JPH06276729A - 昇圧回路 - Google Patents

昇圧回路

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JPH06276729A
JPH06276729A JP5832093A JP5832093A JPH06276729A JP H06276729 A JPH06276729 A JP H06276729A JP 5832093 A JP5832093 A JP 5832093A JP 5832093 A JP5832093 A JP 5832093A JP H06276729 A JPH06276729 A JP H06276729A
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    • H02M3/078Charge pumps of the Schenkel-type with means for reducing the back bias effect, i.e. the effect which causes the threshold voltage of transistors to increase as more stages are added to the converters

Abstract

(57)【要約】 【目的】バックバイアス効果を相殺でき、回路面積およ
び消費電力の増大の防止、クロック発生回路の複雑化の
防止、並びに電流能力の低下を防止できる昇圧回路を実
現する。 【構成】昇圧段を、p形半導体基板に形成され、所定電
位にバイアスされたnウェル内に形成されたpウェル内
に、電荷運搬用nMOSトランジスタNTおよび電圧伝
達用nMOSトランジスタNTBを形成して構成し、昇
圧時に上昇する電荷運搬用nMOSトランジスタNTの
ソース電圧を電圧伝達用nMOSトランジスタNTBを
介して基板、すなわちpウェルに伝達するように構成す
ることにより、バックバイアス効果を抑止する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置などに
用いられる昇圧回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置、たとえばフラッシュメ
モリには、5Vなどの基準電源電圧を12〜20Vの高
電圧および−6V〜−20Vの負の高電圧に昇圧させて
所定の機能ブロックに供給する昇圧回路が設けられてい
る。
【0003】図10は、たとえば+5Vの電源電圧を昇
圧して20Vの出力を得る、一般的な正電圧の昇圧回路
を示す回路図である。図10において、VCCは電源電
圧、NT0 〜NT4 はnチャネルMOS(MetalOxide Se
miconductor) トランジスタ(以下、nMOSトランジ
スタという)、C1 〜C4 はポンピング用キャパシタ、
ND0 〜ND4 はノード、TOUT は出力端子、VOUT
出力信号、φ,φ は互いに相補的なレベルをとるクロ
ック信号をそれぞれ示している。
【0004】nMOSトランジスタNT0 〜NT4 は縦
続接続され、nMOSトランジスタNT0 のドレインが
電源電圧VCCに接続され、nMOSトランジスタNT4
のソースが出力端子TOUT に接続されている。電源電圧
CCとnMOSトランジスタNT0 のドレインとの接続
中点によりノードND0 が、nMOSトランジスタNT
0 のソースとnMOSトランジスタNT1 のドレインと
の接続中点によりノードND1 が、nMOSトランジス
タNT 1 のソースとnMOSトランジスタNT2 のドレ
インとの接続中点によりノードND2 が、nMOSトラ
ンジスタNT2 のソースとnMOSトランジスタNT3
のドレインとの接続中点によりノードND3 が、nMO
SトランジスタNT3 のソースとnMOSトランジスタ
NT4 のドレインとの接続中点によりノードND 4 がそ
れぞれ構成されている。
【0005】また、各nMOSトランジスタNT0 〜N
4 は、ドレインとゲートとが接続された、いわゆるダ
イオード接続されている。すなわち、ノードND0 とn
MOSトランジスタNT0 のゲートとが接続され、ノー
ドND1 とnMOSトランジスタNT1 のゲートとが接
続され、ノードND2 とnMOSトランジスタNT2
ゲートとが接続され、ノードND3 とnMOSトランジ
スタNT3 のゲートとが接続され、ノードND4 とnM
OSトランジスタNT4 のゲートとが接続されている。
【0006】ノードND1 〜ND4 はポンピング用キャ
パシタC1 〜C4 にそれぞれ接続され、キャパシタC1
およびC3 はクロック信号φの入力ラインに接続され、
キャパシタC2 およびC4 はクロック信号φ の入力ラ
インに接続されている。
【0007】クロック信号φおよびφ は、図11に示
すように、電源電圧VCCレベルと「0」Vレベルとを所
定周期で交互にとる相補的信号である。したがって、ク
ロック信号φがVCCレベルのときはキャパシタC1 ,C
3 の容量結合によりノードND1 およびND3 が、たと
えば電圧VC 分昇圧され(たたき上げられ)、このとき
クロック信号φ は「0」VであることからノードND
