで傾く。このとき、上部ブラ
ケツトの左側板16に固定されている結合用突起
43およびピン44は連結部材22の回転中心を
中心とするそれぞれの円弧上を移動する。結合用
突起43は第1の結合穴47を抜け出しているの
で、この移動により連結板30に影響を与えない
が、ピン44は第5図に示す如く連結板の長穴5
0に常時嵌合するだけの長さを有するので、移動
に伴いピン44の外周面は長穴50の側面に接触
し連結板30をロツド27に固定したまま回転さ
せる力を発生する。いま、ハンドル1が第1図に
鎖線で示すH位置まで傾いたとすると、上部ブラ
ケツト10は第2図において反時計方向に傾き、
結合用突起43およびピン44は前記のそれぞれ
の円弧上反時計方向に所定点まで移動する。ピン
44の移動はピン44の外周面で長穴50の側面
を押すことになるが、長穴50の形状はロツド2
7の回転中心を中心とする同一円弧上にその中心
線を定めたものではないので、連結板30を回転
させる分力が前記押圧力によつて生じ、連結板3
0はロツド27と共にロツド27の回転中心を中
心として時計方向に回転する。それにつれてH位
置の結合穴48の中心が結合用突起43の中心位
置まで移動し、操作レバー12に対する第3図に
示すB0方向の押圧力が除かれておれば、結合用
突起43は圧縮ばね33のばね力によりH位置の
結合穴48に嵌合し、上下ブラケツト10,11
は結合されてハンドル1をH位置に固定する。同
様にハンドル1を第1図のL位置に傾ければ、連
結板30は反時計方向に回転し、結合用突起43
はL位置の結合穴49に嵌合する。すなわち、運
転者がハンドル1に手をかけることなく操作レバ
ー12を押すと、ハンドル1は跳上位置に移動す
る。跳上位置に結合穴を設けていない場合には、
操作レバー12に手をふれずに、ハンドル1を手
前に動かせば、ハンドル1は跳上位置に最も近い
H位置にまず固定される。操作レバー12を押し
つつハンドル1を手前に動かし、ハンドル1が好
みの位置にきたとき操作レバー12から手をはな
せば、結合用突起43は結合穴に嵌合し得るよう
になり、丁度その位置で結合する結合穴がなくと
も、ハンドル1を若干動かすことにより、最寄り
の結合穴に嵌合し、ハンドル1は固定される。
と、操作レバーのふくらみ40はロツド27の頭
部を矢印B1方向に押し、ロツド27はロツク位
置から連結板30と共に圧縮ばね33の付勢力に
抗してブラケツトの右側板15,19側のアンロ
ツク位置に移動する。ロツド51が操作レバー1
2のB0方向の動きを妨げることはない。その移
動量が第5図に示す結合用突起43と第1の結合
穴47との嵌合深さよりも大になつたとき、結合
用突起43は結合穴47から抜け出し上下ブラケ
ツト10,11の連結板30を介した結合は解か
れ、引張りばね26のばね力により上部ブラケツ
ト10は跳上位置まで傾く。このとき、上部ブラ
ケツトの左側板16に固定されている結合用突起
43およびピン44は連結部材22の回転中心を
中心とするそれぞれの円弧上を移動する。結合用
突起43は第1の結合穴47を抜け出しているの
で、この移動により連結板30に影響を与えない
が、ピン44は第5図に示す如く連結板の長穴5
0に常時嵌合するだけの長さを有するので、移動
に伴いピン44の外周面は長穴50の側面に接触
し連結板30をロツド27に固定したまま回転さ
せる力を発生する。いま、ハンドル1が第1図に
鎖線で示すH位置まで傾いたとすると、上部ブラ
ケツト10は第2図において反時計方向に傾き、
結合用突起43およびピン44は前記のそれぞれ
の円弧上反時計方向に所定点まで移動する。ピン
44の移動はピン44の外周面で長穴50の側面
を押すことになるが、長穴50の形状はロツド2
7の回転中心を中心とする同一円弧上にその中心
線を定めたものではないので、連結板30を回転
させる分力が前記押圧力によつて生じ、連結板3
0はロツド27と共にロツド27の回転中心を中
心として時計方向に回転する。それにつれてH位
置の結合穴48の中心が結合用突起43の中心位
置まで移動し、操作レバー12に対する第3図に
示すB0方向の押圧力が除かれておれば、結合用
突起43は圧縮ばね33のばね力によりH位置の
結合穴48に嵌合し、上下ブラケツト10,11
は結合されてハンドル1をH位置に固定する。同
様にハンドル1を第1図のL位置に傾ければ、連