2 およびND4 は引き下げ(たたき下げ)られる。一
方、クロック信号φが「0」VレベルのときはノードN
1 およびND3 はたたき下げられ、このときクロック
信号φ はVCCレベルであることから、キャパシタ
2 ,C4 の容量結合によりノードND2 およびND4
が電圧VC 分たたき上げられる。
【0008】図12は、図10の正の昇圧回路における
ノードND1 およびND2 が昇圧される過程を示す波形
図である。図12に示すように、図10の昇圧回路で
は、相補的レベルをとるクロック信号φ,φ をポンピ
ング用キャパシタC1 〜C4 に入力させることにより、
出力側に向かって電流が流れ、キャパシタC1 〜C4
電荷が順次運ばれる。
【0009】具体的には、図中に示すa期間では、クロ
ック信号φがVCCレベルでキャパシタC1 に入力され、
クロック信号φ は「0」VでキャパシタC2 に入力さ
れる。したがって、ノードND1 はキャパシタC1 の容
量結合により、電圧VC 分昇圧され(たたき上げら
れ)、ノードND2 は電圧VC 分たたき下げられる。ノ
ードND1 が昇圧されたことに伴い、nMOSトランジ
スタNT1 に電圧V C が印加されるため、次段のノード
ND2 に向かって電流i1 が流れ、キャパシタC1 の電
荷がノードND2 に運ばれる。これに伴い、ノードND
2 の電圧V2 は、a期間が終了する時点で多少上昇す
る。
【0010】次のb期間では、クロック信号φが「0」
VでキャパシタC1 に入力され、クロック信号φ がV
CCレベルでキャパシタC2 に入力される。したがって、
ノードND1 はキャパシタC1 の容量結合が行われず、
電圧VC分たたき下げられ、ノードND2 は電圧VC
たたき上げられる。したがって、ノードND2 の電圧V
2 は電流i1 の流入より上昇した電圧(+) α分を加えた
次の値となる。 V2 =VC +α …(1) これにより、nMOSトランジスタNT1 はオフ状態と
なり電流i1 は流れなくなり、電荷が次段のノードND
2 に運ばれ、ノードND2 の電圧V2 、すなわちnMO
SトランジスタNT1 のソース電圧が上昇したことにな
る。
【0011】ノードND2 が昇圧されたことに伴い、n
MOSトランジスタNT2 のゲートに電圧(VC +α)
が印加されるため、次段のノードND3 に向かって電流
2が流れ、キャパシタC2 の電荷がノードND2 に運
ばれる。これに伴い、ノードND3 の電圧は、b期間が
終了する時点でさらに上昇する。
【0012】以上の動作と同様の動作が繰り返されて、
所定の高電圧出力VOUT が出力端子TOUT に現れること
になる。
【0013】この昇圧回路で、たとえばnMOSトラン
ジスタNT1 を介して、次段のノードND2 に電荷を運
ぶ場合、すなわち、電流i1 が流れるときは、nMOS
トランジスタNT1 のソース電圧=nMOSトランジス
タNT1 のドレイン電圧=nMOSトランジスタNT1
のゲート電圧=V1 となるので、以下の関係を満足する
必要がある。 V1 −V2 >Vth …(2) ここで、VthはnMOSトランジスタのしきい値電圧を
示している。
【0014】したがって、電流i1 が流れて電荷が運ば
れる条件は、上述したようにキャパシタC1 ,C2 でノ
ードND1 ,ND2 がたたき上げ/下げられる電圧をV
C とすると、以下に示すようになる。 (V1 +VC )−(V2 −VC )>Vth(1) すなわち、 2VC −Vth(1) >V2 −V1 …(3)
【0015】この条件を満たす図10の回路は、相補的
クロック信号φ,φ を用いてキャパシタC1 〜C4
電荷をノードND1 からノードND4 を経て出力端子T
OUTに順次シフトさせることができ、電源電圧VCCを所
望の電圧まで昇圧できる。
【0016】図13は、負の高電圧を得る一般的な負の
昇圧回路を示す回路図である。この回路が、図10の正
の昇圧回路と異なる点は、nMOSトランジスタNT 0
〜NT4 の代わりにpMOSトランジスタPT0 〜PT
4 を用い、かつ、ノードND0 を電源電圧VCCの代わり
接地したことにある。
【0017】この負の昇圧回路の場合には、電流は出力
側から接地に向かって流れ、クロック信号φ,φ のキ
ャパシタC1 〜C4 への入力に伴う電荷シフトが行わ
れ、出力端子TOUT に負の電圧が徐々に蓄積されて、負
の高電圧出力VOUT が得られる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、MOSトラ
ンジスタのしきい値電圧Vthは、ソース電圧が上昇する
と増大するという、いわゆるバックバイアス効果の影響
を受ける。ここで、基板電圧=ソース電圧=0Vのとき
のしきい値電圧Vthを「0.8V」とすると、ソース電
圧が10数Vのときのしきい値電圧Vthは約2Vとなっ
てしまう。このため、昇圧段数が増え、電圧が高くなる
に従って1段当たりの効率が悪くなるという問題があ
る。
【0019】上述の式(3) において、バックバイアス効
果がなく、VC =4Vとすると、 V2 −V1 <8−0.8V=7.2V となるが、バックバイアス効果によりしきい値電圧Vth
=2Vとなると、 V2 −V1 <8−2=6V となる。電源電圧3.0Vの動作を保証するめに、2.
5Vにおいても動作する必要があるとしたとき、VC
2Vとして、 V2 −V1 <4−2=2V となってしまう。
【0020】従来、このバックバイアス効果による影響
を避けるために、たとえば図10のnMOSトランジス
タNT3 ,NT4 など段数の高次の部分のトランジスタ
のしきい値電圧Vthを下げ、0Vとするなどの対策がな
されている。しかし、この対策では、製造プロセスが煩
雑になるなどの問題がある。
【0021】また、バックバイアス効果による影響を避
けるために、「文献;IEEE JOURNALOF SOLID-STATE CIR
CUITS.VOL.27.NO.11,1992,pp1540 〜1546」の図5(Fi
g.5)および図7(Fig.7 )に示されているような、バ
ックバイアス効果によりしきい値電圧Vthが増大した
分、ゲート電圧を上げるように構成した昇圧回路も提案
されている。
【0022】図14は、この文献の図7に記載されてい
る正の昇圧回路を示す回路図である。この回路は、図1
0の回路に加えて、各nMOSトランジスタNT0 〜N
3のゲートにゲート昇圧用のキャパシタCG1 〜CG
4 が接続され、各ノードND 0 〜ND3 とnMOSトラ
ンジスタNT0 〜NT3 のゲートとの間にnMOSトラ
ンジスタNTG0 〜NTG3 が挿入接続され、かつ、各
nMOSトランジスタNTG0 〜NTG3 のゲートが一
つ後段のノードND1 〜ND4 に接続されて構成されて
いる。
【0023】この回路を動作させるためには、図15に
示すようなタイミングに設定された4相のクロック信号
φ1 〜φ4 が各キャパシタC1 〜C4 ,CG1 〜CG4
に所定のタイミングで入力される。具体的には、ノード
ポンピング用キャパシタC1 ,C3 にクロック信号φ3
が、キャパシタC2 ,C4 にクロック信号φ1 がそれぞ
れ入力され、ゲートポンピング用キャパシタCG1 ,C
3 にクロック信号φ2 が、キャパシタCG2 ,CG4
にクロック信号φ4 がそれぞれ入力される。
【0024】ここで、簡単のため、たとえばクロック信
号φ1 がVCCレベルでキャパシタC 2 に入力され、クロ
ック信号φ3 が「0」VでキャパシタC3 に入力されて
いる場合を想定する。この場合、ノードND2 が昇圧状
態にあり、ノードND3 がたたき下げの状態にある。し
たがって、nMOSトランジスタNTG2 のゲート電圧
はノードND 3 のレベルと同レベルであることから、n
MOSトランジスタNTG2 はオフ状態に保持される。
この状態で、クロック信号φ2 がVCCレベルになるとキ
ャパシタCG3 の容量結合によりnMOSトランジスタ
NT2 のゲート電圧が、バックバイアス効果を相殺可能
なレベルまで上昇される。このため、キャパシタC2
電荷がnMOSトランジスタNT2 を介してノードND
3 に良好に伝達される。
【0025】次に、クロック信号φ1 が「0」Vに、ク
ロック信号φ3 がVCCレベルに切り替えられると、ノー
ドND2 がたたき下げられ、ノードND3 が昇圧され
る。このとき、クロック信号φ2 は「0」Vに切り替え
られる。ノードND3 が昇圧状態にあることから、nM
OSトランジスタNTG2 のゲート電圧も高レベルとな
り、nMOSトランジスタNTG2 はオン状態となる。
これにより、ノードND2 とnMOSトランジスタNT
2 のゲート側ノードNG 2 とは同電位となり、ノードN
3 からノードND2 に電流は流れない。
【0026】しかしながら、図14の回路は、以下に示
すような問題がある。すなわち、出力電圧より高い電圧
がnMOSトランジスタのゲートにかかるので、過度状
態などを考慮して、ゲート耐圧をその分大きくとる必要
がある。したがって、ゲート酸化膜を厚くするなどの処
理が必要である。また、4相のクロック信号φ1 〜φ4
を用いることから、クロック発生回路が複雑となり、ま
たゲートポンピング用キャパシタCG1 〜CG4 が必要
なため、回路面積および消費電力の増大を招く。各ノー
ドのポンピング用キャパシタと寄生容量との比が悪くな
るので、低電圧源での動作は困難である。すなわち、ゲ
ートを昇圧する最大電圧は、電源電圧×上記容量比であ
るから、電源電圧を2.5Vとして容量比80%として
も2.0Vが限界となるため、バックバイアス効果によ
るしきい値電圧Vth増大分を相殺することができない。
また、いわゆるノン・オーバーラップ型4相パルスであ
るので、周波数をあまり高くすることができず、ひいて
は電流能力を低下させる。
【0027】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、バックバイアス効果を相殺で
き、回路面積および消費電力の増大の防止、クロック発
生回路の複雑化の防止、並びに電流能力の低下を防止で
きる昇圧回路を提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、昇圧用素子に接続され相補的に昇圧さ
れる第1のノードと第2のノードとを作動的に接続する
第1のトランジスタと、第2のノードと上記第1のトラ
ンジスタの基板ウェルとを作動的に接続する第2のトラ
ンジスタとを有し、上記第1のノードが上記第1のトラ
ンジスタのゲートおよび上記第2のトランジスタのゲー
トに接続され、上記第1のトランジスタの基板ウェルと
第2のトランジスタの基板ウェルとが接続されている。
【0029】本発明では、昇圧用素子に接続され相補的
に昇圧される第1のノードと第2のノードとを作動的に
接続する第1のトランジスタと、上記第1のノードと上
記第1のトランジスタの基板ウェルとを作動的に接続す
る第2のトランジスタとを有し、上記第1のノードが上
記第1のトランジスタのゲートに接続され、上記第2の