結板30は反時計方向に回転し、結合用突起43
はL位置の結合穴49に嵌合する。すなわち、運
転者がハンドル1に手をかけることなく操作レバ
ー12を押すと、ハンドル1は跳上位置に移動す
る。跳上位置に結合穴を設けていない場合には、
操作レバー12に手をふれずに、ハンドル1を手
前に動かせば、ハンドル1は跳上位置に最も近い
H位置にまず固定される。操作レバー12を押し
つつハンドル1を手前に動かし、ハンドル1が好
みの位置にきたとき操作レバー12から手をはな
せば、結合用突起43は結合穴に嵌合し得るよう
になり、丁度その位置で結合する結合穴がなくと
も、ハンドル1を若干動かすことにより、最寄り
の結合穴に嵌合し、ハンドル1は固定される。
次に高さ調整作用を説明する。操作レバー12
を第2図の矢印A0方向に回転させると、ロツド
51を介してリンクプレート52はロツク位置か
ら矢印A1方向に回転させられアンロツク位置に
移動する。尚、このとき支軸36が回転して操作
レバー12のこの動きを許す。従つて、前述した
如くロツクピース56は内筒3bに強く押し付け
られた状態から軽く触れる程度の状態に移動し、
内筒3bが外筒に対して移動可能となる。ここで
運転者がハンドル1を持つて上下方向の力を加え
てやれば、前述の下部軸6の伸縮可能部が伸縮す
ると共に上部軸2、内筒3b、自在接手8が一体
的に移動する。運転者は好みのハンドルの高さの
ところで力を加えるのをやめて操作レバー12を
今度はA0方向とは反対の方向に回転させれば、
ロツクピース56により内筒3bが外筒3aに対
して固定され、ハンドル1は好みの高さのところ
に固定される。第1図に鎖線でハンドルの上限位
置Uが示されている。
を第2図の矢印A0方向に回転させると、ロツド
51を介してリンクプレート52はロツク位置か
ら矢印A1方向に回転させられアンロツク位置に
移動する。尚、このとき支軸36が回転して操作
レバー12のこの動きを許す。従つて、前述した
如くロツクピース56は内筒3bに強く押し付け
られた状態から軽く触れる程度の状態に移動し、
内筒3bが外筒に対して移動可能となる。ここで
運転者がハンドル1を持つて上下方向の力を加え
てやれば、前述の下部軸6の伸縮可能部が伸縮す
ると共に上部軸2、内筒3b、自在接手8が一体
的に移動する。運転者は好みのハンドルの高さの
ところで力を加えるのをやめて操作レバー12を
今度はA0方向とは反対の方向に回転させれば、
ロツクピース56により内筒3bが外筒3aに対
して固定され、ハンドル1は好みの高さのところ
に固定される。第1図に鎖線でハンドルの上限位
置Uが示されている。
上述の高さ調整機構において、操作レバー12
の長穴41が長くなつている理由は、レバー12
を支軸36を中心に回転させるとリンクプレート
52がスクリユーピース53を中心に回転し、支
軸36の中心、ロツド51の中心、およびスクリ
ユーピース53の中心の相対的位置関係がずれて
くるので、そのずれを吸収するためにロツド51
を長穴41内でずらせる必要があるからである。
また、ロツド27の頭部を大径にした理由は、操
作レバー12が支軸36を中心に回転してもこれ
のふくらみ40がロツド27の頭部に載つて常に
ロツド頭部を押圧可能にするためである。
の長穴41が長くなつている理由は、レバー12
を支軸36を中心に回転させるとリンクプレート
52がスクリユーピース53を中心に回転し、支
軸36の中心、ロツド51の中心、およびスクリ
ユーピース53の中心の相対的位置関係がずれて
くるので、そのずれを吸収するためにロツド51
を長穴41内でずらせる必要があるからである。
また、ロツド27の頭部を大径にした理由は、操
作レバー12が支軸36を中心に回転してもこれ
のふくらみ40がロツド27の頭部に載つて常に
ロツド頭部を押圧可能にするためである。
尚、本実施例では自在接手8は高さ中立位置の
ときに連結部材22による傾き中心位置にほぼあ
るように設定されているので、上部軸2の高さ中
立位置からの上下への移動に伴い自在接手8は傾
き中心位置からずれることになる。しかし、下部
軸6がその上部において下部コラム軸受により軸
受けされていなければ、下部軸6が下側の自在接
手5を中心に若干傾くことができてこのずれは吸
収され余り問題にならない。
ときに連結部材22による傾き中心位置にほぼあ