ノードが上記第2のトランジスタのゲートに接続され、
上記第1のトランジスタの基板ウェルと第2のトランジ
スタの基板ウェルとが接続されている。
【0030】本発明では、所定電位にバイアスされた第
1の導電形半導体領域からなる第1の基板ウェルと、第
1の基板ウェル中に形成された第2の導電形半導体領域
からなる第2の基板ウェルと、第2の基板ウェル内に形
成された少なくとも三つの第1の導電形素子側拡散層か
らなる第1、第2、第3および第4の素子側拡散層と、
第2の基板ウェル内に形成された第2の導電形素子側拡
散層からなる第5の素子側拡散層と、上記第1および第
2の素子側拡散層間上に形成された第1のゲート電極
と、上記第3および第4の素子側拡散層間上に形成され
た第2のゲート電極とを有し、上記第1の素子側拡散層
が上記第1および第2のゲート電極に接続され、上記第
2の素子側拡散層が上記第3の素子側拡散層に接続さ
れ、上記第4の素子側拡散層が上記第5の素子側拡散層
に接続されている。
【0031】本発明では、所定電位にバイアスされた第
1の導電形半導体領域からなる第1の基板ウェルと、第
1の基板ウェル中に形成された第2の導電形半導体領域
からなる第2の基板ウェルと、第2の基板ウェル内に形
成された少なくとも三つの第1の導電形素子側拡散層か
らなる第1、第2、第3および第4の素子側拡散層と、
第2の基板ウェル内に形成された第2の導電形素子側拡
散層からなる第5の素子側拡散層と、上記第1および第
2の素子側拡散層間上に形成された第1のゲート電極
と、上記第3および第4の素子側拡散層間上に形成され
た第2のゲート電極とを有し、上記第1の素子側拡散層
が上記第3の素子側拡散層および第1のゲート電極に接
続され、上記第2の素子側拡散層が上記第2のゲート電
極に接続され、上記第4の素子側拡散層が上記第5の素
子側拡散層に接続されている。
【0032】本発明では、上記第1の導電形はn形に設
定され、上記第2の導電形はp形に設定されている。
【0033】
【作用】本発明によれば、たとえば、昇圧用素子により
第1のノードが昇圧され、第2のノードがたたき下げら
れると、第1のノードが昇圧されたことに伴い、第1の
トランジスタのゲートに高い電圧が印加されるため、第
1のトランジスタはオン状態となり、第1のノードから
第2のノードに向かって電流が流れ、たとえば昇圧用素
子の電荷が第2のノードに運ばれる。これに伴い、第2
のノードの電圧は、徐々に上昇する。このとき、昇圧さ
れた第1のノードの高い電圧が第2のトランジスタのゲ
ートに印加されることから、第2のトランジスタはオン
状態となる。その結果、第2のノードの電圧と基板ウェ
ルの電圧とは同レベルとなる。ここで、第1のノードが
たたき下げられ、第2のノードがたき上げられると、第
2のノードの電圧は、昇圧用素子で昇圧される電圧に電
流の流入より上昇した電圧(+) α分を加えた値となる。
これにより、第1のトランジスタおよび第2のトランジ
スタは、ゲート電圧が下がることからオフ状態となり電
流は流れなくなる。また、第2のトランジスタの基板ウ
ェルとの接続端側電圧は、第2のトランジスタのゲート
電圧、すなわち第1のノード電圧としきい値電圧Vth
の差電圧となる。このときの第2のトランジスタの接続
端側電圧と基板ウェルとの電圧は等しいことから、第1
のトランジスタのしきい値電圧Vthはバックバイアス効
果の影響をほとんど受けることがない。
【0034】本発明によれば、第1のノードと基板ウェ
ルとが第2のトランジスタにより作動的に接続され、第
2のノードが第2のトランジスタのゲートに接続された
構成においても、良好にバックバイアス効果の影響が回
避される。
【0035】
【実施例】図1は、本発明に係る昇圧回路の第1の実施
例を示す回路図であって、従来例を示す図10と同一構
成部分は同一符号をもって表す。すなわち、NT0W〜N
4Wは電荷運搬用nMOSトランジスタ、NTB0W〜N
TB4Wは電圧伝達用nMOSトランジスタ、ND0 〜N
5 はノード、C1 〜C 4 はノードポンピング用キャパ
シタ、VCCは電源電圧、TOUT は出力端子、VOU T は出
力電圧、φ,φ は互いに相補的レベルをとるクロック
信号をそれぞれ示している。
【0036】本回路に用いられているnMOSトランジ
スタNT0W〜NT4W,NTB0W〜NTB4Wは、いわゆる
ウェル・イン・ウェル(Well In Well ;二重ウェル)構
造の同一pウェル内に形成されている。ここで、ウェル
・イン・ウェル構造の基本的構成について説明する。
【0037】図2は、本実施例で採用したウェル・イン
・ウェル構造の基本構成を模式的に示すもので、同図
(a)は簡略断面図、同図(b)はウェル・イン・ウェ
ル構造をとるnMOSトランジスタを回路記号を用いて
表した図である。図2(a)において、1はp形半導体
基板、2はnウェル、3はpウェル、4〜6はn+ 拡散
層、7はp+ 拡散層、8はゲート電極をそれぞれ示して
いる。
【0038】本構成は、接地された単結晶シリコン基板
などで構成される半導体基板1の表面に、基板側拡散層
であるnウェル2が形成され、nウェル2の表面にはn
+ 拡散層4が形成されている。さらに、本構成では、n
ウェル2内にpウェル3が形成されている。pウェル3
内の表面には素子側拡散層であるn+ 拡散層5,6およ
び取り出し電極用のp + 拡散層7が形成されている。そ
して、n+ 拡散層5,6およびゲート電極8によりnM
OSトランジスタが構成され、たとえばn+ 拡散層5が
ドレインとして機能し、n+ 拡散層6がソースとして機
能する。
【0039】図2(b)は、上述したように、このよう
なウェル・イン・ウェル構造をとるnMOSトランジス
タを回路記号を用いて表したものであり、図1において
も図2(b)と同様の記号を用いて表している。