るように設定されているので、上部軸2の高さ中
立位置からの上下への移動に伴い自在接手8は傾
き中心位置からずれることになる。しかし、下部
軸6がその上部において下部コラム軸受により軸
受けされていなければ、下部軸6が下側の自在接
手5を中心に若干傾くことができてこのずれは吸
収され余り問題にならない。
以上の作用説明において、操作レバー12を
A0方向とB0方向の成分を含む方向に移動させて
やれば、高さと角度が同時に調整可能になる。
A0方向とB0方向の成分を含む方向に移動させて
やれば、高さと角度が同時に調整可能になる。
ところで、軸の伸縮可能部、内外筒などの装設
位置は上記実施例のものには限られず種々の位置
に装設可能であると共に、角度調整機構や高さ調
整機構も上記のものはあくまで例示的なもので
種々に変更可能である。要は、1本の操作レバー
からの作用を伝達する角度調整機構と高さ調整機
構内の作用伝達部材とも言うべきロツド27とリ
ンクプレート52の移動方向が直角をなし、これ
らが操作レバーにより独立にも同時的にも操作で
きるようになつていることが重要である。
位置は上記実施例のものには限られず種々の位置
に装設可能であると共に、角度調整機構や高さ調
整機構も上記のものはあくまで例示的なもので
種々に変更可能である。要は、1本の操作レバー
からの作用を伝達する角度調整機構と高さ調整機
構内の作用伝達部材とも言うべきロツド27とリ
ンクプレート52の移動方向が直角をなし、これ
らが操作レバーにより独立にも同時的にも操作で
きるようになつていることが重要である。
以上の如く、本考案によれば、1本の操作部材
により角度と高さの調整が独立的にも同時的にも
行えるので、場合に応じて種々の操作を柔軟且つ
簡単、更には短時間にでき運転者にかかる負担が
著しく軽くなる。
により角度と高さの調整が独立的にも同時的にも
行えるので、場合に応じて種々の操作を柔軟且つ
簡単、更には短時間にでき運転者にかかる負担が
著しく軽くなる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図はステア
リング装置の車体への装着状況を示す図、第2図
は本考案の実施例の要部を示す側面図、第3図は
第2図の−線における横断面図、第4図は第
2図の−線における断面図、第5図は第2図
の−線における断面図である。 主要部分の符号の説明、2……上部軸、6……
下部軸、8……自在接手、27……第1作用伝達
部材、52……第2作用伝達部材、12……操作
部材。
リング装置の車体への装着状況を示す図、第2図
は本考案の実施例の要部を示す側面図、第3図は
第2図の−線における横断面図、第4図は第
2図の−線における断面図、第5図は第2図
の−線における断面図である。 主要部分の符号の説明、2……上部軸、6……
下部軸、8……自在接手、27……第1作用伝達
部材、52……第2作用伝達部材、12……操作
部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ハンドルが取付けられた上部軸と、ステアリン
グギヤに接続された下部軸と、これら上下部軸を
連結した自在接手とにより構成されたステアリン
グ軸と、該上下部軸間の角度を変えてハンドルの
取付角度を調整する角度調整機構と、該角度調整
機構から該ステアリング軸の軸方向に所定距離隔
つて設けられ、該上下部軸の少なくとも一方を伸
縮させてハンドルの取付高さを調整する高さ調整
機構とを有するステアリングハンドルの位置調整
装置は、 該角度調整機構において、これによる角度調整
が可能であるアンロツク状態を実現するアンロツ
ク位置と、該角度調整が不可能であるロツク状態
を実現するロツク位置との間で、該ステアリング
軸と直交する方向に移動することによつて、該ア
ンロツク状態と該ロツク状態とを切換えることの
できる第1作用伝達部材と、 該高さ調整機構において、これによる高さ調整
が可能であるアンロツク状態を実現するアンロツ
ク位置と、該高さ調整が不可能であるロツク状態
を実現するロツク位置との間で、該ステアリング
軸と直交する方向に延びる回転軸の周りで回転す
ることによつて、該アンロツク状態と該ロツク状
態とを切換えることのできる第2作用伝達部材
と、 該第1作用伝達部材と該第2作用伝達部材と
を、各々該ロツク位置と該アンロツク位置の間で