【0040】図1の回路においては、nMOSトランジ
スタNT0WとNTB0W、NT1WとNTB1W、NT2WとN
TB2W、NT3WとNTB3WおよびNT4WとNTB4W
が、同一のpウェル3内にそれぞれ形成されている。
【0041】図3はこの構造を模式的に示したものであ
る。図1の回路は、たとえば図3に示すように、一つの
pウェル3内に三つのn+拡散層5,6a,6bおよび
一つのp+ 拡散層7が形成され、n+ 拡散層5および6
a間上、並びにn+ 拡散層6aおよび6b間上にゲート
電極8a,8bが形成されて、電荷運搬用nMOSトラ
ンジスタNTと電圧伝達用nMOSトランジスタNTB
とが構成され、電圧伝達用nMOSトランジスタNTB
を構成するn + 拡散層6bとp+ 拡散層7とが接続され
て、1昇圧段が構成されている。このような、pウェル
3がnウェル2内に選択酸化素子分離領域9を介して五
つ形成され、また、nウェル2のn+ 拡散層4が所定電
位に保持される端子、たとえば出力端子TOUT に接続さ
れて、図1の回路のポンピング用キャパシタを除く主要
部が構成される。
【0042】以下に、上述したようなウェル・イン・ウ
ェル構造をとるnMOSトランジスタを用いた図1の回
路の接続関係について説明する。
【0043】nMOSトランジスタNT0W〜NT4Wは縦
続接続され、nMOSトランジスタNT0Wのドレインが
電源電圧VCCに接続され、nMOSトランジスタNT4W
のソースが出力端子TOUT に接続されている。電源電圧
CCとnMOSトランジスタNT0Wのドレインとの接続
中点によりノードND0 が、nMOSトランジスタNT
0WのソースとnMOSトランジスタNT1Wのドレインと
の接続中点によりノードND1 が、nMOSトランジス
タNT 1WのソースとnMOSトランジスタNT2Wのドレ
インとの接続中点によりノードND2 が、nMOSトラ
ンジスタNT2WのソースとnMOSトランジスタNT3W
のドレインとの接続中点によりノードND3 が、nMO
SトランジスタNT3WのソースとnMOSトランジスタ
NT4Wのドレインとの接続中点によりノードND 4 が、
nMOSトランジスタNT4Wのソースと出力端子TOUT
との接続中点によりノードND5 がそれぞれ構成されて
いる。
【0044】また、各nMOSトランジスタNT0W〜N
4Wは、ドレインとゲートとが接続された、いわゆるダ
イオード接続されている。すなわち、ノードND0 とn
MOSトランジスタNT0 のゲートとが接続され、ノー
ドND1 とnMOSトランジスタNT1 のゲートとが接
続され、ノードND2 とnMOSトランジスタNT2
ゲートとが接続され、ノードND3 とnMOSトランジ
スタNT3 のゲートとが接続され、ノードND4 とnM
OSトランジスタNT4 のゲートとが接続されている。
【0045】ノードND1 〜ND4 はポンピング用キャ
パシタC1 〜C4 にそれぞれ接続され、キャパシタC1
およびC3 はクロック信号φの入力ラインに接続され、
キャパシタC2 およびC4 はクロック信号φ の入力ラ
インに接続されている。
【0046】さらに、各昇圧段において、nMOSトラ
ンジスタNTB0WのドレインはノードND1 に接続さ
れ、ゲートはノードND0 に接続され、ソースはnMO
SトランジスタNT0Wの基板ウェル、すなわち図3のp
ウェル3に接続されているとともに、p+ 拡散層7に接
続されている。
【0047】nMOSトランジスタNTB1Wのドレイン
はノードND2 に接続され、ゲートはノードND1 に接
続され、ソースはnMOSトランジスタNT1Wの基板ウ
ェル、すなわち図3のpウェル3に接続されているとと
もに、p+ 拡散層7に接続されている。
【0048】nMOSトランジスタNTB2Wのドレイン
はノードND3 に接続され、ゲートはノードND2 に接
続され、ソースはnMOSトランジスタNT2Wの基板ウ
ェル、すなわち図3のpウェル3に接続されているとと
もに、p+ 拡散層7に接続されている。
【0049】nMOSトランジスタNTB3Wのドレイン
はノードND4 に接続され、ゲートはノードND3 に接
続され、ソースはnMOSトランジスタNT3Wの基板ウ
ェル、すなわち図3のpウェル3に接続されているとと
もに、p+ 拡散層7に接続されている。
【0050】nMOSトランジスタNTB4Wのドレイン
はノードND5 に接続され、ゲートはノードND4 に接
続され、ソースはnMOSトランジスタNT4Wの基板ウ
ェル、すなわち図3のpウェル3に接続されているとと
もに、p+ 拡散層7に接続されている。
【0051】また、図3のnウェル2におけるn+ 拡散
層4は、ノードND5 に接続されており、nウェル2が
所定電位にバイアスされる。
【0052】以上のように、各昇圧段にウェル・イン・
ウェル構造の電荷運搬用nMOSトランジスタNTと電
圧伝達用nMOSトランジスタNTBを用いて構成する
ことにより、電荷運搬用nMOSトランジスタNTのバ
ックバイアス効果による影響を効果的に相殺できる。以
下に、バックバイアス効果による影響を相殺できる理由
について、1昇圧段の基本構成を示す図4を用いて説明
する。
【0053】まず、図4において、ノードNDD が昇圧
され、ノードNDS がたたき下げられる場合には、ノー
ドNDD の電圧VD とノードNDS の電圧VS との関係
は次のようになる。 VD >VS この高いレベルの電圧VD が電圧伝達用nMOSトラン
ジスタNTBのゲートに供給されるため、nMOSトラ
ンジスタNTBはオン状態となり、ノードND S の電圧
S とノードNDB の電圧VB とは同レベルとなる(V
S =VB )。
【0054】次に、ノードNDD がたたき下げられ、ノ