前記の様に移動することにより、該角度調整機構
と該高さ調整機構の各々の該ロツク状態と該アン
ロツク状態とを切換えることのできる単一の操作
レバーとを有し、 該操作レバーは、該ステアリング軸に対して略
平行に配設されているとともに、該ステアリング
軸と直交する第1の方向と、それと直交する第2
の方向の各々に沿つて該操作レバーの自由端が移
動できる様に揺動自在に支持されており、該第1
の方向に移動する様に揺動することによつて、該
第1作用伝達部材を該ロツク位置と該アンロツク
位置の間で移動し、該角度調整機構の該ロツク状
態と該アンロツク状態を切換えることができ、該
第2の方向に移動する様に揺動することによつ
て、該第2作用伝達部材を該ロツク位置と該アン
ロツク位置の間で移動し、該高さ調整機構の該ロ
ツク状態と該アンロツク状態とを切換えることの
できるように、該第1作用伝達部材と該第2作用
伝達部材とに連係して構成されていることを特徴
とするステアリングハンドルの位置調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8809082U JPS58190257U (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | ステアリングハンドルの位置調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8809082U JPS58190257U (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | ステアリングハンドルの位置調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58190257U JPS58190257U (ja) | 1983-12-17 |
JPS6344295Y2 true JPS6344295Y2 (ja) | 1988-11-17 |
Family
ID=30096779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8809082U Granted JPS58190257U (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | ステアリングハンドルの位置調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58190257U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4649769A (en) * | 1985-12-27 | 1987-03-17 | Trw Inc. | Tilt-telescope steering column |
JP4581392B2 (ja) * | 2003-12-16 | 2010-11-17 | 日本精工株式会社 | ステアリングコラム装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS496890U (ja) * | 1972-04-18 | 1974-01-21 | ||
JPS5653962A (en) * | 1979-10-08 | 1981-05-13 | Nippon Seiko Kk | Tilt-type steering apparatus |
-
1982
- 1982-06-15 JP JP8809082U patent/JPS58190257U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS496890U (ja) * | 1972-04-18 | 1974-01-21 | ||
JPS5653962A (en) * | 1979-10-08 | 1981-05-13 | Nippon Seiko Kk | Tilt-type steering apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58190257U (ja) | 1983-12-17 |
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