ードNDS が昇圧される場合には、ノードNDD の電圧
D とノードNDS の電圧VS との関係は次のようにな
る。 VD <VS したがって、ノードNDB の電圧VB は、次に示すよう
に、nMOSトランジスタNTBのゲート電圧、すなわ
ち電圧VD としきい値電圧Vthとの差電圧となる。 VB =VD −Vth このときのnMOSトランジスタNTBのソースと基板
(pウェル)との電圧は等しいことから、nMOSトラ
ンジスタNTのしきい値電圧Vthはバックバイアス効果
の影響をほとんど受けることがなくなる。これは、高昇
圧段であっても同様である。
【0055】図1の回路で考察すると、本回路は、ノー
ドND1 〜ND4 の電圧V1 〜V4は、クロック信号
φ,φ に同期して変化し、たとえばV1 >V2 とV1
<V2との間を変動し、電圧伝達用nMOSトランジス
タNTB0W〜NTB4Wは低い方の電圧を伝達し、V0
1 、V1 とV2 、V2 とV3 、V3 とV4 、V4 とV
5 のアンド(論理積)をとる構成、換言すれば、低い方
の電圧でソース側電圧が決まる構成としている。
【0056】次に、上記構成による動作を、ノードND
1 とND2 とを相補的に昇圧する場合を例に説明する。
【0057】たとえば、クロック信号φがVCCレベルで
キャパシタC1 に入力され、クロック信号φ が「0」
VでキャパシタC2 に入力されると、ノードND1 はキ
ャパシタC1 の容量結合により、電圧VC 分昇圧され
(たたき上げられ)、ノードND2 は電圧VC 分たたき
下げられる。ノードND1 が昇圧されたことに伴い、n
MOSトランジスタNT1 のゲートに電圧VC が印加さ
れるため、nMOSトランジスタNT1 はオン状態とな
り、次段のノードND2 に向かって電流i1 が流れ、キ
ャパシタC1 の電荷がノードND2 に運ばれる。これに
伴い、ノードND2 の電圧V2 は、徐々に上昇する。こ
のとき、昇圧されたノードND1 の高い電圧V1 がnM
OSトランジスタNTB1Wのゲートに印加されることか
ら、nMOSトランジスタNTB1Wはオン状態となる。
その結果、ノードND2 の電圧V2 、すなわちnMOS
トランジスタNT1Wのソースの電圧と基板ウェルの電圧
(nMOSトランジスタNTB1Wのソース電圧)とは同
レベルとなる。
【0058】ここで、クロック信号φが「0」Vでキャ
パシタC1 に入力され、クロック信号φ がVCCレベル
でキャパシタC2 に入力されると、ノードND1 はキャ
パシタC1 の容量結合が行われず、電圧VC 分たたき下
げられ、ノードND2 は電圧VC 分たたき上げられる。
したがって、ノードND2 の電圧V2 は電流i1 の流入
より上昇した電圧(+) α分を加えた値となる。一方、n
MOSトランジスタNT1WおよびnMOSトランジスタ
NTB1Wは、ゲート電圧が下がることからオフ状態とな
り電流i1 は流れなくなる。したがって、nMOSトラ
ンジスタNTB1Wのソース電圧は、nMOSトランジス
タNTB1Wのゲート電圧、すなわち電圧V1 としきい値
電圧Vthとの差電圧(V1 −Vth)となる。このときの
nMOSトランジスタNTBのソースと基板ウェルとの
電圧は等しいことから、nMOSトランジスタNT1W
しきい値電圧Vthはバックバイアス効果の影響をほとん
ど受けることがない。
【0059】以上の動作と同様の動作が順次繰り返され
て、所定の高電圧出力VOUT が出力端子TOUT に現れる
ことになる。
【0060】以上説明したように、本第1の実施例によ
れば、各昇圧段を、p形半導体基板に形成され、所定電
位にバイアスされたnウェル内に形成されたpウェル内
に、電荷運搬用nMOSトランジスタNTおよび電圧伝
達用nMOSトランジスタNTBを形成して構成し、昇
圧時に上昇する電荷運搬用nMOSトランジスタNTの
ソース電圧を電圧伝達用nMOSトランジスタNTBを
介して基板、すなわちpウェルに伝達するように構成し
たので、バックバイアス効果を抑止することができる。
したがって、少ない段数で高電圧に昇圧できる回路を実
現できる。また、ゲート電圧の最大値は出力電圧+0.
8V程度と従来の出力電圧+2〜3Vより低くでき、ゲ
ート耐圧設定上有利である。さらに、ゲートポンピング
用キャパシタが不要であることから、回路面積および消
費電力の増大を防止でき、また、クロック信号は相補的
レベルをとるφ,φ の2相でよいことから周波数を上げ
ることができ、電流能力に優れ、また、低電圧電源方向
に動作範囲が広い回路を実現できるなどの利点がある。
【0061】図5は、本発明に係る昇圧回路の第2の実
施例を示す回路図である。本実施例が上記第1の実施例
と異なる点は、各昇圧段における電圧伝達用nMOSト
ランジスタNTB0W〜NTB4Wのドレインを昇圧段の出
力側のノードに接続し、ゲートを入力側ノードに接続す
る代わりに、ドレインを入力側ノードに接続し、ゲート
を出力側ノードに接続したことにある。
【0062】すなわち、nMOSトランジスタNTB0W
のドレインがノードND0 に接続され、ゲートがノード
ND1 に接続されている。nMOSトランジスタNTB
1WのドレインがノードND1 に接続され、ゲートがノー
ドND2 に接続され、nMOSトランジスタNTB2W
ドレインがノードND2 に接続され、ゲートがノードN
3 に接続され、nMOSトランジスタNTB3Wのドレ
インがノードND3 に接続され、ゲートがノードND4
に接続され、nMOSトランジスタNTB4Wのドレイン
がノードND4 に接続され、ゲートがノードND5 に接
続されている。
【0063】その他の構成は第1の実施例と同様であ
り、本実施例においても上述した第1の実施例の効果と
同様の効果を得ることができる。
【0064】図6は、本発明に係る昇圧回路の第3の実
施例を示す回路図である。本実施例が上記第1の実施例
と異なる点は、正の昇圧回路の代わりに負の昇圧回路を
構成するため、各電荷運搬用nMOSトランジスタNT
0W〜NT4Wのゲートをドレイン側のノードに接続する代
わりに、ソース側のノードに接続し、かつ、ノードND
0 を正の電源電圧VCCに接続する代わりに接地し、さら
にウェル・イン・ウェル構造のnウェル2のn+ 拡散層
4をノードND5 に接続する代わりに接地したことにあ
る。
【0065】すなわち、nMOSトランジスタNT0W
ゲートがノードND1 に接続され、nMOSトランジス
タNT1WのゲートがノードND2 に接続され、nMOS
トランジスタNT2WのゲートがノードND3 に接続さ
れ、nMOSトランジスタNT 3WのゲートがノードND
4 に接続され、nMOSトランジスタNT4Wのゲートが
ノードND5 に接続されている。
【0066】本負の昇圧回路においても、上述した第1
および第2の実施例と同様に、バックバイアス効果の影
響を効果的に相殺でき、−20Vなどの負の高電圧を少
ない段数で得るこができる。
【0067】図7は、本発明に係る昇圧回路の第3の実
施例を示す回路図である。本実施例が上記第2の実施例
と異なる点は、正の昇圧回路の代わりに負の昇圧回路を
構成するため、各電荷運搬用nMOSトランジスタNT
0W〜NT4Wのゲートをドレイン側のノードに接続する代
わりに、ソース側のノードに接続し、かつ、ノードND
0 を正の電源電圧VCCに接続する代わりに接地し、さら
にウェル・イン・ウェル構造のnウェル2のn+ 拡散層
4をノードND5 に接続する代わりに接地したことにあ
る。
【0068】すなわち、nMOSトランジスタNT0W
ゲートがノードND1 に接続され、nMOSトランジス
タNT1WのゲートがノードND2 に接続され、nMOS
トランジスタNT2WのゲートがノードND3 に接続さ
れ、nMOSトランジスタNT 3WのゲートがノードND
4 に接続され、nMOSトランジスタNT4Wのゲートが
ノードND5 に接続されている。
【0069】本負の昇圧回路においても、上述した第2
の実施例と同様に、バックバイアス効果の影響を効果的
に相殺でき、−20Vなどの負の高電圧を少ない段数で
得ることができる。
【0070】図8は、本発明に係る昇圧回路の第5の実
施例を示す回路図である。本実施例が上記実施例1と異
なる点は、昇圧段の各ノードND1 〜ND4 をプリチャ
ージするためのnMOSトランジスタNTP1 〜NTP
4 を設けたことにある。
【0071】各nMOSトランジスタNTP1 〜NTP
4 のソースは電源電圧VCCに接続され、nMOSトラン
ジスタNTP1 のドレインがノードND1 に接続され、
nMOSトランジスタNTP2 のドレインがノードND
2 に接続され、nMOSトランジスタNTP3 のドレイ
ンがノードND3 に接続され、nMOSトランジスタN
TP4 のドレインがノードND4 に接続され、各nMO
SトランジスタNTP 1 〜NTP4 のベースは制御信号
CTLの入力ラインに接続されている。
【0072】このように、プリチャージ用nMOSトラ
ンジスタNTP1 〜NTP4 を設けることにより、上述
した第1の実施例の効果に加えて、以下に示すような効
果が得られる。すなわち、プリチャージ用nMOSトラ
ンジスタがない場合、たとえばノードND4 の電圧は0
Vからスタートすることになるが、このときクロック信
号φ が0VでキャパシタTC4 に入力されると、ノード
ND4 はたたき下げられて負電圧に下がるが、プリチャ
ージ用nMOSトランジスタNTP4 を設けることによ
りこれを防止することができる。また、プリチャージが
行われない場合には、キャパシタTC4 のゲート電圧、
すわなちノードND4 の電圧V4 はしきい値電圧Vth
越えないことから、キャパシタTC4 の容量全部が容量
として見えないという、マイナス作用があるが、プリチ
ャージ用nMOSトランジスタNTP4 を設けることに
よりこれを防止することができる。
【0073】また、図9は、実際に本発明に係る昇圧回
路と従来の昇圧回路を用いて昇圧段数と昇圧電圧との結
果を求めたシミュレーション結果を示す図である。図9
において、横軸が昇圧段数を、縦軸が昇圧電圧をそれぞ
れ表し、また、上段が正の昇圧回路を用いたときのシミ
ュレーション結果を示し、下段が負の昇圧回路を用いた
ときのシミュレーション結果を示している。図中、
「○」印で示す曲線が本発明品によるシミュレーション
結果を示し、「△」および「×」印で示す曲線が二つの
従来品1および従来品2のシミュレーション結果を示し
ている。
【0074】具体的な回路としては、正の昇圧回路の本
発明品としては図8に示す回路を用い、従来品1として
は図14の回路を用い、従来品2としては図10の回路
構成にプリチャージ機能を付加した回路を用いた。ま
た、負の昇圧回路の本発明品としては図7に示す回路構
成にプリチャージ機能を付加した回路を用い、従来品1
としては図14の回路構成にpMOSトランジスタを適
用して構成した回路を用い、従来品2としては図13の
回路にプリチャージ機能を付加した回路を用いた。
【0075】図9からわかるように、本発明品は、従来
品1,2に比べて、少ない段数で高い電圧まで昇圧でき
る。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バックバイアス効果を抑止することができる。したがっ
て、少ない段数で高電圧に昇圧できる。また、ゲート電
圧の最大値は出力電圧+0.8V程度と従来の出力電圧
+2〜3Vより低くでき、ゲート耐圧設定上有利であ
る。ゲートポンピング用キャパシタが不要であることか
ら、回路面積および消費電力の増大を防止できる。さら
に、クロック信号は2相でよいことから周波数を上げる
ことができ、クロック発生回路の複雑化を防止できるこ
とはもとより、電流能力に優れ、また、低電圧電源方向
に動作範囲が広いなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る昇圧回路の第1の実施例を示す回
路図である。
【図2】本発明に係るウェル・イン・ウェル構造を説明
するための図で、(a)は簡略断面図、(b)は(a)
の構成を回路記号を用いて示す図である。
【図3】図1の回路の要部をウェル・イン・ウェル構造
を採用して構成した一例を示す簡略断面図である。
【図4】本発明に係る昇圧回路の基本動作を説明するた
めの図である。
【図5】本発明に係る昇圧回路(正の昇圧回路)の第2
の実施例を示す回路図である。
【図6】本発明に係る昇圧回路(負の昇圧回路)の第3
の実施例を示す回路図である。
【図7】本発明に係る昇圧回路(負の昇圧回路)の第4
の実施例を示す回路図である。
【図8】本発明に係る昇圧回路(正の昇圧回路)の第5
の実施例を示す回路図である。
【図9】図1の回路(本発明品)と従来回路(従来品
1、従来品2)とのシミュレーション結果を示す図であ
る。
【図10】従来の正の昇圧回路の一例を示す回路図であ
る。
【図11】クロック信号の波形例を示す図である。
【図12】図11の昇圧回路の動作を説明するための波
形図である。
【図13】従来の負の昇圧回路の一例を示す回路図であ
る。
【図14】従来の正の昇圧回路の他例を示す回路図であ
る。
【図15】図14の昇圧回路に用いられる4相クロック
信号の波形例を示す図である。
【符号の説明】
CC…電源電圧 NT0W〜NT4W…電荷運搬用nMOSトランジスタ NTB0W〜NTB4W…電圧伝達用nMOSトランジスタ C1 〜C4 ,TC1 〜TC4 …ポンピング用キャパシタ φ,φ …クロック信号 NTP1 〜NTP4 …プリチャージ用nMOSトランジ
スタ 1…p形半導体基板 2…nウェル 3…pウェル 4…nウェル2内に形成されたn+ 拡散層 5,6,6a,6b…pウェル3内に形成されたn+
散層 7…pウェル3内に形成されたp+ 拡散層 8,8a,8b…ゲート電極

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇圧用素子に接続され相補的に昇圧され
    る第1のノードと第2のノードとを作動的に接続する第
    1のトランジスタと、 第2のノードと上記第1のトランジスタの基板ウェルと
    を作動的に接続する第2のトランジスタとを有し、 上記第1のノードが上記第1のトランジスタのゲートお
    よび上記第2のトランジスタのゲートに接続され、上記
    第1のトランジスタの基板ウェルと第2のトランジスタ
    の基板ウェルとが接続されていることを特徴とする昇圧
    回路。
  2. 【請求項2】 昇圧用素子に接続され相補的に昇圧され
    る第1のノードと第2のノードとを作動的に接続する第
    1のトランジスタと、 上記第1のノードと上記第1のトランジスタの基板ウェ
    ルとを作動的に接続する第2のトランジスタとを有し、 上記第1のノードが上記第1のトランジスタのゲートに
    接続され、上記第2のノードが上記第2のトランジスタ
    のゲートに接続され、上記第1のトランジスタの基板ウ
    ェルと第2のトランジスタの基板ウェルとが接続されて
    いることを特徴とする昇圧回路。
  3. 【請求項3】 所定電位にバイアスされた第1の導電形
    半導体領域からなる第1の基板ウェルと、 第1の基板ウェル中に形成された第2の導電形半導体領
    域からなる第2の基板ウェルと、 第2の基板ウェル内に形成された少なくとも三つの第1
    の導電形素子側拡散層からなる第1、第2、第3および
    第4の素子側拡散層と、 第2の基板ウェル内に形成された第2の導電形素子側拡
    散層からなる第5の素子側拡散層と、 上記第1および第2の素子側拡散層間上に形成された第
    1のゲート電極と、 上記第3および第4の素子側拡散層間上に形成された第
    2のゲート電極とを有し、 上記第1の素子側拡散層が上記第1および第2のゲート
    電極に接続され、上記第2の素子側拡散層が上記第3の
    素子側拡散層に接続され、上記第4の素子側拡散層が上
    記第5の素子側拡散層に接続されていることを特徴とす
    る昇圧回路。
  4. 【請求項4】 所定電位にバイアスされた第1の導電形
    半導体領域からなる第1の基板ウェルと、 第1の基板ウェル中に形成された第2の導電形半導体領
    域からなる第2の基板ウェルと、 第2の基板ウェル内に形成された少なくとも三つの第1
    の導電形素子側拡散層からなる第1、第2、第3および
    第4の素子側拡散層と、 第2の基板ウェル内に形成された第2の導電形素子側拡
    散層からなる第5の素子側拡散層と、 上記第1および第2の素子側拡散層間上に形成された第
    1のゲート電極と、 上記第3および第4の素子側拡散層間上に形成された第
    2のゲート電極とを有し、 上記第1の素子側拡散層が上記第3の素子側拡散層およ
    び第1のゲート電極に接続され、上記第2の素子側拡散
    層が上記第2のゲート電極に接続され、上記第4の素子
    側拡散層が上記第5の素子側拡散層に接続されているこ
    とを特徴とする昇圧回路。
  5. 【請求項5】 上記第1の導電形はn形であり、上記第
    2の導電形はp形である請求項3または請求項4記載の
    昇圧回路。
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